JP2010242125A - フッ素ガス生成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】電解槽の液面レベル制御を安定して行うことができるフッ素ガス生成装置を提供する。
【解決手段】フッ化水素を電気分解することによってフッ素ガスを生成するフッ素ガス生成装置であって、陽極7にて生成されたフッ素ガスが導かれる第1気室11aと、陰極8にて生成された水素ガスが導かれる第2気室12aとが溶融塩液面上に分離して区画された電解槽1と、第1気室11aに接続されたメイン通路15と、第1気室11aの圧力を検出する圧力計13と、メイン通路15に設けられ第1気室11aからフッ素ガスを導出して搬送するポンプ17と、ポンプ17の吐出側と吸込側を接続する還流通路18と、還流通路18に設けられポンプ17から吐出されたフッ素ガスをポンプ17の吸込側へと戻すための圧力調整弁19と、圧力計13の検出結果に基づいて、第1気室11aの圧力が設定値となるように圧力調整弁19の開度を制御する制御手段10aとを備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、フッ素ガス生成装置に関するものである。
従来のフッ素ガス生成装置として、電解槽を使用し、電気分解によってフッ素ガスを生成する装置が知られている。
特許文献1には、陽極側の第1気相部分にフッ素ガスを主成分とするプロダクトガスを発生させると共に、陰極側の第2気相部分に水素ガスを主成分とする副生ガスを発生させる電解槽と、第1及び第2気相部分の圧力を測定するための第1及び第2圧力計と、プロダクトガス及び副生ガスを導出するための第1及び第2配管と、第1及び第2配管に配設された第1及び第2流量制御弁と、第1及び第2流量制御弁よりも下流で、第1及び第2配管を吸引する第1及び第2吸引手段と備えるフッ素ガス生成装置が開示されている。
フッ素ガスは、反応性が高いため、電解槽の液面レベルが大きく変動すると、フッ素ガスと水素ガスとが混触して反応するおそれがある。
特許文献1に記載のフッ素ガス生成装置では、第1及び第2圧力計の測定結果に基づいて、第1及び第2気相部分の圧力が設定値に維持されるように、第1及び第2流量制御弁の開度を調整することによって電解槽の液面レベルを制御し、フッ素ガスと水素ガスとが混触しないようにしている。
特開2004−43885号公報
しかし、特許文献1に記載のフッ素ガス生成装置では、第1及び第2流量制御弁は第1及び第2配管に設けられているため、電解槽から発生するプロダクトガス及び副生ガスは、全量が第1及び第2流量制御弁を通過する。
そのため、第1及び第2流量制御弁の開度変化によるプロダクトガス及び副生ガスの流量変化が大きく、電解槽の液面レベルが安定し難い。特に、フッ素ガスを生成する陽極側の液面レベルは、供給先のフッ素ガス使用量に影響を受けるため安定し難い。
本発明は、上記の問題点に鑑みてなされたものであり、電解槽の液面レベル制御を安定して行うことができるフッ素ガス生成装置を提供することを目的とする。
請求項1に記載した発明は、溶融塩中のフッ化水素を電気分解することによって、フッ素ガスを生成するフッ素ガス生成装置であって、溶融塩が貯留され、溶融塩に浸漬された陽極にて生成されたフッ素ガスが導かれる第1気室と、溶融塩に浸漬された陰極にて生成された水素ガスが導かれる第2気室とが溶融塩液面上に分離して区画された電解槽と、前記第1気室に接続されたメイン通路と、前記第1気室の圧力を検出する圧力検出器と、前記メイン通路に設けられ、前記第1気室からフッ素ガスを導出して搬送するポンプと、前記ポンプの吐出側と吸込側を接続する還流通路と、前記還流通路に設けられ、前記ポンプから吐出されたフッ素ガスを当該ポンプの吸込側へと戻すための圧力調整弁と、前記圧力検出器の検出結果に基づいて、前記第1気室の圧力が設定値となるように、前記圧力調整弁の開度を制御する制御手段と、を備えることを特徴とする。
