JP2010243649A - スクリーン製造方法及びスクリーン製造装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】スクリーンにおける画像の表示品質を向上できるスクリーン製造装置を提供する。
【解決手段】スクリーン製造装置1は、プロジェクターから斜方投射された光の入射方向に向く入射対向面121及び光の非入射方向に向く非入射面122が交互に形成された基材110を有するスクリーン100を製造する。このスクリーン製造装置1は、基材110上に反射層1211が形成された後、非入射面122に対してブラスト材を噴射し、非入射面122上に形成された反射層1211を除去する噴射手段2を備える。
【選択図】図4

Description

本発明は、スクリーンを製造するスクリーン製造方法及びスクリーン製造装置に関する。
従来、スクリーンに対して近距離の斜め方向から画像光を投射する近接投射型のプロジェクターが知られている。そして、このようなプロジェクターに利用されるスクリーンとして、プロジェクターから斜方投射される画像光を正面に反射して投影画像を表示するスクリーンが提案されている(例えば、特許文献1参照)。
特許文献1に記載のスクリーンは、プロジェクターから斜方投射された光の入射方向に向く投射側傾斜面(入射対向面)、及び光の非入射方向に向く非投射側傾斜面(非入射面)が交互に繰り返し配置された基材を有する。そして、入射対向面上には、蒸着やスパッタリング等の方法で反射層が形成されている。
すなわち、特許文献1に記載のスクリーンでは、プロジェクターから斜方投射された画像光を入射対向面上の反射層にて正面に反射させることで、投影画像を表示している。
特開2006−23693号公報
しかしながら、特許文献1に記載のスクリーンでは、入射対向面上に蒸着やスパッタリング等の方法で反射層を形成する際、反射層の形成材料が非入射面側に回り込んで、非入射面にも反射層が形成されてしまう恐れがある。なお、入射対向面上に反射層の形成材料を吐出して塗布する吹付塗布法で反射層を形成する場合も同様である。
このように非入射面に反射層が形成された場合には、プロジェクターから投射される画像光以外の外光(例えば、蛍光灯等からの光)が非入射面に入射すると、非入射面上の反射層にて反射してしまう。すなわち、入射対向面上の反射層にて反射された画像光に対して、非入射面上の反射層にて反射した外光が入り込むこととなり、投影画像の表示品質が低下してしまう。
本発明の目的は、スクリーンにおける画像の表示品質を向上できるスクリーン製造方法及びスクリーン製造装置を提供することにある。
本発明のスクリーン製造方法は、プロジェクターから斜方投射された光の入射方向に向く入射対向面、及び前記光の非入射方向に向く非入射面が交互に形成された基材を有するスクリーンを製造するスクリーン製造方法であって、前記基材上に反射層を形成する反射層形成工程と、前記非入射面に対して噴射手段からブラスト材を噴射させ、前記非入射面上に形成された反射層を除去する除去工程とを備えることを特徴とする。
本発明では、スクリーン製造方法は、上述した反射層形成工程及び除去工程を備える。このことにより、入射対向面上に反射層を形成する際に反射層の形成材料が非入射面側に回り込んで入射対向面から非入射面側にはみだして反射層(不要な反射層)が形成された場合であっても、除去工程により、非入射面に対してブラスト材を噴射させる(以下、ブラスト処理)ことで不要な反射層を除去できる。
したがって、外光が非入射面上の不要な反射層にて反射されて画像光に入り込むことがなく、投影画像の表示品質が向上したスクリーンを製造できる。
また、除去工程ではブラスト処理により非入射面上の不要な反射層を除去するため、ブラスト材の衝突により非入射面を粗面化することもできる。
すなわち、外光が非入射面に入射し、一部の外光が非入射面で反射した場合であっても、反射した外光を散乱させることができ、反射した外光が画像光に入り込むことを防止できる。
本発明のスクリーン製造方法では、前記除去工程では、前記非入射面に対向する側から前記非入射面に対して前記ブラスト材を噴射させることが好ましい。
