JP2010234682A - ページめくり装置およびこのページめくり装置を備える画像読取システム - Google Patents

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Abstract

【課題】ページめくり動作を効率良く、適切に実行することが可能な、新たなページめくり装置およびこのページめくり装置を備える画像読取システムを提供することを目的とする。
【解決手段】第1工程で載置台に開かれた状態で載置された冊子700の一方側のページ720Aを、第2工程で吸着部320が吸着し、第3工程で一方側のページ720Aを片面とする第1用紙720を持ち上げる。そして、第4〜第6工程で、第1用紙720を、ページめくり部の気体噴射部420から噴射されるエアによって気体噴射部420と非接触の状態で、他方側のページ760側に搬送し、一方側のページ720Aをめくる。
【選択図】図8

Description

本発明は、製本された冊子において、ページめくりの対象となるページを自動的にめくるための技術に関する。
従来から、製本された冊子、例えば、本の各ページを自動的にめくるための技術が提案されている。例えば、載置台に開かれた状態で載置された、複数のページを有する本の上方にあり、載置台の上下方向に、また本の綴じ目とほぼ直角方向に移動自在に設けられた移動体に取り付けられ、本のめくりページ上方から接して、本のめくりページのほぼ中央部を上方に膨出させるように回転し、一枚のページのみをめくるめくりローラと、めくりローラによって膨出されためくるべきページと次のページとの隙間に、本の綴じ目方向に進退自在に挿入される移動体に取り付けられためくり棒とを備え、隙間に挿入しためくり棒を移動とともに本の綴じ目方向に相対移動させることによりページめくりをするようにした自動改ページ装置が開示されている(例えば、特許文献1参照)。
また、特許文献2にも、自動ページめくり装置が開示されている。さらに、特許文献3には、エアジェット式ページ捲りシステムが開示されている。
特開昭62−13393号公報 実開平2−76070号公報 特開平9−205525号公報
ところで、本その他製本された冊子のページを形成する用紙は、多種多様である。例えば、厚みの薄い用紙を採用した冊子がある一方、薄い用紙を採用した冊子もある。したがって、冊子のページを自動でめくる場合、用紙の種類に関わらず、高速かつ適切にページめくり動作が実現されることが重要である。
本発明は、ページめくり動作を効率良く、適切に実行することが可能な、新たなページめくり装置およびこのページめくり装置を備える画像読取システムを提供することを目的とする。
上記課題に鑑みなされた本発明は、開かれた状態で設置された冊子の一方側のページの一の用紙を、一の用紙に接した他の用紙から分離し、分離された一の用紙の一方側のページの裏面側のページ側に気体を噴射可能な気体噴射部を配置し、気体を噴射した状態の気体噴射部を他方側のページ側に搬送することで一方側のページをめくることとしたものである。
本発明を反映した第1の課題解決手段は、製本された冊子が開かれて設置された状態で、前記冊子のページをめくることが可能なページめくり装置であって、前記開かれた状態で設置された冊子の一方側のページの一の用紙を、前記一の用紙に接した他の用紙から分離する分離部と、前記分離部によって前記他の用紙から分離された一の用紙を、前記開かれた状態で設置された冊子の他方側のページ側に搬送し、前記一方側のページをめくるページめくり部と、を備え、前記ページめくり部は、気体供給装置から供給される気体が通過する気体流路と、前記分離部によって分離された一の用紙の前記一方側のページの裏面側のページに面した位置に配置され、前記気体流路を通過した気体を前記一方側のページの裏面に噴射するための噴射口と、を含む気体噴射部と、前記噴射口から気体が噴射されている状態の前記気体噴射部を、前記開かれた状態で設置された冊子の他方側のページ側に搬送する搬送部と、を備えることを特徴とするページめくり装置である。
これによれば、ページめくりの対象となる一方側のページを噴射口から噴射される気体によって、他方側のページ側にめくることができる。
