JP2013119019A - 視機能評価装置及び視機能評価プログラム - Google Patents

視機能評価装置及び視機能評価プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】 眼底の酸素飽和度情報を有効活用しうる。
【解決手段】 酸素飽和度測定装置によって取得された被検者眼眼底の酸素飽和度分布データと視機能検査装置によって取得された被検者眼眼底の視機能検査データとを処理し、取得された酸素飽和度分布データと視機能検査データとを関連付ける演算制御手段を備える。さらに、演算制御手段は、取得された酸素飽和度分布データに基づいて被検者の視機能を解析し、解析された解析結果を出力手段に出力する。さらに、被検者眼の視機能を検査する視機能検査手段を有し、演算制御手段は、取得された酸素飽和度分布データに基づいて視機能検査手段を制御する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、被検者眼の視機能を評価する装置、及びプログラムに関する。
眼底撮影装置として、眼底カメラ、走査型レーザ検眼鏡(SLO)、光干渉断層計が知られている。視機能を評価する部位は、眼底撮影装置(特許文献1)によって取得された画像から特定される。医師は、眼底撮影を行った後、撮影画像を診断することにより、疾患部位を特定する。通常、特定された疾患部位を中心として視機能検査(視力検査、視野検査など)が行なわれる。そして、医師は、眼底撮影、視機能検査、を継続的に行い、疾患部位の進行状態を確認する。
眼底の酸素飽和度(血中のヘモグロビン量)を測定する装置が提案されている。酸素飽和度を測定する装置は、例えば、前述の走査型レーザ検眼鏡の光学構成がベースとなる。通常の単波長レーザの代わりに、キセノンランプ等の白色光源が配置され、白色光源の直後に波長可変フィルタが設けられる。波長選択フィルタは、500nm〜700nmの範囲で波長選択を行う。この波長帯域は、ヘモグロビンに対応する500〜650nmの波長領域のスペクトルを得るためである。
特開2009−219644号公報
従来では、視機能検査の経過観察によって疾患の進行状態が確認されているのが、一般的である。医師は、上記のような眼底撮影装置によって疾患部位を特定し、視機能を評価できるが、疾患部位が指定できるのみで、疾患の進行度までは評価できない。したがって、医師によって、疾患の進行度を患者に伝えるには、高度な経験が必要とされる。
疾患部位の視機能と今後の疾患進行度の定量評価は、眼底疾患の可視化において臨床的に重要になりうる。なぜなら、眼底治療は、非常に長期間(数年間、数十年)に亘る場合もあり、患者にとってかなりの負担を要するからである。また、眼底治療は、医師によっても、長い経験と技術が必要とされる。もちろん、失明などの重病を回避するにも重要である。
本発明は、眼底の酸素飽和度情報を有効活用しうる視機能評価装置、及びプログラムを提供することを技術課題とする。
上記課題を解決するために、本発明は以下のような構成を備えることを特徴とする。
(1)
酸素飽和度測定装置によって取得された被検者眼眼底の酸素飽和度分布データと視機能検査装置によって取得された被検者眼眼底の視機能検査データとを処理し、取得された酸素飽和度分布データと視機能検査データとを関連付ける演算制御手段を備える。
(2)
前記演算制御手段は、取得された酸素飽和度分布データに基づいて被検者の視機能を解析し、解析された解析結果を出力手段に出力する(1)の視機能評価装置。
(3)
被検者眼の視機能を検査する視機能検査手段を有し、
前記演算制御手段は、取得された酸素飽和度分布データに基づいて視機能検査手段を制御する(1)〜(2)のいずれかの視機能評価装置。
(4)
酸素飽和度分布における任意の位置を指定するための操作手段を有し、
演算制御手段は、操作手段によって指定された位置での酸素飽和度分布データを解析する(1)〜(3)のいずれかの視機能評価装置。
(5)
演算制御手段は、酸素飽和度分布データに基づく画像上に、飽和度が等しい領域を示す等高線を重畳表示する(1)〜(4)のいずれかの視機能評価装置。
(6)
演算制御手段は、酸素飽和度分布データと視機能検査データとを合成させた合成画像を出力する(1)〜(5)のいずれかの視機能評価装置。
(7)
