JP2010239586A - 再生装置、再生方法、及び再生用プログラム - Google Patents

再生装置、再生方法、及び再生用プログラム Download PDF

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    • G11B27/034Electronic editing of digitised analogue information signals, e.g. audio or video signals on discs

Abstract


【課題】スライドショー再生中に、当該スライドショーで表示する画像を追加することができ、延いては追加画像を再生中のスライドショーにおいてなるべく早く表示することのできる再生装置を提供する。
【解決手段】画像ファイルと、描画データと、表示部に描画データを出力する順序を規定した出力順序情報とを記憶する記憶部と、出力順序情報を参照して、その時点において次に表示部に出力すべき準備描画データを表示部に出力し、次いで、画像ファイルを描画データに変換しつつ描画データ記憶部に記憶する記憶部制御手段と、スライドショー再生中に、追加分画像ファイルを取得する画像ファイル取得手段と、追加分画像ファイルが取得された時点における準備描画データの前又は直後に、追加分画像ファイルを変換した描画データを表示部に出力するように出力順序情報を変更する変更手段と、備えることとする。
【選択図】図3

Description

本発明は、時間の経過に従って画像を切り替えながら表示するスライドショーを再生する再生装置等の技術分野に関する。
従来、デジタルカメラで撮影した画像の利用方法として多くの方法が提案されているが、近頃、その方法の1つとしてデジタルフォトフレーム(写真立て)での利用が提案されている。デジタルフォトフレームとは、デジタルカメラで撮影され記憶媒体に保存されている画像データに関して、当該記憶媒体を当該デジタルフォトフレームに挿入・装着することにより当該画像データを当該デジタルフォトフレームの内部に転送し、それを当該デジタルフォトフレームが具備する液晶ディスプレイ等に表示することにより、当該画像データの印刷をせずして、外見上は旧来の写真立て(印刷済み写真をはさんでインテリアとして設置される非電子的什器)と同様に画像を表示することのできる装置である。
このデジタルフォトフレームにて画像を表示する形式の1つに、時間の経過に従って画像を切り替えながら表示するスライドショー再生による表示形式がある。特許文献1には、スライドショー再生中において、ユーザが削除などの編集処理を行いたいと考える画像が表示された場合に、ユーザが当該画像に対する選択操作を行うことができ、当該スライドショーの終了後に、選択操作を行った画像に対して編集処理を行うことができる技術が公開されている。
また、特許文献2には、スライドショー再生中において、ユーザが編集処理を行いたいと考える画像が表示された場合に、ユーザが編集操作を行うことによって当該スライドショーが中断し、かつ、画像を表示させたまま、画像に対して編集処理を行うことができる技術が公開されている。
特開2005−184109号公報 特開2007−96574号公報
しかしながら、上述の技術では、スライドショー再生中に当該スライドショーで表示する画像を追加したい場合に、スライドショーを再生したままでは画像を追加できず、画像を追加するためには、再生中のスライドショーを中断もしくは終了させ、個別の画像を選択したり表示方法を設定したりする編集操作を行い、再度スライドショーを再生するしかないという不都合があった。
本発明は、以上の点等に鑑みてなされたものであり、スライドショー再生中に、当該スライドショーを中断することなく、スライドショーで表示する画像を追加することができ、延いては追加画像を再生中のスライドショーにおいてなるべく早く表示することのできる再生装置、再生方法及び再生用プログラムを提供することを課題とする。
上記課題を解決するために、請求項1に記載の再生装置は、時間の経過に従って表示部において予め指定された画像ファイルに基づく画像を切り替えながら表示するスライドショーを再生する再生装置であって、前記画像ファイルを変換して得られる描画データであって、前記画像ファイルを表示するために前記表示部に出力される描画データを一時的に記憶する描画データ記憶部と、前記描画データ記憶部から前記表示部に前記描画データを出力する順序を規定した出力順序情報を記憶する出力順序情報記憶部と、前記出力順序情報を参照して、その時点において次に前記表示部に出力すべきと規定されている準備描画データを前記描画データ記憶部から読み出して前記表示部に出力し、次いで、画像ファイル記憶部に記憶されている何れかの前記画像ファイルを読み出して前記描画データに変換しつつ前記描画データ記憶部に記憶する記憶部制御手段と、前記スライドショーの再生中に、前記予め指定された画像ファイル以外の追加分画像ファイルを取得する画像ファイル取得手段と、前記追加分画像ファイルが取得された時点における前記準備描画データの前又は直後に、前記追加分画像ファイルを変換して得られる追加分描画データを当該表示部に出力するように、前記出力順序情報を変更する変更手段と、前記出力順序情報を参照して、前記描画データを前記描画データ記憶部から読み出して前記表示部に出力する出力手段と、を備えることを特徴とする。
請求項2に記載の再生装置は、請求項1に記載の再生装置であって、前記描画データ記憶部は、前記出力順序情報に基づいて前記描画データ又は前記追加分描画データを前記準備描画データとして1つだけ記憶し、前記変更手段は、前記追加分画像ファイルが取得された時点における前記準備描画データの直後に前記追加分描画データを前記表示部に出力するよう前記出力順序情報を変更する、ことを特徴とする。
請求項3に記載の再生装置は、請求項1に記載の再生装置であって、前記描画データ記憶部は、前記描画データ又は前記追加分描画データを記憶する記憶領域を複数有し、前記記憶部制御手段は、前記追加分画像ファイルが取得された時点における前記準備描画データが記憶されている前記記憶領域とは異なる他の前記記憶領域に、前記追加分描画データを記憶させ、前記変更手段は、当該準備描画データが前記表示部に出力される前に、前記追加分画像ファイルの追加分描画データへの変換が完了した場合には、当該準備描画データの前に当該追加分描画データを前記表示部に出力するよう前記出力順序情報を変更する、ことを特徴とする。
請求項4に記載の再生装置は、時間の経過に従って表示部において予め指定された画像ファイルに基づく画像を切り替えながら表示するスライドショーを再生する再生装置であって、前記画像ファイルを変換して得られる描画データであって、前記画像ファイルを表示するために前記表示部に出力される描画データを一時的に記憶する複数の記憶領域を有する描画データ記憶部と、前記描画データ記憶部から前記表示部に前記描画データを出力する順序を規定した出力順序情報を記憶する出力順序情報記憶部と、前記出力順序情報を参照して、その時点において次に前記表示部に出力すべきと規定されている準備描画データを前記描画データ記憶部から読み出して前記表示部に出力し、次いで、画像ファイル記憶部に記憶されている何れかの前記画像ファイルを読み出して前記描画データに変換しつつ前記描画データ記憶部に記憶する記憶部制御手段と、前記スライドショーの再生中に、前記予め指定された画像ファイル以外の追加分画像ファイルを取得する画像ファイル取得手段と、前記出力順序情報を変更する変更手段と、前記出力順序情報を参照して、前記描画データを前記描画データ記憶部から読み出して前記表示部に出力する出力手段と、を備え、前記記憶部制御手段は、前記追加分画像ファイルが取得された時点における前記準備描画データが記憶されている前記記憶領域とは異なる他の記憶領域に、前記追加分画像ファイルを変換して得られる追加分描画データを記憶させ、前記変更手段は、前記追加分画像ファイルが取得された時点における前記準備描画データが前記表示部に出力される前に、前記追加分画像ファイルの追加分描画データへの変換が完了しなかった場合には、当該変換が完了した時点における前記準備描画データの前に、当該追加分描画データを前記表示部に出力するよう前記出力順序情報を変更する、ことを特徴とする。
請求項5に記載の再生装置は、請求項1乃至4の何れか一項に記載の再生装置であって、前記画像ファイル記憶部に記憶されている画像ファイルの種別と、前記追加分画像ファイルの種別とが同種別であるか否かを判定する判定手段、を更に備え、前記変更手段は、前記判定手段により同種別であると判別された前記追加分画像ファイルのみ、前記追加分描画データに変換して前記表示部に出力させるように、前記出力順序情報を変更する、ことを特徴とする。
請求項6に記載の再生装置は、請求項5に記載の再生装置であって、前記判定手段は、前記画像ファイル記憶部に記憶されている画像ファイルの拡張子と、前記追加分画像ファイルの拡張子とが同じ拡張子であるか否かを判定し、前記変更手段は、前記判定手段により前記画像ファイル記憶部に記憶されている画像ファイルの拡張子と同じ拡張子であると判別された前記追加分画像ファイルのみ、前記追加分描画データに変換して前記表示部に出力させるよう前記出力順序情報を変更する、ことを特徴とする。
