JP2010246779A - 医用画像処理装置及びその制御方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】 OCTから得られる網膜の断層像と視野計から得られる視機能の情報を統合し、効果的な緑内障性に関する情報を提供する。
【解決手段】 眼底カメラ画像上に視野計測結果を対応付ける(S420)。OCT断層像から被検眼の網膜層における神経線維層の厚みを表す層厚の分布を、視野計測結果が対応付けられた眼底カメラ画像上にレジストレーションする(S440)。その後、眼底カメラ画像上にレジストレーションされた層厚の分布及び視野計測結果に基づいて、被検眼の緑内障性を表す情報を提示する(S470)。
【選択図】 図4

Description

本発明は、医用画像処理装置及びその制御方法に関する。
近年、診断に用いられるモダリティ数の増加に伴い、複数モダリティからの情報を総合的に判断して診断が行われるようになっている。例えば眼科においては、以前から使われてきた眼底カメラや視野計に加えて、光干渉断層計(OCT;Optical Coherence Tomography)が臨床現場に導入され、網膜の断層像という新たな知見を与えている。
このようにモダリティ数が増加するに従い、各モダリティが提供する情報の関係を明確化する必要が生じている。例えば特許文献1では、視野計からの視野異常データと眼底カメラ画像から得られる視神経乳頭周囲の異常や視神経繊維欠損を、神経線維の走行に基づき定義された眼底座標を用いて一覧提示している。さらに特許文献2では、眼底カメラ画像上で視野測定の箇所を指定できる視野計が提案されており、該視野計を用いれば、眼底カメラ画像で異常と思われる箇所の視野感度を得ることができる。
特開平7-136122号公報 特開2000-262472号公報
しかしながら特許文献1、2では眼底カメラ画像と視野計から得られる異常情報を一覧提示しているが、OCTとの関連については言及されていない。また緑内障においては、まず構造異常が検出され、その後、視野計より得られる機能異常が検出されるという関係が知られている。構造異常は眼底カメラ画像上の所見からも検出できるが、OCTは早期の層厚の変化や3次元の構造変化をより的確に捉えることができる。このようなOCT所見を、視野計や眼底カメラ画像所見と関連付けた診断支援は行われていない。
本発明は、上記の課題に鑑みてなされたものであり、OCTから得られる網膜の断層像と視野計から得られる視機能の情報を統合し、効果的な緑内障性に関する情報を提供することを目的とする。
本発明の一側面によれば、光干渉断層計により得られた被検眼のOCT断層像、眼底カメラにより得られた眼底カメラ画像、視野計により得られた視野計測結果を取得する取得手段と、前記眼底カメラ画像上に前記視野計測結果を対応付ける対応付け手段と、前記OCT断層像から、前記被検眼の網膜層における神経線維層の厚みを表す層厚の分布を検出する検出手段と、前記層厚の分布を、前記視野計測結果が対応付けられた前記眼底カメラ画像上にレジストレーションするレジストレーション手段と、前記眼底カメラ画像上にレジストレーションされた前記層厚の分布及び前記視野計測結果に基づいて、被検眼の緑内障性を表す情報を提示する提示手段とを有することを特徴とする医用画像処理装置が提供される。
本発明によれば、OCTから得られる網膜の断層像と視野計から得られる視機能の情報を統合し、効果的な緑内障性に関する情報を提供することができる。
第1実施形態に係る情報処理装置の機能構成を示す図。 第1実施形態に係る診断支援装置の機能構成を示す図。 第1実施形態に係る医用画像処理装置の構成を示す図。 第1実施形態に係る情報処理装置の処理手順を示すフローチャート。 網膜の層構造を説明する図。 第1実施形態に係る眼底カメラ画像、視野計測結果、OCT投影像をレジストレーションした状態を説明する図。 第1実施形態に係る視野感度の測定点以外での値を計算する場合の位置関係を示した図。 第1実施形態に係る統合解析部の機能構成の詳細を示す図。 第1実施形態に係る統合解析処理手順を示すフローチャート。 第1実施形態に係る緑内障性の層厚と視野感度の関係をグラフ化した図。 第1実施形態に係る層厚と視野感度の関係をグラフ化した場合に、該グラフを領域分割して配色を決める状態を説明する図。 第1実施形態に係る層厚と視野感度の関係をグラフ化した場合に、該グラフを極座標表示によって配色を決める状態を説明する図。 第1実施形態に係る診断支援装置の処理手順を示すフローチャート。 第1実施形態に係る統合情報提示処理を示すフローチャート。 第1実施形態に係る眼底カメラ上に緑内障性パターンを考慮して配色した結果を示す図。 第2実施形態に係る診断支援装置の機能構成を示す図。 第2実施形態に係る診断支援装置の処理手順を示すフローチャート。 第2実施形態に係る視野・眼底対応処理を示すフローチャート。 第2実施形態に係る視野・眼底・OCT対応処理を示すフローチャート。 実施形態の機能を実現するコンピュータの構成例を示す図。
