JP2010238768A - 熱処理装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】基板に閃光を照射することにより基板加熱する場合において、加熱された基板温度を良好に監視できる熱処理装置を提供する。
【解決手段】光拡散板53は、光照射部5とチャンバー6との間に設けられており、合成石英や溶融石英等の石英ガラスにより形成されている。光拡散板53を形成する石英ガラスは、閃光による加熱時に基板Wから熱放射される近赤外領域の光を遮断する。検出部88は、導出部80と光学的に接続されており、加熱時に基板Wから熱放射された光を検出する。信号保持部は、検出部88から入力された検出信号SG1の最大値を保持する。そして、制御部90の温度演算部は、検出信号SG1の最大値と、検出部88で検出される波長領域とに基づいて、プランクの放射則により基板Wの温度を演算する。
【選択図】図1

Description

本発明は、半導体ウエハやガラス基板等(以下、単に「基板」と称する)に閃光を照射することによって、基板を加熱する熱処理装置に関する。
従来より、キセノンフラッシュランプ(以下、単に「フラッシュランプ」と呼ぶ)による基板加熱時において、フラッシュランプから基板側に照射される光のエネルギーをカロリーメータで計測するとともに、計測された光エネルギーに基づいて基板の表面温度を演算する技術が知られている(例えば、特許文献1)。
特開2005−093750号公報
ここで、フラッシュランプから出射される光は、瞬間的にひらめく閃光である。そのため、特許文献1の手法では、閃光タイミングと光エネルギー計測タイミングとの同期状況によっては、閃光のエネルギーが良好に計測されない場合も生じ、その結果、基板の表面温度を良好に計測できない場合も生ずる。
そこで、本発明では、基板に閃光を照射することにより基板加熱する場合において、加熱された基板温度を良好に監視できる熱処理装置を提供することを目的とする。
上記の課題を解決するため、請求項1の発明は、基板に閃光を照射することによって、前記基板を加熱する熱処理装置において、熱処理室と、前記熱処理室内に設けられており、前記基板を保持する基板保持部と、複数のフラッシュランプを有しており、前記基板保持部側に前記閃光を出射する光源と、前記熱処理室と前記光源との間に設けられており、前記光源から出射される前記閃光のうち、前記閃光による加熱時に前記基板から熱放射される波長領域の光を遮断する遮断部と、前記熱処理室内に設けられており、前記熱処理室内の光を導出する導出部と、前記導出部により導出された光のうち、前記波長領域の光を検出する検出部と、前記検出部から出力された検出信号の最大値を保持する信号保持部と、前記基板を加熱するために前記光源から前記基板保持部側に向けて前記閃光が出射される場合に、前記信号保持部で保持される前記検出信号の最大値から、前記波長領域で熱放射される光のエネルギーを算出するとともに、算出された前記エネルギーに基づいて、加熱された前記基板の温度を演算する温度演算部とを備えることを特徴とする。
また、請求項2の発明は、請求項1に記載の熱処理装置において、前記検出部は、前記波長領域のうち、一部の領域の光を検出し、前記温度演算部は、前記一部の領域における前記エネルギーに基づいて、加熱された前記基板の温度を演算することを特徴とする。
また、請求項3の発明は、請求項1または請求項2に記載の熱処理装置において、前記波長領域は、近赤外領域であることを特徴とする。
また、請求項4の発明は、請求項1ないし請求項3のいずれかに記載の熱処理装置において、前記遮断部は、合成石英により形成されていることを特徴とする。
また、請求項5の発明は、請求項1ないし請求項4のいずれかに記載の熱処理装置において、前記検出部は、フォトダイオードにより構成されていることを特徴とする。
また、請求項6の発明は、請求項1ないし請求項5のいずれかに記載の熱処理装置において、前記導出部は、前記基板保持部に保持された前記基板の付近に配置されており、前記熱処理室内の光を受光する受光部、を有していることを特徴とする。
また、請求項7の発明は、請求項6に記載の熱処理装置において、前記受光部は、前記基板保持部に保持された前記基板の主面に沿った方向から見て、前記基板の外方側に設けられていることを特徴とする。
