JP2010237121A - コネクタ固定治具および材料試験機 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】
コネクタ固定治具100を使用した引張試験機200は、コネクタ300に接続されたケーブル310を巻き取るマンドレル220と、マンドレル220を軸線A1方向に引っ張るアクチュエータ230とを有する。クロスヘッド230によってマンドレル220を軸線A1方向に駆動すると、ケーブル310は軸線A1方向に引っ張られる。コネクタ固定治具100には、ケーブル310が軸線A1に沿った状態でコネクタ300を保持する保持部110と、軸線A1に対して45度傾いた軸線A2、A3に、ケーブル310が沿った状態で、コネクタ300をそれぞれ保持する保持部120、130とが設けられている。
【選択図】図2
Description
従来は、複数種類のコネクタ固定治具によって異なる方向への引張負荷に対応し、あるいは、角度変更可能なユニバーサル治具を使用していた。
(2)請求項2の発明は、請求項1記載のコネクタ固定治具において、前記ケーブル(CB)は前記プラグ(PG)を介して前記コネクタに接続され、前記プラグには前記ケーブル(CB)を保護する補強部材(HK)がケーブル延在方向に延設され、前記第2軸線(A2)と前記負荷軸(D)とが交差する交点(C1)には前記補強部材(HK)の先端部が位置し、前記プラグ(PG)には前記補強部材(HK)を介して前記所定角度で引張力が作用するように、前記第2保持部(120)を形成したことを特徴とする。
(3)請求項3の発明は、請求項2に記載のコネクタ固定治具において、前記コネクタ(300)は前記側面から突設する突起(330)有し、前記第2の保持部(120)には、前記突起(330)が当接して前記引張力の反力を発生する支持面(124)が形成されていることを特徴とする。
(4)請求項4の発明は、請求項1乃至3のいずれか1項に記載のコネクタ固定治具において、前記引張力の方向、前記第1軸線(A1)および前記第2軸線(A2)と同一平面上の第3軸線(A3)にケーブル(CB)が沿うように、前記引張力に抗しつつ前記コネクタ(300)を保持する第3保持部(130)をさらに備え、前記第3保持部(130)に保持されている前記コネクタの前記側面および前面のいずれか他方が前記負荷軸(D)と所定角度をなすように、前記第3保持部が形成されていることを特徴とする。
(5)請求項5の発明は、請求項4に記載のコネクタ固定治具において、前記第2軸線(A2)と前記負荷軸(D)が交差する前記交点(C1)と、前記第3軸線(A3)と前記負荷軸が交差する交点(C2)はそれぞれ異なる位置となるように、前記第2保持部(120)と前記第3保持部(130)が形成されていることを特徴とする。
(6)請求項6の発明は、請求項1乃至5のいずれか1項に記載の固定治具を使用する材料試験機であって、少なくとも前記第2軸線(A2)と前記負荷軸(D)とが交差する交点(C1)の引張方向の近傍には、前記コネクタ固定治具で保持された前記コネクタから前記第2軸線(A2)に沿って延在するケーブルを前記負荷軸(D)方向に変換するガイド(250)を設けたことを特徴とする。
(7)請求項7の発明は、請求項6に記載の材料試験機であって、前記ガイド(250)は、前記ケーブルに引張力を付与する部材と一体に移動するように構成されていることを特徴とする。
以上では、発明の理解のために便宜上各構成要素に符号を付したが、これにより本発明が実施の形態に限定されるものではない。
本発明に係るコネクタ固定治具を使用した材料試験機の第1の実施の形態を図1〜図10を参照して説明する。図1(A)は、検査対象となるコネクタ300とケーブルを示す。コネクタ300の両端には、(B)に示すようにそれぞれケーブルCB1、CB2のプラグPG1,PG2がそれぞれ差し込まれる。プラグPG1,PG2のそれぞれには補強部材HKがケーブル延在方向に延設されている。コネクタ300はケーブルCB1、CB2…のように複数本のケーブルを接続するために使用される。このようなコネクタ300では、差し込んだケーブルが、プラグ挿抜方向B1、プラグ挿抜方向に対して所定角度を有する引張方向B2,B3に基準引張力で引き抜かれないことが求められている。そこで、第1の実施の形態の材料試験機では、図2に示す構成を採用してケーブルの耐引き抜き力を検査する。
