JP2010242544A - ガスタービン発電設備およびそのクリアランスコントロールシステムバックアップ空気の供給方法 - Google Patents

ガスタービン発電設備およびそのクリアランスコントロールシステムバックアップ空気の供給方法 Download PDF

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Abstract

【課題】充填空気圧縮機の設置台数を低減して初期費用を削減するガスタービン発電設備およびそのクリアランスコントロールシステムバックアップ空気の供給方法を提供する。
【解決手段】ガスタービン発電設備は、ガスタービンシステムのケーシングに温度、圧力および流量を調整した熱交換用空気を供給してケーシングの熱伸びを制御するクリアランスコントロールシステム20と、空気を充填するクリアランスコントロール空気供給系統30を備える。充填空気圧縮機6と、充填空気圧縮機6からの充填空気を貯留する充填空気だめ8を備えるとともに、空気圧縮機の吐出空気をクリアランスコントロール空気供給系統30にバックアップ空気として供給する充填空気バックアップ供給系統10と、別軸に設けられた第2のガスタービンシステムの空気圧縮機からの吐出空気をバックアップ空気として供給する他軸ガスタービン空気圧縮機吐出空気系統12とを有する。
【選択図】図1

Description

本発明は、ガスタービンシステムを有する発電設備、すなわちガスタービン発電設備に係り、特にガスタービンシステムのガスタービンおよびスタービン空気圧縮機の動翼とケーシングとのクリアランスを制御するガスタービンクリアランスコントロールシステムを有するものに関する。
ガスタービンシステムを有する発電設備においては、性能向上のためにガスタービンの動翼とケーシングとのクリアランスを制御して、運転中のクリアランスを小さくすることが行なわれることがある。このように、ケーシングと動翼先端とのクリアランスを小さくする方法として、蒸気で翼環を冷却し、冷却蒸気を調節することにより動翼先端と翼環との間のクリアランスをコントロールし、クリアランスを適正に保持する技術が知られている(例えば、特許文献1参照)。
また、ガスタービンシステムと蒸気タービンを組み合わせたコンバインドサイクル発電設備においては、ガスタービンシステムのガスタービンおよびガスタービン空気圧縮機の起動時のラビング防止及び負荷運転時の段落熱効率向上のために、ガスタービン及びガスタービン空気圧縮機の動翼とケーシングとのクリアランスを制御することが知られている。
上述のような、ガスタービンあるいはガスタービン空気圧縮機の動翼先端とケーシングとのクリアランスを制御するガスタービンクリアランスコントロールシステムは、ガスタービンあるいはガスタービン空気圧縮機の動翼とケーシングとのクリアランスを制御するために、ガスタービンおよびガスタービン空気圧縮機のケーシングにおける熱伸びを制御している。そしてこのために、ガスタービンクリアランスコントロールシステムは、ケーシングに熱交換を行うために用いる媒体である例えば空気などを供給し、その温度、圧力又は流量を調整している。
なお、ガスタービンシステムを有する発電設備について、ガスタービンシステム(すなわちガスタービン、ガスタービン空気圧縮機および燃焼器を組み合わせたシステム)のシングルサイクル、1台のガスタービンシステムと1台の蒸気タービンを組合せたコンバインドサイクル、複数のガスタービンシステムとこれより少ない台数の蒸気タービンを組合せたコンバインドサイクルなどが挙げられるが、以下では、これらをすべて含めてガスタービン発電設備と称する。
上述のように、従来のガスタービンクリアランスコントロールシステムにおいては、ガスタービンおよびガスタービン空気圧縮機の動翼とケーシングとのクリアランスを制御するために、適切な温度に制御された空気をガスタービンおよびガスタービン空気圧縮機に供給し、熱伸びを制御することによってガスタービンおよびガスタービン空気圧縮機の動翼とケーシングのクリアランスを制御している。
この熱交換の媒体として空気を用いる場合は、クリアランスコントロールシステム、ガスタービンおよびガスタービン空気圧縮機の間に設けられた閉ループ状の流路内に空気を循環させることによりガスタービンおよびガスタービン空気圧縮機のケーシング温度を制御する。しかしながら、上記の閉ループ状の流路は、ガスタービンおよびガスタービン空気圧縮機の構造上、完全な閉空間とはできず、ある程度の空気が系外に漏洩してしまう。このため、ガスタービンクリアランスコントロールシステムは、循環する空気量を一定に保つために漏洩した分の空気を充填する必要がある。
