JP2010243354A - 温度計測装置、温度計測方法、露光装置、及びデバイス製造方法 - Google Patents

温度計測装置、温度計測方法、露光装置、及びデバイス製造方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2010243354A
JP2010243354A JP2009093077A JP2009093077A JP2010243354A JP 2010243354 A JP2010243354 A JP 2010243354A JP 2009093077 A JP2009093077 A JP 2009093077A JP 2009093077 A JP2009093077 A JP 2009093077A JP 2010243354 A JP2010243354 A JP 2010243354A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
temperature
potential difference
reference resistor
constant current
temperature sensor
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2009093077A
Other languages
English (en)
Other versions
JP5219906B2 (ja
Inventor
Tomoyuki Morita
知之 森田
Yoshiyuki Okada
芳幸 岡田
Hiroshi Isoyama
広志 磯山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
Priority to JP2009093077A priority Critical patent/JP5219906B2/ja
Publication of JP2010243354A publication Critical patent/JP2010243354A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5219906B2 publication Critical patent/JP5219906B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Landscapes

  • Exposure And Positioning Against Photoresist Photosensitive Materials (AREA)

Abstract

【課題】低コストで高精度な小型の温度計測装置を提供する。
【解決手段】温度に応じて抵抗値が変化する測温抵抗体センサ1と、この抵抗値から温度を検出する温度検出回路8とを備えた温度計測装置100であって、温度検出手段8は、基準抵抗体20aと、定電流を流す定電流源3と、定電流を測温抵抗体センサ1又は基準抵抗体20aのいずれに流すかを決定する切り替え手段10と、定電流を測温抵抗体センサ1に流した場合に生じる第1の電位差を検出し、定電流を基準抵抗体20aに流した場合に生じる第2の電位差を検出する電圧検出手段(4、5)と、基準抵抗体20aの基準電位差、及び、測温抵抗体センサ1と温度検出手段との合成オフセット誤差を保持する補正値保持部7と、第2の電位差と基準電位差との差に相当するドリフト誤差、及び、合成オフセット誤差を第1の電位差に加算して第1の電位差を補正する演算部6とを有する。
【選択図】図1

