JP2010245648A - 放送受信装置、及びその制御方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】ユーザが三次元映像を視聴可能であるかどうかを判断した後、モニタに三次元映像を表示させる放送受信装置を提供する。
【解決手段】放送局が配信した、所定の番組の二次元映像を表す第1映像ストリームと、当該番組の三次元映像を表す第2映像ストリームと、イベントメッセージとを受信する放送受信装置であって、前記第1映像ストリーム又は前記第2映像ストリームを再生する再生手段と、前記三次元映像を観るために必要な三次元用装置をユーザが装着しているか否かを判定する判定手段と、前記放送局が前記第2映像ストリームの配信を開始することを示す配信開始イベントメッセージを受信した場合に、前記ユーザが前記三次元用装置を装着している場合は前記第2映像ストリームを再生させ、前記三次元用装置を装着していない場合は前記第1映像ストリームを再生させる制御を実行する制御手段と、を備える。
【選択図】図7

Description

本発明は、放送受信装置、及びその制御方法に関する。
現在、三次元映像(3D映像)を表示する技術が知られている(特許文献1)。3D映像の表示方式としては、例えば、フィールドやフレーム毎に左目用及び右目用の映像を交互に表示するシーケンシャル方式、及び、偏向フィルタを用いた偏向方式が挙げられる。また、これらの表示方式を採用した場合にユーザが3D映像を観るためには、ユーザはシャッタ方式メガネや偏向フィルタ方式メガネを装着する必要がある。
また、現在、デジタル放送が普及しており、デジタル放送により3D映像を放送することが行われている(例えば、日本の放送局BS11)。デジタル放送に関する規格として、社団法人電波産業会が定めた規格が存在する。現存する規格として、例えば、「デジタル放送におけるデータ放送符号化方式と伝送方式」 ARIB STD−B24 5.2版や、「デジタル放送におけるアプリケーション実行環境」 ARIB STD−B23 1.1版が挙げられる。
特開2000−4453号公報
特許文献1の場合、ユーザが3D映像視聴用のメガネを装着している場合、入力された2D映像を3D映像に変換してモニタに出力する。従って、3D映像の表示の可否は視聴者がメガネを装着するか否かに応じて決定されるため、3D映像を表示するか否かを放送局が制御することができない。また、特許文献1の方式は表示装置によって3D映像処理を行う構成が必要となるが、こうした構成を設けることなく、2D映像ストリームと3D映像ストリームをそれぞれ並列に放送し、そのストリームを切り替えることで2D映像と3D映像との表示を切り替えるような方式には適用できない。
一方で、前述した放送局BS11のように放送局が自らの意思により3D映像を放送すると、3D映像視聴用のメガネを装着していないユーザは、放送された映像を正しく見ることができない。
本発明はこのような状況に鑑みてなされたものであり、3D映像を提供するか否かを放送局が決定可能であり、更に、ユーザが3D映像を視聴可能であると判断した場合にモニタに3D映像を表示させる技術を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、第1の本発明は、放送局が配信した、所定の番組の二次元映像を表す第1映像ストリームと、前記所定の番組の三次元映像を表す第2映像ストリームと、イベントメッセージとを受信する受信手段を備える放送受信装置であって、前記第1映像ストリーム又は前記第2映像ストリームを再生する再生手段と、前記三次元映像を観るために必要な三次元用装置をユーザが装着しているか否かを判定する判定手段と、前記放送局が前記第2映像ストリームの配信を開始することを示す配信開始イベントメッセージを前記受信手段が受信した場合に、前記判定手段に前記判定を実行させ、前記ユーザが前記三次元用装置を装着している場合は前記再生手段に前記第2映像ストリームを再生させ、前記ユーザが前記三次元用装置を装着していない場合は前記再生手段に前記第1映像ストリームを再生させる制御を実行する制御手段と、を備えることを特徴とする放送受信装置を提供する。
なお、その他の本発明の特徴は、添付図面及び以下の発明を実施するための形態における記載によって更に明らかになるものである。
以上の構成により、本発明によれば、3D映像を提供するか否かを放送局が決定可能であり、更に、ユーザが3D映像を視聴可能であると判断した場合にモニタに3D映像を表示させることが可能となる。