本発明では、上述した方向からブラスト材を噴射させることで除去工程を実施する。このことにより、入射対向面が非入射面により死角となり、ブラスト材が入射対向面に対して噴射されることを防止できる。すなわち、ブラスト材が入射対向面に対して噴射され、入射対向面上の反射層が除去されることを防止でき、入射対向面上の反射層を良好に維持できる。
したがって、プロジェクターからの画像光を入射対向面上の反射層にて良好に反射させることができ、投影画像の表示品質がさらに向上したスクリーンを製造できる。
本発明のスクリーン製造方法では、前記反射層形成工程では、前記基材全面に前記反射層を形成することが好ましい。
ところで、上述した除去工程を実施することで、非入射面上の不要な反射層を除去できるため、反射層形成工程において、入射対向面上にのみ反射層を形成するように工夫する必要がなく、基材全面(全ての入射対向面及び非入射面)に反射層を形成することが可能となる。
本発明では、反射層形成工程では、基材全面に反射層を形成する。すなわち、入射対向面上にのみ反射層を形成するように工夫する必要がないため、汎用の蒸着装置やスパッタリング装置等を用いることができ、スクリーンを容易に製造できる。
本発明のスクリーン製造方法では、前記基材には、凹形状で略半球面の立体部が複数形成され、前記入射対向面及び前記非入射面は、前記立体部における略半球面を2つの領域に分割した際の前記各領域をそれぞれ構成することが好ましい。
ところで、非入射面が上述したように凹形状で球面の一部として構成されていると、除去工程において、例えば、研磨部材を非入射面に摺接させて非入射面上の不要な反射層を除去する場合には、研磨部材を非入射面にあてがうことが難しく、すなわち、反射層を良好に除去することが難しい。
本発明では、除去工程ではブラスト処理により非入射面上の不要な反射層を除去するため、上述したような形状の非入射面であっても、ブラスト材を非入射面に対して噴射することで非入射面上の不要な反射層を良好に除去できる。
本発明のスクリーン製造装置は、プロジェクターから斜方投射された光の入射方向に向く入射対向面、及び前記光の非入射方向に向く非入射面が交互に形成された基材を有するスクリーンを製造するスクリーン製造装置であって、前記基材上に反射層が形成された後、前記非入射面に対してブラスト材を噴射し、前記非入射面上に形成された反射層を除去する噴射手段を備えることが好ましい。
本発明のスクリーン製造装置は、上述した噴射手段を備えているので、上述したスクリーン製造方法と同様の作用及び効果を奏することができる。
本実施形態における製造対象となるスクリーンの使用状態を模式的に示す図。 本実施形態におけるスクリーンの構成を模式的に示す図。 本実施形態におけるスクリーンの構成を模式的に示す図。 本実施形態におけるスクリーン製造装置の構成を模式的に示す図。 本実施形態におけるスクリーン製造方法を説明するフローチャート。 製造対象となるスクリーンの変形例を示す図。 製造対象となるスクリーンの変形例を示す図。 製造対象となるスクリーンの変形例を示す図。
以下、本発明の実施の一形態を図面に基づいて説明する。
〔スクリーンの構成〕
図1は、製造対象となるスクリーン100の使用状態を模式的に示す図である。
図2及び図3は、スクリーン100の構成を模式的に示す図である。具体的に、図2(A)はスクリーン100の平面図であり、図2(B)はスクリーン100の一部の領域を拡大した平面図である。図3は、スクリーン100の縦断面図である。
スクリーン100は、図1または図2(A)に示すように、横長矩形状の反射型スクリーンで構成され、斜め下方に配設された近接投射型のプロジェクター200(図1)からの画像光を正面に反射し、投影画像を表示する。
このスクリーン100は、図2に示すように、その前面側に基材110を備えており、この基材110の表面には、平面視で六角形状の立体部120(図2(B))が複数設けられている。
具体的に、立体部120は、図2(B)に示すように、平面視で六角形状を有し、6つの辺が他の6つの立体部120の辺と接続し、隙間なく稠密状(ハニカム形状)に配列されている。
また、立体部120は、図3に示すように、凹状で略半球面形状(マイクロレンズ形状)を有し、上方側の領域Ar1(図2(B))がプロジェクター200からの画像光の入射方向Riに向く入射対向面121として機能し、下方側の領域Ar2(図2(B))が画像光の非入射方向に向く非入射面122として機能する。
