JP2010244477A - クレジット管理装置及び同管理方法並びにクレジット管理プログラム - Google Patents

クレジット管理装置及び同管理方法並びにクレジット管理プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】ユーザ等が無計画に画像処理装置を使用して使用済みクレジット数が既に上限値近くに達している場合、画像処理装置の使用の必要性が生じた場合であってもクレジット不足によりもはや使用することができないというような事態の発生を防止する。
【解決手段】クレジット管理装置1は、管理単位毎に設定された一定期間内のクレジット数の上限値、既に使用されたクレジット数及び予約されたクレジット数を記憶する記憶手段14と、スケジュール管理用ソフトウェアで管理される新規イベントを管理単位で検出する検出手段11と、検出された新規イベントに必要とされるクレジット数を確保可能かどうかを判断する判断手段11と、確保可能であると判断された場合には、新規イベントに必要とされるクレジット数を予約する予約手段11を備えている。
【選択図】図7

Description

この発明は、複写機、プリンタ、あるいはコピー機能、プリンタ機能、スキャン機能等の機能を有する多機能デジタル画像形成装置であるMFP(Multi Function Peripherals)等の画像処理装置の使用量であるクレジット数を管理するクレジット管理装置、同装置において実施されるクレジット管理方法並びにクレジット管理プログラムに関する。
例えば上記のようなMFP等の画像処理装置の使用に関し、管理単位であるユーザ毎にあるいは部門等の組織毎に、使用量であるクレジット数の上限値を一定期間(例えば1ヶ月)毎に設定するとともに、使用されたクレジット数を管理し、上限値の範囲内でユーザや組織等の管理単位に画像処理装置の使用を許可する管理システムが、従来より知られている。
このような管理システムにおいて、ユーザが無計画に画像処理装置を使用して使用済みクレジット数が既に上限値近くに達している場合、例えば会議等の配付資料を画像処理装置で印刷する必要が生じても、クレジット不足によりもはや印刷を行うことができないというような事態が発生することがある。
このようなクレジット不足が発生した場合、クレジット数の再割り当て等を行うことも考えられるが、別途予算の確保や他のユーザや組織からの振り替えが必要となり、直ちにクレジット数を割り当てることができない。
なお、特許文献1には、画像処理装置と、認証サーバ機能を有するコンピュータとがネットワークを介して接続された画像処理システムにおいて、コンピュータがユーザ毎に消耗品の使用量に関する課金情報を管理し、消耗品の使用量に関連する課金情報の上限カウンタ、使用済みカウンタ、予約カウンタを処理することが開示されている。
特開2003−216395号公報
しかしながら、上記特許文献1のシステムによっても、ユーザ等が無計画に画像処理装置を使用して使用済みクレジット数が既に上限値近くに達している場合、画像処理装置の使用の必要性が生じた場合であってもクレジット不足によりもはや使用することができないというような事態の発生を防止することはできなかった。
この発明は、このような事態の発生を防止することができるクレジット管理装置及び同装置において実施されるクレジット管理方法を提供し、さらにはクレジット管理プログラムを提供することを課題とする。
上記課題は以下の手段によって解決される。
(1)画像処理装置の使用量であるクレジット数を管理単位毎に管理するクレジット管理装置であって、前記管理単位毎に設定された一定期間内のクレジット数の上限値、既に使用されたクレジット数及び予約されたクレジット数を記憶する記憶手段と、スケジュール管理用ソフトウェアで管理される新規イベントを管理単位で検出するイベント検出手段と、前記検出された新規イベントに必要とされるクレジット数と、前記記憶手段に記憶されたクレジット数の上限値、既に使用されたクレジット数及び予約されたクレジット数とから、新規イベントに必要とされるクレジット数を確保可能かどうかを判断する判断手段と、前記判断手段により、新規イベントに必要とされるクレジット数を確保可能であると判断された場合には、新規イベントに必要とされるクレジット数を予約する予約手段と、を備えたことを特徴とするクレジット管理装置。