また、請求項8の発明は、請求項1ないし請求項5のいずれかに記載の熱処理装置において、前記導出部は、前記熱処理室の内壁に設けられた受光窓、を有することを特徴とする。
請求項1ないし請求項8に記載の発明によれば、光源から出射される閃光のうち、閃光による加熱時に基板から熱放射される波長領域の光は、遮断部により遮断され、熱処理室内に到達しない。すなわち、閃光による加熱時において、導出部には、遮断部を透過した光と、熱処理装置内で熱放射された光と、が到達する。また、検出部は、加熱時に基板から熱放射される波長領域の光を検出し、信号保持部は、検出部から出力された検出信号の最大値を保持する。
これにより、温度演算部は、瞬間的にひらめく閃光に応じ、基板から熱放射された光のエネルギーを算出することができる。そのため、温度演算部は、プランクの放射則に基づいて、加熱された基板温度を良好に演算することができる。
特に、請求項2に記載の発明によれば、加熱時に基板から熱放射される波長領域のうち、一部の領域の光に基づいて、加熱時の基板温度を演算することができる。そのため、温度演算時における計算コストを低減させることができる。
特に、請求項4に記載の発明によれば、合成石英により形成されている。これにより、適切な合成石英を選択することによって、所望の波長範囲となる光の遮断を容易に実現することができる。そのため、閃光による加熱時において、基板の熱放射に応じた検出信号をさらに良好に検出することができ、加熱された基板の温度をさらに正確に演算することができる。
特に、請求項5に記載の発明によれば、安価なフォトダイオードにより検出部を構成することができる。そのため、熱処理装置の製造コストおよび保守コストを低減させることができる。
特に、請求項6に記載の発明によれば、導出部の受光部は、基板付近に配置されており、基板から熱放射された光を良好に受光することができる。そのため、閃光による加熱時において、熱放射に応じた検出信号を良好に検出することができ、加熱された基板温度を良好に演算することができる。
特に、請求項7および請求項8に記載の発明によれば、受光部および受光窓は、光源側から照射された閃光を遮ることなく、熱処理室内の光を受光することができる。そのため、閃光による基板加熱に影響を与えることなく、加熱された基板の温度を演算することができる。
本発明の実施の形態における熱処理装置の構成の一例を示す側断面図である。 本発明の実施の形態における熱処理装置の構成の一例を示す側断面図である。 導出部付近の構成の一例を示す側断面図である。 制御部の機能構成の一例を示すブロック図である。 信号保持部の構成の一例を示す回路図である。 検出部により検出される受光感度と、検出される光の波長領域と、の関係を示すグラフである。 黒体から熱放射される光について、分光放射発散度と、波長と、の関係を示すグラフである。 黒体ウエハの構造の一例を説明するための図である。 導出部付近の構成の他の例を示す側断面図である。
以下、図面を参照しつつ本発明の実施の形態について詳細に説明する。
<1.熱処理装置の構成>
図1および図2は、本発明の実施の形態における熱処理装置1の構成の一例を示す側断面図であり、図1は基板Wの熱処理位置を、図2は基板Wの受け渡し位置を、それぞれ示す。ここで、熱処理装置1は、基板Wに極めて強い閃光を照射することによって、基板Wの表面を加熱する基板処理装置である。また、熱処理装置1の加熱対象となる基板Wは、例えば、イオン注入法により不純物が添加されたものである。添加された不純物は、この熱処理によって活性化される。
図1および図2に示すように、熱処理装置1は、主として、光照射部5と、チャンバー6と、基板保持部7と、導出部80と、制御部90と、を備えている。なお、図1および以降の図には、方向関係を明確にすべく、Z軸方向を鉛直方向とし、XY平面を水平面とするXYZ直交座標系が付されている。
光照射部5は、チャンバー6の上部に設けられており、基板保持部7側に閃光を出射する光源として使用される。図1および図2に示すように、光照射部5は、主として、複数(本実施の形態においては30本)のフラッシュランプ69と、リフレクタ52と、を有している。
