JP2010246864A - 食事用フォーク - Google Patents

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Abstract

【課題】効率的かつより美味しく食事を楽しむことができる、カスタマイズ性に富んだ食事用フォークを提供する。
【解決手段】複数の切っ先21を設けた先端部20と、先端部20の基端部に連接する把持部30とを有する食事用フォーク10において、先端部20が連接された把持部30の他端側に、少なくとも一つの平坦面41が形成されている端版部40を有する食事用フォーク10を構成する。また、平坦面41の周縁部の所定領域に略刃状の切り刃部が形成されており、平坦面41の先端部分42がテーパ状に加工されている食事用フォーク10を構成する。
【選択図】図1

Description

本発明は、複数の機能を備えた食事用フォークに関するものであり、特に、食パンなどにバターやマーガリン、ジャム等を塗布するいわゆるバターナイフ、又はシチューやカレー等に入った柔らかめの肉類や魚介類、野菜等を適切にカットできるように工夫した食事用フォークに関するものである。
従来、洋式の食事をとる場合、主に、サラダやハム、ソーセージ、ベーコン、ポテトなどを食べるために用いるフォークと、スープを飲んだりコーヒーを撹拌するためのスプーン、及びバターやマーガリン、ジャム等をパンに均一に塗るためのいわゆるバターナイフが用いられ、それぞれ固有の明確な機能を備えた食事用具と位置づけられる。
これらのなかで食事を通して多用されるのは、当然のことながらフォークとスプーンであり、相応の大きさのものでなくても(幾分小さなものであっても)本来の機能をそれほど損なうことなく利用することができる。また、スプーンがなくてもフォークで代用できる場合も多々あり、同様にフォークがなくてもスプーンで代用できる場合も多い。ゆえに、例えばホテルのビュッフェ等においてフォークやスプーンがウェイターにより誤って下げられたとしても、それほど困ることはない。
一方、バターナイフについては、フォーク、スプーン又は箸に比べて汎用性に著しく乏しく、代用の利きづらい食事用具であるといえる。また、ホテルでの食事に付加されるバターやマーガリン、ジャム等は、その利便性の良さや衛生管理上の観点から、例えば食パン1枚用に分量が区分けされたパッケージ式になっているが、そのパッケージは小さく、おおぶりなフォークやスプーンでそれらをすくい取り塗布するのはかなり困難であり、他の食事用具で代用できるとは言い難い。ゆえに誤ってバターナイフを下げられてしまうと、再び準備する必要があり、効率的な食事の妨げとなる場合がある。
先行技術について調査したところ、食事用フォ−クやスプーンにナイフの用途を兼ねさせる技術に関しては、少なくとも片側に刃部を有し刃部に沿ってバター等をすくうための楕円面状の匙部を設けたナイフスプーン(実案文献1)、把手部の先端部に一対のフォーク状摘部の各フォークが交差せしめるように設けたバターナイフ(実案文献2)、一定な幅と長さの扁平板状用具の主体部分の後端部をそのまま把手とし、同じく前端部にフォークとなる櫛目と、スプーンとなる凹曲面とを並列設置するとともに、長手側縁部をナイフとなるテーパ面に形成した簡易飲食用具(実案文献3)、柄の一端に両弧状端縁を有する浅い椀状ヘッドを連設しそのヘッドの少なくとも一方の弧状側端縁部分を弦月状に切除してその弧状側端縁と連続する弦部を形成したナイフ兼用スプーン(実案文献4)、細長くて平らな主体部の先端に凹溝を一側寄りに形成して幅広の突き刺し部と幅狭の突き刺し部とを形成し、この幅広の突き刺し部側の側縁に刃を形成し、前記主体部の基部に握持柄を幅狭の突き刺し部側に少しずらして斜め上方に突設した飲食用フォーク(実案文献5)などが提案されている。
実案文献1
実用新案登録第3122319号公報
実案文献2
実開昭58−041276号公報
実案文献3
実開昭57−133369号公報
実案文献4
実開昭53−154785号公報
実案文献5
実開昭51−112782号公報
しかしながら、いずれもフォーク又はスプーンの機能を有する一端側にバターナイフの機能を併設する構造となっており、使用後に付着物が残っていると料理とその付着物が混ざりあったり、一つの機能しか用いない場合であっても一方向のみからしかその機能を利用できず、食事用具の使い勝手が固定的になるとった不都合や問題点がある。
そこで本発明は、食事用具フォークの多端側にバターナイフ機能を設けることにより、効率的に食事することがでるのみならず、上述した問題点を解決でき、かつ食事をより美味しく楽しむことができ、かつカスタマイズ性に富んだ食事用フォークを提供するものである。
