JP2010235406A - 改質器 - Google Patents

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厚志 南形
Takashi Komori
隆史 小森
Yoshihiro Isogai
嘉宏 磯貝
Hirohito Hayashi
裕人 林
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Abstract

【課題】構造が簡易でかつ熱効率に優れ得る改質器を提供する。
【解決手段】改質器であって、改質原料ガスを改質するための改質触媒が担持された板3と、改質反応に伴う吸熱反応に利用される熱を改質原料ガス及び/又は改質ガスに供給するための熱供給体6を有する。熱供給体6が板3の略中心に位置し、改質原料ガス及び/又は改質ガスが熱供給体6の近傍に位置する入口7b1から板3の外周側に位置する出口7c1に向けて板3に沿って流れる。
【選択図】図3

Description

本発明は、炭化水素系化合物を含む改質原料ガスから水素を含む改質ガスを改質する改質器に関する。
燃料電池に供給される水素ガスを得るための改質器等が従来知られている。改質器は、吸熱反応を伴って改質原料ガスを改質するもの(例えば:CH3OH+H2O→3H2 +CO2 −49.6kJ/mol)と、発熱反応を伴って改質するもの(例えば:CH3OH+ 0.5O2→ 2H2+CO2+192.0kJ/mol)と、これらを組み合わせたもの(オートサーマル改質)とが知られている。吸熱反応を伴って改質原料ガスを改質する改質器は、熱供給装置を有している。
例えば従来の改質器は、ハニカム構造の本体を有しており、ハニカム構造の隔壁によって形成される複数の第一と第二の通路を有しており、第一の通路の内壁に改質反応のための改質触媒が担持され、第二の通路の内壁に燃焼用の燃焼触媒が担持されている(特許文献1参照)。第二の通路に燃焼用ガスが供給されることで、燃焼用ガスが燃焼触媒によって燃焼して熱を発し(熱供給装置)、その熱を利用して第一の通路を流れる改質原料ガスが改質され得る。また従来、改質触媒が担持された改質器本体と、改質器本体の外周部に熱を供給する熱供給装置も知られている。
特開平3−109202号公報
しかし第一と第二の通路が複雑に入り組んだハニカム構造は、製造することが容易でないという問題がある。また改質器本体の外周部に熱を供給する熱供給装置は、熱が改質器本体の外部へ放熱され、それによって熱効率が悪いという問題がある。そこで本発明は、構造が簡易でかつ熱効率に優れ得る改質器を提供することを目的とする。
前記課題を解決するために本発明は、各請求項に記載の通りの構成を備える改質器であることを特徴とする。請求項1に記載の発明によると、改質器は、改質原料ガスを改質するための改質触媒が担持された板と、改質反応に伴う吸熱反応に利用される熱を改質原料ガス及び/又は改質ガスに供給するための熱供給体を有している。熱供給体が板の略中心に位置し、改質原料ガス及び/又は改質ガスが熱供給体の近傍に位置する入口から板の外周側に位置する出口に向けて板に沿って流れる。
したがって熱供給体から供給された熱は、板の中心側から外周側へ伝わる。そのため板の外周部側に熱供給体を設置した場合に比べて外部への放熱量が少なくなり、熱効率が向上され得る。またガスは、板の表面に沿って流れるために板に担持された改質触媒によって改質原料ガスが改質ガスに改質される。改質反応は、改質原料ガスの濃度が濃い入口側で生じやすく、改質原料ガスの濃度が薄い出口側で生じにくい。そのため改質反応に伴う吸熱反応に必要な熱量は、入口側で多く必要でかつ出口側で小さい。これに対してガスは、温度が高い熱供給体の近傍に位置する入口から熱供給体から遠い板の外周側に位置する出口に向けて流れる。そのため改質原料ガスは、効率良く熱を利用しつつ改質され得る。また熱供給体は、板の略中心に設けられる構造であるために、従来のハニカム構造の本体内に熱供給体が形成される改質器等に比べて簡易に製造され得る。
請求項2に記載の発明によると、積層される複数の板と、複数の板の間に設けられかつ改質触媒が担持されたフィンとによって区画されて流路が形成され、フィンが熱供給体側から放射線状に延出している。したがってフィンによって放射線状に区画された流路によって、ガスが熱供給体側から伝熱方向に流れる。そしてガスは、板とフィンに沿って流れることで、板とフィンに担持された改質触媒によって改質され得る。