Description

本発明は、高精度な温度計測が可能な温度計測装置に関する。
半導体露光装置においては超微細加工のため、0.001℃レベルでの高精度な温度計測が要求される。このような高精度な温度計測には白金抵抗体を使用した温度センサが用いられることが多く、センサの配線抵抗の影響を抑制するために3線式もしくは4線式の信号検出回路にて温度センサにおける抵抗値の変化を電圧信号に変換することが多い。ところが従来の温度測定方法では、温度センサや信号検出回路の誤差、又は、これらの経時変化等により高精度な測定ができないという問題があった。
測定精度をより向上させるため、特許文献1には、3線式の測温抵抗体センサを用いた温度測定装置において、複数の基準抵抗体のそれぞれに定電流を流した場合に生じる電圧を比較して温度を求める温度測定装置が開示されている。
特開2000−241258号公報
しかしながら、特許文献1に開示されているような基準抵抗体を複数用いて温度補正を行う場合、基準抵抗体の絶対抵抗値の誤差と装置サイズが問題となる。より高精度の基準抵抗体を複数用いるとコストが高くなり、装置サイズも大型化する。例えば、多数の温度計測装置を必要とする半導体露光装置では、露光装置全体のコストとサイズを大きく押し上げることになる。
また、温度センサ固有の誤差を補正するため、温度校正手段等を用いて、予め温度センサ固有の誤差量を取得し、実際の温度計測時に補正演算を行う必要がある。同様に温度検出回路固有の誤差についても、より高精度に値を管理された基準抵抗体を用いて温度校正手段等により予め取得し、実際の計測時に補正演算を行う必要がある。このように、温度センサ固有の誤差と温度検出回路の誤差を分離して取り扱う場合、それぞれの誤差量を取得する際に発生する計測誤差や校正残差が重畳する。このため、最終的な温度計測誤差が増加する要因となる。
そこで本発明は、低コストで高精度な小型の温度計測装置を提供する。
本発明の一側面としての温度計測装置は、温度に応じて抵抗値が変化する温度センサと、該温度センサの該抵抗値から該温度を検出する温度検出手段とを備えた温度計測装置であって、前記温度検出手段は、基準抵抗体と、前記温度センサ又は前記基準抵抗体のいずれか一方に定電流を流す定電流手段と、前記定電流を前記温度センサ又は前記基準抵抗体のいずれに流すかを決定する切り替え手段と、前記定電流を前記温度センサに流した場合に該温度センサに生じる第1の電位差を検出し、該定電流を前記基準抵抗体に流した場合に該基準抵抗体に生じる第2の電位差を検出する電圧検出手段と、予め計測された前記基準抵抗体の基準電位差、及び、予め計測された前記温度センサと前記温度検出手段との合成オフセット誤差を保持する保持手段と、前記第2の電位差と前記基準電位差との差に相当するドリフト誤差、及び、前記合成オフセット誤差を前記第1の電位差に加算することにより該第1の電位差を補正する温度補正手段とを有する。
本発明の他の側面としての温度計測方法は、温度に応じて抵抗値が変化する温度センサと、該温度センサの該抵抗値から該温度を検出する温度検出手段とを用いて温度を計測する温度計測方法であって、前記温度センサに定電流を流して該温度センサに生じる第1の電位差を検出する工程と、前記温度検出手段の基準抵抗体に前記定電流を流して該基準抵抗体に生じる第2の電位差を検出する工程と、前記第2の電位差と予め計測された前記基準抵抗体の基準電位差との差に相当するドリフト誤差、及び、予め計測された前記温度センサと前記温度検出手段との合成オフセット誤差を前記第1の電位差に加算することにより該第1の電位差を補正する工程とを有する。
本発明の他の側面としての露光装置は、原版のパターンを基板上に露光する露光装置であって、光源からの光を用いて前記原版を照明する照明光学系と、前記原版の前記パターンを前記基板上に投影する投影光学系と、前記露光装置の内部の温度を計測する温度計測装置とを有する。
本発明の他の側面としてのデバイス製造方法は、前記露光装置を用いて基板を露光する工程と、露光された前記基板を現像する工程とを有する。
本発明の他の目的及び特徴は、以下の実施例において説明される。
本発明によれば、低コストで高精度な小型の温度計測装置を提供することができる。
実施例1における温度計測装置の概略構成図である。 実施例1の温度計測装置における計測誤差の説明図である。 実施例2における温度計測装置の概略構成図である。 実施例2の温度計測装置における計測誤差の説明図である。 本実施例における露光装置の概略構成図である。
以下、本発明の実施例について、図面を参照しながら詳細に説明する。各図において、同一の部材については同一の参照番号を付し、重複する説明は省略する。
まず、本発明の実施例1の温度計測装置について説明する。図1は、本実施例における温度計測装置100の概略構成図である。図1(a)は定電流Iを測温抵抗体センサ1に流している状態を示し、図1(b)は定電流Iを基準抵抗体20aに流している状態を示す。温度計測装置100は、温度に応じて抵抗値Rtが変化する測温抵抗体センサ1(温度センサ)と、測温抵抗体センサ1の抵抗値Rtから温度を検出する温度検出回路8(温度検出手段)とを備えて構成されている。
測温抵抗体センサ1は4線式の温度センサであり、4本のケーブル2(第1〜第4の配線2a〜2d)を用いて、温度検出回路8に接続されている。第1の配線2a及び第4の配線2dは、温度検出回路8における定電流源3(定電流手段)からの電流を測温抵抗体センサ1に流すため、測温抵抗体センサ1の両端にそれぞれ接続されている。第1の配線2a及び第4の配線2dは、同相ノイズを抑制するため、互いに並列に配線されている。また、第2の配線2b及び第3の配線2cは、定電流源3からの電流を測温抵抗体センサ1に流した場合に測温抵抗体センサ1の両端に生じる電位差Va(第1の電位差)を計測するため、測温抵抗体センサ1の両端にそれぞれ接続されている。第2の配線2b及び第3の配線2cも、同相ノイズを抑制するため、互いに並列に配線されている。
