JP2010238484A - 全固体リチウム二次電池の製造方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】活物質2と硫化物系固体電解質材料1とを含む電極層を少なくとも有する全固体リチウム二次電池を、プレス成形して形成する全固体リチウム二次電池形成工程と、上記全固体リチウム二次電池を少なくとも1回充放電する充放電工程と、上記充放電工程後の上記全固体リチウム二次電池を再度プレス成形して再成形する全固体リチウム二次電池再成形工程とを有することを特徴とする全固体リチウム二次電池の製造方法。
【選択図】図1
Description
すなわち、本発明は、活物質と硫化物系固体電解質材料とを含む電極層(以下、固体電解質含有電極層と称する場合がある。)を少なくとも有する全固体リチウム二次電池をプレス成形して形成する全固体リチウム二次電池形成工程と、上記全固体リチウム二次電池を少なくとも1回充放電する充放電工程と、上記充放電工程後の上記全固体リチウム二次電池を再度プレス成形して再成形する全固体リチウム二次電池再成形工程とを有することを特徴とする全固体リチウム二次電池の製造方法を提供する。
また、上記充放電工程においては、上記活物質の膨張収縮による圧力によって、上記活物質および硫化物系固体電解質材料の粒子が移動することにより全固体リチウム二次電池内部に空隙が生じる。これについても、全固体リチウム二次電池を再度プレス成形することにより、全固体リチウム二次電池内部の粒子の配置をより密なものとし、上記粒子の密度分布を均一なものとすることが可能となる。
したがって、上記充放電工程および全固体リチウム二次電池再成形工程を経ることによって、より確実に、正極活物質と硫化物系固体電解質材料との界面の面積が減少すること等を抑制することが可能となり、正極活物質と硫化物系固体電解質材料との間をリチウムイオンが移動する際の正極活物質/硫化物系固体電解質材料間の抵抗を低減させた全固体リチウム二次電池を得ることができるからである。
以下、詳細に説明する。
図1は、上述した活物質と硫化物系固体電解質材料とを含む固体電解質含有電極層を示す模式図である。
ここで、硫化物系固体電解質材料には、圧力を受けることにより塑性変形するという性質がある。また、上記活物質として用いられる物質は、通常、上記硫化物系固体電解質材料よりも剛性の大きなものが好適に用いられる。
図1(a)に示すように、充放電前の全固体リチウム二次電池の固体電解質含有電極層においては、硫化物系固体材料1と活物質2とが密着した状態で存在する。
初期の充放電時において、活物質2が充電または放電により膨張した場合、その圧力により、硫化物系固体電解質材料1は塑性変形する(図1(b))。そのため、膨張した活物質2が次の放電または充電により収縮すると、塑性変形した硫化物系固体電解質材料1との間に空隙が生じる(図1(c))。これにより、固体電解質含有電極層中の活物質2および硫化物系固体電解質材料1の接触面積が減少するので、活物質と硫化物系固体電解質材料との間をリチウムイオンが移動する際の活物質/硫化物系固体電解質材料間の抵抗が大きくなると考えられる。
また、図示はしないが、上記活物質の膨張収縮により、固体電解質含有電極層内においては、上記活物質および硫化物系固体電解質材料の粒子が移動し、その結果、空隙を生じる。さらに、上記全固体リチウム二次電池は、正極層および負極層の間に固体電解質層が設けられていることから、活物質の膨張による圧力が固体電解質層中の粒子にも影響を及ぼし、全固体リチウム二次電池全体の粒子の配置が変化して、空隙を生じるため、全固体リチウム二次電池全体の粒子の接触面積が減少することが考えられる。
上述した理由により、上記全固体リチウム二次電池は、初期の充放電時において、電気性能が低下すると考えられる。
また、充放電時に移動した全固体リチウム二次電池内部の粒子の配置についても密なものとし、全固体リチウム二次電池の粒子の密度分布を均一なものとすることができる。