(2)前記判断手段により、新規イベントに必要とされるクレジット数を確保不能と判断された場合には、その旨を通知する通知手段を備えている前項1に記載のクレジット管理装置。
(3)前記予約手段は、イベントで使用されなかったクレジット数の予約を解除する前項1または2に記載のクレジット管理装置。
(4)画像処理装置の使用量であるクレジット数を管理単位毎に管理するクレジット管理装置で実行されるクレジット管理方法であって、スケジュール管理用ソフトウェアで管理される新規イベントを管理単位で検出するイベント検出ステップと、前記検出された新規イベントに必要とされるクレジット数と、管理単位毎に設定された一定期間内のクレジット数の上限値、既に使用されたクレジット数及び予約されたクレジット数を記憶する記憶手段に記憶された前記クレジットの上限値、既に使用されたクレジット数及び予約されたクレジット数とから、新規イベントに必要とされるクレジット数を確保可能かどうかを判断する判断ステップと、前記判断ステップにおいて、新規イベントに必要とされるクレジット数を確保可能であると判断された場合には、新規イベントに必要とされるクレジット数を予約する予約ステップと、を備えたことを特徴とするクレジット管理方法。
(5)前記判断ステップにおいて新規イベントに必要とされるクレジット数を確保不能と判断された場合には、その旨を通知する通知ステップを備えている前項4に記載のクレジット管理方法。
(6)前記予約ステップでは、イベントで使用されなかったクレジット数の予約を解除する前項4または5に記載のクレジット管理方法。
(7)画像処理装置の使用量であるクレジット数を管理単位毎に管理するクレジット管理装置のコンピュータに実行させるためのクレジット管理プログラムであって、スケジュール管理用ソフトウェアで管理される新規イベントを管理単位で検出するイベント検出ステップと、前記検出された新規イベントに必要とされるクレジット数と、管理単位毎に設定された一定期間内のクレジット数の上限値、既に使用されたクレジット数及び予約されたクレジット数を記憶する記憶手段に記憶された前記クレジットの上限値、既に使用されたクレジット数及び予約されたクレジット数とから、新規イベントに必要とされるクレジット数を確保可能かどうかを判断する判断ステップと、前記判断ステップにおいて、新規イベントに必要とされるクレジット数を確保可能であると判断された場合には、新規イベントに必要とされるクレジット数を予約する予約ステップと、をコンピュータに実行させるためのクレジット管理プログラム。
(8)前記判断ステップにおいて新規イベントに必要とされるクレジット数を確保不能と判断された場合には、その旨を通知する通知ステップをさらにコンピュータに実行させる前項7に記載のクレジット管理プログラム。
(9)前記予約ステップでは、イベントで使用されなかったクレジット数の予約を解除する処理をコンピュータに実行させる前項7または8に記載のクレジット管理プログラム。
前項(1)に記載の発明によれば、例えば会議の開催等の新規なイベントがスケジュール管理ソフトに登録されると、この新規イベントが検出され、該イベントで必要とされるクレジット数と、予め管理単位に設定された一定期間内のクレジット数の上限値、既に使用されたクレジット数及び予約されたクレジット数とから、新規イベントに必要とされるクレジット数を確保できるか否か、換言すれば新規イベントに必要とされるクレジット数を使用してもクレジット数に不足が生じないかどうかを判断する。そして、新規イベントに必要とされるクレジット数を確保可能であると判断された場合には、そのクレジット数が予約される。
このように、新規イベントに必要とされるクレジット数が、実際の使用前に予め確保されるから、そのイベントに際しての画像処理装置の使用時に、クレジット不足によりもはや使用することができないというような事態が発生するのを防止することができる。
前項(2)に記載の発明によれば、新規イベントに必要とされるクレジット数を確保不能と判断された場合には、その旨を通知する通知手段を備えているから、ユーザや組織等の管理単位は、クレジット数が不足していることをイベントの前に知ることができ、速やかな対策を講じることができる。