実施例1に係る放送受信装置100の構成を示すブロック図。 実施例1に係る放送ストリームの一例を示す図。 実施例1に係る放送受信装置100のメインフローチャート。 実施例1に係る割り込み事象制御のためのBML文書の一例を示す図。 実施例1に係る割り込み処理テーブルの一例を示す図。 イベントメッセージのデータ構造を示す図。 実施例1に係る3Dストリーム配信開始時の処理を示すフローチャート。 実施例2に係る割り込み事象制御のためのBML文書の一例を示す図。 実施例2に係る3Dストリーム配信開始時の処理を示すフローチャート。 その他の実施例に係る放送受信装置300の構成を示すブロック図。 その他の実施例に係る放送受信装置300のメインフローチャート。 arib_j_infoのデータ構造を示す図。 addisitonal_arib_j_infoのデータ構造を示す図。
以下、添付図面を参照して、本発明の実施例を説明する。なお、本発明の技術的範囲は、特許請求の範囲によって確定されるのであって、以下の個別の実施例によって限定されるわけではない。また、実施例の中で説明されている特徴の組み合わせすべてが、本発明に必須とは限らない。
図1は、実施例1に係る放送受信装置100の構成を示すブロック図である。放送受信装置100は、アンテナ101より放送波を受信する。放送波はチューナ部102に入力される。チューナ部102は放送波に対して復調などの処理を施し、トランスポートストリーム(TS)形式のデジタルデータを生成する。TSデータは、TSデータ処理部103に入力される。TSデータ処理部103は、TSデータを映像データ、音声データ、及び各種情報データに分離する。
各種情報データには、番組情報データ、及びデータ放送データが含まれる。なお、データ放送データはISO/IEC12818−6やARIB STD−B24によって規定されているDSM−CCのデータカルーセル方式により放送局から繰り返し送出される。DSM−CCは、Digital Storage Media Command and Controlの略である。
デスクランブル処理部104は、映像データ及び音声データのスクランブルを解除する。MPEGデコード処理部105は、映像データ及び音声データを復号化する。音声データは、音声出力制御部106を介して、スピーカ107に出力される。また、映像データは、Gfx合成部108で、グラフィックスを合成された後、映像出力制御部109を介して、表示部110に出力される。
TSデータ処理部103で分離されたデータ放送データはデータ放送制御部120に入力される。データ放送制御部120は、データ放送データの内容を解析し、データ放送データ記憶部121に格納する。また、データ放送制御部120は、データ放送データの制御情報や、割り込み制御情報に応じて各種処理を実行する。
ストリーム切替部122は、再生対象の映像ストリーム及び音声ストリームを切り替える。ストリーム情報記憶部123は、ストリームを特定するストリーム情報(PIDなど)を記憶する。
メガネ装着判定部124は、3D用メガネ200の通信部202を介してセンサ部201の情報を取得し、取得した情報に基づいて、ユーザが3D用メガネ200を装着しているか否かを判定する。3D用メガネ200(三次元用装置)は、ユーザが3D映像を観るために必要なものである。
センサ部201は、エリアセンサを持ち、3D用メガネ200の周囲の物体情報を提供する。なお、センサ部201が持つセンサは、3D用メガネ200の装着状態の判定に利用可能な情報を取得できるものであればよく、エリアセンサに限定されない。例えば、温度センサや接触センサなども採用可能である。
通信部202は、放送受信装置100のメガネ装着判定部124と通信し、センサ部201の情報をメガネ装着判定部124に提供する。メガネ装着判定部124と通信部202との間の通信方式は、特に限定されるものではなく、例えば、赤外線通信、有線LAN、又は無線LANなどが用いられる。
図2は、実施例1において放送局(不図示)が送出する放送ストリームの一例を示す図である。図2の放送ストリームは、所定の番組(例えば、サッカー中継)の放送ストリームであるものとする。サッカー中継は基本的に2D映像(二次元映像)により行われるが、ハーフタイムに3D映像(三次元映像)によるダイジェスト映像を提供する。そのために、ハーフタイムの間、2D映像用のストリーム(第1映像ストリーム)に加えて、3D映像用のストリーム(第2映像ストリーム)が配信される。(厳密には、映像ストリームに加えて音声ストリームも配信される)。また、3Dストリームの配信開始時、及び配信終了時にそれぞれ、3Dストリームの配信開始及び配信終了を通知するイベントメッセージが配信される。
