JP2010240531A - スクリーンメッシュ式塵埃除去装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】薬塵等除去装置の前処理フィルターに、スクリーンメッシュを用いると共にそれに付着した薬塵等を容易に払い落し回収することが出来る付着物除去部材を設けることによって、フィルターのメンテナンス作業を不要とする。
【解決手段】作業ブースと、該作業ブースから吸引した気体中の塵埃を除去し、該気体を清浄空気として作業ブースに吹き出す空気清浄化流路を有する塵埃除去装置において、空気清浄化流路の入口にスクリーンメッシュを配すると共に、該スクリーンメッシュ表面への付着物量を検知する付着物量検知部材、及び、付着物を取り除く付着物除去部材を設けている。
【選択図】図1
【解決手段】作業ブースと、該作業ブースから吸引した気体中の塵埃を除去し、該気体を清浄空気として作業ブースに吹き出す空気清浄化流路を有する塵埃除去装置において、空気清浄化流路の入口にスクリーンメッシュを配すると共に、該スクリーンメッシュ表面への付着物量を検知する付着物量検知部材、及び、付着物を取り除く付着物除去部材を設けている。
【選択図】図1
Description
製薬,食品,化学等の各種製造工程において作業者の安全を確保する手法として、例えば薬品原料の開梱及び薬剤の調合時等に、飛散した薬塵を除去するために薬塵除去装置が使用されている。
本発明は、前記薬塵等を含む塵埃の除去装置に関する。
本発明は、前記薬塵等を含む塵埃の除去装置に関する。
薬塵等の塵埃除去装置において、前処理フィルターとして不織布(特許文献1)やウレタン製のフィルター(特許文献2)が使用されている。然し、規定の風量以下までフィルターが目詰まりとなった場合や薬塵の種類が変更された場合などには、前処理フィルターを交換しなければならず、そのための前処理フィルターの交換作業が作業者の負担となっている。
本発明は上記の点に鑑みて、薬塵等除去装置の前処理フィルターに、スクリーンメッシュを用いると共にそれに付着した薬塵等を容易に払い落し回収することが出来る付着物除去部材を設けることによって、フィルターのメンテナンス作業を不要とすることを目的としている。
請求項1記載の発明にあっては、作業ブースと、該作業ブースから吸引した気体中の塵埃を除去し、該気体を清浄空気として作業ブースに吹き出す空気清浄化流路とを有する塵埃除去装置において、空気清浄化流路の入口にスクリーンメッシュを配すると共に、該スクリーンメッシュ表面への付着物量を検知する付着物量検知部材、及び、付着物を取り除く付着物除去部材を設けている。
請求項2記載の発明にあっては、請求項1記載のスクリーンメッシュ式塵埃除去装置において、付着物除去部材を、スクリーンメッシュ地表面に接して移動するブラシ体としている。
請求項3記載の発明にあっては、請求項1記載のスクリーンメッシュ式塵埃除去装置において、付着物除去部材を、スクリーンメッシュ地表面に接して移動する吸引ノズルとしている。
請求項4記載の発明にあっては、請求項1記載のスクリーンメッシュ式塵埃除去装置において、付着物量検知装置を、スクリーンメッシュ地の両側面に設けた圧力センサーよりなり、両圧力センサーの圧力差が大となることを検知し目詰りを知ることを特徴とする装置とした。
請求項2記載の発明にあっては、請求項1記載のスクリーンメッシュ式塵埃除去装置において、付着物除去部材を、スクリーンメッシュ地表面に接して移動するブラシ体としている。
請求項3記載の発明にあっては、請求項1記載のスクリーンメッシュ式塵埃除去装置において、付着物除去部材を、スクリーンメッシュ地表面に接して移動する吸引ノズルとしている。
請求項4記載の発明にあっては、請求項1記載のスクリーンメッシュ式塵埃除去装置において、付着物量検知装置を、スクリーンメッシュ地の両側面に設けた圧力センサーよりなり、両圧力センサーの圧力差が大となることを検知し目詰りを知ることを特徴とする装置とした。
本発明装置にあっては、空気清浄化流路の入口に設けたスクリーンメッシュの空気通過領域に、圧力検知部材を設け、当該圧力が規定値より下がったときに、メッシュ面の付着物が規定量を越えたとしスクリーン面への付着物を除去する付着物除去部材を設けているために、メッシュ面の清掃等の除塵効率を高めるためのメンテナンス作業を行う必要がなくなった。
本発明スクリーンメッシュ式塵埃除去装置1の実施の形態を図面と共に説明する。
本発明スクリーンメッシュ式塵埃除去装置1は、概略、作業ブース2と、作業ブース2に付帯して設けられ、作業ブース2内の空気を吸引し、該空気を清浄空気として作業ブース2に帰還させる空気清浄化流路3とよりなり、作業ブース2から空気清浄化流路3への入口部位4に塵埃等を除去するスクリーンメッシュ5を設けている。
