JP2010247240A - マーキング治具 - Google Patents
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Abstract
【課題】複数の口径サイズのパイプの外周部に、管端から所定の位置に容易、かつ正確にマーキングを行うことができるマーキング治具を提供する。
【解決手段】マーキング治具1は、最大口径の管が挿入可能な外筒部21を有する第1の管挿入部2と、口径の異なる第2、…第nの管のみがそれぞれ挿入可能に設けられた第2、…第nの管挿入部3…とを備える。第2、…第nの管挿入部は、第1の管挿入部2に干渉するように設けられている。第2、…第nの管挿入部に挿入された管は、外筒部21の内面の第2、…第nの接触部に接触する。
【選択図】図1
【解決手段】マーキング治具1は、最大口径の管が挿入可能な外筒部21を有する第1の管挿入部2と、口径の異なる第2、…第nの管のみがそれぞれ挿入可能に設けられた第2、…第nの管挿入部3…とを備える。第2、…第nの管挿入部は、第1の管挿入部2に干渉するように設けられている。第2、…第nの管挿入部に挿入された管は、外筒部21の内面の第2、…第nの接触部に接触する。
【選択図】図1
Description
本発明は、例えば給水給湯配管を施工する際に、挿入確認などのためのマーキングを、管の端面から所定位置に施すために使用するマーキング治具に関する。
差込式管継手を使用して管を接続する場合には、所定の差込長さ分の管を、継手の受口に挿入することによって正常な接続が行われる。しかし、管の挿入が不十分であった場合には、十分な耐引き抜け強度が得られずに、管が継手から引き抜ける危険性がある。また、管と継手の間で十分なシール性が得られずに、接続部から流体が漏れ出す危険性もある。このため、管が継手受口に完全に挿入されていることを確認するために、施工前の管に、管端から所定距離の位置に予めマーキングをしておき、管を継手受口に挿入後に継手受口とマーキングの位置関係を目視確認することが行われている。
マーキングするための装置には種々のものが提案されている。例えば特許文献1(特開2001−289354号公報)には、管の端口に当接する管端当接部と、管端当接部が管の端口に当接した際に、管に沿って延設される本体部と、各径の管の接続代に対応するように管端当接部から所定の位置に、本体部に穿設される複数のマーキング孔と、各マーキング孔の近傍に付された各管の口径を示す表示部とを備える配管接続代マーキングスケール(以下、マーキングスケールという)が提案されている。このマーキングスケールによれば、管の管端(端口)に管端当接部を当接させ、口径に対応するマーキング孔からマジックなどにより管の外周面にマーキングが行われる。このマーキングスケールによれば、各口径に対応するように複数のマーキング孔が予め本体部に穿設されているので、作業者が口径ごとのマーキング位置を記憶したり、作業の度に調べたりする必要がなく、迅速かつ正確にマーキング作業を行うことができる。しかし、このマーキングスケールを使ったマーキング作業では、作業者が各口径に対応するマーキング孔を選択してマーキングを行うので、もし作業者が口径を誤認した場合には間違った位置にマーキングをしてしまうおそれがある。また、このマーキングスケールでは管の全周に亘って上手くマーキングをするには熟練を要するという問題がある。
引用文献1のマーキングスケールの問題を解決するものとして、例えば引用文献2(特開2007−152513号公報)には、パイプの端部を差込自在な円弧状凹溝群を有するパイプ受け部と、凹溝群に差し込まれたパイプの端面から所定の軸心方向位置の外周面にマーキングするためのの筆記具を取着する筆記具取付部とを備え、円弧状凹溝群は前記筆記具取付部よりに同一接点を有する偏心円群に対応して形成されているパイプ用マーキング治具が提案されている。このパイプ用マーキング治具によれば、円弧状凹溝群を形成する各円弧状溝は、挿入される各口径のパイプが一対一に対応するように設けられているので、もし作業者が各円弧状溝に対応しないパイプを誤って円弧状溝に差込もうとしても差込むことができない。したがって、作業者が口径を誤認してパイプの誤った位置にマーキングをしてしまうことが防止できる。また、パイプを対応する凹溝に挿入した状態で、パイプ用マーキング治具をパイプに対して回転させることで、パイプの全周に亘って容易にマーキングを行うことができる。