第2の課題解決手段は、第1の課題解決手段のページめくり装置であって、前記気体噴射部は、製本された冊子の綴じ部方向に平行な線上の所定の位置を中心として所定の範囲を回転可能に配置され、前記搬送部は、回転可能に配置された気体噴射部を、前記一方側のページ側から前記他方側のページ側に回転して搬送し、前記噴射口は、前記裏面側のページの、前記気体噴射部の回転中心側端部に面する位置に形成されていることを特徴とする。
これによれば、ページめくりの対象である一方側のページをスムーズに他方側のページ側にめくることができる。すなわち、搬送部が気体噴射部を一方側のページ側から他方側のページ側に回転して搬送するので気体噴射部の回転中心側端部が、裏面側のページに最初に接近する。噴射口は、裏面側のページの、気体噴射部の回転中心側端部に面する位置に形成されているので、気体噴射部が最初に接近する位置に対して、効率的に気体の噴射を行う(開始する)ことができる。
第3の課題解決手段は、第2の課題解決手段のページめくり装置であって、前記気体噴射部は、所定の長さを有する棒状であって、前記噴射口は、棒状の前記気体噴射部の長手方向に沿って複数形成されていることを特徴とする。
これによれば、一方側のページの裏面側に広範囲に渡って気体を噴射することができる。
第4の課題解決手段は、第2の課題解決手段のページめくり装置であって、前記気体噴射部は、所定の長さを有する棒状であって、前記噴射口は、棒状の前記気体噴射部の長手方向に沿って複数形成されるとともに、前記噴射口各々には、前記噴射口を開閉するための弁機構が備えられ、前記ページめくり装置は、前記気体噴射部の回転に連動して、閉状態にある前記弁機構各々を前記回転の中心側から順次、開状態に移行する開閉制御部を備えていることを特徴とする。
これによれば、一方側のページの裏面側への気体の噴射を、気体噴射部の回転に連動して行うことができる。
第5の課題解決手段は、第1から第3の課題解決手段のいずれか1つのページめくり装置であって、前記噴射口は、前記噴射口を開閉するための弁機構を備え、前記ページめくり装置は、前記分離部によって前記一の用紙が前記他の用紙から分離された場合、閉状態にある前記弁機構各々を、開状態に移行する開閉制御部を備えていることを特徴とする。
これによれば、一の用紙を他方側のページ側に搬送することができる状態において、一方側のページの裏面側への気体の噴射を開始することができる。
第6の課題解決手段は、第1から第5の課題解決手段のいずれか1つのページめくり装置と、前記ページめくり装置に前記開かれた状態で設置された冊子のページを読み取る画像読取装置と、を備える画像読取システムである。
これによれば、自動でページをめくりながら、開かれた冊子のページを順次読み取ることができる。なお、第6の課題解決手段の画像読取システムは、いわゆるスタンドアローン(stand-alone)の装置である場合を含む。
本発明によれば、ページめくり動作を効率良く、適切に実行することが可能な、新たなページめくり装置およびこのページめくり装置を備える画像読取システムを得ることができる。
画像読取システムの正面図 画像読取システムの上面図 吸着部を示す図 気体噴射部を示す図 画像読取システムの機能ブロックを示す図 気体噴射部からの気体(エア)噴射状態を示す図 画像読取システムのページめくり装置に関する処理フローを示す図 ページめくり工程を説明する図 他の気体噴射部を示す図
本発明を反映した上記課題解決手段を実施するための実施形態について、図面を用いて以下に詳細に説明する。上記課題解決手段は以下に記載の構成に限定されるものではなく、同一の技術的思想において種々の構成を採用することができる。例えば、以下に説明する各構成において、所定の構成を省略することができる。
(画像読取システムの構成)
画像読取システム10について、図1および図2を参照して説明する。なお、図1は画像読取システム10を正面視した図であり、図2は上面視した図である。画像読取システム10は、ページめくり装置100と画像読取装置600とを含む。なお、本実施形態では、画像読取システム10は、単一の装置として構成されている。
ページめくり装置100は、載置台200と分離部300とページめくり部400とを備える。載置台200には、例えば本のような冊子700が載置(設置)される。載置台200は、その内部に種々の構成を内蔵する。