したがって従来のガスタービンクリアランスコントロールシステムでは、空気を充填する為の充填空気圧縮機及び充填空気だめなどからなる高圧の空気供給源を設けることにより、漏洩した空気を充填することを可能としていた。
そして、この充填空気圧縮機のバックアップ空気供給源として、自軸、すなわちガスタービンクリアランスコントロールシステムが熱伸びを制御しようとするガスタービンシステムのガスタービン空気圧縮機からの吐出空気を用いることを可能としていた。したがってガスタービンクリアランスコントロールシステムは、ガスタービンシステムが運転している場合には、自軸のガスタービン空気圧縮機から吐出される吐出空気を用いて系内に充填空気を供給することができる。このために、従来のガスタービンクリアランスコントロールシステムでは、自軸のガスタービン空気圧縮機が運転中であれば、充填空気圧縮機を運転させることなく、所内動力を削減することが可能であった。
特開2001−248406号公報
しかしながら、ガスタービンシステムの起動前では、ガスタービン空気圧縮機が運転されていないことから、ガスタービン空気圧縮機から吐出される吐出空気をバックアップ空気供給源として使用できないために、別途充填空気圧縮機を運転する必要があった。そして、一般にガスタービンシステムを有する発電プラントにおいては、負荷調整などのために比較的高頻度で起動停止が行なわれるため、充填空気圧縮機を運転する頻度も多くなることから、充填空気圧縮機の故障や補修等の場合に備え、充填空気圧縮機の予備機を設ける場合もある。このような場合従来のガスタービンクリアランスコントロールシステムでは、設備構成が複雑化しメンテナンス等が煩雑となるほか、設備コストの増大にも繋がっているという課題があった。
本発明は上記課題を解決するためになされたもので、ガスタービン起動時にも供給可能な高圧充填空気バックアップ供給源を設けることにより、充填空気圧縮機の設置台数を低減して構成を簡素化し、運用性を向上させたガスタービン発電設備およびそのクリアランスコントロールシステムバックアップ空気供給方法を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明は、同軸に配置された第1のガスタービンおよび第1のガスタービン空気圧縮機を備える第1のガスタービンシステムと、前記第1のガスタービンシステムとは別の軸に配置された第2のガスタービンおよび第2のガスタービン空気圧縮機を備える第2のガスタービンシステムと、温度、圧力および流量を制御した熱交換用空気を前記第1のガスタービンシステムのケーシングに供給し、当該第1のガスタービンシステムの前記第1のガスタービンおよび前記第1のガスタービン空気圧縮機の少なくともいずれかの動翼と前記ケーシングとのクリアランスを制御する第1のガスタービンクリアランスコントロールシステムと、充填空気圧縮機と、この充填空気圧縮機からの充填空気を貯留する充填空気だめと、前記第1のガスタービンクリアランスコントロールシステムおよび前記第1のガスタービンシステムのケーシング内に設けられた前記熱交換用空気の流路を含む第1の空気系統内に前記充填空気圧縮機および前記充填空気だめからの前記充填空気を充填させるクリアランスコントロール空気供給系統と、前記第1のガスタービン空気圧縮機の吐出空気を前記クリアランスコントロール空気供給系統に前記充填空気のバックアップ空気として供給する充填空気バックアップ供給系統と、前記第2のガスタービンシステムの第2のガスタービン空気圧縮機からの吐出空気を前記クリアランスコントロール空気供給系統に前記バックアップ空気として供給する他軸ガスタービン空気圧縮機吐出空気系統とを備えることを特徴とするものである。
