JP2010236721A - 加湿装置および加湿機能付き空気清浄機 - Google Patents

加湿装置および加湿機能付き空気清浄機 Download PDF

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博之 高見
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Abstract

【課題】加湿ユニットのメンテナンスについて使い勝手の向上を図ることができる加湿装置および加湿機能付き空気清浄機を提供すること。
【解決手段】加湿ユニット20は、環状の支持体41と加湿部材100とを有している。加湿部材100は、支持体41の外周縁に沿うように支持体41に巻き付けられることから、加湿部材100を支持体41に外から巻き付けることで加湿ユニット20が完成するので、加湿部材100のメンテナンスの際には、支持体41を分解しなくても済む。加湿部材100では、巻き始め100Aが、第1係止部60に係止され、巻き終わり100Bが、複数あるいずれかの第2係止部61に係止される。加湿部材100が伸びた場合には、第1係止部60から離れた第2係止部61に加湿部材100の巻き終わり100Bを係止し直せば、加湿部材100を、弛まないように支持体41に巻き付けることができる。
【選択図】図2

Description

この発明は、加湿装置および加湿機能付き空気清浄機に関する。
空気を取り込み、この空気を加湿して機外へ放出する加湿装置が知られている(特許文献1参照)。特許文献1に記載の加湿装置では、吸込口および吹出口を有した本体内に、吸込口および吹出口を連通する空気流路が形成され、空気流路には、送風機およびヒータが設けられている。そして、本体の下方部には、水槽が設けられ、水槽には、加湿フィルタ(本願発明の加湿ユニットに相当する。)が、下部を水槽の水に浸漬した状態で、回転自在に設けられている。
特許文献1に記載の加湿装置が運転状態にあるときには、機外の空気が送風機によって吸込口から空気流路へ吸い込まれた後にヒータへ送られ、ヒータで加熱されて温風となる。そして、この温風が、水槽の水に浸されながら回転している加湿フィルタに接触し、加湿フィルタに付着した水によって加湿され、吹出口から機外へ放出される。
この加湿フィルタは、中空円筒状のフィルタ濾材と、フィルタ濾材の内側の中空部に挿通されてフィルタ濾材を円筒形状に維持するフィルタ枠とを主に含んでいる。さらに、フィルタ枠内には、複数枚の吸水性素材が並んで設けられている。これらのフィルタ濾材および吸水性素材は、本願発明の加湿部材に相当する。
特開2006−200762号公報
特許文献1に記載の加湿フィルタでは、フィルタ枠内に吸水性素材が設けられているので、フィルタ濾材および吸水性素材に付着した水垢を除去する等のメンテナンスを行う際に、フィルタ枠の分解および組み立てが必要となって手間が掛かり、使い勝手が悪い。
また、経年使用に伴ってフィルタ濾材および吸水性素材が伸びることが想定されるが、伸びたフィルタ濾材および吸水性素材がなるべく弛まないように加湿フィルタを組み立てることができると、フィルタ濾材および吸水性素材において弛んだ部分が他の部品に引っ掛かることや、弛んだ部分に起因して加湿装置の加湿性能が低下することを防止できる点で、望ましい。
この発明は、かかる背景のもとになされたもので、加湿ユニットのメンテナンスについて使い勝手の向上を図ることができる加湿装置および加湿機能付き空気清浄機を提供することを目的とする。
また、この発明は、伸びた加湿部材が弛まないように加湿ユニットを組み立てることができる加湿装置および加湿機能付き空気清浄機を提供することも目的とする。
請求項1記載の発明は、空気を取り込むための入口、前記入口から取り込まれた空気が流れる空気流路、および、前記空気流路を流れた空気を排出するための出口が形成された筐体と、前記筐体に備えられ、空気を前記入口から前記空気流路に取り込んで前記出口へ送る送風手段と、前記筐体内に配置され、水が溜められる貯水槽と、前記空気流路に回転自在に配置され、前記貯水槽の水で前記空気流路の空気を加湿する加湿ユニットと、を有し、前記加湿ユニットは、環状の支持体と、吸水性および伸縮性を有する帯状であり、前記支持体の外周縁に沿うように前記支持体に巻き付けられる加湿部材と、前記支持体の外周縁の周上一箇所に設けられ、前記加湿部材の巻き始めが係止される第1係止部と、前記支持体の外周縁における前記第1係止部とは別の位置において、前記支持体の外周縁の周方向に間隔を隔てて複数設けられ、複数あるいずれかに前記加湿部材の巻き終わりが係止される第2係止部と、を有することを特徴とする、加湿装置である。
請求項2記載の発明は、前記第1係止部に係止された前記加湿部材の巻き始めと、前記第2係止部に係止された前記加湿部材の巻き終わりとは、前記支持体の外周縁の周方向においてオーバーラップしていることを特徴とする、請求項1記載の加湿装置である。