前項(3)に記載の発明によれば、イベントで使用されなかったクレジット数の予約は解除されるから、イベントで使用されなかったクレジット数が長期間に亘って予約状態のまま維持され、他のイベントのために予約できるクレジット数が制限されるのを防止できる。
前項(4)に記載の発明によれば、新規イベントに必要とされるクレジット数が、実際の使用前に予め確保されるから、そのイベントに際しての画像処理装置の使用時に、クレジット不足によりもはや使用することができないというような事態が発生するのを防止することができる。
前項(5)に記載の発明によれば、新規イベントに必要とされるクレジット数を確保不能と判断された場合には、その旨が通知されるから、ユーザや組織等の管理単位は、クレジット数が不足していることをイベントの前に知ることができ、速やかな対策を講じることができる。
前項(6)に記載の発明によれば、イベントで使用されなかったクレジット数の予約は解除されるから、イベントで使用されなかったクレジット数が長期間に亘って予約状態のまま維持され、他のイベントのために予約できるクレジット数が制限されるのを防止できる。
前項(7)に記載の発明によれば、スケジュール管理ソフトで管理される新規イベントを管理単位で検出し、新規イベントに必要とされるクレジット数を確保できるか否かを判断し、確保可能であると判断された場合には、新規イベントに必要とされるクレジット数を予約する処理を、クレジット管理装置のコンピュータに実行させることができる。
前項(8)に記載の発明によれば、新規イベントに必要とされるクレジット数を確保不能と判断された場合には、その旨を通知する処理を、さらにコンピュータに実行させることができる。
前項(9)に記載の発明によれば、イベントで使用されなかったクレジット数の予約を解除する処理を、さらにコンピュータに実行させることができる。
この発明の一実施形態に係るクレジット管理装置が用いられた画像形成システムの構成図である。 クレジット管理サーバの構成を示すブロック図である。 各イベントに対するクレジット数の設定テーブルの一例を示す図である。 管理テーブルの一例を示す図である。 画像形成装置の概略構成を示すブロック図である。 イベントが登録されているスケジュール表を示す図である。 クレジット管理サーバの動作を示すフローチャートである。 予約イベントについて画像形成装置が使用された際のクレジット管理サーバの動作を示すフローチャートである。
以下、この発明の一実施形態を図面を参照しつつ説明する。
図1は、この発明の一実施形態に係るクレジット管理装置が用いられた画像形成システムの構成図である。この画像形成システムは、クレジット管理装置としてのクレジット管理サーバ1と、画像処理装置としての画像形成装置2と、パーソナルコンピュータからなり、各ユーザや部門等で所有される複数の端末装置3を備え、これらの管理サーバ1と画像形成装置2と端末装置3がネットワーク4を介して相互に接続されている。
前記クレジット管理サーバ1は、認証サーバを兼ねるもので、パーソナルコンピュータからなり、図2に示すように、CPU11、ROM12、RAM13、記憶部14、表示部15、入力装置16、ネットワークインターフェース部(ネットワークI/F部)17等を備え、システムバス18を介して互いに接続されている。
CPU11は、ROM12等に保存されているプログラムを実行することにより、クレジット管理サーバ1の全体を統括的に制御する。特に、この実施形態では、画像形成装置2から定期的に、各管理単位であるユーザ毎の或いは組織毎の画像形成装置2の使用量を示すカウンタ情報を取得するとともに、取得したカウンタ情報に基づいて各管理単位毎のクレジット数を管理する。ここで、クレジット数とは、各管理単位毎に管理される画像形成装置2の使用量を示すものである。
さらに、CPU11はMFP2や端末装置3等にインストールされているスケジュール管理用ソフトと連携し、ユーザや組織についてスケジュール管理ソフトに今後予定される新たなイベント(予定イベントともいう)が登録されると、該予定イベントを検出し、この予定イベントに対して予め設定されているクレジット数を予約する等の処理を行うが、詳細は後述する。
ROM12は、CPU11が実行するためのプログラムやその他のデータを保存する記憶媒体である。