請求項7に記載の再生方法は、時間の経過に従って表示部において予め指定された画像ファイルに基づく画像を切り替えながら表示するスライドショーを再生する再生装置であって、前記画像ファイルを変換して得られる描画データであって、前記画像ファイルを表示するために前記表示部に出力される描画データを一時的に記憶する描画データ記憶部と、前記描画データ記憶部から前記表示部に前記描画データを出力する順序を規定した出力順序情報を記憶する出力順序情報記憶部と、前記スライドショーの再生中に、前記予め指定された画像ファイル以外の追加分画像ファイルを取得する画像ファイル取得手段と、を備える再生装置における再生方法であって、前記出力順序情報を参照して、その時点において次に前記表示部に出力すべきと規定されている準備描画データを前記描画データ記憶部から読み出して前記表示部に出力し、次いで、画像ファイル記憶部に記憶されている何れかの前記画像ファイルを読み出して前記描画データに変換しつつ前記描画データ記憶部に記憶する記憶部制御工程と、前記追加分画像ファイルが取得された時点における前記準備描画データの前又は直後に、前記追加分画像ファイルを変換して得られる追加分描画データを当該表示部に出力するように、前記出力順序情報を変更する変更工程と、前記出力順序情報を参照して、前記描画データを前記描画データ記憶部から読み出して前記表示部に出力する出力工程と、を含むことを特徴とする。
請求項8に記載の再生用プログラムは、時間の経過に従って表示部において予め指定された画像ファイルに基づく画像を切り替えながら表示するスライドショーを再生する再生装置であって、前記画像ファイルを変換して得られる描画データであって、前記画像ファイルを表示するために前記表示部に出力される描画データを一時的に記憶する描画データ記憶部と、前記描画データ記憶部から前記表示部に前記描画データを出力する順序を規定した出力順序情報を記憶する出力順序情報記憶部と、前記スライドショーの再生中に、前記予め指定された画像ファイル以外の追加分画像ファイルを取得する画像ファイル取得手段と、を備える再生装置に含まれるコンピュータを、前記出力順序情報を参照して、その時点において次に前記表示部に出力すべきと規定されている準備描画データを前記描画データ記憶部から読み出して前記表示部に出力し、次いで、画像ファイル記憶部に記憶されている何れかの前記画像ファイルを読み出して前記描画データに変換しつつ前記描画データ記憶部に記憶する記憶部制御手段、前記追加分画像ファイルが取得された時点における前記準備描画データの前又は直後に、前記追加分画像ファイルを変換して得られる追加分描画データを当該表示部に出力するように、前記出力順序情報を変更する変更手段、前記出力順序情報を参照して、前記描画データを前記描画データ記憶部から読み出して前記表示部に出力する出力手段、として機能させることを特徴とする。
請求項9に記載の再生方法は、時間の経過に従って表示部において予め指定された画像ファイルに基づく画像を切り替えながら表示するスライドショーを再生する再生装置であって、前記画像ファイルを変換して得られる描画データであって、前記画像ファイルを表示するために前記表示部に出力される描画データを一時的に記憶する複数の記憶領域を有する描画データ記憶部と、前記描画データ記憶部から前記表示部に前記描画データを出力する順序を規定した出力順序情報を記憶する出力順序情報記憶部と、前記スライドショーの再生中に、前記予め指定された画像ファイル以外の追加分画像ファイルを取得する画像ファイル取得手段と、を備える再生装置における再生方法であって、前記出力順序情報を参照して、その時点において次に前記表示部に出力すべきと規定されている準備描画データを前記描画データ記憶部から読み出して前記表示部に出力し、次いで、画像ファイル記憶部に記憶されている何れかの前記画像ファイルを読み出して前記描画データに変換しつつ前記描画データ記憶部に記憶する記憶部制御工程と、前記出力順序情報を変更する変更工程と、前記出力順序情報を参照して、前記描画データを前記描画データ記憶部から読み出して前記表示部に出力する出力工程と、を含み、前記記憶部制御工程では、前記追加分画像ファイルが取得された時点における前記準備描画データが記憶されている前記記憶領域とは異なる他の記憶領域に、前記追加分描画データを記憶させ、前記変更工程では、前記追加分画像ファイルが取得された時点における前記準備描画データが前記表示部に出力される前に、前記追加分画像ファイルの追加分描画データへの変換が完了しなかった場合には、当該変換が完了した時点における前記準備描画データの前に、当該追加分描画データを前記表示部に出力するように、前記出力順序情報を変更する、ことを特徴とする。
請求項10に記載の再生用プログラムは、時間の経過に従って表示部において予め指定された画像ファイルに基づく画像を切り替えながら表示するスライドショーを再生する再生装置であって、前記画像ファイルを変換して得られる描画データであって、前記画像ファイルを表示するために前記表示部に出力される描画データを一時的に記憶する複数の記憶領域を有する描画データ記憶部と、前記描画データ記憶部から前記表示部に前記描画データを出力する順序を規定した出力順序情報を記憶する出力順序情報記憶部と、前記スライドショーの再生中に、前記予め指定された画像ファイル以外の追加分画像ファイルを取得する画像ファイル取得手段と、を備える再生装置に含まれるコンピュータを、前記出力順序情報を参照して、その時点において次に前記表示部に出力すべきと規定されている準備描画データを前記描画データ記憶部から読み出して前記表示部に出力し、次いで、画像ファイル記憶部に記憶されている何れかの前記画像ファイルを読み出して前記描画データに変換しつつ前記描画データ記憶部に記憶する記憶部制御手段、前記出力順序情報を変更する変更手段、前記出力順序情報を参照して、前記描画データを前記描画データ記憶部から読み出して前記表示部に出力する出力手段、として機能させる再生用プログラムであって、前記記憶部制御手段は、前記追加分画像ファイルが取得された時点における前記準備描画データが記憶されている前記記憶領域とは異なる他の記憶領域に、前記追加分描画データを記憶させ、前記変更手段は、前記追加分画像ファイルが取得された時点における前記準備描画データが前記表示部に出力される前に、前記追加分画像ファイルの追加分描画データへの変換が完了しなかった場合には、当該変換が完了した時点における前記準備描画データの前に、当該追加分描画データを前記表示部に出力するように、前記出力順序情報を変更する、ことを特徴とする。
請求項1、7、8に記載の発明によれば、スライドショーの再生中にスライドショーを停止することなく、スライドショーで表示する画像ファイルを追加できる。また、追加分画像ファイルは再生中のスライドショーの最後尾に追加されるのではなく、追加分画像ファイルが追加された際に表示されている画像ファイルの1画像ファイル分後に、又は2画像ファイル分後に追加されることから、ユーザは追加分画像ファイルを再生中のスライドショーにおける早い段階で見ることができる。
請求項2に記載の発明によれば、追加分画像ファイルが、当該画像ファイルが追加された際に表示されている画像ファイルの2画像ファイル分後に追加されることから、ユーザは追加分画像ファイルを再生中のスライドショーにおける早い段階で見ることができる。
請求項3に記載の発明によれば、追加分画像ファイルに対する追加分描画データへの変換が完了でき次第、当該画像ファイルが追加された際に表示されている画像ファイルの1画像ファイル分後に追加されることから、ユーザは追加分画像ファイルを再生中のスライドショーにおける早い段階で見ることができる。
請求項4、9、10に記載の発明によれば、スライドショーの再生中にスライドショーを停止することなく、スライドショーで表示する画像ファイルを追加できる。また、追加分画像ファイルは再生中のスライドショーの最後尾に追加されるのではなく、当該画像ファイルを表示することができる最も手前の位置に追加されることから、ユーザは追加分画像ファイルを再生中のスライドショーにおける早い段階で見ることができる。
請求項5に記載の発明によれば、スライドショーで表示する画像ファイルと同種別の画像ファイルのみが追加されることから、スライドショーにおいて異種別の画像ファイルが表示されてしまうことを防止できる。
請求項6に記載の発明によれば、スライドショーで表示する画像ファイルと同じ識別子の画像ファイルのみが追加されることから、スライドショーにおいて異なる識別子の画像ファイルが表示されてしまうことを防止できる。