以下、図面を参照して本発明の好適な実施形態について詳細に説明する。なお、本発明は以下の実施形態に限定されるものではなく、本発明の実施に有利な具体例を示すにすぎない。また、以下の実施形態の中で説明されている特徴の組み合わせの全てが本発明の課題解決手段として必須のものであるとは限らない。
(第1実施形態)
図3に示すように、本実施形態における医用画像処理装置は、例えば情報処理装置10及び診断支援装置15を含む。情報処理装置10及び診断支援装置15は、ローカル・エリア・ネットワーク(LAN)30を介して、被検眼情報取得装置20及びデータサーバ40と接続されている。これらの機器との接続は、例えばイーサネット(登録商標)、USB、IEEE1394等のインターフェイスを介して行われる。また、インターネット等の外部ネットワークを介して接続される構成であってもよい。データサーバ40には、緑内障症例を集めた症例データベース41が含まれている。症例データベース41には、初期緑内障から後期緑内障まで進行度の異なる緑内障の症例が格納されている。
被検眼情報取得装置20は、眼底カメラや光干渉断層計(OCT)、視野計の計測データを取得する装置群の総称である。被検眼情報取得装置20は、不図示の操作者による操作に応じて、不図示の被検眼の撮影や視野感度の測定を行い、得られた画像その他の情報を診断支援装置15やデータサーバ40へと送信する。
本実施形態における情報処理は、実際の診断に先立って行われる前処理段階と、その結果を用いた診断支援処理から構成される。図1は、本実施形態の前処理段階に係る情報処理装置10の機能構成を示す図である。被検眼情報取得部110は、被検眼の検査結果を取得し、入力結果取得部120は不図示の操作者からの入力を取得する。レジストレーション部160は被検眼の検査結果間の関連付け処理を行い、視野・OCT対応付け部170は、レジストレーション部160での関連付け結果に基づいて視野感度と層厚の対応付けを行う。統合解析部180は視野・OCT対応付け部170で関連付けされた結果に基づいて、緑内障性であるか否かを判断する基準を設定する。記憶部130は被検眼情報部110から得られた検査結果や入力結果取得部120から得られた入力、レジストレーション部160及び統合解析部170で求められた解析結果を保存する。表示部140は記憶部130に保存された内容を、不図示のモニタ等に表示し、結果出力部150は記憶部130に保存された内容を、データサーバへ40と送信する。
図2は、診断支援処理に係る診断支援装置15の機能構成を示す図である。図1の情報処理装置10の機能構成に対して、情報処理結果取得部215が付加され、統合解析部180が統合情報提示部に置き換えられている。情報処理結果取得部215は、情報処理装置における処理の結果を取得する。統合情報提示部280は、被検眼情報取得部110により入力された症例に対して、診断支援となる提示情報を設定する。
次に、図4のフローチャートを参照して、情報処理装置10を緑内障の診断支援システムに適用した際の、情報処理装置10が実行する前処理段階での具体的な処理手順を説明する。被検眼情報取得部110は、データサーバ40内の症例データベース41より、同一被験者の眼底カメラ画像、視野計測結果、OCT画像を取得する(S410)。そして、取得した情報を記憶部130へと送信する。
レジストレーション部160は、記憶部130から視野計測結果と眼底カメラ画像を取得する。ここで視野計測とは、被験眼に示された大きさや輝度、位置の異なる輝点に対する被験者の応答を計測するものをいう。例えば、静的視野計であるHumphrey視野計やOCTopus視野計、動的視野計であるGoldmann視野計などが知られている。初期緑内障における視野異常の検出には、静的視野計による検査が有効とされ、さまざまな緑内障検査用のプログラムも用意されているが、視野計の種類や測定プログラムはここで示す例に限定されるものではない。
まずは眼底カメラ画像から、視神経乳頭部と、黄斑部を検出する。眼底カメラ画像内で視神経乳頭を検出する手法としては、例えば血管を用いた手法が知られている。網膜内に広がる血管網が、視神経乳頭部に収束する特徴を用いて乳頭位置を検出する。また黄斑部の検出に関しては、中心窩をピークとして周辺部に比べて輝度が小さくなる特徴と用いて検出する手法が知られている。