請求項3記載の発明は、前記支持体は、内周縁で区画された内空間を有し、前記内空間に配置され、前記加湿ユニットからこぼれ落ちた水を受けて、この水を電気分解して電解水を生成し、この電解水を、前記空気流路を流れる空気に乗せる電解水ユニットを有することを特徴とする、請求項1または2記載の加湿装置である。
請求項4記載の発明は、請求項1〜3のいずれかに記載の加湿装置と、前記入口から取り込まれた空気を清浄化して前記空気流路下流側へと流す空気清浄化手段と、を含むことを特徴とする、加湿機能付き空気清浄機である。
請求項1記載の発明によれば、この加湿装置では、空気が、送風手段によって、入口から空気流路に取り込まれ、空気流路を流れた後に出口から排出される。
空気流路には、加湿ユニットが回転自在に配置されており、加湿ユニットは、加湿装置の筐体内に配置された貯水槽の水で空気流路の空気を加湿する。
加湿ユニットは、環状の支持体と、吸水性および伸縮性を有する帯状の加湿部材とを有している。加湿ユニットでは、貯水槽の水で湿った加湿部材が空気流路の空気を加湿する。
ここで、加湿部材は、支持体の外周縁に沿うように支持体に巻き付けられる。つまり、加湿部材を支持体に外から巻き付けることで加湿ユニットが完成するので、加湿部材のメンテナンスの際には、支持体を分解しなくても加湿部材の取り外しおよび取り付けが可能となる。よって、加湿ユニットのメンテナンスについて使い勝手の向上を図ることができる。
そして、支持体の外周縁において、周上一箇所には、第1係止部が設けられ、第1係止部とは別の位置には、複数の第2係止部が、支持体の外周縁の周方向に間隔を隔てて複数設けられている。支持体に巻き付けられた加湿部材では、巻き始めが、第1係止部に係止され、巻き終わりが、複数あるいずれかの第2係止部に係止される。そのため、加湿部材が伸びた場合には、複数ある第2係止部のうち第1係止部から離れた側の第2係止部に加湿部材の巻き終わりを係止し直せば、加湿部材を、弛まないように支持体に巻き付けることができる。つまり、伸びた加湿部材が弛まないように加湿ユニットを組み立てることができる。
請求項2記載の発明によれば、第1係止部に係止された加湿部材の巻き始めと、第2係止部に係止された加湿部材の巻き終わりとは、支持体の外周縁の周方向においてオーバーラップしているので、支持体の外周縁の周方向において、巻き始めと巻き終わりとの間に隙間がない。これにより、空気流路の空気が巻き始めと巻き終わりとの隙間を通ることで加湿部材に加湿されずに出口から排出されることを防止できるので、加湿効率の低下を抑制することができる。
請求項3記載の発明によれば、加湿ユニットの支持体の内空間に配置された電解水ユニットが、加湿ユニットからこぼれ落ちた水から、殺菌作用および脱臭作用を有する電解水を生成して、この電解水を、空気流路を流れる空気に乗せる。これにより、空気流路を流れた空気が出口から機外に排出されると、ミスト状の電解水を室内に行き渡らせることができるので、電解水によって室内を殺菌・脱臭することができる。よって、付加価値の高い加湿装置を提供することができる。
請求項4記載の発明によれば、請求項1〜3のいずれかに記載の加湿装置と空気清浄化手段と含むことで、付加価値の高い加湿機能付き空気清浄機を提供することができる。
空気清浄機1の右側面図であり、一部を断面で示している。 (a)は、加湿部材100の斜視図であり、(b)は、加湿ユニット20の正断面図であり、(c)および(d)は、(b)の要部拡大図である。
以下には、図面を参照して、この発明の一実施形態としての空気清浄機1について具体的に説明する。この空気清浄機1は、後述するように加湿機能を有することから、加湿装置としても機能する。
<空気清浄機の全体構成>
図1は、空気清浄機1の右側面図であり、一部を断面で示している。
図1に示すように、空気清浄機1の筐体としての本体ケース2は、縦長かつ前後方向(図1では左右方向)に薄い中空の略直方体形状である。本体ケース2は、略前半分をなすフロントケース3と略後半分をなすリヤケース4とによって、その外郭が形成されている。ここで、前側と正面側とは同義であり、後側と背面側とは同義であり、前後方向と略水平方向とは同義である。
フロントケース3の天面には、操作パネル5が設けられている。操作パネル5に設けられた操作キー(図示せず)を操作することによって空気清浄機1の運転を制御することができ、空気清浄機1の運転条件および状態は、操作パネル5に設けられた表示部(図示せず)に表示される。
フロントケース3の前面においてやや上寄りの位置には、入口8が形成されている。入口8は、フロントケース3の内部に連通している。リヤケース4の天面、左側面および右側面のそれぞれには、出口9が形成されている。これらの出口9は、リヤケース4の内部に連通している。各出口9には、格子10が設けられている。空気清浄機1は、入口8から空気を取り込んで清浄化し、清浄化された空気を、出口9から排出する(太い実線矢印参照)。