分離部300は、吸着部320と持上げ移動部340とを備える。吸着部320は、載置台200上に開かれた状態で載置された冊子700のページ、具体的には、ページめくりの対象である一方側のページ720Aを片面とする第1用紙720を吸着するための機構である。吸着部320について、図3を参照し、さらに説明する。吸着部320は、持上げ移動部340に取り付けられる基部322を備える。基部322には、第1用紙720を吸着するためのエアを吸引する吸込口324が複数形成された吸引部326が取り付けられている。基部322内は、吸込口324から吸い込まれたエアが通過する流路が形成され、この流路は、載置台200内のポンプ800につながっている。なお、図3において記載の矢印は、吸込口304から吸引されるエアの状態を示している。
説明を図1および図2に戻し、持上げ移動部340は、第1用紙720を吸着するために吸着部320を、ページめくりの対象である一方側のページ720Aに略接触する位置に移動し、配置するとともに、一方側のページ720Aを吸着した吸着部320を、載置台200の上方に移動し、配置するための移動機構である。持上げ移動部340は、図1に示すようにギア342を含む。ギア342は、モータ344の回転軸に設けられたギア346と噛み合っている。モータ344が一の方向に回転した場合、モータ344の回転が、ギア346からギア342に伝達される。これによって、吸着部320は、一方側のページ720A面から載置台200の上方側に移動する。これに対し、モータ344が他の方向に回転した場合、吸着部320は、載置台200の上方の所定の位置から、一方側のページ720A面に略接触する位置に移動する。
ページめくり部400は、気体噴射部420と搬送部440とを備えている。ページめくり部400は、冊子700の綴じ部780方向に平行な線L1(図2参照)の所定の位置M(図2参照)を中心として、気体噴射部420が所定の範囲を回転可能(図2の矢印「1」参照。矢印1は、回転範囲を半周に限定するものではない。)に設置されている。なお、気体噴射部420の回転は、搬送部440によって実現される。具体的に、搬送部440が一方側のページ720A側から他方側のページ760側に、気体噴射部420を回転させたとき、一方側のページ720Aを片面とする第1用紙720が他方側のページ760側に搬送される。搬送部440による気体噴射部420の回転移動は、図1および図2で図示されていない駆動機構によって行われる。具体的に、搬送部440は、駆動機構としてモータ(図6のモータ442参照)を備える。
気体噴射部420について、図4を参照して説明する。気体噴射部420は、棒状をなし、回転中心(図2の位置M参照)側から、5つの噴射口422A〜422Eが等間隔に形成されている(図4(a)参照)。ここで、気体噴射部420は、図4(b)に示すように外筒424と内筒426との2重構造とされている。なお、図4(b)は、噴射口422A、422Bを含む範囲の断面図である。
噴射口422A〜422Eは、外筒424に形成された貫通孔(例えば円形孔)と、内筒426の外筒424の各貫通孔に対応する位置に形成された貫通孔(例えば円形孔)とが合致することで開放状態になり、ずらすことで閉鎖状態になるように構成されている。
例えば、外筒424の貫通孔と内筒426の貫通孔とが合致した状態で、所定の駆動機構によって、少なくともいずれか一方が回転(図4(b)に記載の中心線(1点鎖線)を中心として周方向に回転)することで、噴射口422A〜422Eは閉鎖状態に移行する。逆に、噴射口422A〜422Eは、外筒424の貫通孔と内筒426の貫通孔を合致させるように、いずれか一方が回転することで閉鎖状態から開放状態に移行する。噴射口422A〜422Eの開放および閉鎖は、例えば、内筒426を中心線方向に移動させることでも実現することができる。気体噴射部420は、その構造を二重構造とすることで、弁機構を備えた構成にされている。
気体噴射部420の内筒426内は、例えば載置台200に配置された気体供給装置900(図1および図2で図示を省略/図5参照)から供給される気体、具体的には空気(エア/以下、「エア」を例に説明する。)が通過する流路としての機能を兼ね備える。内筒426内を流れたエアは、上述した開放状態にある噴射口422から噴射される。
外筒424の先端部は、ページめくり部400がページめくり装置100に取り付けられた状態で、一方側のページ720Aから他方側のページ760側(例えば図2参照)に、所定の角度θだけ折れ曲がって形成されている。角度θだけ折れ曲がったその先端にも、噴射口422Fが形成され、内筒426内を流れたエアが噴射される。