以下、図2で示したような放送ストリームを放送受信装置100が受信するものとして、実施例1を説明する。
図3は、放送受信装置100がデータ放送データを受信して処理する動作の流れを示すフローチャートである。S301で、データ放送制御部120は、TSデータ処理部103から、データ放送データを取得する。
S302で、データ放送制御部120は、データ放送データを解析する。データ放送には、イベントメッセージが発生したタイミングで、割り込み処理を行う割り込み事象制御方法があり(ARIB STD−B24参照)、本実施例では、割り込み事象制御方法を用いる。データ放送制御部120は、データ放送データを解析し、イベントメッセージを用いた割り込み事象制御に係る情報(例えば、図4に示すBML文書)を検索する。この情報を発見すると、データ放送制御部120は、イベントメッセージの種類(ID)と割り込み処理とを対応付けた割り込み処理テーブル(例えば、図5に示すテーブル)を作成し、データ放送データ記憶部121に格納する。
データ放送制御部120は、BML文書(図4)において、<beitem>要素の<event_msg_id>属性により、イベントメッセージを特定する。また、データ放送制御部120は、<onoccur>属性により、実行する割り込み処理を特定する。換言すれば、BML文書は、イベントメッセージと割り込み処理とを関連付ける。データ放送制御部120は、BML文書から特定したイベントメッセージID、実行関数、及び引数を対応付けて、割り込み処理テーブル(図5)を作成する。例えば、3Dストリーム配信開始を示すイベントメッセージが発生した場合、データ放送制御部120は、3DTune()という、ストリーム切替を制御する関数を実行する。なお、実行関数を実装するプログラムは、例えば、データ放送制御部120のROM(不図示)に格納されている。
S303で、データ放送制御部120は、イベントメッセージが発生したか否かを判定する。イベントメッセージは、放送受信装置で動作しているアプリケーションに対して放送局から即座に、或いは指定した時刻に、特定のメッセージを伝えるためのものである。イベントメッセージの伝送方式については、ARIB STD−B24に規定されている(図6参照)。図6から理解できるように、イベントメッセージからは、イベントメッセージ種別(event_msg_id)やイベントメッセージ発生タイミング(time_mode)を取得できる。イベントメッセージ発生タイミングには、即時発生(非同期)と、指定時刻発生(同期)の二種類がある。本実施例では、放送受信装置100は、イベントメッセージ受信と同時に発生する即時発生タイプのイベントメッセージを受信するものとする。
S303において「NO」と判定された場合はS301に戻り、データ放送制御部120は同様の処理を繰り返す。S303において「YES」と判定された場合はS304に進む。
S304で、データ放送制御部120は、S303で受信したイベントメッセージに対応するエントリがデータ放送データ記憶部121内の割り込み処理テーブル(図5)に存在するか否か(即ち、割り込み処理を実行すべきか否か)を判定する。「NO」と判定された場合はS301に戻り、データ放送制御部120は同様の処理を繰り返す。「YES」と判定された場合はS305に進む。
S305で、データ放送制御部120は、S303で受信したイベントメッセージに対応する関数を実行し、S301に戻る。データ放送データ記憶部121に格納された割り込み処理テーブルに基づき、対応する処理を実行する。
図7は、3Dストリーム配信開始イベントが発生した場合にデータ放送制御部120が実行する処理(即ち、3DTune()関数の処理)の流れを示すフローチャートである。
S701で、データ放送制御部120は、3DTune()関数実行時に渡される引数であるservice_id(図4参照)に含まれる3Dストリームのストリーム情報をストリーム情報記憶部123に格納する。データ放送制御部120はまた、現在視聴している2Dストリームのストリーム情報もストリーム情報記憶部123に格納する。
S702で、メガネ装着判定部124は、通信部202を介して、センサ部201から距離情報を取得する。距離情報は、センサ部201のエリアセンサと周囲の物体との距離を示す。