各フラッシュランプ69は、長尺円筒状のランプである。図1および図2に示すように、各フラッシュランプ69は、その長手方向が基板保持部7に保持される基板Wの主面と略平行となるように配列されている。また、各フラッシュランプ69は、その両端に印加された電圧に応じたエネルギー(閃光エネルギー)を有する閃光(フラッシュ光)を出射する。
ここで、光照射部5からチャンバー6内の基板Wに閃光が照射されると、基板Wの表面温度は、瞬間的に1000℃ないし1100℃程度の熱処理温度T2まで急速に上昇し、基板Wに添加された不純物が活性化する。そして、熱処理温度T2まで急速に昇温した基板Wの表面温度は、その後、急速に下降する。そのため、熱処理装置1による熱処理では、閃光による熱処理後、基板Wに添加された不純物が熱拡散し、基板W中の不純物のプロファイルが「なまる」ことを抑制することができる。
リフレクタ52は、複数のフラッシュランプ69の上方に配置されており、各フラッシュランプ69の全体を覆うように設けられている。また、リフレクタ52の表面は、ブラスト処理により粗面化加工が施されており、梨地模様を呈している。これにより、各フラッシュランプ69からリフレクタ52側に出射した閃光は、リフレクタ52で拡散反射される。
光拡散板53は、図1および図2に示すように、光照射部5とチャンバー6との間に設けられており、合成石英や溶融石英等の石英ガラスにより形成されている。光拡散板53の表面には光拡散加工が施されており、フラッシュランプ69から出射された光は、光拡散板53に入射して拡散される。そして、光拡散板53を透過した光は、チャンバー6内に到達する。
ここで、溶融石英とは水晶の粉を溶融させて作製された石英ガラスであり、合成石英とは化学的に調合された粉末より作製されたものである。また、本実施の形態で使用される溶融石英や合成石英等の石英ガラスとしては、閃光のうち一定範囲の波長となる光を透過するものが使用されており、これら石英ガラスは、波長について一定の不透過範囲を有している。より具体的には、これら石英ガラスとしては、閃光による加熱時に基板Wから熱放射される波長領域(熱放射波長領域:すなわち、赤外領域:2.1μm〜4.5μm(好ましくは、2.2μm〜2.4μm)の光を遮断するものが使用されている。
このように、光拡散板53は、近赤外領域の光を遮断する遮断部として機能する。また、適切な合成石英を選択することによって、所望の波長範囲となる光の遮断を容易に実現することができる。
なお、本実施の形態において、光とは、可視光線だけでなく、赤外線(波長が可視光線より長くマイクロ波より短い電磁波)および紫外線(波長が可視光線よりも短くX線より長い電磁波)も含むものとする。
チャンバー6は、略円筒形状を有する熱処理室である。チャンバー6の内部空間(熱処理空間65)には、熱処理対象となる基板Wが収納可能とされている。図1および図2に示すように、チャンバー6は、透光板61を有している。
透光板61は、例えば、石英等により形成された円盤体であり、図1および図2に示すように、光照射部5の下方であって、チャンバー6上部の開口60に設けられている。また、透光板61と光拡散板53との間には、所定の間隙が設けられている。光照射部5から出射された光は、透光板61を透過して窒素ガス(不活性ガス)雰囲気とされた熱処理空間65に到達し、基板Wに照射される。
基板保持部7は、加熱対象となる基板Wを保持するとともに、熱処理位置(図1参照)と受け渡し位置(図2参照)との間で基板Wを昇降させる。図1および図2に示すように、基板保持部7は、主として、ホットプレート71と、サセプタ72と、ピン75と、を有している。
ホットプレート71は、光照射部5からの閃光による熱処理が施される前の時点において、基板を予備加熱する。図1および図2に示すように、ホットプレート71の上面(基板W側の面)は、サセプタ72の下面と密着して設けられている。
これにより、ホットプレート71は、基板保持部7に保持された基板Wを、不純物の拡散温度より低い予備加熱温度T1まで昇温させることができる。そして、予備加熱された基板Wの表面温度は、フラッシュランプ69からの閃光によって、熱処理温度T2(>T1)まで速やかに上昇する。