再度、説明を図1および図2に戻し、画像読取装置600は、開かれた状態で載置台200に載置された冊子700の一方側のページ720Aおよび他方側のページ760に表された画像を読み取り可能な装置である。画像読取システム10は、画像読取装置600により、いわゆるスキャナ装置と同様の機能を発揮する。
図1および図2において図示を省略したが、画像読取システム10は、ユーザからの指示を受け付けるインターフェースとしての操作部(図1および図2で図示を省略/図5参照)を備える。なお、図1および図2に示す冊子700は、ページめくり装置100によるページめくり動作に対応して描画されておらず、第1用紙720等を認識し易くした態様で示されている。
(機能ブロック)
画像読取システム10が備える機能手段について、図5を参照して説明する。画像読取システム10は、CPU102とROM104とRAM106とを備える。CPU102は、自装置の制御を司る演算処理装置である。ROM104は、例えば、以下に説明するページめくり工程を制御するためのプログラムおよび画像読取装置600による画像読取処理を制御するためのプログラムを記憶する。RAM106は、CPU102がROM104に記憶されたプログラムを実行する際の作業領域として利用される。
画像読取システム10、より詳細には、ページめくり装置100は、検出部インターフェース(以下、「検出部I/F」という。)108とモータコントローラ110とポンプコントローラ112と気体供給コントローラ114とを備える。検出部I/F108には、第1位置検出センサ428、第2位置検出センサ430、第3位置検出センサ432およびページセンサ434が接続されている。検出部I/F108は、第1位置検出センサ428、第2位置検出センサ430、第3位置検出センサ432およびページセンサ434からの検出信号を受信する。
第1位置検出センサ428および第2位置検出センサ430は、ページめくり部400において、搬送部440によって回転中の気体噴射部420の位置を検出するセンサである。第3位置検出センサ432は、搬送部440によって回転移動される気体噴射部420が、回転移動の開始時位置(図2の直線L2参照)に配置されていることを検出するセンサである(以下、回転移動開始時における気体噴射部420が配置される位置を「デフォルト位置」ともいう。)。ページセンサ434は、載置台200に載置された冊子700において、ページめくりの対象となる一方側のページ720Aを片面とする第1用紙720があるか否かを検出するセンサである。第1位置検出センサ428〜第3位置検出センサ432は、例えば近接スイッチによって構成される。また、ページセンサ434は、例えば反射型光センサによって構成される。
モータコントローラ110は、持上げ移動部340を構成するモータ344と、搬送部440を構成するモータ442を制御する。さらに、ポンプコントローラ112は、吸着部320による第1用紙720の吸着を実現するための吸引を実現するためのポンプ800を制御する。
なお、ポンプ800は、吸着部320と所定のチューブ(配管)によって接続されている。各接続配管の途中には、チューブ内を通過するエアの流量を調整可能なバルブ820が設置されている。バルブ820が、開放状態である場合、吸着部320(吸引部326に形成された吸込口324)からエアが吸引され、閉鎖状態であるとき、エアの流れ、換言すれば、エアの吸引が遮断される。バルブ820は、ポンプコントローラ112からの制御信号に基づき開閉および開閉度が制御される。
気体供給コントローラ114は、噴射口422A〜422Fの状態について、閉鎖状態から開放状態への移行と、開放状態から閉鎖状態への移行を制御する。
画像読取システム10は、所定のデータ、例えば画像読取装置600によって読み取られた画像データを記憶するための記憶部116を備える。画像読取装置600は、例えば、デジタルカメラのような撮像手段を含み、画像を読み取るに際し、載置台200上で開かれたページを撮像し、画像データを生成する。また、画像読取システム10は、ユーザによって操作され、ユーザからの所定の指示を受け付ける操作部118を備える。操作部118は、所定のスイッチおよびキーによって構成される。
なお、各コントローラ110,112,114は、CPU102の制御下にあり、CPU102からの制御指令に基づき、各装置を制御する。
(気体噴射部からのエア噴射状態)
