JP2011124971A - 放送受信装置及びその制御方法 - Google Patents

放送受信装置及びその制御方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2011124971A
JP2011124971A JP2010164009A JP2010164009A JP2011124971A JP 2011124971 A JP2011124971 A JP 2011124971A JP 2010164009 A JP2010164009 A JP 2010164009A JP 2010164009 A JP2010164009 A JP 2010164009A JP 2011124971 A JP2011124971 A JP 2011124971A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
video
broadcast
channel
program
user
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2010164009A
Other languages
English (en)
Other versions
JP5615075B2 (ja
JP2011124971A5 (ja
Inventor
Yuichi Matsumoto
雄一 松本
Shuntaro Araya
俊太郎 荒谷
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
Priority to JP2010164009A priority Critical patent/JP5615075B2/ja
Priority to US12/939,715 priority patent/US20110115888A1/en
Publication of JP2011124971A publication Critical patent/JP2011124971A/ja
Publication of JP2011124971A5 publication Critical patent/JP2011124971A5/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5615075B2 publication Critical patent/JP5615075B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N13/00Stereoscopic video systems; Multi-view video systems; Details thereof
    • H04N13/30Image reproducers
    • H04N13/398Synchronisation thereof; Control thereof
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N13/00Stereoscopic video systems; Multi-view video systems; Details thereof
    • H04N13/10Processing, recording or transmission of stereoscopic or multi-view image signals
    • H04N13/106Processing image signals
    • H04N13/172Processing image signals image signals comprising non-image signal components, e.g. headers or format information
    • H04N13/178Metadata, e.g. disparity information
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N13/00Stereoscopic video systems; Multi-view video systems; Details thereof
    • H04N13/30Image reproducers
    • H04N13/332Displays for viewing with the aid of special glasses or head-mounted displays [HMD]
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N13/00Stereoscopic video systems; Multi-view video systems; Details thereof
    • H04N13/10Processing, recording or transmission of stereoscopic or multi-view image signals
    • H04N13/194Transmission of image signals
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N13/00Stereoscopic video systems; Multi-view video systems; Details thereof
    • H04N13/30Image reproducers
    • H04N13/332Displays for viewing with the aid of special glasses or head-mounted displays [HMD]
    • H04N13/337Displays for viewing with the aid of special glasses or head-mounted displays [HMD] using polarisation multiplexing
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N13/00Stereoscopic video systems; Multi-view video systems; Details thereof
    • H04N13/30Image reproducers
    • H04N13/332Displays for viewing with the aid of special glasses or head-mounted displays [HMD]
    • H04N13/341Displays for viewing with the aid of special glasses or head-mounted displays [HMD] using temporal multiplexing
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N13/00Stereoscopic video systems; Multi-view video systems; Details thereof
    • H04N13/30Image reproducers
    • H04N13/356Image reproducers having separate monoscopic and stereoscopic modes

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Multimedia (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Library & Information Science (AREA)
  • Testing, Inspecting, Measuring Of Stereoscopic Televisions And Televisions (AREA)
  • Two-Way Televisions, Distribution Of Moving Picture Or The Like (AREA)
  • Controls And Circuits For Display Device (AREA)

Abstract

【課題】三次元映像放送番組と二次元映像放送番組が混在する放送環境にてユーザが三次元映像を視認可能な状態か否かに応じて、チャンネル選局や表示映像の選択を容易に行うとともにユーザの利便性を向上させること。
【解決手段】放送受信装置100は、受信した放送映像の種類を判定する映像判定部112と、受信した放送のサイマル放送を判定するサイマル放送判定部111を備える。眼鏡制御・通信部113は視認用の眼鏡114と通信し、装着状態検出部115の検出信号に基づき眼鏡114の装着状態を検出する。眼鏡装着状態でチャンネル選局操作が行われ、かつ映像判定部112により番組映像が二次元映像と判定された場合、二次元映像放送のサイマル放送にて同内容の番組の三次元映像放送を行っているチャンネルが自動選局され、三次元映像が表示される。その際、番組情報表示部110は選局指示されたチャンネルの放送番組情報を映像とともに表示させる。
【選択図】図1