また、上記目的を達成するため、本発明は、同軸に配置された第1のガスタービンおよび第1のガスタービン空気圧縮機を備える第1のガスタービンシステムと、温度、圧力および流量を制御した熱交換用空気を前記第1のガスタービンシステムのケーシングに供給し、当該第1のガスタービンシステムの前記第1のガスタービンおよび前記第1のガスタービン空気圧縮機の少なくともいずれかの動翼と前記ケーシングとのクリアランスを制御するガスタービンクリアランスコントロールシステムとを備えるガスタービン発電設備のクリアランスコントロールシステムバックアップ空気の供給方法において、前記ガスタービンクリアランスコントロールシステムおよび前記第1のガスタービンシステムのケーシング内に設けられた前記熱交換用空気の流路を含む空気系統内に、前記第1のガスタービンシステムとは別の軸に設けられた第2のガスタービンシステムの第2のガスタービン空気圧縮機からの吐出空気をバックアップ空気として供給することを特徴とするものである。
本発明のガスタービンクリアランスコントロールシステムによれば、ガスタービンの起動時にも供給可能な他軸のガスタービン空気圧縮機の吐出空気を高圧充填空気バックアップ供給源として用いることにより、充填空気圧縮機の設置台数を軽減し構成の簡素化を図ることができる。
本発明の第1の実施の形態のガスタービン発電設備の概略構成を示す構成図。 本発明の第2の実施の形態のガスタービン発電設備の概略構成を示す構成図。 本発明の第3の実施の形態のガスタービン発電設備の概略構成を示す構成図。 本発明の第4の実施の形態のガスタービン発電設備の概略構成を示す構成図。
以下、本発明に係るガスタービンクリアランスコントロールシステムの実施の形態について、図面を参照して説明する。ここで、各図面において、同一又は類似の部分には共通の符号を付すことにより、重複説明を省略する。
図1は、本発明の第1の実施の形態のガスタービン発電設備概略構成を示す構成図である。
まず、ガスタービンクリアランスコントロールシステムの構成について、図1を用いて説明する。
本図に示すように、1点鎖線にて示す範囲のガスタービンクリアランスコントロールシステム20は、同軸に配置された第1のガスタービン及び第1のガスタービン空気圧縮機であるガスタービン1及びガスタービン空気圧縮機2からなる第1のガスタービンシステムのケーシング(図示せず)に熱交換媒体として熱交換用空気を供給するに際し、当該熱交換用空気の温度及び流量を制御する為のシステムである。
このクリアランスコントロールシステム20は、空気をガスタービン1およびガスタービン空気圧縮機2とクリアランスコントロールシステム20との間に設けられた熱交換用空気の流路を循環させる為の循環空気圧縮機4、循環空気圧縮機4の入口温度を適切な一定の温度に保持するための空気冷却器3、および循環空気圧縮機4からの熱交換用空気を適切な空気温度に制御するための空気加熱器5と、を備えている。このように構成することにより、クリアランスコントロールシステム20において制御された媒体である空気は、クリアランスコントロール空気供給管13を介してガスタービン1のケーシングに設けられた熱交換用流路に供給される。なお、本実施の形態においては、クリアランスコントロールシステム20によりガスタービン1およびガスタービン空気圧縮機2の両者のケーシングにおける熱伸びを制御しているが、クリアランスコントロールシステム20が、ガスタービン1あるいはガスタービン空気圧縮機2のいずれかのみのケーシングにおける熱伸びを制御するように構成することも可能である。
このガスタービン1のケーシング内の流路を流れて熱交換を行った空気は、中間配管15およびマニホールド18を介してガスタービン空気圧縮機2に導出される。クリアランスコントロールシステム20により温度、圧力および流量を制御されて供給された空気は、このようにしてガスタービン1およびガスタービン空気圧縮機2のケーシング内の流路を流れて熱交換を行いケーシングの熱伸びを制御することにより、ガスタービン1およびガスタービン空気圧縮機2の動翼(図示せず)とケーシングとのクリアランスを制御することを可能にしている。
このガスタービン1およびガスタービン空気圧縮機2のケーシングにて熱交換した空気は、マニホールド17を経由しクリアランスコントロール空気戻り管14を介してクリアランスコントロールシステム20に導出される。クリアランスコントロールシステム20へ戻された空気は、再度適切な状態に制御され、クリアランスコントロール空気供給管13を介して再びガスタービン1およびガスタービン空気圧縮機2へ供給される。
