JP2010236210A - 建設機械 - Google Patents

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Abstract

【課題】構成を複雑化することなく液体還元剤用タンクの保温性を向上させ、且つ、デッドスペースの有効活用を実現する。
【解決手段】旋回フレーム14の前部に左右一対の作業機取付け用の支持ブラケット17L,17Rが立設され、且つ、液体還元剤を貯留した液体還元剤用タンク11が搭載された建設機械において、前記液体還元剤用タンク11を前記左右一対の支持ブラケット17L,17R間の空間部におけるコントロールバルブ16の下側に設置した。
【選択図】図3

Description

本発明は建設機械に関するものであり、特に、液体還元剤を貯留した液体還元剤用タンクが搭載された建設機械に関するものである。
近年、ディーゼルエンジンを搭載した油圧ショベル等の建設機械では、高次の排ガス規制に対応すべく、ディーゼルエンジンの排気系に排ガス処理装置が設置され、ディーゼルエンジンからの排ガスは、排気管の下流側に設けたNOx還元触媒を通って大気中に放出される。
従来、此種排ガス処理装置としては、尿素水溶液(液体還元剤)を用いた尿素選択還元型のNOx処理装置が多く採択され、尿素水溶液は金属製の液体還元剤用タンクに貯留されている。又、液体還元剤用タンクは液体還元剤供給パイプにより排気管に接続され、液体還元剤供給ポンプにより液体還元剤用タンク内の尿素水溶液を前記排気管に供給できるように構成されている(例えば、特許文献1参照)。
特開2003−20936号公報
上記液体還元剤用タンクは金属製であるため、気温が低くなると液体還元剤用タンクの温度も低くなる。特に、気温が氷点下の低温になると、液体還元剤用タンクに貯留された尿素水溶液が凍結し易くなり、凍結した場合には尿素水溶液を液体還元剤として使用できなくなるという問題があった。
前記尿素水溶液の凍結を防止するには、例えば、液体還元剤用タンクを電気ヒーターで加熱して保温性能を高めればよいが、このように構成すると、構造が複雑になり設備コストが高騰するとともに、電気エネルギの消費量が増大する。
又、液体還元剤用タンクは上部旋回体上における限られたスペースに設置されているが、該液体還元剤用タンクの容積が所定値以上の大きさを有するので、液体還元剤用タンクの容積に応じた設置スペースを特別に確保しなければならないという問題もあった。
そこで、構成を複雑化することなく液体還元剤用タンクの保温性を向上させ、且つ、デッドスペースの有効活用を実現するために解決すべき技術的課題が生じてくるのであり、本発明はこの課題を解決することを目的とする。
本発明は上記目的を達成するために提案されたものであり、請求項1記載の発明は、旋回フレームの前部に左右一対の作業機取付け用の支持ブラケットが立設され、且つ、液体還元剤を貯留した液体還元剤用タンクが搭載された建設機械において、前記液体還元剤用タンクを前記左右一対の支持ブラケット間の空間部におけるコントロールバルブの下側に設置したことを特徴とする建設機械を提供する。
この構成によれば、液体還元剤用タンクは、旋回フレームに立設した左右一対の支持ブラケット間の空間部において、コントロールバルブの下側に位置して配設される。依って
、建設機械の稼働中は、コントロールバルブからの放熱により液体還元剤用タンクが温められる。
請求項1記載の発明は、液体還元剤用タンクを左右一対の支持ブラケット間の空間部におけるコントロールバルブの下側に配設したことにより、建設機械の稼働中、コントロールバルブからの放熱により液体還元剤用タンクが温められるので、液体還元剤用タンクの保温性が向上し、液体還元剤用タンク内の液体還元剤の凍結を防止することができる。
又、従来例のように、液体還元剤用タンクを電気ヒーター等で加熱する必要がないので、構成が簡素化して設備コストが低減するとともに、電気エネルギの消費が不要になる。更に、コントロールバルブの下側の空きスペースに液体還元剤用タンクを設置したことにより、空きスペースの有効活用を図ることができる。
本発明の一実施例を示し、油圧ショベル(建設機械)の側面図。 一実施例に係る油圧ショベルの上部旋回体を示す平面図。 一実施例に係る液体還元剤用タンクの設置箇所を一部破断して説明する斜視図。
本発明は、構成を複雑化することなく液体還元剤用タンクの保温性を向上させ、且つ、デッドスペースの有効活用を実現するという目的を達成するために、旋回フレームの前部に左右一対の作業機取付け用の支持ブラケットが立設され、且つ、液体還元剤を貯留した液体還元剤用タンクが搭載された建設機械において、前記液体還元剤用タンクを前記左右一対の支持ブラケット間の空間部におけるコントロールバルブの下側に設置したことによって実現した。