次に、得られた視野計測結果の測定点を眼底カメラ画像上の位置に関連付ける(S420)。具体的には、視野計測の中心となる固視中心を黄斑の中心である中心窩に対応付け、盲点位置を視神経乳頭に対応付けて、眼底カメラ画像と視野計測結果の位置の尺度を合わせる。上記眼底カメラ画像から検出された黄斑部と視神経乳頭部の位置と、視野計測結果から得られる固視中心及び盲点位置とをそれぞれ対応させ、眼底カメラ画像と視野計測結果の位置の尺度を合わせることで、眼底カメラ画像上に、視野計測結果を対応付ける。求められたこれらの結果に記憶部130に格納される。
次に、レジストレーション部160はOCT画像処理を行う(S430)。具体的には、レジストレーション部160は、記憶部130からOCT断層像を取得し、該断層像に対して網膜層の抽出を行う。
図5に、黄斑周辺の網膜層構造の模式図を示す。ここでは内境界膜3、神経線維層境界4、及び網膜色素上皮層境界5を断層像から検出し、神経線維層の厚みT1、及び網膜層全体の厚みT2を求める。ただし、着目する層についてはこの2種類に限定されるものではない。
以下、層の境界検出を行う具体的な処理の方法を説明する。ここでは、処理対象である3次元断層像を2次元断層像(B・scan像)の集合と考え、夫々の2次元断層像に対して以下の2次元画像処理を実行する。まず、注目する2次元断層像に平滑化フィルタ処理を行い、ノイズ成分を除去する。そして、断層像からエッジ成分を検出し、その連結性に基づいて何本かの線分を層境界の候補として抽出する。そして、これらの候補の中から、一番上の線分を内境界膜3として選択する。また、内境界膜3の直下にある線分を、神経線維層境界4として選択する。さらに、一番下の線分を、網膜色素上皮層境界5として選択する。
さらに、これらの線分を初期値として、Snakeやレベルセット法等の動的輪郭法を適用することで、検出精度の向上を図ってもよい。また、グラフカットのような手法を用いて層の境界を検出してもよい。なお、動的輪郭法やグラフカットを用いた境界検出は、3次元断層像を対象として3次元的に行ってもよいし、処理対象である3次元断層像を2次元断層像の集合と考え、夫々の2次元断層像に対して2次元的に適用してもよい。なお、層の境界を検出する方法はこれらに限定されるものではなく、眼部の断層像から層の境界を検出可能な方法であれば、いずれの方法を用いてもよい。
レジストレーション部160は、さらに、検出した層の境界に基づいて、神経線維層の厚みと、網膜層全体の厚みを定量化する。まず、xy平面上の各座標点において、神経線維層境界4と内境界膜3とのz座標の差を求めることで、神経線維層の厚みT1を計算する。同様に、網膜色素上皮層境界5と内境界膜3とのz座標の差を求めることで、網膜層全体の厚みのT2を計算する。
以下では、緑内障性変化をより端的に示す神経線維層の厚さを用いて処理を進める。よって層厚という場合には、神経線維層の厚さを意味することとする。しかし網膜は複数の層構造をなすことが知られており、本提案における層厚の表示は、神経繊維層に限定されるものではない。
レジストレーション部160は、さらに、内境界膜3を利用して中心窩の座標を検出する。具体的には、検出した内境界膜3のz座標が断層像の中心付近において最大となる点を中心窩とする。そして、S430において求められたこれらの結果を記憶部130へと出力する。
レジストレーション部160は、S420で対応付けられた視野計測結果と眼底カメラ画像に、S430でOCT断層像より求められた神経線維層の層厚の分布をレジストレーションする(S440)。
OCTの3次元断層像に対して、それをxy平面上に、対応するzの各座標のピクセル値を積算した画像を作成する。このようにして作成された2次元画像を、OCT投影像とよび、該OCT投影像を眼底カメラ画像上にレジストレーションする。
OCT投影像を眼底カメラ画像にレジストレーションする手法としては、双方の画像から血管を抽出し、血管同士の位置合わせを行うことで2種類の画像をレジストレーションする手法が知られている。さらに、S420で検出された眼底カメラ画像の黄斑部と、S430によって検出されたOCTの黄斑部の位置も合うようにレジストレーションを行う。そして、S440で求められたこれらの結果を記憶部130へと出力する。
このようにしてOCT投影像を眼底カメラ画像上にレジストレーションすることにより、眼底カメラ画像上に対応付けられた視野感度情報と、OCT投影像上に対応付けられた神経線維層の層厚情報を対応付けることができる。
視野・OCT対応付け部170は、OCT層厚の正常例の平均分布値を用いて、S440でレジストレーションされたOCT画像の層厚を正規化する(S450)。
