JP2010240099A - 握力強化用運動具 - Google Patents
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Abstract
【課題】 年齢、健常の如何を問わず、使用の屋内外の環境を問わず散歩中にも、室内での休息中などの如何なる使用条件に際しても違和感がなく、しかも、充分な握力強化機能を有する器具を提供すること。
【解決手段】
袋本体1は、見栄えの良い模様付の布材で作製し、内容物として、プラスチックビーズプラスチックを袋内で移動できるように袋の内容積の60〜70%程度収納している。袋本体1は、底辺が長く、握ったときその底辺の端部が掌よりも僅かに大きく形成されている。そのため、図示するように、中指に輪2を挿入して用具20を掌で握りしめたとき、袋本体の底辺の端部にも収納したビーズの内容物が移動し、其処に位置する小指と親指にも圧力が掛かり指圧する。
【選択図】 図3
【解決手段】
袋本体1は、見栄えの良い模様付の布材で作製し、内容物として、プラスチックビーズプラスチックを袋内で移動できるように袋の内容積の60〜70%程度収納している。袋本体1は、底辺が長く、握ったときその底辺の端部が掌よりも僅かに大きく形成されている。そのため、図示するように、中指に輪2を挿入して用具20を掌で握りしめたとき、袋本体の底辺の端部にも収納したビーズの内容物が移動し、其処に位置する小指と親指にも圧力が掛かり指圧する。
【選択図】 図3
Description
本発明は、掌の中に握って指の握力強化する握力強化用運動具に関する。
握力の強化は、身体全体の健康増進のために極めて重要であることは古くから知られており、とくに、掌に力を入れて開き閉じすることはとくに有意義である。
このための運動具が数多く提案されているが、その多くは、下記特許文献に開示されているように発泡プラスチック製の指間に挟むものや、指圧のための突起を掌に当たる箇所に設けたものである。
ところが、これらの従来の握力強化用運動具は、その効果は兎も角として、器具自体が無愛想で優雅さ、暖かさに欠け、いわゆるヘルスクラブの用具然としており、散歩中とか室内での家族団らん中の使用には適していない。
一方において、国際ダンベル学会では、介護が必要となる人のボーダーラインは、握力が13kgを境であることが発表され、被介護人にとっては、日常生活で食事をしたり、入浴したり、トイレに行ったり、全ての活動に握力が関与しており、この握力の向上は、生活の質(QOL)を高めることにもつながる。
また、現在、日本の健康づくりにおいて、ウォーキングは非常に多くの人々が行っている運動である。例えば、このウォーキングの中に握力強化の動作をいれ、左右交互にグー・パー・グー・パーのトレーニングを取り入れて歩くことで、ウォーキングの下半身の筋肉強化に加えて同時に上半身を強化することが可能になる。さらには、握力の向上のための運動は、車椅子利用者、入院患者、自宅療養者の健康づくりに取り入れることができる。
この発明は、年齢、健常の如何を問わず、使用の屋内外の環境を問わず散歩中にも、室内での休息中などの如何なる使用条件に際しても違和感がなく、しかも、充分な握力強化機能を有する器具を提供するものである。
この発明は、小径のプラスチックやガラスや類似のペレット、穀類や豆類等の流動可能な小球体の材料からなる内容物を、掌内にその大部分が収まる大きさであって、指挿入のための輪を取り付けた布製、皮革製、または、類似の柔軟な材料からなる袋に収納してなり、この内容物を収納した袋を、輪に何れかの指を挿入して掌内に収め、袋を握り締めたとき、内容物が流動して、指全体に反発力を作用せしめて、血流を盛んにするようにした握力強化用運動具である。
この発明の内挿入物を入れる袋としては、掌よりも僅かに大きい吸汗性のよい綿、ちりめん等の天然布、人工布、人工または天然皮革製とすることで、汗や水に強く、掌とのなじみを良くすることができる。さらに、その外面に種々の模様、色彩を施したものを使用することによって使用する人の趣向に合わせることができる。
布は抗菌防臭加工をした布を使用することで衛生的であり、細菌の増殖を抑制でき、汗、ホルマリン臭、タバコ臭、加齢臭などいやな臭いがしない。お年寄りの抵抗力が低下した方で有っても安心して利用できるようになり、複数の人が共有することができる。さらに、この袋には、指を通す輪状紐を取り付けているために、取り扱いが便利になる。