図1(a)に示されるように、定電流Iを定電流源3から測温抵抗体センサ1に流した場合に測温抵抗体センサ1の両端に生じる電位差Vaは、切り替え手段10を介して、差動アンプ部4(電位差増幅手段)により増幅される。差動アンプ部4で増幅された電位差Vaは、A/D変換部5によりアナログ信号からデジタル信号へ変換される。本実施例において、差動アンプ部4及びA/D変換部5は、定電流Iを測温抵抗体センサ1に流した場合に測温抵抗体センサ1に生じる電位差Vaを検出する電圧検出手段を構成する。
本実施例の温度検出回路8には、所定の基準抵抗値を有する基準抵抗体20aが設けられている。定電流源3は、測温抵抗体センサ1と基準抵抗体20aのいずれか一方に所定の定電流Iを流す。切り替え手段10は、定電流Iを測温抵抗体センサ1又は基準抵抗体20aのいずれかに流すかを決定する。切り替え手段10の切り替え動作は、不図示の制御部により制御される。
図1(b)に示されるように、切り替え手段10の切り替え動作により、定電流Iは基準抵抗体20aに流れる。定電流Iを基準抵抗体20aに流した場合に基準抵抗体20aの両端に生じる電位差Vb(第2の電位差)は、測温抵抗体センサ1の電位差Vaと同様に、切り替え手段10を介して差動アンプ部4により増幅され、A/D変換部5によりデジタル信号へ変換される。
このように、定電流源3から定電流Iを流すことにより測温抵抗体センサ1又は基準抵抗体20aの両端に発生した電位差Va、Vbは、高入力インピーダンスの差動アンプ部4で検出される。差動アンプ部4の入力インピーダンスが充分高い場合、切り替え手段10を含めた被計測物までの配線抵抗は無視できる。測温抵抗体センサ1の抵抗値Rtは、定電流Iと検出された電位差Vaとから求められる。
演算部6は、温度変換部と温度補正部とを備えて構成される。演算部6は、電位差Va、Vbのそれぞれを補正して温度値に変換する。後述のように、本実施例の温度計測装置100は、狭い温度範囲で生じる誤差を効果的に補正することができる。以下、図2を参照して、温度計測装置100において、狭い温度範囲で生じる計測誤差について説明する。図2(a)は、計測誤差Δtとして、オフセット誤差(計測誤差21a)と検出ゲイン誤差(計測誤差21b)の両方を含む場合の温度と検出信号(検出電位差)との関係を示している。また図2(b)は、オフセット誤差が除去された後の検出ゲイン誤差(計測誤差21b)のみが生じている場合の温度と検出信号との関係を示している。
半導体露光装置においては超微細加工を行うため、常温付近の比較的狭い温度範囲において、露光装置内の環境の温度管理を0.01℃レベルで行う必要があり、結果として、0.001℃レベルでの高精度な温度計測が要求される。露光装置内の環境の制御目標温度は、温度制御されたクリーンルームの設定温度付近の温度であり、0.01℃レベルでの精度が要求されるのは、露光装置内の環境の制御目標温度付近の限られた±1℃未満の温度範囲においてである。仮に、このような精度が要求される第1の温度範囲22a(基準抵抗体20aが対象とする温度範囲)をT1±1℃とすると、±1℃の狭い温度範囲の計測において、測温抵抗体センサ1の抵抗値Rtは、温度の線形関数とみなすことができる。
ここで、計測対象の真の温度(真値)をt、温度の計測誤差をΔt、測温抵抗体センサ1の抵抗値をR(t)、測温抵抗体センサ1の抵抗値R(t)の誤差を△R、定電流源3からの定電流値をIo、及び、定電流源3の電流誤差をΔIoとする。また、検出ゲインをG、検出ゲイン誤差をΔG、検出オフセットをO、及び、検出オフセット誤差をΔOとする。このとき、図1(a)に示される温度計測装置100の計測温度は、次の式(1)で表される。なお、検出ゲインG、検出ゲイン誤差ΔG、検出オフセットO、及び、検出オフセット誤差ΔOは、測温抵抗体センサ1と温度検出回路8との合成量である。
式(1)を展開して整理すると、以下の式(2)で表される近似式が得られる。
式(2)より計測対象の真の温度t及び温度の計測誤差Δtは、以下の式(3)、式(4)にそれぞれ分離できる。
また、R(t)とΔtの微分は、以下の式(5)、式(6)でそれぞれ表される。
式(5)、(6)より、以下の式(7)が得られる。
ここで、検出ゲイン誤差ΔG、定電流源の電流誤差ΔIoは、主にそれぞれの回路を構成する抵抗誤差(検出ゲイン抵抗誤差E、定電流源の抵抗誤差E)に依存する。このため、検出ゲイン誤差ΔG、定電流源の電流誤差ΔIは、それぞれ、ΔG=G・E、ΔIo=Io・E
と表され、上記の式(7)は以下の式(8)のように表される。
すなわち、計測誤差21b(ゲイン成分)である単位温度あたりの計測誤差Δt/dtは、検出ゲイン抵抗誤差E(検出ゲイン抵抗精度)と定電流源の抵抗精度E(定電流源の抵抗精度)の和に依存する。
計測誤差21b(ゲイン成分)は、検出ゲイン抵抗及び定電流源の抵抗として、一般に入手可能な高精度抵抗を用いることにより、±0.001℃/℃に抑えることができる。高精度抵抗の経時安定性は、数ppm/年、その温度係数も数ppm/℃のものが一般入手可能であり(4ppmで温度換算約0.001℃)、経時的、環境温度的に充分安定した温度検出回路が実現できる。また、検出ゲイン抵抗値は、第1の温度検出範囲の中心値T1での測温抵抗体センサ1の理論温度係数に則した値に設定するのが好ましい。
一方、計測誤差21a(オフセット成分)は、例えば不図示の温度校正手段を用いて、実際の計測前に予め除去しておくことができる。温度校正は、測温抵抗体センサ1及び温度検出回路8を組み合わせて実行される。次に、図2(b)を参照して、計測誤差21a(オフセット成分)の補正後の計測誤差について説明する。