本発明スクリーンメッシュ式塵埃除去装置1は、概略、作業ブース2と、作業ブース2に付帯して設けられ、作業ブース2内の空気を吸引し、該空気を清浄空気として作業ブース2に帰還させる空気清浄化流路3とよりなり、作業ブース2から空気清浄化流路3への入口部位4に塵埃等を除去するスクリーンメッシュ5を設けている。
スクリーンメッシュ5の作業ブース2側の面に接して、スクリーンメッシュ5の表面に付着した塵埃等を払い落とすブラシ6を有する吸引ノズル7を、上下に併設したガイド部材8,8により、スクリーンメッシュ5の前面を往復動自在に支持する。吸引ノズル7は、上部のガイド部材8に沿って設けたタイミングベルト9と、接続金具10により一体に連結されている。
タイミングベルト9は、レバーシブルモーター11の軸と一体のプーリー12と、従動プーリー13との間に架け渡されている。吸引ノズル7は、リミット座14を有し、タイミングベルト9の両端付近に配置されたリミットスイッチ15,16とリミット座14とが当接することでタイミングベルト9の走行方向を反転している。
吸引ノズル7には、ダクト17を設け掃除機18に接続している。19は空気清浄化流路3の下位に設置したダストトレイで、スクリーンメッシュ5を通過した塵埃等を受ける。
また吸引ノズル7の下部にも吸引スリットとブラシを設けることによって、取り逃した落下粉塵を回収出来るようにしている。
そして、スクリーンメッシュ5の内側位置には、スクリーンメッシュ5の目詰りの程度を検知するためにスクリーンメッシュ5への付着物量検知部材として圧力検知器を設置し(図示せず)、スクリーンメッシュ5の内側位置の圧力の低下が規定値を越えたとき、スクリーンメッシュ5の目詰りが規定量以上となったとしてレバーシブルモーター11を回転し吸引ノズル7を往復動させスクリーンメッシュの目詰りを解消している。
また吸引ノズル7の下部にも吸引スリットとブラシを設けることによって、取り逃した落下粉塵を回収出来るようにしている。
そして、スクリーンメッシュ5の内側位置には、スクリーンメッシュ5の目詰りの程度を検知するためにスクリーンメッシュ5への付着物量検知部材として圧力検知器を設置し(図示せず)、スクリーンメッシュ5の内側位置の圧力の低下が規定値を越えたとき、スクリーンメッシュ5の目詰りが規定量以上となったとしてレバーシブルモーター11を回転し吸引ノズル7を往復動させスクリーンメッシュの目詰りを解消している。
吸引ノズル7の作動は、スイッチにより自動と手動が切り替え可能であり、自動制御の場合は圧力検知器により目詰りを検知し吸引ノズル7を作動し、手動制御の際は手動スイッチ(図示せず)を入れることで自動制御を解放し吸引ノズル7を手動で往復動させることを可能にしている。
上記した吸引ノズル7を往復動させるためのレバーシブルモーター11を含むプーリー12,13等よりなる吸引ノズル7の駆動装置は、粉塵等が入りやすい位置にあるが、後述する空気清浄化流路3の陽圧ケース20内からダクト21により陽圧エアーを駆動装置位置に引き込み、図2に示す如く、該陽圧エアーを駆動装置に吹き出すことにより該部を陽圧に保つことによって駆動装置内部に粉塵が入らない構造としている。
空気浄化流路3は作業ブース2の背面に付帯して設けられ、下部にスクリーンメッシュ5を含む塵埃分離手段を置き、中間にヘパフィルター22,送風機23を配し上部の陽圧ケース20に清浄な高圧エアーを送り、ヘパフィルター24を介して清浄空気を天井部より作業ブース2内に流下させている。
以上の如く構成された本発明装置において、作業ブース2内で発生した塵埃等は送風機23の吸引力によって作業ブース2から空気清浄化流路3内に吸引され、その際にスクリーンメッシュ5によって塵埃等は捕捉される。スクリーンメッシュ5に捕捉された塵埃は吸引ノズル7により掃除機18に吸引収集されると共に、ブラシ6で掻き落されて掃除機18に収集される。
上記操作によって、スクリーンメッシュ5は常時目詰り等の生ずることなく、集塵効果を低下させず作動する。
上記操作によって、スクリーンメッシュ5は常時目詰り等の生ずることなく、集塵効果を低下させず作動する。
1 スクリーンメッシュ式塵埃除去装置
2 作業ブース
3 空気清浄化流路
4 入口部位
5 スクリーンメッシュ
6 ブラシ
7 吸引ノズル
8 ガイド部材
9 タイミングベルト
10 接続金具
11 レバーシブルモーター
12 プーリー
13 従動プーリー
14 リミット金具
15,16 リミットスイッチ
17,21 ダクト
18 掃除機
19 ダクトトレイ
20 陽圧ケース
23 送風機