上記したガスタービン1、ガスタービン空気圧縮機2、およびクリアランスコントロールシステム20を含むこれらの間の熱交換用空気の流路である空気系統は構造上完全な閉空間ではないために、ある程度の量の空気が系外に漏洩することになる。漏洩した空気を充填する必要から、本実施の形態のガスタービン発電設備には、充填空気圧縮機6充填空気用の充填空気だめ8、充填空気流量調節弁9などからなるクリアランスコントロール空気供給系統30が設けられている。すなわち、クリアランスコントロール空気供給系統30において、充填空気圧縮機6からの充填空気が、充填空気だめ8および充填空気流量調節弁9を介してクリアランスコントロール空気戻り管14から熱交換用空気の流路である空気系統に導入され、クリアランスコントロールシステム20の空気冷却器3、循環空気圧縮機4および空気加熱器5を介して圧力、流量および温度が適切に保持され、クリアランスコントロール空気供給管13を経由してガスタービン1に供給される。
また、ガスタービン1のガスタービン空気圧縮機2の吐出空気は、マニホールド16を介してガスタービン空気圧縮機吐出空気抽気管11を経由して導出され、そして、充填空気バックアップ供給系統10を経由してクリアランスコントロール空気供給系統30のうちの充填空気だめ8と充填空気流量調節弁9との間に導入される。
上述のように、ガスタービンシステムを起動する場合には、クリアランスコントロールシステム20において、ガスタービン1およびガスタービン空気圧縮機2のケーシングを加熱し熱伸びさせることによって動翼とのクリアランスを増加させ、動翼とケーシングとのラビングを防止することとしている。
通常、クリアランスコントロールシステム20はガスタービンシステムの起動前に運転を開始している。しかしながらこのガスタービンシステムの起動前においては、ガスタービン空気圧縮機2は当然ながら停止しているため、充填空気圧縮機6を運転する必要があるので、所内動力の増大に直結している。
このため、本実施の形態においては、充填空気のバックアップ空気供給源として、クリアランスコントロールシステム20からの熱交換用空気が供給されるガスタービンシステムのガスタービン空気圧縮機2の吐出空気をクリアランスコントロール空気供給系統30に供給させる上述の充填空気バックアップ系統10のほかに、第1のガスタービンとは別軸に設けられた第2のガスタービン(図示せず)である他軸のガスタービン空気圧縮機(図示せず)の吐出空気をクリアランスコントロール空気供給系統30に供給可能とする他軸ガスタービン空気圧縮機吐出空気系統12を設けている。
すなわち、本実施の形態では、クリアランスコントロールシステム20が熱交換用空気を供給するガスタービン以外(他軸)のガスタービンのガスタービン圧縮機からの吐出空気を、他軸ガスタービン空気圧縮機吐出空気系統12を介してクリアランスコントロールシステム20へのクリアランスコントロール空気供給系統30にバックアップ空気として供給可能としている。
なお、本実施の形態においては、他軸ガスタービン空気圧縮機吐出空気系統12を、自軸(すなわちクリアランスコントロールシステム20が熱交換用空気を供給するガスタービン)のガスタービン圧縮機2の吐出空気をクリアランスコントロール空気供給系統30に供給させる充填空気バックアップ系統10に接続することで、他軸ガスタービン空気圧縮機吐出空気系統12から供給される他軸のガスタービン圧縮機からの吐出空気を、充填空気バックアップ系統10を介してクリアランスコントロール空気供給系統30に供給させているが、この例には限らず、他軸ガスタービン空気圧縮機吐出空気系統12を、直接クリアランスコントロール空気供給系統30に接続することで、他軸ガスタービン空気圧縮機吐出空気系統12から供給される他軸のガスタービン圧縮機からの吐出空気を直接クリアランスコントロール空気供給系統30に供給させる構成とすることも可能である。
このように構成された本実施の形態によれば、充填空気バックアップ供給系統10を設けることにより、クリアランスコントロールシステム20が熱交換用空気を供給する第1のガスタービンシステム(自軸)のガスタービン空気圧縮機2の吐出空気より充填空気の供給を可能としたことにより、自軸のガスタービン空気圧縮機2が運転している場合には、この充填空気バックアップ系統からの空気を充填空気のバックアップ供給源として用いることが可能となり、充填空気圧縮機6を運転せずに、系内に空気を充填することができ、所内動力の削減が可能である。