Description

本発明は、三次元映像放送及び二次元映像放送の受信が可能な放送受信装置とその制御方法に関する。
近年、デジタル技術の進歩に伴い、立体視可能な三次元映像番組の製作環境が整備され、三次元映像放送が開始されている。現在行われている三次元映像放送は、サイドバイサイド方式を採用している。この方式では、表示画面上に偏向特性を有するフィルムを貼り、右目用、左目用画像をインターレース表示する。この表示映像を視聴者が偏向眼鏡を通して見ることで、左目用表示ラインが左目、右目用表示ラインが右目に見えるため、視聴者の立体視が可能となる。また、今後はより高精細な立体映像を表示するために、フレームシーケンシャル方式による放送が行われることが想定される。フレームシーケンシャル方式の三次元映像放送を受信可能な放送受信装置では、左目用の画像と右目用の画像を交互に表示し、視聴者が液晶シャッタ式眼鏡を使用して映像を視認する。つまり、シャッタ式眼鏡にて、左目用画像が左目のみに見え、右目用画像が右目のみに見えるようにシャッタ制御を行うことで、視聴者は立体映像を知覚できる。
このような、眼鏡方式の三次元映像放送受信装置においては、ユーザが眼鏡を装着していない状態で三次元映像が表示されると、非常に見づらい映像になってしまう、という課題があった。この課題を解決する技術として、特許文献1では、立体映像禁止手段を設け、立体映像表示を禁止する機能が選択されていない場合には三次元映像を生成して表示させる技術が開示されている。また、特許文献2には、ユーザの眼鏡装着状態を判定し、ユーザが眼鏡を装着している場合に三次元映像を生成して表示させる技術が開示されている。
特開平9−9296号公報 特開2000−4453号公報
将来、三次元映像放送に対応している受信装置と、非対応の受信装置が混在することが考えられるので、当然ながら、三次元映像放送番組と二次元映像放送番組が併存する環境が続くことになる。その放送形態も、三次元映像放送に対応している受信装置向けの三次元映像放送番組のみを放送する形態の他、同一内容の番組について、三次元映像と二次元映像の2つの番組を2つのチャンネルで同時に放送する、いわゆるサイマル放送のような形態も想定される。サイマル放送の他に、単一チャンネル内に三次元映像放送番組のストリームと二次元映像放送番組のストリームとが多重化されて放送される場合も考えられる。いずれにしても、視聴者は、自分の眼鏡の装着/非装着状況と放送番組が三次元映像や二次元映像に対応しているか否かを考慮して、チャンネルの選局を行う必要があり、チャンネル選局操作が非常に煩雑になり得る。従って、将来、三次元映像放送番組と二次元映像放送番組とが併存する放送環境に適応した選局操作方法を視聴者に提供することが求められている。
そこで、本発明は三次元映像放送番組と二次元映像放送番組が混在する放送環境において、ユーザが眼鏡を用いて三次元映像を視認可能な状態にあるか否かを判定する。この判定結果に応じて、チャンネル選局や表示映像の選択を容易に行うとともにユーザの利便性を向上させることを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明に係る第1の装置は、眼鏡を用いることで立体視可能な三次元映像、及び該眼鏡を用いることなく視認可能な二次元映像を放送する放送信号を受信する放送受信装置であって、ユーザが眼鏡を用いて三次元映像を視認可能な状態であるか否かを検出する検出手段と、選局されたチャンネルの放送番組の映像が三次元映像であるか又は二次元映像であるかを放送信号に含まれる識別情報を用いて判定する映像判定手段と、選局されたチャンネルの放送番組と同一内容で、かつ次元の異なる映像番組を放送しているチャンネルが存在しているか否かを判定する放送判定手段と、前記検出手段による検出結果及び前記映像判定手段による判定結果並びに前記放送判定手段による判定結果に従って選局動作を制御する制御手段と、を備える。前記制御手段は、ユーザが三次元映像を視認可能な状態で、選局されたチャンネルで放送中の放送番組の映像が二次元映像であると判定され、かつ、該二次元映像の放送番組と同一内容の三次元番組を放送中の三次元映像放送チャンネルが存在していると判定された場合には、当該三次元映像放送チャンネルを選局するように制御し、ユーザが三次元映像を視認可能でない状態で、選局されたチャンネルで放送中の放送番組の映像が三次元映像であると判定され、かつ、該三次元映像の放送番組と同一内容の二次元映像の放送番組を放送中の二次元映像放送チャンネルが存在していると判定された場合には、当該二次元映像放送チャンネルを選局するように制御する。
本発明に係る第2の装置は、眼鏡を用いることで立体視可能な三次元映像、及び該眼鏡を用いることなく視認可能な二次元映像を放送する放送信号を受信する放送受信装置であって、ユーザが眼鏡を用いて三次元映像を視認可能な状態であるか否かを検出する検出手段と、チャンネル番号の順序で順方向又は逆方向に順次送ってチャンネル選局する選局手段と、選局されたチャンネルで放送中の放送番組の映像が三次元映像であるか又は二次元映像であるかを信号に含まれる識別情報を用いて判定する映像判定手段と、前記検出手段による検出結果と、前記映像判定手段による判定結果に従って、選局動作を制御する制御手段と、を備える。前記制御手段は、ユーザが三次元映像を視認可能な状態で前記選局手段による選局が行われた場合は、三次元映像を放送中のチャンネルを選んで順次選局するように制御し、ユーザが三次元映像を視認可能ではない状態で前記選局手段による選局が行われた場合は、二次元映像を放送中のチャンネルを選んで順次選局する制御を行う。
本発明によれば、三次元映像放送番組と二次元映像放送番組が混在する放送環境において、ユーザが眼鏡を用いて三次元映像を視認可能な状態にあるか否かを判定する。この判定結果に応じて、チャンネル選局や表示映像の選択を容易に行うとともにユーザの利便性を向上させることが可能となる。
本発明の一実施形態に係る放送受信装置の概略構成を例示したブロック図である。 放送番組情報の表示例を示す図である。 映像コンポーネント種別を例示した図である。 図5と併せて本発明の第1実施形態を説明するために、選局処理例を示すフローチャートである。 (A)にチャンネル番号、放送局名、番組名、放送映像の種類を表形式で例示し、(B)に放送番組情報の表示例を示す図である。 図7と併せて本発明の第2実施形態を説明するために、選局処理例を示すフローチャートである。 放送チャンネルリストを表形式で例示した図である。 図9と併せて本発明の第3実施形態を説明するために、マルチビュー放送における、映像及び音声の構成例を示す図である。 表示映像の切り換え処理例を示すフローチャートである。
図1は本発明の一実施形態に係る放送受信装置の構成例を示し、三次元映像放送及び二次元映像放送の受信及び表示が可能なデジタルテレビジョン放送受信装置(DTV)の要部を示すブロック図である。なお本例に示す装置によって提供される三次元映像についてはユーザが専用のシャッタ式眼鏡を用いて立体視可能であり、また二次元映像についてはユーザが該眼鏡を用いることなく視認可能である。
放送受信装置100は、アンテナ101に接続されたチューナ部102、トランスポートストリーム(以下、TSと略記する)データ処理部103、デスクランブル処理部105、デコード処理部106、出力処理部107、表示部108を備える。
番組情報表示部110は、選局されたチャンネルの映像とともに、選局指示されたチャンネルの放送番組に関する放送番組情報を表示させるように表示制御を行う。放送番組情報としては、例えば、チャンネル番号、放送局名、番組名、番組の放送開始時刻及び放送終了時刻が表示される。そして映像がSD(Standard Definition)画質やHD(High
Definition)画質の映像、三次元映像、又は二次元映像であることを示す映像種別情報が表示される。図2は放送番組情報の表示例を示し、放送番組情報200の表示を見たユーザは、チャンネル番号16のスポーツ中継を、放送局Aが21時から23時25分まで三次元映像で放送していることが分かる。
サイマル放送判定部111は、映像が同一グループ内の放送映像であるか否かを判定するグループ判定手段を構成し、判定結果を後述の制御部125に送出する。映像判定部112は、受信した放送番組の映像が三次元映像であるか、又は二次元映像であるかを判定し、判定結果を後述の制御部125に送出する。
なお、「サイマル放送」とは、同一内容の番組を異なる送信媒体やチャンネルで同時間帯に並行して放送する形態を示す表現である。現在、一般的に行われているサイマル放送の形態として代表的なものは、同一内容の番組をアナログ放送とデジタル放送で同時間帯に放送する形態や、地上デジタル放送とワンセグ放送(携帯端末向け放送)とで同一内容の番組を同時間帯に放送する形態が挙げられる。上述したとおり、一般的なサイマル放送は同一内容の番組を放送するものである。しかし、本発明においては、二次元映像として構成された番組と、該番組と同一内容で、かつ三次元映像として構成された番組とを、異なる送信媒体やチャンネルで同時間帯に並行して放送する形態を「サイマル放送」と表現した。したがって、厳密には「同一内容であって、かつ次元の異なる二次元映像番組と三次元映像番組の同時間帯放送」ということになるが、説明を理解し易くするために、各実施形態では、「サイマル放送」と表記する点に注意されたい。