フロントケース3とリヤケース4との間には、上下方向に延びる隔壁13が設けられており、隔壁13によって、フロントケース3の内部とリヤケース4の内部とが区画されている。この隔壁13の下側には、連通穴14が形成されており、連通穴14を介して、フロントケース3の内部とリヤケース4の内部とが互いに連通している。
詳しくは、フロントケース3の内部は、仕切壁25によって、入口8に連通する上側の第1空間65と、入口8に連通しない下側の第2空間66とに仕切られている。仕切壁25は、隔壁13において連通穴14の下端を縁取る部分に連続して斜め前側上方(図1では斜め左側上方)へ延び、フロントケース3の前壁に接続されており、第1空間65と第2空間66との間を遮断している。そして、連通穴14は、第1空間65とリヤケース4の内部(第3空間74)とを連通させている一方で、第2空間66と第3空間74とを連通させていない。
本体ケース2の内部には、入口8と出口9とを連通させる空気流路としての流路15(太い実線矢印を参照)が形成されている。流路15の途中に、上述した連通穴14が位置している。
本体ケース2では、フロントケース3内部の第1空間65、詳しくは流路15の途中において、入口8に後側(図1では右側)から臨む位置に、空気清浄化手段としてのフィルタ11が備えられ、第1空間65におけるフィルタ11の後側に、送風手段としてのファン12が備えられている。
フィルタ11は、上下方向に長く前後方向に薄い矩形状であり、複数種類のフィルタ膜を積層することで構成されており、空気中に含まれる比較的大きな塵挨だけでなく、非常に細かな塵挨、たとえば花粉やたばこの煙の粒子等まで捕獲可能である。
ファン12は、たとえば、シロッコファンであって、図示しないモータに回転駆動されることによって吸引力を発生し、前側の空気を内側から吸い込んで外側(ここでは外側下方)へ吐出する。
この空気清浄機1において、ファン12が駆動されると、空気清浄機1の外部にある空気が、ファン12が発生する吸引力によって、入口8よりフロントケース3の第1空間65内に取り込まれて空気流となる。そして、この空気(空気流)は、太い実線矢印で示すように、流路15を流れ、その途中においてフィルタ11を通過することで塵埃や臭い成分が除去されて清浄化される。換言すれば、フィルタ11は、入口8から取り込まれた空気を清浄化して流路15の下流側へと流す。清浄化された空気(以下では単に「空気」ということがある。)は、ファン12によって下方へ吐出されて引き続き流路15を流れ、隔壁13の連通穴14からリヤケース4の内部(第3空間74)へ送り込まれる。
このように流路15を流れた空気は、各出口9から空気清浄機1の外部へ排出される。機外へ排出された(清浄化された)空気は、空気清浄機1の外部(たとえば室内)の隅々まで行き渡り、室内全体を万遍なく浄化する。
そして、この空気清浄機1は、流路15を流れる空気を加湿するために、リヤケース4の第3空間74に加湿ユニット20を備えている。つまり、この空気清浄機1は、加湿機能付きの空気清浄機である。
<加湿ユニットの全体構成>
加湿ユニット20は、フィルタ11を通過して清浄化された空気を加湿するものである。これにより、水分を含んだ空気が出口9から室内へ放出されることとなり、室内の湿気が補われる。
加湿ユニット20に関連して、本体ケース2内には、主に、給水タンク21と、貯水槽としての受皿22とが設けられている。
給水タンク21は、内部に水を溜めることができる幅方向(図1の紙面に垂直な方向)に長手の中空体であり、フロントケース3内の第2空間66に配置されている。
給水タンク21の底には、弁体24によって開閉される水抜き穴26が形成されている。給水タンク21は、ねじ等によって、フロントケース3の前壁において入口8より下側の部分(フロントカバー23という。)に固定されている。ここで、フロントカバー23は、フロントケース3から分離可能である。そのため、給水タンク21とフロントカバー23とは、一体となって、フロントケース3(本体ケース2)に対して正面側から着脱可能である。これにより、給水タンク21に水を補給することができる。
受皿22は、本体ケース2内の底部に収容されており、加湿ユニット20および給水タンク21のそれぞれの下部を収容し得る大きさ(深さ)を有している。詳しくは、受皿22の底には、仕切り板67が立設されており、仕切り板67によって、受皿22の内部が前後に二分されている。受皿22の内部において、仕切り板67より前側(図1では左側)の領域(前側領域22A)に、給水タンク21の下部が配置され、仕切り板67より後側(図1では右側)の領域(後側領域22B)に、加湿ユニット20の下部が配置される。つまり、受皿22において、給水タンク21の下部を収容する前側領域22Aは、フロントケース3の第2空間66に配置され、加湿ユニット20の下部を収容する後側領域22Bは、リヤケース4の第3空間74に配置される。