サセプタ72は、石英(あるいは、窒化アルミニウム(AIN)等であっても良い)により形成されており、光照射部5による熱処理時において基板Wを保持する。図1および図2に示すように、サセプタ72の上部周縁付近には、基板Wの位置ズレを防止するピン75が設けられている。
ここで、図1および図2に示すように、チャンバー6の底部62には、複数の支持ピン70が固定されている。各支持ピン70は、例えば石英によって形成された棒状体であり、略垂直方向(Z軸方向)に立設されている。また、基板保持部7には複数の貫通孔77が設けられており、各貫通孔77には対応する支持ピン70が挿通可能とされている。
また、基板保持部7の下部には、略円筒状のシャフト41が接続されている。さらに、シャフト41、およびこれに固定された基板保持部7は、昇降部42によってZ軸方向に昇降可能とされている。
したがって、ゲートバルブ185が開放されて、チャンバー6内に基板Wが搬入されると、基板Wは、受け渡し位置にて各支持ピン70に支持される(図2参照)。続いて、基板Wが各支持ピン70に受け渡された後に、基板保持部7が昇降させられると、各支持ピン70に支持された基板Wは、基板保持部7のサセプタ72に受け渡される。そして、さらに基板保持部7が昇降させられると、基板Wは、熱処理位置まで移動させられる(図1参照)。一方、熱処理が完了すると、熱処理位置の基板Wは下降させられる。そして、基板Wは、受け渡し位置付近でサセプタ72から離隔され、各支持ピン70に受け渡される。
図3は、導出部80付近の構成の一例を示す側断面図である。導出部80は、チャンバー6内(熱処理空間65)に設けられており、チャンバー6内の光をチャンバー6外に導出する。図3に示すように、導出部80は、主として、導出ロッド81と、接続部84と、を有している。
導出ロッド81は、石英ガラス等の耐熱部材で形成された棒状体である。図3に示すように、導出ロッド81は、チャンバー6の内壁6a側と外壁6b側とを貫通する貫通孔82に挿通されている。また、導出ロッド81は、その先端部81aが基板保持部7に保持された基板Wの上方に位置し、基端部81bが接続部84側となるように、チャンバー6に対して固定されている。
したがって、導出ロッド81は、基板保持部7に保持された基板Wの主面に沿った方向に伸びることになる。また、基板Wが熱処理位置(図1参照)に配置されると、導出部80の先端部81aは、基板保持部7に保持された基板Wの付近に配置されることになる(図3参照)。すなわち、先端部81aは、基板Wの熱処理時において、基板保持部7に保持された基板Wの主面に沿った方向から見て、基板Wの外方側に設けられることになる。さらに、導出ロッド81の先端部81aは、チャンバー6内の光を受光する受光部としての機能を有している。先端部81aで受光された光は、導出ロッド81の胴部を介して基端部81bに導かれる。
接続部84は、図3に示すように、チャンバー6の外壁6b側に取り付けられている。接続部84は、その一端部が導出ロッド81の基端部81bと、他端部が光ファイバー86と、それぞれ光学的に接続されている。したがって、接続部84は、導出ロッド81により導かれた光を光ファイバー86に中継する。そして、光ファイバー86に導入された光は、図1および図2に示すように、検出部88に到達する。
検出部88は、導出部80により導出された光のうち、熱放射波長領域に含まれる光を検出する光センサである。図1および図2に示すように、検出部88は、接続部84、および光ファイバー86を介して、導出部80と光学的に接続されている。
ここで、本実施の形態において、検出部88としては、例えば、安価なフォトダイオードが採用されている。そのため、熱処理装置1の製造コストおよび保守コストを低減させることができる。
制御部90は、熱処理装置1の各構成要素の動作制御(例えば、光照射部5による閃光の照射制御や、昇降部42による基板保持部7の昇降制御等)、およびデータ処理またはデータ演算(例えば、熱処理時における基板Wの温度演算等)を実現する。なお、制御部90の詳細については、後述する。
<2.制御部の機能構成>
図4は、制御部90の機能構成を説明するためのブロック図である。図5は、信号保持部31の構成の一例を示す回路図である。図4に示すように、制御部90は、主として、信号保持部31と、RAM91と、ROM92と、CPU93と、を有している。