眼鏡制御・通信部113は、眼鏡114と通信してそのシャッタ制御を行い、左目用画像がユーザの左目に入り、右目用画像がユーザの右目に入るように制御する。つまり、本実施形態における三次元映像はフレームシーケンシャルまたはフィールドシーケンシャル方式であり、左目用画像と右目用画像とを交互に表示するものである。リモートコントローラ(以下、リモコンという)121によるユーザの操作指示は、リモコン信号受信部120が受信する。リモコン121から赤外線により送信されるコマンドコードをリモコン信号受信部120が受信すると、これを制御部125に転送する。
制御部125は、CPU(中央演算処理装置)や、ROM、RAM等の記憶装置を用いて構成され、装置全体の制御を司る。制御部125と各部はバスを通じて互いに必要な情報を送受信できるように接続されている。制御部125は、眼鏡の装着状態に係る検出結果や、サイマル放送判定部111、映像判定部112による判定結果に従って、選局動作や表示映像の切り換え動作等を制御するが、詳細は後述する。またマルチビュー放送判定部130については後述の実施形態にて詳述する。
次に、放送受信装置100の基本的動作を説明する。
アンテナ101を通して入力されたデジタル放送信号は、チューナ部102でTSに変換された後、TSデータ処理部103に転送される。TSデータ処理部103は、多重化されたTSを映像基本ストリーム(以下、基本ストリームをESと略記する)、音声ES、データESに分離する。さらにTSデータ処理部103は、PSI、SI、PMT、SDT、EIT等を分離し、選局チャンネルの映像種別やサイマル放送チャンネル等を識別できるように構成されている。なおPSIは”Program Specific Information”の略号であり、SIは”Service Information”の略号である。PMTは”Program Map Table”の略号、SDTは”Service Description Table”の略号、EITは”Event Information Table”の略号である。
ESによってはMULTI2方式でスクランブル処理されているため、デスクランブル処理を行う必要がある。この場合、TSデータ処理部103は不図示のICカードからデスクランブル鍵を取得し、これをデスクランブル処理部105に設定する。デスクランブル処理部105はESのデスクランブル処理を行い、デスクランブル処理後の映像ESと音声ESはデコード処理部106でデコードされる。デコード処理された映像データは出力処理部107に送られ、映像表示に必要な処理が施された後で、表示部108にて映像が表示される。表示部108は、三次元映像の表示を行う際、左目用画像と右目用画像を交互に表示する。
番組情報表示部110は、必要に応じて表示中の放送番組に関する放送番組情報を、表示部108が表示する映像に重ねて表示させる。一般的に、こうした表示を番組情報バナー表示と称している。番組情報バナーは、選局してから数秒間表示するように制御される。映像判定部112は、処理中の映像ESに係る映像が三次元映像、二次元映像のいずれであるかを判定し、判定結果を制御部125に通知する。(社)電波産業会(ARIB)の標準規格によれば、デジタル放送において映像、音声及び番組に関する種々の情報をPSI、SIデータ内の各種テーブルとして放送信号に多重し、送出することが可能である。
本実施形態では、映像が三次元映像であるか二次元映像であるかを判定するための識別子として、コンポーネント記述子のコンポーネント種別(component_type)を用いる。コンポーネント記述子は番組名、放送時刻、番組説明などの番組に関する情報を保持したEITに含まれる。コンポーネント種別の情報を用いて、映像フォーマットが三次元映像であるか又は二次元映像であるかを示す映像フォーマット情報や、サイマル放送の有無を示す情報の送出及び判別が行われるものとする。またPMT、SDT、又はEITに挿入されるリンク記述子を用いてサイマル放送関係にある放送方式及びチャンネルの情報が装置に送出される。
図3は、コンポーネント記述子を例示したものであり、コンポーネント種別0x00〜0xC0は現在規格化されている映像コンポーネントを示している。映像フォーマット情報(解像度、アスペクト比、三次元映像/二次元映像)、サイマル放送の有無を示す情報の記述例が0xF1〜0xF4に示されている。
映像判定部112は、コンポーネント種別の情報に基づいて、処理中の映像ESに係る映像が三次元映像であるか、又は二次元映像であるかを判定する。サイマル放送判定部111は、コンポーネント種別にてサイマル放送有りと記述されている場合、処理中の映像ESが同一グループに属する映像ストリームの1つであることを判定する。ここで、同一グループとは、上述した、同一内容の二次元映像番組と三次元映像番組とからなるサイマル放送を一つの集合として見なした表現である。またサイマル放送判定部111は、処理中の映像ESのチャンネルとサイマル放送の関係にあるチャンネル、すなわち同一グループの他のチャンネルを検出可能である。本判定は、EITのコンポーネント記述子、リンク記述子のサービスID、放送情報、ネットワーク識別情報に基づいて行われる。
眼鏡制御・通信部113は、表示映像が三次元映像である場合、左目用画像と右目用画像を交互に表示するタイミングと同期して眼鏡114のシャッタ制御を行う。これによりユーザは左目用画像を左目で、右目用画像を右目で見ることで立体視が可能となる。眼鏡114は装着状態検出部115を有し、眼鏡制御・通信部113は、ユーザによる眼鏡114の装着状態の如何を判定できる。その場合、前記特許文献1と同様の技術を用いてもかまわない。なお、本発明においては、ユーザが実際に眼鏡を装着しているか否かを検出するのではなく、ユーザが眼鏡を用いて三次元映像を視認可能な状態であるか否かを判定できればよい。つまり、ユーザが眼鏡114を装着しているか否かを検出するためのセンサ、例えば近接センサや接触センサなどを用いることができる。実際の装着を検知するケースはもちろん、眼鏡114が液晶シャッタで駆動するタイプであれば、その駆動用の電源スイッチがオン状態になったことを検知して、本願発明の制御を行うことも可能である。眼鏡の電源スイッチがオン状態になれば、ユーザは眼鏡を用いて三次元映像の視認が可能な状態になっていると判断することができるためである。なお、以下の各実施形態の説明では、ユーザが眼鏡を装着しているか否かを装着状態検出部で検出することとして説明する。
[第1実施形態]
以下、図4及び図5を参照しながら、第1実施形態の動作を説明する。
図4は、選局処理例を示すフローチャートであり、制御部125のCPUによって解釈及び実行されるプログラムに従って以下の各ステップの処理が行われる。ユーザがリモコン121を用いてチャンネル切り換え操作を行うことにより、図4に示す処理が開始する。
S101にて眼鏡制御・通信部113は、眼鏡114と通信し、装着状態検出部115の検出信号に基づき、ユーザによる眼鏡の装着状態について判定する。その結果、ユーザが眼鏡を装着していると判定された場合、S110へ処理を進めるが、未装着の場合は、S120へ処理を進める。
S110にて映像判定部112は、ユーザの操作により選局される選局先のチャンネルにて現在放送されている番組に係る映像が三次元映像であるか、又は二次元映像であるかを判定する。この判定は、映像判定部112が上述したコンポーネント種別の情報を参照することで実行できる。その結果、三次元映像の場合は、S111へ処理を進め、ユーザが選局指示したチャンネルの選局が行われて、放送番組の映像が表示部108に表示される。そしてS112へ処理を進め、番組情報表示部110は、ユーザ選局したチャンネルにおける表示した番組の放送番組情報を画面に表示させる。
一方、S110において、映像判定部112が二次元映像と判定した場合は、処理をS113へ進める。ここで制御部125は二次元映像に対応するサイマル放送である三次元映像放送がこの時点で行われているか否かを判定する。この判定は、二次元映像のチャンネルを選局した時点で当該チャンネルにて放送中の番組と同じ内容の三次元番組が放送されているか否かを判定するのと等しい。その結果、サイマル放送が行われていると判定された場合は、S114に処理を進める。ここで、同一グループのチャンネル、すなわちサイマル放送の三次元映像放送チャンネルが選局され、放送中の三次元放送番組の映像が表示部108に表示される。具体的には、サイマル放送判定部111が、TSデータ処理部103で分離したEITのコンポーネント記述子、リンク記述子のサービスID、放送情報、ネットワーク識別を取得する。これらの情報に基づき、サイマル放送判定部111は、ユーザが選局指示した二次元映像放送チャンネルと同じグループである三次元映像放送のチャンネルを検出する。検出したチャンネルが選局され、番組が表示される。そしてS115に移行し、番組情報表示部110は、ユーザが選局指示したチャンネルにおける放送番組情報を表示させ、処理を終了する。したがって、S114で選局したチャンネル番号とS115で表示した放送番組情報のチャンネル番号とは異なることになる。選局したチャンネルにおける放送番組情報を表示するのは、ユーザ自身が選局したチャンネルとは異なるチャンネル番号が表示されると混乱を招く可能性があるためである。ユーザは眼鏡を装着しているので、ユーザが期待しているのは三次元放送である。したがって、映像そのものは三次元映像を表示するのが望ましく、放送番組情報は選局したチャンネルにおける放送番組情報とするのが好適である。