ここで、隔壁13において、連通穴14の下方には、仕切り板67にちょうど塞がれる大きさの貫通穴80が形成されている。貫通穴80は、フロントケース3の第2空間66とリヤケース4の第3空間74とを連通させる。常態では、貫通穴80は、前後方向において仕切り板67と一致しており、仕切り板67によって背面側から隙間なく塞がれている。
仕切り板67の下端部には、仕切り板67を前後に貫通する連通穴68が形成されており、連通穴68を介して、前側領域22Aと後側領域22Bとが連通している。
給水タンク21を受皿22の前側領域22Aに収容すると、給水タンク21の底の弁体24が、受皿22の底から上向きに突設された突起27によって押し上げられて、給水タンク21の水抜き穴26を開く。これにより、給水タンク21内の水が水抜き穴26から前側領域22Aに排出され、連通穴68から後側領域22Bに流入し、後側領域22Bに溜まる。
なお、後側領域22Bに規定水位まで水が溜まると、その途中で連通穴68を介して水が前側領域22Aと後側領域22Bとの間で行き来することによって、前側領域22Aおよび後側領域22Bの水位は、結果的に、等しい水位でつながる(図示した水面Sを参照)。このとき、連通穴68は、水面Sより下方に位置して、水に完全に浸かっている。また、上述したように隔壁13の貫通穴80が受皿22の仕切り板67によって塞がれている。そのため、空気が、連通穴68を介して、前側領域22Aと後側領域22Bとの間で行き来することはない。これにより、フロントケース3の第1空間65およびリヤケース4の内部(第3空間74)の空気が第2空間66に漏れることはないので、流路15を流れる空気が第2空間66に漏れることもない。
そして、加湿ユニット20は、フィルタ11およびファン12を通過して各出口9へ向う空気の流路15(太い実線矢印参照)の途中に配置されている。そのため、フィルタ11で清浄化された空気の流れ(空気流)は、必ず加湿ユニット20を通過する。
加湿ユニット20は、前後方向に延びる中心軸を有する略円盤形状である。加湿ユニット20は、間隔を隔てて前後に並んで配置される前プレート30および後プレート31と、加湿部材100(ドットで塗り潰した部分であり、後述する図2においても同様)とを主に含んでいる。前プレート30は、外周縁および内周縁を有する環状の板である。後プレート31は、円板形状である。前プレート30および後プレート31のそれぞれの中心軸は、前後方向に沿って延びており、これらの中心軸は、前後方向から見て一致している。前プレート30の外径と後プレート31の外径とは、ほぼ同じである。
ここで、加湿ユニット20は、複数(ここでは12個)のビーム部材40を備えている。各ビーム部材40は、前後方向に延びる棒状である。これらのビーム部材40は、加湿ユニット20の中心軸を中心とする周方向においてほぼ等しい間隔を隔てて並んでおり、全体で環状をなしている(後述する図2(b)参照)。各ビーム部材40は、前プレート30の外側周縁部と後プレート31の外側周縁部との間に架設されている。これにより、前プレート30と後プレート31とが、上述したように前後に間隔を隔てた状態で、ビーム部材40とともに一体化されている。
ここで、一体化された前プレート30、後プレート31およびビーム部材40のまとまりを、支持体41という。支持体41において後プレート31より前側の部分は、環状の板である前プレート30および全体で環状をなす12個のビーム部材40によって、環状をなしている。支持体41において、その内周縁(詳しくは、前プレート30の内周縁および12個のビーム部材40)によって区画された部分を内空間57という。
なお、各ビーム部材40を取り外すと、前プレート30と後プレート31とが分離するので、支持体41全体を分解することができる。
そして、支持体41には、上述した加湿部材100が、支持体41の外周縁(詳しくは、前プレート30および後プレート31の外周縁ならびに12個のビーム部材40)に沿うように、巻き付けられている。加湿部材100は、後述するように、吸水性および伸縮性を有する帯状であるが(後述する図2(a)参照)、支持体41に巻き付けられた状態では、環状をなしている(後述する図2(b)参照)。
このような加湿ユニット20は、リヤケース4の後壁の一部(リヤカバー120という。)から略水平方向に沿って前方へ延びて前プレート30および後プレート31の円中心を通る軸51によって、この軸51を中心として回転自在に保持されている。この状態で、加湿ユニット20の下部(支持体41の外周縁および支持体41に巻き付けられた加湿部材100の下部)は、受皿22の後側領域22Bに所定水位まで溜まった水(水面S参照)に浸かっている。