引用文献2に記載のパイプ用マーキング治具は、パイプをパイプ用マーキング治具の凹溝の底に突き当たるまで挿入し、治具をパイプに対して回転させてマーキングをするのであるが、共用溝の溝深さが最大口径の挿入深さでるために、口径の小さなパイプの場合は共用溝の底部には管端が突き当たらない。その結果、パイプマーキング治具とパイプ端部との接触が不安定になり、マーキング位置が不安定になる場合がある。また、パイプが凹溝に突き当たっているか確認する場合、すべての口径のパイプで同一の方向から目視確認され、見る角度によっては凹溝とパイプの接触を見誤ってしまう場合がある。
そこで、本発明は上記の問題点を解決するためになされたものであって、口径の異なる複数のパイプに対応し、さらに各口径のパイプに容易かつ正確にマーキングを施すことができるマーキング治具を提供することを目的とする。
本発明のマーキング治具は、複数n(nは3以上の自然数)の口径の管外周に、管端からの所定距離の位置にマーキングを施すマーキング治具であって、
最大口径の管(第1の管)が挿入可能に形成された外筒部と、前記第1の管が所定深さ挿入されたときに管端が突き当たる第1の底部とを有する有底筒状の第1の管挿入部と、
口径の異なる第2、…第nの管のみがそれぞれ挿入可能に設けられ、各管が挿入される所定深さ位置に、第2、…第nの底部を有する第2、…第nの管挿入部とを備え、
前記第2、…第nの管挿入部は、管が挿入されたときに、各管が前記外筒部の内面に接触する第2、…第nの接触部を含み、
前記第2、…第nの接触部が、前記外筒部の円周方向の異なる位置となるように配置されることを特徴とするものである。
最大口径の管(第1の管)が挿入可能に形成された外筒部と、前記第1の管が所定深さ挿入されたときに管端が突き当たる第1の底部とを有する有底筒状の第1の管挿入部と、
口径の異なる第2、…第nの管のみがそれぞれ挿入可能に設けられ、各管が挿入される所定深さ位置に、第2、…第nの底部を有する第2、…第nの管挿入部とを備え、
前記第2、…第nの管挿入部は、管が挿入されたときに、各管が前記外筒部の内面に接触する第2、…第nの接触部を含み、
前記第2、…第nの接触部が、前記外筒部の円周方向の異なる位置となるように配置されることを特徴とするものである。
また、本発明において、前記外筒部には、前記第1、第2、…第nの底部から所定の位置に、マーキング具を差し込む第1、第2、…第nのマーキング孔が設けられていることが望ましい。
また、本発明において、前記第1、第2、…第nの管挿入部は透明な材料で形成され、かつ前記外筒部には前記第1、第2、…第nの底部のそれぞれ同一平面と直交する位置に第1、第2、…第nの底部目印が形成されていることが望ましい。
本発明のマーキング治具によれば、第2、…第nの管挿入部を構成する第2、…第nの接触部が外筒部の円周方向の異なる位置となるように配置されているので、挿入された管が突き当たる部分を大きくとることができるので、マーキング作業のときに、すべての口径でパイプを安定して保持することができ、各口径のパイプに容易かつ正確にマーキングを施すことができる。
[第1の実施の形態]
本発明の1実施の形態に係るマーキング治具を図面に基づいて説明する。
図1は本発明のマーキング治具の1実施の形態を示す斜視図、図2は同正面図、図3(a)〜(d)は第1〜第4の管挿入部をそれぞれ抽出した断面図、図4は同側面図である。
本発明の1実施の形態に係るマーキング治具を図面に基づいて説明する。
図1は本発明のマーキング治具の1実施の形態を示す斜視図、図2は同正面図、図3(a)〜(d)は第1〜第4の管挿入部をそれぞれ抽出した断面図、図4は同側面図である。
マーキング治具1は、透明な熱可塑性樹脂(例えば、ポリエチレン系、ポリスチレン系、アクリル系樹脂)で射出成形等により成形された透明な成形体である。図1に示すように、マーキング治具1は一端から4種類の口径の管がそれぞれ挿入される管挿入部(第1の管挿入部2、第2の管挿入部3、第3の管挿入部4、第4の管挿入部5)が形成されている。本実施の形態において、各管の外径寸法(D)は、第1の管の外径(D1)>第2の管の外径(D2)>第3の管の外径(D3)>第4の管の外径(D4)の関係となっている。
(管挿入部)
(第1の管挿入部)
第1の管挿入部2は、一端から、最大口径の管(第1の管)を挿入可能に形成された外筒部21を有する有底筒状体である。第1の管挿入部2の横断面形状は、ほぼ第1の管の横断面と等しく、その軸心X1が外筒部21の軸心Xと一致するように形成されている。第1の管挿入部2は、第1の管が所定の長さ(L1)だけ挿入されるので、図3(a)に示すように、一端から深さL1の位置に、挿入された第1の管が突き当たる第1の底部22が形成されている。
(第2の管挿入部)