一方、S113にてサイマル放送である三次元映像放送が行われていないと判定された場合、すなわちEITのコンポーネント記述子にサイマル放送有りの記述がなかった場合は、S116へ処理を進める。この場合には、ユーザが選局したチャンネルは二次元放送のチャンネルであり、かつ、対応する三次元放送が無いので、専用眼鏡をかけたユーザには二次元放送の映像が提示される。そこで、ユーザの選局指示したチャンネルを選局し、眼鏡の両方の目のシャッタを常時開状態とする。そしてS117に処理を進め、表示したチャンネルにおける放送番組情報が表示された後、処理を終了する。なおS116の処理においては、ユーザが眼鏡を装着した状態で二次元映像が表示されるが、ユーザが眼鏡を装着していない状態で三次元映像を視認する状態とは異なり、ユーザが特段見づらい映像を見ることはない。また、二次元映像が表示された旨をユーザに通知することが望ましい。
前記S101において、ユーザが眼鏡を装着していないと判定された場合は、S120へ処理を移行させる。ここで映像判定部112は、S110と同様に、選局先のチャンネルの映像が三次元映像であるか、二次元映像であるかを判定する。その結果、二次元映像と判定された場合は、S121へ移行し、ユーザが選局指示したチャンネルが選局されて、放送中の二次元放送番組の映像が表示される。そしてS122にて、選局したチャンネルにおける表示した番組の放送番組情報が表示された後、処理を終了する。
一方、S120で選局先のチャンネルの番組映像が三次元映像であると判定された場合は、S123に処理を移行させる。S123では、サイマル放送である二次元映像放送がこの時点で行われているか否かを制御部125が判定する。その結果、サイマル放送が行われていると判定された場合は、S124に移行する。
S124では、同一グループのチャンネル、すなわちサイマル放送の二次元映像放送チャンネルが選局され、放送中の二次元放送番組の映像が表示部108に表示される。そしてS125にて、ユーザが選局指示したチャンネルにおける放送番組情報が表示される。したがって、S124で選局したチャンネル番号とS125で表示した放送番組情報のチャンネル番号とが異なることになる。
また、S123において、サイマル放送が行われていないと判定された場合は、S126に処理を移行させる。S126では、ユーザが眼鏡を装着していない状態で三次元映像放送のチャンネルを選局し、かつ、対応する二次元映像放送が無い状況であるので、この場合は、左目用画像または右目用画像のどちらか一方の画像を表示部108に表示させる制御が行われる。左目または右目のどちらか一方の画像は二次元画像であるので、このような画像を表示していれば、ユーザは通常の二次元映像放送と同様に番組を視聴することが可能となる。そして、S127にて、ユーザが選局したチャンネルにおける放送番組情報が表示される。このケースでは、番組情報の他に、眼鏡を装着すれば三次元映像が視認できることや、三次元映像を二次元映像として表示していることを示す追加情報を表示するのが好適である。
具体的な動作例を以下に説明する。図5(A)は、チャンネル番号、放送局名、番組名、放送映像の種類を表形式で例示したものである。チャンネル番号1と2では、放送局Aによる番組1のサイマル放送が行われており、チャンネル番号1では三次元映像放送、チャンネル番号2では二次元映像放送が行われているものとする。そして同時間帯にチャンネル番号3では放送局Bによる番組2の三次元映像放送が行われている。チャンネル番号4と5では放送局Cによる番組3のサイマル放送が行われており、チャンネル番号4では三次元映像放送が行われ、チャンネル番号5では二次元映像放送が行われている。チャンネル番号6では放送局Dによる番組4の二次元映像放送が行われている。
(シナリオ1:眼鏡装着状態でのチャンネル番号1から3への切り換え)
図5(A)に示す放送が行われている状態で、ユーザは専用の眼鏡114を装着し、チャンネル番号1の番組を視聴しているものとする。この状態で、ユーザがチャンネル番号3への選局指示を行った場合の動作を以下に説明する。なお、以下の選局指示は、リモコン121に設けられた、各チャンネルが割り当てられた数字キーを押下することによって行われる。
まず、図4のS101においてユーザは眼鏡を装着していると判定され、S110へ処理を移行する。選局先のチャンネル番号3では三次元映像放送が行われているため、S111へ移行する。そして、ユーザが選局指示したチャンネル、すなわちチャンネル番号3が選局され、番組2の映像が表示される。そしてS112にて、表示された番組2の放送番組情報、すなわちチャンネル番号3における放送番組情報がバナーとして映像に重畳されて表示される。
以上の動作により、ユーザが眼鏡を装着した状態で、三次元映像チャンネルを選局指示した場合には、選局したチャンネルの映像及び放送番組情報が表示され、ユーザは三次元映像を視認できる。
(シナリオ2:眼鏡未装着状態でのチャンネル番号2から4への切り換え)
図5(A)に示す放送が行われている状態で、ユーザは眼鏡を装着せず、チャンネル番号2の放送番組を視聴しているものとする。この状態で、ユーザがチャンネル番号4への選局指示を行った時の動作を以下に説明する。
まず、S101においてユーザが眼鏡を装着していないと判定され、S120へ進む。選局先のチャンネル番号4では三次元映像放送が行われているので、S123へ移行する。ここで、チャンネル番号4と同一グループである、サイマル放送の二次元映像放送チャンネル、すなわちチャンネル番号4のサイマル放送であるチャンネル番号5の番組3が放送されていると判定される。その後、S124にてチャンネル番号5が選局され、番組3の映像が表示される。そしてS125にて、ユーザが選局指示したチャンネル、すなわちチャンネル番号4における放送番組情報がバナーとして表示される。ここで、S124ではチャンネル番号5を選局しているが、S125ではチャンネル番号4の放送番組情報を表示していることに注意を要する。このときの画面表示例を図5(B)に示す。同図において、符号201で示す画面の映像はチャンネル番号5の二次元映像であり、符号202で示す放送番組情報の表示領域にはチャンネル番号4における放送番組情報が表示される。
以上の動作により、眼鏡の未装着状態でユーザが二次元映像のサイマル放送がある三次元映像チャンネルを選局指示した場合には、サイマル放送の二次元映像が表示されるとともに、選局指示した番組の放送番組情報が表示される。すなわち、ユーザは眼鏡を装着していない状態で、見づらい三次元映像を見ずに済む。また、ユーザは表示された放送番組情報から自分が選局した番組に対応する三次元映像放送番組の放送の存在を知ることができ、眼鏡を装着すれば、三次元映像放送を視聴できることが容易に分かる。
(シナリオ3:眼鏡装着状態でのチャンネル番号1から2への切り換え)
図5(A)に示す放送が行われている状態で、ユーザは眼鏡を装着し、チャンネル番号1の番組を視聴しているものとする。この状態で、ユーザがチャンネル番号2への選局指示を行った時の動作を以下に説明する。
まず、S101においてユーザが眼鏡を装着していると判定され、S110へ処理を移行する。ここで選局先の映像は二次元映像であると判定されるため、処理はS113へ移行する。S113では、同一グループであるサイマル放送の三次元映像放送チャンネル、すなわちチャンネル番号2のサイマル放送を行っているチャンネル番号1の番組1が放送されていると判定される。それからS114に移行し、チャンネル番号1が選局され、番組1の三次元映像が表示される。ただし、本処理においてはチャンネル番号の変更はないので、実質的には選局は行われない。そしてS115にて、ユーザが選局指示したチャンネル、すなわちチャンネル番号2における放送番組情報が表示される。ここでも、S114にてチャンネル番号1の放送番組の映像が表示され、S115ではチャンネル番号2における放送番組情報が表示されることに注意を要する。
以上の動作により、ユーザが眼鏡を装着した状態で、サイマル放送の二次元映像放送チャンネルを選局指示した場合には、サイマル放送の三次元映像が表示され、ユーザが選局指示した放送番組の放送番組情報が表示される。すなわち、ユーザは三次元映像を視認できる。また、ユーザは表示された放送番組情報を見て、二次元映像番組が放送されていることを知る。よってユーザは眼鏡を装着しなくても、二次元映像放送を視聴できることが容易に分かる。