そして、本実施形態では、水平方向に並ぶ各立体部120は、図2に示すように、入射対向面121及び非入射面122の境界線Lが水平方向に沿う円弧形状を有するように配設されている。
具体的に、境界線Lは、図2(A)に示すように、基材110に対して下方側に位置する仮想的な位置Cを中心とする円弧形状を有するものである。
そして、各立体部120が上述したように稠密状に配設されることで、各境界線Lは、図2(A)に示すように、位置Cを中心とする同心円状に形成され、鉛直方向(縦方向)に沿って並ぶこととなる。
すなわち、入射対向面121及び非入射面122は、位置Cを中心とする放射方向に沿って交互に形成されている。
本実施形態では、上述した基材110は、光を吸収するフィラーとバインダー樹脂とからなる黒色の光吸収材から構成されている。
具体的に、基材110は、以下に示すように形成される。
すなわち、フィラーとバインダー樹脂とを混合してなる樹脂組成物を支持材(図示略)上の表面に、ダイコーター等の適宜な塗布方法により塗布する。次いで、ロール金型を用いた熱転写成形により、前記樹脂組成物を成形する。
以上のような成形により、図2または図3に示すように、多数の立体部120が形成される。
また、基材110における入射対向面121上には、後述するスクリーン製造装置1により、図3に示すように、反射層1211が形成されている。
すなわち、スクリーン100は、上述した構造を有することで、プロジェクター200からの画像光を反射層1211により正面に反射し、投影画像を表示する。
〔スクリーン製造装置の構成〕
図4は、スクリーン製造装置1の構成を模式的に示す図である。なお、図4では、説明の便宜上、非入射面122上に反射層1211が形成されている状態を示している。
なお、図4では、スクリーン製造装置1の構成のうち、本発明の要部である噴射手段2の一部のみを図示している。
スクリーン製造装置1は、反射層1211を形成する層形成装置(図示略)と、噴射手段2(図4)とを備える。
層形成装置は、具体的な図示は省略したが、蒸着やスパッタリングにより、基材110全面(全ての入射対向面121及び非入射面122)に反射層1211を形成する装置である。
噴射手段2は、層形成装置により基材110全面に反射層1211が形成された後、非入射面122上の反射層1211を除去する装置である。
本実施形態では、噴射手段2は、具体的な図示は省略したが、ペレット状のドライアイスをブラスト材とし、対象物(非入射面122)に対してペレット状のドライアイスを噴射ノズル21(図4)から噴射することで、対象物上の異物(非入射面122上の反射層1211)を除去する、いわゆる、ドライアイスブラスト処理を実施する装置で構成されている。
そして、噴射手段2(噴射ノズル21)は、図4に示すように、非入射面122に対向する側(基材110の上端側)からブラスト材を非入射面122に対して噴射するように配設されている。
また、噴射手段2は、図示しない移動機構により支持され、基材110に対して平行する面内で移動可能に構成されている。
〔スクリーン製造方法〕
次に、スクリーン100の製造方法を説明する。
図5は、スクリーン100の製造方法を説明するフローチャートである。
先ず、作業者は、層形成装置を利用して、基材110の全面(全ての入射対向面121及び非入射面122)に反射層1211を形成する(ステップS1:反射層形成工程)。
ステップS1の後、作業者は、噴射手段2を利用して、以下に示すように、非入射面122上の反射層1211を除去する(ステップS2:除去工程)。
先ず、作業者は、反射層1211が形成された基材を水平に寝かせた状態で載置台(図示略)上に載置する。
次に、作業者は、前記移動機構を動作させて、噴射手段2を初期位置に位置付ける。この状態では、噴射手段2は、図4に示すように、非入射面122に対向する側からブラスト材を非入射面122に対して噴射するように位置付けられる。
そして、作業者は、噴射手段2を動作させ、噴射ノズル21からブラスト材を噴射させることで、非入射面122上の反射層1211を除去する。