次に、気体噴射部420の噴射口422A〜422Fからエアが、ページめくりの対象である一方側のページ720Aの裏面(以下、「第1用紙720の裏面」ともいう。)に対して噴射される状態について、図6を参照して説明する。なお、図6に示すページめくり装置100では、以下に説明する構成を示し、その他の構成については図示を省略している。また、他方側のページ760が冊子700から上方にめくられた状態で図示されているが、これは、他方側のページ760を明らかにするためであり、実際のページめくり時の状態とは異なる。
ページめくり部400において搬送部440は、分離部300によって一方側のページ720Aを片面とする第1用紙720が、載置台200の上方の所定の位置に持ち上げられた状態(第1用紙720を吸着した状態の吸着部320が持上げ移動部340によって所定の位置に移動し、配置された状態)で、気体噴射部420の回転移動を開始する。なお、回転移動の開始状態において、気体噴射部420は、デフォルト位置に配置されている。
搬送部440による気体噴射部420の回転移動が開始された後、棒状の気体噴射部420が、綴じ部780に対し平行となった状態、または、それ以前の所定の位置(タイミング)で、噴射口422A〜422Fの状態が閉鎖状態から開放状態に移行され、エアの噴射が開始される。気体噴射部420の位置は、ページめくり部400に配置された第1位置検出センサ428(図5参照)によって検出される。
ここで、噴射口422A〜422Fからエアの噴射が開始されると、噴射されたエアは、第1用紙720の裏面に向かって送風され、他方側のページ760側に第1用紙720の裏面(裏面の所定の範囲)を押圧する。噴射口422Fは、ページめくり部400が配置された側の冊子700の端辺に対向する端辺(以下、「冊子700の反対側辺」ともいう。)側に向けられている(図6(b)および図4(a)参照)。そのため、噴射口422Fからのエアは、冊子700の反対側辺方向に噴射され、噴射方向にある第1用紙720の裏面を、他方側のページ760側に押圧する。
なお、気体噴射部420が搬送部440によって回転移動している際、気体噴射部420は、第1用紙720の裏面に接触しない。気体供給装置900は、このような状態を維持可能な量のエアを供給し、非接触状態が維持できる程度の量のエアが噴射口422A〜422Fから噴射される。
搬送部440によって気体噴射部420が、例えば綴じ部780を通過した所定の位置(エア噴射停止位置)まで回転された場合、噴射口422A〜422Fからのエアの噴射が停止される。エアの噴射停止は、噴射口422A〜422Fを閉鎖状態に移行することで行われる。エアの噴射が停止された状態で、第1用紙720は、自重によって他方側のページ760側に落下する。なお、気体噴射部420がエア噴射停止位置まで回転したことは、ページめくり部400には位置された第2位置検出センサ430(図5参照)によって検出される。
(ページめくり装置に関する処理)
CPU102において実行される処理について、図7を参照して説明する。この処理は、CPU102がROM104に記憶されたこの処理のためのプログラムをRAM106上に読み出し、RAM106上でこのプログラムを実行することにより行われる。ユーザが載置台200上に冊子700を載置し、冊子700を開き、そして、操作部118を操作してこの処理の開始指示を入力した場合、CPU102は、この処理を開始する。
この処理を開始したCPU102は、ページめくりの対象である一方側のページ720Aに対して所定の位置に吸着部320を配置させるための指令を、モータコントローラ110に出力する(S100)。具体的には、CPU102は、一方側のページ720Aに略接触する位置に吸着部320を配置させるための指令を、モータコントローラ110に出力する(S100)。この指令を取得したモータコントローラ110は、持上げ移動部340を制御し、一方側のページ720Aに略接触する位置に吸着部320を移動する。CPU102は、その後、吸着部320の移動が完了したことを示す信号がモータコントローラ110から提供されるまで待機する。