(シナリオ4:眼鏡の装着状態の変化)
本実施形態において眼鏡制御・通信部113は、定期的に又は常時、眼鏡114と通信し、ユーザの眼鏡装着状態を判定する。ユーザの眼鏡装着状態に変化があった場合、図4に示すフローチャートに従って処理が行われる。この場合、現時点で選局指示されているチャンネルを「選局先チャンネル」として、図4に示す処理が開始する。
前記シナリオ2では図5(A)の放送状態を想定し、ユーザが眼鏡を装着せずにチャンネル番号2から4への選局指示を行った場合、チャンネル番号4のサイマル放送であるチャンネル番号5が選局され、チャンネル番号4の番組情報が表示された。この状態で、ユーザが眼鏡を装着した場合の処理を以下に説明する。
眼鏡制御・通信部113は、眼鏡の未装着状態から装着状態に変わったと判定し、チャンネル番号4を選局先として、図4に示すフローチャート処理を開始する。まず、ユーザは眼鏡を装着しているため、S101からS110へ処理を移行する。S110では、選局先のチャンネルで放送中の番組の映像は三次元映像であると判定されるため、S111へ移行する。ユーザが選局指示したチャンネルの番組映像、すなわちチャンネル番号4の番組映像が表示され、S112にて、表示した放送番組情報、すなわちチャンネル番号4における放送番組情報が表示される。
以上の動作により、ユーザがサイマル放送の二次元映像番組を視聴中に、眼鏡を装着した場合には、サイマル放送の三次元映像が自動的に選局及び表示されるので、ユーザは特段の操作を要することなく、三次元映像を視認できる。
なお本実施形態において、サイマル放送が別チャンネルで放送されているとしたが、1つの番組に三次元及び二次元の複数の映像を持たせることにより同様の放送を実現することも可能である。この場合には、1つのチャンネルがもつ複数の映像ストリームを同一グループと判定し、前述のチャンネル切り換えに代えて、映像ストリームの切り換え(ES切り換え)を行うことにより、上記と同様の動作、効果が得られる。すなわち、眼鏡装着状態で表示映像の切り換え操作が行われた放送番組内の映像が二次元映像である場合、制御部125は放送番組内の三次元映像に切り換えて表示させる。また眼鏡の非装着状態で切り換え操作が行われた放送番組内の映像が三次元映像である場合、制御部125は放送番組内の二次元映像に切り換えて表示させる。映像表示の際には、切り換え操作によって指示された映像に係る放送番組情報が表示される。よって、ユーザが眼鏡をかけない状態で表示映像の切り換え操作を行う場合、三次元映像と二次元映像の区別なく映像が表示されることはなくなり、ユーザは見づらい映像の視認を余儀なくされることがない。
また図4に例示した処理では眼鏡制御・通信部113がS101にて最初にユーザの眼鏡装着状態を判定してから、S110やS120で映像の種別(二次元及び三次元)を判定した。これに限らず、ユーザ操作によって選局指示されたチャンネルの番組映像が三次元映像であるか、二次元映像であるかの判定処理後に、ユーザによる眼鏡の装着状態についての判定処理が行われるように構成してもよい。つまり映像判定部112が選局先のチャンネルの番組映像が三次元映像であると判定した後に、眼鏡制御・通信部113は眼鏡が装着されていることを確認し、ユーザ操作によって選局指示されたチャンネルの番組及び放送番組情報を表示部108が表示する。また眼鏡が未装着であると眼鏡制御・通信部113が判定すると、サイマル放送である二次元映像放送チャンネルの番組及び選局指示されたチャンネルの放送番組情報を表示部108が表示する。一方、映像判定部112が選局先のチャンネルの番組映像が二次元映像であると判定した後に、眼鏡制御・通信部113は眼鏡が装着されていることを確認する。サイマル放送である三次元映像放送チャンネルの番組及び選局指示されたチャンネルの放送番組情報を表示部108が表示する。また眼鏡制御・通信部113は眼鏡が未装着であると判定すると、選局指示されたチャンネルの番組及び放送番組情報を表示部108が表示する。
上述の実施形態によれば、ユーザが眼鏡を装着している状態で二次元映像を放送しているチャンネルへの選局指示を行った場合、該二次元映像放送の番組に対応する三次元映像放送の番組が存在していれば、該番組が自動的に選局されて表示される。よって、ユーザは特段の操作をすることなく、三次元映像を視認できる。またユーザが眼鏡を装着していない状態で三次元映像を放送しているチャンネルへの選局指示を行った場合、当該三次元映像放送の番組に対応する二次元映像放送の番組が存在していれば、その番組が自動的に選局されて表示される。よって、ユーザは見づらい三次元映像を視認せずに済む。これにより、ユーザの利便性を向上させることが可能となる。
なお、上述した実施形態における図4のS115及びS125では、実際に表示されている映像を放送しているチャンネルではなく、ユーザが選局したチャンネルの放送番組情報をバナーとして表示することにしている。その理由は、ユーザ自身が選局したチャンネルとは異なるチャンネル番号が表示されると混乱を招く可能性があるためである。しかし、S115では、番組情報バナーにおいて映像種別が「二次元」と表示されているにもかかわらず、実際の映像は三次元映像である。同様に、S125では、番組情報バナーにおいて映像種別が「三次元」と表示されているにもかかわらず、実際の映像は二次元映像である。つまり、実際の映像とバナーに表示される映像種別が異なることでユーザが混乱する可能性もある。そこで、S115及びS125では、番組情報バナーに加え、表示中の映像は選局したチャンネルで放送中の番組と同じ三次元(二次元)番組であることをユーザに通知するメッセージを表示するのが好適である。若しくは、S115及びS125において、ユーザが選局したチャンネルの番組情報バナーではなく、表示したチャンネルにおける番組情報バナーを表示してもよい。その際には、ユーザが選局したチャンネルは二次元(三次元)映像を放送しているチャンネルだったため、同じ内容の番組を三次元(二次元)映像で放送している別チャンネルに自動的に選局した旨を説明するメッセージを表示部108が表示する。
上述した実施形態では、フレームシーケンシャル方式の三次元映像表示を行うこととし、眼鏡は液晶シャッタタイプとした。しかし、背景技術欄に記載したように、偏向方式でも眼鏡を用いて視認することがある。偏向方式においても上述した実施形態で説明した内容と基本的には同じであるが、S116では偏向方式の眼鏡は開状態や閉状態といった概念が無いので、眼鏡側での制御は何も行わないことに注意が必要である。S116以外のステップでは偏向方式であっても、処理内容は同じである。
[第2実施形態]
以下、本発明の第2実施形態について説明する。なお第2実施形態に係る放送受信装置の構成は第1実施形態の場合と同様であり、よって説明は省略する。図6は、放送受信装置における選局処理例を示すフローチャートである。
ユーザがリモコン操作で順次にチャンネル切り換え操作を行うことにより、図6に示す処理が開始する。ここで順次に行われるチャンネル切り換え操作とは「次のチャンネルへの選局指示操作」を意味する。リモコン121には、選局するチャンネルをチャンネル番号の順序で順方向又は逆方向に順次送って選局する、いわゆるアップダウン選局キーが設けられている。このキーを押下することで、現在選局中のチャンネルの前後のチャンネル番号を有するチャンネルに順次選局することができる。例えば、チャンネル番号が101、102、103、104と並ぶケースにおいて、チャンネル番号103における放送の視聴中に、ユーザが順方向へのチャンネル切り換え操作を行うと、チャンネル番号104が選局される。
本実施形態でも図5(A)と同じ放送状況を想定し、チャンネル番号1乃至6で放送局A乃至Dが番組1乃至4の放送を行っているものとする。図7(A)は、三次元映像放送チャンネルリスト(チャンネル番号1,3,4を含む)を例示し、図7(B)は二次元映像放送チャンネルリスト(チャンネル番号2,5,6を含む)を例示する。
ユーザが順次にチャンネル選局を行う操作部を用いてチャンネル切り換え操作を行うと、まず、S201において映像判定部112がチャンネルリストを生成する。このチャンネルリストは、三次元映像放送が行われているチャンネルのみ、又は二次元映像放送が行われているチャンネルのみを示したリストである。図5(A)に示す放送が行われている状態では、図7(A)に示す三次元映像放送チャンネルリスト、及び図7(B)に示す二次元映像放送チャンネルリストが生成される。このチャンネルリストは、制御部125によって作成されるものである。制御部125はEITに含まれるコンポーネント種別を検知し、検知したコンポーネント種別を用いて、放送されているチャンネルを二次元映像放送チャンネルリストと三次元映像放送チャンネルリストのいずれかに振り分ける。