そして、上述したようにフィルタ11で清浄化された空気が引き続き流路15を流れて加湿ユニット20を通過する際に、図示しないモータ等の駆動力を受けて加湿ユニット20が回転する(後述する図2(b)の太い破線矢印参照)。加湿ユニット20が回転することによって、加湿部材100は、支持体41とともに回転し、回転に伴って、後側領域22Bの水に浸かった状態と、この水から上がった状態との間を移動する。そして、加湿部材100は、水から上がった状態のときに、清浄化された空気の流れ(図1の太い実線矢印を参照)に曝される。詳しくは、加湿部材100において後側領域22Bの水によって濡れた部分が、加湿ユニット20が1回転を終えるまでの間に、流路15における清浄化された空気の流れに曝される。その結果、加湿部材100に付着した水分が、清浄化された空気を加湿して、この空気とともに、出口9から所定の方向へ放出され、室内の加湿に寄与する。なお、支持体41に付着していた水分も空気を加湿する。
ここで、12個あるうちの少なくとも一部のビーム部材40の断面(正断面)が、たとえば、加湿ユニット20の回転方向(後述する図2(b)の太い破線矢印参照)における下流側が切り欠かかれた略C字状になっているので(後述する図2(b)参照)、このビーム部材40は、加湿ユニット20の回転に伴って後側領域22Bの水を通過する際に、後側領域22Bの水を汲み出すことができる。ビーム部材40に汲み出された水は、加湿部材100に付着した水と同様に、空気の加湿に寄与する。ビーム部材40に汲み出された水は、ビーム部材40に溜まった状態で空気を加湿したり、ビーム部材40からこぼれて支持体41の表面に付着している際に空気を加湿したり、加湿に伴って乾いた加湿部材100を再び湿らせ、加湿部材100の加湿能力を回復させたりする。
そして、加湿ユニット20は、主に加湿部材100の洗浄(水垢等の汚れの除去)および交換といった定期的なメンテナンスのため、加湿ユニット20を回転自在に保持する軸51、リヤカバー120および受皿22と一体となって、本体ケース2に対して背面側から着脱可能である。
<加湿ユニットの組み立て>
図2において、(a)は、加湿部材100の斜視図であり、(b)は、加湿ユニット20の正断面図であり、(c)および(d)は、(b)の要部拡大図である。
次に、図2を参照して、加湿ユニット20の組み立てについて説明する。
まず、図2(a)を参照して、加湿部材100は、上述したように吸水性および伸縮性を有する帯状である。加湿部材100としては、たとえば、所定の小さい網目を有する網が用いられる。
そして、加湿部材100では、その長手方向における一端(図2(a)における右端であり、巻き始め100Aという。)および他端(図2(a)における左端であり、巻き終わり100Bという。)は、ともにループ状をなしている。ここで、加湿部材100の長手方向における寸法は、支持体41の外周縁の周長より小さい。
このようにループ状の巻き始め100Aおよび巻き終わり100Bのそれぞれには、細長いピン101が、加湿部材100において長手方向と直交する幅方向(空気清浄機1の前後方向であり、図1参照)に沿って、挿通されている。この状態で、各ピン101の長手方向両端は、巻き始め100Aおよび巻き終わり100Bのうち対応する方から露出されている。なお、各ピン101において、対応する巻き始め100Aおよび巻き終わり100Bから露出された部分には、鍔部101Aが形成されていることから、各ピン101が対応する巻き始め100Aおよび巻き終わり100Bから外れることが防止されている。
そして、図2(b)に示すように、加湿ユニット20の支持体41の外周縁(詳しくは、前プレート30および後プレート31のそれぞれの外周縁)の周上1箇所には、第1係止部60が形成されている。また、支持体41の外周縁(前プレート30および後プレート31のそれぞれの外周縁)において第1係止部60とは別の位置(図2(b)では、第1係止部60に対して反時計回りに少しずれた位置)には、複数(ここでは3つ)の第2係止部61が、支持体41の外周縁の周方向にほぼ等しい間隔を隔てて設けられている。3つの第2係止部61は、第1係止部60に近いほうから順に、第2係止部61A、第2係止部61B、第2係止部61Cとされる。
支持体41において、前プレート30(図1参照)側の第1係止部60と後プレート31側の第1係止部60とは、前後方向(図2(b)の紙面に垂直な方向)から見て一致しており、前プレート30側の各第2係止部61と後プレート31側の対応する第2係止部61とは、前後方向から見て一致している。
ここで、第1係止部60および第2係止部61の両方は、支持体41の外周縁の周方向において、どのビーム部材40からも外れた位置にある。
図2(b)での状態を基準として、第1係止部60は、支持体41の外周縁(前プレート30および後プレート31のそれぞれの外周縁)から支持体41の円中心側(軸51側)へ向かいつつ反時計回りの方向へ延びる略J字状の切欠きである。
図2(b)での状態を基準として、各第2係止部61は、支持体41の外周縁(前プレート30および後プレート31のそれぞれの外周縁)から支持体41の円中心側(軸51側)へ向かいつつ時計回りの方向へ略直線状に延びる切欠きである。
このような支持体41に対して、加湿部材100が、支持体41の径方向における外側から約1周分巻き付けられる。