請求項3に記載の発明によると、板中心側に第一の角度ピッチで配設された第一のフィンによって内周側流路が区画され、第一のフィンよりも外周側にて第一の角度ピッチよりも小さい第二の角度ピッチで配設された第二のフィンによって外周側流路が区画され、改質原料ガス及び/又は改質ガスが内周側流路から外周側流路へ流れる。したがってガスは、内周側流路から外周側流路へ流れることで分岐される。そのためガスが分岐されずに流れる場合に比べて、ガスがフィンに接触する面積が広くなる。これによりガスは、第一と第二のフィンに担持された改質触媒によって改質反応されやすい。
請求項4に記載の発明によると、改質原料ガスを改質することでガス全体の体積が増えるガスを対象とする。そして熱供給体側に位置する入口断面積の和が最も小さく、板の外周側に位置する出口断面積の和が大きく、かつ入口から出口に向けて徐々に断面積が大きくなるように流路が区画されている。したがってガスは、流路の入口側から出口側に向けて流れることで改質反応が進み、徐々に体積が増える。これに対して断面積が徐々に増えるように流路が区画されている。そのためガスの体積が増加することでガス流速が上昇することが、断面積の増加によって抑制され得る。かくして改質原料ガスが改質触媒に接触する時間が出口側においても短くなることが防止され得る。
請求項5に記載の発明によると、略平行に積層される複数の板と、複数の板の間において所定の角度ピッチで板の全周において放射線状に配設されるフィンとによって複数の流路が区画されている。したがって断面積が板の中心側から外周側に向けて徐々に大きくなるように流路が区画されている。
請求項6に記載の発明によると、熱供給体は、電気ヒータである。したがって電気ヒータへの電流量を調整することで熱供給体が発する熱量を容易に制御し得る。例えばガスを燃焼させて熱を発する熱供給装置に比べて容易に制御し得る。
請求項7に記載の発明によると、改質触媒が担持された板が内設される筐体と、板の外周部に近接する筐体の壁面の温度を測定する温度センサを有している。温度センサからの検知信号に基づいて電気ヒータが制御される。したがって温度センサは、板の外周部に位置する出口から排出される改質ガスの温度を測定し得る。改質ガスの温度は、改質反応が吸熱反応を伴うために改質反応の状態で変わる。そのため温度センサによって改質反応の状態を測定でき、改質反応の状態に応じて電気ヒータが制御され得る。かくして電気ヒータを制御することで、改質反応に好適な熱量をガスに供給でき、これによって改質率を向上させることができる。
燃料電池システムの概略構成図である。 改質器の概略斜視図である。 改質器の分解斜視図である。 改質器の一部断面側方概略図である。 シミュレーションによる流路内のガスの温度分布図である。 シミュレーションによる流路内のガスの温度分布線図である。 シミュレーションによる流路内のガスの改質率分布線図である。 他の実施の形態にかかるフィン部材の断面図である。 他の実施の形態にかかるフィン部材の断面図である。 他の実施の形態にかかるフィン部材の断面図である。 他の実施の形態にかかるフィン部材の上面概略図である。 他の実施の形態にかかるフィン部材の上面概略図である。 他の実施の形態にかかる板とフィン部材の一部上面断面図である。 他の実施の形態にかかる板とフィン部材の一部上面断面図である。 他の実施の形態にかかる改質器の一部断面図である。 図15のXVI―XVI線断面矢視図である。 他の実施の形態にかかる改質器の一部断面図である。 図17の形態にかかる改質器の一部分解斜視図である。 他の実施の形態にかかる改質器の一部断面図である。 図19の形態にかかる改質器の一部分解斜視図である。 他の実施の形態にかかる改質器の一部断面図である。 図21の形態にかかる改質器の一部分解斜視図である。 他の実施の形態にかかる熱供給体の斜視図である。 他の実施の形態にかかる熱供給体の斜視図である。