信号保持部31は、検出部88から入力された検出信号SG1の最大値を保持し、温度演算部93aに出力する。図5に示すように、信号保持部31は、主として、電流電圧変換回路34と、反転増幅回路36と、ピークホールド回路38と、を有している。
電流電圧変換回路34は、入力された電流を電圧に変換して出力する。図5に示すように、オペアンプ34aのマイナス入力側と出力側との間には抵抗34bが配置されるとともに、オペアンプ34aのプラス入力側は接地されている。また、オペアンプ34aのマイナス入力側および出力側は、それぞれ電流電圧変換回路34の入力端子34cおよび出力端子34dと接続されている。さらに、図5に示すように、検出部88の一端は電流電圧変換回路34の入力端子34cと接続されており、他端は接地されている。したがって、電流電圧変換回路34は、出力信号として、検出部88で発生した電流に応じた電圧を出力する。
なお、検出部88で生ずる電流は接地側に流れるとともに、オペアンプ34aのプラスおよびマイナス入力側はイマジナリショートされている。そのため、電流電圧変換回路34の出力端子34dから出力される電圧は負値となる。
反転増幅回路36は、主として、オペアンプ36aと、2つの抵抗36b、36cと、を有している。反転増幅回路36は、電流電圧変換回路34から入力される電圧について、極性を反転させつつ、抵抗36b、36cの抵抗値に応じた増幅率で増幅する。図5に示すように、オペアンプ36aの出力側とマイナス入力側との間には抵抗36bが配置されている。また、オペアンプ36aのプラス入力側は接地されている。さらに、オペアンプ36aのマイナス入力側と反転増幅回路36の入力端子36dとの間には抵抗36cが配置されている。したがって、反転増幅回路36に入力された電圧は、極性が負から正に反転させられるとともに増幅されて、出力端子36eから出力される。
ピークホールド回路38は、反転増幅回路36から入力された電圧の最大値を保持するとともに、この最大値に対応する電圧をA/D変換部39に出力する。図5に示すように、ピークホールド回路38は、主として、2つのオペアンプ38a、38bと、2つのダイオード38c、38dと、コンデンサ38eと、を有している。
オペアンプ38aは、入力端子38kを介してプラス入力側に入力される電圧値と、マイナス入力側に入力される電圧値と、を比較するために使用される。一方、オペアンプ38bは、出力側とマイナス入力側とが接続されており、ボルテージフォロワとして動作する。
例えば、反転増幅回路36からの入力電圧の電圧値(プラス入力側)が、オペアンプ38aのマイナス入力側の電圧値より大きい場合には、オペアンプ38aの出力が正の電圧値となり、ダイオード38cが導通状態となる。その結果、ダイオード38cを介してコンデンサ38eに電流が流れ、コンデンサ38eに電荷が蓄積される。
そして、オペアンプ38bの出力側からオペアンプ38aのマイナス入力側には、コンデンサ38eに蓄積された電荷量に応じた電圧(ピークホールド回路38の出力電圧)が入力される。また、オペアンプ38bの出力は、出力端子38mを介してA/D変換部39に入力される。
一方、反転増幅回路36からの入力電圧の電圧値がコンデンサ38eの電圧値以下となり、反転増幅回路36からの入力電圧の電圧値(プラス入力側)が、オペアンプ38aのマイナス入力側の電圧値以下となる場合には、ダイオード38dが導通状態となる。これにより、オペアンプ38aの出力値は、ダイオード38dの順方向電圧降下分をコンデンサ38eの電圧値から減じたものとなり、ダイオード38cは非導通状態となる。そのため、コンデンサ38eには電流が流れず、コンデンサ38eの両端の電圧値は変化しない。その結果、オペアンプ38bの出力は、すでにコンデンサ38eに蓄積された電荷量に応じた電圧値となる。
なお、トランジスタ38fは、コンデンサ38eの放電用に使用される。すなわち、リセット端子38jからリセット信号がトランジスタ38fのベースに入力され、トランジスタ38fのエミッタ−コレクタ間が導通状態となると、コンデンサ38eに蓄積された電荷は、接地側に流れ込み、コンデンサ38eの両端の電圧値は「0」になる。