温度校正手段は、第1の温度範囲の中心値T1付近の温度を第1の温度範囲校正点温度Tαとして選択し、第1の温度範囲校正点温度Tαで温度校正を行う。計測誤差Δtの第1の温度範囲校正点温度Tαにおける計測誤差21a(オフセット成分)は、測温抵抗体センサ1と温度検出回路8との合成オフセット誤差に相当する。温度校正手段は、第1の温度範囲校正点温度Tαでの測温抵抗体センサ1に生じる電位差Vαを計測して温度校正を行うことにより、合成オフセット誤差を取得することができる。温度校正手段により予め取得された合成オフセット誤差は、温度検出回路8の補正値保持部7(保持手段)に保持される。
温度検出回路8の演算部6は、補正値保持部7に保持された合成オフセット誤差を用いて計測対象の温度t(真値)で検出された電位差Vtを補正することにより、Tα±1℃程度の狭い温度範囲において高精度な温度検出が可能となる。なお、計測誤差21a(オフセット成分)は、測温抵抗体センサ1と温度検出回路8のそれぞれの固有成分に起因する合成量であるため、温度校正の際には、これらを一組として管理するのが好ましい。また本実施例では、計測誤差21a(オフセット成分)が充分小さい超高精度な基準抵抗を用いて温度校正を行うことにより、測温抵抗体センサ1と温度検出回路8のそれぞれの固有成分を分離して管理してもよい。
また、基準抵抗体20aとして用いられる高精度抵抗は、前述のとおり、経時的及び環境温度的に安定しているものが一般入手可能であり、温度検出回路8のドリフト誤差を検出して補正するには有効である。基準抵抗体20aは、温度検出回路8が検出可能な任意の抵抗値を有する。ただし、温度検出回路8における非線形誤差の影響を低減させるため、第1の温度範囲校正点温度Tαに相当する抵抗値の近傍に設定されていることがより好ましい。第1の温度範囲校正点温度Tαでの温度校正時において、基準抵抗体20aの計測値(基準電位差)を取得することができる。温度計測装置100は、予め計測された基準抵抗体20aの基準電位差を初期値として補正値保持部7に保持する。温度検出回路8の演算部6は、最新の基準抵抗体20aの計測値(電位差Vb)と初期値である基準電位差のとの差に相当するドリフト誤差を計算して、このドリフト誤差を抑制するように計測誤差を補正する。
具体的には、演算部6の温度補正部(温度補正手段)は、ドリフト誤差及び合成オフセット誤差を測温抵抗体センサ1の電位差Va(第1の電位差)に加算することにより電位差Vaを補正する。
計測誤差におけるドリフト誤差は、経時的に緩やかに変化する。このため、温度計測時においては、測温抵抗体センサ1の第1の電位差の検出に対して、間欠的に基準抵抗体20aの第2の電位差を検出して補正値を更新するのがより好ましい。基準抵抗体20aの電位差Vb(第2の電位差)を検出する際には、温度検出回路8から現在の温度検出値を出力することができない。そこで、温度検出回路8は不図示の記憶部を有し、この記憶部は前回の温度検出値を保持する。このため、基準抵抗体20aの電位差Vbを検出する際には、記憶部に保持された前回の(最後の)温度検出値を現在の温度検出値として出力することにより、連続的な温度検出値の出力が可能となる。なお、温度検出回路8は、温度や湿度等の環境変動による影響を低減するため、一定温度及び一定湿度に調整された空間に設置するのが好ましい。
また、精度が要求される比較的狭い温度範囲内の2点の温度で温度校正を行い、測温抵抗体センサ1と温度検出回路8との合成オフセット誤差及び合成検出ゲイン誤差の両方を求めて補正値保持部7に保持し、計測値を補正してもよい。この場合、計測誤差21b(ゲイン成分)も補正することができ、上述の温度範囲においてさらに高精度な温度検出が可能となる。検出ゲイン抵抗の精度を落とし、温度検出精度を維持したまま部品コストを低減することも可能である。
本実施例の温度計測装置100は、温度検出回路8から出力される温度検出値を用いて温度制御を行う温度制御演算部、及び、温度を調節する温度調節部を更に有していてもよい。
次に、本発明の実施例2における温度計測装置について説明する。図3は、本実施例における温度計測装置100aの概略構成図である。図4は、オフセット成分を補正した後の計測誤差の説明図である。温度計測装置100aは、基準抵抗体20aの他に、基準抵抗体20aが対象とする温度範囲とは異なる温度範囲を対象とする基準抵抗体20b(第2の基準抵抗体)を有する点で、実施例1の温度計測装置100とは異なる。また、切り替え手段10aは、不図示の制御部からの指令に基づいて、定電流Iを測温抵抗体センサ1及び基準抵抗体20a、20bのいずれかに流すかを決定する。
温度計測装置100aは、計測対象の温度が中心値T1を中心とした第1の温度範囲22aを外れて中心値T2を中心とした第2の温度範囲22bに至る場合、第2の温度範囲22bについても第1の温度範囲22aと同様の方法で補正を行う。すなわち、電圧検出手段は、定電流を基準抵抗体20bに流した場合に基準抵抗体20bに生じる電位差(第3の電位差)を検出する。また、温度補正手段としての演算部6は、第3の電位差と基準抵抗体20bの基準電位差との差に相当する第2のドリフト誤差を電位差Va(第1の電位差)に加算して電位差Vaを補正する。したがって、本実施例によれば、より高精度な温度検出が可能となる。
第1の温度範囲22aの第1の温度範囲校正点温度Tαの場合と同様の方法で、第2の温度範囲中心値T2付近の温度を第2の温度範囲校正点温度Tβとして選択する。第2の温度範囲校正点温度Tβで測温抵抗体センサ1の検出値Vβに対して温度校正を行い、計測誤差Δtの第2の温度範囲校正点温度Tβにおける測温抵抗体センサ1と温度検出回路8aの合成オフセット誤差を取得する。温度校正手段を用いて予め取得した合成オフセット誤差は、補正値保持部7に保持される。演算部6は、合成オフセット誤差を用いて計測対象の温度t(真値)の検出値Vtを補正することにより、第2の温度範囲22bにおいても高精度な温度検出が可能となる。