実施の形態を図1〜7にしたがって説明する。図1に示すように燃料電池システム10は、原燃料タンク12、水タンク13、気化器14、改質器1、燃料電池11および制御装置16を有している。原燃料タンク12には、炭化水素系燃料であるメタノールなどの原燃料が貯蔵される。水タンク13には、改質反応に供する水が貯留される。原燃料と水は、ポンプ17,18によって原燃料タンク12と水タンク13から吸い上げられ、混合された状態で気化器14に供給される。
気化器14は、原燃料と水の混合物を気化しかつ所定の温度に昇温する。気化器14は、バーナ14aを有しており、バーナ14aは、原燃料タンク12からポンプ19によって供給されたメタノールを燃焼することで熱を生成する。制御装置16は、ポンプ17,18を制御することで気化器14へ供給される原燃料と水の割合を調整し得る。また制御装置16は、ポンプ19を制御することで気化器14で昇温される改質原料ガス(原燃料と水の混合気)の温度を所定温度(例えば260±40℃)に調整し得る。
改質器1は、改質原料ガスを改質して水素リッチの改質ガスを生成する装置であって、例えばメタノールを水蒸気改質反応によって水素と二酸化炭素に改質する。
CH3OH+H2O→3H2+CO2−49.6kJ/mol…(式1)
改質器1から排出されたガスには、微量な一酸化炭素が含まれており、CO低減装置15を介して燃料電池11に供給される。CO低減装置15は、選択酸化反応等を利用して一酸化炭素を低減する装置である。燃料電池11は、改質器1によって得た水素と図示省略のコンプレッサによって供給された空気に含まれる酸素とを反応させて発電する。発電された電力は、例えば電気自動車の動力用電力や、自家発電装置の供給電力に利用され得る。
改質器1は、図2に示すように筐体2と、改質触媒が担持された複数の板3と、改質反応に利用される熱を供給するための熱供給体6を有している。筐体2は、筒状の側壁面2aと、側壁面2aの上下部を塞ぐ円盤状の底板部2bと天板部2cを有している。底板部2bと天板部2cには、入口管2dと出口管2eが設けられており、ガスが入口管2dから筐体2内に供給され、出口管2eから排出される。
板3は、図3,4に示すように円盤状であって、略中心(好ましくは円盤の中心)に中心孔3cを有している。中心孔3cの孔縁部には、中心方向へ突出する伝熱用爪3bが形成されている。伝熱用爪3bは、中心孔3cに挿入された熱供給体6によって変形して熱供給体6の外周面に当接する。そのため熱供給体6の熱は、伝熱用爪3bを介して板3に伝わる。複数の板3の間には、改質触媒が担持されたフィン部材4,5が配設される。
第一と第二のフィン部材4,5は、図3,4に示すように略円環状(好ましくは円環)である。第一のフィン部材4は、板3の内周側に配設され、第二のフィン部材5は、第一のフィン部材4の外周縁に隣接されて板3の外周側に配設される。フィン部材4,5は、扇面4a,4b,5a,5bとフィン4c,5cを有している。第一の扇面4a,5aと第二の扇面4b,5bは、フィン4c,5cを介して周方向に交互に配設される。フィン4c,5cは、扇面4a,4b,5a,5bの側縁に立設しており、第一の扇面4a,5aと第二の扇面4b,5bを軸方向に離間させる。
図3,4に示すように板3とフィン部材4,5は、交互に複数積層される。板3の上にフィン部材4,5を設置し、フィン部材4,5の上に別の板3を設置することで、フィン部材4,5の第一の扇面4a,5aが下側の板3に当接する。そして第二の扇面4b,5bが上側の板3に当接し、フィン4c,5cが二枚の板3の間を立設し離間させる。これにより二枚の板3と第一のフィン部材4によって内周側流路7bが区画され、二枚の板3と第二のフィン部材5によって外周側流路7cが区画される。
内周側流路7bと第一のフィン4cは、図3に示すように板3の中心から放射線状にかつ直線状に延出している。これらは、略12°(好ましくは12±2°)の第一の角度ピッチ4dで板3の全周に配設されている。外周側流路7cと第二のフィン5cは、内周側流路7bと第一のフィン4cの外周側において放射線状でかつ直線状に延出している。これらは、第一の角度ピッチ4dよりも小さい角度、例えば略4°(好ましくは4±1°)の第二の角度ピッチ5dで板3の全周に配設されている。
内周側流路7bは、板3の中心側に入口7b1を形成するように区画され、外周側流路7cは、板3の外周部に出口7c1を形成するように区画される。したがってガスは、入口7b1から内周側流路7bを径外方に流れ、三分割されて外周側流路7cを径方向に流れ、出口7c1を通って板3の外方に排出される。内周側流路7bの径方向長さは、外周側流路7cの径方向長さよりも短いことが好ましい。