次にS202にて眼鏡制御・通信部113は眼鏡114と通信し、装着状態検出部115の検出信号に基づいてユーザの眼鏡装着状態を判定する。その結果、ユーザが眼鏡を装着していると判定された場合は、S214へ処理を進める。ユーザが眼鏡を装着していないと判定された場合は、S204へ処理を進める。S204では、図7(B)に示す二次元映像放送チャンネルリストに基づいて制御部125が次のチャンネルの情報を検索して該情報を取得する。そしてS205にて、チューナ部102は制御部125から指令を受けて、S204で取得したチャンネル情報をもとにチャンネルを選局する。選局されたチャンネルにおいて放送中の番組の映像が表示され、上記一連の処理が終了する。
例えば、図5(A)に示す放送が行われている状態で、ユーザが眼鏡を装着せずにチャンネル番号5の番組3を視聴しているものとする。ユーザが順方向(チャンネル番号が増加する方向)にチャンネル切り換え操作を行うと、図7(B)に示す二次元映像放送チャンネルリストに基づき、チャンネル番号6が次のチャンネル番号として取得される。つまりチャンネル6が選局され、番組4の二次元映像が表示される。また、図5(A)に示す放送が行われている状態で、ユーザが眼鏡を装着せずにチャンネル番号5の放送番組3を視聴しているものとする。ユーザが逆方向(チャンネル番号が減少する方向)にチャンネル切り換え操作を行うと、図7(B)に示す二次元映像放送チャンネルリストに基づいてチャンネル番号2が次のチャンネル番号として取得される。つまりチャンネル2が選局され、番組1の二次元映像が表示される。
以上の動作により、ユーザが眼鏡を装着していない状態で順方向または逆方向に選局するチャンネルを順次切り換えられる操作が行われた場合は、三次元映像放送のチャンネルはスキップし、自動的に二次元映像放送のチャンネルが選局される。よって、眼鏡を装着していないユーザが見づらい三次元映像の視認を余儀なくされることはない。
一方、S202において、ユーザが眼鏡を装着していると判定された場合は、S214へ処理を進める。S214では、図7(A)に示す三次元映像放送チャンネルリストから次のチャンネルの情報を検索し、チャンネルの情報を取得する処理が行われる。そしてS215では、取得したチャンネル情報をもとにチャンネルをチューナ部102が選局する。その後、選局されたチャンネルにおいて放送中の番組の映像が表示される。
例えば、図5(A)に示す放送が行われている状態で、ユーザが眼鏡を装着してチャンネル番号3の番組2を視聴しているものとする。ユーザが順方向にチャンネル切り換え操作を行うと、図7(A)に示す三次元映像放送チャンネルリストに基づいて、チャンネル番号4が次のチャンネル番号として取得される。つまりチャンネル4が選局されて番組3の三次元映像が表示される。また、図5(A)に示す放送が行われている状態で、ユーザが眼鏡を装着してチャンネル番号3の番組2を視聴しているものとする。ユーザが逆方向にチャンネル切り換え操作を行うと、図7(A)に示す三次元映像放送チャンネルリストに基づいて、チャンネル番号1が次のチャンネル番号として取得される。つまりチャンネル1が選局されて、番組1の三次元映像が表示される。
以上の動作により、ユーザが眼鏡を装着した状態で順方向または逆方向に選局するチャンネルを順次切り換えられる操作を行った場合は、二次元映像放送のチャンネルはスキップし、自動的に三次元映像放送のチャンネルが選局される。よってユーザは特段の操作を要することなく三次元映像を視認できる。これにより、ユーザの利便性を向上させることができる。なお本例ではチャンネルリストの生成が、ユーザによるチャンネル切り換え操作時に行われるものとして説明したが、これに限らず、視聴中や所定のタイミングで定期的にチャンネルリストが生成されるように構成してもよい。また、このようなチャンネルリストを必ずしも生成する必要は無く、選局操作の都度、EIT等の情報を参照して、選局すべきチャンネルを選択することも可能である。重要なのは、ユーザによって順方向または逆方向にチャンネルを順次選局する操作入力が行われた場合に、ユーザの眼鏡の装着状態によって、二次元映像の番組又は三次元映像の番組のどちらを選局するかを判定することである。上記の第1実施形態はユーザが選局指示したチャンネルや映像ストリームと同一内容の他のチャンネルや映像ストリームを選択して表示する点に特徴を有していた。しかし、本実施形態は、ユーザが順方向又は逆方向にチャンネルを順次切り換える操作であるので、三次元映像のみ又は二次元映像のみを選択して表示するものである。
[第3実施形態]
以下、本発明の第3実施形態を説明する。なお第3実施形態に係る放送受信装置がその構成において第1実施形態と相違する点は、マルチビュー放送判定部130を設けたことであり、よって以下では相違点を説明する。
マルチビュー放送とは、1つの番組が複数の映像を有する番組の放送のことである。野球中継番組を例にして説明すると、バッターを中心とした映像を主映像とし、副映像としては、野球場全体を撮影した映像やベンチの様子を撮影した映像が、同一の番組として放送される。ユーザはリモコン等を使って映像ストリームの切り換え操作を行うことにより、主映像及び副映像のうち、所望の映像を切り換えて視認できる。
マルチビュー放送番組は、例えば図8に示すように複数の映像ES、音声ESが多重化された構成となっている。本例では映像グループとして主映像、副映像1、副映像2を示す。そして主映像が映像ES1及び音声ES1を含み、副映像1が映像ES2及び音声ES2を含み、副映像2が映像ES3及び音声ES3を含む。
マルチビュー放送判定部130は、PITに基づいて視聴中の番組が複数の映像ESを有する場合、当該番組がマルチビュー放送番組であると判定し、判定結果を制御部125に送出する。
図9は、放送受信装置の映像切り換え処理例を示すフローチャートである。ユーザがリモコン121を用いて映像切り換え操作を行うことにより、図9に示す処理が開始する。
S601にてマルチビュー放送判定部130は、視聴中の番組がマルチビュー放送番組であるか否かを判定する。マルチビュー放送番組の場合、S602に進むが、マルチビュー放送番組でない場合(S601でNO)には、映像切り換えを行えないため、処理が終了する。
S602にて眼鏡制御・通信部113は眼鏡114と通信し、装着状態検出部115の検出信号に基づいてユーザの眼鏡装着状態の如何を判定する。その結果、ユーザが眼鏡114を装着していないと判定された場合、S603へ進むが、ユーザが眼鏡114を装着していると判定された場合、S613に進む。
S603にて映像判定部112は、TSデータ処理部103で分離したEITのコンポーネント記述子からコンポーネント種別を抽出する。そして映像判定部112は、マルチビュー放送番組内の次の映像が三次元映像であるか、二次元映像であるかを判定する。その結果、次の映像が二次元映像であると判定された場合、S604へ進み、当該二次元映像、つまりマルチビュー放送番組内の次の映像が表示され、処理が終了する。
一方S603において、次の映像が三次元映像であると判定された場合、S605へ進む。切り換え対象となる映像ESとして、マルチビュー放送番組内の他の映像ESが選択された上でS603へ戻る。例えば主映像から副映像1への映像切り換え時には、切り換え映像(次の映像)として副映像2が選択されてS603へ移行する。
以上の動作により、ユーザが眼鏡を装着していない状態で映像切り換え操作を行った場合、マルチビュー放送番組内の二次元映像が表示されるので、ユーザは見づらい三次元映像の視認を余儀なくされることがない。
一方、前記S602において、ユーザが眼鏡を装着していると判定された場合は、S613へ進む。ここで映像判定部112は、TSデータ処理部103で分離したEITのコンポーネント記述子からコンポーネント種別を抽出する。そして映像判定部112は、マルチビュー放送番組内の次の映像が三次元映像であるか、二次元映像であるかを判定する。その結果、次の映像が三次元映像であると判定された場合、S614へ進み、当該三次元映像、すなわちマルチビュー放送番組内の次の映像が表示され、処理が終了する。S613において、次の映像が二次元映像であると判定された場合、S615へ進む。ここで切り換え対象となる映像として、マルチビュー放送番組内の他の映像ESが選択された上でS613へ戻る。
なお、S605からS603へと戻るループ処理にてマルチビュー放送番組内に二次元映像が含まれていない場合や、S615から613へと戻るループ処理にてマルチビュー放送番組内に三次元映像が含まれていない場合には、無限ループとなってしまう。本例では、マルチビュー放送番組内の全映像に対してループ処理を行った後は、S605、S615の処理を中止するように構成されている。ループ処理を抜けるために処理を中止した場合、他に二次元映像がないために映像切り換えを中止した旨が画面に表示され、ユーザに通知される。
以上の動作により、ユーザが眼鏡を装着している状態で映像切り換え操作を行った場合、マルチビュー放送番組内の三次元映像が表示され、ユーザは特段の操作を要することなく、三次元映像を視認できる。
100 放送受信装置
110 番組情報表示部
111 サイマル放送判定部
112 映像判定部
113 眼鏡制御・通信部
114 眼鏡
115 装着状態検出部
120 リモコン信号受信部
125 制御部