また、温度計測装置100aが第2の温度範囲22bにおいて温度計測を行う場合、ドリフト補正の際に利用する基準抵抗体として、第2の温度範囲22bに則した基準抵抗体20b(第2の基準抵抗体)が用いられる。このような基準抵抗体20bを用いることにより、温度検出回路8aの非線形誤差の影響を低減させることができる。第2の温度範囲校正点温度Tβでの温度校正時に基準抵抗体20bの計測値(基準電位差)を取得し、この基準電位差を初期値として補正値保持部7に保持する。温度計測装置100aは、第2の温度範囲22bの温度計側を行う場合、最新の基準抵抗体20bの計測値(電位差)と初期値(基準電位差)との差を計算して得られる値を補正値として用いる。このため、計測誤差中のドリフト誤差を効果的に抑制することができる。
上記各実施例において、測温抵抗体センサ1及び温度検出回路8、8aの組み合わせで補正値を管理している場合、機器故障の際には、これらの両方を交換する必要がある。しかし、高精度の基準抵抗体20a、20bを用いて温度検出回路8、8aの誤差を比較補正することにより、誤差を抑制しながら温度検出回路8、8a単体での交換が可能となる。具体的には、まず交換元の温度検出基板において事前に測温抵抗体センサ1に替えて温度検出回路の外部の基準抵抗体を接続する。この基準抵抗体による検出値をRef1として不図示の記憶部に記憶させる。同様に、交換用の温度検出回路についても前述の交換元基板で事前に検出値を取得したものと同一の基準抵抗体を接続する。そして、この基準抵抗体による検出値をRef2として記憶部に記憶させる。ここで、検出値Ref1、Ref2の差は、各温度検出回路が有する誤差の個体差である。温度検出回路を交換した後、この個体差を演算部6で補正することにより、温度検出回路単体での交換が可能となる。
各温度検出回路誤差の個体差を算出する場合、前述のドリフト誤差成分も取得して補正することが好ましい。また、計測誤差21a(オフセット成分)が充分小さい超高精度基準抵抗体であれば、前述の温度検出回路個体差の補正値取得に同一個体の基準抵抗体を用いなくてもよい。
以上の温度計測装置を用いることで、0.001℃レベルでの高精度かつ低コストの温度計測が可能となる。また、このような温度計測装置を備えた半導体露光装置において、低コストで高精度な温調制御、温度管理を行い、装置精度を向上させることができる。
図5は、前記各実施例の温度計測装置を適用した半導体露光装置の概略構成図である。露光装置200は、原版(レチクル)のパターンを基板上(ウエハ上)に露光する露光装置である。温度計測装置100、100aは、露光装置200の内部の温度を計測する。図5に示されるように、露光装置200は、露光光を照射する照明装置30、レチクル(原版)を保持し相対的に移動させるレチクルステージ31、投影光学系32、及び、ウエハ(基板)を保持し相対的に移動させるウエハステージ33を備える。露光装置200は、レチクルに形成された回路パターン像をウエハに投影露光する。また、露光装置200の投影露光方式としては、ステップアンドリピート式やステップアンドスキャン式を適用することができる。
照明装置30は、回路パターンが形成されたレチクルを照明し、光源部と照明光学系とを有する。光源部は、例えば、光源としてレーザを使用する。レーザは、波長約193nmのArFエキシマレーザ、波長約248nmのKrFエキシマレーザ、又は、波長約153nmのF2エキシマレーザ等を用いることができる。レーザの種類はエキシマレーザに限定されるものではなく、例えば、YAGレーザを用いてもよい。また、そのレーザの個数も限定されるものではない。
光源としてレーザが用いられる場合、レーザ光源からの平行光束を所望のビーム形状に整形する光束整形光学系、コヒーレントなレーザ光束をインコヒーレント化するインコヒーレント化光学系を用いることが好ましい。また、光源部に使用可能な光源はレーザに限定されるものではなく、一又は複数の水銀ランプやキセノンランプ等のランプも使用可能である。照明光学系は、光源からの光を用いてレチクルを照明する光学系であり、レンズ、ミラー、ライトインテグレーター、及び、絞り等を備えて構成される。
投影光学系32は、レチクルのパターンをウエハ上に投影する光学系である。投影光学系32は、複数のレンズ素子のみからなる光学系、又は、複数のレンズ素子と少なくとも1枚の凹面鏡とを有する光学系(カタディオプトリック光学系)から構成される。また、複数のレンズ素子と少なくとも1枚のキノフォーム等の回折光学素子とを有する光学系、又は、全ミラー型の光学系等を用いることもできる。露光装置200は、半導体集積回路等の半導体デバイスや、マイクロマシン、薄膜磁気ヘッド等の微細なパターンが形成されたデバイスの製造に利用され得る。
デバイス(半導体集積回路素子、液晶表示素子等)は、前述のいずれかの実施例の露光装置を使用して感光剤を塗布した基板(ウエハ、ガラスプレート等)を露光する工程と、その基板を現像する工程と、他の周知の工程と、を経ることにより製造される。
前記各実施例によれば、低コストで高精度な温度計測装置及び温度計測方法を提供することができる。また、高品質なデバイスの製造が可能な露光装置及びデバイス製造方法を提供することができる。
以上、本発明の実施例について具体的に説明した。ただし、本発明は上記実施例として記載された事項に限定されるものではなく、本発明の技術思想を逸脱しない範囲内で適宜変更が可能である。
1:測温抵抗体センサ
3:定電流源
4:差動アンプ部
5:A/D変換部
6:演算部
7:補正値保持部
8:温度検出回路
I:定電流
Va、Vb:電位差
Rt:抵抗値
10:切り替え手段
20a、20b:基準抵抗体