また正常例の平均分布値とは、複数の正常症例のOCT断層像を重ね合わせ、各位置で平均することにより得られる層厚分布のことである。ここではS440でレジストレーションされたOCT画像の層厚に対して、各位置での層厚を、正常例の平均値を1として正規化する。但し、黄斑中心部の中心窩部分では、神経線維層はほとんど厚さがなくなるので、中心窩は除外して正規化を行う。
次に、OCT・視野対応付け部170は、正規化された層厚と、対応する領域にS440において関連付けられた視野計測結果を対応付ける。ここで領域とは、OCT撮像範囲でかつ視野計測が行われている範囲を分割して得られるもので、最小では各ピクセルとなる。
図6に、OCTで黄斑周辺を撮像した撮像領域と、眼底カメラ画像と、視野計測結果とがレジストレーションされた結果の一例を示す。またOCT撮像領域内を領域分割した例も示す。ここでは黄斑部のOCT撮像領域を11x11に分割した例を示していて、各領域における平均の層厚と視野感度を計算してグラフに示す。
ここで領域分割を行う際に、神経線維の走行が、黄斑部と視神経乳頭部を結ぶ線に対し上下で交わらずに走行している特性を利用する。具体的には、黄斑中央部と視神経乳頭部を結ぶ直線を考え、その直線と平行になるようにX軸、垂直となるようにY軸を考え、その中心を黄斑中央部の中心窩におく座標系を設定する。領域分割も、該X軸、Y軸に沿って行う。
またここで層厚の平均は、S430によってOCTより求められた層厚分布の各領域内の平均値であり、視野感度の平均値は、視野感度の計測点の値から、以下のように計算する。
ある点(x、y)における視野感度f(x、y)の値とは、視野計測が行われた周囲の点(x1、y1)、(x1、y2)、(x2、y1)、(x2、y2)の値を用いて式1のように計算する。各点の位置関係を図7に示す。
ここで視野感度の計測点は、図7における領域分割の格子点と一致するものではない。このように求められた各点における視野感度の値を、領域内で平均することで各領域における視野感度を求める。そして、領域ごとに、神経線維層の厚さと視野感度を対応付け、記憶部130に保存する。
OCT・視野対応付け部170は、症例データベース41の症例に残りがあるかどうかを判断する(S460)。残りがある場合には、S410に戻って上記処理を繰り返す。症例データベース41内の症例すべてに対して上記処理を行ったときは、S470の処理に進む。
S470において、統合解析部180は、S450で対応付けされた層厚変化と視野感度の変化をもとに、緑内障的であるか否かを判断する基準を生成する。
図8に示すように、統合解析部180は、グラフ作成部182、セル分割部184、配色決定部186で構成される。このような構成において、グラフ作成部182は視野・OCT対応付け部170で設定された分割領域の層厚と視野感度の値との関係を表すグラフを作成し、セル分割部184に出力する。セル分割部184では、グラフ作成部182で作成されたグラフ領域を、層厚の値、及び視野感度の値に応じて複数のセルに分割し、配色決定部186に出力する。配色決定部186では、セル分割部184で分割されたセルごとに、表示の際に用いる色を設定する。
次に、図9のフローチャートを参照して、S470における処理の詳細を説明する。統合解析部180は、S450で設定された分割領域の一つを選択する(S910)。そして、S450において対応付けられた、症例データベース41内のすべての症例に対する、該領域における層厚と視野感度の値を記憶部130より取得する。
グラフ作成部182は、S910で取得された層厚及び視野感度の値を、層厚を横軸に、視野感度を縦軸としてグラフ化する(S920)。ここで作成されたグラフの例を図10に示す。
セル分割部184は、S920で作成されたグラフ領域を、層厚の値及び視野感度の値に応じて分割する(S930)。これは該選択された領域に関して、視野感度の低下が軽微で、層厚によって変化を捉えるべき症例と、視野の変化が顕在化し、視野感度によって変化を捉えるべき症例に分離することを目的としている。ここでは、視野感度に関しては、5dbの感度低下ごとに分割し、層厚に関しては層厚変化が10%減少するごとに分割する。但し、分割の仕方は上記の方法に限定されるものではない。
分割の値や範囲は用いる視野計やその提示情報、OCT画像処理におけるセグメンテーションの範囲等にも依存するため、それらに応じて決める必要がある。また層厚の変化と視野感度の低下の関係は領域によって異なり、特に黄斑に近い箇所では同等の視野感度低下に必要となる層厚の減退が大きくなることが知られている。よってここでのセル分割の仕方は選択する領域によって異なる。
配色設定部186は、S930において分割されたセルごとに、表示の際に用いる色を設定する(S940)。配色の仕方としては、進行の度合いが進むごとに濃い色となるように設定する場合などが考えられる。