また、内容物としては、ゴルフボールのような小球またはプラスチックのペレットを使用することによって、その袋を掌で押さえ込むことで内容物を移動させることによって、用具を親指と人指との間で握ったとき、内容物はそれらの指の間から外側にはみ出し、小指、薬指、中指を圧迫し刺激する。
また、内容物を玄米にすることで重量を100gに上げることが出来、握った感触もしっとりとグッグっと新雪に踏み込むように握り感が楽しめる。握り締めを行うことで米ぬかの成分が布から出て指先や手が滑らかで艶がでる。
また、布や内容物にヒノキの香りやラベンダー等のアロマ効果のある物を使用することで、自然と癒され、用途に合わせ、枕元などは眠り易く、また匂い袋の様にカバンの中やお部屋に置いて芳香用としても使用できる。
この発明の握力強化器具は、袋に取り付けた輪を手の指または足の指に挿入して、5秒間程度息を吐きながらしっかりと握り締める。息を吐きながら握ることで血圧上昇を防ぐことができる。1日の間に何度でも実施できる。トレーニングをする頻度や握る回数を増やすことで、小指から3本の指力の強化につながる。
さらに、内容物に発熱剤を使用、または発熱剤の入った袋を本体のポケットに入れることで、寒さを防ぎながら握力強化できる。
この用具の使用法としては、日常生活中、通勤途中、ウォーキングに中指を入れることで手から落ちることなく、指力の強化を行うことができる。中指を輪に通して、しっかりと握り締めることで小指から3本の指力の強化が可能となる。
この発明の器具は、外面に布素材を使用しているため肌に優しく、さらに、1つ60〜65g程度の軽量に作ることができ、持ち運びにも便利で、簡単に安全にトレーニングに供することができる。
また、介護施設などで、好きな音楽に合わせて左右交互にグー・パー・グー・パーすることで楽しい体操が実施できコミュニケーションが取れ、結果的に握力強化、QOLの向上につながり、介護予防に役立つ。
足の指でつまんでみたり、両足先ではさんでみたりと握力強化以外にも使い方は数多く、いつでも何処でも使用できる。
さらに、この握力強化用具は、握る方向を変えることで手の平のくぼみ(ツボ)をマッサージし、ツボにあて無理の無い強さでの無理の無いマッサージができ、握力のない人や歩きながらの使用に適したものとなる。
また握力が13キロ以下の使用者であっても、指に通すことで指のトレーニングや手の平に載せ、優しい感触で触れることができる。
朝夕や冬場のウォーキングなどは指先が冷たくなりやすいものであるが、この用具を使用して指先を動かすことで、末端まで刺激を与えることができ温まる。
袋地にカラフルな色や柄を用いることで、毎日の運動メニューを楽しくお洒落に演出でき、見た目にも可愛く飾っておくこともできる。
片方の手だけでなく、2つセットで両手にて握力強化を行うことができるので、均一性を図ることができる。
竹ふみのように足の裏で踏んでみると、足指や土踏まずにフィットして優しい感触でマッサージができる。
全身には2千以上のツボがあり、気も心も安らぐ手技の極致であるツボマッサージと血行を善くし血流改善を図りながら老化防止である握力強化できる。しかも気軽に持ち運びが可能で、愛着の湧く形や柄、負荷に無理が無く、持続可能な用具で運動のモチベーションがあがる用具である。
以下、この発明の具体的な実施例によってその実施形態を説明する。
図1は、この発明の握力強化用具の第1の実施例10を示すもので、ほぼ、掌の幅の長さと、人差指と親指とで形成される輪の大きさの袋本体1中に、径が2mm程度のプラスチックビーズを内容物として袋の全容量の70〜80%充填している。そして、袋本体1の両端には、弾力性を持たせた布紐の輪2が取り付けられている。
図2の(a)、(b)はその使用形態を示すもので、紐輪2を利用して袋本体1を握りしめた状態を示す。この状態の用具10をグー、パーと繰り返して使用する。
本発明の用具の第2の実施例20を示す図2において、袋本体1は、見栄えの良い模様付の布材で作製し、内容物として、実施例1と同じ、プラスチックを袋内で移動できるように袋の内容積の60〜70%程度収納している。袋本体1は、底辺が長く、握ったときその底辺の端部が掌よりも僅かに出る程度の大きさに形成されている。そのため、図4に示すように、中指に輪2を挿入して用具20を掌で握りしめたとき、袋本体の底辺の端部にも収納したビーズの内容物が移動し、其処に位置する小指と親指にも圧力が掛かり指圧する。
