JP2010243319A - 時計 - Google Patents
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Abstract
【課題】文字板を確実に固定でき、かつデザイン的にも優れた時計を提供すること。
【解決手段】時計1は、各指針22A、22B、22Cが取り付けられる四番車42、二番車41、筒車40を有したムーブメント30と、ムーブメント30に対向配置された文字板20とを備える。文字板20には、筒車40が挿通される中心孔21が設けられ、さらに、文字板20は、中心孔21によりムーブメント30に固定されている。文字板20に設けられる中心孔21がムーブメント30に対して固定されていることから、文字板20の外周縁やケースには、固定用の大きな係合部および被係合部を設ける必要がなく、それらを隠すためのケースのかぶさり部分を小さくでき、デザイン性を向上させることができる。
【選択図】図1
【解決手段】時計1は、各指針22A、22B、22Cが取り付けられる四番車42、二番車41、筒車40を有したムーブメント30と、ムーブメント30に対向配置された文字板20とを備える。文字板20には、筒車40が挿通される中心孔21が設けられ、さらに、文字板20は、中心孔21によりムーブメント30に固定されている。文字板20に設けられる中心孔21がムーブメント30に対して固定されていることから、文字板20の外周縁やケースには、固定用の大きな係合部および被係合部を設ける必要がなく、それらを隠すためのケースのかぶさり部分を小さくでき、デザイン性を向上させることができる。
【選択図】図1
Description
本発明は、時計に係り、文字板とムーブメントとの固定構造の改良に関する。
従来、太陽電池やELなどの発光手段を有する時計において、文字板をムーブメントに体裁よく固定するための固定構造が提案されている(例えば特許文献1)。
この特許文献1に記載の固定構造は、文字板とムーブメントとの間に設けられた受発光手段をムーブメントの一側に固定し、文字板の外周縁に形成された係合部と、ケースに形成された被係合部とを係合させることによって文字板を固定している。
この特許文献1に記載の固定構造は、文字板とムーブメントとの間に設けられた受発光手段をムーブメントの一側に固定し、文字板の外周縁に形成された係合部と、ケースに形成された被係合部とを係合させることによって文字板を固定している。
しかしながら、特許文献1に記載の文字板の固定構造では、固定のための係合部および被係合部を文字板の外周縁やケースに設けていることから、そのような係合部および被係合部を隠すためにケースに設けられた見切部のかぶさり部分が大きくなり、デザイン的に優れないという問題があった。
本発明の目的は、文字板を確実に固定でき、かつデザイン的にも優れた時計を提供することにある。
本発明の時計は、指針が取り付けられる回転軸を有したムーブメントと、前記ムーブメントに対向配置された文字板とを備え、前記文字板には、前記回転軸が挿通される挿通孔が設けられ、前記文字板は、前記挿通孔により前記ムーブメントに固定されていることを特徴とする。
ここで、「文字板」とは、通常の時計のように時刻表示の目盛が付されているものに限定されない。例えば、ソーラー発電を利用した時計のように、ガラス板と太陽電池パネルとから構成されているものも文字板に含まれる。
ここで、「文字板」とは、通常の時計のように時刻表示の目盛が付されているものに限定されない。例えば、ソーラー発電を利用した時計のように、ガラス板と太陽電池パネルとから構成されているものも文字板に含まれる。
この発明によれば、文字板の表示部分に設けられる挿通孔がムーブメントに対して固定されていることから、文字板の外周縁やケースには、固定用の大きな係合部および被係合部を設ける必要がなく、それらを隠すためのケースのかぶさり部分を小さくでき、デザイン性を向上させることができる。
本発明の時計において、前記文字板および前記ムーブメントの一方には、他方に向けて筒状部が突設され、前記筒状部が他方に嵌合していることが好ましい。
この発明によれば、文字板およびムーブメントのいずれか一方に他方に向けた筒状部が突設され、この筒状部に他方が嵌合されることから、嵌合時には筒状部で他方の部材をガイドでき、組み込みが容易に行える。
この発明によれば、文字板およびムーブメントのいずれか一方に他方に向けた筒状部が突設され、この筒状部に他方が嵌合されることから、嵌合時には筒状部で他方の部材をガイドでき、組み込みが容易に行える。
本発明の時計において、前記ムーブメントには、前記文字板の挿通孔に対応した開口部が設けられ、前記挿通孔および前記開口部にわたって挿入される筒状部材が設けられ、前記筒状部材を介して前記文字板が前記ムーブメントに固定されていることが好ましい。