第1実施形態に係る再生装置の概要構成例を示す図である。 第1実施形態における再生装置によるスライドショー再生時の描画データ等の流れ及び管理ファイルの内容の一例を示す図である。 第1実施形態における再生装置によるスライドショー再生時に画像ファイルが追加された際の描画データ等の流れ及び管理ファイルの内容の一例を示す図である。 第1実施形態におけるシステム制御部101によるスライドショー処理の一例を示すフローチャートである。 第1実施形態におけるシステム制御部101によるスライドショー割込処理の一例を示すフローチャートである。 第1実施形態におけるシステム制御部101による画像ファイル追加処理の一例を示すフローチャートである。 第2実施形態に係る再生装置の概要構成例を示す図である。 第2実施形態における再生装置によるスライドショー再生時の描画データ等の流れ及び管理ファイルの内容の一例を示す図である。 第2実施形態における再生装置によるスライドショー再生時に画像ファイルが追加された際の描画データ等の流れ及び管理ファイルの内容の一例を示す図である。 第2実施形態における再生装置によるスライドショー再生時に画像ファイルが追加された際の描画データ等の流れ及び管理ファイルの内容の一例を示す図である。 第2実施形態におけるシステム制御部101Aによる画像ファイル追加処理の一例を示すフローチャートである。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。なお、以下に説明する実施の形態は、再生装置に対して本発明を適用した場合の実施形態である。
[1.第1実施形態]
[1.1.再生装置の構成及び機能]
始めに、図1等を参照して、第1実施形態に係る再生装置100の構成及び機能について説明する。図1は、本実施形態に係る再生装置100の概要構成例を示す図である。
図1に示すように、再生装置100は、システム制御部101、記憶部102、通信I/F部103、操作部104及び表示部105、を備えて構成されている。
通信I/F部103(画像ファイル取得手段の一例)は、外部機器と無線又は有線によりデータの送受信を行う際のインターフェースの役割を果たす。外部機器としては、例えば、携帯用電話機、デジタルカメラ、PC(Personal Computer)、USB(Universal Serial Bus)メモリなどの画像ファイルを記憶することができる機器が挙げられる。また、通信I/F部103は、スライドショー再生中において外部機器が接続されると、システム制御部101の制御の下、当該外部機器から画像ファイルを取得し、記憶部102に記憶させるための処理を行う。
記憶部102(画像ファイル記憶部、描画データ記憶部、出力順序情報記憶部の一例)は、例えば不揮発性半導体メモリからなり、スライドショー再生用プログラムなどの各種プログラムを記憶するプログラム記憶領域106、スライドショーにおいて再生対象となる画像を表示するための画像ファイルを記憶する画像ファイル記憶領域108、スライドショーを再生するための各種設定情報を規定したシナリオファイルを記憶するシナリオファイル記憶領域107を有する。また、記憶部102は、スライドショー再生中に、画像ファイルを展開して得られる描画データ(準備描画データ、追加分描画データを含む)であって、表示部105に画像ファイルを表示するための描画データを一時的に記憶する描画データ記憶領域109と、スライドショーの表示を管理するための作業用ファイルである管理ファイルを記憶する管理ファイル記憶領域110が確保される。
シナリオファイルには、スライドショーにおいて表示する画像ファイルが規定されているとともに、スライドショーにおける各画像ファイルの表示順序が規定されている。スライドショーにおいて表示する画像ファイルはユーザが予め指定することができる。表示順序は、図示しないスライドショー設定画面よりユーザが任意に設定することができる。また、ユーザにより表示順序が設定されなかった場合には、画像ファイル名に基づく並び替え(ソート)によって得られる順序が表示順序となる。また、シナリオファイルにはスライドショーにおける各画像の表示時間(切替時間)が規定されている。表示時間は、表示順序と同様に、スライドショー設定画面よりユーザが任意に設定することができ、ユーザにより設定されない場合には、初期値(例えば、5秒)が表示時間となる。また、表示時間は画像ファイル毎に設定することもできる。
なお、本実施形態では、記憶部102は不揮発性半導体メモリにより構成されるが、不揮発性半導体メモリとハードディスクとによって構成して、プログラム記憶領域106や画像ファイル記憶領域108をハードディスクに設けることとしてもよい。
操作部104は、カーソルキー、スライドショーを開始する際に用いられるスライドショー開始キー、スライドショーを終了する際に用いられるスライドショー終了キー等の各種キーを有するリモートコントロール装置等により構成されており、ユーザの入力操作に対応した制御信号をシステム制御部101に出力する。なお、操作部104は、表示部104に設けたタッチパネルなどの他の入力装置で構成することとしてもよい。
システム制御部101(記憶部制御手段、画像ファイル取得手段、変更手段、出力手段、判定手段の一例)は、主としてCPU(Central Processing Unit)により構成され、再生装置100の全体的な機能を統括的に制御する。かかる制御に際して、システム制御部101は、記憶部102のプログラム記憶領域106に記憶されている制御プログラムを読み出して各処理を実行し、当該記憶部102に処理中の作業用ファイルを一時的に保持する。
システム制御部101は、スライドショーを再生する際に管理ファイルを記憶部102に作成する。システム制御部101は、管理ファイルに基づいて、画像ファイルを画像ファイル記憶領域108から読み込んで、当該画像ファイルを描画データに展開しつつ描画データ記憶部109に記憶し、当該描画データを表示部105に出力することにより、画像を表示する。なお、画像ファイルから描画データへの展開(変換)とは、JPEG(Joint Photographic Experts Group)ファイル等の圧縮データを解凍することのみを意味するのではなく、JPEGファイル、TIFF(Tagged Image File Format)ファイル、BMPファイル等の画像ファイルを、表示部105に表示信号として出力するための描画データに変換することを意味する。
管理ファイルは、シナリオファイルに基づくファイルであって、その時点で表示部105に表示している画像ファイルを示す表示ポイントデータ、及び次に表示部105に出力すべき描画データを示す先読みポイントデータを含む。また、先読みポイントデータは、描画データが表示部105に出力された後に、当該出力された描画データを記憶していた描画データ記憶領域109に展開する画像ファイルの順序を示す。
図2は、スライドショーが再生される際の、描画データ等の流れ及び管理ファイルの内容の一例を示す図である。
図2の左側では、画像ファイル「001.jpg」に基づく画像が表示部105に表示されている時点における記憶部102等の状態を示している。このとき、管理ファイルにおける表示ポイントデータは、「001.jpg」について「1」となっており、他の画像ファイルについては「0」となっている。すなわち、表示ポイントデータが「1」となっている画像ファイルが表示部105において表示中であることを示している。一方、先読みポイントデータは、「002.jpg」について「1」となっており、「003.jpg」について「2」となっており、他の画像ファイルについては「0」となっている。すなわち、先読みポイントデータが「1」となっている画像ファイルを展開した描画データが、次に表示部105に出力されるべく描画データ記憶領域109に記憶されていることを示している。また、先読みポイントデータが「2」となっている画像ファイル「003.jpg」は、「002.jpg」を展開した描画データが表示部105に出力されると、次いで、描画データに展開されつつ描画データ記憶領域109に記憶されることを示している。
システム制御部101は、図2の左側で示した状態において、「002.jpg」の描画データを表示部105に出力することにより、表示部105で表示している画像を「001.jpg」から「002.jpg」に切り替えると、次いで、画像ファイル記憶領域108から画像ファイル「003.jpg」を読み出して描画データに展開しつつ、描画データ記憶領域109に記憶する。これに伴って、図2の右側に示すように、システム制御部101は、管理ファイルデータにおける表示ポイントデータ及び先読みポイントデータを更新する。具体的には、システム制御部101は、表示ポイントデータについて、「001.jpg」の表示ポイントデータを「1」から「0」に変更するとともに、「002.jpg」の表示ポイントデータを「0」から「1」に変更する。一方、先読みポイントデータについては、それまで「2」であった「003.jpg」の先読みポイントデータを「1」に変更するとともに、シナリオファイルにおいて表示順序が「003.jpg」の次順である「004.jpg」の先読みポイントデータを「2」に変更する。このように、システム制御部101は、スライドショーの再生中において画像を切り替える度に、画像ファイルを描画データに展開しつつ描画データ記憶領域109に記憶するとともに、管理ファイルにおける表示ポイントデータ及び先読みポイントデータを更新する。