Claims (20)

  1. 眼鏡を用いることで立体視可能な三次元映像、及び該眼鏡を用いることなく視認可能な二次元映像を放送する放送信号を受信する放送受信装置であって、
    ユーザが眼鏡を用いて三次元映像を視認可能な状態であるか否かを検出する検出手段と、
    選局されたチャンネルの放送番組の映像が三次元映像であるか又は二次元映像であるかを放送信号に含まれる識別情報を用いて判定する映像判定手段と、
    選局されたチャンネルの放送番組と同一内容で、かつ次元の異なる映像番組を放送しているチャンネルが存在しているか否かを判定する放送判定手段と、
    前記検出手段による検出結果及び前記映像判定手段による判定結果並びに前記放送判定手段による判定結果に従って選局動作を制御する制御手段と、を備え、
    前記制御手段は、ユーザが三次元映像を視認可能な状態で、選局されたチャンネルで放送中の放送番組の映像が二次元映像であると判定され、かつ、該二次元映像の放送番組と同一内容の三次元番組を放送中の三次元映像放送チャンネルが存在していると判定された場合には、当該三次元映像放送チャンネルを選局するように制御し、ユーザが三次元映像を視認可能でない状態で、選局されたチャンネルで放送中の放送番組の映像が三次元映像であると判定され、かつ、該三次元映像の放送番組と同一内容の二次元映像の放送番組を放送中の二次元映像放送チャンネルが存在していると判定された場合には、当該二次元映像放送チャンネルを選局するように制御することを特徴とする放送受信装置。
  2. 前記制御手段に従って選局されたチャンネルの映像とともに、放送番組に関する番組情報を表示する制御を行う表示制御手段を有し、
    前記表示制御手段は、ユーザが三次元映像を視認可能な状態で、選局されたチャンネルで放送中の放送番組の映像が二次元映像であり、かつ、前記制御手段の制御によって、当該二次元映像の放送番組と同一内容の三次元番組を放送中の三次元映像放送チャンネルが選局された場合、当該三次元映像放送チャンネルの映像とともに、選局されたチャンネルにおいて放送中の二次元映像の放送番組の番組情報を表示することを特徴とする請求項1に記載の放送受信装置。
  3. 前記制御手段に従って選局されたチャンネルの映像とともに、放送番組に関する番組情報を表示する制御を行う表示制御手段を有し、
    前記表示制御手段は、ユーザが三次元映像を視認可能ではない状態で選局されたチャンネルで放送中の放送番組の映像が三次元映像であり、かつ、前記制御手段の制御によって、当該三次元映像の放送番組と同一内容の二次元映像の放送番組を放送中の二次元映像放送チャンネルが選局された場合、当該二次元映像放送チャンネルの映像とともに、選局されたチャンネルにおいて放送中の三次元映像の放送番組の番組情報を表示することを特徴とする請求項1に記載の放送受信装置。
  4. 前記制御手段に従って選局されたチャンネルの映像とともに、放送番組に関する番組情報を表示する制御を行う表示制御手段を有し、
    前記表示制御手段は、ユーザが三次元映像を視認可能な状態で、選局されたチャンネルで放送中の放送番組の映像が二次元映像であり、かつ、前記制御手段の制御によって、当該二次元映像の放送番組と同一内容の三次元番組を放送中の三次元映像放送チャンネルが選局された場合、当該三次元映像放送チャンネルの映像とともに当該三次元映像放送チャンネルにおいて放送中の二次元映像の放送番組の番組情報と、自動的に三次元映像放送チャンネルに選局した旨を説明するメッセージを表示することを特徴とする請求項1に記載の放送受信装置。
  5. 前記検出手段は、前記眼鏡に設けたセンサを用いて、ユーザが前記眼鏡を装着したか否かを検出することで、ユーザが三次元映像を視認可能な状態にあるか否かを検出することを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の放送受信装置。
  6. 前記検出手段は、前記眼鏡に設けた電源スイッチがオン状態になったことを検出することで、ユーザが三次元映像を視認可能な状態にあると検出することを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の放送受信装置。
  7. 眼鏡を用いることで立体視可能な三次元映像、及び該眼鏡を用いることなく視認可能な二次元映像を放送する放送信号を受信する放送受信装置であって、
    ユーザが眼鏡を用いて三次元映像を視認可能な状態であるか否かを検出する検出手段と、
    チャンネル番号の順序で順方向又は逆方向に順次送ってチャンネル選局する選局手段と、
    選局されたチャンネルで放送中の放送番組の映像が三次元映像であるか又は二次元映像であるかを信号に含まれる識別情報を用いて判定する映像判定手段と、
    前記検出手段による検出結果と、前記映像判定手段による判定結果に従って、選局動作を制御する制御手段と、を備え、
    前記制御手段は、ユーザが三次元映像を視認可能な状態で前記選局手段による選局が行われた場合は、三次元映像を放送中のチャンネルを選んで順次選局するように制御し、ユーザが三次元映像を視認可能ではない状態で前記選局手段による選局が行われた場合は、二次元映像を放送中のチャンネルを選んで順次選局する制御を行うことを特徴とする放送受信装置。
  8. 前記映像判定手段は、前記識別情報を用いて、二次元映像を放送中のチャンネルの集合と、三次元映像を放送中のチャンネルの集合とを示す情報を生成し、
    前記制御手段は、前記映像判定手段が生成した情報を用いてチャンネルを選局する制御を行うことを特徴とする請求項7に記載の放送受信装置。
  9. 前記検出手段は、前記眼鏡に設けたセンサを用いて、ユーザが前記眼鏡を装着したか否かを検出することで、ユーザが三次元映像を視認可能な状態にあるか否かを検出することを特徴とする請求項7または8に記載の放送受信装置。
  10. 前記検出手段は、前記眼鏡に設けた電源スイッチがオン状態になったことを検出することで、ユーザが三次元映像を視認可能な状態にあると検出することを特徴とする請求項7または8に記載の放送受信装置。
  11. 眼鏡を用いることで立体視可能な三次元映像、及び該眼鏡を用いることなく視認可能な二次元映像を放送する放送信号を受信する放送受信装置にて実行される制御方法であって、
    ユーザが眼鏡を用いて三次元映像を視認可能な状態であるか否かを検出する検出ステップと、
    選局されたチャンネルの放送番組の映像が三次元映像であるか又は二次元映像であるかを放送信号に含まれる識別情報を用いて判定する映像判定ステップと、
    選局されたチャンネルの放送番組と同一内容で、かつ次元の異なる映像番組を放送しているチャンネルが存在しているか否かを判定する放送判定ステップと、
    前記検出ステップでの検出結果及び前記映像判定ステップでの判定結果並びに前記放送判定ステップでの判定結果に従って選局動作を制御する制御ステップと、を有し、
    前記制御ステップでは、ユーザが三次元映像を視認可能な状態で、選局されたチャンネルで放送中の放送番組の映像が二次元映像であると判定され、かつ、該二次元映像の放送番組と同一内容の三次元番組を放送中の三次元映像放送チャンネルが存在していると判定された場合には、当該三次元映像放送チャンネルを選局するように制御し、ユーザが三次元映像を視認可能でない状態で、選局されたチャンネルで放送中の放送番組の映像が三次元映像であると判定され、かつ、該三次元映像の放送番組と同一内容の二次元映像の放送番組を放送中の二次元映像放送チャンネルが存在していると判定された場合には、当該二次元映像放送チャンネルを選局するように制御することを特徴とする放送受信装置の制御方法。
  12. 前記制御ステップに従って選局されたチャンネルの映像とともに、放送番組に関する番組情報を表示する制御を行う表示制御ステップをさらに有し、
    前記表示制御ステップでは、ユーザが三次元映像を視認可能な状態で、選局されたチャンネルで放送中の放送番組の映像が二次元映像であり、かつ、前記制御ステップの制御によって、当該二次元映像の放送番組と同一内容の三次元番組を放送中の三次元映像放送チャンネルが選局された場合、当該三次元映像放送チャンネルの映像とともに、選局されたチャンネルにおいて放送中の二次元映像の放送番組の番組情報を表示することを特徴とする請求項11に記載の放送受信装置の制御方法。
  13. 前記制御ステップに従って選局されたチャンネルの映像とともに、放送番組に関する番組情報を表示する制御を行う表示制御ステップをさらに有し、
    前記表示制御ステップでは、ユーザが三次元映像を視認可能ではない状態で選局されたチャンネルで放送中の放送番組の映像が三次元映像であり、かつ、前記制御ステップの制御によって、当該三次元映像の放送番組と同一内容の二次元映像の放送番組を放送中の二次元映像放送チャンネルが選局された場合、当該二次元映像放送チャンネルの映像とともに、選局されたチャンネルにおいて放送中の三次元映像の放送番組の番組情報を表示することを特徴とする請求項11に記載の放送受信装置の制御方法。
  14. 前記制御ステップに従って選局されたチャンネルの映像とともに、放送番組に関する番組情報を表示する制御を行う表示制御ステップをさらに有し、
    前記表示制御ステップでは、ユーザが三次元映像を視認可能な状態で、選局されたチャンネルで放送中の放送番組の映像が二次元映像であり、かつ、前記制御ステップの制御によって、当該二次元映像の放送番組と同一内容の三次元番組を放送中の三次元映像放送チャンネルが選局された場合、当該三次元映像放送チャンネルの映像とともに当該三次元映像放送チャンネルにおいて放送中の二次元映像の放送番組の番組情報と、自動的に三次元映像放送チャンネルに選局した旨を説明するメッセージを表示することを特徴とする請求項11に記載の放送受信装置の制御方法。
  15. 前記検出ステップでは、前記眼鏡に設けたセンサを用いて、ユーザが前記眼鏡を装着したか否かを検出することで、ユーザが三次元映像を視認可能な状態にあるか否かを検出することを特徴とする請求項11乃至14のいずれか1項に記載の放送受信装置の制御方法。
  16. 前記検出ステップでは、前記眼鏡に設けた電源スイッチがオン状態になったことを検出することで、ユーザが三次元映像を視認可能な状態にあると検出することを特徴とする請求項11乃至14のいずれか1項に記載の放送受信装置の制御方法。
  17. 眼鏡を用いることで立体視可能な三次元映像、及び該眼鏡を用いることなく視認可能な二次元映像を放送する放送信号を受信する放送受信装置で実行される制御方法であって、
    ユーザが眼鏡を用いて三次元映像を視認可能な状態であるか否かを検出する検出ステップと、
    チャンネル番号の順序で順方向又は逆方向に順次送ってチャンネル選局する選局ステップと、
    選局されたチャンネルで放送中の放送番組の映像が三次元映像であるか又は二次元映像であるかを信号に含まれる識別情報を用いて判定する映像判定ステップと、
    前記検出ステップでの検出結果と、前記映像判定ステップでの判定結果に従って、選局動作を制御する制御ステップと、を有し、
    前記制御ステップでは、ユーザが三次元映像を視認可能な状態で前記選局ステップよる選局が行われた場合は、三次元映像を放送中のチャンネルを選んで順次選局するように制御し、ユーザが三次元映像を視認可能ではない状態で前記選局ステップによる選局が行われた場合は、二次元映像を放送中のチャンネルを選んで順次選局する制御を行うことを特徴とする放送受信装置の制御方法。
  18. 前記映像判定ステップでは、前記識別情報を用いて、二次元映像を放送中のチャンネルの集合と、三次元映像を放送中のチャンネルの集合とを示す情報を生成し、
    前記制御ステップでは、前記映像判定ステップで生成した情報を用いてチャンネルを選局する制御を行うことを特徴とする請求項17に記載の放送受信装置の制御方法。
  19. 前記検出ステップでは、前記眼鏡に設けたセンサを用いて、ユーザが前記眼鏡を装着したか否かを検出することで、ユーザが三次元映像を視認可能な状態にあるか否かを検出することを特徴とする請求項17または18に記載の放送受信装置の制御方法。
  20. 前記検出ステップでは、前記眼鏡に設けた電源スイッチがオン状態になったことを検出することで、ユーザが三次元映像を視認可能な状態にあると検出することを特徴とする請求項17または18に記載の放送受信装置の制御方法。
JP2010164009A 2009-11-13 2010-07-21 放送受信装置及びその制御方法、並びに表示装置及びその制御方法 Expired - Fee Related JP5615075B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010164009A JP5615075B2 (ja) 2009-11-13 2010-07-21 放送受信装置及びその制御方法、並びに表示装置及びその制御方法
US12/939,715 US20110115888A1 (en) 2009-11-13 2010-11-04 Broadcast receiving apparatus and control method therefor