視機能検査データは、視力検査、視野検査のいずれかを含むデータである(1)〜(6)のいずれかの視機能評価装置。
(8)
演算制御手段は、被検者眼眼底の酸素飽和度分布データに基づいて将来の視機能に関する時系列データを推定情報として作成し、作成された時系列データを出力する(1)〜(7)のいずれかの視機能評価装置。
(9)
演算制御手段は、被検者眼眼底の酸素飽和度分布データに基づいて将来の視機能に関する時系列データを推定情報として作成し、
前記時系列データは、所定の治療を施した場合の将来の視機能に関する時系列データ、及び所定の治療を施さない場合の将来の視機能に関する時系列データを含む(1)〜(8)のいずれかの視機能評価装置。
(10)
演算制御手段は、被検者眼眼底の酸素飽和度分布データに基づいて将来の視機能に関する時系列データを推定情報として作成する演算制御手段であって、
酸素飽和度分布データと視機能検査データとを時系列に関連付けることにより統合データを取得し、取得された統合データに基づいて将来の視機能に関する時系列データを作成する(1)〜(9)のいずれかの視機能評価装置。
(11)
演算制御手段は、統計的データに基づいて正規化されたデータにより酸素飽和度分布データを評価する(1)〜(10)のいずれかの視機能評価装置。
(12)
酸素飽和度測定装置によって取得された被検者眼眼底の酸素飽和度分布データと視機能検査装置によって取得された被検者眼眼底の視機能検査データとを処理し、取得された酸素飽和度分布データと視機能検査データとを関連付けるステップと、
酸素飽和度データに基づいて被検者の視機能を解析処理するステップと、
解析結果を出力装置に出力するステップと、
をコンピュータに実行させるための視機能評価プログラム。
本発明によれば、眼底の酸素飽和度情報を有効活用できる。
<概要>
本実施形態にかかる視機能評価装置は、ディスプレイ(モニタ)、操作部、演算制御部(CPU)、メモリ(記憶装置)、を有する。
演算制御部は、酸素飽和度測定装置によって取得された被検者眼眼底Efの酸素飽和度分布データと視機能検査装置によって取得された眼底Efの視機能検査データとを処理し、取得された酸素飽和度分布データと視機能検査データとを関連付ける。演算制御部は、取得された酸素飽和度データに基づいて被検者の視機能を解析する。
ディスプレイは、演算制御部によって制御され、解析結果を表示する。解析結果の表示形態としては、グラフィカルなマッピング画像、表、グラフ等種々の表示形態が考えられる。マッピング画像は、解析結果の視覚化として有利である。
酸素飽和度分布データとしては、眼底Efの酸素飽和度を示す画像データが考えられる。画像データは、眼底上における二次元的な酸素飽和量の分布データを持つ。酸素飽和度画像は、例えば、酸素含有量が多いほど、輝度が高く、酸素含有量が少ないほど、輝度が低く表示される。酸素飽和度分布データは、例えば、網膜中のヘモグロビン量の分布を示す。
本画像は、複数の波長を用いて眼底撮影を行い、眼底の各位置でのスペクトルを解析することにより酸素飽和度が算出される。眼底の酸素飽和度測定装置としては、眼底のスペクトルを測定可能な眼底カメラ、SLOなどが考えられる。
視機能検査データは、例えば、視力検査、視野検査等の検査結果である。これらの検査結果は、視野計、視力検査装置によって取得される。
本装置は、例えば、眼Eの視機能を検査する視機能検査装置を有し、演算制御部は、取得された酸素飽和度分布データに基づいて視機能検査手段を制御する。これにより、酸素飽和度分布と視機能検査の結果とが関連付けられる。
操作部での操作によって本画像上での任意の領域が指定されると、演算制御部は、指定された領域に関する解析結果を取得し、取得された解析結果を出力する。指定される関心領域としては、低蛍光部分、高蛍光部分、特徴的部位(例えば、乳頭近傍など)が考えられる。
操作部は、例えば、酸素飽和度画像上の任意の位置を指定するために用いられる。演算制御部は、操作部によって指定された位置(位置の集合として領域指定を含んでもよい)での酸素飽和度分布データを解析する。演算制御部は、ディスプレイを制御し、酸素飽和度分布データに基づく画像上に、飽和度が等しい領域を示す等高線を重畳表示する。これにより、注目部位に関する酸素飽和度分布を容易に把握できる。