モータコントローラ110から移動完了を示す信号を取得したCPU102は、吸着部320による第1用紙720の持上げ(吸着)を開始させるための指令を、ポンプコントローラ112に出力する(S102)。この指令を取得したポンプコントローラ112は、バルブ820が開放されるよう制御する。これにより、吸着部320の吸引部326に形成された吸込口324からエアが吸引され、一方側のページ720Aを片面とする第1用紙720が吸着部320に吸着される。CPU102は、その後、バルブ820を開放したことを示す信号がポンプコントローラ112から提供されるまで待機する。
ポンプコントローラ112からバルブ820が開放されたことを示す信号を取得したCPU102は、次に、載置台200の上方の所定の位置に吸着部320を配置させるための指令を、モータコントローラ110に出力する(S104)。この指令を取得したモータコントローラ110は、持上げ移動部340を制御し、吸着部320を載置台200の上方に移動する。CPU102は、その後、吸着部320の移動が完了したことを示す信号がモータコントローラ110から提供されるまで待機する。
モータコントローラ110から移動完了を示す信号を取得したCPU102は、ページめくり部400において気体噴射部420の回転移動を開始させるための指令を、モータコントローラ110に出力する(S106)。この指令を取得したモータコントローラ110は、搬送部440を構成するモータ442を制御し、デフォルト位置に配置されている気体噴射部420の回転を開始する。CPU102は、その後、気体噴射部420の回転が開始されたことを示す信号がモータコントローラ110から提供され、さらに、気体噴射部420が所定の位置まで回転移動したことを示す信号が検出部I/F108から提供されるまで待機する(S107:No)。
検出部I/F108は、気体噴射部420が所定の位置まで回転移動したことを示す信号を、第1位置検出センサ428から取得し、これを取得したとき、CPU102に、気体噴射部420が所定の位置まで回転移動したことを示す信号を出力する。第1位置検出センサ428が検出する所定の位置までの回転に関し、所定の位置は、上述したとおり、例えば、綴じ部780に対し平行となった状態、または、それ以前の所定の位置である。
モータコントローラ110から回転開始を示す信号を取得し、さらに検出部I/F108から気体噴射部420が所定の位置まで回転移動したことを示す信号を取得した場合(S107:Yes)、CPU102は、閉鎖状態の噴射口422A〜422Fを開放状態に移行させるための指令を、気体供給コントローラ114に出力する(S108)。この指令を取得した気体供給コントローラ114は、例えば、外筒424と内筒426とに形成された対応する貫通孔が合致するよう、外筒424に対して内筒426を相対的に移動する。これにより、気体供給装置900から所定のチューブを介して供給されるエアが、噴射口422A〜422Fから噴射される。
また、CPU102は、S108での気体供給コントローラ114への指令に合わせ、バルブ820を閉鎖するための指令を、ポンプコントローラ112に出力する(S108)。これにより、吸着部320による第1用紙720の吸着が解除される。
S108を実行したCPU102は、検出部I/F108からの信号に基づき、気体噴射部420がエア噴射停止位置まで回転移動したことを示す信号を、検出部I/F108から取得するまで待機する(S109:No)。なお、検出部I/F108は、気体噴射部420がエア噴射停止位置まで回転移動したことを示す信号を、第2位置検出センサ430から取得し、これを取得したとき、CPU102に、気体噴射部420がエア噴射停止位置まで回転移動したことを示す信号を出力する。
検出部I/F108から気体噴射部420がエア噴射停止位置まで回転移動したことを示す信号を取得したCPU102は、開放状態の噴射口422A〜422Fを閉鎖状態に移行させるための指令を、気体供給コントローラ114に出力する(S110)。この指令を取得した気体供給コントローラ114は、例えば、外筒424と内筒426とに形成され、合致した状態にある貫通孔がずれるよう、外筒424と内筒426とを相対的に移動する。これにより、噴射口422A〜422Fからのエアの噴射が停止され、第1用紙720が他方側のページ760上に自重で落下し、第1用紙720の片面を形成する一方側のページ720Aがめくられる。
