JP2010240719A - 連続鋳造鋳型 - Google Patents

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修至 脇田
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Abstract

【課題】銅板の背面に冷却水を流すスリットが設けられた連続鋳造鋳型において、銅板内に先部が配置された熱電対により正確に銅板の温度を計測できる連続鋳造鋳型を提供する。
【解決手段】連続鋳造鋳型10は、背面に冷却水を流すスリット16が設けられた銅板11の背面側に複数の雌ねじ12を形成し、雌ねじ12に螺合する雄ねじ13の中央に形成された貫通孔15には、先部が銅板11内部に形成された収納部17に配置されるように熱電対18が装着され、更に、銅板11の雌ねじ12の形成領域の背面側にストレート孔部19を設けるとともに、雄ねじ13にストレート孔部19へ僅少の隙間を有して嵌入するストレート棒部22を形成し、しかも、ストレート孔部19に形成されたOリング収納部21と、Oリング収納部21に装着されたOリング23によって収納部17へ冷却水が浸入するのを防止するシール機構26を形成する。
【選択図】図1

Description

本発明は、熱電対の先部を配置する銅板内部の収納部に冷却水が浸入することを防止して銅板の温度が計測される連続鋳造鋳型に関する。
対向して配置される対となる長辺(幅広の銅板)と、対となる長辺の間に挟持され対向して配置される対となる短辺(幅狭の銅板)と、各長辺、各短辺の背面側に形成された複数の雌ねじに螺合する雄ねじによって各長辺、各短辺に連結されたバックプレートとを有する連続鋳造鋳型において、長辺、短辺を構成する銅板の温度を下げるため、各銅板の背面に設けられた複数のスリットに冷却水を流すことが実施されている。
また、熱電対によって銅板の温度を計測する場合、バックプレートに熱電対を取付けるために確保した領域がバックプレートの剛性を低下させないこと、あるいは銅板の背面に配置間隔を短くして多数のスリットが設けられても、銅板に熱電対取付けのための領域を確保することが求められる。
例えば、特許文献1記載の連続鋳造鋳型は、バックプレートを貫通させた雄ねじの先部を銅板の背面側に設けた雌ねじと螺合させて、銅板とバックプレートを固着し、更に、雄ねじの一部には、中央に貫通孔を形成して、この貫通孔内に熱電対を搭載し、熱電対の先部が銅板の雌ねじの形成領域の先側に連続して形成された収納部に位置するように配置されている。
したがって、この連続鋳造鋳型では、バックプレートを銅板に連結するために用いられる雄ねじの内部に熱電対が搭載され、雄ねじの取付け箇所とは別に熱電対を搭載する領域を確保する必要がないので、バックプレートの剛性を低下することなく、かつ銅板の背面に設けられた各スリットの間隔が短くても熱電対が取付けられる点で有効である。
特開2006−284503号公報
また、特許文献1記載の連続鋳造鋳型は、Oリングが銅板と接合する雄ねじの先端面に取付けられ、銅板背面のスリットから熱電対の先部が配置される銅板内の収納部へ冷却水が浸入するのを防ぐシール機構を有している。
そして、このシール機構が冷却水の侵入を防止するので、熱電対は冷却水の影響を受けることなく正確に銅板の温度を計測することが可能となる。
しかし、溶鋼の熱によって銅板が変形等すると、雌ねじと雄ねじの螺合にゆるみや、雄ねじに伸びが発生することがある。
この螺合のゆるみや雄ねじの伸びによりOリングの銅板への圧接状態が解除されることがあり、これによって熱電対の先部が配置された収納部へ冷却水が浸入する問題があった。
そこで、本発明は、バックプレートの剛性を低下することなく、更に銅板に設けられる各スリットの配置間隔が短い場合でも熱電対を備えることができ、しかも銅板の熱変形等によって雄ねじの先端面が銅板から離隔しても冷却水が収納部に浸入するのを防止する連続鋳造鋳型の提供を目的とする。
前記目的に沿う本発明に係る連続鋳造鋳型は、背面に冷却水を流すスリットが設けられた銅板と、該銅板の背面側に形成された複数の雌ねじにそれぞれ螺合する雄ねじによって該銅板に連結されたバックプレートとを有し、一部の前記雄ねじの中央に貫通孔を、前記銅板内部に該貫通孔に連続する収納部をそれぞれ形成し、前記貫通孔に装着された熱電対の先部が配置される前記収納部に冷却水が浸入するのを防止するシール機構が備えられた連続鋳造鋳型において、前記シール機構は、前記銅板の雌ねじの形成領域の背面側にストレート孔部を設けると共に、前記雄ねじに前記ストレート孔部へ僅少の隙間を有して嵌入するストレート軸部を形成し、前記ストレート孔部に形成されたOリング収納部と、該Oリング収納部に装着されたOリングとによって形成される。