RAM13は、CPU11が動作用プログラムに従って動作する際の作業領域を提供する記憶媒体である。
記憶部14は、ハードディスク等の記憶媒体からなり、各種の管理データ、アプリケーションプログラム等が記憶されており、この実施形態では特に、各イベントに対するクレジット数の設定テーブルや、各管理単位毎にクレジット数を管理するための管理テーブルが記憶されている。
図3に、各イベントに対するクレジット数の設定テーブルの一例を示す。この例では、イベントが「グループ会議」の場合、クレジット数3が予め設定されている。つまり、グループ会議のために画像形成装置2をクレジット数3だけ使用するものとして予め設定されている。同様に、イベント「顧客訪問」の場合はクレジット数20が、イベント「月報会」の場合はクレジット数20が、イベント「週報会」の場合はクレジット数5が、イベント「顧客打ち合せ」の場合はクレジット数10が、それぞれ設定されている。
図4に、管理テーブルの一例を示す。この例では、管理単位毎に、画像形成装置2の一定期間(例えば1ヶ月)内の使用量の上限を規定するクレジット数の上限値、既に使用済みのクレジット数、使用はされていないが使用するものとして予約されている予約済みクレジット数、使用済みのクレジット数及び予約済みクレジット数を除く現在の使用可能量を示す残クレジット数が、それぞれ記憶されている。そして、画像形成装置2からカウンタ情報を受信したときに、あるいは端末装置3のスケジュール管理ソフトのスケジュール表から予定イベントが検出されたときに、使用済みクレジット数、予約済みクレジット数、残クレジット数等が書き換えられ更新されるものとなされている。
なお、図示は省略したが、予約済みクレジット数の内訳、即ち各予約イベントと該予約イベント毎のクレジット数についても、管理テーブルに記憶されている。
表示部15は、CRTや液晶表示装置等からなり、各種のメッセージ及びユーザに対する入力受付画面、選択画面等を表示する。
入力装置16は、ユーザによる入力操作に用いられるもので、キーボードやマウス等からなる。
ネットワークインターフェース部17は、外部装置である画像形成装置2や端末装置3との間で、ネットワーク4を介して、データの送受信を行う通信手段として機能する。
図5は、画像形成装置2の概略構成を示すブロック図である。
画像形成装置2は、コピー機能、プリンタ機能、スキャン機能、ファクシミリ機能等の複数の機能を有する多機能デジタル複合機である前述したMFPが用いられており、CPU21と、ROM22と、RAM23と、スキャナ部24と、記憶部25と、プリンタ部26と、操作パネル27と、ネットワークコントローラ(N1C)28等を備えている。
前記CPU21は、画像形成装置2の全体を統括制御し、コピー機能、プリンタ機能、スキャン機能、ファクシミリ機能等の基本機能を使用可能に制御する。また、管理サーバ1にカウンタ情報等をネットワークコントローラ28を介して送信する。
前記ROM22は、CPU21の動作プログラム等を格納するメモリである。
前記RAM23は、CPU21が動作プログラムに基づいて動作する際の作業領域を提供するメモリである。
前記スキャナ部24は、原稿台(図示せず)に置かれた原稿の画像を読み取り、画像データを出力する読み取り手段である。
前記記憶部25は、例えばハードディスクドライブ(HDD)などの不揮発性の記憶デバイスにより構成されており、前述したカウンタ情報、ジョブ履歴、スキャナ部24で読み取られた原稿の画像データや、他の画像形成装置あるいはユーザ端末等から送信されてきたデータ等が記憶されている。
前記プリンタ部26は、前記スキャナ部24で読み取られた原稿の画像データやユーザ端末からのプリントデータ等を、指示されたモードに従って印刷するものである。
前記操作パネル27は、各種入力操作等のために使用されるものであり、メッセージや操作画面等を表示するタッチパネル式液晶等からなる表示部271と、テンキー、スタートキー、ストップキー等を備えたキー入力部272を備えている。
前記ネットワークコントローラ28は、ネットワーク上の他の画像形成装置や、その他の外部機器例えばユーザ端末等との間での通信を制御することにより、データの送受信を行うものである。
次に、図1に示した画像処理システムにおけるクレジット管理サーバ1の動作を、図6〜図8を参照しつつ説明する。