次に、図3を用いて、スライドショー再生中において、通信I/F部103を介して、外部機器から画像ファイルを取得した場合について説明する。図3は、画像ファイル「001.jpg」に基づく画像が表示部105に表示されている時点において、通信I/F部103を介して、外部機器Dから画像ファイル「aaa.jpg」を取得した場合における記憶部102等の状態を示している。以下、スライドショーの再生中に外部機器から取得する画像ファイルを「追加分画像ファイル」といい、追加分画像ファイルを展開して得られる描画データを「追加分描画データ」という。
図3の左側に示すように、通信I/F部103を介して、外部機器Dから追加分画像ファイル「aaa.jpg」が取得されると、図3の右側に示すように、システム制御部101は、画像ファイル記憶領域108に当該追加分画像ファイルを記憶する。システム制御部101は、追加分画像ファイルを画像ファイル記憶領域108に記憶すると、その時点において先読みポイントデータが「2」であった画像ファイル「003.jpg」の先読みポイントデータを「0」に変更するとともに、追加された画像ファイル「aaa.jpg」の先読みポイントデータを「2」に変更する。すなわち、システム制御部101は、追加画像ファイルを画像ファイル記憶領域108に記憶した時点において描画データ記憶領域109に記憶している描画データを表示部105に出力すると、次いで、追加された画像ファイル「aaa.jpg」を描画データに展開しつつ描画データ記憶領域109に記憶することとなる。なお、システム制御部101は、先読みポイントデータを変更したことに伴って、管理ファイルの表示順序も変更する。また、管理ファイルの表示順序を変更したことに基づいて、当該管理ファイルで変更した表示順序と同じ表示順序となるようにシナリオファイルの表示順序を変更する。
表示部105(表示部の一例)は、例えば、液晶表示パネルや有機EL(Electro Luminescent)パネル等の表示装置により構成されており、システム制御部101の制御の下、記憶部102の描画データ記憶領域109から出力された描画データに基づいて画像を表示する。
[1.2.再生装置の動作]
次に、図4〜図6を参照して、本実施形態に係る再生装置100の動作について説明する。なお、図4は、本実施形態に係る再生装置100のシステム制御部101におけるスライドショー処理の一例を示すフローチャートであり、図5は、本実施形態に係る再生装置100のシステム制御部101におけるスライドショー割込処理の一例を示すフローチャートであり、図6は、図4のステップS104に示す「画像ファイル追加処理」の具体例を示すフローチャートである。
図4に示す処理は、システム制御部101が、S101の処理でユーザによるスライドショー開始操作を検出することにより開始する。ユーザによるスライドショー開始操作とは、例えば、ユーザがスライドショー開始キーを押下する操作である。なお、システム制御部101は、スライドショー開始操作を検出するまで待機状態となっている(ステップS101:NO)。
システム制御部101は、スライドショー開始操作を検出すると(ステップS101:YES)、シナリオファイルを読み込み、スライドショー再生を開始する(S102)。具体的には、システム制御部101は、シナリオファイルを読み込むと、管理ファイルを記憶部102に作成し、当該管理ファイルに基づいて、画像ファイル記憶領域108から画像ファイルを読み出して、描画データに展開しつつ描画データ記憶領域109に記憶する。システム制御部101は、描画データ記憶領域109への展開が終了すると、図5を用いて後述するスライドショー割込処理を実行して、描画データ記憶領域109から描画データを表示部205へ出力し、1枚目の画像を表示させる。なお、本実施形態では、S102の処理でスライドショーにおける1枚目の画像を表示させた後には、図5を用いて後述するスライドショー割込処理において、画像を切り替えるための処理である、描画データを表示部105に出力する処理や、新たに描画データを描画データ記憶領域109に記憶する処理、管理ファイルを更新する処理等が行われる。
次に、システム制御部101は、外部機器から画像ファイルの追加信号を検出したか否かを判別する(S103)。このとき、システム制御部101は、外部機器から画像ファイルの追加信号を検出していないと判別したときには(ステップS103:NO)、S105の処理に移行する。一方、システム制御部101は、外部機器から画像ファイルの追加信号を検出したと判別したときには(ステップS103:YES)、図6を用いて後述する画像ファイル追加処理を行い(S104)、S105の処理に移行する。
次に、システム制御部101は、ユーザによるスライドショー終了操作を検出したか否かを判別する(S105)。ここで、ユーザによるスライドショー終了操作とは、例えば、ユーザがスライドショー終了キーを押下する操作である。システム制御部101は、ユーザによるスライドショー終了操作を検出したと判別したときには(ステップS105:YES)、スライドショー再生を終了し(S107)、S101の処理に移行する。一方、システム制御部101は、ユーザによるスライドショー終了操作を検出していないと判別したときには(ステップS105:NO)、次いで、スライドショーにおける再生対象画像ファイルを全て表示したか否かを判別する(S106)。ここで、再生対象画像ファイルとは、スライドショーにおいて再生対象となっている画像ファイルである。
システム制御部101は、S106の処理においてスライドショーにおける再生対象画像ファイルを全て表示したと判別したときには(ステップS106:YES)、スライドショー再生を終了し(S107)、S101の処理に移行する。一方、システム制御部101は、スライドショーにおける再生対象画像ファイルを全て表示していないと判別したときには(ステップS106:NO)、S103の処理に移行する。
なお、本実施形態では、スライドショーにおける再生対象画像ファイルを全て表示した場合にはスライドショーを終了する構成となっているが、再生対象画像ファイルを全て表示した場合には、再度最初から再生対象画像ファイルを順次表示(ループ再生表示という)する構成としてもよい。
次に、図5を用いてスライドショー割込処理について説明する。なお、スライドショー割込処理は、スライドショーにおいて表示する画像を切り替えるために実行される処理である。スライドショー割込処理は、上述したように、S102(図4)の処理で1枚目の画像ファイルの描画データへの展開が終了した際、又はシナリオファイルに規定された各画像の表示時間(切替時間)に従って画像を切り替える際に実行される割込処理である。なお、各画像の表示時間の管理は、図示しないタイマ管理処理によって行われ、表示時間が経過するとスライドショー割込処理が実行される。また、スライドショー割込処理が実行されている間は、他の処理は一時停止する。
システム制御部101は、スライドショー割込処理が開始されると、管理ファイルを参照して、先読みポイントデータが「1」である画像ファイルに対応する描画データを描画データ記憶領域109から読み出して表示部105に出力する(S121)。次いで、システム制御部101は、表示ポイントの更新を行う(S122)。具体的には、システム制御部101は、それまで表示部105で表示していた画像ファイルの表示ポイントデータを「1」から「0」に更新するとともに、S121の処理で表示部105に出力した描画データに対応する画像ファイルの表示ポイントデータを「0」から「1」に更新する。
次に、システム制御部101は、管理ファイルを参照して、先読みポイントデータが「2」である画像ファイルを画像ファイル記憶領域108から読み込み、描画データ記憶領域109に展開しつつ記憶する(S123)。次いで、システム制御部101は、先読みポイントの更新を行う(S124)。具体的には、システム制御部101は、描画データ記憶領域109に展開した描画データに対応する画像ファイルの先読みポイントデータを「2」から「1」に更新するとともに、シナリオファイルに規定された表示順序を参照して、先読みポイントデータを「2」から「1」に更新した画像ファイルの次に表示すべき画像ファイルの先読みポイントデータを「0」から「2」に更新する。システム制御部101は、S123の処理を終えると、スライドショー割込処理を終了する。なお、スライドショー割込処理が終了すると、その間、一時停止していた他の処理が再開される。
次に、図6を用いて画像ファイル追加処理について説明する。まず、システム制御部101は、外部機器から追加分画像ファイルの受信を開始する(S141)。次いで、システム制御部101は、追加分画像ファイルの受信は完了したか否かを判別する(S142)。このとき、システム制御部101は、追加分画像ファイルの受信は完了したと判別したときには(S142:YES)、S143の処理に移行する。一方、システム制御部101は、追加分画像ファイルの受信は完了していないと判別したときには(S142:NO)、追加分画像ファイルの受信が完了するまで待機する。