ディスプレイは、演算制御部によって解析された解析結果を出力する。本装置は、例えば、眼底に関する酸素飽和度画像上において特定された領域での解析結果を出力する。
酸素飽和度に関する解析結果としては、例えば、飽和度の大小を段階的(例えば、5段階)に示した解析結果、隣接する領域間での飽和度の傾きを示した解析結果などのが含まれる。
画像上の指定箇所(画素位置)は、1箇所であってよいし、2つ以上の箇所であってもよい。また、指定領域の形状、サイズが任意に変更される構成であってもよい。
操作部としては、種々の入力インターフェースが用いられる。例えば、マウス、キーボード、タッチパネルが用いられると有利である。もちろん、専用のスイッチ部が設けられてもよい、
演算制御部は、例えば、酸素飽和度分布データと視機能検査データとを合成させた合成画像を作成し、作成された合成画像を統合解析結果として出力する。これにより、酸素飽和度分布と視機能検査の結果とが関連付けられ、定量的な評価が可能となる。
演算制御部は、例えば、眼底Efの酸素飽和度分布データに基づいて将来の視機能に関する時系列データを推定情報として作成する。演算制御部は、ディスプレイを制御し、取得された時系列データを出力する。出力形態としては、例えば、時系列グラフ、表、などが考えられる。これにより、検者及び被検者の負担が軽減される。
時系列データには、所定の治療を施した場合の将来の視機能に関する時系列データ、及び所定の治療を施さない場合の将来の視機能に関する時系列データが含まれると有利である。長期化が予想される眼疾患の治療効果の確認に有用である。
演算制御部は、例えば、酸素飽和度分布データと視機能検査データとを時系列に関連付けることにより統合データを取得し、取得された統合データに基づいて将来の視機能に関する時系列データを作成する。これにより、酸素飽和度と視機能検査データが時系列に関連付けされ、統合的な時系列データが取得される。
演算制御部は、統計的データに基づいて正規化されたデータ(例えば、酸素飽和度に関する正常眼データベース)により酸素飽和度分布データを評価する。
<実施例>
実施例に係る視機能評価装置について説明する。図1は本実施形態における視機能評価装置の構成について説明する概略構成図である。
視機能評価装置100は、CPU(演算制御部)70と、マウス(操作入力部)76と、メモリ(記憶部)72と、モニタ75、データ入力部104と、から構成され、各部はバス等を介してCPU70と電気的に接続されている。入力部104から、各種検査装置(例えば、酸素飽和度測定装置、眼底カメラ、SLO、光干渉断層計、視野計、視力検査装置)によって取得された検査データ及び画像データ、患者眼識別データ、等が入力される。
CPU70は、メモリ72に記憶されている視機能評価プログラム及び各種制御プログラムに基づいて各部の動作を制御する。この視機能評価プログラムをコンピュータ上で実行させることによって視機能評価装置100を使用することが可能となる。CPU70は、視機能評価プログラムにしたがってモニタ75の表示画面を制御する。なお、本実施形態に係る視機能評価プログラムには、撮影画像及び各種検査結果をモニタ75に表示する機能の他、酸素飽和度画像を用いた解析モード機能が設けられている。
なお、CPU70、マウス76、メモリ72、モニタ75として、市販のPC(パーソナルコンピュータ)が持つ演算処理部、入力部、記憶部、表示部を用い、市販のPCに視機能評価プログラムをインストールするようにしてもよい。
なお、視機能評価装置100には、被検者眼眼底の酸素飽和度を測定するための酸素飽和度測定装置200(図2参照)と、視機能検査装置300と、が接続されている。図1において、酸素飽和度測定装置(以下、測定装置)200は、測定光学系201と、制御部30と、視機能検査部と、を有し、被検眼の酸素飽和度を測定すると共に、視機能を検査する。本実施形態では、測定装置200は、走査型レーザ検眼鏡(SLO:Scanning laser ophthalmoscope)をベースとして構成されているが、これに限定されるものではなく、分光測定機能を持つ眼底カメラをベースとして構成されていてもよいし、他の装置(例えば、光干渉断層計(OCT:Optical coherence tomography))をベースとして構成されていてもよい。検査装置300は、視標呈示部301と、カメラ302と、を有する。