S110を実行した後、CPU102は、噴射口422A〜422Fを閉鎖状態に移行したことを示す信号が気体供給コントローラ114から提供されるまで待機する。そして、気体供給コントローラ114から噴射口422A〜422Fが閉鎖状態に移行したことを示す信号を取得したCPU102は、エア噴射停止位置まで回転移動した状態の気体噴射部420を、デフォルト位置まで回転移動(右回り)する(S112)。デフォルト位置までの回転方向を、左回り(S108による回転方向に同じ)とすることもできる。デフォルト位置への回転移動、配置について、第3位置検出センサ432によって検出される。検出部I/F108は、気体噴射部420がデフォルト位置に配置されたことを示す信号を、第3位置検出センサ432から取得し、これを取得したとき、CPU102に、気体噴射部420がデフォルト位置に配置されたことを示す信号を出力する。
そして、検出部I/F108から、気体噴射部420がデフォルト位置に配置されたことを示す信号を取得したCPU102は、画像読取装置600を制御し、開かれたページを読み取る(S114)。CPU102は、読み取り、生成された画像データを記憶部116に記憶する。
画像データを記憶部116に記憶した後、CPU102は、載置台200に載置されている冊子700において、ページめくりの対象となる一方側のページ720Aを片面とする第1用紙720があるか否かを示す信号の取得指令を、検出部I/F108に出力する。この指令を取得した検出部I/F108は、ページセンサ434から、検出結果を示す信号を取得し、CPU102に検出結果を示す信号を出力する。
CPU102は、検出部I/F108から検出結果を示す信号を取得し、第1用紙720があるか否かを判断する(S116)。換言すれば、CPU102は、先に実行されたページめくり動作(上記各ステップ参照)によってめくられた一方側のページ720A(第1用紙720)が最終ページであったか否かを判断する。判断の結果、最終ページではなかったと判断した場合、CPU102は、処理をS100に戻す一方、最終ページであると判断した場合、この処理を終了する。なお、CPU102は、ユーザが、操作部118を介してページめくりの停止を入力した場合も、この処理を終了する。
(ページめくり工程)
上記図7に示す処理に対応したページめくり工程の概略について、図8を参照して説明する。なお、図8に記載の各構成に付した符号は、例えば図1に記載の各構成に付した符号に対応する。図8に示す第2工程〜第7工程では、第1工程に示す構成と同一の構成については、符号の記載を省略する。図8に記載の白抜きの矢印は各構成の移動を示し、黒の矢印はエアを示す。図8で破線で示す構成は、その構成の移動前の状態(位置)を示す。
先ず、図8に示す第1工程は、載置台200(図示を省略)上に冊子700を、開かれた状態で載置する工程である。分離部300の吸着部320およびページめくり部400の気体噴射部420は、ページめくり装置100(これを示す全体について図示を省略)において、デフォルト位置に配置されている。第1工程において、ユーザが、操作部118を操作して冊子700のページめくりの開始指示を入力した場合、第2工程が実行される(図7の処理が開始される)。
第2工程では、吸着部320が、持上げ移動部340によって一方側のページ720Aに略接触する位置に移動する(図7のS100参照)。そして、吸着部320の吸着部320に形成された吸込口324(図2参照)からエアが吸引され、一方側のページ720Aを片面とする第1用紙720が吸着部320に吸着される(図7のS102参照)。
第3工程では、吸着部320が、第1用紙720を吸着した状態で、持上げ移動部340によって載置台200の上方に移動する(図7のS104参照)。すなわち、吸着部320は、冊子700本体部分(ページめくりの対象となるページ以外のページによる部分)から第1用紙720を持ち上げた状態となる。
第4工程では、ページめくり部400において、気体噴射部420の回転移動が開始される。そして、気体噴射部420が、吸着部320によって持ち上げられた第1用紙720の裏面側に接近移動する(図7のS106参照)。ここで、第1位置検出センサ428によって、気体噴射部420が所定の位置まで回転移動したことが検出された場合、気体噴射部420の噴射口422A〜422Fが閉鎖状態から開放状態に移行される。これにともない、第1用紙720の裏面に対し、エアの噴射が開始される(図7のS108参照)。なお、気体噴射部420の噴射口422A〜422Fからのエア噴射開始に合わせて、吸着部320による第1用紙720の吸着が解除される。