例えば、前記移動機構を動作させて、位置Cを中心として噴射手段2を水平面に沿って回転移動させながら、水平方向に並ぶ各立体部120の各非入射面122上の反射層1211を順次、除去する。また、前記移動機構を動作させて、位置Cを中心とする放射方向に沿って噴射手段2の位置を変更し、上記の処理を実施する。そして、上記の処理を繰り返し実施することで、基材110上の全ての非入射面122上の反射層1211を除去する。
以上説明した各工程S1,S2により、スクリーン100が製造される。
上述した本実施形態によれば、以下の効果がある。
本実施形態では、スクリーン100を製造する際に、上述した反射層形成工程S1及び除去工程S2を実施する。このことにより、反射層形成工程S1において非入射面122上に反射層1211を形成した場合であっても、除去工程S2において、ブラスト処理により非入射面122上の反射層1211を除去できる。
したがって、蛍光灯等の外光が非入射面122上の反射層1211にて反射されて画像光に入り込むことがなく、投影画像の表示品質が向上したスクリーン100を製造できる。
また、除去工程S2ではブラスト処理により非入射面122上の反射層1211を除去するため、ブラスト材の衝突により非入射面122を粗面化することもできる。
すなわち、外光が非入射面122に入射し、一部の外光が非入射面122で反射した場合であっても、反射した外光を散乱させることができ、反射した外光が画像光に入り込むことを防止できる。
また、除去工程S2では、非入射面122に対向する側からブラスト材を非入射面122に対して噴射させている。このことにより、入射対向面121が非入射面122により死角となり、ブラスト材が入射対向面121に対して噴射されることを防止できる。すなわち、ブラスト材が入射対向面121に対して噴射され、入射対向面121上の反射層1211が除去されることを防止でき、入射対向面121上の反射層1211を良好に維持できる。
したがって、プロジェクター200からの画像光を反射層1211にて良好に反射させることができ、投影画像の表示品質がさらに向上したスクリーン100を製造できる。
また、反射層形成工程S1では、基材110全面に反射層1211を形成する。すなわち、入射対向面121上にのみ反射層1211を形成するように工夫する必要がないため、層形成装置として汎用の蒸着装置やスパッタリング装置等を用いることができ、スクリーン100を容易に製造できる。
さらに、除去工程S2ではブラスト処理により非入射面122上の反射層1211を除去するため、凹形状で球面の一部となる形状の非入射面122であっても、ブラスト材を非入射面122に対して噴射することで非入射面122上の反射層1211を良好に除去できる。
また、噴射手段2は、ペレット状のドライアイスをブラスト材としたドライアイスブラスト処理を実施する装置で構成されている。すなわち、非入射面122に対して噴射されたブラスト材は、非入射面122への衝突時に瞬間的に昇華してガス状になるため、ブラスト材が異物として入射対向面121上の反射層1211や非入射面122に付着するおそれがない。このため、付着したブラスト材を取り除く後処理がなくなるため、スクリーン100を容易に製造できる。
ところで、入射対向面121上の反射層1211を保護するために反射層1211上に保護層を形成する場合には、保護層の形成材料をエアーガンから吐出することで反射層1211上に塗布する方法(吹付塗布法)を採用できる。
ここで、除去工程S2では、基材110の上端側からブラスト材を噴射するように噴射手段2を配設している。すなわち、除去工程S2を実施している際に、基材110の下端側から(画像光の入射方向Ri(図3)と略同一方向に沿って)、保護層の形成材料をエアーガンから吐出することで入射対向面121に形成された反射層1211上に塗布することが可能となる。
したがって、除去工程S2と、保護層を形成する工程とを同時に実施できるため、反射層1211上に保護層を形成する場合であっても、スクリーン100の製造を迅速に実施できる。
なお、本発明は前述の実施形態に限定されるものではなく、本発明の目的を達成できる範囲での変形、改良等は本発明に含まれるものである。