したがって、初期の充放電時において発生した活物質および硫化物系固体電解質材料の間の空隙を減少させることができれば、製造された全固体リチウム二次電池を活物質/硫化物系固体電解質材料間の抵抗を低減させたものとすることが可能となる。
以下、本発明の全固体リチウム二次電池の製造方法の各工程について説明する。
本工程は、活物質と硫化物系固体電解質材料とを含む固体電解質含有電極層を少なくとも有する全固体リチウム二次電池をプレス成形して形成する工程である。
例えば、まず、硫化物系固体電解質材料をプレス成形して固体電解質層11を形成する固体電解質層形成工程(図3(a))を行う。
次に、正極集電体31上に正極活物質と硫化物系固体電解質材料とを含む正極形成用材料を設置した後プレス成形等して正極層21を形成する正極層形成工程(図3(b))を行い、さらに、負極集電体32上に負極材料を圧着等して負極層22を形成する負極層形成工程(図3(c))を行う。
以下、本工程において形成される全固体リチウム二次電池の構成と、プレス成形方法について説明する。
a.電極層
本工程により得られる全固体リチウム二次電池は、活物質と硫化物系固体電解質材料とを含む固体電解質含有電極層を少なくとも有するものである。従って、上記全固体リチウム二次電池中の正極層、および負極層のいずれか一方が活物質と硫化物系固体電解質材料とを含む上記固体電解質含有電極層であれば良く、他方は、活物質のみからなる活物質層、または活物質および硫化物系固体電解質材料以外の固体電解質材料からなる電極層等の全固体リチウム二次電池の電極層であっても良い。
以下、本工程において形成される固体電解質含有電極層について説明する。
上記全固体リチウム二次電池における上記固体電解質含有電極層は、活物質と硫化物系固体電解質材料とを含むものである。
上記固体電解質含有電極層に用いられる上記活物質としては、活物質/硫化物系固体電解質材料間の抵抗を低減させた上記全固体リチウム二次電池を得ることができるものであれば、特に限定されるものではないが、通常は、上記硫化物系固体電解質材料よりも硬いことが好ましい。このような場合、上記活物質と上記硫化物系固体電解質材料とを混合した後、プレス成形等して固体電解質含有電極層とした際に、上記硫化物系固体電解質材料が塑性変形して上記活物質表面をより多く覆うことが可能であり、これにより、電池の出力を高めることができる。
また、本工程において、上記硫化物系固体電解質材料よりも硬い活物質を用いることにより、上記硫化物系固体電解質材料の塑性変形に伴う空隙が生じやすく、これにより、本発明の作用効果が大きく発揮されるからである。
具体的には、上記硫化物系固体電解質材料の平均粒径が、1nm〜100μmの範囲内、中でも10nm〜50μmの範囲内、特に100nm〜30μmの範囲内であることが好ましい。より確実に、活物質/硫化物系固体電解質材料間の抵抗を低減させた所望の全固体リチウム二次電池を得ることができるからである。
上記固体電解質含有電極層が正極層である場合は、正極活物質(重量%):硫化物系固体電解質材料(重量%)が、20:80〜99:1の範囲内、中でも40:60〜95:5の範囲内、特に70:30〜90:10の範囲内であることが好ましく、上記固体電解質含有電極層が負極層である場合は、負極活物質:硫化物系固体電解質材料が、20:80〜99:1の範囲内、中でも30:70〜95:5の範囲内、特に50:50〜90:10の範囲内であることが好ましい。上記活物質の割合が上記範囲に満たない場合は、電極層として機能しないおそれがあるからであり、上記活物質の割合が上記範囲を超える場合は、後述する充放電工程において発生した空隙を、後述する全固体リチウム二次電池再成形工程において減少させることができないおそれがあるからである。
また、活物質と硫化物系固体電解質材料とを含む上記固体電解質含有電極層が、全固体リチウム二次電池中の正極層および負極層の両方であることがさらに好ましい。
