JP2010244479A - 車両のクラッチペダルストッパ構造 - Google Patents
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Abstract
【課題】部品点数と組付工数を削減してコストダウンを図ることができる車両のクラッチペダルストッパ構造を提供すること。
【解決手段】上端が回動可能に軸支されたクラッチペダルのペダルアームの高さ方向中間部にストッパブラケット8を取り付け、該ストッパブラケット8がカーペットを介してダッシュパネルに当接することによってクラッチペダルの踏み込み量を規制する車両のクラッチペダルストッパ構造において、前記ストッパブラケット8の前記カーペットへの当接面8aの周縁を丸みを帯びた形状に形成する。例えば、前記ストッパブラケット8を側面視コの字状の部材で構成するとともに、その端面の周縁を内側に円弧曲面状に折り曲げることによって丸みを帯びた形状に形成する。
【選択図】図3
【解決手段】上端が回動可能に軸支されたクラッチペダルのペダルアームの高さ方向中間部にストッパブラケット8を取り付け、該ストッパブラケット8がカーペットを介してダッシュパネルに当接することによってクラッチペダルの踏み込み量を規制する車両のクラッチペダルストッパ構造において、前記ストッパブラケット8の前記カーペットへの当接面8aの周縁を丸みを帯びた形状に形成する。例えば、前記ストッパブラケット8を側面視コの字状の部材で構成するとともに、その端面の周縁を内側に円弧曲面状に折り曲げることによって丸みを帯びた形状に形成する。
【選択図】図3
Description
本発明は、クラッチペダルの踏み込み量を規制するための車両のクラッチペダルストッパ構造に関するものである。
手動変速機を搭載した車両においては、変速操作及び制動操作を行うたびにクラッチペダルを踏み込んでクラッチによるエンジンと手動変速機との連結を切断する動作が必要となるが、クラッチペダルには、その踏み込み量を規制するために例えば図4及び図5に示すようなストッパ構造が設けられている。
即ち、図4は従来のストッパ構造を備えたクラッチペダル要部の側面図、図5はクラッチペダルのストッパブラケットの斜視図であり、図4に示すように、上端が回動可能に軸支されたクラッチペダル101のペダルアーム104の高さ方向中間部の前面には側面視コの字状のストッパブラケット108が取り付けられている。
而して、変速操作又は制動操作を行うためにドライバがクラッチペダル101のペダル105を踏み込むと、クラッチペダル101が図4に鎖線にて示すように回動し、そのペダルアーム104に取り付けられたストッパブラケット108がカーペット107を介してダッシュパネル106に当接するため、該クラッチペダル101の踏み込み量が規制される。
ところで、ストッパブラケット108は、図5に示すように、その当接面108aの側端縁が鋭利なシャープエッジを成しているため、これが頻繁にカーペット107に当接すると該カーペット107が磨耗して擦り切れたり折損するという問題があるため、従来はストッパブラケット108の当接面108aにゴムや樹脂等の弾性材から成るピン状のクッション110を取り付け、このクッション110をカーペット107に当てて金属製のストッパブラケット108をカーペット107に直接当てない構成が採用されていた。ここで、クッション110は、円板状の頭部110aから一体に延びる円柱状の軸部110bをストッパブラケット108に形成された不図示の嵌合孔に前方から嵌め込むことによってストッパブラケット108に取り付けられており、その頭部110aがストッパブラケット108の当接面108aから前方へ突出している。
クラッチペダルの他のストッパ構造として、例えば特許文献1には、フロアパネルに突設されたペダルストッパにクラッチペダルを当てることによって該クラッチペダルの踏み込み量を規制する形式のものが提案されている。
しかしながら、図4及び図5に示す従来のクラッチペダルストッパ構造においては、ストッパブラケット108に別部品であるクッション110を取り付ける構成が採用されているため、部品点数と組付工数が増え、コストアップを招くという問題があった。
本発明は上記問題に鑑みてなされたもので、その目的とする処は、部品点数と組付工数を削減してコストダウンを図ることができる車両のクラッチペダルストッパ構造を提供することにある。
上記目的を達成するため、請求項1記載の発明は、上端が回動可能に軸支されたクラッチペダルのペダルアームの高さ方向中間部にストッパブラケットを取り付け、該ストッパブラケットがカーペットを介してダッシュパネルに当接することによってクラッチペダルの踏み込み量を規制する車両のクラッチペダルストッパ構造において、前記ストッパブラケットの前記カーペットへの当接面の周縁を丸みを帯びた形状に形成したことを特徴とする。
請求項2記載の発明は、請求項1記載の発明において、前記ストッパブラケットを側面視コの字状の部材で構成するとともに、その端面の周縁を内側に円弧曲面状に折り曲げることによって丸みを帯びた形状に形成したことを特徴とする。
請求項1記載の発明によれば、ストッパブラケットのカーペットへの当接面の周縁を丸みを帯びた形状とすることによって、該ストッパブラケットをカーペットに直接当てても、当接面の丸みを帯びた周縁によってカーペットが折損することがなく、従来必要であったクッションを廃止することができ、部品点数と組付工数を削減してコストダウンを図ることができる。
請求項2記載の発明によれば、ストッパブラケットをプレス加工等によって側面視コの字状に成形する際に、その当接面である端面の周縁を内側に円弧曲面状に折り曲げることによって、本発明の目的を達成することができるストッパブラケットを容易に得ることができる。
以下に本発明の実施の形態を添付図面に基づいて説明する。
図1は本発明に係るクラッチペダルストッパ構造を示すクラッチペダルの側面図、図2は同クラッチペダル要部の拡大側面図、図3はストッパブラケットの斜視図である。