本発明に係る連続鋳造鋳型において、前記Oリング収納部は前記ストレート孔部に背面側が開放の状態で形成され、前記雄ねじには、前記Oリングが前記Oリング収納部から背面側に飛び出すのを防止するバックアップリングが設けられていることが好ましい。
また、前記バックアップリングは伸縮性を有するゴム又はプラスチックによって構成されていることが好ましい。
本発明に係る連続鋳造鋳型において、前記雄ねじの先端面にOリング溝と、該Oリング溝に装着された第2のOリングを有する第2のシール機構を備えることが好ましい。
請求項1〜4記載の連続鋳造鋳型は、銅板の背面(溶鋼に接する面の反対側に位置する面)側に形成された雌ねじに螺合する複数の雄ねじによって連結されたバックプレートを有し、熱電対が、一部の雄ねじの中央に形成された貫通孔に装着されるので、銅板及びバックプレートに雄ねじを取付ける領域とは別に熱電対を装着する領域を確保しなくて済む。
したがって、バックプレートの剛性を低下させることなく熱電対が取付けられ、更に多くのスリットが銅板の背面に設けられ、各スリットの配置間隔が短い場合でも、熱電対が取付け可能である。
シール機構は、銅板の背面側に設けられたストレート孔部に形成されたOリング収納部と、Oリング収納部に装着されたOリングとによって形成されるので、銅板に生じる熱変形等により雄ねじと雌ねじ間の螺合にゆるみ、あるいは雄ねじに伸びが生じて、雄ねじの先端面が銅板から離隔しても、収納部に冷却水が侵入するのを防止できる。
特に請求項2記載の連続鋳造鋳型は、雄ねじに、OリングがOリング収納部から背面側に飛び出すのを防止するバックアップリングが設けられているので、OリングがOリング収納部に装着された状態を保つことができる。
請求項3記載の連続鋳造鋳型は、バックアップリングが伸縮性を有するゴム又はプラスチックによって構成されているので、銅板の熱変形等で雄ねじのバックプレートに対する相対的な位置が変わり、バックプレートがバックアップリングと接することがあっても、バックアップリングは破損せずに変形し、OリングがOリング収納部に装着された状態を保つことが可能であり、また、雄ねじに伸びが生じてもバックアップリングが雄ねじから離脱することを回避できる。
請求項4記載の連続鋳造鋳型は、更に、雄ねじの先端面に第2のシール機構を備えるので、シール機構を2つ有することとなり、熱電対の先部が配置される収納部への冷却水の浸入をより確実に防止することが可能となる。
本発明の第1の実施の形態に係る連続鋳造鋳型が有する熱電対の取付けを示す概略側断面図である。 同連続鋳造鋳型が有する熱電対の取付けを示す部分拡大側断面図である。 本発明の第2の実施の形態に係る連続鋳造鋳型が有する熱電対の取付けを示す概略側断面図である。
続いて、添付した図面を参照しつつ、本発明を具体化した実施の形態につき説明し、本発明の理解に供する。
図1に示すように、本発明の第1の実施の形態に係る連続鋳造鋳型10は、対向して配置される対となる長辺(幅広の銅板)11と、対となる長辺の間に挟持され対向して配置される図示しない対となる短辺(幅狭の銅板)とを有し、長辺11、短辺それぞれの背面側に複数の雌ねじ12が形成されている。
雄ねじ13と図示しない雄ねじは共に先部を雌ねじ12に螺合し、対となる長辺(以下「銅板」ともいう)11(短辺についても同じ)それぞれの背面にバックプレート14が連結されている。
雄ねじ13と図示しない雄ねじは共にSUSによって構成され、一部の雄ねじ13の中央には軸心に沿って貫通孔15が形成されている。
また、銅板11の背面で雌ねじ12が形成されていない領域に冷却水の流路となる複数のスリット16が設けられ、銅板11が溶鋼20からの熱により温度上昇するのを低減するため、このスリット16内に冷却水が流されている。
雄ねじ13の先端面が銅板11に当接する状態で、銅板11の内部には貫通孔15に連続する収納部17が形成され、貫通孔15内に貫入して装着された熱電対18が、その先部を収納部17内に位置するように配置されている。
なお、以下特に記載しない限り、雄ねじ13の先端面が銅板11に当接する状態について説明する。
図2に示すように、銅板11の背面側には、雌ねじ12の形成領域の背面側(正確には、銅板11の背面に近い方)に連続するストレート孔部19が形成され、ストレート孔部19には、背面側が開口する(開放の状態である)Oリング収納部21が形成されている。
雄ねじ13には、ストレート孔部19内に僅少の隙間を有して嵌入するストレート軸部22が形成され、そのストレート軸部22の外周面は雄ねじ形状を含む凹凸がない円柱形状である。