さらに、自軸である第1のガスタービンが運転をしていない場合であっても、他軸である第2のガスタービンシステムのガスタービン空気圧縮機の吐出空気を、他軸ガスタービン空気圧縮機吐出系統12を介して自軸のクリアランスコントロールシステム20のための充填空気のバックアップ供給源として用いることができる。このため、自軸ガスタービンシステムの起動前であっても、他軸のガスタービン空気圧縮機が運転中であれば、充填空気圧縮機6を運転する必要が無くなるので、所内動力の大幅な削減を図ることが可能となる。
また、従来は、ガスタービンシステムの起動時においても充填空気のバックアップ供給源を要することから、充填空気圧縮機の故障や補修時のことを考慮して充填空気圧縮機6を、予備の充填空気圧縮機を含めて2台並列に設置していた例もあるが、本実施の形態によれば、他軸ガスタービンのガスタービン圧縮機を充填空気のバックアップ供給源として用いることができるため、充填空気圧縮機6を1台設置とすることが可能となり、クリアランスコントロールシステム20の初期費用の削減に大きく貢献することが可能となる。また、充填空気圧縮機6を、予備機を含めて2台並列に設置する場合でも、より信頼性の高いシステムとすることが可能となる。
図2は、本発明の第2の実施の形態のガスタービンクリアランスコントロールシステムの概略構成を示す構成図である。図1と同一又は類似の部分には共通の符号を付すことにより、重複説明を省略する。
本図に示すように、ガスタービンクリアランスコントロールシステムは、充填空気バックアップ供給管10に連結するガスタービン空気圧縮機吐出空気抽気管11を備え、第1のガスタービン空気圧縮機2の中間段から抽気した空気が供給されることを特徴とするものである。このガスタービン空気圧縮機吐出空気抽気管11は、ガスタービン空気圧縮機中間段抽気管19の中間に接続されている。ガスタービン空気圧縮機中間段抽気管19は、ガスタービン空気圧縮機2の中間段とガスタービン2との間にマニホールド21を介して接続されている。そしてこのガスタービン空気圧縮機2の中間段からの抽気空気の一部がガスタービン空気圧縮機吐出空気管11に導かれる。ガスタービン空気圧縮機2の中間段からの抽気空気のうちの別の一部はマニホールド21を介して、ガスタービン1のケーシングなどの静止部のうち高温となる部分に設けられた冷却通路に導かれ、ガスタービン1の静止部を冷却している。また、ガスタービン空気圧縮機2の中間段からの抽気空気のうち、マニホールド21に導かれない残部は、ガスタービンの下流部に放風される。
すなわち、本実施の形態においては、ガスタービン空気圧縮機吐出空気抽気管11が、ガスタービン空気圧縮機2の中間段に接続されたガスタービン空気圧縮機中間段抽気管19に接続され、充填空気バックアップ供給系統10を経由して、クリアランスコントロールシステム20へのクリアランスコントロール空気供給系統30に接続されている。
ここで、従来のガスタービンシステムにおいて、ガスタービン空気圧縮機2の途中段から抽気を行い、この抽気空気を、マニホールド21を介してガスタービン1の静止部品のうち高温となる部分の冷却に用いるように構成されているものが存在する。本実施の形態はこのようなガスタービンシステムを備えるガスタービン発電設備に本発明を適用する場合に好適であり、本実施の形態においては、ガスタービン空気圧縮機中間段抽気管19を介して抽気された空気が、クリアランスコントロール空気供給管13を経由して、ガスタービン1のケーシングの冷却を行っているために、既存の系統であるガスタービン空気圧縮機2の中間段抽気空気を充填空気供給源として利用することが可能である。
また、第2のガスタービン空気圧縮機からの吐出空気を供給する他軸ガスタービン空気圧縮機吐出空気系統12についても、第2のガスタービン空気圧縮機(図示せず)の中間段から抽気した空気が供給される構成とすることも可能である。
本実施の形態によっても第1の実施の形態と同様な作用効果を得られるほか、本実施の形態によれば、既存のガスタービン冷却のための系統を活用できるため、既存のガスタービン発電設備にクリアランスコントロールシステムを容易に適用することが可能となる。 図3は、本発明の第3の実施の形態のガスタービンクリアランスコントロールシステムの概略構成を示す構成図である。図1および図2と同一又は類似の部分には共通の符号を付すことにより、重複説明を省略する。