図11にS930によるセル分割とS940による配色設定を行った場合の概略図を示す。ここでは、層厚、視野感度ともにグレースケールで示す方法を採用する。但し、層厚はグレースケール、視野感度はカラーグラデーションを用いることも可能である。その場合は視野感度の低下が現れている領域を明示することができる。
また配色設定部186は、S930で行われたセル分割に応じて、緑内障性から逸脱する層厚と視野感度を示す領域を設定する。具体的には、図11において黒で塗りつぶして示したように、層厚があるにもかかわらず、視野感度が低下する場合が該当する。これは単純に測定のばらつきである可能性もあるが、同時に緑内障とは異なる疾患の兆候を示す場合も考えられる。このように、緑内障性から逸脱すると判断できるセルを設定し、他のセルと明確に区別できるような配色を該セルに対して設定する。
この他にも、緑内障の進行度を示すと同時に、緑内障性から逸脱しているか否かを明示できる配色設定の仕方はいろいろ考えることができる。例えば、層厚の90%点と視野感度低下-30db点を原点とした極座標表示の場合を図12に示す。ここで、角度θは層厚90%点を示す縦軸からの角度を示し、動径Rは原点からの距離を示す。層厚及び視野感度の尺度を、計測点の分布がR=1を中心に分布するように調節することで、緑内障の進行度を角度θで、緑内障性からの逸脱度を動径Rの1からの逸脱度で示すことができる。
例えばθによって色相を変え、Rによって明度を変える場合を考える。緑内障が進行すると青から赤へ変化し、緑内障性から逸脱すると明るい色彩から黒に変化するように表示するとして、HSV色相系を用いて以下のように配色を設定する。
色相=240+240θ/π (式2)
明度=256−256|Rー1| (式3)
このような配色を設定することで、緑内障の進行度及び逸脱度をともに連続的に明示することが可能になる。
統合解析部180は、S450において設定された分割領域の中で、すべての領域がS910によって選択されたか否かを判定する(S950)。まだ選択されていない領域が存在すればS910に戻り、すべての領域が選択されている場合には、S470の統合解析処理を終了する。
統合解析部180は、上記解析結果を記憶部130に保存するとともに、結果出力部150を通じて、データサーバ40に保存する(S480)。
次に、図13のフローチャートを参照して、診断支援装置15を緑内障の診断支援システムに適用した際の、診断支援処理の具体的な処理手順を説明する。
入力結果取得部120は、患者IDなど被検眼を同定する情報を外部から取得する(S1310)。そして、被検眼情報取得部110は、この被検眼を同定する情報に基づいて、該患者IDに対応する眼底カメラ画像、視野計測結果、OCT画像を被検眼情報取得装置20から取得する。そして、取得した情報を記憶部130へと送信する。
レジストレーション部160は、S1310で取得した眼底カメラ画像、視野計測結果、OCT画像をS410・S440と同様の手法を用いてレジストレーションする(S1320・S1340)。そして、S440で求められたこれらの結果を記憶部130へと送信する。
情報処理結果取得部215は、S480でデータサーバ40に保存された、症例データベースの症例に関して統合解析された、視野感度と層厚の領域ごとの対応付け情報を取得する(S1350)。そして、取得した情報を記憶部130へと送信する。
視野・OCT対応付け部170は、S1240でレジストレーションされた眼底カメラ画像、視野計測結果、OCT画像を用いて、視野感度と神経線維層の層厚との対応付けを行う(S1360)。ここではS450と同様の手法が用いられる。
統合情報提示部280は統合情報提示処理を行う(S1370)。ここで、統合情報提示部280は、S1250で求められた被検眼に対する視野・層厚の関連付け結果を、S1260において取得された統合解析結果と比較する。
ここで、図14のフローチャートを参照して、S1370における統合情報処理の詳細を説明する。統合情報提示部280は、S1350で設定された分割領域の一つを選択する(S1410)。そして、S480で統合解析された、該領域における層厚と視野感度の値に対して作成されたグラフ及び配色設定を、記憶部130より取得する。
統合情報提示部280は、S1360で求められた被検眼の、該領域における層厚と視野の関係を記憶部130より取得する。S1410において取得された、該領域に対するグラフ及び配色設定と比較を行い、該層厚と視野の関係に対して設定されている配色を取得する(S1420)。そして、S1420で求められたこれらの結果を記憶部130へと送信する。
統合情報提示部280は、S450で設定された分割領域の中で、すべての領域がS1410によって選択されたか否かを判定する(S1430)。まだ選択されていない領域が存在すればS1410に戻り、すべての領域が選択された場合には、S1440へ進む。