前記実施形態では、噴射手段2として、ドライアイスブラスト処理を実施する装置を採用していたが、ブラスト処理を実施する装置であればいずれの装置を採用してもよく、例えば、サンドブラスト処理を実施する装置を採用しても構わない。
前記実施形態では、立体部120は、平面視で六角形状を有していたが、これに限らず、他の平面形状を有する構成としても構わない。
図6ないし図8は、製造対象となるスクリーンの変形例を示す図である。
前記実施形態において、製造対象となるスクリーンは、前記実施形態で説明したスクリーン100に限らず、図6ないし図8に示すスクリーン100を採用することも可能である。
例えば、図6に示すスクリーン100は、立体部120が凸形状で略半球面形状を有するように形成されている。なお、図6に示す立体部120の平面形状については、図示を省略したが、前記実施形態で説明した立体部120と同様に平面視で六角形状を有している(図2(B)参照)。
そして、このように立体部120を凸形状で略半球面形状を有するように形成した場合には、下方側の領域Ar2(図2(B))が入射対向面121として機能し、上方側の領域Ar1(図2(B))が非入射面122として機能する。
また、例えば、図7に示すスクリーン100では、水平方向に並ぶ各立体部120は、境界線Lが水平方向に沿って直線状に延びるように配設されている。
さらに、例えば、図8に示すスクリーン100は、基材110の前面に断面三角形状(プリズム形状)で水平方向に延びる凸条部130が鉛直方向に並ぶように多数、形成されている。
そして、凸条部130において、斜め下方に向く面(画像光の入射方向Riに向く面)が入射対向面131として機能し、斜め上方に向く面が非入射面132として機能する。
なお、入射対向面131及び非入射面132の境界線Lとしては、前記実施形態で説明したように水平方向に沿って略円弧状となるように構成してもよく、あるいは、図7に示すように、水平方向に沿って直線状に延びるように構成しても構わない。
本発明のスクリーン製造方法は、近接投射型のプロジェクターに用いられるスクリーンを製造するスクリーン製造方法に利用できる。
1・・・スクリーン製造装置、2・・・噴射手段、100・・・スクリーン、110・・・基材、120・・・立体部、121・・・入射対向面、122・・・非入射面、200・・・プロジェクター、1211・・・反射層、Ar1,Ar2・・・領域、S1・・・反射層形成工程、S2・・・除去工程。

Claims (5)

  1. プロジェクターから斜方投射された光の入射方向に向く入射対向面、及び前記光の非入射方向に向く非入射面が交互に形成された基材を有するスクリーンを製造するスクリーン製造方法であって、
    前記基材上に反射層を形成する反射層形成工程と、
    前記非入射面に対して噴射手段からブラスト材を噴射させ、前記非入射面上に形成された反射層を除去する除去工程とを備える
    ことを特徴とするスクリーン製造方法。
  2. 請求項1に記載のスクリーン製造方法において、
    前記除去工程では、
    前記非入射面に対向する側から前記非入射面に対して前記ブラスト材を噴射させる
    ことを特徴とするスクリーン製造方法。
  3. 請求項1または請求項2に記載のスクリーン製造方法において、
    前記反射層形成工程では、
    前記基材全面に前記反射層を形成する
    ことを特徴とするスクリーン製造方法。
  4. 請求項1から請求項3のいずれかに記載のスクリーン製造方法であって、
    前記基材には、凹形状で略半球面の立体部が複数形成され、
    前記入射対向面及び前記非入射面は、前記立体部における略半球面を2つの領域に分割した前記各領域をそれぞれ構成する
    ことを特徴とするスクリーン製造方法。
  5. プロジェクターから斜方投射された光の入射方向に向く入射対向面、及び前記光の非入射方向に向く非入射面が交互に形成された基材を有するスクリーンを製造するスクリーン製造装置であって、
    前記基材上に反射層が形成された後、前記非入射面に対してブラスト材を噴射し、前記非入射面上に形成された反射層を除去する噴射手段を備える
    ことを特徴とするスクリーン製造装置。
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