また、請求項2に記載した発明は、前記ポンプは、インバータの出力周波数にて回転速度が制御されるモータによって駆動されることを特徴とする。
また、請求項3に記載した発明は、前記メイン通路に設けられ、外部装置へと供給されるフッ素ガスの流量を検出する流量検出器をさらに備え、前記インバータは、前記流量検出器の検出結果に基づいて、前記ポンプを駆動する前記モータの回転速度を制御することを特徴とする。
また、請求項4に記載した発明は、前記インバータは、前記流量検出器によって検出されたフッ素ガス流量が所定速度以上で変化した場合には、前記モータの回転速度の制御を回転速度一定制御から回転速度可変制御へと切り換えることを特徴とする。
本発明によれば、電解槽の陽極側の液面レベル制御は、ポンプから吐出されたフッ素ガスをポンプの吸込側へと戻すための圧力調整弁にて第1気室の圧力を設定値に制御することによって行われる。つまり、陽極から生成されるフッ素ガスの一部を圧力調整弁にてポンプの吸込側に還流させ、第1気室の圧力を設定値に制御することによって、陽極側の液面レベル制御が行われる。このように、圧力調整弁を通過するフッ素ガスは電解槽から生成される流量の一部であるため、圧力調整弁の開度が変化しても、フッ素ガスの流量変化は大きいものとならない。したがって、圧力調整弁の開度変化に伴う陽極側の液面レベルの変動量は小さく、安定した液面レベル制御を行うことができる。
本発明の第1の実施の形態に係るフッ素ガス生成装置の系統図である。 本発明の第2の実施の形態に係るフッ素ガス生成装置の系統図である。 流量計によって検出されるフッ素ガス流量Qとモータの回転数Nとの関係を示すマップ図である。 流量計によって検出されるフッ素ガス流量Qとモータの回転数Nとの関係を示すマップ図である。
以下、図面を参照して、本発明の実施の形態について説明する。
<第1の実施の形態>
図1を参照して、本発明の第1の実施の形態に係るフッ素ガス生成装置100について説明する。
フッ素ガス生成装置100は、電気分解によってフッ素ガスを生成し、生成されたフッ素ガスを外部装置4へと供給するものである。外部装置4としては、例えば、半導体製造装置であり、その場合、フッ素ガスは、例えば、半導体の製造工程においてクリーニングガスとして使用される。
フッ素ガス生成装置100は、電気分解によってフッ素ガスを生成する電解槽1と、電解槽1から生成したフッ素ガスを外部装置4へと供給するフッ素ガス供給系統2と、フッ素ガスの生成に伴って生成された副生ガスを処理する副生ガス処理系統3とを備える。
まず、電解槽1について説明する。
電解槽1には、フッ化水素(HF)を含む溶融塩が貯留される。本実施の形態では、溶融塩として、フッ化水素とフッ化カリウム(KF)の混合物(KF・2HF)が用いられる。
電解槽1内は、溶融塩中に浸漬された区画壁6によって陽極室11と陰極室12とに区画される。陽極室11及び陰極室12のそれぞれには、陽極7及び陰極8が浸漬され、陽極7と陰極8の間に電源9から電流が供給されることによって、陽極7ではフッ素ガス(F2)が生成され、陰極8では副生ガスとして水素ガス(H2)が生成される。フッ素ガス及び水素ガスのそれぞれには、フッ化水素が蒸気圧分だけ気化して混入する。本実施の形態では、陽極7には炭素電極が用いられ、陰極8には軟鉄、モネル、又はニッケルが用いられる。
電解槽1内の溶融塩液面上には、陽極7にて生成されたフッ素ガスが導かれる第1気室11aと、陰極8にて生成された水素ガスが導かれる第2気室12aとが互いのガスが行き来不能に区画壁6によって区画される。生成したフッ素ガスと水素ガスとが混触して反応するのを防ぐため、陽極室11と陰極室12の気室は区画壁6によって完全に分離される。これに対して、陽極室11と陰極室12の溶融塩は、区画壁6によって分離されずに連通している。
電解槽1には、第1気室11aの圧力を検出する第1圧力計13(第1圧力検出器)と、第2気室12aの圧力を検出する第2圧力計14(第2圧力検出器)とが設けられる。第1圧力計13及び第2圧力計14の検出結果はコントローラ10a,10b(制御手段)に出力される。
次に、フッ素ガス供給系統2について説明する。
第1気室11aには、フッ素ガスを外部装置4へと供給するための第1メイン通路15が接続される。
第1メイン通路15には、第1気室11aからフッ素ガスを導出して搬送する第1ポンプ17が設けられる。第1ポンプ17には、ベローズポンプやダイアフラムポンプ等の容積型ポンプが用いられる。第1メイン通路15には、第1ポンプ17の吐出側と吸込側を接続する第1還流通路18が接続される。第1還流通路18には、第1ポンプ17から吐出されたフッ素ガスを第1ポンプ17の吸込側へと戻すための第1圧力調整弁19が設けられる。
第1圧力調整弁19は、コントローラ10aから出力される信号によって開度が制御される。具体的には、コントローラ10aは、第1圧力計13の検出結果に基づいて、第1気室11aの圧力が予め定められた設定値となるように、第1圧力調整弁19の開度を制御する。
なお、図1では、第1還流通路18の下流端は、第1メイン通路15における第1ポンプ17近傍に接続されているが、第1還流通路18の下流端を第1気室11aに接続するようにしてもよい。つまり、第1ポンプ17から吐出されたフッ素ガスを第1気室11a内へと戻すようにしてもよい。
第1メイン通路15における第1ポンプ17の上流には、フッ素ガスに混入したフッ化水素ガスを除去してフッ素ガスを精製する精製装置16が設けられる。精製装置16はフッ素ガスが通過するカートリッジ16aを備え、カートリッジ16aにはフッ化水素を吸着する吸着剤が収容される。吸着剤には、フッ化ナトリウム(NaF)からなる多数の多孔質ビーズが用いられる。フッ化ナトリウムは、吸着能力が温度により変化するため、カートリッジ16aの周囲には、カートリッジ16a内の温度を調整するためのヒータ16bが設けられる。このように、精製装置16は第1ポンプ17の上流に設けられているため、第1ポンプ17にはフッ化水素ガスが除去されたフッ素ガスが導かれる。
第1メイン通路15における第1ポンプ17の下流には、第1ポンプ17によって搬送されたフッ素ガスを貯留するためのバッファタンク21が設けられる。バッファタンク21に貯留されたフッ素ガスは外部装置4へと供給される。バッファタンク21の下流には、外部装置4へと供給されるフッ素ガスの流量を検出する流量計26(流量検出器)が設けられる。流量計26の検出結果はコントローラ10c(制御手段)に出力される。コントローラ10cは、流量計26の検出結果に基づいて、電源9から陽極7と陰極8の間に供給される電流値を制御する。具体的には、外部装置4へと供給されたフッ素ガスを補充するように、陽極7におけるフッ素ガスの生成量を制御する。
このように、外部装置4へと供給されたフッ素ガスは補充されるように制御されるため、バッファタンク21の内部圧力は大気圧よりも高い圧力に維持される。これに対して、フッ素ガスが使用される外部装置4側は大気圧であるため、外部装置4に設けられるバルブを開弁すれば、バッファタンク21と外部装置4との間の圧力差によって、バッファタンク21から外部装置4へとフッ素ガスが供給されることになる。
バッファタンク21には分岐通路22が接続され、分岐通路22にはバッファタンク21の内部圧力を制御する圧力調整弁23が設けられる。また、バッファタンク21には、内部圧力を検出する圧力計24が設けられる。圧力計24の検出結果はコントローラ10d(制御手段)に出力される。コントローラ10dは、バッファタンク21の内部圧力が予め定められた設定値、具体的には0.9MPaを超えた場合には圧力調整弁23を開弁し、バッファタンク21内のフッ素ガスを排出する。排出されたフッ素ガスは、無害化されて放出される。このように、圧力調整弁23は、バッファタンク21の内部圧力が所定圧力を超えないように制御する。
次に、副生ガス処理系統3について説明する。
第2気室12aには、水素ガスを外部へと排出するための第2メイン通路30が接続される。
第2メイン通路30には、第2気室12aから水素ガスを導出して搬送する第2ポンプ31が設けられる。また、第2メイン通路30には、第2ポンプ31の吐出側と吸込側を接続する第2還流通路32が接続される。第2還流通路32には、第2ポンプ31から吐出された水素ガスを第2ポンプ31の吸込側へと戻すための第2圧力調整弁33が設けられる。
第2圧力調整弁33は、コントローラ10bから出力される信号によって開度が制御される。具体的には、コントローラ10bは、第2圧力計14の検出結果に基づいて、第2気室12aの圧力が予め定められた設定値となるように、第2圧力調整弁33の開度を制御する。
このように、第1気室11a及び第2気室12aの圧力は、それぞれ第1圧力調整弁19及び第2圧力調整弁33によって予め定められた設定値となるように制御される。第1気室11a及び第2気室12aの設定圧力は、第1気室11aの溶融塩の液面と第2気室12aの溶融塩の液面との液面差が生じないように、同等の圧力に制御するのが望ましい。
第2メイン通路30における第2ポンプ31の下流には除害部34が設けられ、第2ポンプ31にて搬送された水素ガスは除害部34にて無害化されて放出される。
フッ素ガス生成装置100は、電解槽1の溶融塩中にフッ素ガスの原料であるフッ化水素を供給する原料供給系統5も備える。原料供給系統5について説明する。
電解槽1には、フッ化水素供給源40から供給されるフッ化水素を電解槽1の溶融塩中に導く原料供給通路41が接続される。原料供給通路41には、フッ化水素の供給流量を制御するための流量制御弁42が設けられる。
電源9には、陽極7と陰極8の間に供給された電流を積算する電流積算計43が取り付けられる。電流積算計43にて積算された電流は、コントローラ10e(制御手段)に出力される。コントローラ10eは、電流積算計43から入力された信号に基づいて、流量制御弁42を開閉させて溶融塩中に導くフッ化水素の供給流量を制御する。具体的には、溶融塩中で電気分解されたフッ化水素を補給するように、フッ化水素の供給流量を制御する。さらに具体的には、溶融塩中のフッ化水素の濃度が所定の範囲内となるようにフッ化水素の供給流量を制御する。
また、原料供給通路41には、キャリアガス供給源45から供給されるキャリアガスを原料供給通路41内に導くキャリアガス供給通路46が接続される。キャリアガス供給通路46には、キャリアガスの供給と遮断を切り換える遮断弁47が設けられる。キャリアガスは、フッ化水素を溶融塩中に導くためのガスであり、本実施の形態では、不活性ガスである窒素ガスが用いられる。フッ素ガス生成装置100の運転時には、遮断弁47は原則開状態であり、窒素ガスは電解槽1の陰極室12の溶融塩中に供給される。窒素ガスは、溶融塩中にはほとんど溶けず、第2気室12aから副生ガス処理系統3を通じて排出される。
このように、電解槽1の溶融塩中には窒素ガスが供給されるため、その窒素ガスによって電解槽1の溶融塩液面レベルが押し上げられるおそれがある。そこで、電解槽1に液面レベルを検出する液面計を設けた上で、電解槽1の溶融塩液面レベルに変動可能幅を設定し、溶融塩液面レベルが変動可能幅内に収まるように、遮断弁47を開閉制御するようにしてもよい。つまり、電解槽1の溶融塩液面レベルが変動可能幅の上限に達した場合には、遮断弁47を閉弁するようにしてもよい。なお、遮断弁47に代わり、窒素ガスの流量を制御可能な流量制御弁を設け、電解槽1の液面レベルに応じて流量制御弁の開度を制御するようにしてもよい。
次に、以上のように構成されるフッ素ガス生成装置100の動作について説明する。
外部装置4にて使用されるフッ素ガスの流量は、バッファタンク21と外部装置4との間に設けられる流量計26によって検出される。その流量計26の検出結果に基づいて、陽極7と陰極8の間に印加される電圧が制御され、陽極7におけるフッ素ガスの生成量が制御される。電気分解されることによって減少した溶融塩中のフッ化水素は、フッ化水素供給源40から補給される。
このように、溶融塩中のフッ化水素は、外部装置4にて使用されるフッ素ガス量に応じて補給されるように制御されるため、通常、溶融塩の液面レベルが大きく変化することはない。しかし、外部装置4におけるフッ素ガスの使用量が急激に変化した場合や、副生ガス処理系統3にて水素ガスの圧力が急激に変化した場合には、第1気室11a及び第2気室12aの圧力が大きく変化し、陽極室11及び陰極室12の液面レベルが大きく変動してしまう。陽極室11及び陰極室12の液面レベルが大きく変動し、液面レベルが区画壁6よりも下方に下がった場合には、第1気室11aと第2気室12aとが連通してしまう。その場合には、フッ素ガスと水素ガスが混触し反応を起こす。
そこで、陽極室11及び陰極室12の液面レベルの変動を抑制するため、第1気室11a及び第2気室12aの圧力は、それぞれ第1圧力計13及び第2圧力計14の検出結果に基づいて、予め定められた設定値となるように制御される。このように、陽極室11及び陰極室12の液面レベルは、第1気室11a及び第2気室12aの圧力を一定に保つことによって制御される。以下では、第1気室11a及び第2気室12aの圧力制御について詳しく説明する。第1気室11aと第2気室12aの圧力制御は同様であるため、第1気室11aの圧力制御について説明する。
コントローラ10aは、第1圧力計13の検出結果に基づいて、第1気室11aの圧力が予め定められた設定値となるように、第1圧力調整弁19の開度を制御する。つまり、第1圧力調整弁19は、第1ポンプ17から吐出され第1ポンプ17の吸込側に還流するフッ素ガスの流量を制御するものであり、第1気室11aの圧力は、第1圧力調整弁19を通じて還流するフッ素ガス流量を調整することによって制御される。具体的には、第1気室11aの圧力が設定値よりも小さい場合には、第1ポンプ17の吸込側に還流するフッ素ガス流量が多くなるように、第1圧力調整弁19の開度は大きく設定される。これにより、第1ポンプ17からバッファタンク21に供給されるフッ素ガス流量は少なくなり、第1気室11aの圧力が上昇する。また、第1気室11aの圧力が設定値よりも大きい場合には、第1ポンプ17の吸込側に還流するフッ素ガス流量が少なくなるように、第1圧力調整弁19の開度は小さく設定される。これにより、第1ポンプ17からバッファタンク21に供給されるフッ素ガス流量は多くなり、第1気室11aの圧力が減少する。
なお、第1還流通路18の吸込抵抗が第1メイン通路15の吸込抵抗と比較して小さい場合には、第1ポンプ17は第1気室11aのフッ素ガスを効率良く吸い込むことができない。そのため、第1還流通路18の吸込抵抗が第1メイン通路15の吸込抵抗と比較して大きくなるように、第1還流通路18の径は、第1メイン通路15の径と比較して小さく形成される。
以上のように、第1気室11aの圧力は、第1ポンプ17から吐出されるフッ素ガスの一部を第1ポンプ17の吸込側に還流させ、その還流流量を調整することによって設定値に制御される。このように、第1気室11aの圧力は、第1圧力調整弁19によって常に制御されているため、陽極室11の液面レベルの変動を抑制することができる。
以上の第1の実施の形態によれば、以下に示す作用効果を奏する。
電解槽1から生成されるフッ素ガス及び水素ガスの一部を第1圧力調整弁19及び第2圧力調整弁33にて第1ポンプ17及び第2ポンプ31の吸込側に還流させ、その還流流量を調整することによって第1気室11a及び第2気室12aの圧力を設定値に制御するものであるため、陽極室11及び陰極室12の液面レベルの変動を抑制し、安定した液面レベル制御を行うことができる。
また、第1圧力調整弁19は、通過するフッ素ガスが電解槽1の陽極7にて生成されるフッ素ガス量の一部であり、第1メイン通路15に設けられる従来の圧力調整弁のように陽極7にて生成されるフッ素ガスの全量を制御するものではない。このように、第1圧力調整弁19が制御するフッ素ガスの流量は少ない。したがって、第1圧力調整弁19の開度変化は大きくなく制御性が良い。また、第1圧力調整弁19の開度が変化しても、第1気室11aからバッファタンク21に供給されるフッ素ガスの流量変化は大きくないため、第1圧力調整弁19の開度変化に伴う陽極室11の液面レベルの変動量は小さい。このため、安定した液面レベル制御を行うことができ、かつ第1圧力調整弁19の開度がハンチングした場合でも、陽極室11の液面レベルの変動はそれほど大きくならない。
また、上述したように、第1圧力調整弁19が制御するフッ素ガスの流量は少なく、第1圧力調整弁19の開度が変化しても、第1気室11aからバッファタンク21に供給されるフッ素ガスの流量変化は大きくないため、バッファタンク21の圧力変動も大きくならない。
さらに、上述したように、第1圧力調整弁19を通過するフッ素ガスは、電解槽1の陽極7にて生成されるフッ素ガス量の一部であり、第1圧力調整弁19が制御するフッ素ガスの流量は少ないため、第1圧力調整弁19自体を小さくすることができると共に、フッ素ガスによる第1圧力調整弁19の摩耗量も少なくすることができる。したがって、フッ素ガス生成装置100のイニシャルコスト及びランニングコストを低減することができる。
以下に、上記第1の実施の形態の他の形態について説明する。
以上の第1の実施の形態は、ポンプから吐出されたガスをポンプ吸込側へと戻すことによって、陽極室11及び陰極室12の液面レベルの双方を制御するものである。しかし、フッ素ガスを生成する陽極室11の液面レベルは、外部装置4でのフッ素ガス使用量に影響を受けるため、陰極室12の液面レベルと比較して安定し難いという事情がある。そこで、上記制御はフッ素ガス供給系統2のみに適用し、副生ガス処理系統3では、従来のように、第2メイン通路30に圧力調整弁を設け、その圧力調整弁によって陰極室12の液面レベルを制御するようにしてもよい。
また、以上の第1の実施の形態では、第1圧力調整弁19は、第1還流通路18に設けられ、第1メイン通路15に設けられるものではないため、第1ポンプの吸込側が圧力調整弁を介さずに直接第1気室11aにつながることになる。そのため、第1ポンプ17にベローズポンプのような往復動ポンプを用いた場合には、陽極室11の液面レベルは第1ポンプ17が発生する脈動に影響を受け易くなる。そこで、第1ポンプ17の脈動による液面レベルの変動を抑えるため、第1メイン通路15における第1ポンプ17の上流側にフッ素ガスを一定量貯留可能な小型のバッファタンク等を設けることが望ましい。副生ガス処理系統3においても同様に、第2ポンプ31に往復動ポンプを用いた場合には、第2メイン通路30における第2ポンプ31の上流側に水素ガスを一定量貯留可能な小型のバッファタンク等を設けることが望ましい。
<第2の実施の形態>
図2を参照して、本発明の第2の実施の形態に係るフッ素ガス生成装置200について説明する。以下では、上記第1の実施の形態と異なる点を中心に説明し、第1の実施の形態と同様の構成には、同一の符号を付し説明を省略する。
フッ素ガス生成装置200においては、第1ポンプ17は、インバータ50の出力周波数にて回転速度が制御されるモータ51によって駆動される。このように、第1ポンプ17は、回転速度が可変なモータ51によって駆動されるため、フッ素ガスの吐出流量が調整可能となる。
インバータ50は、流量計26の検出結果に基づいて、モータ51に出力する周波数を変化させてモータ51の回転速度を制御する。具体的には、モータ51の回転速度は、図3に示す制御マップに基づいて制御される。図3は流量計26によって検出されるフッ素ガス流量Qとモータ51の回転速度である回転数Nとの関係を示す図である。図3に示す制御マップは、インバータ50に内蔵されるコントローラ(図示せず)に記憶される。
図3に示すように、モータ51の回転速度は、流量計26によって検出されたフッ素ガス流量が多いほど大きくなるように制御される。このように、モータ51の回転速度は、流量計26によって検出されたフッ素ガス流量に応じて常時制御される。
このようにしてモータ51の回転速度を制御すれば、流量計26によって検出されたフッ素ガス流量が多く、陽極7にて生成されるフッ素ガス量が多い場合には、モータ51の回転速度は大きく制御され、第1ポンプ17が吸い込むフッ素ガス流量は多くなる。また、流量計26によって検出されたフッ素ガス流量が少なく、陽極7にて生成されるフッ素ガス流が少ない場合には、モータ51の回転速度は小さく制御され、第1ポンプ17が吸い込むフッ素ガス流量は少なくなる。このように、流量計26によって検出されたフッ素ガス流量に応じて第1ポンプ17の吸込流量が変化するため、第1ポンプ17の吸込流量の変化のみで第1気室11aの圧力変動はある程度抑制される。したがって、第1気室11aの圧力を制御する第1圧力調整弁19の開度は小さい範囲内で変化することになる。そのため、第1気室11aの圧力が急変するような緊急時には、第1圧力調整弁19の開度は大きく変化することが可能であり、第1気室11aの圧力を応答良く安定させることができる。結果として、陽極室11の液面レベルの変動が抑制され、安定した液面レベル制御が行われる。
なお、図3では、フッ素ガス流量に対してモータ51の回転速度が直線状に変化する制御マップを示したが、階段状に変化する制御マップを用いるようにしてもよい。
次に、以上にて説明したモータ51の回転速度の制御方法とは別の制御方法について説明する。
モータ51の回転速度は、図3に示す制御マップと共に、図4に示す制御マップにも基づいて制御される。図4は流量計26によって検出されるフッ素ガス流量Qとモータ51の回転速度である回転数Nとの関係を示す図であり、通常時に使用される制御マップである。図4に示す制御マップもインバータ50に内蔵されるコントローラ(図示せず)に記憶される。
図4に示すように、通常時には、モータ51の回転速度は、流量計26によって検出されたフッ素ガス流量に関係なく一定に制御される。したがって、通常時には、第1気室11aの圧力は、上記第1の実施の形態と同様に、第1圧力調整弁19によって制御される。ここで、通常時とは、流量計26によって検出されたフッ素ガス流量の変化速度が予め定められた所定速度未満である運転時のことを指す。
そして、流量計26によって検出されたフッ素ガス流量が急変した場合、具体的には、流量計26によって検出されたフッ素ガス流量の変化速度が前記所定速度以上となった場合には、インバータ50は、モータ51の回転速度を制御する制御マップを図4に示す回転速度一定のものから図3に示す回転速度可変のものへと切り換える。このように、流量計26によって検出されたフッ素ガス流量が急変した場合にのみ、そのフッ素ガス流量に応じてモータ51の回転速度を変化させて第1ポンプ17の吸込流量を変化させる。
第1ポンプ17は、第1圧力調整弁19とは異なり、第1メイン通路15に設けられるため、吸込側が第1気室11aに直接接続され、陽極7にて生成されるフッ素ガスの全量を制御するものである。したがって、フッ素ガス流量が急変するような緊急時には、モータ51の回転速度が可変制御されることによって、第1気室11aの圧力変動が有効に抑制される。
このように、通常時には、第1圧力調整弁19が第1気室11aの圧力を安定して制御し、緊急時には、第1ポンプ17が第1気室11aの圧力変動を抑制し、第1圧力調整弁19による第1気室11aの圧力制御を補助する。結果として、陽極室11の液面レベルの変動が抑制され、安定した液面レベル制御が行われる。