上述した課題を解決するために、本発明は、複数の切っ先を設けた先端部と、前記先端部の基端部に連接する把持部とを有する食事用フォークにおいて、前記先端部が連接された把持部の他端側に、少なくとも一つの平坦面が形成されている端版部を有する構成とするものである。
また本発明は、前記平坦面の周縁部の所定領域に略刃状の切り刃部が形成されており、前記平坦面の先端部分がテーパ状に切断されている構成とするものである。
本発明によれば、通常のフォーク用として先端部を使用する。バターナイフが必要なときは、先端部が連接された把持部に対する他端側に少なくとも一つの平坦面が形成されている端版部を使用する。端板部にはテーパ加工と切り刃部が形成されており、端板部のナイフとしての機能性を保持している。
さらに本発明は、前記把持部に前記端板部を収容可能な収容スペースが設けられており、前記把持部と端版部とを着脱可能とする連結手段と、前記連結手段に、前記把持部に対する前記端板部の平坦面の相対角度を所定の角度に固定する固定手段とを有する構成とするものである。
本発明によれば、連結手段により前記把持部と前記端板部とが着脱され、固定手段によって前記端板部の平坦面と先端部の複数の切っ先が形成する形成面との相対的位置関係が多様に位置決めされる。
本発明は、以上説明した構成を有しているので、フォークとバターナイフとを持ち替えながら食事する必要が無く、またそれらを使用する際にわざわざ探す必要も無いため、効率的かつ快適に食事をすることができる。
また、バターナイフの機能をフォークに集約させた先行技術や従来品に対しては、バターやジャムとフォークを利用して食する料理とが混ざり合いその料理本来の味覚を損ねる不都合がないため、料理本来の美味しさを楽しむことができる。
さらに、フォークに対するバターナイフの相対位置やバター塗布面の角度を自在に変えることができるため、自らの利用態様に合致した食事用具で食事を楽しむことができ、より快適な食事を行うことができる。またバターナイフをフォーク本体内部に収容することができるため、フォークの他端側を気にすることなく、さらに快適かつより清潔な食事を行うことができる。
本発明の第一の実施の形態の食事用フォークを示す斜視図である。 図1に示す食事用フォークの正面図と側面図である。 図1に示す食事用フォークのうちフォーク部分を用いて実際に食事する状態を示した立体図である。 図1に示す食事用フォークのうちバターナイフ部分を使用する状態を示した立体図である。 本発明の第二の実施の形態の食事用フォークを示す斜視図である。 図5に示す食事用フォークにおいて、ナイフ部が収容される前の状態を示した側面図及びナイフ部が収容された後の状態を示した側面図であり、一部断面図を含む図である。 図5に示す食事用フォークにおいて、ナイフ部が把持部の内部に収容された状態を示す立体図である。
第一の実施の形態
本発明の第一の実施の形態について、図1から図4を参照して説明する。
図1は本発明の食事用フォークを示す斜視図であり、図2は図1に示す食事用フォークの正面図と側面図であり、図3は図1に示す食事用フォークのうちフォーク部分を用いて実際に食事する状態を示した立体図であり、図4は図1に示す食事用フォークのうちバターナイフ部分を使用する状態を示した立体図である。
本実施の形態における食事用フォーク10は、先端部としてのフォーク部20に複数の切っ先21が設けられており、フォーク部20の基端部と、食事用フォーク10の使用時に使用者によって把持される把持部30とが連接されている。一方、把持部30の他端側には端板部としてのナイフ部40がフォーク部20と同様に連接されており、ナイフ部40には、図4に示すバター100やジャム等をパッケージ110からすくいだし食パン103に塗る際に用いられる平坦面41が形成されている。平坦面41はナイフ部40の少なくとも一面に形成すればよいが、本実施の形態においては、図2の側面図に示すとおり、ナイフ部40の両面に形成する構成としている。これは、ナイフ部40を使用するとき、使用者がもっとも使い勝手のよい平坦面41で塗布することができる構成としたためである。
ナイフ部40の先端部分42には、料理に含まれる肉や野菜等を必要に応じて手早くカットできるよう切り刃部(図示しない)が形成されている。さらに先端部分42は、図2の正面図に示すとおり、バター100が簡単に掬いだせるよう、また肉や野菜等がよりスムーズにカットできるように、平坦面41をテーパ状に所定角度をもって切り取られている。
図3に示すように、オムレツ101を食べるときはフォーク部20を用いる。付属のサラダ102を食べるときも同様である。なお、オムレツ101を適切な大きさにカットしようとするときは、食事用フォーク10を反転させてナイフ部40をオムレツ101側に向けカットナイフとして使用すればよい。