詳しくは、まず、加湿部材100において、巻き始め100A(厳密には、巻き始め100Aから露出されたピン101の長手方向両端)が、第1係止部60に係止される。このとき、ピン101の長手方向(前後方向)における前端が、前プレート30(図1参照)の第1係止部60の最深部に係止され、ピン101の後端が、後プレート31の第1係止部60の最深部に係止される。
そして、加湿部材100が、前プレート30と後プレート31との間において(図1参照)、図2(b)において反時計回りに支持体41に巻かれる。この際、加湿部材100は、上述したように環状に配置された12個のビーム部材40に対して、これらを取り囲むように巻き付けられる。ここで、ビーム部材40が12個と比較的多数あるので、支持体41に巻き付けられた加湿部材100は、環状(真円)に近い形状となる。
ここで、上述したように、加湿部材100の長手方向における寸法(自然長)は、支持体41の外周縁の周長より小さいことから、引っ張らずに加湿部材100を支持体41に巻き付けると、加湿部材100において、巻き終わり100Bが巻き始め100Aまで届かない。
そこで、次に、巻き終わり100Bを図2(b)における反時計回りに引っ張って加湿部材100を伸ばす。これにより、加湿部材100の長手方向における寸法は、支持体41の外周縁の周長より大きくなる。
その後、巻き終わり100B(厳密には、巻き終わり100Bから露出されたピン101の長手方向両端)を、複数あるいずれかの第2係止部61(図2(b)では、第1係止部60から最も離れた第2係止部61C)に係止する。このとき、ピン101の長手方向(前後方向)における前端が、前プレート30(図1参照)の対応する第2係止部61(ここでは第2係止部61C)の最深部に係止され、ピン101の後端が、後プレート31の対応する第2係止部61(ここでは第2係止部61C)の最深部に係止される。
これにより、加湿ユニット20の組み立てが完了する。
この状態では、加湿部材100は、適切な張力が付与された状態で、支持体41(詳しくは12個のビーム部材40)に巻き付けられている。そして、第1係止部60に係止された加湿部材100の巻き始め100Aと、第2係止部61に係止された加湿部材100の巻き終わり100Bとは、支持体41の外周縁の周方向においてオーバーラップしている。そのため、支持体41の外周縁の周方向において、巻き始め100Aと巻き終わり100Bとの間に隙間がない。これにより、流路15(図1参照)の空気が巻き始め100Aと巻き終わり100Bとの隙間を通ることで加湿部材100に加湿されずに出口9(図1参照)から排出されることを防止できるので、加湿効率の低下を抑制することができる。
そして、以上のように、加湿部材100は、支持体41の外周縁に沿うように支持体41に巻き付けられる。つまり、加湿部材100を支持体41に外から巻き付けることで加湿ユニット20が完成するので、加湿部材100のメンテナンスの際には、支持体41を分解しなくても加湿部材100の取り外しおよび取り付けが可能となる。よって、加湿ユニット20のメンテナンスについて使い勝手の向上を図ることができる。また、このような構成の加湿ユニット20であれば、加湿部材100の代わりに積層された複数枚の加湿ディスクを支持体41に組み付ける構成などによる加湿ユニットに比べて部品点数(換言すればコスト)の削減を図ることができる。
ここで、図2(c)に示すように、加湿部材100の巻き終わり100Bが第2係止部61Bに係止されているとして、この場合に、使用に伴って加湿部材100が、その長手方向において伸びることがある。
この場合には、図2(d)に示すように、加湿部材100の巻き終わり100Bを第2係止部61B(第1係止部60に近い第2係止部61)から外して第2係止部61C(第1係止部60から離れた側の第2係止部61)に係止し直せば、加湿部材100を、弛みなく支持体41に巻き付けることができる。これにより、加湿部材100が伸びた場合であっても、伸びた加湿部材100が弛まないように加湿ユニット20を組み立てることができる。
そして、支持体41に巻き付けられた加湿部材100において弛みが無いことから、加湿部材100が、たとえば前プレート30(図1参照)と後プレート31とに挟まったり、加湿ユニット20が回転する際に加湿ユニット20の周りの部品に引っ掛かったりすることを防止できる。また、伸びる前の新品時の加湿部材100と同様に、伸びた加湿部材100を、適切な張力が付与された状態で、支持体41に巻き付けることができるので、加湿部材100が新品時の場合と同様の加湿性能を安定して維持することができる。ちなみに、加湿部材100が弛んでいると、加湿部材100において弛んだ部分と支持体41との間に、隙間が生じ、流路15を流れる空気が、この隙間を通過することで加湿部材100に加湿されなくなるので、加湿効率の低下が懸念される。
このように、加湿部材100を支持体41に巻き付け、巻き始め100Aおよび巻き終わり100Bのそれぞれを支持体41に係止するだけで加湿ユニット20を完成させる構成であれば、加湿ユニット20の組み立ておよび分解が容易である。