図1に示すように、クラッチペダル1は、その上端が支軸2によってペダルブラケット3に回動可能に軸支されたペダルアーム4を備えており、該ベダルアーム4の下端に取り付けられたペダル5をドライバが踏み込むことによって支軸2を中心として図1に鎖線にて示すように回動して所要のクラッチ動作(クラッチを切断するする動作)を行う。尚、クラッチペダル1には、ドライバの踏力を軽減するための不図示のターンオーバー機構が設けられている。又、前記ペダルブラケット3は、車両後方(図1の右方)に向かって開口する平面視コの字状の固定部材であって、不図示のボルトによって車体に取り付けられている。
又、クラッチペダル1の車両前方(図1の左方)には、不図示のエンジンルームと車室とを区画するダッシュパネル6がフロアから車両前方に向かって斜め上方に起立するよう設けられており、このダッシュパネル6は、車室側に露出する表面が柔軟なカーペット7によって被覆されている。
ところで、図1及び図2に示すように、クラッチペダル1のペダルアーム4の高さ方向中間部には、側面視コの字状のストッパブラケット8がペダルアーム4から前方に突出するように取り付けられている。このストッパブラケット8は、図3に詳細に示すように、側面視コの字状に屈曲成形された金属部材であって、その前面の当接面8aは矩形の平坦面を成しており、この当接面8aの周縁は内側(車両後方側)に円弧曲面状に折り曲げられて丸みを帯びた形状に形成されている。
而して、クラッチペダル1が図1及び図2に実線にて示す非作動位置にある状態から変速操作又は制動操作を行うためにドライバが該クラッチペダル1のペダル5を踏み込むと、クラッチペダル1が図1及び図2に鎖線にて示すように支軸2を中心として車両前方に回動し、そのペダルアーム4に取り付けられたストッパブラケット8がカーペット7を介してダッシュパネル6に当接するため、該クラッチペダル1の踏み込み量が規制される。尚、従来用いられていたクッション110は弾性部材で構成され、ストッパブラケット8の当接音を防止する働きもあったが、本発明の実施の形態では、ストッパブラケット8がカーペット7を介してダッシュパネル6に当接するため、音の発生は防止され、ストッパブラケット8を簡単な形状にすることが可能となっている。
上述のようにクラッチ操作がなされるたびにカーペット7にはクラッチペダル1のストッパブラケット8が頻繁に当接するが、本実施の形態では、ストッパブラケット8のフロアカーペット7への当接面8aの周縁を丸みを帯びた形状としたため、該ストッパブラケット8をフロアカーペット7に直接当てても、ストッパブラケット8の当接面8aの丸みを帯びた周縁によってカーペット7が磨耗して擦り切れたり折損することがなく、従来必要であったクッション110(図5参照)を廃止することができ、この結果、部品点数と組付工数を削減してコストダウンを図ることができる。
又、本実施の形態では、ストッパブラケット8をプレス加工等によって側面視コの字状に成形する際に、その当接面8aである端面の周縁を内側に円弧曲面状に折り曲げることによって、本発明の目的を達成することができるストッパブラケット8を容易に得ることができるという効果も得られる。
1 クラッチペダル
2 支軸
3 ペダルブラケット
4 ペダルアーム
5 ペダル
6 ダッシュパネル
7 カーペット
8 ストッパブラケット
8a ストッパブラケットの当接面
2 支軸
3 ペダルブラケット
4 ペダルアーム
5 ペダル
6 ダッシュパネル
7 カーペット
8 ストッパブラケット
8a ストッパブラケットの当接面
Claims (2)
- 上端が回動可能に軸支されたクラッチペダルのペダルアームの高さ方向中間部にストッパブラケットを取り付け、該ストッパブラケットがカーペットを介してダッシュパネルに当接することによってクラッチペダルの踏み込み量を規制する車両のクラッチペダルストッパ構造において、
前記ストッパブラケットの前記カーペットへの当接面の周縁を丸みを帯びた形状に形成したことを特徴とする車両のクラッチペダルストッパ構造。 - 前記ストッパブラケットを側面視コの字状の部材で構成するとともに、その端面の周縁を内側に円弧曲面状に折り曲げることによって丸みを帯びた形状に形成したことを特徴とする請求項1記載の車両のクラッチペダルストッパ構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2009095452A JP2010244479A (ja) | 2009-04-10 | 2009-04-10 | 車両のクラッチペダルストッパ構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2009095452A JP2010244479A (ja) | 2009-04-10 | 2009-04-10 | 車両のクラッチペダルストッパ構造 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP2010244479A true JP2010244479A (ja) | 2010-10-28 |
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ID=43097397
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2009095452A Pending JP2010244479A (ja) | 2009-04-10 | 2009-04-10 | 車両のクラッチペダルストッパ構造 |
Country Status (1)
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2009
- 2009-04-10 JP JP2009095452A patent/JP2010244479A/ja active Pending
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