本図に示すように、ガスタービンクリアランスコントロールシステムは、同軸に配置されたガスタービン1及びガスタービン空気圧縮機2からなるガスタービンシステムを複数台備えるガスタービン発電プラントのガスタービンシステムそれぞれに、熱伸びを制御することによりそれぞれのガスタービンシステムのガスタービン1およびガスタービン空気圧縮機2の動翼とケーシングとのクリアランスを制御するクリアランスコントロールシステム20をそれぞれ設けたものである。ここでは、3台のガスタービンシステムを備えたガスタービン発電設備について例示する。
3台のガスタービンシステムにはそれぞれガスタービン1及びガスタービン空気圧縮機2が設けられる。そして、各ガスタービンシステムのケーシングに熱交換媒体として空気をその温度、圧力および流量を制御して供給するクリアランスコントロールシステム20がそれぞれ設けられている。この3台のクリアランスコントロールシステム20は、充填空気圧縮機6、充填空気だめ8、逆止弁25、配管23、共通配管24、およびクリアランスコントロール充填空気圧力調節弁28から構成されるクリアランスコントロール空気供給系統30に接続されている。
充填空気圧縮機6はクリアランスコントロール空気供給系統30を介してクリアランスコントロールシステム20を含む各ガスタービンの熱交換用空気の流路である各空気系統に充填空気を供給するための圧縮機であり、充填空気圧縮機6からの充填空気は、充填空気用の充填空気だめ8、逆止弁25を介して、配管23を経由して、共通配管24に接続されている。各クリアランスコントロールシステム20への充填空気は、共通配管24からクリアランスコントロール充填空気圧力調整弁28を介して、その圧力をそれぞれ調整されて供給される。
このクリアランスコントロールシステム20において温度、圧力および流量が制御された熱交換媒体である熱交換用空気は、クリアランスコントロール空気供給管13を介してガスタービン1に供給される。クリアランスコントロールシステム20から供給された熱交換用空気は、それぞれのガスタービンシステムのガスタービン1およびガスタービン空気圧縮機2のケーシングにて熱交換を行い、各ガスタービンシステムのケーシングの熱伸びを制御することにより、ガスタービン1およびガスタービン空気圧縮機2の動翼とケーシングとのクリアランスを制御する。また、この制御されて供給された空気は、中間配管15およびマニホールド18を介してガスタービン空気圧縮機2に導出される。
各ガスタービンシステムのガスタービン1およびガスタービン空気圧縮機2のケーシングにて熱交換した空気は、マニホールド17を経由しクリアランスコントロール空気戻り管14を介してクリアランスコントロールシステム20に導出される。クリアランスコントロールシステム20へ戻された空気は、再度適切な状態に制御され、クリアランスコントロール空気供給管13を介してガスタービン1及びガスタービン空気圧縮機2へ供給される。このように、各ガスタービンシステムにはそれぞれ、クリアランスコントロールシステム20を含む各ガスタービンの熱交換用空気の流路である各空気系統が設けられている。
そして本実施の形態においては、各ガスタービンシステムのガスタービン空気圧縮機2の吐出空気がそれぞれ、マニホールド16を介してガスタービン空気圧縮機吐出空気抽気管11を経由して導出され、充填空気バックアップ供給系統10を介して各クリアランスコントロールシステム20に充填空気を供給するクリアランスコントロール空気供給系統30の共通配管24に導入される。
このように構成された本実施の形態によれば、充填空気圧縮機6及び予備充填空気圧縮機7、充填空気だめ8を系列共通設備とすることにより、従来、各軸、すなわち1台のガスタービンシステム毎に設置していた充填空気圧縮機6を、複数のガスタービンシステムを備える系列毎に共通の1台(または予備用を含めた複数台)設置とすることを可能となり、構成をさらに簡素化でき、運用性を向上させることができる。
すなわち、充填空気を供給するクリアランスコントロール空気供給系統30は共通配管24を有するために、複数台のガスタービン1の各軸を共通するガスタービン空気圧縮機2の吐出空気を、充填空気バックアップ供給系統10を介してそれぞれクリアランスコントロール空気供給系統30に接続することが可能となり、したがって各ガスタービンシステムのガスタービン空気圧縮機2の吐出空気をクリアランスコントロールシステム20への充填空気のバックアップ供給源として利用することが可能である。これにより、系列のうち少なくとも1台のガスタービンシステムが運転を行なっていれば、他軸のガスタービンシステムの起動時にクリアランスコントロールシステム20の充填空気を供給することが可能であるので、所内動力をさらに低く抑えることができる。