Claims (6)

  1. 温度に応じて抵抗値が変化する温度センサと、該温度センサの該抵抗値から該温度を検出する温度検出手段とを備えた温度計測装置であって、
    前記温度検出手段は、
    基準抵抗体と、
    前記温度センサ又は前記基準抵抗体のいずれか一方に定電流を流す定電流手段と、
    前記定電流を前記温度センサ又は前記基準抵抗体のいずれに流すかを決定する切り替え手段と、
    前記定電流を前記温度センサに流した場合に該温度センサに生じる第1の電位差を検出し、該定電流を前記基準抵抗体に流した場合に該基準抵抗体に生じる第2の電位差を検出する電圧検出手段と、
    予め計測された前記基準抵抗体の基準電位差、及び、予め計測された前記温度センサと前記温度検出手段との合成オフセット誤差を保持する保持手段と、
    前記第2の電位差と前記基準電位差との差に相当するドリフト誤差、及び、前記合成オフセット誤差を前記第1の電位差に加算することにより該第1の電位差を補正する温度補正手段と、を有することを特徴とする温度計測装置。
  2. 前記温度検出手段は、前記基準抵抗体が対象とする温度範囲とは異なる温度範囲を対象とする第2の基準抵抗体を更に有し、
    前記電圧検出手段は、前記定電流を前記第2の基準抵抗体に流した場合に該第2の基準抵抗体に生じる第3の電位差を検出し、
    前記温度補正手段は、前記第3の電位差と前記第2の基準抵抗体の基準電位差との差に相当する第2のドリフト誤差を前記第1の電位差に加算して該第1の電位差を補正することを特徴とする請求項1記載の温度計測装置。
  3. 前記電圧検出手段は、前記第1の電位差の検出に対して前記第2の電位差の検出を間欠的に行い、
    前記温度補正手段は、前記基準抵抗体の前記第2の電位差が検出されている際に、最後に取得した前記第1の電位差を補正して得られた温度検出値を出力することを特徴とする請求項1記載の温度計測装置。
  4. 温度に応じて抵抗値が変化する温度センサと、該温度センサの該抵抗値から該温度を検出する温度検出手段とを用いて温度を計測する温度計測方法であって、
    前記温度センサに定電流を流して該温度センサに生じる第1の電位差を検出する工程と、
    前記温度検出手段の基準抵抗体に前記定電流を流して該基準抵抗体に生じる第2の電位差を検出する工程と、
    前記第2の電位差と予め計測された前記基準抵抗体の基準電位差との差に相当するドリフト誤差、及び、予め計測された前記温度センサと前記温度検出手段との合成オフセット誤差を前記第1の電位差に加算することにより該第1の電位差を補正する工程と、を有することを特徴とする温度計測方法。
  5. 原版のパターンを基板上に露光する露光装置であって、
    光源からの光を用いて前記原版を照明する照明光学系と、
    前記原版の前記パターンを前記基板上に投影する投影光学系と、
    前記露光装置の内部の温度を計測する請求項1乃至3のいずれか一に記載の温度計測装置と、を有することを特徴とする露光装置。
  6. 請求項5記載の露光装置を用いて基板を露光する工程と、
    露光された前記基板を現像する工程と、を有することを特徴とするデバイス製造方法。
JP2009093077A 2009-04-07 2009-04-07 温度計測装置、温度計測方法、露光装置、及びデバイス製造方法 Active JP5219906B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009093077A JP5219906B2 (ja) 2009-04-07 2009-04-07 温度計測装置、温度計測方法、露光装置、及びデバイス製造方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009093077A JP5219906B2 (ja) 2009-04-07 2009-04-07 温度計測装置、温度計測方法、露光装置、及びデバイス製造方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2010243354A true JP2010243354A (ja) 2010-10-28
JP5219906B2 JP5219906B2 (ja) 2013-06-26