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009259417 2009-11-13
JP2009259417 2009-11-13
JP2010164009A JP5615075B2 (ja) 2009-11-13 2010-07-21 放送受信装置及びその制御方法、並びに表示装置及びその制御方法

Publications (3)

Publication Number Publication Date
JP2011124971A true JP2011124971A (ja) 2011-06-23
JP2011124971A5 JP2011124971A5 (ja) 2013-09-05
JP5615075B2 JP5615075B2 (ja) 2014-10-29

Family

ID=44011037

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2010164009A Expired - Fee Related JP5615075B2 (ja) 2009-11-13 2010-07-21 放送受信装置及びその制御方法、並びに表示装置及びその制御方法

Country Status (2)

Country Link
US (1) US20110115888A1 (ja)
JP (1) JP5615075B2 (ja)

Cited By (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011114867A (ja) * 2009-11-23 2011-06-09 Samsung Electronics Co Ltd 再生モード切替方法、出力モード切替方法及びこれを用いたディスプレイ装置と3d映像提供システム
WO2013005406A1 (ja) * 2011-07-01 2013-01-10 パナソニック株式会社 送信装置、受信再生装置、送信方法及び受信再生方法
JP2013031147A (ja) * 2011-06-24 2013-02-07 Sharp Corp 立体映像出力装置
WO2013021600A1 (ja) * 2011-08-05 2013-02-14 パナソニック株式会社 受信再生装置、送信装置、受信再生方法及び送信方法
JP2013141218A (ja) * 2011-12-30 2013-07-18 Samsung Electronics Co Ltd 映像表示装置及び映像表示方法
JP2015005917A (ja) * 2013-06-21 2015-01-08 株式会社東芝 情報送信装置、情報送信方法、及び情報受信装置
US8964011B2 (en) 2011-12-30 2015-02-24 Samsung Electronics Co., Ltd. Device and method for displaying video
JP2016096524A (ja) * 2014-11-17 2016-05-26 株式会社東芝 電子機器及び信号処理方法
JP2017098702A (ja) * 2015-11-20 2017-06-01 日立マクセル株式会社 放送受信装置
JP2017143551A (ja) * 2017-03-22 2017-08-17 日立マクセル株式会社 受信装置および受信方法

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20120019635A (ko) * 2010-08-26 2012-03-07 삼성전자주식회사 방송 채널 전환 방법 및 이를 수행하는 방송 수신 장치
CN102812717A (zh) * 2011-02-04 2012-12-05 松下电器产业株式会社 显示影像的显示装置、辅助影像观看的眼镜装置、具备显示装置及眼镜装置的影像系统、以及影像系统的控制方法
GB2498954B (en) * 2012-01-31 2015-04-15 Samsung Electronics Co Ltd Detecting an object in an image

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH1175223A (ja) * 1997-08-29 1999-03-16 Sanyo Electric Co Ltd 立体表示装置
JP2008042645A (ja) * 2006-08-08 2008-02-21 Nikon Corp カメラおよび画像表示装置並びに画像記憶装置
JP2009296420A (ja) * 2008-06-06 2009-12-17 Casio Hitachi Mobile Communications Co Ltd 端末装置及びプログラム
JP2011082666A (ja) * 2009-10-05 2011-04-21 Sony Corp 信号伝送方法、信号送信装置及び信号受信装置

Family Cites Families (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5293227A (en) * 1992-07-24 1994-03-08 Tektronix, Inc. Self-synchronizing optical state controller for infrared linked stereoscopic glasses
EP1287687B1 (en) * 2000-05-22 2005-11-09 Sony Computer Entertainment Inc. Information processing apparatus, graphic processing unit, graphic processing method, storage medium, and computer program
US8159526B2 (en) * 2004-09-17 2012-04-17 Seiko Epson Corporation Stereoscopic image display system
US20080141317A1 (en) * 2006-12-06 2008-06-12 Guideworks, Llc Systems and methods for media source selection and toggling

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH1175223A (ja) * 1997-08-29 1999-03-16 Sanyo Electric Co Ltd 立体表示装置
JP2008042645A (ja) * 2006-08-08 2008-02-21 Nikon Corp カメラおよび画像表示装置並びに画像記憶装置
JP2009296420A (ja) * 2008-06-06 2009-12-17 Casio Hitachi Mobile Communications Co Ltd 端末装置及びプログラム
JP2011082666A (ja) * 2009-10-05 2011-04-21 Sony Corp 信号伝送方法、信号送信装置及び信号受信装置

Cited By (14)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011114867A (ja) * 2009-11-23 2011-06-09 Samsung Electronics Co Ltd 再生モード切替方法、出力モード切替方法及びこれを用いたディスプレイ装置と3d映像提供システム
JP2013031147A (ja) * 2011-06-24 2013-02-07 Sharp Corp 立体映像出力装置
JPWO2013005406A1 (ja) * 2011-07-01 2015-02-23 パナソニック株式会社 送信装置、受信再生装置、送信方法及び受信再生方法
WO2013005406A1 (ja) * 2011-07-01 2013-01-10 パナソニック株式会社 送信装置、受信再生装置、送信方法及び受信再生方法
US9473759B2 (en) 2011-07-01 2016-10-18 Panasonic Corporation Transmission device, reception and playback device, transmission method, and reception and playback method
WO2013021600A1 (ja) * 2011-08-05 2013-02-14 パナソニック株式会社 受信再生装置、送信装置、受信再生方法及び送信方法
JPWO2013021600A1 (ja) * 2011-08-05 2015-03-05 パナソニック株式会社 受信再生装置、送信装置、受信再生方法及び送信方法
US9456194B2 (en) 2011-08-05 2016-09-27 Panasonic Corporation Reception/reproduction device, transmission device, reception/reproduction method and transmission method
US8964011B2 (en) 2011-12-30 2015-02-24 Samsung Electronics Co., Ltd. Device and method for displaying video
JP2013141218A (ja) * 2011-12-30 2013-07-18 Samsung Electronics Co Ltd 映像表示装置及び映像表示方法
JP2015005917A (ja) * 2013-06-21 2015-01-08 株式会社東芝 情報送信装置、情報送信方法、及び情報受信装置
JP2016096524A (ja) * 2014-11-17 2016-05-26 株式会社東芝 電子機器及び信号処理方法
JP2017098702A (ja) * 2015-11-20 2017-06-01 日立マクセル株式会社 放送受信装置
JP2017143551A (ja) * 2017-03-22 2017-08-17 日立マクセル株式会社 受信装置および受信方法

Also Published As

Publication number Publication date
US20110115888A1 (en) 2011-05-19
JP5615075B2 (ja) 2014-10-29

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5615075B2 (ja) 放送受信装置及びその制御方法、並びに表示装置及びその制御方法
KR101370927B1 (ko) 이미지 디스플레이 방법 및 장치
US20100315493A1 (en) Receiving apparatus, transmitting apparatus, communication system, display control method, program, and data structure
US20130307925A1 (en) Digital broadcast receiving method providing two-dimensional image and 3d image integration service, and digital broadcast receiving device using the same
KR20130077827A (ko) 이미지 처리 방법 및 장치
US9693082B2 (en) Method and device for transmitting/receiving digital broadcast signal
US10917624B2 (en) Reception device, display control method, transmission device, and transmission method for program content type
US20130160048A1 (en) System and method of providing sign language broadcasting service
JP5290842B2 (ja) 放送受信装置、及びその制御方法
US20130215240A1 (en) Receiver apparatus and output method
US20130113883A1 (en) Receiving device and output method
KR20140000136A (ko) 화상 데이터 송신 장치, 화상 데이터 송신 방법, 화상 데이터 수신 장치 및 화상 데이터 수신 방법
KR101861586B1 (ko) 영상표시장치 및 영상표시방법
EP2555531A2 (en) Display apparatus displaying broadcasting information of three-dimensional image and control method thereof
CN103188513A (zh) 用于显示视频的装置和方法
WO2011151960A1 (ja) 受信装置および出力方法
JP5952454B2 (ja) 受信装置および受信方法
JP5965505B2 (ja) 受信装置、受信方法、および送受信方法
JP5952453B2 (ja) 受信装置および受信方法
JP5947866B2 (ja) 受信装置および受信方法
KR101435825B1 (ko) 캡션 데이터 송수신 방법 및 캡션 표시 장치
JP2012054749A (ja) 映像表示装置
JP2011254277A (ja) 受信装置、受信方法、および送受信方法
JP2011254276A (ja) 受信装置、受信方法、および送受信方法

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20130719

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20130719

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20131129

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20131217

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20140204

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20140318

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20140515

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20140812

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20140909

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 5615075

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees