JP2010240997A - 液体吐出装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】媒体以外の領域に吐出された白インクを、それが固化する前に洗浄する。
【解決手段】ヘッド101Aが、媒体(透明シート)に対して、図の左方向へ相対的に移動しているときは、第3のノズル列203が第1のノズル列201よりも相対移動方向の下流側に位置する。このときは、第3のノズル列203が第3の液体(白インク)を吐出し、第3のノズル列203が第3の液体を吐出した位置と実質的に同じ位置において、第1のノズル列201が第1の液体(洗浄液)を吐出する。
【選択図】図3

Description

本発明は、インクジェットプリンター等の液体吐出装置に関する。
インクジェットプリンターにおいては、透明シートの上に画像を印刷するときに、まず、透明シートの上に白インクを塗布(吐出)し、その上にカラーインクによる印刷を行う印刷制御(印刷方法)が実施されている。
上記の印刷制御においては、白インクを吐出してから時間を置かずにカラーインクを吐出しているので、白インクとカラーインクが混ざってしまうことを防止しなければならない。そのため、白インクは、カラーインクよりも早く乾燥する速乾性インクを使用している。
ところで、縁無し印刷の場合は、白インクも透明シートの全域(全領域)に吐出しなければならない。その場合、確実に透明シートの縁部分にも白インクが吐出されるように、透明シートの外側の領域から、白インクを吐出させている。そして、透明シートの外側の領域に吐出した白インクをプラテン上のスポンジで受けるようにしている。
しかし、上述したように、白インクは速乾性が高いので、スポンジ上で固まってしまい、スポンジを劣化させたり、シートの搬送性に悪影響を与えるおそれがある。
特許文献1には、印刷時に用紙の外側に打ち捨てられたインクを所定条件で洗い流す処理技術が提案されている。ここで、所定条件とは、印刷開始から規定時間が経過して、さらに、規定時間内の打ち捨て液体量が所定量以下の場合である。
特開2006−341589号公報
しかし、上記従来技術のように、印刷開始から規定時間経過してからインクの洗い流しを行う処理では、白インクの場合、洗い流しを行う前に固まってしまう可能性があるので、改善の余地が残されていた。そして、これは、白インクに限らず、速乾性が高い液体を用いる液体吐出装置の場合に共通する問題である。
本発明の目的は、吐出された速乾性の高い液体を、それが固化する前に他の液体(例えば洗浄液)で洗浄することができる液体吐出装置を提供することにある。
本発明の一つの態様に従う液体吐出装置は、媒体に対して液体を吐出する複数のノズルを備えたヘッドと、前記ヘッドと前記媒体とを相対的に移動させる移動部とを備え、前記ヘッドは、第1の液体を吐出する複数のノズルが列設された第1のノズル列と、第2の液体を吐出する複数のノズルが列設された第2のノズル列と、前記第1の液体及び前記第2の液体よりも固化しやすい第3の液体を吐出するノズルが列設された第3のノズル列とを有し、前記移動部によって、前記ヘッドが前記媒体に対して相対的に移動しているときであって、前記第1のノズル列が前記第3のノズル列よりも相対移動方向の下流側に位置するときは、前記第3のノズル列が前記第3の液体を吐出せず、前記移動部によって、前記ヘッドが前記媒体に対して相対的に移動しているときであって、前記第3のノズル列が前記第1のノズル列よりも相対移動方向の下流側に位置するときは、前記第3のノズル列が前記第3の液体を吐出し、前記第3のノズル列が前記第3の液体を吐出した位置と実質的に同じ位置において、前記第1のノズル列が前記第1の液体を吐出する。
これにより、吐出された第3の液体を、それが固化する前に第1の液体で洗浄することができる。なお、第3の液体を吐出した位置と実質的に同じ位置で第1の液体を吐出するとは、第3の液体の吐出位置とまったく同じ位置で第1の液体を吐出する場合のみならず、第3の液体の吐出位置から僅かにずれた位置で第1の液体を吐出し、着地点で第3の液体の吐出位置まで第1の液体が広がるような場合を含む。
好適な実施形態では、前記移動部によって、前記ヘッドが前記媒体に対して相対的に移動しているときであって、前記第1のノズル列が前記第3のノズル列よりも相対移動方向の下流側に位置し、前記第3のノズル列が前記第3の液体の吐出をしていないときに、前記第2のノズル列が前記第2の液体を吐出するようにしてもよい。
これにより、第2の液体は、ヘッドが第3の液体が吐出されるときと逆方向へ相対移動するときに吐出される。
好適な実施形態では、前記第1のノズル列は、前記媒体の外側の領域で前記第3のノズル列が前記第3の液体を吐出した場合に、前記第1の液体を吐出するようにしてもよい。
これにより、媒体以外の領域に吐出された第3の液体を第1の液体で洗浄することができる。
本発明の液体吐出装置によれば、本発明の目的は、吐出された液体(例えば白インク)を、それが固化する前に他の液体(例えば洗浄液)で洗浄することができる。
本発明の一実施形態に係る液体吐出装置としてインクジェットプリンター10の構成の概略を示す構成図である。 本実施形態に係るインクジェットプリンターのヘッド部の上面図である。 インクジェットプリンターにおけるヘッド101の第1の実施の形態のノズル列を示す図である。 透明シートの領域と、白インク、洗浄液の吐出量との関係を示す説明図である。 インクジェットプリンターにおけるヘッド101の第2の実施の形態のノズル列を示す図である。 インクジェットプリンターにおけるヘッド101の第3の実施の形態のノズル列を示す図である。
以下、本発明の一実施形態について、図面に基づいて説明する。本実施形態では、液体吐出装置の一例としてインクジェットプリンターを例にとって説明するが、本発明は必ずしもインクジェットプリンターに限定されない。
図1は、本発明の一実施形態に係る液体吐出装置の一例としてのインクジェットプリンター10の構成の概略を示す構成図である。
インクジェットプリンター10は、全体の制御を司るコントローラ11と、媒体へ画像を印刷処理する印刷機構15と、外部機器(例えばホスト装置としてユーザPCなど)との間で情報の入出力が可能なインターフェース(I/F)16と、ユーザへ情報を表示可能でありユーザの指示を入力可能である操作パネル17と、を備えている。
コントローラ11や印刷機構15、I/F16、操作パネル17は、バス19によって電気的に接続されている。
コントローラ11は、CPU12を中心とするマイクロプロセッサとして構成されており、情報を記憶消去可能であり各種アプリケーションプログラムや各種データファイルを記憶するフラッシュROM13と、一時的にデータを記憶するRAM14とを備えている。RAM14には、操作パネル17に表示する画像を一時的に記憶するバッファ領域が設けられている。
印刷機構15は、図示しないが、各色のインクを吐出するためのノズルを備えたヘッドと、そのヘッドが搭載されたキャリッジと、キャリッジを走査するためのモーターなどを備える。
操作パネル17は、ユーザがプリンタ10に対して各種の指示を入力するためのデバイスであり、各種の指示に応じた文字や画像が表示されタッチパネルとして構成されたカラー液晶パネルである表示部17aや、ユーザの指示を各種ボタンにより入力可能である操作部17bなどが設けられている。
図2は、本実施形態に係るインクジェットプリンターのヘッド部の上面図であり、中空ポリマー微粒子や多孔質無機顔料などを色材とした白インクと、蒸留水や色材を含まないインクの溶媒などの洗浄液と、を吐出することができる。
図2において、媒体(シート)に対して液体(インク)を吐出する複数のノズルを備えたヘッド101は、図示のX方向(主走査方向)に移動部(モータ)により移動する。そして、ヘッド101は、図示のY方向(副走査方向)に移動(搬送)される透明シート102の上に1走査分の画像(ここでは白画像)103を印刷する。
白インクによる白画像103は、例えば、透明シート102の上に画像を印刷するときの背景として印刷される。このとき、縁無し印刷の場合は、前述したように、透明シート102の外側の領域から、白インクを吐出させている。
そして、透明シート102の外側の領域に吐出した白インクをプラテン上のスポンジ104で受けるようにしている。スポンジ104上に吐出された白インクは、洗浄の対象となる被洗浄部105となる。
以下、スポンジ104上の被洗浄部105の洗浄方式の各実施の形態を説明する。
図3は、ヘッド101の第1の実施の形態のノズル列を示す図である。
図3において、ヘッド101Aは、第1の液体(洗浄液)を吐出する複数のノズルが列設された第1のノズル列201と、第2の液体(カラーインク)を吐出する複数のノズルが列設された第2のノズル列202とを有する。また、ヘッド101Aは、第1の液体及び第2の液体よりも固化しやすい第3の液体(白インク)を吐出するノズルが列設された第3のノズル列203を有する。なお、本願明細書に添付した図面において、ノズル列は直線で表現しているが、これは複数のノズル開口が直線上に列設されているものを簡略化して表示したものである。
第1のノズル列201と第3のノズル列203は、中央に1列ずつ配置され、第1のノズル列201の外側に、複数の第2のノズル列202が配置される。同様に、第3のノズル列203の外側にも、複数の第2のノズル列202が配置される。即ち、第1のノズル列201と第3のノズル列203は、第2のノズル列202群にその外側を囲まれている。なお、図3に示すノズル列の配置は一例であって、この配置に限定されない。例えば、互いに隣り合う第1のノズル列201と第3のノズル列203は、これらを一組として、図3に示すような中央ではなく、端に設けられていてもよい。
次に、ヘッド101Aの各ノズル列の動作を説明する。
ヘッド101Aが、透明シート102に対して、図中の左側方向へ相対的に移動しているときは、第3のノズル列203が第1のノズル列201よりも相対移動方向の下流側(進行方向側)に位置する。このときは、第3のノズル列203が第3の液体(白インク)を吐出し、第3のノズル列203が第3の液体を吐出した位置と実質的に同じ位置において、第1のノズル列201が第1の液体(洗浄液)を吐出する。本実施形態では、第1のノズル列201からの第1の液体(洗浄液)の吐出は、被洗浄部105においてのみ行い、他の領域(特に透明シート102の領域)では行わない。なお、第2のノズル列202は、第2の液体(カラーインク)を吐出しない。このように、第3の液体(白インク)を吐出した直後に隣のノズル列から実質的に同じ位置に第1の液体(洗浄液)を吐出するために、第3の液体(白インク)が固化する前に第1の液体(洗浄液)で洗い流すことができる。
ここで、同図において、液体を吐出する状態を○で示す。また、液体を吐出しない状態を×で示す。
次に、ヘッド101Aが、透明シート102に対して、図中の右方向へ相対的に移動しているときは、第2のノズル列202のみが第2の液体を吐出する。ここで、液体を吐出する状態を○で示す。また、液体を吐出しない状態を×で示す。この場合に第3の液体(白インク)を吐出してしまうと、第1の液体(洗浄液)で洗い流すまでに時間がかかってしまい第3の液体(白インク)が固化してしまう虞がある。そこで、第3の液体(白インク)を吐出せず、第2の液体を吐出する。また、これは第2の液体と第3の液体(白インク)が混ざることを防止することにもなる。
即ち、ヘッド101Aは、往動で、透明シート102の上に白インク(第3の液体)を吐出するとともに、被洗浄部105を洗浄液(第1の液体)で洗浄し、復動で、カラーインク(第3の液体)による印刷を行うものである。尚、往動、復動は逆であってもよい。
図4は、透明シートの領域と、白インク(第3の液体)、洗浄液(第1の液体)の吐出量との関係を示す説明図である。
白インク(第3の液体)は、縁無し印刷の場合、透明シート102の外側領域から吐出することは前述した通りである。しかし、これだけではなく、白インク(第3の液体)は、速乾性が高く、ヘッド101Aのノズルの目詰まりも引き起こしやすいので、透明シート102の外側領域から吐出を開始することで、吐出安定性を確保することができる。例えば、同図(A)に示すように、白インク(第3の液体)の吐出量は、被洗浄部105aにおいて吐出開始から徐々に増加して、吐出量が一定になった状態で透明シート102に印刷し、被洗浄部105bで吐出終了へ向けて徐々に減少する。
洗浄液(第1の液体)は、被洗浄部105に吐出させるが、透明シート102の縁にかからないように、縁の最近傍では、吐出が終了するように制御する。例えば、同図(B)に示すように、洗浄液(第1の液体)の吐出量は、被洗浄部105aの吐出開始時点において最大で、そこから徐々に減少して被洗浄部105aを抜けると0となる。また、透明シート102に対して白インク(第3の液体)を吐出しているときは洗浄液(第1の液体)は吐出されず、被洗浄部105bに洗浄液(第1の液体)の吐出量が徐々に増加して、吐出終了の直前で最大となる。
次に、図5は、インクジェットプリンターにおけるヘッド101の第2の実施の形態のノズル列を示す図である。
図5において、ヘッド101Bは、第1の液体(白インク)を吐出する複数のノズルが列設された第1のノズル列401と、第1の液体よりも固化しにくい第2の液体(洗浄液)を吐出する複数のノズルが列設された第2及び第3のノズル列402、403とを有する。
そして、第2及び第3のノズル列402、403の間に、第1のノズル列401が配置されている。また、第2及び第3のノズル列402、403の外側に、図3の第1の実施の形態と同様に、カラーインクのノズル列が形成される。なお、図5に示すノズル列の配置は一例であって、この配置に限定されない。例えば、第1のノズル列401、第2のノズル列402、及び第3のノズル列403は、これらを一組として、複数のノズル列中の端に設けられていてもよい。
次に、ヘッド101Bの各ノズル列の動作を説明する。
ヘッド101Bが、透明シート102に対して、図中の左方向へ相対的に移動しているときは、第2のノズル列402は、第1のノズル列401よりも相対移動方向の下流側に位置する。また、第1のノズル列401は、第3のノズル列403よりも相対移動方向の下流側に位置する。
このときは、第2のノズル列402は第2の液体(洗浄液)を吐出せず、第1のノズル列401が第1の液体(白インク)を吐出する。そして、第1のノズル列401が第1の液体(白インク)を吐出した位置と実質的に同じ位置において、第3のノズル列403が第2の液体(洗浄液)を吐出する。その後、図の右側のカラーインクのノズル列により、印刷が実行される。
ここで、液体を吐出する状態を○で示す。また、液体を吐出しない状態を×で示す。
次に、ヘッド101Bが、透明シート102に対して、図中の右方向へ相対的に移動しているときは、第3のノズル列403は、第1のノズル列401よりも相対移動方向の下流側に位置する。また、第1のノズル列401は、第2のノズル列402よりも相対移動方向の下流側に位置する。
このときは、第3のノズル列403は第2の液体(洗浄液)を吐出せず、第1のノズル列401が第1の液体(白インク)を吐出する。そして、第1のノズル列401が第1の液体(白インク)を吐出した位置と実質的に同じ位置において、第2のノズル列402が第2の液体(洗浄液)を吐出する。その後、図の左側のカラーインクのノズル列により、印刷が実行される。
ここで、液体を吐出する状態を○で示す。また、液体を吐出しない状態を×で示す。
なお、本実施形態では、第2または第3のノズル列402、403からの第2の液体(洗浄液)の吐出は、被洗浄部105においてのみ行い、他の領域(特に透明シート102の領域)では行わない。
上述のように、本実施形態に係るヘッド101Bは、往復動のいずれにおいても、透明シート102の上に白インク(第1の液体)を吐出し、被洗浄部105では洗浄液(第2の液体)による洗い流しを行いつつ、往復動のいずれにおいても、カラーインクによる印刷を行うことができる。
次に、図6は、インクジェットプリンターにおけるヘッド101の第3の実施の形態のノズル列を示す図である。
図6において、ヘッド101Cは、第1の液体(洗浄液)を吐出する複数のノズルが列設された第1のノズル列501と、第1の液体よりも固化しやすい第2の液体(白インク)を吐出する複数のノズルが列設された第2及び第3のノズル列502、503とを有する。
そして、第2及び第3のノズル列502、503の間に、第1のノズル列501が配置されている。また、第2及び第3のノズル列502、503の外側に、図3の第1の実施の形態と同様に、カラーインクのノズル列が形成される。なお、図6に示すノズル列の配置は一例であって、この配置に限定されない。例えば、第1のノズル列501、第2のノズル列502、及び第3のノズル列503は、これらを一組として、複数のノズル列中の端に設けられていてもよい。
次に、ヘッド101Cの各ノズル列の動作を説明する。
ヘッド101Cが、透明シート102に対して、図中の左方向へ相対的に移動しているときは、第2のノズル列502は、第1のノズル列501よりも相対移動方向の下流側に位置する。また、第1のノズル列501は、第3のノズル列503よりも相対移動方向の下流側に位置する。