視標提示部301は、液晶ディスプレイ、プロジェクタ等によって構成される。視標呈示部301は、飽和度画像の取得に用いられる複数のレーザ光源を光源として用いるとともに、測定装置200の光スキャナを視標光の走査系として用いてもよい。
制御部30は、測定装置200の各部材を制御し、測定光学系201が持つ受光素子から出力される受光信号に基づいて眼底の酸素飽和度分布を取得する。制御部30は、視機能検査装置(以下、検査装置)300の各部材を制御し、被検眼の視機能を検査する。
視機能評価装置100と測定装置200(検査装置300)は、LAN等で接続されており、信号のやりとりがなされる。ここで、測定装置200(検査装置300)で取得されたデータは、データベースとしてのメモリ72に転送される。また、測定装置200の制御部30は、CPU70を介してマウス76から出力される操作信号に基づいて、測定光学系201の各部材を制御する。
本実施形態では、測定装置200と検査装置300は、同一筐体に配置された構成となっているが、別筐体に配置された構成であってもよい。また、評価装置100は、入力部104を介して測定装置200、検査装置300の結果を取得する構成でもよい。
<酸素飽和度測定装置>
図2は、本実施形態に係る酸素飽和度測定装置の光学系について説明する図である。光源ユニット(レーザ出射部)1は、赤外光源部1aと、可視光源部20と有し、複数の可視光の波長、及び赤外の波長を有する光を出射する。赤外光源部は、赤外域(波長790nm程度)の波長のレーザ光を発する。
可視光源部20は、可視域における複数の波長の光を発する。可視光源部20には、異なる波長のレーザ光源が複数設けられている。例えば、光源ユニット20には、出射波長が異なる5つの光源が設けられ、λ=510、540、584、594、600nmのレーザ光源が用いられる。
可視光源部20は、ヘモグロビンに特徴的な波長領域(500nm〜650nm)のスペクトルを得ることができる波長帯に設定されている。
可視光源部20に関して、白色光源が光源として用いられ、波長可変フィルタによって波長が選択される構成であってもよい。
また、光源ユニット1には、各光源から出射される光を光軸L1上にて同軸とする(合成する)ための光路合成部材として、ダイクロイックミラー23が配置されている。なお、これらのダイクロイックミラーは、ハーフミラーであってもよい。
なお、本実施形態では、レーザ光源(例えば、半導体レーザ光源)が用いられているが、指向性が高く輝度の高い光を発する光源であればよく、例えば、スーパールミネッセンスダイオード(SLD)光源を用いるようにしてもよい。
光源ユニット1から出射したレーザ光は、ダイクロイックミラー23を透過した後、穴開きミラー2の開口部を通り、レンズ3を介した後、ミラー4、ミラー5、凹面ミラー6にて反射し、ポリゴンミラー7に向かう。ポリゴンミラー7にて反射された光束は、凹面ミラー8、ガルバノミラー9、凹面ミラー10にて反射した後、被検眼眼底にて集光し、眼底を2次元的に(図示するXY軸方向に)走査する。ミラー4、ミラー5は、図1に示す矢印方向に移動され、視度補正ユニットとして用いられる。
ポリゴンミラー7及びガルバノミラー9は、2つの走査ミラーとして、光源ユニット1の各光源から出射した測定光を被検眼眼底上で走査する走査光学系(光スキャナ)として用いられる。ここで、なお、被検眼眼底上で測定光を走査する走査光学系としては、これに限るものではなく、音響光学光偏向素子(AOD)、電気光学光偏向素子(EOD)、ニポウディスクスキャナー、等を用いることが考えられる。
被検眼眼底に走査されたレーザ光の反射光は、前述した照射光学系を逆に辿り、穴開きミラー2にて反射し、下方に折り曲げられる。なお、被検眼の瞳位置と穴開きミラー2の開口部とは、レンズ3、凹面ミラー6,8,10により共役となっている。穴開きミラー2にて反射した反射光は、レンズ12を介してピンホール板13のピンホールに焦点を結ぶ。ピンホールにて焦点を結んだ反射光は、集光レンズ14を経て受光素子15に受光される。これらの光学部材により被検眼眼底に照射された測定光の反射光を受光素子にて受光する受光光学系が形成される。なお、ピンホール13は、眼底と共役な位置に配置されている。
