JP2010245893A - アンテナの取り付け構造 - Google Patents
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Abstract
【課題】基板の端部に取り付けられるアンテナが基板から容易に脱落しないようにする。
【解決手段】アンテナ11の上面には自動実装機で真空吸着可能な平坦部を備えている。アンテナ11の下面には段差形状部を備えている。基板12は、高周波回路等が構成され、アンテナ11が実装される回路基板等の基板である。基板12の一辺にはアンテナ11の下面の段差形状部の凸部SAが嵌まる切欠部CAが形成されている。基板12の当接部MAにアンテナ11の段差形状部の凹部DAが当接する。この当接部MAのうち、切欠部CAの両端に隣接する部分が係合部EAである。係合部EAはアンテナ11が実装される基板端部の辺を回転軸とするアンテナ11の軸回りの回転を阻止する。
【選択図】図2
【解決手段】アンテナ11の上面には自動実装機で真空吸着可能な平坦部を備えている。アンテナ11の下面には段差形状部を備えている。基板12は、高周波回路等が構成され、アンテナ11が実装される回路基板等の基板である。基板12の一辺にはアンテナ11の下面の段差形状部の凸部SAが嵌まる切欠部CAが形成されている。基板12の当接部MAにアンテナ11の段差形状部の凹部DAが当接する。この当接部MAのうち、切欠部CAの両端に隣接する部分が係合部EAである。係合部EAはアンテナ11が実装される基板端部の辺を回転軸とするアンテナ11の軸回りの回転を阻止する。
【選択図】図2
Description
この発明は、基体に放射電極が設けられたアンテナとそのアンテナが実装される基板とを備えたアンテナの取り付け構造に関するものである。
例えば携帯電話端末等の、筐体内にアンテナを備えた電子機器においては、例えば特許文献1に開示されているように、高周波回路等が形成された基板にアンテナが取り付けられた状態で筐体内に収められている。
図1は特許文献1のアンテナ構造を示す部分斜視図である。このアンテナ取り付け構造は、グランド部が形成された基板2と、この基板2の端部に配置される放射電極3と、その放射電極3と基板2のグランド部との間を接続する接地用延伸部4とを有している。基板2は、例えば携帯電話端末に内蔵される回路基板である。放射電極3は、主面部3Aと、立ち上がり部3Bとを有していて、立ち上がり部3B側の端部Sが接地端であり、主面部3A側の端部Kが開放端である。接地用延伸部4は、放射電極3の接地端側の両側の側縁部にそれぞれ接続されていて、放射電極3の接地端側から放射電極3の外側の位置を通って放射電極3の開放端側に向かう方向に延伸されている。
ところが、特許文献1に示されているアンテナの取り付け構造では、放射電極3の重心が基板2の端部より外側に移動するほど、アンテナ3が基板2から転げ落ちる危険性が高まる。すなわち接地用延伸部4と基板2のグランド部との接合部に過度の応力が加わって外れやすくなる。
そこで、この発明の目的は、基板の端部に取り付けられるアンテナが基板から容易に脱落しないようにしたアンテナの取り付け構造を提供することにある。
前記課題を解決するために、この発明のアンテナの取り付け構造は、基体に放射電極が設けられたアンテナと、そのアンテナが実装される基板とを備え、
前記アンテナは、上面に真空吸着可能な平坦部、下面に段差形状部をそれぞれ備え、直方体の形状であり、前記段差形状部の凹部に接続用端子電極を備え、
前記基板は、一辺に前記アンテナの前記段差形状部の凸部が嵌る切欠部を備え、
前記基板は、前記切欠部に隣接して、前記アンテナの前記段差形状部の凹部に当接し、前記辺を回転軸とする前記アンテナの軸回りの回転を阻止する係合部を備えたものである。
前記アンテナは、上面に真空吸着可能な平坦部、下面に段差形状部をそれぞれ備え、直方体の形状であり、前記段差形状部の凹部に接続用端子電極を備え、
前記基板は、一辺に前記アンテナの前記段差形状部の凸部が嵌る切欠部を備え、
前記基板は、前記切欠部に隣接して、前記アンテナの前記段差形状部の凹部に当接し、前記辺を回転軸とする前記アンテナの軸回りの回転を阻止する係合部を備えたものである。
前記アンテナの前記段差形状部の凹部は、例えば前記アンテナの長手方向の両端に設けられる。
また、前記アンテナの前記段差形状部の凹部は、例えば前記アンテナの長手方向の中央に設けられる。
また、前記アンテナの前記段差形状部の凹部は、例えば前記アンテナの長手方向の中央に設けられる。