ここでは、第2係止部61を3つ設けたが、加湿部材100の伸び具合に応じて、第2係止部61の数が適宜変更される。また、加湿部材100が縮んだ場合や、必要以上に大きい張力が付与された状態で加湿部材100が支持体41に巻き付けられた場合には、加湿部材100の巻き終わり100Bを第1係止部60に近い側の第2係止部61に係止すれば、支持体41に巻き付けられた加湿部材100に対して、上述した適切な張力を付与することができる。
<電解水ユニット>
この空気清浄機1には、図1に示すように、加湿ユニット20において、支持体41の内空間57内に、電解水ユニット70が設けられている。詳しくは、電解水ユニット70は、内空間57内において軸51より上側の空間に配置される。これにより、電解水ユニット70と加湿ユニット20とは、前後方向(図1では左右方向)において同じ位置にあり、電解水ユニット70は、加湿ユニット20の上端部の真下に位置している。電解水ユニット70は、本体ケース2の隔壁13に支持されている。
電解水ユニット70は、フィルタ11を通過して清浄化された後に流路15を流れる空気に電解水を乗せるものである。そのため、この空気清浄機1は、上述したように取り込んだ外気をフィルタ11で清浄化したり加湿したりするだけでなく、電解水ユニット70に電解水を放散させて、この電解水によって外部(室内)の空気を殺菌・脱臭することができる。
詳しくは、電解水ユニット70は、上面が開放された水受け容器71と、放散板72と、ギヤ73と、電極ユニット(図示せず)とを備えている。
放散板72は、多数の貫通穴(図示せず)が形成された円板形状である。放散板72は、斜め前側下方(図1では斜め左側下方)へ傾斜した状態で水受け容器71に保持されている。
ギヤ73は、上下方向に延びる中心軸を有する円盤形状であり、その外周部分に、ギヤ歯92が形成されている。また、ギヤ73の底面の円中心位置には、上下に延びるギヤ軸93の上端部が接続されている。ギヤ軸93の下端部は、上述したように傾斜した状態にある放散板72の円中心部分に上から接続されており、これにより、放散板72とギヤ73とが一体化されている。この状態で、放散板72およびギヤ73は、ギヤ軸93とともに、回転自在である。なお、放散板72は、回転中においても、常に、斜め前側下方へ傾斜した状態を維持している。
電極ユニット(図示せず)は、水受け容器71に収容されており、電解水ユニット70の外部の本体電源(図示せず)に接続された一対の電極(図示せず)を含んでいる。電解水ユニット70では、水受け容器71に溜められた水が電極ユニット(図示せず)の作用によって電気分解されることにより、電解水が生成される。
ここで、加湿ユニット20の支持体41(詳しくは前プレート30)の内周縁には、全周に亘ってギヤ歯94が形成されており、電解水ユニット70側のギヤ歯92と加湿ユニット20側のギヤ歯94とが噛合している。なお、電解水ユニット70において、ギヤ歯92以外の部分は、加湿ユニット20に接触していない。
上述したように加湿ユニット20が回転すると、加湿ユニット20の外周部分(つまり加湿ユニット20において支持体41に巻き付けられた加湿部材100)は、電解水ユニット70の周りを回転する。この際、加湿部材100の下端部が受皿22に浸かることで吸収した水は、この下端部が加湿部材100の回転によって上昇する際に、流路15を流れる空気に曝され、上述したように、この空気を加湿する。
ここで、空気の加湿に寄与せずに、加湿部材100からこぼれ落ちる水が存在する。また、加湿部材100を支持する支持体41に付着した水が、加湿ユニット20の回転に伴って支持体41の表面を伝ってこぼれ落ちることがある。これらの水が電解水ユニット70の真上に位置する場合には、これらの水は、加湿ユニット20から落下して水受け容器71に溜まる。水受け容器71に溜まった水に基づいて、電解水ユニット70では、電解水が生成される。
電解水の生成について詳説すると、水受け容器71に溜められた水の水位が、予め定める水位(所定水位T)まで上昇すると、上述した電極ユニット(図示せず)の一対の電極(図示せず)が、水受け容器71に溜められた水に浸る。
そして、電極ユニット(図示せず)の一対の電極(図示せず)に上述した本体電源(図示せず)から電圧が印加されることにより、水受け容器71内の水は電気分解されて、電解水となる。水には、通常、水道水が用いられ、水道水には塩素が含まれているから、電解水ユニット70は、電極ユニット(図示せず)での電気分解により、殺菌作用や脱臭作用を有する次亜塩素酸(HClO)や活性酸素を含む電解水を生成することができる。
ここで、上述した所定水位Tまで水受け容器71に水が溜まっている場合には、放散板72が水受け容器71の水面に対して斜め前側下方へ傾斜しており、放散板72の前側部分(略前半分)が水受け容器71に溜められた水(電解水)に浸かっている。そして、上述したように、電解水ユニット70では、ギヤ73のギヤ歯92が、加湿ユニット20のギヤ歯94に噛合しているので、加湿ユニット20が回転すると、ギヤ73が、加湿ユニット20の回転力を受けて回転する。