なお、ガイド250はクロスヘッド230と一体に移動するようにしても、マンドレル220と一体に移動することになる。
なお、マンドレル220と一体に移動する限り、ガイド250でケーブルを把持してもよい。
次に、図11を参照して、本発明に係るコネクタ固定治具の第2の実施の形態を説明する。なお、図中、第1の実施の形態と同一もしくは相当部分には同一符号を付し、説明を省略する。
(1)ガイド250はケーブルの向きを変換するようにケーブルを案内するようにしたが、ガイド250がマンドレル220やクロスヘッド230と一体に移動する構成を採用する限り、ガイド250でケーブルを把持してケーブルを所定角度で引っ張るようにしてもよい。ガイド250でケーブルを把持して引張力を付与する場合、マンドレル220を省略してもよい。
なお、以上の実施の形態のようにガイド250でケーブルを把持せずに案内する理由は、ガイドで強く把持できない光ケーブルを検査対象とするからである。
(2)少なくとも2個の評価対象である同一コネクタを、それぞれ異なる引張形態となるように固定する保持部を有する固定治具であれば、3つの保持部を有する固定治具に限定されない。保持部110と120または保持部120と130の組合せでも良い。
(3)引張方向Dとケーブル引出方向B2,B3とが異なる第1固定形式と、引張方向Dとケーブル引出方向とが第1固定方式とは異なる第2固定形式を採用してもよい。
なお、コネクタの種類、形状は、ケーブルの先端にプラグが設けられたケーブルを接続するものであれば、どのようなものでもよい。
100 コネクタ固定治具 110、120、130 保持部
140、150 支持部材 300 コネクタ
310 ケーブル
Claims (7)
- ケーブルが着脱可能に接続されたコネクタを保持し、試験機により、前記コネクタと前記ケーブルとの接続部に引張力を与えるためのコネクタ固定治具であって、
前記引張力の方向と同一平面上の第1軸線にケーブルが沿うように、前記引張力に抗しつつ第1のコネクタを保持する第1保持部と、
前記引張力の方向および前記第1軸線と同一平面上の第2軸線にケーブルが沿うように、前記引張力に抗しつつ第2のコネクタを保持する第2保持部とを備え、
前記第2保持部に保持されている前記コネクタの側面および前面のいずれか一方が前記試験機の負荷軸と所定角度をなすように、前記第2保持部が形成されていることを特徴とするコネクタ固定治具。 - 請求項1記載のコネクタ固定治具において、
前記ケーブルは前記プラグを介して前記コネクタに接続され、前記プラグには前記ケーブルを保護する補強部材がケーブル延在方向に延設され、
前記第2軸線と前記負荷軸とが交差する交点には前記補強部材の先端部が位置し、前記プラグには前記補強部材を介して前記所定角度で引張力が作用するように、前記第2保持部を形成したことを特徴とするコネクタ固定治具。 - 請求項2に記載のコネクタ固定治具において、
前記コネクタは前記側面から突設する突起有し、
前記第2の保持部には、前記突起が当接して前記引張力の反力を発生する支持面が形成されていることを特徴とするコネクタ固定治具。 - 請求項1乃至3のいずれか1項に記載のコネクタ固定治具において、
前記引張力の方向、前記第1軸線および前記第2軸線と同一平面上の第3軸線にケーブルが沿うように、前記引張力に抗しつつ前記コネクタを保持する第3保持部をさらに備え、
前記第3保持部に保持されている前記コネクタの前記側面および前面のいずれか他方が前記負荷軸と所定角度をなすように、前記第3保持部が形成されていることを特徴とするコネクタ固定治具。 - 請求項4に記載のコネクタ固定治具において、
前記第2軸線と前記負荷軸が交差する前記交点と、前記第3軸線と前記負荷軸が交差する交点はそれぞれ異なる位置となるように、前記第2保持部と前記第3保持部が形成されていることを特徴とするコネクタ固定治具。 - 請求項1乃至5のいずれか1項に記載の固定治具を使用する試験機であって、
少なくとも前記第2軸線と前記負荷軸とが交差する交点の引張方向の近傍には、前記コネクタ固定治具で保持された前記コネクタから前記第2軸線に沿って延在するケーブルを前記負荷軸方向に変換するガイドを設けたことを特徴とする材料試験機。 - 請求項6に記載の材料試験機であって、
前記ガイドは、前記ケーブルに引張力を付与する部材と一体に移動するように構成されていることを特徴とする材料試験機。
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