22,24 ヘパフィルター
2 作業ブース
3 空気清浄化流路
4 入口部位
5 スクリーンメッシュ
6 ブラシ
7 吸引ノズル
8 ガイド部材
9 タイミングベルト
10 接続金具
11 レバーシブルモーター
12 プーリー
13 従動プーリー
14 リミット金具
15,16 リミットスイッチ
17,21 ダクト
18 掃除機
19 ダクトトレイ
20 陽圧ケース
23 送風機
22,24 ヘパフィルター
Claims (4)
- 作業ブースと、該作業ブースから吸引した気体中の塵埃を除去し、該気体を清浄空気として作業ブースに吹き出す空気清浄化流路とを有する塵埃除去装置において、空気清浄化流路の入口にスクリーンメッシュを配すると共に、該スクリーンメッシュ表面への付着物量を検知する付着物量検知部材、及び、付着物を取り除く付着物除去部材を設けたことを特徴とする、スクリーンメッシュ式塵埃除去装置。
- 付着物除去部材は、スクリーンメッシュ地表面に接して移動するブラシ体よりなるものである、請求項1記載のスクリーンメッシュ式塵埃除去装置。
- 付着物除去部材は、スクリーンメッシュ地表面に接して移動する吸引ノズルよりなるものである、請求項1記載のスクリーンメッシュ式塵埃除去装置。
- 付着物量検知装置は、スクリーンメッシュ地の両側面に設けた圧力センサーよりなり、両圧力センサーの圧力差が大となることを検知し目詰りを知ることを特徴とする、請求項1記載のスクリーンメッシュ式塵埃除去装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2009089872A JP2010240531A (ja) | 2009-04-02 | 2009-04-02 | スクリーンメッシュ式塵埃除去装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2009089872A JP2010240531A (ja) | 2009-04-02 | 2009-04-02 | スクリーンメッシュ式塵埃除去装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP2010240531A true JP2010240531A (ja) | 2010-10-28 |
Family
ID=43094212
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2009089872A Pending JP2010240531A (ja) | 2009-04-02 | 2009-04-02 | スクリーンメッシュ式塵埃除去装置 |
Country Status (1)
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---|---|
JP (1) | JP2010240531A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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WO2019056240A1 (zh) * | 2017-09-21 | 2019-03-28 | 苏州天键衡电子信息科技有限公司 | 一种超强环境改善型智能化空气净化器的工作方法 |
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-
2009
- 2009-04-02 JP JP2009089872A patent/JP2010240531A/ja active Pending
Patent Citations (4)
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Legal Events
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A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20110426 |
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A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20111222 |
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A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20120704 |