図3に示すように板3は、略平行(好ましくは距離の差が10%以下)に積層されることで、どの場所においても軸方向高さが略同じでになるように流路7b,7cを区画する。フィン4c,5cは、入口7b1から出口7c1に向けて周方向長さと断面積が徐々に大きくなるように流路7b,7cを区画する。詳しくは、入口7b1の断面積の和が最も小さく、径外方において断面積の和が徐々に大きくなり、出口7c1の断面積の和が最も大きくなるように流路7b,7cが区画されている。そのため改質原料ガスは、式1を参照するように改質反応によってモル数が増えて体積が上昇するものの、断面積が徐々に大きくなるためにガス流速が上昇することが抑制され得る。
熱供給体6は、図2,3に示すように電気ヒータであって本体部6aと電源線6bを有している。本体部6aは、電源線6bから供給された電流によってジュール熱を発する。本体部6aは、円柱状であって、板3の中心孔3cに挿入されて各板3の伝熱用爪3bと接触する。熱供給体6の温度は、改質器1に供給されるガスとして改質反応に適切な温度(例えば300±30℃)に設定されている。熱供給体6から各板3に供給される熱量は略均等(好ましくは差が10%以下)であって、各板3に供給された熱は、板3の中心側から外周側に放射線状に伝わる。
板3の温度は、中心部において最も高く、外周部に向けて徐々に低くなり、外周部において最も低くなる。外周部における温度は、改質器1に供給されるガスの温度よりも低く、例えば200〜250℃になることが好ましい。板3の表面に沿って流れるガスの温度は、板3の中心部側において最も高く、外周部において最も低く、例えば280±20℃、250±10℃になることが好ましい。これにより改質器1から排出されるガスに含まれるCO量を抑制し得る。すなわちCO平衡反応(式2)の特性から出口側である板3の外周部近傍におけるガス温度を低くすることでCO量が減る。その結果、改質触媒にCOが付着(被毒)することを抑制し得る。
CO+H2O ⇔ CO2+H2+41.2kJ/mol(発熱)…(式2)
改質器1に供給されたガス(改質原料ガス)は、図2,3に示すように入口管2dから筐体2に供給され、板3の内周縁と熱供給体6の隙間を通って、筐体2の中心を軸方向に流れる(第一の流路7a)。一番上の板3は、ガスが貫通しないように中心孔の径が熱供給体6の径とほぼ同じか小さい。そのためガスは、第一の流路7aから板3の表面に沿って放射線方向に流れる(ラジアルフロー)。
ラジアルフローでは、図3に示すようにガスが熱供給体6の近傍(好ましくは5mm以内の距離)に位置する入口7b1から内周側流路7b内を径方向に流れる。そして分岐して外周側流路7c内を径方向に流れ、出口7c1から板3の外周外方へ排出される。ガスは、板3とフィン部材4,5に沿って流れて、これらに担持された改質触媒に接する。そして吸熱反応を伴って改質原料ガスが改質ガスに改質される。板3の外方に排出されたガスは、板3の外周部と筐体2との隙間(外周流路7d)を通って流れ、一番上の板3と筐体2の隙間(上部流路7e)を通り、出口管2eを通って改質器1の外へ排出される。
図1,2に示すように筐体2の側壁面2aの内周面には、改質ガスの温度を測定するための温度センサ9が設けられている。側壁面2aは、板3の表面を通過して板3の外周部に排出された改質ガスに接するために改質ガスの温度に応じて変化する。改質ガスの温度は、改質反応が吸熱反応を伴うために改質反応の状態に応じて変化する。そのため制御装置16は、温度センサ9からの検知信号に基づいて改質反応の状態を判断し得る。そして制御装置16は、温度センサ9の検知信号に基づいて熱供給体6の温度を調整することで、改質反応に好適な熱量をガスに供給し得る。かくして改質率を向上させることができる。
筐体2の外周部には、筐体2から放熱することを抑制するための図示省略の断熱構造が設けられている。断熱構造は、例えばガラス繊維などの断熱材、あるいは筐体2との間に真空部分を形成する二層構造を有している。これによって筐体2からの放熱によるエネルギーロスを抑制し得る。