制御部30は、ポリゴンミラー7及びガルバノミラー9を駆動制御することにより、被検眼の眼底上でレーザ光(赤外光、又は可視光)を二次元的に走査させる。制御部30は、受光素子15から出力される受光信号に基づいて眼底画像(赤外眼底画像、又は可視眼底画像)を得る。制御部30は、画像処理部を兼用する。
<酸素飽和度の測定>
酸素飽和度を測定する場合、制御部30は、可視光源部20から各波長の光を順次眼底に照射し、可視域における複数の波長の光による可視眼底画像を得る。例えば、λ=510、540、584、594、600nmのそれぞれの波長に対応する眼底画像が取得される。これにより、ヘモグロビンに特徴的な網膜の分光画像が取得される。
制御部30は、分光画像から、比較的太い動脈や静脈のなど酸素飽和度の差異が特徴的に現れると考えられる点をいくつかサンプリングする。次に、制御部30は、散乱特性によって各点の光路長は一定ではないため、等吸光点を一致させる補正を行なう。そして、制御部30は、複数の点(例えば、5点)の波長を変数としてスペクトルをPLS(Partial-Least Squares)で分析し、最も大きな分散を与える重み係数を決定する。得られた重み係数と対応する波長の画像から線形結合された画像が、酸素飽和度の分布となる。これにより、眼底の酸素飽和度の分布を示す酸素飽和度画像(以下、飽和度画像)が得られる。
図3は、酸素飽和度画像の実施例である。輝度が小さい部分(低蛍光部位)は、酸素飽和度が少なく、ヘモグロビン量が少ないことを示している。一方、輝度が大きい部分(高蛍光部位)は、酸素飽和度が大きく、ヘモグロビン量が多いことを示している。
<飽和度画像に対する解析>
取得された眼底の飽和度分布情報は、評価装置100のメモリ72に記憶される。評価装置100は、測定装置200によって取得された飽和度分布を解析する。図4は、飽和度画像上で指定された領域に関して等高線を表示する場合の図である。図4は、図3の画像の一部を拡大した図である。
検者は、マウス76を用いて、モニタ75の画面上のカーソルを移動させ、飽和度画像中の任意の位置を指定する。例えば、図4に示すように輝度が小さい低蛍光部位が指定される。CPU70は、指定された位置を中心とする所定領域における飽和度分布をメモリ72から取得し、飽和度分布において等しい飽和度からなる位置を結んだ等高線Tを求める。CPU70は、求められた等高線Tを飽和度画像上に重畳表示する。
また、モニタ75上において、表示された等高線Tの一部が選択されると、隣接する等高線間における飽和度分布の傾きが求められる。傾き情報は、数値として表示されても良いし、マッピング画像として等高線間に表示されるようにしてもよい。
上記のような表示形態によって、検者は、指定した領域に関する飽和度の分布状態を簡単に評価できる。等高線Tのような解析表示が飽和度画像上の注目領域に特定された状態で表示されるため、所望する部分での分布状態の確認が容易である。
なお、上記表示モードの領域指定において、CPU70は、マウス76からの操作信号に基づいて等高線Tの表示サイズを任意に変更する。これにより、検者は、グラフィカルに飽和状態を確認する領域を任意に変更できる。このため、検者の違い、注目部位のサイズの変化に対応できる。
また、マウス76の操作によりカーソルが飽和度画像上で移動されると、CPU70は、カーソルによって指定されて領域に関して等高線Tを表示する。すなわち、カーソルの移動に応じて等高線Tの表示領域を変更する。
CPU70は、飽和度画像を処理して正常か否かを判定するようにしてもよい。例えば、CPU70は、指定された位置を中心とする所定領域における飽和度分布をメモリ72から取得し、飽和度分布が正常か否かを判定する。CPU70は、求められた判定結果を飽和度画像上に重畳表示する。
CPU70は、眼底の酸素飽和度情報に関する正常眼データベースを用いて飽和度分布を評価するのが有利である。正常眼データベースは、正常眼に関する飽和度情報と異常眼に関する飽和度情報に関するデータベースである。例えば、正常眼データベースは、多数の被検者に関する酸素飽和度画像の取得、これらに対する統計的解析を経た正常眼と異常眼での酸素飽和度データの区分によって予め作成される。正常眼データベースは、メモリ72に記憶される。