この発明によれば、前記アンテナの下面に備えられている段差形状部の凸部が基板の切欠き部に嵌まった状態で、前記アンテナの前記段差形状部の凹部が基板の係合部と係合して、アンテナは基板の前記一辺を回転軸とする前記アンテナの軸回りの回転が阻止され、基板からのアンテナの脱落が防止される。
《第1の実施形態》
図2は第1の実施形態に係るアンテナの取り付け構造を示す図であり、図2(A)はアンテナ取り付け前の状態での上面図、図2(B)はアンテナ取り付け前の状態での部分斜視図、図2(C)はアンテナを取り付けた状態での左側面図である。
図2は第1の実施形態に係るアンテナの取り付け構造を示す図であり、図2(A)はアンテナ取り付け前の状態での上面図、図2(B)はアンテナ取り付け前の状態での部分斜視図、図2(C)はアンテナを取り付けた状態での左側面図である。
アンテナ11は、誘電体材料(例えばプラスチック)からなる直方体形状の基体の外面または内部に放射電極が設けられたアンテナである。
アンテナ11の基体に設ける放射電極は、給電放射電極と、その開放端付近に容量結合する無給電放射電極とを備えていてもよい。また、基体となる材料と金属板の成形体とを一体成形したものであってもよい。
アンテナ11の上面には自動実装機で真空吸着可能な平坦部11Tを備えている。またアンテナ11の下面には段差形状部11Bを備えている。
アンテナ11の基体に設ける放射電極は、給電放射電極と、その開放端付近に容量結合する無給電放射電極とを備えていてもよい。また、基体となる材料と金属板の成形体とを一体成形したものであってもよい。
アンテナ11の上面には自動実装機で真空吸着可能な平坦部11Tを備えている。またアンテナ11の下面には段差形状部11Bを備えている。
基板12は、高周波回路等が構成され、アンテナ11が実装される回路基板等の基板である。基板12の一辺(図における左側の辺)にはアンテナ11の下面の段差形状部の凸部SAが嵌まる切欠部CAが形成されている。
図2(A)において破線で表す当接部MAにアンテナ11の段差形状部の凹部DAが当接する。この当接部MAのうち、切欠部CAの両端に隣接する部分が係合部EAである。この係合部EAは基板12の一辺(アンテナ11が実装される端部の辺)を回転軸とするアンテナ11の軸回りの回転を阻止する。
アンテナ11の段差形状部の凹部DAの所定の箇所には接続用端子電極が形成されている。これに対応して、基板12の上面にはアンテナ11の前記接続用端子電極が接合される基板側の端子電極(ランド)が形成されている。したがって、この基板側の端子電極は当接部MAの領域内に形成される。
なお、基板12の係合部EA部分にランドを形成し、それに対応するアンテナ11の段差形状部の凹部DAに接続用端子電極を形成すれば、アンテナ11に前記回転軸回りにアンテナ11が基板12から浮き上がる方向のモーメントが加わった際の保持強度を高めることができる。
《第2の実施形態》
図3は第2の実施形態に係るアンテナの取り付け構造を示す図であり、図3(A)はアンテナ取り付け前の状態での上面図、図3(B)はアンテナ取り付け前の状態での部分斜視図、図3(C)はアンテナを取り付けた状態での左側面図である。
図3は第2の実施形態に係るアンテナの取り付け構造を示す図であり、図3(A)はアンテナ取り付け前の状態での上面図、図3(B)はアンテナ取り付け前の状態での部分斜視図、図3(C)はアンテナを取り付けた状態での左側面図である。
アンテナ11の上面には自動実装機で真空吸着可能な平坦部11Tを備えている。アンテナ11の下面には段差形状部11Bを備えている。基板12の一辺(図における左側の辺)にはアンテナ11の下面の段差形状部の凸部SAが嵌まる切欠部CAが形成されている。
図3(A)において破線で表す当接部MAにアンテナ11の段差形状部の凹部DAが当接する。この当接部MAのうち、切欠部CAの中央に隣接する部分が係合部EAである。この係合部EAは基板12の一辺(アンテナ11が実装される端部の辺)を回転軸とするアンテナ11の軸回りの回転を阻止する。
基板12の係合部EA部分にランドを形成し、それに対応するアンテナ11の段差形状部の凹部DAに接続用端子電極を形成すれば、アンテナ11に前記回転軸回りにアンテナ11が基板12から浮き上がる方向のモーメントが加わった際の保持強度を高めることができる。
その他の構成は第1の実施形態で図2に示したものと同様である。
このようにアンテナ11の段差形状部の凹部をアンテナ11の長手方向の中央に設けてもよい。
このようにアンテナ11の段差形状部の凹部をアンテナ11の長手方向の中央に設けてもよい。
《第3の実施形態》
図4は第3の実施形態に係るアンテナの取り付け構造を示す図であり、図4(A)はアンテナ取り付け前の状態での上面図、図4(B)はアンテナ取り付け前の状態での部分斜視図、図4(C)はアンテナを取り付けた状態での左側面図である。