A/D変換部39は、ピークホールド回路38から入力されたアナログ信号をデジタル信号に変換する。そして、A/D変換部39の出力端子39aから出力されるデジタル信号は、信号線96を介してCPU93に入力される。
図4に戻って、RAM(Random Access Memory)91は、揮発性の記憶部であり、例えばCPU93の演算で使用されるデータが格納される。ROM92は、不揮発性の記憶部であり、例えばプログラム92aが格納される。
CPU93は、ROM92のプログラム92aに従った制御やデータ演算を実行する。例えば、図4中において、CPU93内に記載されている演算部(すなわち、温度演算部93a)は、プログラム92a(ソフトウェア)に従って実現される。
温度演算部93aは、基板Wを加熱するために光照射部5から基板保持部7側(すなわち、熱処理空間65)に向けて閃光が出射される場合において、信号保持部31で保持される検出信号SG1の最大値(より具体的には、信号保持部31で電流から電圧に変換され、デジタル化された信号の最大値)から、熱放射波長領域で熱放射される光のエネルギー(より具体的には、放射発散度)を算出する。そして、温度演算部93aは、算出された光のエネルギーに基づいて、加熱された基板Wの温度を演算する。なお、温度演算部93aによる演算手法の詳細については、後述する。
<3.温度演算部による基板温度の演算手法>
ここでは、温度演算部93aにより、加熱時の基板Wの温度を演算する手法について説明する。
図6は、検出部88の受光感度と、検出部88により検出される光の波長領域との関係を示すグラフである。図6の縦軸は受光感度Sを、横軸は光の波長Lを、それぞれ示す。また、図6中の曲線SCは、検出部88の受光感度曲線を示す。なお、受光感度は、検出部88に入光する光の仕事率(W)に対する光電流(A)の割合を示す。
図7は、黒体から熱放射される光について、分光放射発散度と波長との関係を示すグラフである。図7の縦軸は分光放射発散度IRを、横軸は光の波長Lを、それぞれ示す。また、図7の曲線IC1、IC2、IC3は、それぞれ基板Wの温度TがT1、T2、T3(T1<T2<T3)(K)の場合における分光放射発散度曲線を示す。なお、放射発散度は、面状の放射源が単位面積当たりに放出する放射束を示し、分光放射発散度は、単位波長当たりの放射発散度を示す。また、放射束は、単位時間当たりに放射源から放出されるエネルギーを示す。
ここで、略平板状の黒体(すべての波長の放射を完全に吸収する物体)の温度をT(K)、略平板状の黒体から熱放射される光の波長をL(m)、とすると、この黒体から熱放射される光の分光放射発散度IR(L、T)は、数1のように表すことができる。
Figure 2010238768
ただし、数1中のC1、C2は、それぞれ放射第一定数、放射第二定数を示すものである。また、プランク定数をh(J・s)、光速をc(m/s)、ボルツマン定数をk(J/K)、とすると、放射第一定数C1および放射第二定数C2は、それぞれ数2および数3のように表される。
Figure 2010238768
Figure 2010238768
また、実在する物体の分光放射発散度をIR’、黒体の分光放射発散度をIRとすると、放射率εは、数4のように表される。
Figure 2010238768
さらに、検出部88は、図6および図7に示すように、熱放射波長領域のうち、一部の領域(すなわち、波長LがL1≦L≦L2となる波長領域)の光を検出する。そして、検出部88で検出された検出信号SG1は、制御部90に入力される。
したがって、温度Tの場合において、略平板状の黒体から放射されて検出部88で検出される検出信号SG1の最大値をVp、略平板状の基板Wから放射されて検出部88で検出される検出信号SG1の最大値をVp’、基板Wの放射率をε、変換係数をa、とすると、波長LがL1≦L≦L2となる範囲の放射発散度は、数5のように表される。
Figure 2010238768
そのため、数5に変換係数a、放射率ε、および波長L1、L2を代入することによって、基板Wの温度Tを求めることができる。