Family

ID=43096519

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2009093077A Active JP5219906B2 (ja) 2009-04-07 2009-04-07 温度計測装置、温度計測方法、露光装置、及びデバイス製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5219906B2 (ja)

Cited By (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012168104A (ja) * 2011-02-16 2012-09-06 Azbil Corp 4線式測温抵抗体入力回路
KR101306407B1 (ko) 2012-05-17 2013-09-09 홍윤기 압력저항 센서를 이용한 온도측정방법 및 온도측정장치
DE102012208125A1 (de) * 2012-05-15 2013-11-21 E.G.O. Elektro-Gerätebau GmbH Temperaturmesseinrichtung, elektrisches Gerät mit einer solchen Temperaturmesseinrichtung und Verfahren zur Temperaturmessung
JP2014232108A (ja) * 2013-05-29 2014-12-11 インテル アイピー コーポレイション 較正温度測定システム
JP2016020818A (ja) * 2014-07-14 2016-02-04 Tdk株式会社 ガス検出装置
CN105738004A (zh) * 2014-12-10 2016-07-06 中车大连电力牵引研发中心有限公司 测温方法与电路
CN105823570A (zh) * 2016-05-12 2016-08-03 淄博飞雁先行测控技术有限公司 一种高精度数字温度计及温度计算方法
KR20170103890A (ko) 2015-01-16 2017-09-13 캐논 가부시끼가이샤 온도 제어 장치, 리소그래피 장치 및 물품 제조 방법
CN112525367A (zh) * 2020-11-12 2021-03-19 山东科技大学 一种应用于海洋环境的远距离温度测量装置及测量方法
CN112834063A (zh) * 2020-12-31 2021-05-25 中国电力科学研究院有限公司 一种可在线校验的电力变压器用测温装置及测量系统
CN113607248A (zh) * 2021-07-28 2021-11-05 三一汽车制造有限公司 液压称重方法和液压称重设备

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0342534U (ja) * 1989-08-31 1991-04-22
JPH0755588A (ja) * 1993-08-10 1995-03-03 Fujitsu Ltd 温度検出器
JPH07286910A (ja) * 1994-04-20 1995-10-31 Hitachi Ltd 温度変換器
JP2000241258A (ja) * 1999-02-25 2000-09-08 T & D:Kk 温度測定装置および測定方法

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0342534U (ja) * 1989-08-31 1991-04-22
JPH0755588A (ja) * 1993-08-10 1995-03-03 Fujitsu Ltd 温度検出器
JPH07286910A (ja) * 1994-04-20 1995-10-31 Hitachi Ltd 温度変換器
JP2000241258A (ja) * 1999-02-25 2000-09-08 T & D:Kk 温度測定装置および測定方法