なお、ガスタービン空気圧縮機2の吐出空気としては、図2と同様に、ガスタービン空気圧縮機2の中間段抽気空気を用いることも可能である。
図4は、本発明の第4の実施の形態のガスタービンクリアランスコントロールシステムの概略構成を示す構成図である。図1ないし図3と同一又は類似の部分には共通の符号を付すことにより、重複説明を省略する。
本実施の形態においては、図3に示す充填空気圧縮機6を、既設の所内用・制御用空気圧縮機27としたものである。この所内用・制御用空気圧縮機27からの充填空気は、充填空気用の充填空気だめ22、逆止弁25を介して、充填空気供給配管23を経由して、共通配管24に接続されている。また、所内用・制御用空気圧縮機27からの充填空気の一部は、所内用・制御用空気供給系統26に戻される。すなわち、本実施の形態は、クリアランスコントロール空気供給系統30を所内用・制御用空気圧縮機27、充填空気だめ22、逆止弁25、充填空気供給配管23、共通配管24、およびクリアランスコントロール充填空気圧力調整弁28により構成し、クリアランスコントロール空気供給系統30から所内用・制御用空気供給系統26を分岐したものである。なお、本実施の形態では、所内用・制御用空気供給系統26の分岐部の上流側と下流側に逆止弁25を1つずつ設けることで、所内用・制御用の空気として供給される充填空気の一部が逆流しないように構成している。
このように本実施の形態は、充填空気圧縮機の代わりに既存の発電所において一般的に設置される所内用空気・制御用空気圧縮機27を用いたものであり、充填空気供給充填空気供給配管23を共通配管24に接続することによって各ガスタービンシステムのクリアランスことロールシステム20に充填空気の供給を可能としている。
本実施の形態によれば、充填空気の圧縮機として所内用空気・制御用空気圧縮機27を用いることにより、クリアランスコントロールシステム20の充填空気供給のみを目的とした空気圧縮機の設置が不要となるため、さらに構成を簡素化することが可能となり、そして、第3の実施の形態と同様に所内動力削減も可能としている。なお、各ガスタービンシステムのガスタービン空気圧縮機2の吐出空気については、図2に示すように、ガスタービン空気圧縮機2の中間段の抽気空気とすることも可能である。
以上本発明の実施の形態について説明してきたが、本発明は、上述したような各実施の形態に何ら限定されるものではなく、各実施の形態の構成を組み合わせて、本発明の主旨を逸脱しない範囲で種々変形して実施することができる。
特に各実施の形態においては、ガスタービンシステムを中心に説明したが、本発明のガスタービン発電設備は、このガスタービンシステムのそれぞれに蒸気タービンを組み合わせたコンバインドサイクルや、複数のガスタービンシステムと1つ(あるいはガスタービンシステムよりも少ない台数)の蒸気タービンを組み合わせたコンバインドサイクルも含む。
1…ガスタービン、2…ガスタービン空気圧縮機、3…空気冷却器、4…循環空気圧縮機、5…空気加熱器、6…充填空気圧縮機、7…予備充填空気圧縮機、8…充填空気だめ、9,28…クリアランスコントロール充填空気圧力調節弁、10…充填空気バックアップ供給管、11…ガスタービン空気圧縮機吐出空気抽気管、12…他軸ガスタービン空気圧縮機吐出空気管、13…クリアランスコントロール空気供給管、14…クリアランスコントロール空気戻り管、15…中間配管、16,17,18,21…マニホールド、19…ガスタービン空気圧縮機中間段抽気管、20…クリアランスコントロールシステム、22…充填空気だめ、23…充填空気供給配管、24…共通配管、25…逆止弁、26…所内用・制御用空気供給系統、27…所内用・制御用空気圧縮機、30…クリアランスコントロール空気供給系統。

Claims (8)

  1. 同軸に配置された第1のガスタービンおよび第1のガスタービン空気圧縮機を備える第1のガスタービンシステムと、
    前記第1のガスタービンシステムとは別の軸に配置された第2のガスタービンおよび第2のガスタービン空気圧縮機を備える第2のガスタービンシステムと、
    温度、圧力および流量を制御した熱交換用空気を前記第1のガスタービンシステムのケーシングに供給し、当該第1のガスタービンシステムの前記第1のガスタービンおよび前記第1のガスタービン空気圧縮機の少なくともいずれかの動翼と前記ケーシングとのクリアランスを制御する第1のガスタービンクリアランスコントロールシステムと、