一方、食パン103にバター100を塗布するときは、図4に示すようにバターナイフとして使用すればよい。具体的には、ナイフ部40を用いてバター100をパッケージ110内からすくいだし、食パン103に塗布すればよい。なお近年、バターやマーガリン、各種ジャムについては、食パン1枚程度の分量を所定のパッケージに密封した状態で配置されている場合が多い。これらのパッケージは思いのほか小さく、ナイフ部40がそれらのパッケージよりも小さく良好に対応できる大きさでなければ、他の食事用品で簡単に代用する訳にはなかなかいかない。このため、ナイフ部40の大きさの決定は十分留意する必要がある。
第二の実施の形態
本発明の第二の実施の形態について、図5から図7を参照して説明する。
図5は本発明の食事用フォークの他の実施形態を示す斜視図であり、図6は図5に示す食事用フォークの正面図と側面図(一部断面図を含む)であり、図7はナイフ部が把持部の内部に収容された状態を示す立体図である。
第二の実施の形態における食事用フォーク50は、把持部30の内部に中空スペース31を有しており、ナイフ部60が中空スペース31内に収容される構成となっている。
ナイフ部60は、中空スペース31の内面を図5に示す矢印▲1▼の方向に自在にスライド可能であり、フォーク部20を上方に向けて食事用フォーク10を立てたときは中空スペース31からナイフ部60が表出し、逆にフォーク部20を下側に向けたときはナイフ部60が中空スペース31に収容されるように、ナイフ部60と中空スペース31との接触面積の大きさ及び両面間の摩擦抵抗が定められている。なお通常は、ナイフ部60を真下に向けない限りナイフ部60が把持部30から突出することはない。
平坦面61の幅については中空スペース31の内径に基づいて決定される。
本実施の形態においては、把持部30を中空構造とし中空スペース31を設けているが、ナイフ部60を中空構造とし把持部30の全部又は一部を収容する構成としてもよい。
さらにナイフ部60と把持部30とを所望の位置関係をもって係止できる係止手段としてのネジ止め機構を設ける構成とすれば、把持部30の長さが自在に変更できることとなり、使用者にとってもっとも使い勝手のよい位置を自在に選択することができる食事用フォーク50を提供することが可能となる。
また、把持部30とナイフ部60を着脱可能に構成すれば、コンパクトな収納が可能となり、さらに仕様の異なる様々なナイフ部60を把持部30に連結することができるため、用途の多様化が期待できる。加えて、把持部30とナイフ部60の連結に際して平坦面61の相対角度を所望の角度に変更可能な構成とすれば、フォーク部20の複数の切っ先21が形成する形成面と平坦面61との関係を好みに応じて変更することができるので、カスタマイズ性がより一層向上する。
本発明の食事用フォークは、従来の食事用フォークにはない特徴を織り込んだものであり、料理をより美味しく食することができ、また多様にカスタマイズできる構成としているので、利き手が右か左かに寄ることなく、個々の好みと癖を思いのままに反映できるこれからの食事用フォークを提案するものである。
10、50・・・食事用フォーク
20・・・フォーク部
21・・・切っ先
30・・・把持部
31・・・中空スペース
40、60・・・ナイフ部
41、61・・・平坦面
42・・・先端部分
100・・・バター
101・・・オムレツ
102・・・サラダ
103・・・食パン
110・・・パッケージ

Claims (7)

  1. 複数の切っ先を設けた先端部と、前記先端部の基端部に連接する把持部とを有する食事用フォークにおいて、前記先端部が連接された把持部の他端側に、少なくとも一つの平坦面が形成されている端板部を有する食事用フォーク。
  2. 前記平坦面の所定領域の周縁に略刃状の切り刃部が形成されている、請求項1記載の食事用フォーク。
  3. 前記端版部の先端部分が前記平坦面を切り取るようにテーパ状に切断されている、請求項1又は2に記載の食事用フォーク。
  4. 前記把持部には、前記端版部を収容可能な中空スペースが設けられている、請求項1から請求項3に記載の食事用フォーク。
  5. 前記把持部は、前記端板部を前記中空スペース内の所定の位置に係止可能な係止手段を有する、請求項4記載の食事用フォーク。
  6. 前記把持部及び端版部は、互いに着脱可能な連結手段を有する、請求項1から請求項5に記載の食事用フォーク。
  7. 前記連結手段は、前記把持部に対する前記端板部の平坦面の相対角度を所定の角度に固定する固定手段を有する、請求項1から請求項6に記載の食事用フォーク。
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