CPU70は、飽和度分布の異常度をパラメータとして表示する。例として、正常眼に対する乖離度に応じて1〜5の5段階の数値が示される。1が正常眼であり、数が増える毎に異常度が大きくなる。
CPU70は、取得された被検眼の酸素飽和度画像と、正常眼の酸素飽和度画像との飽和度の差分をとった差分画像を表示するようにしてもよい。CPU70は、飽和度分布の各位置での飽和度と正常値と比較してもよい。CPU70は、飽和度分布内における代表値(例えば、平均値)と正常値とを比較してもよい。
<酸素飽和度画像に基づく視機能検査モード>
視機能検査モードでは、飽和度画像上の任意の位置が指定されると、指定された眼底上の位置に対して視機能検査が行なわれる。モニタの画面上の座標と、眼底上の指標投影位置が一致するように、その対応関係がメモリ72に記憶されている。
検者は、マウス76を用いて、モニタ75の画面上のカーソルを移動させ、飽和度画像中の任意の位置を指定する。これらの操作信号は、検査装置300に転送され、制御部30は、視標呈示部301を制御する。例えば、図4に示すように輝度が小さい低蛍光部位が指定される。制御部30は、指定された位置を中心とする眼底上の所定領域を視機能検査領域として設定する。
被検者の顔は、装置に固定され、被検者に対して視機能検査が行なわれる。制御部30は、視標呈示部301を制御して、設定された検査領域内において検査視標を投影する。投影された検査視標を被検眼が視認できたか否かは、被検者の応答信号によって確認され、投影された視標位置に応じた検査結果がメモリ72に記憶される。検査結果は、モニタ75に出力される。
例えば、制御部30は、視標呈示部301を制御して、眼底上の指定された位置に微小な光(例えば、数ミクロン単位)を視標として照射し、検者に視認された光のサイズと強度を評価する。また、制御部30は、視標呈示部301を制御して、眼底上の指定された位置に視力検査視標を投影し、視認できる視標のサイズによって視力を評価してもよい。
設定された検査領域内で視標が投影される数が複数である場合、検査領域内での視機能の状態を詳細に取得できるから有利である。これにより、眼底上での所定の検査領域において、視機能データに関する二次元分布が取得される。
酸素飽和度の大小に応じて検査視標の輝度レベルを調整するようにしてもよい。複数の検査領域が指定された場合、制御部は、指定された各領域の位置情報に基づいて視機能測定部を制御して、視機能検査を実行する。
所定領域に関する視機能検査の結果が取得されると、制御部30は、飽和度画像上に検査結果を重畳表示する。例えば、検査結果として、被検者が視認できた視標の強度が数値にて示される。もちろん、検査結果の表示形態は、これに限定されない。例えば、検査結果がカラーマップとして表示されてもよい。
酸素飽和度画像に基づく視機能検査によれば、酸素飽和度と視機能との関係を評価できるため、例えば、眼疾患部位の進行状態を確認するのに有利である。また、酸素飽和度画像は、眼底上におけるヘモグロビン量を定量的に示すと共に、眼底上での血管の走行状態を把握しうる画像であるから、眼底上のある部位と視機能との関係も同時に把握できる。
なお、検査装置300は、眼底に投影された視標に対する被検者の自覚的な応答結果を得るのに加え、酸素飽和度画像上で指定された領域に関する眼底断層像を得るための構成を設けるようにしてもよい。光干渉断層計(OCT;Optical coherence tomography)は、光干渉の原理を用いて眼底断層像を撮像する。制御部30は、OCTの光走査ユニットを制御し、指定された領域に関する断層像を得る。
この場合、モニタ75の画面上の座標と、眼底上での試料光の走査位置とが一致するように対応関係がメモリに記憶されている。取得された断層像をモニタ75に表示すると共に、CPU70は、その断層像を解析して解析結果を飽和度画像上に重畳表示すると有利である。なお、断層像に対する解析としては、例えば、眼底の各層における層厚分布を求めるような解析、層厚結果を正常眼と比較するような比較解析などが考えられる。
なお、表示形態としては、上記例に限定されない。例えば、制御部は、飽和度画像と視機能検査の結果をモニタ75上で並列表示、及び、又は切換表示する。
<酸素飽和度画像と視機能検査の結果の統合解析>
統合解析モードにおいて、CPU70は、眼底上の飽和度分布と、視機能検査の視機能分布とを統合して解析する。この場合、飽和度分布データにおいて、上記視機能検査の結果が取得された領域について統合解析が可能である。