図5〜7には、本形態におけるシミュレーション結果が示されている。シミュレーションでは、熱供給体6の温度を300℃に設定し、改質器1に供給される改質原料ガスの温度を260℃に設定している(実施例)。図5は、一対の板3の間を流れるガスの温度分布を示しており、流路の一部(一つの内周側流路7bから三つの外周側流路7cに分岐して流れる部分)を示している。
図6は、入口7b1から出口7c1(距離25mm)までの各位置におけるガスの流路断面における平均温度を示している。Aは実施例の結果であり、Bは比較例の結果である。比較例では、板3の全体を260℃に設定、すなわち図5の上下面全体を260℃に設定している。図7は、入口7b1から出口7c1までの各位置における改質率(水素取得率)を示している。Cは実施例の結果であり、Dは比較例の結果である。最終的な改質率(図7の右端)は、実施例では98.2%、比較例では96.7%であった。
図6の結果から、実施例(A)ではガス温度が入口近傍(入口から2mm以内)において板中心側から熱を受けて上昇するが、熱供給体6の温度(300℃)までは上昇しないことがわかる。比較例(B)ではガス温度が入口近傍(入口から2mm以内)において下がり、出口側では板の温度(260℃)とほぼ等しくなることがわかる。これらから入口近傍は、出口側に比べて改質原料ガスの濃度が濃いために改質反応が多く生じ、それに伴って吸熱反応が多く生じたことがわかる。図7の結果から、実施例(C)の入口近傍(とりわけ入口から5mm以内)における改質率は、比較例(D)に比べてかなり高くなることがわかる。このことから実施例では、入口近傍における改質反応に必要な熱を比較例に比べて十分に供給し得たことがわかる。
また図6の結果から、実施例(A)の出口側のガス温度は、比較例(B)よりも低くなることがわかる。このことから実施例は、比較例に比べてCOの排出量を少なくし得ることがわかる。また図7の結果から、実施例(C)と比較例(D)のいずれにおいても改質率の上昇割合(変化率)が入口から10mmにおいて徐々に減少し、10mmの直後において増え、それ以降において徐々に減少することがわかる。入口から10mmまでと、10mm以降において改質率の上昇割合が徐々に減少する理由は、入口から出口に向けて改質反応が進み改質燃料ガスの濃度が薄くなり、改質燃料ガスが改質触媒に接触する時間が減るためである。
入口から10mmにおいて改質率の上昇割合が増える理由は、図3に示すように入口から10mmまではガスが第一のフィン4cに沿って流れ、10mm以降は第二のフィン5cに沿って流れ、ガスがフィン4c,5cに接触する面積が10mmの位置で増えるからである。これにより改質反応が多くなり、改質率が上昇する。
以上のように改質器1は、図3に示すように板3と熱供給体6とを有している。そして熱供給体6が板3の略中心(好ましくは円中心)に位置し、改質原料ガス及び/又は改質ガスが熱供給体6の近傍(好ましくは5mm以内)に位置する入口7b1から板3の外周側に位置する出口7c1に向けて板3に沿って流れる。
したがって熱供給体6から供給された熱は、板3の中心側から外周側へ伝わる。そのため板3の外周部側に熱供給体6を設置した場合に比べて外部への放熱量が少なくなり、熱効率が向上され得る。またガスは、板3の表面に沿って流れるために板3に担持された改質触媒によって改質原料ガスが改質ガスに改質される。改質反応は、改質原料ガスの濃度が濃い入口側で生じやすく、改質原料ガスの濃度が薄い出口側で生じにくい。そのため改質反応に伴う吸熱反応に必要な熱量は、入口7b1側で多く必要でかつ出口7c1側で小さい。これに対してガスは、温度が高い熱供給体6の近傍に位置する入口7b1から熱供給体6から遠い板3の外周側に出口7c1に向けて流れる。そのため改質原料ガスは、効率良く熱を利用しつつ改質され得る。また熱供給体6は、板3の略中心に設けられる構造であるために、従来のハニカム構造の本体内に熱供給体が設けられる改質器等に比べて簡易に製造され得る。
また図2,3に示すように積層される複数の板3と、複数の板3の間に設けられかつ改質触媒が担持されたフィン4c,5cとによって区画されて流路7b,7cが形成され、フィン4c,5cが熱供給体6側から放射線状に延出している。したがってフィン4c,5cによって放射線状に区画された流路7b,7cによって、ガスが熱供給体6側から伝熱方向に流れる。そしてガスは、板3とフィン4c,5cに沿って流れることで、板3とフィン4c,5cに担持された改質触媒によって改質され得る。