そして、ギヤ73の回転に伴い、ギヤ軸93を介してギヤ73と一体化されている放散板72が、ギヤ軸93によって、上述したように斜め前側下方へ傾斜して前側部分が水受け容器71の水に浸った状態に維持されつつ、加湿ユニット20の回転に同期するように回転する。
水受け容器71に溜められた水(電解水)に浸かっている放散板72の前側部分では、表面張力によって放散板72の上述した貫通穴(図示せず)に電解水の膜が形成され、この状態で放散板72が回転することによって、電解水の膜が張った貫通穴(図示せず)が、放散板72における後側へ移動して、水受け容器71の電解水を連続的に取り出す。そうすると、電解水の膜が張った貫通穴(図示せず)は、放散板72の後側部分において、流路15を流れる空気(図1の太い実線矢印を参照)に順に曝されることとなり、電解水の膜がミスト状に壊されて放散板72の貫通穴(図示せず)から剥がされ、電解水が連続的に放散される。
その後、このミスト状の電解水(電解水ミスト)が空気に乗って上昇し、加湿ユニット20における前プレート30と後プレート31との間および加湿部材100を順に通過し、清浄化された空気ともに室内に放出される(図1の太い実線矢印を参照)。
このように、放散板72は、生成された電解水を、流路15を流れる空気に乗せる。これにより、電解水は、ミスト状になって、出口9から機外(たとえば室内)に放散されて室内に行き渡り、室内の空気を殺菌したり脱臭したりする。
ここで、加湿部材100は、ポリアミド製であるとよい。ポリアミドは、電解水との相性がよく、加湿部材100を通過する電解水の濃度(詳しくは、上述した次亜塩素酸や活性酸素の濃度)を下げにくい。そのため、生成時とほとんど変わらない濃度の電解水を機外に放散することで、室内の空気を効果的に殺菌・脱臭できる。
なお、電解水ミストは、加湿部材100に対して雑菌の繁殖を防止する働きもあり、加湿部材100を清潔に保つことができる。
この発明は、以上説明した実施形態に限定されるものではなく、請求項記載の範囲内において種々の変更が可能である。
また、以上により、本発明によれば、付加価値の高い加湿機能付き空気清浄機1を提供することができる。
1 空気清浄機(加湿装置、加湿機能付き空気清浄機)
2 本体ケース(筐体)
8 入口
9 出口
11 フィルタ(空気清浄化手段)
12 ファン(送風手段)
15 流路(空気流路)
20 加湿ユニット
22 受皿(貯水槽)
41 支持体
57 内空間
60 第1係止部
61 第2係止部
70 電解水ユニット
100 加湿部材
100A 巻き始め
100B 巻き終わり

Claims (4)

  1. 空気を取り込むための入口、前記入口から取り込まれた空気が流れる空気流路、および、前記空気流路を流れた空気を排出するための出口が形成された筐体と、
    前記筐体に備えられ、空気を前記入口から前記空気流路に取り込んで前記出口へ送る送風手段と、
    前記筐体内に配置され、水が溜められる貯水槽と、
    前記空気流路に回転自在に配置され、前記貯水槽の水で前記空気流路の空気を加湿する加湿ユニットと、
    を有し、
    前記加湿ユニットは、
    環状の支持体と、
    吸水性および伸縮性を有する帯状であり、前記支持体の外周縁に沿うように前記支持体に巻き付けられる加湿部材と、
    前記支持体の外周縁の周上一箇所に設けられ、前記加湿部材の巻き始めが係止される第1係止部と、
    前記支持体の外周縁における前記第1係止部とは別の位置において、前記支持体の外周縁の周方向に間隔を隔てて複数設けられ、複数あるいずれかに前記加湿部材の巻き終わりが係止される第2係止部と、
    を有することを特徴とする、加湿装置。
  2. 前記第1係止部に係止された前記加湿部材の巻き始めと、前記第2係止部に係止された前記加湿部材の巻き終わりとは、前記支持体の外周縁の周方向においてオーバーラップしていることを特徴とする、請求項1記載の加湿装置。
  3. 前記支持体は、内周縁で区画された内空間を有し、
    前記内空間に配置され、前記加湿ユニットからこぼれ落ちた水を受けて、この水を電気分解して電解水を生成し、この電解水を、前記空気流路を流れる空気に乗せる電解水ユニットを有することを特徴とする、請求項1または2記載の加湿装置。
  4. 請求項1〜3のいずれかに記載の加湿装置と、前記入口から取り込まれた空気を清浄化して前記空気流路下流側へと流す空気清浄化手段と、を含むことを特徴とする、加湿機能付き空気清浄機。
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JP2012184914A (ja) * 2010-11-29 2012-09-27 Panasonic Corp 加湿機及び加湿機能付空気清浄機

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