S1440では、統合情報提示部280は、S1420において決定された各領域に対する配色に従って領域を塗りつぶした画像を表示部140へ出力する。ここでS1420において配色が決められていない場合(例えば視野感度の低下が5dbよりも小さい場合や層厚の減退が80%よりも小さい場合)、その領域は眼底カメラの画像を提示する。このとき示される画像の例を図15に示す。
また統合情報提示部280は、上記各領域に対する配色が、S940で緑内障性ではないとされる領域に対応する場合に、緑内障性ではない領域があるというアラートを表示部140へ出力する。
S1380において、統合情報提示部280は、S1370により得られた結果を記憶部130に保存する。
以上の実施形態によれば、OCT画像より得られる神経線維層の層厚と、視野計により得られる視野感度の値を、眼底カメラ画像とともに関連付けることができる。そして層厚の変化と視野感度の変化が、緑内障性のパターンに沿う場合にはその進行度合いが色の変化で示され、緑内障性のパターンからはずれる場合には、アラートが提示される。これにより、利用者となる医師が診断を行う際に、異なるモダリティから得られた情報の対応関係が明確化されると同時に、緑内障性のパターンとの関連も明示することができる。
(第2実施形態)
第2実施形態は、第1実施形態の内容をOCTの撮像装置に応用した場合である。眼底撮影及び視野計測がされている被検眼に対してOCTの撮像を行う場合に、OCT撮像後に神経線維層の層厚と視野感度の関係を明示する。これにより、操作者が、再撮像が必要な領域が存在するかを判断することができる。
図16は、本実施形態に係る診断支援装置15の機能構成を示す図である。図2に示した第1実施形態の診断支援装置に対して、レジストレーション部1660、視野・OCT対応付け部1670、統合情報提示部1680の内容が変更されている。また本実施形態において、被検眼情報取得部110で取得する計測結果は、眼底カメラ画像と視野計測結果はすでに撮像され、保存された結果を取得するが、OCT断層像は操作者の要求に応じて被検眼情報取得装置20より取得する。
次に、図17のフローチャートを参照して、本実施形態の診断支援装置による、OCTの撮像に際して緑内障の診断支援を行う具体的な処理手順を説明する。
レジストレーション部1660は、すでに撮像されている眼底カメラ画像及びすでに計測されている視野計測結果を取得し、眼底カメラ画像上に視野計測結果を対応付ける(S1710)。そしてOCT撮像装置において連続的に撮像されている走査レーザー検眼鏡(scanning laser ophthalmoscope:SLO)画像とも対応付けを行うことにより、SLO上に視野感度のデータを提示する。
レジストレーション部1660は、被検眼情報取得装置20において撮像されたOCT画像を取得し、該OCT画像に対して画像処理を行い神経線維層の厚みを取得する。そして視野・OCT対応付け部1670は、上記取得された層厚と、S1710で取得された視野感度との対応付けを行う(S1720)。
さらに統合情報提示部1680は、対応付けされた層厚と視野感度の関係を、情報処理結果取得部215より取得された症例データベースに基づく解析結果と比較して、緑内障性を明示する配色で表示部140に提示する。この提示は被検眼情報取得部110において連続的に撮像されているSLO画像にも対応付けされ、SLO上に提示される。
入力結果取得部120は、操作者によって入力される入力結果を取得し、S1720で行われた処理結果を保存するか否かを判断する(S1730)。保存する場合には、S1740において、記憶部130に保存される。保存しない場合には、S1750に進む。
S1750において、入力結果取得部120は、操作者によって入力される入力結果を取得し、処理を終了するか否かを判断する。終了する場合には、記憶部130に保存されている結果を、結果出力部150を通じてデータサーバ40に保存すると共に、すべての処理を終了する。終了しない場合には、S1720に戻る。
次に、S1710の具体的内容に関して、図18のフローチャートを参照して詳細に説明する。入力結果取得部120は、患者IDなど被検眼を同定する情報を外部から取得する(S1810)。そして、被検眼情報取得部110は、この被検眼を同定する情報に基づいて、該患者IDに対応する眼底カメラ画像、視野計測結果をデータサーバ40から取得する。そして、取得した情報を記憶部130へと送信する。
レジストレーション部1660は、記憶部130から視野計測結果と眼底カメラ画像を取得する。そしてS1320と同様の手法を用いて眼底カメラ画像上に視野計測結果を対応付ける(S1820)。求められたこれらの結果は記憶部130に格納される。