第2の管挿入部3は、その横断面形状がほぼ第2の管の横断面と等しい溝で、一端から、第2の管のみを挿入可能に形成されている。また、管が挿入されたときに、第1の管挿入部2を構成する外筒部21の内面に第2の管の外周が接する第2の接触部31を含む位置に設けられている。第2の管挿入部3は、第2の管が所定の長さ(L2)だけ挿入されるので、図3(b)に示すように、一端から深さL2の位置に、挿入された第2の管の端部が突き当たる第2の底部32が形成されている。第2の底部32は、第2の管挿入部3が第1の管挿入部2に干渉する部分を除いて形成されている。
(第3の管挿入部)
第3の管挿入部4は、その横断面形状がほぼ第3の管の横断面と等しい溝で、一端から、第3の管のみを挿入可能に形成されている。また、管が挿入されたときに、第1の管挿入部2を構成する外筒部21の内面に第3の管の外周が接する第3の接触部41を含む位置に設けられている。第3の接触部41は、外筒部21の内面上に、第2の接触部31とは異なる位置(第2の接触部31から軸心周りに時計方向に90度ずれた位置)に設けられている。第3の管挿入部4は、第3の管が所定の長さ(L3)だけ挿入されるので、図3(c)に示すように、一端から長さL3の位置に、挿入された第2の管の端部が突き当たる第3の底部42が形成されている。第3の底部42は、第3の管挿入部42が第1、第2の管挿入部2、3に干渉する部分を除いて形成されている。
(第4の管挿入部)
第4の管挿入部5は、その横断面形状がほぼ第4の管の横断面と等しい溝で、一端から、第4の管のみを挿入可能に形成されている。また、管が挿入されたときに、第1の管挿入部2を構成する外筒部21の内面に第4の管の外周が接する第4の接触部51を含む位置に設けられている。第4の接触部51は、外筒部21の内面上に、第2、第3の接触部31、41とは異なる位置(第3の接触部41から軸心周りに時計方向に90度ずれた位置)に設けられている。第4の管挿入部51は、第4の管が所定の深さ(L4)だけ挿入されるので、図3(d)に示すように、一端から長さL4の位置に、挿入された第4の管の端部が突き当たる第4の底部52が形成されている。第4の底部52は、第4の管挿入部5が第1、第2、第3の管挿入部2、3、4に干渉する部分を除いて形成されている。
(第1の管挿入部)
第1の管挿入部2は、一端から、最大口径の管(第1の管)を挿入可能に形成された外筒部21を有する有底筒状体である。第1の管挿入部2の横断面形状は、ほぼ第1の管の横断面と等しく、その軸心X1が外筒部21の軸心Xと一致するように形成されている。第1の管挿入部2は、第1の管が所定の長さ(L1)だけ挿入されるので、図3(a)に示すように、一端から深さL1の位置に、挿入された第1の管が突き当たる第1の底部22が形成されている。
(第2の管挿入部)
第2の管挿入部3は、その横断面形状がほぼ第2の管の横断面と等しい溝で、一端から、第2の管のみを挿入可能に形成されている。また、管が挿入されたときに、第1の管挿入部2を構成する外筒部21の内面に第2の管の外周が接する第2の接触部31を含む位置に設けられている。第2の管挿入部3は、第2の管が所定の長さ(L2)だけ挿入されるので、図3(b)に示すように、一端から深さL2の位置に、挿入された第2の管の端部が突き当たる第2の底部32が形成されている。第2の底部32は、第2の管挿入部3が第1の管挿入部2に干渉する部分を除いて形成されている。
(第3の管挿入部)
第3の管挿入部4は、その横断面形状がほぼ第3の管の横断面と等しい溝で、一端から、第3の管のみを挿入可能に形成されている。また、管が挿入されたときに、第1の管挿入部2を構成する外筒部21の内面に第3の管の外周が接する第3の接触部41を含む位置に設けられている。第3の接触部41は、外筒部21の内面上に、第2の接触部31とは異なる位置(第2の接触部31から軸心周りに時計方向に90度ずれた位置)に設けられている。第3の管挿入部4は、第3の管が所定の長さ(L3)だけ挿入されるので、図3(c)に示すように、一端から長さL3の位置に、挿入された第2の管の端部が突き当たる第3の底部42が形成されている。第3の底部42は、第3の管挿入部42が第1、第2の管挿入部2、3に干渉する部分を除いて形成されている。
(第4の管挿入部)
第4の管挿入部5は、その横断面形状がほぼ第4の管の横断面と等しい溝で、一端から、第4の管のみを挿入可能に形成されている。また、管が挿入されたときに、第1の管挿入部2を構成する外筒部21の内面に第4の管の外周が接する第4の接触部51を含む位置に設けられている。第4の接触部51は、外筒部21の内面上に、第2、第3の接触部31、41とは異なる位置(第3の接触部41から軸心周りに時計方向に90度ずれた位置)に設けられている。第4の管挿入部51は、第4の管が所定の深さ(L4)だけ挿入されるので、図3(d)に示すように、一端から長さL4の位置に、挿入された第4の管の端部が突き当たる第4の底部52が形成されている。第4の底部52は、第4の管挿入部5が第1、第2、第3の管挿入部2、3、4に干渉する部分を除いて形成されている。