S703で、メガネ装着判定部124は、S702で取得した距離情報に基づき、ユーザが3D用メガネ200を装着しているか否かを判定する。ユーザが3D用メガネ200を装着している場合、センサ部201のエリアセンサとユーザの頭部(或いは、耳など)との距離が近いため、距離情報は小さな値を示す。そこで、距離情報が閾値以下の場合、メガネ装着判定部124はユーザが3D用メガネ200を装着していると判定し、処理はS704に進む。一方、距離情報が閾値より大きい場合、メガネ装着判定部124はユーザが3D用メガネ200を装着していないと判定し、処理はS705に進む。
S704で、データ放送制御部120は、ストリーム切替部122に対して、3Dストリームへの切替を要求する。ストリーム切替部122は、ストリーム情報記憶部123に格納された3Dストリーム情報に基づき、再生対象のストリームを3Dストリームに切り替える。
S705で、データ放送制御部120は、ストリーム切替部122に対して、2Dストリームへの切替を要求する。ストリーム切替部122は、ストリーム情報記憶部123に格納された2Dストリーム情報に基づき、再生対象のストリームを2Dストリームに切り替える。
S706で、データ放送制御部120は、3Dストリーム配信終了イベントメッセージが発生したか否かを判定する。判定結果が「NO」であれば、S702に戻り、同様の処理が繰り返される。即ち、3Dストリーム配信終了イベントメッセージが発生するまで、3DTune()関数の実行が継続する。S702乃至S706の処理が繰り返されることにより、3Dストリームの開始後にユーザが3D用メガネ200を装着した場合でも再生対象のストリームが3Dストリームに切り替わる。また、3Dストリームの配信中にユーザが3D用メガネ200を外した場合は、再生対象のストリームが2Dストリームに切り替わる。
S706における判定結果が「YES」であれば、3DTune()関数の実行が終了する。また、図示しないが、データ放送制御部120は3DStreamFinish()関数(図4参照)を実行し、現在の再生対象のストリームが3Dストリームであれば、再生対象のストリームを2Dストリームに切り替える。
以上説明したように、実施例1によれば、放送受信装置100は、3Dストリームの配信開始及び配信終了を通知するイベントメッセージを受信する。また、3Dストリームの配信中は、放送受信装置100は、ユーザが3D用メガネ200を装着している場合は3Dストリームを再生し、装着していない場合は2Dストリームを再生する。
これにより、3D映像を提供するか否かを放送局が決定可能であり、更に、ユーザが3D映像を視聴可能な場合にのみモニタに3D映像を表示させることが可能となる。
また、放送局は、3Dストリームの配信が間もなく開始する旨を示すテロップを埋め込んだ放送ストリームを送出してもよい。これにより、ユーザは、3D用メガネ200を装着すべきタイミングを容易に知ることができる。
実施例1では、放送受信装置100が、3Dストリームの配信開始時及び配信終了時に実行する関数を実装するプログラムを保持していた。実施例2では、このプログラムの一部を、放送局が配信するBML文書の中に含める。これにより、放送受信装置100が保持すべきプログラムの量が削減される。実施例2において、放送受信装置100及び放送ストリームの構成は実施例1と同様である(図1及び図2参照)。また、データ放送データの取得及び解析に関する処理も実施例1と同様である(図3のS301及びS302参照)。
図8は、実施例2に係る割り込み事象制御のためのBML文書の一例を示す図である。3Dストリーム配信開始イベントメッセージが発生した際には、「3DStreamStart()」スクリプト関数が実行され、その関数内で「Check_3DGlass_State()」関数や「epgTune()」関数が実行される。また、3Dストリーム配信終了イベントメッセージが発生した際には、「3DStreamFinish()」スクリプト関数が実行され、その関数内で「epgTune()」関数が実行される。「Check_3DGlass_State()」関数、及び「epgTune()」関数を実装するプログラムは、例えば、データ放送制御部120のROM(不図示)内に格納される。また、「epgTune()」関数は、ARIB STD−B24に記載された特定サービスを選局するための拡張関数である。
図9は、実施例2に係る3Dストリーム配信開始時の処理を示すフローチャートである。S901で、データ放送制御部120は、3Dストリーム配信開始イベントメッセージ発生時の割り込み処理のための3DStreamStart()関数を実行する。