この発明によれば、筒状部材は文字板やムーブメントとは別部材となるから、これらを別々の材質で形成することができ、様々な材質を組み合わせることができる。このため、例えば、文字板をガラス板等の脆性材料で形成し、筒状部材を金属で形成することにより、文字板上の表示部分に金属を露出させることができ装飾性を向上できる。
この発明によれば、筒状部材は文字板やムーブメントとは別部材となるから、これらを別々の材質で形成することができ、様々な材質を組み合わせることができる。このため、例えば、文字板をガラス板等の脆性材料で形成し、筒状部材を金属で形成することにより、文字板上の表示部分に金属を露出させることができ装飾性を向上できる。
本発明の時計において、少なくとも前記文字板および前記ムーブメントには、互いの位置決めを行う位置決め部が設けられていることが好ましい。
この発明によれば、文字板およびムーブメントには互いに位置決めを行う位置決め部が設けられていることから、位置決め部同士を係合させることで互いの位置決めを行うことができ、文字板の周方向への位置ずれを良好に防止できる。
この発明によれば、文字板およびムーブメントには互いに位置決めを行う位置決め部が設けられていることから、位置決め部同士を係合させることで互いの位置決めを行うことができ、文字板の周方向への位置ずれを良好に防止できる。
本発明の時計において、前記文字板は、締め代をもって前記ムーブメントに固定されていることが好ましい。
この発明によれば、文字板がムーブメントに対して締め代を持って固定されていることから、文字板をムーブメントに簡単な構造で確実に固定できる。
この発明によれば、文字板がムーブメントに対して締め代を持って固定されていることから、文字板をムーブメントに簡単な構造で確実に固定できる。
〔第一実施形態〕
図1は、本発明の第一実施形態に係る時計1の要部を示す断面図である。
図1において、時計1は例えば太陽発電により得られた電気エネルギーで運針を行うアナログ式電子時計であり、図示しないケースと、ケース内に収容されるムーブメント30と、ムーブメント30に取り付けられる文字板20と、ケースの図中上側の開口部分に取り付けられる風防ガラス11と、ケースの図中下側の開口部分にとり付けられる裏蓋12とを備えている。
図1は、本発明の第一実施形態に係る時計1の要部を示す断面図である。
図1において、時計1は例えば太陽発電により得られた電気エネルギーで運針を行うアナログ式電子時計であり、図示しないケースと、ケース内に収容されるムーブメント30と、ムーブメント30に取り付けられる文字板20と、ケースの図中上側の開口部分に取り付けられる風防ガラス11と、ケースの図中下側の開口部分にとり付けられる裏蓋12とを備えている。
文字板20は、透明のガラス板20Aと、太陽電池パネル20Bとを備えて構成され、ムーブメント30および風防ガラス11の間に配置される。このうち、太陽電池パネル20Bは、ガラス板20Aを透過した太陽光などによって発電するように構成されている。
ムーブメント30は、詳細な図は省略するが、太陽電池パネル20Bで発電された電気エネルギーによって駆動される制御回路、制御回路からのパルス信号で駆動されるステッピングモーター、ステッピングモーターの駆動力が伝達される駆動輪列、駆動輪列に取り付けられた秒針22A、分針22B、時針22C等を備えるとともに、文字板20と近接する地板31を含んで構成されている。
本実施形態の地板31は合成樹脂製であり、地板31の中央位置には、文字板20側に突出した筒状部32が一体成型されている。この筒状部32を通して、各指針22A、22B、22Cが取り付けられる回転軸としての四番車42、二番車41、筒車40が文字板20上に突出している。また、筒状部32の外周側には、文字板20の挿通孔としての中心孔21が嵌め込まれている。
なお、太陽発電を利用した電子時計の制御回路、ステッピングモーター、駆動輪列については、すでに知られた構成であるため、ここでの説明を省略する。
なお、太陽発電を利用した電子時計の制御回路、ステッピングモーター、駆動輪列については、すでに知られた構成であるため、ここでの説明を省略する。
図2(A)には、文字板20に設けられた中心孔21が示されている。図2(B)は地板31の筒状部32を示す平面図であり、図1のII−II矢印断面図である。
中心孔21および筒状部32の平面形状は共に円形であり、筒状部32の外周に対して中心孔21が挿通されることで、文字板20がムーブメント30に固定される。この際、筒状部32の外径寸法は、中心孔21の内径寸法よりわずかに大きく(1/100mm程度大きい)、所定の締め代をもって固定される。