(マーキング孔)
図2に示すように、マーキング治具1の管挿入側の端部には、断面が円弧状の第1〜第4のマーキング孔6A〜6Dが形成されている。各マーキング孔は、第2〜第4の管にそれぞれ対応するように、第2〜第4の接触部の延長線上に設けられている。なお、第1のマーキング孔6Aは外筒部21の端部上のどの部分に設けられていてもよいが、本実施の形態では第2のマーキング孔6Bから反時計方向に90度ずれた位置に設けられている。また、各マーキング孔の付近には、各マーキング孔がどの口径の管に対応するかを確認するための表示部7A〜Dが設けられている。
図2に示すように、マーキング治具1の管挿入側の端部には、断面が円弧状の第1〜第4のマーキング孔6A〜6Dが形成されている。各マーキング孔は、第2〜第4の管にそれぞれ対応するように、第2〜第4の接触部の延長線上に設けられている。なお、第1のマーキング孔6Aは外筒部21の端部上のどの部分に設けられていてもよいが、本実施の形態では第2のマーキング孔6Bから反時計方向に90度ずれた位置に設けられている。また、各マーキング孔の付近には、各マーキング孔がどの口径の管に対応するかを確認するための表示部7A〜Dが設けられている。
(底部目印)
図4に示すように、外筒部21の外周には第1〜第4の底部と同一平面と直交する位置に底部目印となる段部8A〜8Dが形成されている。図4の場合、第4の管挿入部側であるので、破線で示されている第4の底部52の同一平面と直行する位置に第4の底部目印となる段部8Dが形成され、またその段部には対応する管の口径が表示されている。図4では、呼び13Suに対応して『13』と表示されている。同様に、図1に示すように、第1、第2、第3の底部に対応する第1、第2、第3の段部も形成されている。これにより、マーキングの際に管が確実に所定の位置まで挿入されているかを、透明の外筒部21介して外部から目視により確認することができる。
図4に示すように、外筒部21の外周には第1〜第4の底部と同一平面と直交する位置に底部目印となる段部8A〜8Dが形成されている。図4の場合、第4の管挿入部側であるので、破線で示されている第4の底部52の同一平面と直行する位置に第4の底部目印となる段部8Dが形成され、またその段部には対応する管の口径が表示されている。図4では、呼び13Suに対応して『13』と表示されている。同様に、図1に示すように、第1、第2、第3の底部に対応する第1、第2、第3の段部も形成されている。これにより、マーキングの際に管が確実に所定の位置まで挿入されているかを、透明の外筒部21介して外部から目視により確認することができる。
次に、本発明のマーキング治具1を使ったマーキング作業について、第4の管挿入部に対応する管にマーキングを行う場合を例にあげて説明する。
まず、第4の管を管端が第4の底部52に突き当たるまで第4の管挿入部5に挿入する。このとき、管端が第4の端部52に突き当たっているかを、管端が段部8Dと同一平面上にあるかを目視により確認する。この状態で、第4のマーキング孔6Dをガイドとしてマジックなどのマーキング具を管の外周に押当て、管またはマーキング治具を回転させることにより、管端から所定距離の外周部にマーキングが施される。
まず、第4の管を管端が第4の底部52に突き当たるまで第4の管挿入部5に挿入する。このとき、管端が第4の端部52に突き当たっているかを、管端が段部8Dと同一平面上にあるかを目視により確認する。この状態で、第4のマーキング孔6Dをガイドとしてマジックなどのマーキング具を管の外周に押当て、管またはマーキング治具を回転させることにより、管端から所定距離の外周部にマーキングが施される。
[第2の実施の形態]
上述した第1の実施の形態では、第1〜第4の管が挿入される部分についてのみ空間が形成されるように、第1〜第4の管挿入部を形成したが、例えば図5、図6で示すような構造にすることもできる。図5は本発明の第2の実施の形態を示す正面図、図6は同斜視図である。
上述した第1の実施の形態では、第1〜第4の管が挿入される部分についてのみ空間が形成されるように、第1〜第4の管挿入部を形成したが、例えば図5、図6で示すような構造にすることもできる。図5は本発明の第2の実施の形態を示す正面図、図6は同斜視図である。
図5に示すマーキング治具1bは、挿入された管を保持するために必要最低限な部位をその本体に残している点が第1の実施の形態と相違するが、その他の部分については図1と同一符号を付してその説明を省略する。