また図3に示すように板3中心側に第一の角度ピッチ4dで配設された第一のフィン4cによって内周側流路7bが区画され、第二の角度ピッチ5dで配設された第二のフィン5cによって外周側流路7cが区画され、改質原料ガス及び/又は改質ガスが内周側流路7bから外周側流路7cへ流れる。したがってガスは、内周側流路7bから外周側流路7cへ流れることで分岐される。そのためガスが分岐されずに流れる場合に比べて、ガスがフィン4c,5cに接触する面積が広くなる。これによりガスは、第一と第二のフィン4c,5cに担持された改質触媒によって改質反応されやすい。
また改質器1は、改質原料ガスを改質することでガス全体の体積が増えるガスを対象とする(式1参照)。そして熱供給体6側に位置する入口7b1断面積の和が最も小さく、板3の外周側に位置する出口7c1断面積の和が大きく、かつ入口7b1から出口7c1に向けて徐々に断面積が大きくなるように流路が区画されている。したがってガスは、流路7b,7cの入口7b1側から出口7c1側に向けて流れることで改質反応が進み、徐々に体積が増える。これに対して断面積が徐々に増えるように流路7b,7cが区画されている。そのためガスの体積が増加することでガス流速が上昇することが、断面積の増加によって抑制され得る。かくして改質原料ガスが改質触媒に接触する時間が出口側においても短くなることが防止され得る。
また図3に示すように板3が略平行(好ましくは距離の差が10%以内)に積層され、フィン4c,5cが複数の板3の間において所定の角度ピッチで板3の全周において放射線状に配設され、板3とフィン4c,5cによって複数の流路7b,7cが区画されている。したがって断面積が板3の中心側から外周側に向けて徐々に大きくなるように流路7b,7cが区画されている。
また熱供給体6は、電気ヒータである。したがって電気ヒータへの電流量を調整することで熱供給体が発する熱量を容易に制御し得る。例えばガスを燃焼させて熱を発する熱供給装置に比べて容易に制御し得る。
またガスは、改質反応によって体積が増えるが、流路7b,7cの断面積が入口7b1から出口7c1に近づくほど大きくなるため、ガス流速の増加が抑制され得る。好ましくは、外周側流路7cにおいて徐々にガス流速が遅くなることが好ましい。その理由は、改質反応が進むことで改質原料ガスの濃度が薄くなるために、ガス速度を遅くしてガスが改質触媒に接触し得る時間を増やし、これにより最終的な改質率を高くし得るからである。
また図2,5に示すように板3と筐体2は、略中心に熱供給体6が配設されているために外周部が中心側の温度に比べて低温になる。そのため筐体2の壁面から外部への放熱量が小さくなる。その結果、筐体2の外部に設けられる断熱構造を簡易な構造にし得る。例えば断熱材や真空層を薄くすることができる。あるいは省略することができる。
(他の実施の形態)
本発明は、上記の実施の形態に限定されず、以下の形態等であっても良い。例えば図3に示すフィン部材4,5は、フィン4c,5cが扇面4a,4b,5a,5bに対して略垂直(好ましくは90±5°)に立設しており、断面矩形状である。しかし図3のフィン部材4,5に代えて、図8に示すように断面台形状のフィン部材20、あるいは図9に示すように断面三角形のフィン部材21、あるいは図10に示すように断面波形のフィン部材22を有している形態であっても良い。
図3に示す改質器1は、径方向に直線状に延出するフィン4c,5cを有している。しかし図3のフィン4c,5cに代えて、改質器が図11に示すように半径方向線に対して周方向一方へ湾曲するフィン23bを有しており、フィン23bによって流路23aが区画されていても良い。あるいは図12に示すように半径方向線に対して周方向両方に湾曲するフィン24bを有しており、フィン24bによって流路24aが区画されていても良い。