図4は第3の実施形態に係るアンテナの取り付け構造を示す図であり、図4(A)はアンテナ取り付け前の状態での上面図、図4(B)はアンテナ取り付け前の状態での部分斜視図、図4(C)はアンテナを取り付けた状態での左側面図である。
アンテナ11の上面には自動実装機で真空吸着可能な平坦部11Tを備えている。アンテナ11の下面には段差形状部11Bを備えている。基板12の一辺(図における左側の辺)にはアンテナ11の下面の段差形状部の凸部SAが嵌まる切欠部CAが形成されている。
第1の実施形態で図2に示した例と異なり、アンテナ11の基体は直方体(六面体)形状ではなく、側面がテーパ状(面取り形状)である。その他の構成は第1の実施形態で示したアンテナの取り付け構造と同様である。
このように、アンテナの基体は直方体(六面体)形状に限らず、上面が真空吸着可能な平坦部を備えていればよい。したがって、基体の側面は曲面であってもよい。
なお、図2に示した第1の実施形態に係るアンテナの取り付け構造と第2の実施形態で図3に示したアンテナの取り付け構造とを併用してもよい。すなわち、基板の係合部と係合するアンテナ11の段差形状部の凹部を、アンテナ11の長手方向の両端及び中央の3箇所の設けてもよい。そのことにより、基板12に対するアンテナ11の保持強度をより高めることができる。
CA…切欠部
DA…凹部
EA…係合部
MA…当接部
SA…凸部
11…アンテナ
12…基板
DA…凹部
EA…係合部
MA…当接部
SA…凸部
11…アンテナ
12…基板
Claims (3)
- 基体に放射電極が設けられたアンテナと、このアンテナが実装される基板とを備えた、アンテナの取り付け構造であって、
前記アンテナは、上面に真空吸着可能な平坦部、下面に段差形状部をそれぞれ備え、直方体の形状であり、前記段差形状部の凹部に接続用端子電極を備え、
前記基板は、一辺に前記アンテナの前記段差形状部の凸部が嵌る切欠部を備え、
前記基板は、前記切欠部に隣接して、前記アンテナの前記段差形状部の凹部に当接し、前記辺を回転軸とする前記アンテナの軸回りの回転を阻止する係合部を備えた、アンテナの取り付け構造。 - 前記アンテナの前記段差形状部の凹部は前記アンテナの長手方向の両端に設けられた、請求項1に記載の、アンテナの取り付け構造。
- 前記アンテナの前記段差形状部の凹部は前記アンテナの長手方向の中央に設けられた、請求項1または2に記載の、アンテナの取り付け構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2009093287A JP2010245893A (ja) | 2009-04-07 | 2009-04-07 | アンテナの取り付け構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2009093287A JP2010245893A (ja) | 2009-04-07 | 2009-04-07 | アンテナの取り付け構造 |
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JP2010245893A true JP2010245893A (ja) | 2010-10-28 |
Family
ID=43098419
Family Applications (1)
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JP2009093287A Pending JP2010245893A (ja) | 2009-04-07 | 2009-04-07 | アンテナの取り付け構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2010245893A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2023210118A1 (ja) * | 2022-04-27 | 2023-11-02 | 株式会社村田製作所 | アンテナモジュール |
-
2009
- 2009-04-07 JP JP2009093287A patent/JP2010245893A/ja active Pending
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WO2023210118A1 (ja) * | 2022-04-27 | 2023-11-02 | 株式会社村田製作所 | アンテナモジュール |
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