Cited By (15)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012168104A (ja) * 2011-02-16 2012-09-06 Azbil Corp 4線式測温抵抗体入力回路
US9304049B2 (en) 2012-05-15 2016-04-05 E.G.O. Elektro-Geraetebau Gmbh Temperature measuring device, electric appliance having such a temperature measuring device and method for temperature measuring
DE102012208125A1 (de) * 2012-05-15 2013-11-21 E.G.O. Elektro-Gerätebau GmbH Temperaturmesseinrichtung, elektrisches Gerät mit einer solchen Temperaturmesseinrichtung und Verfahren zur Temperaturmessung
KR101306407B1 (ko) 2012-05-17 2013-09-09 홍윤기 압력저항 센서를 이용한 온도측정방법 및 온도측정장치
JP2014232108A (ja) * 2013-05-29 2014-12-11 インテル アイピー コーポレイション 較正温度測定システム
CN104215352A (zh) * 2013-05-29 2014-12-17 英特尔Ip公司 校准的温度测量系统
US9470585B2 (en) 2013-05-29 2016-10-18 Intel IP Corporation Calibrated temperature measurement system
JP2016020818A (ja) * 2014-07-14 2016-02-04 Tdk株式会社 ガス検出装置
CN105738004A (zh) * 2014-12-10 2016-07-06 中车大连电力牵引研发中心有限公司 测温方法与电路
KR20170103890A (ko) 2015-01-16 2017-09-13 캐논 가부시끼가이샤 온도 제어 장치, 리소그래피 장치 및 물품 제조 방법
CN105823570A (zh) * 2016-05-12 2016-08-03 淄博飞雁先行测控技术有限公司 一种高精度数字温度计及温度计算方法
CN112525367A (zh) * 2020-11-12 2021-03-19 山东科技大学 一种应用于海洋环境的远距离温度测量装置及测量方法
CN112834063A (zh) * 2020-12-31 2021-05-25 中国电力科学研究院有限公司 一种可在线校验的电力变压器用测温装置及测量系统
CN113607248A (zh) * 2021-07-28 2021-11-05 三一汽车制造有限公司 液压称重方法和液压称重设备
CN113607248B (zh) * 2021-07-28 2023-06-23 三一汽车制造有限公司 液压称重方法和液压称重设备

Also Published As

Publication number Publication date
JP5219906B2 (ja) 2013-06-26

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5219906B2 (ja) 温度計測装置、温度計測方法、露光装置、及びデバイス製造方法
US7978339B2 (en) Lithographic apparatus temperature compensation
JP6381184B2 (ja) 校正方法、測定装置、露光装置および物品の製造方法
KR100646273B1 (ko) 노광장치 및 수차보정방법
JP2011018925A5 (ja)
JP5264915B2 (ja) 光学装置の位置測定装置の較正
US10514619B2 (en) Sensor arrangement for a lithography system, lithography system, and method for operating a lithography system
JP5936479B2 (ja) 計測装置、リソグラフィー装置、および物品の製造方法
JPS60163046A (ja) 投影露光光学装置及び投影露光方法
US20100124724A1 (en) Projection exposure apparatus, method for calibrating measurement criterion of displacement measurement unit, and method for manufacturing device
KR102572498B1 (ko) 위치 측정 디바이스 및 측정 물체의 위치를 결정하기 위한 방법
JP2010101743A (ja) 温度測定装置、気体供給装置及び露光装置
JP4603998B2 (ja) リソグラフィ装置、位置量検出システム及び方法
JP2007116143A (ja) リソグラフィ装置およびデバイス製造方法
JP5936478B2 (ja) 計測装置、リソグラフィー装置、および物品の製造方法
JP5488159B2 (ja) 定電力制御回路
JP4797764B2 (ja) 露光装置の較正方法及び露光装置
JP7093893B2 (ja) レベルセンサ及びレベルセンサを組み込んだリソグラフィ装置
JP2010101742A (ja) 温度計測装置、気体供給装置、及び露光装置
JP2005345298A (ja) 位置検出装置とその方法、及び、露光装置とその方法
JP5199146B2 (ja) リソグラフィ装置、デバイス製造方法およびリソグラフィ装置内の温度を測定する方法
TWI803747B (zh) 曝光裝置、及物品製造方法
JP2021012273A (ja) 測定装置、ステージ位置決め装置、露光装置、物品の製造方法及びコンピュータプログラム

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20120405

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20130205

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20130206

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20130305

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20160315

Year of fee payment: 3

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 5219906

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20160315

Year of fee payment: 3