図3に示すフィン部材4,5は、隣接しており、これによって内周側流路7bと外周側流路7cが連続している。しかしフィン部材4,5に代えて、図13に示すように隙間(ガス混合部25c)を有した状態で配設されるフィン部材25a,25bを有していても良い。この構成によってガスは、フィン部材25aによって形成される複数の内周側流路25a1からガス混合部25cに排出され、ガス混合部25cで混合された状態でフィン部材25bによって形成される各外周側流路25b1に流れ得る。あるいは図14に示すように三つ以上のフィン部材26a,26b,26cを有し、フィン部材26a,26bによって流路26a1,26b1が区画され、かつフィン部材26aの間においてガス混合部26d,26eが区画されていても良い。
図3,4に示す板3は、熱供給体6から熱供給を受けるための伝熱用爪3bを有している。しかし伝熱用爪3bに代えて、図15,16に示すように板3の中心孔3cの内周縁と熱供給体6の外周面の間に設置される球形状等の伝熱用中間物27が配設されていても良い。あるいは図17,18に示すように熱供給体6の本体部6aの外周面から径方向に突出する伝熱用突片6cと、板3の中心孔3cの孔縁から径外方に切り込まれた切込み部3dを有し、切込み部3dに伝熱用突片6cが設置される形態であっても良い。
あるいは図19,20に示すように板3の中心孔3cに隣接して周方向に延出する複数の孔3eと、孔3eの間に径方向に延出する架橋部3fと、中心孔3cの孔縁から径方向外側へ延出する切込み部3gを有している形態であっても良い。この形態の場合、中心孔3cに熱供給体6が挿入されることで、切込み部3gが拡開して切込み部3g間の片3hが熱供給体6に接触する。そして熱供給体6の熱が片3hと架橋部3fを伝わって、板3の外周方向に伝わる。ガスは、孔3eを通って熱供給体6に沿って軸方向に流れ得る。
あるいは図21,22に示すように板3の中心孔3cの内周縁と熱供給体6との間に設置される伝熱用部材28を有していても良い。伝熱用部材28は、径方向と周方向とに蛇行しながら延出し、板3に接する外周部分28aと、熱供給体6に接する内周部分28bを有しており、熱供給体6の熱を板3側へ伝え得る。
図3に示すように熱供給体6は、電気ヒータである。しかし熱供給体6に代えて、図23に示す高温ガスが通る中空部29aを備える熱供給体29を有していても良い。高温(例えば300±30℃)のガスとしては、例えば気化器14(図1参照)からの排ガス等を使用し得る。
あるいは図24に示すように触媒燃焼によって熱を発する熱供給体30を有していても良い。熱供給体30は、内周面に燃焼触媒が担持されており、空気などの酸素を含むガスが長手一端部の入口から中空部30aに供給され、内周面に担持された燃焼触媒に接触して燃焼反応して熱が発生する。
図1に示す改質器1に供給される改質原料ガスには、炭化水素系燃料としてメタノールが含まれている。しかしメタノールに代えて、例えばエタノール、メタン、天然ガス(プロパン等)やガソリンなどの他の炭化水素系燃料でも良い。
図3に示す改質器1は、フィン4c,5cによって板3の全周が所定の間隔で仕切られて、全周において流路7b,7cが放射方向に区画されている。しかしフィン4c,5cを有さずに、板3のみによって流路が円環状に区画されていても良い。あるいはフィンによって板の一部が仕切られて板の一部に流路が区画される形態、例えば板の中心側に位置する入口と板の外周側に位置する出口が略同じ幅を有するように複数のフィンによって流路が区画される形態であっても良い。
図2,3に示す板3は円盤形状であり、筐体2は円筒形状である。しかし板が多角形、楕円形などの他の形状を有していても良い。そして筐体が六面体等の箱形状、円錐形状、断面楕円形状などの他の形状を有していても良い。
図2に示す改質器1は、筐体2内にガスが供給される一つの入口(入口管2d)と、筐体2外にガスが排出される一つの出口(出口管2e)を有している。しかし複数の入口、あるいは複数の出口を有していても良い。これによりガス流れの圧力損失等のエネルギーロスを少なくすることができる。
図3に示すフィン4c,5cは、板3の中心側から外周側に近づくことで断面積が広くかつ周方向長さが長くなるように流路7b,7cを区画している。しかし板の中心側から外周側に近づくことで流路断面が広くなる他の形態、例えば周方向長さは変わらないが、高さが変わるように板によって流路が区画される形態などであっても良い。
図2に示す温度センサ9は、筐体2の側壁面2aの内周面に設けられている。しかし温度センサ9が筐体2の側壁面2aの外周面、天板部2cの外周面または内周面、出口管2eの外周面または内周面に設けられていても良い。図2に示す改質器1は、図示省略の断熱構造を有しているが、断熱構造を有していなくても良い。