中心孔21および筒状部32の平面形状は共に円形であり、筒状部32の外周に対して中心孔21が挿通されることで、文字板20がムーブメント30に固定される。この際、筒状部32の外径寸法は、中心孔21の内径寸法よりわずかに大きく(1/100mm程度大きい)、所定の締め代をもって固定される。
また、図示を省略するが、文字板20の外周縁には、切欠等の係合部を設け、この係合部をケースに設けられた突起等の被係合部に係合させることでケースに対して周方向の位置決めが行われる。ただし、このような係合部や被係合部は、位置決め用であり、固定には何ら関与しないため、従来のような固定用の係合部や被係合部よりも小さく、それらを隠すためのかぶさり部分は非常に小さいものとなる。
本実施形態では以下のような効果がある。
時計1では、文字板20が中央の中心孔21により固定されていることから、文字板20の外周縁やケースには、位置決めのための係合部および被係合部を設ければよく、それらの係合部や被係合部を小さくすることができ、それらを隠すためのケースのかぶさり部分を小さくできて、デザイン性を向上させることができる。
時計1では、文字板20が中央の中心孔21により固定されていることから、文字板20の外周縁やケースには、位置決めのための係合部および被係合部を設ければよく、それらの係合部や被係合部を小さくすることができ、それらを隠すためのケースのかぶさり部分を小さくできて、デザイン性を向上させることができる。
文字板20の中心孔21がムーブメント30に設けられた筒状部32に嵌合されることから、嵌合時には筒状部32で文字板20をガイドでき、組み込みを容易にできる。
そして、文字板20は筒状部32に対して締め代を持って嵌合固定されていることから、文字板20を筒状部32に簡単な構造で確実に固定できる。
そして、文字板20は筒状部32に対して締め代を持って嵌合固定されていることから、文字板20を筒状部32に簡単な構造で確実に固定できる。
以下には、図3(A)〜図7(A)に基づいて文字板20に設けられる中心孔21の変形例について説明し、図3(B)〜図7(B)に基づいてそれら中心孔21が所定の締め代をもってはめ込まれる筒状部32の変形例について説明する。
図3(A)、(B)において、中心孔21の内周の一部には、文字板20側での位置決め部としての角型の係合部21Aが外方に切り欠かれて設けられ、筒状部32の外周には、係合部21Aに係合されるムーブメント30側での位置決め部としての被係合部32Aが突設されている(第一変形例)。
図4(A)、(B)において、中心孔21の径方向に対向した位置には、一対の係合部21Aが設けられ、筒状部32にも、一対の被係合部32Aが設けられている(第二変形例)。
図4(A)、(B)において、中心孔21の径方向に対向した位置には、一対の係合部21Aが設けられ、筒状部32にも、一対の被係合部32Aが設けられている(第二変形例)。
図5(A)、(B)では、中心孔21には、略三角形状の係合部21Bが中央に向けて突設され、筒状部32には、先端側から基端側に向けて連続したスリット32Bが設けられている(第三変形例)。
図6(A)、(B)において、中心孔21には、図5と同形状の係合部21Bが、径方向に対向した位置に一対設けられ、同様に筒状部32にも、図5と同形状のスリット32Bが一対設けられている(第四変形例)。
図6(A)、(B)において、中心孔21には、図5と同形状の係合部21Bが、径方向に対向した位置に一対設けられ、同様に筒状部32にも、図5と同形状のスリット32Bが一対設けられている(第四変形例)。
図7(A)、(B)において、中心孔21は、図5と同形状の係合部21Bを備え、筒状部32には、係合部21Bと同形状に窪んだ被係合部32Cが設けられている(第五変形例)。
以上の変形例によれば、文字板20の位置決めを中心孔21に設けられた各係合部21A、21Bと筒状部32に設けられた各被係合部32A、32Bとの係合により行うことで、位置決めおよび固定を時計1の中央である中心孔21周りで行うことができ、文字板20の外周縁に位置決め部分を設ける必要がない。これにより、文字板20の周方向の位置決めを良好にできるとともに、ケースとのかぶさり部分を一層小さくでき、デザイン性がさらに向上する。
また、中心孔21の変形例としては、図8、9に示す形状のものであってもよい。
中心孔21として、図8に示すように係合部21Cが中心孔21から外方に向けて略三角形状に切り欠かれていてもよいし(第六変形例)、図9に示すように係合部21Dが中心孔21に対して内方に向けて突出していてもよい(第七変形例)。
中心孔21として、図8に示すように係合部21Cが中心孔21から外方に向けて略三角形状に切り欠かれていてもよいし(第六変形例)、図9に示すように係合部21Dが中心孔21に対して内方に向けて突出していてもよい(第七変形例)。