なお、以上の第2の実施の形態では、フッ素ガス供給系統2についてのみ説明した。つまり、第1ポンプ17を回転速度が可変なモータ51によって駆動する場合について説明した。しかし、副生ガス処理系統3の第2ポンプ31についても同様に、回転速度が可変なモータによって駆動するようにしてもよい。その場合には、フッ素ガス供給系統2と同様に、第2メイン通路30における第2ポンプ31の下流に水素ガスの流量を検出する流量計を設け、その流量計の検出結果に基づいて、第2ポンプ31を駆動するモータの回転速度を制御するようにすればよい。
本発明は上記の実施の形態に限定されずに、その技術的な思想の範囲内において種々の変更がなしうることは明白である。
例えば、上記実施の形態では、コントローラ10a〜10eは、別々に設けるようにしたが、一つのコントローラにて全ての制御を行うようにしてもよい。
本発明は、フッ素ガスを生成する装置に適用することができる。
100,200 フッ素ガス生成装置
1 電解槽
2 フッ素ガス供給系統
3 副生ガス処理系統
4 外部装置
5 原料供給系統
7 陽極
8 陰極
9 電源
10a〜10e コントローラ
11 陽極室
11a 第1気室
12 陰極室
12a 第2気室
13 第1圧力計
14 第2圧力計
15 第1メイン通路
17 第1ポンプ
18 第1還流通路
19 第1圧力調整弁
21 バッファタンク
26 流量計
30 第2メイン通路
31 第2ポンプ
32 第2還流通路
33 第2圧力調整弁
40 フッ化水素供給源
43 電流積算計
45 キャリアガス供給源
50 インバータ
51 モータ

Claims (4)

  1. 溶融塩中のフッ化水素を電気分解することによって、フッ素ガスを生成するフッ素ガス生成装置であって、
    溶融塩が貯留され、溶融塩に浸漬された陽極にて生成されたフッ素ガスが導かれる第1気室と、溶融塩に浸漬された陰極にて生成された水素ガスが導かれる第2気室とが溶融塩液面上に分離して区画された電解槽と、
    前記第1気室に接続されたメイン通路と、
    前記第1気室の圧力を検出する圧力検出器と、
    前記メイン通路に設けられ、前記第1気室からフッ素ガスを導出して搬送するポンプと、
    前記ポンプの吐出側と吸込側を接続する還流通路と、
    前記還流通路に設けられ、前記ポンプから吐出されたフッ素ガスを当該ポンプの吸込側へと戻すための圧力調整弁と、
    前記圧力検出器の検出結果に基づいて、前記第1気室の圧力が設定値となるように、前記圧力調整弁の開度を制御する制御手段と、
    を備えることを特徴とするフッ素ガス生成装置。
  2. 前記ポンプは、インバータの出力周波数にて回転速度が制御されるモータによって駆動されることを特徴とする請求項1に記載のフッ素ガス生成装置。
  3. 前記メイン通路に設けられ、外部装置へと供給されるフッ素ガスの流量を検出する流量検出器をさらに備え、
    前記インバータは、前記流量検出器の検出結果に基づいて、前記ポンプを駆動する前記モータの回転速度を制御することを特徴とする請求項2に記載のフッ素ガス生成装置。
  4. 前記メイン通路に設けられ、外部装置へと供給されるフッ素ガスの流量を検出する流量検出器をさらに備え、
    前記インバータは、
    前記流量検出器によって検出されたフッ素ガス流量の変化速度が予め定められた所定速度未満である場合には、前記ポンプを駆動する前記モータの回転速度を一定に制御し、
    前記変化速度が前記所定速度以上である場合には、前記流量検出器の検出結果に基づいて、前記ポンプを駆動する前記モータの回転速度を可変に制御する
    ことを特徴とする請求項2に記載のフッ素ガス生成装置。
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