図3に示す複数の第一のフィン4cは、略等間隔の第一の角度ピッチ4dで周方向に並んでおり、複数の第二のフィン5cは、略等間隔の第二の角度ピッチ5dで周方向に並んでいる。しかし第一の角度ピッチと第二の角度ピッチは、等間隔である必要はない。
上記実施の形態では、改質原料ガスを改質することでガス全体の体積が増えるガスを対象としている。しかし改質によって体積が増えないまたは減るガスを対象としても良い。この場合でも、図2,3に示すように入口7b1から出口7c1に向けて徐々に断面積が大きくなるように流路7b,7cが区画されることが好ましい。その理由は、改質が進んで改質原料ガスの濃度が徐々に薄くなるが、ガスの流速が遅くなることで、改質原料ガスが触媒に接触する機会が減ることを抑制し、これにより改質率を向上させ得るからである。
ガス流れ方向は、図2,5を参考にするように伝熱方向と完全に一致していることが好ましいが、どちらも板中心から外側に向かっていれば良く、必ずしも方向が一致しなくても良い。
1…改質器
2…筐体
3…板
4…第一のフィン部材
4c…第一のフィン
4d…第一の角度ピッチ
5…第二のフィン部材
5c…第二のフィン
5d…第二の角度ピッチ
6…熱供給体(電気ヒータ)
7b,25a1…内周側流路
7b1…入口
7c,25b1…外周側流路
7c1…出口
9…温度センサ
10…燃料電池システム
11…燃料電池
12…原燃料タンク
13…水タンク
14…気化器
15…CO低減装置
16…制御装置
20,21,25a,25b,26a〜26c…フィン部材
23a,24a,26a1〜26c1…流路
23b,24b…フィン
25c,26d,26e…ガス混合部
29,30…熱供給体

Claims (7)

  1. 炭化水素系化合物を含む改質原料ガスから水素を含む改質ガスを改質する改質器であって、
    前記改質原料ガスを改質するための改質触媒が担持された板と、改質反応に伴う吸熱反応に利用される熱を前記改質原料ガス及び/又は前記改質ガスに供給するための熱供給体を有し、
    前記熱供給体が前記板の略中心に位置し、
    前記改質原料ガス及び/又は前記改質ガスが前記熱供給体の近傍に位置する入口から前記板の外周側に位置する出口に向けて前記板に沿って流れることを特徴とする改質器。
  2. 請求項1に記載の改質器であって、
    積層される複数の板と、前記複数の板の間に設けられかつ改質触媒が担持されたフィンとによって区画されて流路が形成され、前記フィンが熱供給体側から放射線状に延出していることを特徴とする改質器。
  3. 請求項2に記載の改質器であって、
    板中心側に第一の角度ピッチで配設された第一のフィンによって内周側流路が区画され、前記第一のフィンよりも外周側にて前記第一の角度ピッチよりも小さい第二の角度ピッチで配設された第二のフィンによって外周側流路が区画され、改質原料ガス及び/又は改質ガスが前記内周側流路から前記外周側流路へ流れることを特徴とする改質器。
  4. 請求項1〜3のいずれかに記載の改質器であって、
    改質原料ガスを改質することでガス全体の体積が増えるガスを対象とし、
    熱供給体側に位置する入口断面積の和が最も小さく、板の外周側に位置する出口断面積の和が大きく、かつ前記入口から前記出口に向けて徐々に断面積が大きくなるように流路が区画されていることを特徴とする改質器。
  5. 請求項4に記載の改質器であって、
    略平行に積層される複数の板と、前記複数の板の間において所定の角度ピッチで前記板の全周において放射線状に配設されるフィンとによって複数の流路が区画されていることを特徴とする改質器。
  6. 請求項1〜5のいずれかに記載の改質器であって、
    熱供給体は、電気ヒータであることを特徴とする改質器。
  7. 請求項6に記載の改質器であって、
    改質触媒が担持された板が内設される筐体と、前記板の外周部に近接する前記筐体の壁面の温度を測定する温度センサを有し、
    前記温度センサからの検知信号に基づいて電気ヒータが制御されることを特徴とする改質器。
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