まずユーザ等が端末装置3のスケジュール管理用ソフトウェアに新規の予定イベントを登録する。図6に、イベントが登録されているスケジュール表を示す。この例では、イベントとして、前述した「グループ会議」、「顧客訪問」、「月報会」、「週報会」、「顧客打ち合せ」等が既に登録されており、または新たに登録される。
なお、スケジュール管理ソフトとしては、端末装置3にインストールされたアプリケーションソフトでも良いし、ウェブ上のアプリケーションソフトでも良い。
クレジット管理サーバ1は図7のフローチャートに示したような動作を行う。なお、この動作は、クレジット管理サーバ1のCPU11がROM12や記憶部14等の記録媒体に記録された動作プログラムに従って動作することにより実行される。
ステップS01では、クレジット管理サーバ1は端末装置3のスケジュール管理用ソフトウェアと連携して、該ソフトウェアを定期的に監視する。このような動作は、例えばGoogle Schedule API等を利用して行うことができる。
ステップS02では、予定イベントの削除または、予約されたクレジット数分の画像形成装置2の使用がなされることなく予定日を経過した予定イベントが存在するかどうかを判断する。なお、ユーザ等は画像形成装置2の使用に際しては、後述するように画像形成装置2の操作パネル27からあるいは端末装置3から、どのイベントについての使用かを特定するための操作を行うため、このような操作が行われることなく予定日を経過した予定イベントを特定することができる。
予定イベントの削除、または画像形成装置2の使用がなされることなく予定日を経過した予定イベントが存在しない場合は(ステップS02でNO)、ステップS04に進む。存在する場合は(ステップS02でYES)、ステップS03で、削除された予定イベントあるいは画像形成装置2の使用がなされることなく予定日を経過した予定イベントに対して予約されていたクレジット数を、管理テーブルの予約済みクレジット数から減算し、残クレジット数へ加算したのち、ステップS04に進む。
ステップS04では、端末装置2のスケジュール管理用ソフトウェア上で新規の予定イベントが追加されたかどうかを判断し、追加されていなければ(ステップS04でNO)、ステップS01に戻る。
追加されていれば(ステップS04でYES)、ステップS05で、追加された予定イベントについて設定されたクレジット数を、図3の設定テーブルに基づいて算出する。複数の予定イベントが追加されている場合は、各予定イベントについての設定クレジット数の合計値となる。
次いで、ステップS06で、追加された予定イベントについての算出されたクレジット数が、残クレジット数よりも小さいかどうかを判断する。小さければ(ステップS06でYES)、予約可能であるから、ステップS07で、追加された予定イベントにクレジット数を割り当て、管理テーブルの予約済みクレジット数及び残クレジット数を書き換えて更新する。つまり予約する。そしてステップS01に戻る。
追加された予定イベントについての算出されたクレジット数が、残クレジット数よりも小さくなければ(ステップS06でNO)、予約困難であるから、ステップS07で、メール等により対応するユーザ等へエラーを通知したのち、ステップS01に戻る。なお、エラーの通知は、画像形成装置2の操作パネル27の表示部271にエラーであることを表示することにより行っても良い。
このようにして、予定イベントで使用されるクレジット数が、実際の使用前に予め確保されるから、そのイベントに際しての画像処理装置の使用前に、クレジット不足によりもはや画像処理装置2を使用することができないというような事態が発生するのを防止することができる。
しかも、この実施形態では、予定イベントで使用予定のクレジット数を確保不能な場合には、その旨が通知されるから、ユーザや組織等は、クレジット数が不足していることをイベントの前に知ることができ、速やかな対策を講じることができる。
さらに、予定イベントの削除等により予約済みであるが使用されなかったクレジット数は、予約が解除されて予約済みクレジット数から減算され、残クレジット数に加算されるから、実際にはイベントで使用されなかったクレジット数が長期間に亘って予約状態のまま維持され、、他のイベントのために予約できるクレジット数が制限されるのを防止できる。