このときは、第3のノズル列503は第2の液体(白インク)の吐出せず、第2のノズル列502が透明シート102に対して第2の液体(白インク)を吐出する。そして、第2のノズル列502が第2の液体(白インク)を吐出した位置と実質的に同じ位置において、第1のノズル列501が透明シート102に対して第1の液体(洗浄液)を吐出する。その後、図の右側のカラーインクのノズル列により、印刷が実行される。
ここで、液体を吐出する状態を○で示す。また、液体を吐出しない状態を×で示す。
次に、ヘッド101Cが、透明シート102に対して、図中の右方向へ相対的に移動しているときは、第3のノズル列503は、第1のノズル列501よりも相対移動方向の下流側に位置する。また、第1のノズル列501は、第2のノズル列502よりも相対移動方向の下流側に位置する。
このときは、第2のノズル列502は第2の液体(白インク)の吐出せず、第3のノズル列503が第2の液体(白インク)を吐出する。そして、第3のノズル列503が第3の液体(白インク)を吐出した位置と実質的に同じ位置において、第1のノズル列501が第1の液体(洗浄液)を吐出する。その後、図の左側のカラーインクのノズル列により、印刷が実行される。
ここで、液体を吐出する状態を○で示す。また、液体を吐出しない状態を×で示す。
なお、本実施形態では、第1のノズル列501からの第1の液体(洗浄液)の吐出は、被洗浄部105においてのみ行い、他の領域(特に透明シート102の領域)では行わない。
即ち、上述のように、本実施形態に係るヘッド101Cは、往復動のいずれにおいても、透明シート102の上に白インク(第2の液体)を吐出し、被洗浄部105では洗浄液(第1の液体)による洗い流しを行いつつ、往復動のいずれにおいても、カラーインクによる印刷を行うことができる。
上述した本発明の実施形態は、本発明の説明のための例示であり、本発明の範囲をそれらの実施形態にのみ限定する趣旨ではない。当業者は、本発明の要旨を逸脱することなしに、他の様々な態様で本発明を実施することができる。例えば、第3の液体(白インク)や第1の液体(洗浄液)の成分はこれに限定されず、淡色のインクを第1の液体(洗浄液)としても良い。また、媒体がヘッドに対して移動するようにしても良いし、媒体とヘッドの両方が移動するようにしても良い。そして、媒体とヘッドとの相対移動の方向は、ノズル列の方向と交差する方向であれば、上述した実施例のようにノズル列と直交する方向に限られない。
10 プリンタ
11 コントローラ
15 印刷機構
17 操作パネル
101 ヘッド
102 透明シート
104 スポンジ
105 被洗浄インク部
201 第1のノズル列
202 第2のノズル列
203 第3のノズル列

Claims (3)

  1. 媒体に対して液体を吐出する複数のノズルを備えたヘッドと、
    前記ヘッドと前記媒体とを相対的に移動させる移動部とを備え、
    前記ヘッドは、
    第1の液体を吐出する複数のノズルが列設された第1のノズル列と、
    第2の液体を吐出する複数のノズルが列設された第2のノズル列と、
    前記第1の液体及び前記第2の液体よりも固化しやすい第3の液体を吐出するノズルが列設された第3のノズル列とを有し、
    前記移動部によって、前記ヘッドが前記媒体に対して相対的に移動しているときであって、前記第1のノズル列が前記第3のノズル列よりも相対移動方向の下流側に位置するときは、前記第3のノズル列が前記第3の液体を吐出せず、
    前記移動部によって、前記ヘッドが前記媒体に対して相対的に移動しているときであって、前記第3のノズル列が前記第1のノズル列よりも相対移動方向の下流側に位置するときは、前記第3のノズル列が前記第3の液体を吐出し、前記第3のノズル列が前記第3の液体を吐出した位置と実質的に同じ位置において、前記第1のノズル列が前記第1の液体を吐出する、液体吐出装置。
  2. 前記移動部によって、前記ヘッドが前記媒体に対して相対的に移動しているときであって、前記第1のノズル列が前記第3のノズル列よりも相対移動方向の下流側に位置し、前記第3のノズル列が前記第3の液体の吐出をしていないときに、前記第2のノズル列が前記第2の液体を吐出する、請求項1記載の液体吐出装置。
  3. 前記第1のノズル列は、前記媒体の外側の領域で前記第3のノズル列が前記第3の液体を吐出した場合に、前記第1の液体を吐出する、請求項2記載の液体吐出装置。
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