上述したように、本工程においては、正極層、および負極層のいずれか一方が活物質と硫化物系固体電解質材料とを含む上記固体電解質含有電極層であれば良く、他方は、硫化物系固体電解質材料を有さず、活物質のみからなる活物質層、または活物質および硫化物系固体電解質材料以外の固体電解質材料からなる層等の全固体リチウム二次電池の電極層であってもよい。
このような活物質層としては、例えば、一般的に用いられる正極活物質および導電化剤を用いてプレス成形して形成された正極層、In/Li合金箔を上記固体電解質層上に設置後、プレス等して得られた負極層等が挙げられる。
また、活物質および硫化物系固体電解質材料以外の固体電解質材料からなる電極層としては、一般的な全固体リチウム二次電池において用いられるものと同様とすることができるので、ここでの記載は省略する。
本工程により得られる全固体リチウム二次電池としては、上述した電極層の他に、通常、固体電解質層、正極集電体、および負極集電体等を有するものである。
上記固体電解質層に用いられる上記固体電解質材料としては、固体電解質材料としての機能を有するものであれば、特に限定されるものではない。例えば硫化物系固体電解質、チオリシコン、酸化物系固体電解質等を挙げることができる。通常は、上述した固体電解質含有電極層に用いられる硫化物系固体電解質材料を用いることが好ましい。
上記電池ケース、上記樹脂等に関しては、特に限定されるものではなく、一般的な全固体リチウム二次電池と同様のものを用いることができる。
具体的には、上記電池ケースとしては、一般的には、金属製のものが用いられ、例えばステンレス製のもの等が挙げられる。また、上記電池ケースの代わりに絶縁リング等を用いても良い。また、上記電池ケースは、集電体の機能を兼ね備えたものであっても良い。具体的には、SUS(ステンレス鋼)製の電池ケースを用意し、その一部を集電体として用いる場合等を挙げることができる。また、上記樹脂としては、吸水率の低い樹脂が好ましく、例えばエポキシ樹脂等が挙げられる。
本工程は、上記全固体リチウム二次電池をプレス成形して形成する工程である。本工程に用いられるプレス成形方法としては、最終的に上記正極層および負極層の間に、上記固体電解質層が設けられた全固体リチウム二次電池を形成することができる方法であれば特に限定されるものではない。例えば、各層を個別に形成した後、各層を積層させて圧力をかけることにより一体化させる方法であってもよいし、予め固体電解質層を形成し、固体電解質層表面に、電極層材料および電極終電体を配置してプレス成形する方法であってもよい。
また、プレス成形に要する時間としては、1秒〜600秒の範囲内、中でも30秒〜300秒の範囲内、特に30秒〜180秒の範囲内であることが好ましい。プレス成形に要する時間が上記範囲に満たない場合は、上記固体電解質含有電極層を均一に加圧することが困難となり、上記固体電解質含有電極層中の活物質および硫化物系固体電解質材料の密着性が良好なものとならないからであり、上記範囲を超える場合は、本工程にかかる時間が長くなり、製造効率を低下させる要因となるからである。
また、この際、上記全固体リチウム二次電池を絶縁性の枠内にてプレス成形することがより好ましい。上記固体電解質含有電極層全体を均一に加圧することができ、上記固体電解質含有電極層内の粒子の密度分布を均一なものとすることができるからである。また、上記全固体リチウム二次電池を絶縁性の枠内にてプレス成形することによって、金属製の成形機から、粉末成形した全固体リチウム二次電池を直接取り出す際に生じる内部短絡等の問題を抑制することが可能となる。
本工程は、上記全固体リチウム二次電池を少なくとも1回充放電する工程である。