また、Oリング23はOリング収納部21に位置するようストレート軸部22の外周面に装着され、ストレート軸部22の外周面とOリング収納部21の底面(ストレート軸部22の外周面と対向する面、すなわち内周面)の間に圧接状態で挟持されているので、銅板11の背面側から冷却水が浸入するのを防止する。
雄ねじ13の外周面でストレート軸部22の直後(溶鋼20側を前、溶鋼20より離れる向きを後とする)の位置に形成された装着溝25には、Oリング23に当接し、Oリング収納部21の開口する側からOリング23が背面側に飛び出すのを防ぐ円環状のバックアップリング24が、その内周面側を嵌入して装着されている。
また、バックアップリング24は収縮性を有する弾性体、例えばゴム又はプラスチックによって構成されているので、銅板11とバックプレート14の相対的な位置関係が変化して、バックプレート14の一部がバックアップリング24に当接するようになっても、バックアップリング24は破損等することなく、変形でき、Oリング23の飛び出しを防止できる。
更に、外周面にOリング23を装着した雄ねじ13を銅板11に取付ける際、バックアップリング24はOリング23がストレート軸部22から離脱しないように、Oリング23をOリング収納部21へ押しやるので、確実にOリング23を所定位置に取付けることができる。
ストレート軸部22は、装着溝25との境界面が銅板11の背面と水平方向の位置が同じとなるように形成されているので、その境界面を雄ねじ13の先端側に形成するのに比べ雌ねじ12の領域を長く確保することができ、バックプレート14を銅板11へ固着する力が大きくなるようにしている。
銅板11の背面側から銅板内部への冷却水の浸入を防止するシール機構26が、Oリング収納部21と、ストレート軸部22とOリング収納部21の底面との間に挟持されて装着されたOリング23とによって形成されている。
そして、溶鋼20の熱によって銅板11が熱変形すること等により、雌ねじ12と雄ねじ13の螺合にゆるみや雄ねじ13に伸びが生じても、そのゆるみや伸びによってOリング23が銅板11の背面より突出する幅は、冷却水がストレート孔部19から浸入させるまでには至らない。
これは、Oリング23のストレート軸部22及びOリング収納部21の底面それぞれとの圧接面が有する雄ねじ13の軸心方向の幅が、雄ねじ13の螺合状態のゆるみや雄ねじ13の伸びによって銅板11の背面から突出するOリング23の幅に比べて広く設けられているからである。
図1に示すように、銅板11と接合する雄ねじ13の先端面には第2のOリング27を装着する第2のOリング溝28(Oリング溝)が形成され、第2のOリング27は第2のOリング溝28内に装着されている。
また、第2のOリング27は、第2のOリング溝28の底面とそのOリング溝28の底面に対向する銅板11の面とによって水平方向両側を挟持されて第2のシール機構30を形成している。
したがって、銅板11内にはシール機構26と、第2のシール機構30との2種類のシール機構が設けられ、より確実に収納部17への冷却水の侵入を防止することができる。
バックプレート14には雄ねじ13が配置される位置に雄ねじ13を内部に収納する円筒状の貫通孔31が形成され、貫通孔31に連続するバックプレート14の背面側の位置には、背面側が開口する開口溝32が設けられている。
開口溝32は貫通孔31と軸心を同じくし、貫通孔31より長い半径を有する円筒状である。
貫通孔31から突出する雄ねじ13の基部には、ナット33が装着され、雄ねじ13には、ナット33より銅板13側でナット33に当接する位置に皿ばね34が装着されている。
雄ねじ13の開口溝32の底面(雄ねじ13の軸心に直交する面)と皿ばね34の間に、シール座金35が装着され、シール座金35は皿ばね34から雄ねじ13の先端側方向へ一定の力で押しやられている。
シール座金35の開口溝32の底面への接合面には第3のOリング36を内部に収納する第3のOリング溝37が形成され、またシール座金35の雄ねじ13への接合面には第4のOリング38を内部に収納する第4のOリング溝39が形成されている。
ここで、正確には、雄ねじ13の第4のOリング溝39が位置する領域は外周面に雄ねじ形状がなく表面に凹凸形状を有しないので、第4のOリング溝39は雄ねじ13の外周面に密着し装着することができる。なお、雄ねじ13のバックアップリング24の装着溝25の後端からシール座金35が位置する領域の前端迄は雄ねじ形状はなくてよい。
このシール座金35、第3のOリング36及び第4のOリング38によってバックプレート14の背面側をシールし、スリット16を流れる冷却水が貫通孔31から開口溝32側に浸入するのを防止する。