システム制御部101は、追加分画像ファイルの受信を完了すると、次いで、追加分画像ファイルの拡張子と、再生対象画像ファイルの拡張子は同じであるか否かを判別する(S143)。このとき、システム制御部101は、追加分画像ファイルの拡張子と、再生対象画像ファイルの拡張子は同じではないと判別したときには(S143:NO)、画像ファイル追加処理を終了する。一方、システム制御部101は、追加分画像ファイルの拡張子と、再生対象画像ファイルの拡張子は同じであると判別したときには(S143:YES)、次いで、追加分画像ファイルの先読みポイントデータを「2」に変更するとともに、他の画像ファイルの先読みポイントデータ及び表示順序を修正する(S144)。具体的には、システム制御部101は、先読みポイントが「2」であった画像ファイルの先読みポイントデータを「0」に変更するとともに、追加分画像ファイルの先読みポイントデータを「2」に変更する。また、これに伴って、システム制御部101は管理ファイル及びシナリオファイルの表示順序も変更する。すなわち、システム制御部101は、追加分画像ファイルの表示順序を、先読みポイントが「2」であった画像ファイルの前に追加し、先読みポイントが「2」であった画像ファイル以降の表示順位を「1」ずつ後ろにずらす処理を行う。
[2.第2実施形態]
[2.1.再生装置の構成及び機能]
次に、図7等を参照して、第2実施形態に係る再生装置100Aの構成及び機能について説明する。
第2実施形態の再生装置100Aは、第1実施形態の再生装置100が記憶部102に描画データ記憶領域を1つだけ有していたのに対して、記憶部102Aに描画データ記憶領域を2つ有する点で異なる。すなわち、図7に示すように、第2実施形態の再生装置100Aは、記憶部102Aに2つの描画データ記憶領域109A、111を有する。なお、第2実施形態においては、上述の構成以外の構成は第1実施形態と同様の構成を有しているので、各部材の符号として第1実施形態の再生装置100における対応する各部材に付した符号に添字「A」を付加した符号を用いて、また、同様の処理については同一の符号を用いることによりその説明を一部省略する。
図8は、第2実施形態におけるスライドショーが再生される際の、描画データ等の流れ及び管理ファイルの内容の一例を示す図である。
図8の左側に示すように、第2実施形態では、記憶部102Aに2つの描画データ記憶領域109A、111を有しているため、先読みポイントデータが「1」である画像ファイル「002.jpg」及び先読みポイントデータが「2」である画像ファイル「003.jpg」を展開した描画データがそれぞれ何れかの描画データ記憶領域109A、111に記憶される。また、シナリオファイルに規定された表示順序に従って、次に描画データとして展開されるべき画像ファイル「004.jpg」の先読みポイントデータは「3」となっている。すなわち、第2実施形態では、先読みポイントデータ「1」及び「2」は描画データ記憶領域109A、111に記憶されている描画データに対応する画像ファイルを示している。更に、先読みポイントデータ「1」は、次に表示部105Aに出力される描画データを示している。更にまた、先読みポイントデータは「3」は、先読みポイントデータが「1」である描画データが描画データ記憶領域から表示部105Aに出力された際、次に、当該描画データ記憶領域に描画データとして展開される画像ファイルを示している。
システム制御部101Aは、図8の左側で示した状態において、「002.jpg」の描画データを表示部105Aに出力することにより、表示部105Aで表示している画像を「001.jpg」から「002.jpg」に切り替えると、次いで、画像ファイル記憶領域108Aから画像ファイル「004.jpg」を読み出して描画データに展開しつつ、「002.jpg」に対応する描画データが記憶されていた描画データ記憶領域109Aに記憶する。これに伴って、図8の右側に示すように、システム制御部101Aは、表示ポイントデータについて、「001.jpg」の表示ポイントデータを「1」から「0」に変更するとともに、「002.jpg」の表示ポイントデータを「0」から「1」に変更する。一方、先読みポイントデータについては、それまで「2」であった「003.jpg」の先読みポイントデータを「1」に変更するとともに、描画データ記憶領域109Aに展開した「004.jpg」の先読みポイントデータを「3」から「2」に変更し、更に、シナリオファイルにおいて表示順序が「004.jpg」の次順である「005.jpg」の先読みポイントデータを「0」から「3」に変更する。このように、システム制御部101Aは、スライドショーにおいて画像が切り替わる度に、画像ファイルを描画データに展開しつつ描画データ記憶領域109A、111に記憶するとともに、管理ファイルにおける表示ポイントデータ及び先読みポイントデータを更新する。
次に、図9及び図10を用いて、スライドショー再生中において、通信I/F部103Aを介して、外部機器から画像ファイルを取得した場合について説明する。図9及び図10は、画像ファイル「001.jpg」に基づく画像が表示部105Aに表示されている時点において、通信I/F部103Aを介して、外部機器Dから画像ファイル「aaa.jpg」を取得した場合における記憶部102A等の状態を示している。
図9の左側に示すように、システム制御部101Aは、外部機器Dから画像ファイル「aaa.jpg」を受信して、画像ファイル記憶領域108Aに記憶するとすぐに、先読みポイントデータが「1」である描画データを記憶している描画データ記憶領域109Aとは異なる他の描画データ記憶領域111に、描画データに展開しつつ記憶する。このとき、システム制御部101Aは、描画データ記憶領域111に「003.jpg」の描画データが展開済みであるが、「aaa.jpg」の描画データを上書きして記憶する。そして、システム制御部101Aは、「aaa.jpg」の描画データへの展開が、「002.jpg」の描画データを表示部105Aに出力する前に完了した場合には、図9の右側に示すように、「aaa.jpg」の先読みポイントデータを「1」にするとともに、「002.jpg」の先読みポイントデータを「1」から「2」に変更する。更に、システム制御部101Aは、「003.jpg」の先読みポイントデータを「2」から「3」に変更するとともに、「004.jpg」の先読みポイントデータを「3」から「0」に変更する。これにより、システム制御部101Aは、次に表示部105Aに出力するはずであった「002.jpg」の描画データより先に、「aaa.jpg」の描画データを表示部105Aに出力することとなる。なお、システム制御部101Aは、先読みポイントデータを変更したことに伴って、管理ファイルの表示順序も変更する。また、管理ファイルの表示順序を変更したことに基づいて、当該管理ファイルで変更した表示順序と同じ表示順序となるようにシナリオファイルの表示順序を変更する。
次に、図10を用いて、「aaa.jpg」の描画データへの展開が、「002.jpg」の描画データを表示部105Aに出力する前に完了しなかった場合について説明する。図10の左側には、「aaa.jpg」の描画データへの展開が、「002.jpg」に基づく画像が表示部105Aに表示されている時点で完了した際の記憶部102A等の状態を示している。
システム制御部101Aは、図10の左側に示すように、「aaa.jpg」の描画データへの展開が、「002.jpg」に基づく画像が表示部105Aに表示されている時点で完了した場合には、図10の右側に示すように、「aaa.jpg」の描画データへの展開が完了した時点における先読みポイントデータが「1」である「003.jpg」の先読みポイントデータを「2」に変更するとともに、「aaa.jpg」の先読みポイントデータを「1」にする。また、システム制御部101Aは、先読みポイントデータが「2」である「004.jpg」の先読みポイントデータを「3」に変更するとともに、先読みポイントデータが「3」である「005.jpg」の先読みポイントデータを「0」に変更する。
なお、図10では、「aaa.jpg」の描画データへの展開が、「002.jpg」に対応する画像が表示部105Aに表示されている時点で完了した場合の例を示しているが、例えば、「aaa.jpg」の描画データへの展開が、「002.jpg」に対応する画像が表示部105Aに表示している間にも完了せずに、更に描画データ記憶領域109Aから後続の「003.jpg」等の描画データを表示部105Aに出力していた場合であっても、システム制御部101Aは、「aaa.jpg」の描画データへの展開が完了した時点における先読みポイントデータが「1」である描画データの先読みポイントデータを「2」に変更するとともに、「aaa.jpg」の先読みポイントデータを「1」に変更する。
[2.2.再生装置の動作]
次に、図4、図5及び図11を参照して、第2実施形態に係る再生装置100Aの動作について説明する。なお、図11は、図4のステップS104に示す「画像ファイル追加処理」の具体例を示すフローチャートである。