被検眼情報取得部110は、被検眼情報取得装置20の断層像撮像装置に走査レーザー検眼鏡(scanning laser ophthalmoscope:SLO)画像の送信を要求し、送信されるSLO像を取得する(S1830)。そして、取得した情報を記憶部130へと送信する。
レジストレーション部1660は、記憶部130に保存されたSLO画像に、S1820で視野計測結果を対応付けられた眼底カメラ画像をレジストレーションする(S1840)。そして、SLO画像上に視野計測結果を提示した画像を、表示部140により表示する。
入力結果取得部120は、操作者によって入力される入力結果を取得し、処理を終了するか否かを判断する(S1850)。ここで終了するという入力がない場合には、終了しないと判断し、S1830に戻る。これよりS1710の処理は、被検眼情報取得装置20より連続的に送信されるSLO像上に、視野計測結果を提示する処理を、入力結果取得部120に終了の入力がなされるか、もしくはOCTの撮像指示が入力されるまで継続する。
次に、S1720の具体的内容に関して、図19のフローチャートを参照して詳細に説明する。情報処理結果取得部215は、S480においてデータサーバ40に保存された、症例データベースの症例に関して統合解析された、視野感度と層厚の領域ごとの対応付け情報を取得する(S1910)。そして、取得した情報を記憶部130へと送信する。
被検眼情報取得部110は、被検眼情報取得装置20にOCT画像の送信を要求し、OCT像を取得する(S1920)。そして取得した情報を記憶部130へと送信する。
レジストレーション部1660は、記憶部130からOCT断層像を取得し、該断層像に対してS1330と同様の手法を用いて神経線維層の抽出を行う(S1930)。レジストレーション部1660は、S1340と同様の手法を用いて、眼底カメラ画像、視野計測結果にS1920で取得されたOCT像のレジストレーションを行う(S1940)。
視野・OCT対応付け部1670は、S1940によってレジストレーションされた眼底カメラ画像、視野計測結果、OCT画像を用いて、視野感度と神経線維層の層厚との対応付けを行う(S1950)。ここではS450と同様の手法が用いられる。
統合情報提示部1680は統合情報提示処理を行う(S1960)。ここで統合情報提示部1680は、S1950において求められた被検眼に対する視野・層厚の関連付け結果を、S1910において取得された統合解析結果と比較する。ここではS1370と同様の手法を用いて、視野と層厚の関係が緑内障性であるか否かを明示する配色による情報提示や、緑内障性ではないと考えられる領域が含まれる場合のアラート提示が行われる。
被検眼情報取得部110は、被検眼情報取得装置20にSLO画像の送信を要求し、送信されるSLO像を取得する(S1970)。そして、取得した情報を記憶部130へと送信する。
レジストレーション部1660は、記憶部130に保存されたSLO画像に、S1960で求められた統合情報提示結果を、S1840と同様の手法を用いてレジストレーションする(S1980)。そして、これらの結果を記憶部130へと送信すると同時に、SLO画像上に層厚と視野感度の関係を示したS1980の結果を、表示部140を介して表示する。
入力結果取得部120は、操作者によって入力される入力結果を取得し、処理を終了するか否かを判断する(S1990)。ここでS1990は、S1850と同様、終了するという入力がない場合には、終了しないと判断し、S1970に戻る。これよりS1720の処理は、被検眼情報取得装置20より連続的に送信されるSLO像上に、層厚と視野感度の関係を示したS1980の結果を提示する処理を、入力結果取得部120に終了の入力がなされるか、もしくは結果保存の指示が入力されるまで継続する。
以上の実施形態によれば、OCTを撮像する際に、SLO上で視野に異常がある領域を確認しながらOCTの撮像領域を決定し、撮像することができる。さらに、OCTを撮像した結果から、視野感度の変化と層厚の変化の関係が、緑内障性のパターンに沿っているか否かを判断することができ、その結果をもとに、再度、領域を選択してOCTの撮像を行うことができる。
なお、上述の実施形態における情報処理装置10及び診断支援装置15の機能は、コンピュータ上でソフトウェアで実現可能である。
図20は、情報処理装置10及び診断支援装置15の各部の機能をソフトウェアで実現するためのコンピュータの基本構成を示す図である。CPU1001は、RAM1002やROM1003に格納されたプログラムやデータを用いてコンピュータ全体の制御を行う。また、情報処理装置10の各部に対応するソフトウェアの実行を制御して、各部の機能を実現する。