次に、前記予約イベントについて画像形成装置2が使用された際のクレジット管理サーバ1の動作を、図8のフローチャートを基に説明する。なお、この動作は、クレジット管理サーバ1のCPU11がROM12や記憶部14等の記録媒体に記録された動作プログラムに従って動作することにより実行される。
予定イベントのタイミングが到来すると、どの予定イベントについての使用かを特定するため、ユーザは、画像形成装置2の操作パネル27あるいは端末装置3のプリンタドライバ上にスケジュールの一覧を表示して、予定イベントを選択すると、ステップS11でこれが受け付けられて予定イベントが特定される。
次いで、ステップS12で、特定された予定イベントが予約されているかどうか、換言すれば特定された予定イベントに対してクレジット数が予約されていたかどうかを判断する。クレジット数が予約されていなければ(ステップS12でNO)、ステップS20で、通常の処理が行われる。即ち、ジョブの実行により使用された画像形成装置2のカウンタ情報を受信し、カウンタ情報に対応するクレジット数を、図4の管理テーブルの対応する管理単位の使用済みクレジット数に加算するとともに、残クレジット数から減算する。
ステップS12において、クレジット数が予約されていれば(ステップS12でYES)、ステップS13で画像形成装置2に対して、ジョブの実行を許可する。
次いで、ステップS14で、画像形成装置2から送信されてきたカウンタ情報に基づいて、使用量が予約されているクレジット数を超えているどうかを判断する。超えていなければ(ステップS14でNO)、ステップS18で、予定イベントについて予約したクレジット数のうち未使用のクレジット数を予約から解除したのち、ステップS19で、管理テーブルの使用済みクレジット数、予約済みクレジット数及び残クレジット数を書き換えて更新する。
ステップS14で、使用量が予約されているクレジット数を超えていれば(ステップS14でYES)、ステップS15で、超えた部分の不足クレジット数が残クレジット数よりも大きいかどうかを判断する。大きくなければ(ステップS15でNO)、ステップS17で、不足分を残クレジットから補った後、ステップS19で、管理テーブルの使用済みクレジット数、予約済みクレジット数及び残クレジット数を書き換えて更新する。
ステップS15で、不足クレジット数が残クレジット数よりも大きい場合は(ステップS15でYES)、ステップS16で、画像形成装置2のジョブ実行を停止させ、エラーをユーザ等の端末装置3に通知したのち、ステップS19で、管理テーブルの使用済みクレジット数、予約済みクレジット数及び残クレジット数を書き換えて更新する。
以上、本発明の一実施形態を説明したが、本発明上記実施形態に限定されることはない。
例えば、クレジット管理サーバ1によりクレジット数の管理を行うものとしたが、クレジット管理サーバの機能を画像形成装置2に搭載して、画像形成装置2により管理を行うものとしても良い。
また、ユーザが画像形成装置2の操作パネル27から、または端末装置2からクレジット管理サーバ1にアクセスして、図4の管理テーブルの内容を閲覧できる構成としても良い。
また、各予定イベントについてのクレジット数を予め所定数に設定したが、各イベントに対して実際に使用されたクレジット数についての過去の履歴に基づいて、CPU11が予定イベントに対するクレジット数を自動的に変更しても良い。
また、管理単位が組織であって、スケジュールとして組織に属する複数のユーザが共有で使用する共有スケジュールが用いられる場合、共有スケジュールを確認し、例えば会議資料の配布部数分のクレジット数を、予定イベントに必要なクレジット数と判定しても良い。
また、印刷等のジョブの実行の際に、共有スケジュールから出席者を特定して必要部数の印刷を行うものとしても良いし、画像形成装置の処理能力、枚数、部数から、印刷に必要な時間を算出し、その時間までに印刷が開始されなければユーザに通知を行う構成としても良い。
また、イベントの内容に応じてジョブチケットの自動変更を行うものとしても良い。例えば、事前レビュー等では、自動で、2枚の原稿を1枚に印刷する2in1両面モードで節約印刷を行い、本会議や正式配付資料では、片面1ページの印刷を行うものとしてもよい。
1 クレジット管理サーバ
2 画像形成装置
3 端末装置
11 CPU