S902で、データ放送制御部120は、3D用メガネ200の装着状態を確認するためのCheck_3Dglass_State()関数を実行する。S903で、データ放送制御部120は、ユーザが3D用メガネ200を装着しているか否かを判定する(判定方法は実施例1と同様)。判定結果が「YES」であればS904に進み、データ放送制御部120は、epgTune()関数を実行することにより再生対象のストリームを3Dストリームに切り替える(引数は、3Dストリームを示すservice_id)。判定結果が「NO」であれば処理を終了する。
また、3Dストリーム配信終了イベントメッセージが発生した場合、データ放送制御部120は、epgTune()関数を実行することにより再生対象のストリームを2Dストリームに切り替える(引数は、2Dストリームを示すservice_id)。
また、実施例2では、3Dストリームの配信開始後にユーザが3D用メガネ200を着用した場合に3Dストリームへの切替を可能とするために、放送局は、3Dストリームの配信中に、3Dストリーム配信開始イベントメッセージを定期的に配信する。
また、3Dストリームの配信開始及び配信終了をユーザに通知可能なように、図8のBML文書を変形してもよい。例えば、3DStreamStart()スクリプト関数内、及び3DStreamFinish()スクリプト関数内に、GUIDisplay()関数を呼び出すコードを含める。3DStreamStart()スクリプト関数内の場合の引数は例えば“3D配信開始”であり、3DStreamFinish()スクリプト関数内の場合の引数は例えば“3D配信終了”である。GUIDisplay()関数が実行されると、データ放送制御部120は、引数が示すメッセージを表すGUIを生成し、Gfx合成部108に送信する。Gfx合成部108は受信したGUIを映像に合成して表示部110に表示するので、ユーザは3Dストリームの配信開始及び配信終了をGUIで確認することができる。
[その他の実施例]
上述した各実施例では、ストリームの切り替えのために割り込み事象制御方法が使用されていた。しかし、例えばARIB STD−B23に規定されるアプリケーションプログラム(以下、「アプリケーション」)によっても、上述した各実施例と同様の制御を実現可能である。
図10の放送受信装置300は、図1の放送受信装置100にアプリケーション実行制御部126を追加したものである。放送受信装置300において、TSデータ処理部103は、セクションデータを解析し、アプリケーションデータとアプリケーションに関する情報とをアプリケーション実行制御部126に送信する。アプリケーション実行制御部126は、アプリケーションデータとアプリケーションに関する情報とに基づき、アプリケーションを実行すると共に制御する。
放送受信装置300は、図11に示すフローチャートに従って動作する。S1101で、TSデータ処理部103は、アプリケーションデータとアプリケーション実行制御に関する情報とを取得し、アプリケーション実行制御部126に送信する。アプリケーションデータ(以下、「3Dストリーム切替アプリケーション」と呼ぶ)は、3Dストリームの配信開始及び配信終了を通知するイベントメッセージの発生を検知する機能を持つ。そして、そのタイミングと同期して、ユーザが3D用メガネ200を装着しているか否かに応じて、再生対象のストリームを切り替える機能を持つ。
ここで、アプリケーション実行制御に関する情報とは、アプリケーションの実行タイミングや、アプリケーションの実行条件を示した情報であり、ARIB STD−B23に規定されている。この情報には、additional_arib_j_info(アプリケーション用文書解像度、イベントメッセージ配信有無などを含む)やarib_j_info(アプリケーション実行のための、受信機プロファイル情報などを含む)がある。アプリケーション実行制御に関する情報のデータ構造を、図12(arib_j_info)、及び図13(addisitonal_arib_j_info)に示す。
S1102で、アプリケーション実行制御部126は、3Dストリーム切替アプリケーションの実行制御に関する情報に基づき、取得した3Dストリーム切替アプリケーションを実行する。
S1103で、3Dストリーム切替アプリケーションは、3Dストリーム配信開始イベントメッセージが発生したか否かを確認し、発生を検知するとS1104に進む。S1104で、3Dストリーム切替アプリケーションは、ユーザが3D用メガネ200を装着しているか否かを判定する(図7のS703と同様)。判定結果が「YES」であればS1105に進み、判定結果が「NO」であればS1106に進む。