RAM1002は、外部記憶装置1004からロードされたプログラムやデータを一時的に記憶するエリアを備えると共に、CPU1001が各種の処理を行うために必要とするワークエリアを備える。記憶部130の機能はRAM1002によって実現される。
ROM1003は、一般にコンピュータのBIOSや設定データなどが格納されている。外部記憶装置1004は、ハードディスクドライブなどの大容量情報記憶装置として機能する装置であって、ここにオペレーティングシステムやCPU1001が実行するプログラム等を保存する。また本実施形態の説明において既知としている情報はここに保存されており、必要に応じてRAM1002にロードされる。
モニタ1005は、液晶ディスプレイなどにより構成されている。例えば、表示部140が出力する内容を表示することができる。キーボード1006、マウス1007は入力デバイスであり、操作者はこれらを用いて、各種の指示を情報処理装置10に与えることができる。被検眼情報取得部110や入力結果取得部120の機能は、これらの入力デバイスを介して実現される。
インターフェイス1008は、情報処理装置10と外部の機器との間で各種データのやりとりを行うためのものであり、IEEE1394やUSB、イーサネット(登録商標)ポート等によって構成される。インターフェイス1008を介して取得したデータは、RAM1002に取り込まれる。例えば結果出力部150の機能は、インターフェイス1008を介して実現される。上述した各構成要素は、バス1009によって相互に接続される。
以上、本発明の実施形態を詳述したが、本発明は、複数の機器から構成されるシステムに適用してもよいし、また、一つの機器からなる装置に適用してもよい。
なお、本発明は、前述した実施形態の各機能を実現するプログラムを、システム又は装置に直接又は遠隔から供給し、そのシステム又は装置に含まれるコンピュータがその供給されたプログラムコードを読み出して実行することによっても達成される。
したがって、本発明の機能・処理をコンピュータで実現するために、そのコンピュータにインストールされるプログラムコード自体も本発明を実現するものである。つまり、上記機能・処理を実現するためのコンピュータプログラム自体も本発明の一つである。

Claims (4)

  1. 光干渉断層計により得られた被検眼のOCT断層像、眼底カメラにより得られた眼底カメラ画像、視野計により得られた視野計測結果を取得する取得手段と、
    前記眼底カメラ画像上に前記視野計測結果を対応付ける対応付け手段と、
    前記OCT断層像から、前記被検眼の網膜層における神経線維層の厚みを表す層厚の分布を検出する検出手段と、
    前記層厚の分布を、前記視野計測結果が対応付けられた前記眼底カメラ画像上にレジストレーションするレジストレーション手段と、
    前記眼底カメラ画像上にレジストレーションされた前記層厚の分布及び前記視野計測結果に基づいて、被検眼の緑内障性を表す情報を提示する提示手段と、
    を有することを特徴とする医用画像処理装置。
  2. 前記提示手段は、
    前記層厚と前記視野計測結果との関係を表すグラフを作成するグラフ作成手段と、
    前記グラフ作成手段により作成されたグラフの領域を、前記層厚及び前記視野計測結果に応じて複数のセルに分割するセル分割手段と、
    前記セル分割手段により分割されたセルごとに表示に用いる色を設定する配色設定手段と、
    を含むことを特徴とする請求項1に記載の医用画像処理装置。
  3. 医用画像処理装置の制御方法であって、
    取得手段が、光干渉断層計により得られた被検眼のOCT断層像、眼底カメラにより得られた眼底カメラ画像、視野計により得られた視野計測結果を取得する取得ステップと、
    対応付手段が、前記眼底カメラ画像上に前記視野計測結果を対応付ける対応付けステップと、
    検出手段が、前記OCT断層像から、前記被検眼の網膜層における神経線維層の厚みを表す層厚の分布を検出する検出ステップと、
    レジストレーション手段が、前記層厚の分布を、前記視野計測結果が対応付けられた前記眼底カメラ画像上にレジストレーションするレジストレーションステップと、
    提示手段が、前記眼底カメラ画像上にレジストレーションされた前記層厚の分布及び前記視野計測結果に基づいて、被検眼の緑内障性を表す情報を提示する提示ステップと、
    を有することを特徴とする医用画像処理装置の制御方法。
  4. コンピュータを、請求項1又は2に記載の医用画像処理装置が有する各手段として機能させるためのプログラム。
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