〔第二実施形態〕
以下、本発明の第二実施形態を図10に基づいて説明する。
本実施形態の基本的構成は第一実施形態と同様であるが、第一実施形態では、地板31に筒状部32が一体成型されていたのに対して、本実施形態では、別体の金属製の筒状部材33が用いられている。
以下、本発明の第二実施形態を図10に基づいて説明する。
本実施形態の基本的構成は第一実施形態と同様であるが、第一実施形態では、地板31に筒状部32が一体成型されていたのに対して、本実施形態では、別体の金属製の筒状部材33が用いられている。
本実施形態の筒状部材33の高さ寸法は、文字板20の板厚寸法と地板31の板厚寸法とを合わせた大きさにほぼ等しい。この筒状部材33は、例えば地板31に対してあらかじめはめ込まれ、地板31に対向するように文字板20の中心孔21がはめ込まれる。この時、筒状部材33の外径寸法は、文字板20の中心孔21および地板31の開口部としての中心孔34の内径寸法よりわずかに大きく、所定の締め代をもって固定される。
なお、本実施形態での中心孔21、32および筒状部材33に対し、図3から図9のような係合部21A、21B、21C、21Dおよび被係合部32A、32B、32Cを設けてもよい。
なお、本実施形態での中心孔21、32および筒状部材33に対し、図3から図9のような係合部21A、21B、21C、21Dおよび被係合部32A、32B、32Cを設けてもよい。
このような第二実施形態によれば前述の第一実施形態の効果に加えて次のような効果を奏する。
筒状部材33は地板31とは文字板20のガラス板20Aに対して別体に形成されていることから、これらを別々の材質で形成することができる。例えば、地板31を、合成樹脂で形成し、筒状部材33を金属で形成することができる。また、筒状部材33が金属製であることから、文字板20上の表示部分に金属部分を露出させることができ、装飾性が向上する。
筒状部材33は地板31とは文字板20のガラス板20Aに対して別体に形成されていることから、これらを別々の材質で形成することができる。例えば、地板31を、合成樹脂で形成し、筒状部材33を金属で形成することができる。また、筒状部材33が金属製であることから、文字板20上の表示部分に金属部分を露出させることができ、装飾性が向上する。
〔第三実施形態〕
以下、本発明の第三実施形態を図面に基づいて説明する。
本実施形態の基本的構成は第二実施形態と同様であるが、本実施形態において、筒状部材33には、径方向の外方に突出した鍔部33Aが設けられている。
以下、本発明の第三実施形態を図面に基づいて説明する。
本実施形態の基本的構成は第二実施形態と同様であるが、本実施形態において、筒状部材33には、径方向の外方に突出した鍔部33Aが設けられている。
このような筒状部材33は、ムーブメント30と文字板20とが積層された後、文字板20側から打ち込まれている。このとき、鍔部33Aの裏面に設けられた当接面33Bとガラス板20Aが当接することで、筒状部材33が打ち込み方向に位置決めされる。このような筒状部材33でも、筒状部分の外径寸法が文字板20の中心孔21および地板31の中心孔34の内径寸法よりわずかに大きく、筒状部材33全体が所定の締め代をもって固定される。
このような第三実施形態によれば、当接面33Bがガラス板20Aに当接されることで、打ち込み方向の位置決めを容易に行うことができる。また、筒状部材33には鍔部33Aが設けられ、文字板20上に露出する金属が増えるため、より高級感が得られる。
本発明を実施するための最良の構成、方法等は、以上の記載で開示されているが、本発明は、これに限定されるものではなく、本発明の目的を達成できる範囲での種々の変更は本発明に含まれる。
例えば、前述された各実施形態での筒状部32、筒状部材33は全て円形の形状をしていたが、四角形などの多角形の形状あるいは楕円形状をしていてもよい。このように、異形の形状を採用する場合には、特に位置決め部を設けなくとも文字板20の周方向への位置ずれを防止できるというメリットがある。
また、第一実施形態では、地板31に筒状部32が設けられていたが、文字板20に設けられていてもよい。この場合、地板31には、文字板20側の筒状部が嵌合固定される開口部が設けられる。
例えば、前述された各実施形態での筒状部32、筒状部材33は全て円形の形状をしていたが、四角形などの多角形の形状あるいは楕円形状をしていてもよい。このように、異形の形状を採用する場合には、特に位置決め部を設けなくとも文字板20の周方向への位置ずれを防止できるというメリットがある。
また、第一実施形態では、地板31に筒状部32が設けられていたが、文字板20に設けられていてもよい。この場合、地板31には、文字板20側の筒状部が嵌合固定される開口部が設けられる。