まず、図4を参照してスライドショー処理について説明するが、第1実施形態におけるスライドショー処理と異なる点は、描画データ記憶領域が1つから2つに増えたことによるS102の処理内容である。具体的には、システム制御部101Aは、第2実施形態におけるS102の処理では、シナリオファイルを読み込むと、管理ファイルを記憶部102Aに作成し、当該管理ファイルに基づいて、画像ファイル記憶領域108Aから画像ファイルを2つ読み出して、それぞれ描画データに展開しつつ何れかの描画データ記憶領域109A、111に記憶する。システム制御部101Aは、先読みポイントデータ(シナリオファイルにおける表示順序)が「1」である画像ファイルの描画データへの展開が終了すると、スライドショー割込処理(図5)を起動して、先読みポイントデータが「1」である画像ファイルに対応する描画データを記憶している描画データ記憶領域から描画データを表示部105Aへ出力し、1枚目の画像を表示させる。
次に、図5を参照して、第2実施形態におけるスライドショー割込処理について説明するが、第1実施形態と異なる点は、描画データ記憶領域が1つから2つに増えたことによる処理内容の違いによるものである。
まず、システム制御部101Aは、管理ファイルを参照して、先読みポイントデータが「1」である画像ファイルに対応する描画データを描画データ記憶領域109A又は描画データ記憶領域111から読み出して表示部105Aに出力する(S121)。次いで、システム制御部101Aは、表示ポイントの更新を行う(S122)。具体的には、システム制御部101Aは、それまで表示部105Aで表示していた画像ファイルの表示ポイントデータを「1」から「0」に更新するとともに、S121の処理で表示部105Aに出力した描画データに対応する画像ファイルの表示ポイントデータを「0」から「1」に更新する。
次に、システム制御部101Aは、管理ファイルを参照して、先読みポイントデータが「3」である画像ファイルを画像ファイル記憶領域108Aから読み込み、S121の処理で表示部105Aに出力した描画データを記憶していた描画データ記憶領域109A又は描画データ記憶領域111に展開しつつ記憶する(S123)。次いで、システム制御部101Aは、先読みポイントの更新を行う(S124)。具体的には、システム制御部101Aは、まず、先読みポイントデータが「2」であった描画データの先読みポイントデータを「1」に変更し、次いで、S123の処理で描画データ記憶領域109A又は描画データ記憶領域111に展開した画像ファイルの先読みポイントデータを「3」から「2」に更新するとともに、シナリオファイルに規定された表示順序を参照して、先読みポイントデータを「3」から「2」に更新した画像ファイルの次順に表示すべき画像ファイルの先読みポイントデータを「0」から「3」に更新する。
次に、図11を用いて第2実施形態における画像ファイル追加処理について説明する。
システム制御部101Aは、第1実施形態と同様に、外部機器から追加分画像ファイルの受信を完了し(S141、S142)、当該追加分画像ファイルの拡張子が再生対象画像ファイルの拡張子と同じ拡張子である場合には(S143:YES)、次いで、追加分画像ファイルを画像ファイル記憶領域108Aから読み込み、描画データ記憶領域に追加分画像ファイルの描画データを展開する(S201)。具体的には、システム制御部101Aは、先読みポイントデータが「2」である描画データを記憶している描画データ記憶領域に追加分画像ファイルの描画データを展開する。
なお、第2実施形態における再生装置100Aでは2つの描画データ記憶領域を備える構成となっているが、3つ以上の描画データ記憶領域を備える構成としてもよい。この場合には、システム制御部101Aは、S201の処理において、描画データを描画データ記憶領域に展開済みである画像ファイルの中で、最も先読みポイントデータが大きい画像ファイルの描画データが記憶されている描画データ記憶領域(この描画データ記憶領域は、先読みポイントデータが「1」である描画データが記憶されている描画データ記憶領域とは異なる描画データ記憶領域である。)に、追加分画像ファイルの描画データを展開する構成とするのが好ましい。
次いで、システム制御部101Aは、追加分画像ファイルの描画データへの展開は完了したか否かを判別する(S202)。このとき、システム制御部101Aは、追加分画像ファイルの描画データへの展開は完了したと判別したときには(S202:YES)、S203の処理に移行する。一方、システム制御部101Aは、追加分画像ファイルの描画データへの展開は完了していないと判別したときには(S202:NO)、追加分画像ファイルの描画データへの展開が完了するまで待機する。
システム制御部101Aは、追加分画像ファイルの描画データへの展開が完了すると、次いで、追加分画像ファイルの先読みポイントを「1」に変更するとともに、他の画像ファイルの先読みポイント及び表示順序を修正する(S203)。具体的には、システム制御部101Aは、先読みポイントデータが「1」であった画像ファイルの先読みポイントデータを「2」に変更し、先読みポイントデータが「2」であった画像ファイルの先読みポイントデータを「3」に変更し、先読みポイントデータが「3」であった画像ファイルの先読みポイントデータを「0」に変更する。また、これに伴って、システム制御部101Aは管理ファイル及びシナリオファイルの表示順序も変更する。すなわち、システム制御部101Aは、追加分画像ファイルの表示順序を先読みポイントが「1」であった画像ファイルの前に追加し、先読みポイントが「1」であった画像ファイル以降の表示順位を「1」ずつ後ろにずらす処理を行う。システム制御部101Aは、S203の処理を終えると、画像ファイル追加処理を終了する。
なお、上記実施形態における再生装置100、100Aは、外部機器が接続された場合に当該外部機器から取得した追加分画像ファイルを再生中のスライドショーに追加することとしているが、これに代えて又はこれに加えて、スライドショー再生中にユーザがシナリオファイルに規定されていない画像ファイルであって、例えば画像ファイル記憶領域108、108Aに記憶されている画像ファイルを、追加分画像ファイルとして新たに指定した場合にも、外部機器が接続された場合と同様に、当該新たに指定された追加分画像ファイルを再生中のスライドショーに追加することとしてもよい。具体的には、例えば、スライドショー再生中にユーザによる追加分画像ファイルを指定するための操作を開始するボタンを再生装置100、100Aに設け、当該ボタンが操作された場合には、ユーザが追加分画像ファイルを指定できるように、画像ファイル記憶領域108、108Aに記憶されている画像ファイルの一覧を表示部105、105Aの端に表示して追加分画像ファイルを指定させる。そして、外部機器から取得した追加分画像ファイルを処理する場合と同様に、当該指定された追加分画像ファイルの先読みポイントデータ及び表示順序を変更することとしてもよい。
以上説明したように、上記実施形態の再生装置100、100Aは、システム制御部101、101Aが、追加分画像ファイルを取得した際に先読みポイントデータが「1」である描画データの前又は直後に、追加分画像ファイルを変換して得られる追加分描画データを表示部105、105Aに出力するように、先読みポイントデータを変更する。したがって、再生装置100、100Aによれば、スライドショーの再生中にスライドショーを停止することなく、外部機器から画像ファイルを取得し(又は画像ファイル記憶領域108、108Aからユーザにより指定された画像ファイルを取得し)、当該取得した追加分画像ファイルをスライドショーに追加できる。また、追加分画像ファイルは再生中のスライドショーの最後尾に追加されるのではなく、追加分画像ファイルが追加された際に表示されている画像ファイルの1画像ファイル分後に、又は2画像ファイル分後に追加されることから、ユーザは追加分画像ファイルを再生中のスライドショーにおける早い段階で見ることができる。
また、第1実施形態の再生装置100は、記憶部102が描画データ記憶領域109を1つだけ有し、システム制御部101は、追加分画像ファイルを取得した際に先読みポイントデータが「1」である描画データの直後に、追加分描画データを表示部105に出力するよう先読みポイントデータを変更する。したがって、再生装置100によれば、追加分画像ファイルが、当該追加分画像ファイルが追加された際に表示されている画像ファイルの2画像ファイル分後に追加されることから、ユーザは追加分画像ファイルを再生中のスライドショーにおける早い段階で見ることができる。