S1105で、3Dストリーム切替アプリケーションは、自らが保持する3Dストリーム情報に基づき、ストリーム切替部122に再生対象のストリームの切り替えを要求する。ストリーム切替部122は、要求に基づき、再生対象のストリームを3Dストリームに切り替える。
S1106で、3Dストリーム切替アプリケーションは、自らが保持する2Dストリーム情報に基づき、ストリーム切替部122に再生対象のストリームの切り替えを要求する。ストリーム切替部122は、要求に基づき、再生対象のストリームを2Dストリームに切り替える。
S1107で、3Dストリーム切替アプリケーションは、3Dストリーム配信終了イベントメッセージが発生したか否かを確認する。判定結果が「NO」であればS1104に戻り、同様の処理を繰り返す。判定結果が「YES」であればS1108に進む。
S1808で、3Dストリーム切替アプリケーションは、S1106と同様に、再生対象のストリームを2Dストリームに切り替える。
以上の各実施例で説明した構成要素及び処理は、ハードウェアで実装してもよいし、ソフトウェアで実装してもよいし、その組み合わせで実装してもよい。これらの構成要素及び処理の一部又は全部を実装するソフトウェア(プログラム)、及びこれを格納した記憶媒体も、本発明の範囲に含まれる。

Claims (5)

  1. 放送局が配信した、所定の番組の二次元映像を表す第1映像ストリームと、前記所定の番組の三次元映像を表す第2映像ストリームと、イベントメッセージとを受信する受信手段を備える放送受信装置であって、
    前記第1映像ストリーム又は前記第2映像ストリームを再生する再生手段と、
    前記三次元映像を観るために必要な三次元用装置をユーザが装着しているか否かを判定する判定手段と、
    前記放送局が前記第2映像ストリームの配信を開始することを示す配信開始イベントメッセージを前記受信手段が受信した場合に、前記判定手段に前記判定を実行させ、前記ユーザが前記三次元用装置を装着している場合は前記再生手段に前記第2映像ストリームを再生させ、前記ユーザが前記三次元用装置を装着していない場合は前記再生手段に前記第1映像ストリームを再生させる制御を実行する制御手段と、
    を備えることを特徴とする放送受信装置。
  2. 前記制御手段は、前記配信開始イベントメッセージを前記受信手段が受信した後、前記放送局が前記第2映像ストリームの配信を終了することを示す配信終了イベントメッセージを前記受信手段が受信するまで、前記制御を繰り返し実行することを特徴とする請求項1に記載の放送受信装置。
  3. 前記放送局は、前記配信開始イベントメッセージと前記制御とを関連付けるデータを配信し、
    前記受信手段は、前記放送局が配信した前記データを受信するように構成され、
    前記制御手段は、前記データが示す関連付けに従って前記制御を実行する
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載の放送受信装置。
  4. 前記制御手段は、アプリケーションプログラムを実行することにより、前記配信開始イベントメッセージを前記受信手段が受信したことを検知して前記制御を実行するように構成され、
    前記放送局は、前記アプリケーションプログラムを配信し、
    前記受信手段は、前記放送局が配信した前記アプリケーションプログラムを受信するように構成される
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載の放送受信装置。
  5. 放送局が配信した、所定の番組の二次元映像を表す第1映像ストリームと、前記所定の番組の三次元映像を表す第2映像ストリームと、イベントメッセージとを受信する受信手段と、前記第1映像ストリーム又は前記第2映像ストリームを再生する再生手段と、を備える放送受信装置の制御方法であって、
    前記三次元映像を観るために必要な三次元用装置をユーザが装着しているか否かを判定する判定工程と、
    前記放送局が前記第2映像ストリームの配信を開始することを示す配信開始イベントメッセージを前記受信手段が受信した場合に、前記判定工程による前記判定を実行し、前記ユーザが前記三次元用装置を装着している場合は前記再生手段に前記第2映像ストリームを再生させ、前記ユーザが前記三次元用装置を装着していない場合は前記再生手段に前記第1映像ストリームを再生させる制御を実行する制御工程と、
    を備えることを特徴とする制御方法。
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