マーキング治具1bには、挿入された管を保持する突起A、突起B、突起Cが形成されている。図5において斜線で示されている部分は、第4の底部52と同一平面上に形成された第5底部53である。突起A、突起B、突起Cはいずれもマーキング治具の挿入側端部に向かって第5底部53から突出するように設けられている。突起Aは第2の管の内径側を保持する保持部A1と、第3の管の内径側を保持する保持部A2、A3と、第4の管の外径側を保持する保持部A4とを有する。突起Bは第2の管の内径側を保持する保持部B1、B2、B3と、第3の管の外径側を保持する保持部B4と、第4の管の外径側を保持する保持部B5とを有する。突起Cは第2の管の外径側を保持する保持部C1と、第3の管の外径側を保持する保持部C2とを有する。
このマーキング治具は、管を保持するために最低限必要な突起A、突起B、突起Cを備え、不要な余肉部分を排除しているので治具を軽量化することができる。これにより、マーキング時の作業性を向上させることができる。
このマーキング治具は、管を保持するために最低限必要な突起A、突起B、突起Cを備え、不要な余肉部分を排除しているので治具を軽量化することができる。これにより、マーキング時の作業性を向上させることができる。
なお、本発明のマーキング治具は、発明の要旨を逸脱しない範囲内で変更することが可能で、上述の形態に限定されるものではない。例えば、透明でないマーキング治具とすることもできる。この場合、マーキング時の管端の確認のために、各底部と同一平面と直交する、外筒部の外周位置に、内外を貫通する確認窓を設ければよい。
1、1b:マーキング治具、2:第1の管挿入部、21:外筒部、22:第1の底部、3:第2の管挿入部、31:第2の接触部、32:第2の底部、4:第3の管挿入部、41:第3の接触部、42:第3の底部、5:第4の管挿入部、51:第4の接触部、52:第4の底部、53:第5の底部、6A〜6B:マーキング孔、7A〜7B:表示部、8A〜8B:段部
Claims (3)
- 複数n(nは3以上の自然数)の口径の管外周に、管端からの所定距離の位置にマーキングを施すマーキング治具であって、
最大口径の管(第1の管)が挿入可能に形成された外筒部と、前記第1の管が所定深さ挿入されたときに管端が突き当たる第1の底部とを有する有底筒状の第1の管挿入部と、
口径の異なる第2、…第nの管のみがそれぞれ挿入可能に設けられ、各管が挿入される所定深さ位置に、第2、…第nの底部を有する第2、…第nの管挿入部とを備え、
前記第2、…第nの管挿入部は、管が挿入されたときに、各管が前記外筒部の内面に接触する第2、…第nの接触部を含み、
前記第2、…第nの接触部が、前記外筒部上の円周方向の異なる位置となるように配置されることを特徴とするマーキング治具。 - 前記外筒部には、前記第1、第2、…第nの底部から所定の位置に、マーキング具を差し込む第1、第2、…第nのマーキング孔が設けられている請求項1に記載のマーキング治具。
- 前記第1、第2、…第nの管挿入部は透明な材料で形成され、かつ前記第1の管挿入部の外周部には前記第1、第2、…第nの底部のそれぞれ同一平面と直交する位置に第1、第2、…第nの底部目印が形成されている請求項1又は2に記載のマーキング治具。
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2009096512A JP2010247240A (ja) | 2009-04-10 | 2009-04-10 | マーキング治具 |
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Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2013059613A (ja) * | 2011-08-19 | 2013-04-04 | Akihiko Kariya | 保温材付接続管の保温材切断器及び目印器 |
KR101461395B1 (ko) | 2014-06-18 | 2014-11-13 | (주)우신엔지니어링 | 접착제에 의한 파이프 연결시 파이프의 삽입깊이를 확인하기 위한 보조기구 |
KR20220080748A (ko) * | 2020-12-05 | 2022-06-15 | 공남식 | 파이프 연결용 마킹장치 |
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- 2009-04-10 JP JP2009096512A patent/JP2010247240A/ja active Pending
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