12 ROM
14 記憶部
15 表示装置
16 入力装置
17 ネットワークインターフェース

Claims (9)

  1. 画像処理装置の使用量であるクレジット数を管理単位毎に管理するクレジット管理装置であって、
    前記管理単位毎に設定された一定期間内のクレジット数の上限値、既に使用されたクレジット数及び予約されたクレジット数を記憶する記憶手段と、
    スケジュール管理用ソフトウェアで管理される新規イベントを管理単位で検出するイベント検出手段と、
    前記検出された新規イベントに必要とされるクレジット数と、前記記憶手段に記憶されたクレジット数の上限値、既に使用されたクレジット数及び予約されたクレジット数とから、新規イベントに必要とされるクレジット数を確保可能かどうかを判断する判断手段と、
    前記判断手段により、新規イベントに必要とされるクレジット数を確保可能であると判断された場合には、新規イベントに必要とされるクレジット数を予約する予約手段と、
    を備えたことを特徴とするクレジット管理装置。
  2. 前記判断手段により、新規イベントに必要とされるクレジット数を確保不能と判断された場合には、その旨を通知する通知手段を備えている請求項1に記載のクレジット管理装置。
  3. 前記予約手段は、イベントで使用されなかったクレジット数の予約を解除する請求項1または2に記載のクレジット管理装置。
  4. 画像処理装置の使用量であるクレジット数を管理単位毎に管理するクレジット管理装置で実行されるクレジット管理方法であって、
    スケジュール管理用ソフトウェアで管理される新規イベントを管理単位で検出するイベント検出ステップと、
    前記検出された新規イベントに必要とされるクレジット数と、管理単位毎に設定された一定期間内のクレジット数の上限値、既に使用されたクレジット数及び予約されたクレジット数を記憶する記憶手段に記憶された前記クレジットの上限値、既に使用されたクレジット数及び予約されたクレジット数とから、新規イベントに必要とされるクレジット数を確保可能かどうかを判断する判断ステップと、
    前記判断ステップにおいて、新規イベントに必要とされるクレジット数を確保可能であると判断された場合には、新規イベントに必要とされるクレジット数を予約する予約ステップと、
    を備えたことを特徴とするクレジット管理方法。
  5. 前記判断ステップにおいて新規イベントに必要とされるクレジット数を確保不能と判断された場合には、その旨を通知する通知ステップを備えている請求項4に記載のクレジット管理方法。
  6. 前記予約ステップでは、イベントで使用されなかったクレジット数の予約を解除する請求項4または5に記載のクレジット管理方法。
  7. 画像処理装置の使用量であるクレジット数を管理単位毎に管理するクレジット管理装置のコンピュータに実行させるためのクレジット管理プログラムであって、
    スケジュール管理用ソフトウェアで管理される新規イベントを管理単位で検出するイベント検出ステップと、
    前記検出された新規イベントに必要とされるクレジット数と、管理単位毎に設定された一定期間内のクレジット数の上限値、既に使用されたクレジット数及び予約されたクレジット数を記憶する記憶手段に記憶された前記クレジットの上限値、既に使用されたクレジット数及び予約されたクレジット数とから、新規イベントに必要とされるクレジット数を確保可能かどうかを判断する判断ステップと、
    前記判断ステップにおいて、新規イベントに必要とされるクレジット数を確保可能であると判断された場合には、新規イベントに必要とされるクレジット数を予約する予約ステップと、
    をコンピュータに実行させるためのクレジット管理プログラム。
  8. 前記判断ステップにおいて新規イベントに必要とされるクレジット数を確保不能と判断された場合には、その旨を通知する通知ステップをさらにコンピュータに実行させる請求項7に記載のクレジット管理プログラム。
  9. 前記予約ステップでは、イベントで使用されなかったクレジット数の予約を解除する処理をコンピュータに実行させる請求項7または8に記載のクレジット管理プログラム。
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