本工程においては、上記全固体リチウム二次電池形成工程で形成された全固体リチウム二次電池の充放電を行うことにより、固体電解質含有電極層の活物質および上記硫化物系固体電解質材料の間にあらかじめ空隙を生じさせ、かつ、上記全固体リチウム二次電池全体の粒子の配置を変化させて空隙を生じさせる。これにより、充放電により生じた空隙を後述する全固体リチウム二次電池再成形工程において減少させることができ、製造された全固体リチウム二次電池を電気性能に優れたものとすることができるからである。
また、後述する全固体リチウム二次電池再成形工程後、再成形された全固体リチウム二次電池においては、上記活物質および硫化物系固体電解質材料の密着性がより高いものとなること、および上記硫化物系固体電解質材料がある程度弾性体化すること等から、その後の充放電における上記全固体リチウム二次電池の空隙の発生をより抑制することが可能となる。
このような充放電を行う方法としては、一般的な全固体リチウム二次電池を充放電する際に用いられる方法と同様とすることができる。
本工程は、上記充放電工程後の上記全固体リチウム二次電池を再度プレス成形して再成形する工程である。
本工程によれば、上述した充放電工程により生じた上記活物質および硫化物系固体電解質材料の間の空隙を減少させることが可能となる。また、上記全固体リチウム二次電池全体の粒子の密度分布を均一なものとすることができる。よって、活物質と硫化物系固体電解質材料との間をリチウムイオンが移動する際の活物質/硫化物系固体電解質材料間の抵抗を低減させることが可能となる。
また、プレス成形に要する時間としては、1秒〜600秒の範囲内、中でも30秒〜600秒の範囲内、特に30秒〜180秒の範囲内であることが好ましい。プレス成形に要する時間が上記範囲に満たない場合は、上記固体電解質含有電極層を均一に加圧することが困難となり、上記固体電解質含有電極層中の活物質および硫化物系固体電解質材料の密着性が良好なものとならないからであり、上記範囲を超える場合は、本工程にかかる時間が長くなり、製造効率を低下させる要因となるからである。
本発明の全固体リチウム二次電池の製造方法は、上記全固体リチウム二次電池形成工程、充放電工程、および全固体リチウム二次電池再成形工程を有するものであれば特に限定されるものではなく、必要な工程を適宜追加することができる。
例えば、本発明においては、例えば固体電解質層、正極活物質と硫化物系固体電解質材料とからなる正極層、負極活物質と硫化物系固体電解質材料とからなる負極層、正極集電体、および負極集電体からなる全固体リチウム二次電池素子をコイン型電池ケース等に設置し、密封等して全固体リチウム二次電池を形成しても良い。このような全固体リチウム二次電池素子を電池ケース等に設置し、密封等して全固体リチウム二次電池を形成する電池セル形成工程を有していても良い。
また、本発明により得られる全固体リチウム二次電池の形状は、コイン型、ラミネート型、円筒型、角型等を挙げることができ、中でもラミネート型、角型が好ましく、特にラミネート型が好ましい。
(全固体リチウム二次電池形成工程)
正極活物質として、LiCoO2(LiNbO3表面コーティング済)と硫化物系固体電解質材料としてLi7P3S11とを重量比7:3で混合したものを正極層形成材料として用い、Li7P3S11を固体電解質材料として用い、負極活物質としてグラファイトと硫化物系固体電解質材料としてLi7P3S11とを重量比7:3で混合したものを負極層形成材料として用いて、以下の方法で全固体リチウム二次電池を形成した。上記Li7P3S11については、特開2005−228570号公報に記載されている方法に準じて形成を行った。
全固体リチウム二次電池の形成には、図4の概略断面図に示されるようなプレス冶具を用いた。図4に示されているように、上記プレス冶具は、第1台座51と、第1台座51上に設置された第1ダイス61と、第2台座52と、第2台座52上に設置された第2ダイス62と、シリンダー部7とを有し、シリンダー部7を挟んで、第1台座51および第2台座52が、第1ダイス61および第2ダイス62を対向させるようにして配置されているものである。