    充填空気圧縮機と、
    この充填空気圧縮機からの充填空気を貯留する充填空気だめと、
    前記第1のガスタービンクリアランスコントロールシステムおよび前記第1のガスタービンシステムのケーシング内に設けられた前記熱交換用空気の流路を含む第1の空気系統内に前記充填空気圧縮機および前記充填空気だめからの前記充填空気を充填させるクリアランスコントロール空気供給系統と、
    前記第1のガスタービン空気圧縮機の吐出空気を前記クリアランスコントロール空気供給系統に前記充填空気のバックアップ空気として供給する充填空気バックアップ供給系統と、
    前記第2のガスタービンシステムの第2のガスタービン空気圧縮機からの吐出空気を前記クリアランスコントロール空気供給系統に前記バックアップ空気として供給する他軸ガスタービン空気圧縮機吐出空気系統と、
    を備えることを特徴とするガスタービン発電設備。
  2. 前記充填空気バックアップ供給系統には、前記第1のガスタービン空気圧縮機の中間段から抽気した空気が供給されること、を特徴とする請求項1に記載のガスタービン発電設備。
  3. 前記他軸ガスタービン空気圧縮機吐出空気系統には、前記第2のガスタービン空気圧縮機の中間段から抽気した空気が供給されること、を特徴とする請求項1に記載のガスタービン発電設備。
  4. 前記他軸ガスタービン空気圧縮機吐出空気系統は、前記充填空気バックアップ系統に接続され、前記他軸ガスタービン空気圧縮系統からの前記バックアップ空気は前記充填空気バックアップ系統を介して前記クリアランスコントロール空気供給系統に供給されることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項記載のガスタービン発電設備。
  5. 温度、圧力および流量を制御した熱交換用空気を前記第2のガスタービンシステムのケーシングに供給し、当該第2のガスタービンシステムの前記第2のガスタービンおよび前記第2のガスタービン空気圧縮機の少なくともいずれかの動翼と前記ケーシングとのクリアランスを制御する第2のガスタービンクリアランスコントロールシステムをさらに備え、 前記クリアランスコントロール空気供給系統は、前記第2のガスタービンクリアランスコントロールシステムおよび前記第2のガスタービンシステムのケーシング内に設けられた前記熱交換用空気の流路を含む第2の空気系統内にも前記充填空気圧縮機および前記充填空気だめからの前記充填空気を充填させるように構成されたことを特徴とする請求項1乃至4記載のガスタービン発電設備。
  6. 前記クリアランスコントロール空気供給系統は共通配管を含み、この共通配管から前記第1の空気系統および前記第2の空気系統に前記充填空気を充填可能に構成されていることを特徴とする請求項5記載のガスタービン発電設備。
  7. 前記充填空気圧縮機からの前記充填空気を、前記クリアランスコントロール空気供給系統から取り出す所内用・制御用空気供給系統、
    をさらに備えることを特徴とする請求項1乃至6のいずれか1項記載のガスタービン発電設備。
  8. 同軸に配置された第1のガスタービンおよび第1のガスタービン空気圧縮機を備える第1のガスタービンシステムと、
    温度、圧力および流量を制御した熱交換用空気を前記第1のガスタービンシステムのケーシングに供給し、当該第1のガスタービンシステムの前記第1のガスタービンおよび前記第1のガスタービン空気圧縮機の少なくともいずれかの動翼と前記ケーシングとのクリアランスを制御するガスタービンクリアランスコントロールシステムとを備えるガスタービン発電設備のクリアランスコントロールシステムバックアップ空気の供給方法において、
    前記ガスタービンクリアランスコントロールシステムおよび前記第1のガスタービンシステムのケーシング内に設けられた前記熱交換用空気の流路を含む空気系統内に、前記第1のガスタービンシステムとは別の軸に設けられた第2のガスタービンシステムの第2のガスタービン空気圧縮機からの吐出空気をバックアップ空気として供給することを特徴とするガスタービン発電設備のクリアランスコントロールシステムバックアップ空気の供給方法。
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