また、第2実施形態の再生装置100Aは、記憶部102Aが描画データ記憶領域109A、111を2つ有し、システム制御部101Aは、追加分画像ファイルを取得した際に先読みポイントデータが「1」である描画データが記憶されている描画データ記憶領域とは異なる他の描画データ記憶領域に、追加分描画データを展開しつつ記憶させ、また、追加分画像ファイルを取得した際に先読みポイントデータが「1」である描画データが表示部105Aに出力される前に、追加分画像ファイルの追加分描画データへの変換が完了した場合には、当該先読みポイントデータが「1」である描画データの前に当該追加分描画データを表示部105Aに出力するよう先読みポイントデータを変更する。したがって、再生装置100Aによれば、追加分画像ファイルが、当該追加分画像ファイルが追加された際に表示されている画像ファイルの1画像ファイル分後に追加されることから、ユーザは追加分画像ファイルを再生中のスライドショーにおける早い段階で見ることができる。なお、第2実施形態においては、記憶部102Aが描画データ記憶領域を2つ有する構成であるが、3つ以上の描画データ記憶領域を有する構成とすることもできる。
更に、第2実施形態の再生装置100Aは、システム制御部101Aが、追加分画像ファイルが取得した際に先読みポイントデータが「1」である描画データが表示部105Aに出力される前に、追加分画像ファイルの追加分描画データへの変換が完了しなかった場合には、当該変換が完了した際に先読みポイントデータが「1」である描画データの前に、当該追加分描画データを表示部105Aに出力するよう先読みポイントデータを変更する。したがって、再生装置100Aによれば、追加分画像ファイルは、追加分描画データへの展開が完了した際に表示されている画像ファイルの1画像ファイル分後に追加されることから、ユーザは追加分画像ファイルを再生中のスライドショーにおける早い段階で見ることができる。
更にまた、上記実施形態の再生装置100、100Aは、システム制御部101、101Aが、画像ファイル記憶領域108、108Aに記憶されている再生対象画像ファイルの拡張子と、追加分画像ファイルの拡張子とが同じ拡張子であるか否かを判定し、同じ拡張子であると判別した追加分画像ファイルのみ、追加分描画データに変換して表示部105、105Aに出力するよう先読みポイントデータを変更する。したがって、再生装置100、100Aによれば、スライドショーで表示する再生対象画像ファイルと同じ識別子の画像ファイルのみが追加されることから、スライドショーにおいて異なる識別子の画像ファイルが表示されてしまうことを防止できる。
なお、上記実施形態においては、追加分画像ファイルの拡張子が再生対象画像ファイルの拡張子と同じ場合にのみ、追加分画像ファイルに基づく画像を表示するように構成したが、追加分画像ファイルの種別が再生対象画像ファイルの種別と同じ場合にのみ、追加分画像ファイルに基づく画像を表示するように構成してもよい。例えば、再生対象画像ファイルが人物を撮像した人物画像のみである場合には、人物画像を表示するための人物画像ファイルのみを追加する構成としてもよい。当該構成とする場合には、画像ファイルにおける人物を認識する人物認識技術を用いて(公知の人物認識技術を用いることができる)、追加分画像ファイルが人物を撮像したものであるか否かを判定し、スライドショーに追加するか否かを決定することとなる。当該構成とした再生装置によれば、スライドショーで表示する再生対象画像ファイルと同種別の画像ファイルのみが追加されることから、スライドショーにおいて異種別の画像ファイルが表示されてしまうことを防止できる。
また、システム制御部101、101Aが、通信I/F部103、103Aに外部機器が接続された際に、スライドショーに画像ファイルを追加するのは今回限りであるか否かをユーザに選択させ(例えば、何れか一方を選択させるための画像を表示部105、105Aの端に表示して選択させる)、今回限りではないことが選択された場合には、上記実施形態の通り、当該外部機器から画像ファイルを取得して画像ファイル記憶領域108、108Aに記憶させ、管理ファイルの表示順序の変更に伴ってシナリオファイルの表示順序も変更する一方、ユーザにより今回限りであることが選択された場合には、再生中のスライドショー(上記ループ再生表示時である場合を含む)においてのみ、追加画像ファイルを表示すべく、管理ファイルの表示順序を変更する(シナリオファイルの表示順序は変更しない。但し、ループ再生表示時である場合には一時的にシナリオファイルの表示順序を変更することとしてもよい。)構成としてもよい。また、ユーザにより今回限りであることが選択された場合には、画像ファイル記憶領域108、108Aに記憶させた追加分画像ファイルをスライドショー終了後に消去することとしてもよいし、又、今回のスライドショーにおいて描画データを作成するタイミング毎に外部機器から画像ファイルを取得して、画像ファイル記憶領域108、108Aに記憶することなく、直接描画データ記憶領域109、109A、111に展開することとしてもよい。
また、上述したシステム制御部101、101Aによる処理に相当するプログラムをフレキシブルディスク又はハードディスク等の情報記録媒体に記録しておき、これらのプログラムを、時間の経過に従って表示部において画像を切り替えながら表示するスライドショーを再生する再生装置であって、画像ファイル、描画データ及び管理ファイルを記憶する記憶部と、スライドショーの再生中に、外部機器から追加分画像ファイルを取得する通信I/F部と、を備える再生装置に含まれるコンピュータで読み出して実行することにより、当該コンピュータを上記実施形態における再生装置内のシステム制御部101、101Aとして活用することもできる。
100、100A 再生装置
101、101A システム制御部
102、102A 記憶部
103、103A 通信I/F部
104、104A 操作部
105、105A 表示部
106、106A プログラム記憶領域
107、107A シナリオファイル記憶領域
108、108A 画像ファイル記憶領域
109、109A、111 描画データ記憶領域
110、110A 管理ファイル記憶領域

Claims (10)

  1. 時間の経過に従って表示部において予め指定された画像ファイルに基づく画像を切り替えながら表示するスライドショーを再生する再生装置であって、
    前記画像ファイルを変換して得られる描画データであって、前記画像ファイルを表示するために前記表示部に出力される描画データを一時的に記憶する描画データ記憶部と、
    前記描画データ記憶部から前記表示部に前記描画データを出力する順序を規定した出力順序情報を記憶する出力順序情報記憶部と、
    前記出力順序情報を参照して、その時点において次に前記表示部に出力すべきと規定されている準備描画データを前記描画データ記憶部から読み出して前記表示部に出力し、次いで、画像ファイル記憶部に記憶されている何れかの前記画像ファイルを読み出して前記描画データに変換しつつ前記描画データ記憶部に記憶する記憶部制御手段と、
    前記スライドショーの再生中に、前記予め指定された画像ファイル以外の追加分画像ファイルを取得する画像ファイル取得手段と、
    前記追加分画像ファイルが取得された時点における前記準備描画データの前又は直後に、前記追加分画像ファイルを変換して得られる追加分描画データを当該表示部に出力するように、前記出力順序情報を変更する変更手段と、
    前記出力順序情報を参照して、前記描画データを前記描画データ記憶部から読み出して前記表示部に出力する出力手段と、
    を備えることを特徴とする再生装置。
  2. 請求項1に記載の再生装置であって、
    前記描画データ記憶部は、前記出力順序情報に基づいて前記描画データ又は前記追加分描画データを前記準備描画データとして1つだけ記憶し、
    前記変更手段は、前記追加分画像ファイルが取得された時点における前記準備描画データの直後に前記追加分描画データを前記表示部に出力するよう前記出力順序情報を変更する、ことを特徴とする再生装置。
  3. 請求項1に記載の再生装置であって、
    前記描画データ記憶部は、前記描画データ又は前記追加分描画データを記憶する記憶領域を複数有し、
    前記記憶部制御手段は、前記追加分画像ファイルが取得された時点における前記準備描画データが記憶されている前記記憶領域とは異なる他の前記記憶領域に、前記追加分描画データを記憶させ、
    前記変更手段は、当該準備描画データが前記表示部に出力される前に、前記追加分画像ファイルの追加分描画データへの変換が完了した場合には、当該準備描画データの前に当該追加分描画データを前記表示部に出力するよう前記出力順序情報を変更する、ことを特徴とする再生装置。
  4. 時間の経過に従って表示部において予め指定された画像ファイルに基づく画像を切り替えながら表示するスライドショーを再生する再生装置であって、
    前記画像ファイルを変換して得られる描画データであって、前記画像ファイルを表示するために前記表示部に出力される描画データを一時的に記憶する複数の記憶領域を有する描画データ記憶部と、
    前記描画データ記憶部から前記表示部に前記描画データを出力する順序を規定した出力順序情報を記憶する出力順序情報記憶部と、
    前記出力順序情報を参照して、その時点において次に前記表示部に出力すべきと規定されている準備描画データを前記描画データ記憶部から読み出して前記表示部に出力し、次いで、画像ファイル記憶部に記憶されている何れかの前記画像ファイルを読み出して前記描画データに変換しつつ前記描画データ記憶部に記憶する記憶部制御手段と、