まず、第1ダイス61を抜き、シリンダー部7内に上記固体電解質材料150mgを入れて、再び第1ダイス61を挿入し、1ton/cm2でプレス成形して固体電解質層11を形成した。
次に、第1ダイス61を抜いて、シリンダー部7内に上述した正極層形成材料16.2mgを入れて、再び第1ダイス61を挿入し、1ton/cm2でプレス成形して正極層21を形成し、正極層21と固体電解質層11とを一体化させた。
次に、第2ダイス62を抜き、シリンダー部7内に上述した負極層形成材料12.0mgを入れ、再び第2ダイス62を挿入し、4ton/cm2でプレス成形して負極層22を形成して、負極層22と固体電解質層11とを一体化させた。
この後、ボルトを通して、第1台座、第1ダイス、シリンダー部、第2台座、および第2ダイスを締め付けて図4に示すような全固体リチウム二次電池とした。
この全固体リチウム二次電池をデシケータにいれ、クリップで端子と接続した。
上記全固体リチウム二次電池を下記の条件で5サイクル充放電した。
充放電レート0.1C、SOC0%〜100%にて充放電。
充放電後の全固体リチウム二次電池を4ton/cm2の圧力で再度プレス成形を行った。
上記全固体リチウム二次電池再成形工程を行わなかったこと以外は、実施例と同様にして全固体リチウム二次電池を形成した。
実施例の全固体リチウム二次電池形成工程と同様にして全固体リチウム二次電池を形成した。この全固体リチウム二次電池を形成後の24時間後に、4ton/cm2の圧力で再度プレス成形を行なった後、実施例の充放電工程と同様にして充放電を行った。充放電後に再度プレス成形は行わなかった。
(内部抵抗測定)
実施例、比較例1、および比較例2中で得られた全固体リチウム二次電池をデシケータに入れ、クリップで端子と接続した後、内部抵抗測定を行った。内部抵抗測定は、0.1CでSOC60%に調整した後、インピーダンス測定装置(ソーラトロン社製)を用いて、インピーダンスを測定することにより行った。電池充電条件としては、充電形態がCC充電、電流レートを0.155mA/cm2(0.1C)、上限電圧を4.1V(LiCoO2は4.15V vs Li)、下限電圧を3V(LiCoO2は2.5V vs Li)とした。また、インピーダンス測定条件としては、周波数は1MHz〜10mHz、印加電圧は10mV、データ数50、温度保持時間3時間とした。
上記全固体リチウム二次電池を分解し、正極層を観察した結果、実施例においては、正極活物質および硫化物系固体電解質材料の間に空隙は観察されなかった。一方、比較例1および比較例2については正極活物質および硫化物系固体電解質材料の間に空隙が観察された。なお、上記観察は、電子顕微鏡を用いた画像解析により行った。
2 … 活物質
11 … 固体電解質層
21 … 正極層
22 … 負極層
31 … 正極集電体
32 … 負極集電体
4 … 絶縁性の枠
Claims (4)
- 活物質と硫化物系固体電解質材料とを含む電極層を少なくとも有する全固体リチウム二次電池をプレス成形して形成する全固体リチウム二次電池形成工程と、
前記全固体リチウム二次電池を少なくとも1回充放電する充放電工程と、
前記充放電工程後の前記全固体リチウム二次電池を再度プレス成形して再成形する全固体リチウム二次電池再成形工程とを有することを特徴とする全固体リチウム二次電池の製造方法。 - 前記電極層が正極層であることを特徴とする請求項1に記載の全固体リチウム二次電池の製造方法。
- 前記活物質が酸化物であることを特徴とする請求項2に記載の全固体リチウム二次電池の製造方法。
- 前記全固体リチウム二次電池形成工程で、前記硫化物系固体電解質材料からなる固体電解質層と、負極活物質および硫化物系固体電解質材料を含む負極層とをさらに有する全固体リチウム二次電池をプレス成形して形成することを特徴とする請求項2または請求項3に記載の全固体リチウム二次電池の製造方法。
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