なお、数4の放射率εは、例えば、基板Wと、黒体ウエハWCと、を使用することにより求めてもよい。すなわち、通常の基板Wと、黒体ウエハWC(図8参照)と、のそれぞれについて検出信号SG1の実測値Vp’、Vpが測定される。そして実測値Vpに対するVp’の比を求める(すなわち、VpによりVp’を除する)ことによって、放射率εが求められてもよい。
ここで、図8に示すように、黒体ウエハWCは、基板W上に黒体塗料を塗布して黒体塗料層LBを形成するとともに、この黒体塗料層LBの上に石英層LQを積層させたものである。
また、変換係数aは、ホットプレート71により基板Wの温度Tを予め定められた値とし、その温度Tにおける数5の左辺の積分値と、検出部88の検出信号SG1の測定値と、に基づいて求めてもよい。
<4.本実施の形態の熱処理装置の利点>
以上のように、本実施の形態の熱処理装置1は、光照射部5と基板保持部7との間に配置されている光拡散板53によって、光照射部5から出射される閃光のうち、加熱時に基板Wから熱放射される近赤外領域の光を遮断することができる。これにより、閃光による加熱時において、検出部88は、主として、加熱時に基板Wから熱放射された光を検出することができる。また、信号保持部31は、検出信号SG1の最大値を取得することができる。すなわち、検出部88および信号保持部31が使用されることによって、瞬間的にひらめく閃光に応じて熱放射された光から、この光のエネルギーに応じた検出信号SG1が良好に取得される。そのため、検出信号SG1の最大値に基づいた温度演算を実行する温度演算部93aは、プランクの放射則によって加熱された基板Wの温度を良好に求めることができる。
特に、本実施の形態では、光拡散板53として合成石英が採用されており、適切な合成石英を選択することによって、所望の波長範囲となる光の遮断を容易に実現することができる。そのため、閃光による加熱時において、検出部88は、基板Wの熱放射に応じた検出信号SG1をさらに良好に検出することができ、温度演算部93aは、加熱された基板Wの温度をさらに正確に演算することができる。
また、チャンバー6内の光を受光する導出部80の先端部81aは、加熱時において基板W付近(より具体的に言うと、基板Wの主面に沿った方向から見て、基板Wの外方側)に配置されている。これにより、光照射部5から照射された閃光を遮ることなく、チャンバー6内の光を受光することができ、熱放射に応じた検出信号SG1を良好に検出することができる。そのため、閃光による基板Wの加熱に影響を与えることなく、加熱された基板Wの温度を良好に演算することができる。
<5.変形例>
以上、本発明の実施の形態について説明してきたが、本発明は上記実施の形態に限定されるものではなく様々な変形が可能である。
(1)本実施の形態において、加熱時の光は、導出部80(図3参照)で受光されるものとして説明したが、導出部の形態はこれに限定されるものでない。図9は、導出部180付近の構成の他の例を示す側面図である。導出部180は、導出部80と同様に、チャンバー6内(熱処理空間65)に設けられており、チャンバー6内の光をチャンバー6外に導出する。図9に示すように、導出部180は、主として、光学系181と、接続部84と、を有している。
光学系181は、チャンバー6内の光を、集光させて接続部84側に導く。図9に示すように、光学系181は、主として、鏡筒181aと、複数(本実施の形態では2枚)のレンズ181b、181cと、受光窓181hと、を有している。
鏡筒181aは、略円筒体であり、光学系181の胴部を構成している。図9に示すように、光学系181は、チャンバー6の内壁6a側と外壁6b側とを貫通する貫通孔82に挿通されている。
受光窓181hは、石英ガラス等により形成された板材であり、耐熱性を有する。図9に示すように、受光窓181hは、チャンバー6の内壁6aに設けられている。また、受光窓181hは、鏡筒181aの一端側開口181e付近に、開口181eを覆うように取り付けられている。
レンズ181b、181cは、鏡筒181a内に配置されており、基板W側から受光窓181hを介して光学系181に入射する光を集光させる。そして、集光させられた光は、鏡筒181aの他端側開口181fを経て接続部84に到達する。