    前記スライドショーの再生中に、前記予め指定された画像ファイル以外の追加分画像ファイルを取得する画像ファイル取得手段と、
    前記出力順序情報を変更する変更手段と、
    前記出力順序情報を参照して、前記描画データを前記描画データ記憶部から読み出して前記表示部に出力する出力手段と、
    を備え、
    前記記憶部制御手段は、前記追加分画像ファイルが取得された時点における前記準備描画データが記憶されている前記記憶領域とは異なる他の記憶領域に、前記追加分画像ファイルを変換して得られる追加分描画データを記憶させ、
    前記変更手段は、前記追加分画像ファイルが取得された時点における前記準備描画データが前記表示部に出力される前に、前記追加分画像ファイルの追加分描画データへの変換が完了しなかった場合には、当該変換が完了した時点における前記準備描画データの前に、当該追加分描画データを前記表示部に出力するよう前記出力順序情報を変更する、ことを特徴とする再生装置。
  5. 請求項1乃至4の何れか一項に記載の再生装置であって、
    前記画像ファイル記憶部に記憶されている画像ファイルの種別と、前記追加分画像ファイルの種別とが同種別であるか否かを判定する判定手段、
    を更に備え、
    前記変更手段は、前記判定手段により同種別であると判別された前記追加分画像ファイルのみ、前記追加分描画データに変換して前記表示部に出力させるように、前記出力順序情報を変更する、ことを特徴とする再生装置。
  6. 請求項5に記載の再生装置であって、
    前記判定手段は、前記画像ファイル記憶部に記憶されている画像ファイルの拡張子と、前記追加分画像ファイルの拡張子とが同じ拡張子であるか否かを判定し、
    前記変更手段は、前記判定手段により前記画像ファイル記憶部に記憶されている画像ファイルの拡張子と同じ拡張子であると判別された前記追加分画像ファイルのみ、前記追加分描画データに変換して前記表示部に出力させるよう前記出力順序情報を変更する、ことを特徴とする再生装置。
  7. 時間の経過に従って表示部において予め指定された画像ファイルに基づく画像を切り替えながら表示するスライドショーを再生する再生装置であって、前記画像ファイルを変換して得られる描画データであって、前記画像ファイルを表示するために前記表示部に出力される描画データを一時的に記憶する描画データ記憶部と、前記描画データ記憶部から前記表示部に前記描画データを出力する順序を規定した出力順序情報を記憶する出力順序情報記憶部と、前記スライドショーの再生中に、前記予め指定された画像ファイル以外の追加分画像ファイルを取得する画像ファイル取得手段と、を備える再生装置における再生方法であって、
    前記出力順序情報を参照して、その時点において次に前記表示部に出力すべきと規定されている準備描画データを前記描画データ記憶部から読み出して前記表示部に出力し、次いで、画像ファイル記憶部に記憶されている何れかの前記画像ファイルを読み出して前記描画データに変換しつつ前記描画データ記憶部に記憶する記憶部制御工程と、
    前記追加分画像ファイルが取得された時点における前記準備描画データの前又は直後に、前記追加分画像ファイルを変換して得られる追加分描画データを当該表示部に出力するように、前記出力順序情報を変更する変更工程と、
    前記出力順序情報を参照して、前記描画データを前記描画データ記憶部から読み出して前記表示部に出力する出力工程と、
    を含むことを特徴とする再生方法。
  8. 時間の経過に従って表示部において予め指定された画像ファイルに基づく画像を切り替えながら表示するスライドショーを再生する再生装置であって、前記画像ファイルを変換して得られる描画データであって、前記画像ファイルを表示するために前記表示部に出力される描画データを一時的に記憶する描画データ記憶部と、前記描画データ記憶部から前記表示部に前記描画データを出力する順序を規定した出力順序情報を記憶する出力順序情報記憶部と、前記スライドショーの再生中に、前記予め指定された画像ファイル以外の追加分画像ファイルを取得する画像ファイル取得手段と、を備える再生装置に含まれるコンピュータを、
    前記出力順序情報を参照して、その時点において次に前記表示部に出力すべきと規定されている準備描画データを前記描画データ記憶部から読み出して前記表示部に出力し、次いで、画像ファイル記憶部に記憶されている何れかの前記画像ファイルを読み出して前記描画データに変換しつつ前記描画データ記憶部に記憶する記憶部制御手段、
    前記追加分画像ファイルが取得された時点における前記準備描画データの前又は直後に、前記追加分画像ファイルを変換して得られる追加分描画データを当該表示部に出力するように、前記出力順序情報を変更する変更手段、
    前記出力順序情報を参照して、前記描画データを前記描画データ記憶部から読み出して前記表示部に出力する出力手段、
    として機能させることを特徴とする再生用プログラム。
  9. 時間の経過に従って表示部において予め指定された画像ファイルに基づく画像を切り替えながら表示するスライドショーを再生する再生装置であって、前記画像ファイルを変換して得られる描画データであって、前記画像ファイルを表示するために前記表示部に出力される描画データを一時的に記憶する複数の記憶領域を有する描画データ記憶部と、前記描画データ記憶部から前記表示部に前記描画データを出力する順序を規定した出力順序情報を記憶する出力順序情報記憶部と、前記スライドショーの再生中に、前記予め指定された画像ファイル以外の追加分画像ファイルを取得する画像ファイル取得手段と、を備える再生装置における再生方法であって、
    前記出力順序情報を参照して、その時点において次に前記表示部に出力すべきと規定されている準備描画データを前記描画データ記憶部から読み出して前記表示部に出力し、次いで、画像ファイル記憶部に記憶されている何れかの前記画像ファイルを読み出して前記描画データに変換しつつ前記描画データ記憶部に記憶する記憶部制御工程と、
    前記出力順序情報を変更する変更工程と、
    前記出力順序情報を参照して、前記描画データを前記描画データ記憶部から読み出して前記表示部に出力する出力工程と、
    を含み、
    前記記憶部制御工程では、前記追加分画像ファイルが取得された時点における前記準備描画データが記憶されている前記記憶領域とは異なる他の記憶領域に、前記追加分描画データを記憶させ、
    前記変更工程では、前記追加分画像ファイルが取得された時点における前記準備描画データが前記表示部に出力される前に、前記追加分画像ファイルの追加分描画データへの変換が完了しなかった場合には、当該変換が完了した時点における前記準備描画データの前に、当該追加分描画データを前記表示部に出力するように、前記出力順序情報を変更する、ことを特徴とする再生方法。
  10. 時間の経過に従って表示部において予め指定された画像ファイルに基づく画像を切り替えながら表示するスライドショーを再生する再生装置であって、前記画像ファイルを変換して得られる描画データであって、前記画像ファイルを表示するために前記表示部に出力される描画データを一時的に記憶する複数の記憶領域を有する描画データ記憶部と、前記描画データ記憶部から前記表示部に前記描画データを出力する順序を規定した出力順序情報を記憶する出力順序情報記憶部と、前記スライドショーの再生中に、前記予め指定された画像ファイル以外の追加分画像ファイルを取得する画像ファイル取得手段と、を備える再生装置に含まれるコンピュータを、
    前記出力順序情報を参照して、その時点において次に前記表示部に出力すべきと規定されている準備描画データを前記描画データ記憶部から読み出して前記表示部に出力し、次いで、画像ファイル記憶部に記憶されている何れかの前記画像ファイルを読み出して前記描画データに変換しつつ前記描画データ記憶部に記憶する記憶部制御手段、
    前記出力順序情報を変更する変更手段、
    前記出力順序情報を参照して、前記描画データを前記描画データ記憶部から読み出して前記表示部に出力する出力手段、
    として機能させる再生用プログラムであって、
    前記記憶部制御手段は、前記追加分画像ファイルが取得された時点における前記準備描画データが記憶されている前記記憶領域とは異なる他の記憶領域に、前記追加分描画データを記憶させ、
    前記変更手段は、前記追加分画像ファイルが取得された時点における前記準備描画データが前記表示部に出力される前に、前記追加分画像ファイルの追加分描画データへの変換が完了しなかった場合には、当該変換が完了した時点における前記準備描画データの前に、当該追加分描画データを前記表示部に出力するように、前記出力順序情報を変更する、ことを特徴とする再生用プログラム。
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