以下、本発明の好適な実施例を図1乃至図3に従って説明する。図1は建設機械の一例として油圧ショベルを示す。同図に示すように、下部走行体1上には上部旋回体2が旋回可能に装架され、上部旋回体2の前方一側部にキャブ3が設けられている。また、上部旋回体2の前方中央部にブーム4が俯仰可能に枢着され、該ブーム4の先端部にはアーム5が上下回動可能に連結されているとともに、該アーム5の先端部にバケット6が上下回動可能に取り付けられている。
図2に示すように、上部旋回体2の後部にはエンジンルーム7が形成され、該エンジンルーム7内にはディーゼルエンジン8が設置されている。又、ディーゼルエンジン8の前方側(図2における手前側)には冷却ファン12が設けられているとともに、該冷却ファン12の前方にはラジエータ等を含む熱交換機ユニット13が設置されている。
更に、ディーゼルエンジン8には排気管9が接続され、該排気管9の下流側には、高次の排ガス規制に対応すべく、排ガス処理装置10が設置されている。本実施例に係る排ガス処理装置10としては、尿素水溶液(液体還元剤)を用いた尿素選択還元型のNOx処理装置が採択されている。
図3に示すように、前記上部旋回体2の旋回フレーム14の前部には左右一対のブーム取り付け用の支持ブラケット17L,17Rが立設され、該支持ブラケット17L,17Rの間の空間部にはコントロールバルブ16が設けられている。又、左右一対の支持ブラケット17L,17R内の空間部におけるコントロールバルブ16の下側には金属製の液
体還元剤用タンク11が設置されている。尚、図3においては、該液体還元剤用タンク11の一部は、前記コントロールバルブ16の直下から手前側に突設されるように設置しているが、本発明は之に限定されるものではない。
液体還元剤用タンク11は偏平な箱型に構成され、本実施例では、液体還元剤用タンク11の平面視形状は、機体左右幅方向(図3におけるL−R方向)を長手方向とする長方形に形成されている。更に、該液体還元剤用タンク11内には尿素水溶液が貯留されている。又、液体還元剤用タンク11は液体還元剤供給パイプ(図示せず)を介して、前記排ガス処理装置10に接続されている。
液体還元剤用タンク11の材質は、鉄等の金属に限らず合成樹脂を採択してもよく、例えば、所要の断熱性を有するポリエチレン樹脂等により液体還元剤用タンク11を構成できる。又、液体還元剤用タンク11の形状は箱型に限らず、設置スペースの大きさや周囲の環境条件などに応じて任意な形状に設定できる。
本実施例では、液体還元剤用タンク11の上面部には給水口(図示せず)が開穿されていると共に、該給水口にはキャップ19が被着されている。なお、図3における符号18は、支持ブラケット17L,17Rの前部内面に固設した傾斜プレートである。
叙上の如く本発明によると、液体還元剤用タンク11は、旋回フレーム14に立設した左右一対の支持ブラケット17L,17R間において、コントロールバルブ16の下側の空間部に配設されている。依って、液体還元剤用タンク11を金属製とした場合は、油圧ショベルの稼働中、コントロールバルブ16から熱が放出されるため、この熱により液体還元剤用タンク11全体が効率良く温められる。
斯くして、液体還元剤用タンク11の保温性が著しく向上する。従って、寒冷時に気温が氷点下に低下した場合でも、液体還元剤用タンク11内の尿素水溶液が凍結することを未然に防止できる。
この場合、液体還元剤用タンク11を電気ヒーター等で加熱する必要がないので、従来例に比して構成が簡素化し、設備コストが低減するとともに、電気エネルギの消費も無くすことができる。
更に、液体還元剤用タンク11は、左右一対の支持ブラケット17L,17R間におけるコントロールバルブ16の下側の空間部に設置されているので、コントロールバルブ16の下側の空間部(デッドスペース)を有効に活用でき、液体還元剤用タンク11を設置するためのスペースを特別に確保する必要がない。
なお、本発明は、本発明の精神を逸脱しない限り種々の改変を為すことができ、そして、本発明が該改変されたものに及ぶことは当然である。
本発明は、液体還元剤用タンクを搭載した建設機械であれば、液体還元剤用タンク内に尿素水溶液以外の液体還元剤を貯留したものにも適用可能である。
2 上部旋回体
7 エンジンルーム
8 ディーゼルエンジン
10 排ガス処理装置
11 液体還元剤用タンク
14 旋回フレーム
16 コントロールバルブ
17L,17R 支持ブラケット

Claims (1)

  1. 旋回フレームの前部に左右一対の作業機取付け用の支持ブラケットが立設され、且つ、液体還元剤を貯留した液体還元剤用タンクが搭載された建設機械において、前記液体還元剤用タンクを前記左右一対の支持ブラケット間の空間部におけるコントロールバルブの下側に設置したことを特徴とする建設機械。
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