その製作に際しては、布を中表にして内容物の挿入口を3cm程残し、袋輪2をマチ針で指を通す位置に仮止めをし、縫いしろ1cmを取りミシンで淵を縫う、裏返にした後、再度内容物の挿入口を残し、2mm前後のステッチをかけて端を硬い部分を設け、内容物が放出を防ぐ為2度縫いをする。次に挿入口からじょうご等を使用し粒状の流動物を流しいれ、仕上げに3cmの注ぎ口となるペレットの封入は手縫いにて1mmの巻き縫いをし、使用に耐えうる強度を持つ袋を作製した。
作製後、袋本体1は底辺部の長い三角形に形成されているので、図4に示すように、その頂部取り付けられた袋輪2の中に中指を入れてしっかり握るに当たっては、親指と小指の方向へ徐々に細くなるので大変握りやすく、ペレットは流れやすい状態で中心部に集まっているので、握った時にペレットは手のひら全体にしっかりとフィットしてさらに握り込むことができる。そのため、小指から、薬指、中指の3本の指力の強化になる。袋本体を底辺部の長い三角形に形成し、その中心にペレットは流れやすい状態で中心部に集まった状態は、指の関節強化に最適な構造と言える。
10,20 この発明の実施例を示す。
1 袋本体 11 底辺
2 輪
3 内容物
1 袋本体 11 底辺
2 輪
3 内容物
Claims (3)
- 小径のプラスチックやガラスや類似のペレット、穀類や豆類等の流動可能な小球体の材料からなる内容物を、掌内にその大部分が収まる大きさであって、指挿入のための輪を取り付けた布製、皮革製、または、類似の柔軟な材料からなる袋に収納してなり、
この内容物を収納した袋を、輪に何れかの指を挿入して掌内に収め、袋を握り締めたとき、内容物が流動して、指全体に反発力が作用するようにした握力強化用運動具。 - 袋が筒状をなし、指挿入用の輪を筒状袋の両端にかけて形成した請求項1に記載の握力強化用運動具。
- 袋が底辺の長い立体的な3角形状をなし、指挿入用の輪を頂部に取り付けた請求項1に記載の握力強化用運動具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2009091253A JP2010240099A (ja) | 2009-04-03 | 2009-04-03 | 握力強化用運動具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2009091253A JP2010240099A (ja) | 2009-04-03 | 2009-04-03 | 握力強化用運動具 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP2010240099A true JP2010240099A (ja) | 2010-10-28 |
Family
ID=43093883
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2009091253A Pending JP2010240099A (ja) | 2009-04-03 | 2009-04-03 | 握力強化用運動具 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2010240099A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2013230244A (ja) * | 2012-04-27 | 2013-11-14 | Maana:Kk | ダンベル |
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2009
- 2009-04-03 JP JP2009091253A patent/JP2010240099A/ja active Pending
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JP2013230244A (ja) * | 2012-04-27 | 2013-11-14 | Maana:Kk | ダンベル |
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