熱電対18は先端を収納部17内に位置するように、貫通孔15内部に収納され、例えばテフロン(登録商標)等の耐熱性合成樹脂からなるチューブ41によって先端部以外の貫通孔15内に位置する領域が被覆されている。
また、チューブ41の外周は銅線やエナメル線等からなる巻線42によって巻き付けられているので、熱電対18が磁界から受ける影響が低減されている。
図3に示すように、本発明の第2の実施の形態に係る連続鋳造鋳型50は、連続鋳造鋳型10がシール座金35、第3のOリング36、第4のOリング38によってバックプレート14の背面側からの液体の浸入を抑止する代わりに、シール座金51とシール弾性体52によって液体の浸入を抑止している。
なお、連続鋳造鋳型10と同一の構成要素については同一の番号を付して詳しい説明を省略する。
シール弾性体52は、ゴム、プラスチック等の弾性体からなり、雄ねじ13の基部の外周面に装着され、開口溝32の底面とシール座金51の間に位置してその両方に接する底部位53と、雄ねじ13の軸心を基準としてシール座金51と雄ねじ13の間に位置してその両方に接する側部位54とによって構成される。
シール座金51は円環状であり、その背面を皿ばね34に当接し、更にその前面と内周面をそれぞれシール弾性体52の底部位53と側部位54に連接して開口溝32内に配置されている。
また、シール座金51は皿ばね34から雄ねじ13の先端向きへ押圧力を受け、シール弾性体52の底部位53を開口溝32の底面へ密着させる。
そして、側部位54はシール座金51の内周面と雄ねじ13の外周面から反対方向の力を受けて雄ねじ13の外周面に固着され、側部位54が位置する雄ねじ13の外周面上には、雄ねじ形状を含む凹凸が無く側部位54と雄ねじ13の外周面は密着し、雄ねじ13とシール弾性体52の間からの液体の浸入を防止する。
以上、本発明の実施の形態を説明したが、本発明は、上記した形態に限定されるものでなく、要旨を逸脱しない条件の変更等は全て本発明の適用範囲である。
例えば、ストレート軸部22は、装着溝25との境界面が銅板11の背面より内側(銅板11の中心側)に位置するように雄ねじ13に形成することもできる。
また、雄ねじ13が短い場合、雄ねじ13に皿ばね34を装着することなく、ナット33がシール座金35に接合するようにしてもよく、更に、雄ねじ13とナット33を用いる代わりに六角ボルトや六角穴付きボルトを用いることもできる。
10:連続鋳造鋳型、11:長辺(銅板)、12:雌ねじ、13:雄ねじ、14:バックプレート、15:貫通孔、16:スリット、17:収納部、18:熱電対、19:ストレート孔部、20:溶鋼、21:Oリング収納部、22:ストレート軸部、23:Oリング、24:バックアップリング、25:装着溝、26:シール機構、27:第2のOリング、28:第2のOリング溝、30:第2のシール機構、31:貫通孔、32:開口溝、33:ナット、34:皿ばね、35:シール座金、36:第3のOリング、37:第3のOリング溝、38:第4のOリング、39:第4のOリング溝、41:チューブ、42:巻線、50:連続鋳造鋳型、51:シール座金、52:シール弾性体、53:底部位、54:側部位

Claims (4)

  1. 背面に冷却水を流すスリットが設けられた銅板と、該銅板の背面側に形成された複数の雌ねじにそれぞれ螺合する雄ねじによって該銅板に連結されたバックプレートとを有し、一部の前記雄ねじの中央に貫通孔を、前記銅板内部に該貫通孔に連続する収納部をそれぞれ形成し、前記貫通孔に装着された熱電対の先部が配置される前記収納部に冷却水が浸入するのを防止するシール機構が備えられた連続鋳造鋳型において、
    前記シール機構は、前記銅板の雌ねじの形成領域の背面側にストレート孔部を設けると共に、前記雄ねじに前記ストレート孔部へ僅少の隙間を有して嵌入するストレート軸部を形成し、前記ストレート孔部に形成されたOリング収納部と、該Oリング収納部に装着されたOリングとによって形成されることを特徴とする連続鋳造鋳型。
  2. 請求項1記載の連続鋳造鋳型において、前記Oリング収納部は前記ストレート孔部に背面側が開放の状態で形成され、前記雄ねじには、前記Oリングが前記Oリング収納部から背面側に飛び出すのを防止するバックアップリングが設けられていることを特徴とする連続鋳造鋳型。
  3. 請求項2記載の連続鋳造鋳型において、前記バックアップリングは伸縮性を有するゴム又はプラスチックによって構成されていることを特徴とする連続鋳造鋳型。
  4. 請求項1〜3のいずれか1記載の連続鋳造鋳型において、前記雄ねじの先端面にOリング溝と、該Oリング溝に装着された第2のOリングを有する第2のシール機構を備えることを特徴とする連続鋳造鋳型。
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