さらに、前記各実施形態では、本発明に係る挿通孔が文字板20の中心に設けられていたが、複数の小針が設けられる多機能時計において、小針が取り付けられる回転軸用の挿通孔を利用して文字板20を固定してもよい。このような場合でも、文字板の固定が表示部の回転軸用の挿通孔で行われることになるから、外周部分のかぶさり部分を小さくでき、本発明の目的を達成できる。
1…時計、20…文字板、21…挿通孔である中心孔、21A、21B、21C、21D…位置決め部である係合部、22A、22B、22C…指針、30…ムーブメント、32…筒状部、32A、32B、32C…位置決め部である被係合部、33…筒状部材、34…開口部である中心孔、40…回転軸である筒車。
Claims (5)
- 指針が取り付けられる回転軸を有したムーブメントと、
前記ムーブメントに対向配置された文字板とを備え、
前記文字板には、前記回転軸が挿通される挿通孔が設けられ、
前記文字板は、前記挿通孔により前記ムーブメントに固定されている
ことを特徴とする時計。 - 請求項1に記載の時計において、
前記文字板および前記ムーブメントの一方には、他方に向けて筒状部が突設され、
前記筒状部が他方に嵌合している
ことを特徴とする時計。 - 請求項1に記載の時計において、
前記ムーブメントには、前記文字板の挿通孔に対応した開口部が設けられ、
前記挿通孔および前記開口部にわたって挿入される筒状部材が設けられ、
前記筒状部材を介して前記文字板が前記ムーブメントに固定されている
ことを特徴とする時計。 - 請求項1から請求項3のいずれかに記載の時計において、
少なくとも前記文字板および前記ムーブメントには、互いの位置決めを行う位置決め部が設けられている
ことを特徴とする時計。 - 請求項1から請求項4のいずれかに記載の時計において、
前記文字板は、締め代をもって前記ムーブメントに固定されている
ことを特徴とする時計。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2009091848A JP2010243319A (ja) | 2009-04-06 | 2009-04-06 | 時計 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2009091848A JP2010243319A (ja) | 2009-04-06 | 2009-04-06 | 時計 |
Publications (1)
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---|---|
JP2010243319A true JP2010243319A (ja) | 2010-10-28 |
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Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2009091848A Withdrawn JP2010243319A (ja) | 2009-04-06 | 2009-04-06 | 時計 |
Country Status (1)
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JP (1) | JP2010243319A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2013096818A (ja) * | 2011-10-31 | 2013-05-20 | Seiko Instruments Inc | 電子時計 |
CN114660921A (zh) * | 2020-12-22 | 2022-06-24 | 精工爱普生株式会社 | 电子钟表 |
-
2009
- 2009-04-06 JP JP2009091848A patent/JP2010243319A/ja not_active Withdrawn
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2013096818A (ja) * | 2011-10-31 | 2013-05-20 | Seiko Instruments Inc | 電子時計 |
CN114660921A (zh) * | 2020-12-22 | 2022-06-24 | 精工爱普生株式会社 | 电子钟表 |
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Legal Events
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