このように、導出部180の受光窓181hは、チャンバー6の内壁6aに設けられており、光照射部5側から照射された閃光を遮ることなく、チャンバー6内の光を受光することができる。そのため、閃光による基板加熱に影響を与えることなく、加熱された基板Wの温度が良好に求められる。
なお、光学系181のレンズ181b、181cは、開口181e付近と接続部84とが光学的にほぼ共役な配置関係となるように、鏡筒181a内に設けられてもよい。この場合、光学系181には、チャンバー6内の広い範囲で反射した反射光が入射することになる。そのため、さらに良好に検出信号SG1が検出され、さらに正確に基板Wの温度が演算される。
(2)また、本実施の形態において、温度演算部93aによる温度演算機能は、CPU93によりソフトウェア的に実現されるものとして説明したが、これに限定されるものでない。例えば、電子回路等のハードウェア構成によって実現されてもよい。
1 熱処理装置
5 光照射部
6 チャンバー
7 基板保持部
31 信号保持部
53 遮断部
80、180 導出部
81 導出ロッド
82 貫通孔
84 接続部
86 光ファイバー
88 検出部
90 制御部
91 RAM
92 ROM
93 CPU
93a 温度演算部
95、96 信号線
181 光学系
181h 受光窓
SG1 検出信号
W 基板

Claims (8)

  1. 基板に閃光を照射することによって、前記基板を加熱する熱処理装置において、
    (a)熱処理室と、
    (b)前記熱処理室内に設けられており、前記基板を保持する基板保持部と、
    (c)複数のフラッシュランプを有しており、前記基板保持部側に前記閃光を出射する光源と、
    (d)前記熱処理室と前記光源との間に設けられており、前記光源から出射される前記閃光のうち、前記閃光による加熱時に前記基板から熱放射される波長領域の光を遮断する遮断部と、
    (e)前記熱処理室内に設けられており、前記熱処理室内の光を導出する導出部と、
    (f)前記導出部により導出された光のうち、前記波長領域の光を検出する検出部と、
    (g)前記検出部から出力された検出信号の最大値を保持する信号保持部と、
    (h)前記基板を加熱するために前記光源から前記基板保持部側に向けて前記閃光が出射される場合に、
    前記信号保持部で保持される前記検出信号の最大値から、前記波長領域で熱放射される光のエネルギーを算出するとともに、
    算出された前記エネルギーに基づいて、加熱された前記基板の温度を演算する温度演算部と、
    を備えることを特徴とする熱処理装置。
  2. 請求項1に記載の熱処理装置において、
    前記検出部は、前記波長領域のうち、一部の領域の光を検出し、
    前記温度演算部は、前記一部の領域における光のエネルギーに基づいて、加熱された前記基板の温度を演算することを特徴とする熱処理装置。
  3. 請求項1または請求項2に記載の熱処理装置において、
    前記波長領域は、近赤外領域であることを特徴とする熱処理装置。
  4. 請求項1ないし請求項3のいずれかに記載の熱処理装置において、
    前記遮断部は、合成石英により形成されていることを特徴とする熱処理装置。
  5. 請求項1ないし請求項4のいずれかに記載の熱処理装置において、
    前記検出部は、フォトダイオードにより構成されていることを特徴とする熱処理装置。
  6. 請求項1ないし請求項5のいずれかに記載の熱処理装置において、
    前記導出部は、
    前記基板保持部に保持された前記基板の付近に配置されており、前記熱処理室内の光を受光する受光部、
    を有していることを特徴とする熱処理装置。
  7. 請求項6に記載の熱処理装置において、
    前記受光部は、前記基板保持部に保持された前記基板の主面に沿った方向から見て、前記基板の外方側に設けられていることを特徴とする熱処理装置。
  8. 請求項1ないし請求項5のいずれかに記載の熱処理装置において、
    前記導出部は、
    前記熱処理室の内壁に設けられた受光窓、
    を有することを特徴とする熱処理装置。
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