図5は両データを統合したときの表示例を示す図である。例えば、CPU70は、両方のデータを持つ部分に関して、視機能検査で得られた値と酸素飽和度を加算平均(加重平均)し、合成した統合画像を表示する。
例えば、飽和度画像に輝度値に対して視機能検査での視標輝度が加えられた状態で表示される。例えば、飽和度画像のコントラストが0〜255階調の場合、飽和度画像のある画素での輝度値が100であって、その位置での視標輝度が50の場合、この平均を取った75階調にて表示される。さらに、視標のサイズによって統合画像の輝度値を調整するようにしてもよい。図5では、加算平均の合計値が複数段階に区分され、カラーマップとして表示されている。
なお、上記構成において、予め取得された検査結果と、酸素飽和度画像との対応関係が求められるようにしてもよい。例えば、視機能検査の場合、酸素飽和度画像として取得された眼底上の領域に関して予め視機能検査を行い、その検査結果を得ておく。取得された検査結果はメモリ72に記憶される。そして、CPU70は、飽和度画像上に指定された領域に関する検査結果をメモリから取得し、その検査結果を表示する。
なお、断層像撮影の場合、酸素飽和度画像として取得された眼底上の領域に関して予め断層像を取得しておく。その眼底上の領域を二次元的に走査する(例えば、ラスタースキャン)ことにより3次元断層像を得ておくのが有利である。
取得された断層像は、メモリ72に記憶される。そして、CPU70は、飽和度画像上に指定された領域に関する断層像をメモリ72から取得し、その断層像をモニタ上に表示する。また、断層像に対する解析結果をモニタ75上に表示する。
<眼底の酸素飽和度検査、視機能検査、眼底撮影結果を用いた経過観察シミュレーション>
図6は本実施形態に係る経過観察シミュレーションの流れを示すフローチャートである。まず、眼底の酸素飽和度検査によって取得された酸素飽和度画像、眼底撮影装置(眼底カメラ、SLO)によって取得された眼底画像、OCTによって取得された断層画像及び断層画像に基づく解析結果、視野計での検査結果、視力検査装置での検査結果、などの眼底に関する現状の検査結果が収集され、メモリに記憶される。
図7は酸素飽和度画像上で治療範囲を設定する場合の例である。これらの結果を用いて、検者は、投薬治療、PDT治療などによって眼底上の治療範囲を設定する。例えば、制御部は、モニタに表示された酸素飽和度画像上において設定された領域(ラインL参照)を治療範囲として設定する。
酸素飽和度画像を含む各眼底検査の結果を総合して治療範囲が設定されるのが好ましい。CPU70は、飽和度画像上で設定された領域に対応する、眼底画像の拡大画像、断層画像及び解析結果、視野計での検査結果、視力検査での結果の少なくともいずれかをモニタ75に出力する。この場合、飽和度画像と他の検査結果とは、眼底上の位置に関して予め対応付けが行なわれている。
図8は、酸素飽和度の時系列での変化を予測したグラフである。実線の第1部分は、実測値に基づくデータであり、点線の第2部分は、予測値に基づくデータである。このようなグラフは、多数の被検者に関して酸素飽和度の変化を経過観察し、所定の疾患眼(例えば、加齢黄斑変性症)に関する変化を収集することによって作成される。もちろん各種疾患眼(例えば、加齢黄斑変性症、緑内障)毎に飽和度の変化を収集することによって、疾患毎の変化を予測可能となる。
CPU70は、治療を施したときの酸素飽和度の変化を予測した第1の予測情報と、治療を施したときの酸素飽和度の変化を予測した第2の予測情報と、をモニタ上に表示する。図8のグラフにおいて、一点差線Aは、第1の予測情報に対応するラインであり、点線Bは、第2の予測情報に対応するラインである。
酸素飽和度は、視機能と一定の因果関係があり、網膜中における酸素飽和度が一定量を下回った場合、視機能が大きく低下し、ひいては、視細胞の死滅によって失明の可能性がある。そこで、このような酸素飽和度を用いたシミュレーションによれば、検者は、眼疾患に伴う視機能の変化について把握できる。また、検者は、視機能を維持するための投薬やPDTでの治療の有用性を確認できる。また、検者は、視機能の変化や治療の有用性について被検者に伝えることができる。
CPU70は、酸素飽和度の時系列な変化をプロットしたデータと、視機能検査結果の時系列な変化をプロットしたデータとを、モニタ75上に並列して表示するようにしてもよい。例えば、CPU70は、酸素飽和度測定に基づく結果と視機能検査に基づく結果とを同一グラフ上に表示する。
本実施形態における視機能評価装置の構成について説明する概略構成図である。 本実施形態に係る酸素飽和度測定装置の光学系について説明する図である。 酸素飽和度画像の実施例である。 飽和度画像上で指定された領域に関して等高線を表示する場合の図である。 酸素飽和度分布と視機能検査データを統合したときの表示例を示す図である。 本実施形態に係る経過観察シミュレーションの流れを示すフローチャートである。 酸素飽和度画像上で治療範囲を設定する場合の例である。 酸素飽和度の時系列での変化を予測したグラフの例である。
70 CPU(演算制御部)
72 メモリ
75 モニタ(表示手段)
76 マウス(操作入力部)
100 視機能評価装置
200 酸素飽和度測定装置
300 視機能検査装置

Claims (12)

  1. 酸素飽和度測定装置によって取得された被検者眼眼底の酸素飽和度分布データと視機能検査装置によって取得された被検者眼眼底の視機能検査データとを処理し、取得された酸素飽和度分布データと視機能検査データとを関連付ける演算制御手段を備えることを特徴とする視機能評価装置。
  2. 前記演算制御手段は、取得された酸素飽和度分布データに基づいて被検者の視機能を解析し、解析された解析結果を出力手段に出力する請求項1の視機能評価装置。
  3. 被検者眼の視機能を検査する視機能検査手段を有し、
    前記演算制御手段は、取得された酸素飽和度分布データに基づいて視機能検査手段を制御する請求項1〜2のいずれかの視機能評価装置。
  4. 酸素飽和度分布における任意の位置を指定するための操作手段を有し、
    演算制御手段は、操作手段によって指定された位置での酸素飽和度分布データを解析する請求項1〜3のいずれかの視機能評価装置。
  5. 演算制御手段は、酸素飽和度分布データに基づく画像上に、飽和度が等しい領域を示す等高線を重畳表示する請求項1〜4のいずれかの視機能評価装置。
  6. 演算制御手段は、酸素飽和度分布データと視機能検査データとを合成させた合成画像を出力する請求項1〜5のいずれかの視機能評価装置。
  7. 視機能検査データは、視力検査、視野検査のいずれかを含むデータである請求項1〜6のいずれかの視機能評価装置。
  8. 演算制御手段は、被検者眼眼底の酸素飽和度分布データに基づいて将来の視機能に関する時系列データを推定情報として作成し、作成された時系列データを出力する請求項1〜7のいずれかの視機能評価装置。
  9. 演算制御手段は、被検者眼眼底の酸素飽和度分布データに基づいて将来の視機能に関する時系列データを推定情報として作成し、
    前記時系列データは、所定の治療を施した場合の将来の視機能に関する時系列データ、及び所定の治療を施さない場合の将来の視機能に関する時系列データを含む請求項1〜8のいずれかの視機能評価装置。
  10. 演算制御手段は、被検者眼眼底の酸素飽和度分布データに基づいて将来の視機能に関する時系列データを推定情報として作成する演算制御手段であって、
    酸素飽和度分布データと視機能検査データとを時系列に関連付けることにより統合データを取得し、取得された統合データに基づいて将来の視機能に関する時系列データを作成する請求項1〜9のいずれかの視機能評価装置。
  11. 演算制御手段は、統計的データに基づいて正規化されたデータにより酸素飽和度分布データを評価する請求項1〜10のいずれかの視機能評価装置。
  12. 酸素飽和度測定装置によって取得された被検者眼眼底の酸素飽和度分布データと視機能検査装置によって取得された被検者眼眼底の視機能検査データとを処理し、取得された酸素飽和度分布データと視機能検査データとを関連付けるステップと、
    酸素飽和度データに基づいて被検者の視機能を解析処理するステップと、
    解析結果を出力装置に出力するステップと、
    をコンピュータに実行させるための視機能評価プログラム。
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