第5工程では、エアを噴射した状態で、さらに、気体噴射部420が継続して回転移動する(図7のS108参照)。第1用紙720は、エアによって気体噴射部420と非接触の状態で、他方側のページ760側に送られる。第1用紙720の吸着が解除された吸着部320は、持上げ移動部340によって所定の位置に退避する。
第6工程においても、エアを噴射した状態で、さらに、気体噴射部420が継続して回転移動する(図7のS108参照)。この状態において、第2位置検出センサ430によって、気体噴射部420がエア噴射停止位置まで回転移動したこと位置まで回転移動したことが検出された場合、気体噴射部420の噴射口422A〜422Fが開放状態から閉鎖状態に移行される。これにより、噴射口422A〜422Fからのエアの噴射が停止される(図7のS110参照)。第1用紙720は自重によって、他方側のページ760側に落下する。これにより、第1用紙720の片面を形成する一方側のページ720Aがめくられる。
第7工程では、気体噴射部420がデフォルト位置に移動する。これにより、単一ページのページめくり工程が終了する。
(本実施形態による有利な効果)
本実施形態のページめくり装置100は、第1工程(図8参照)で載置台に開かれた状態で載置された冊子700の一方側のページ720Aを、第2工程(図8参照)で吸着部320が吸着し(図7のS102参照)、第3工程(図8参照)で一方側のページ720Aを片面とする第1用紙720を持ち上げる(図8のS104参照)。そして、第4〜第6工程(図8参照)で、第1用紙720を、ページめくり部400の気体噴射部420から噴射されるエアによって気体噴射部420と非接触の状態で、他方側のページ760側に搬送し(図7のS106,S108)、一方側のページ720Aをめくることとしたものである。
これによれば、分離部300によって吸着され、持ち上げられた一方側のページ720Aを片面とする第1用紙720を、ページめくり装置100を構成する部材(本実施形態においては「気体噴射部420」がこれに相当)と非接触の状態で、他方側のページ760側に移動することが可能である。そのため、ページめくりの対象である一方側のページ720Aの種類に関係なく、ページめくりの対象である一方側のページ720Aをスムーズにめくることができる。
(変形例)
上記構成は、次のような構成とすることもできる。
(1)上記では、ページめくり装置100の載置台200にポンプ800を内蔵した構成を例に説明した。しかし、これ以外の構成を採用することもできる。例えばページめくり装置100(画像読取システム10)の外部にポンプ800を設置し、所定のチューブによってページめくり装置100と接続した構成とすることもできる。
同様に、上記では、ページめくり装置100が気体供給装置を備える構成、具体的には、載置台200に気体供給装置が配置された構成を例に説明した。しかし、気体供給装置についても、ページめくり装置100とは別体の構成とし、両装置をチューブによって接続することもできる。チューブを介してエアが、ページめくり装置100に供給される。
(2)上記では、気体噴射部420からの気体の噴射について、噴射口422A〜422Fの開放および閉鎖に基づいた構成を例に説明した。しかしこれ以外の構成とすることもできる。例えば、気体供給コントローラが気体供給装置自体を制御する構成とすることもできる。具体的に、気体供給コントローラ114は、噴射口422A〜422Fからエアを噴射させる場合、気体供給装置を稼働状態にする。これに対し、噴射口422A〜422Fからのエアの噴射を停止する場合、気体供給装置を停止する。
(3)上記では、ページめくり部400において、搬送部440が気体噴射部420を回転移動させる構成を例に説明した。しかし、これ以外の構成とすることもできる。例えば、搬送部440が、一方側のページ720Aおよび他方側のページ760の上方を、綴じ部780に直交する方向(一方側のページ720Aから他方側のページ760側)に、気体噴射部420を移動する構成とすることもできる。
(4)上記構成において、吸着部320が、第1用紙720を吸着し(例えば図7のS102参照)、持上げ移動部340によって載置台200の上方に移動配置された状態で(例えば図7のS104参照)、第1用紙720が吸着部320に吸着されているか否かを、例えば、反射型光センサまたは超音波センサによって検出する構成を採用することもできる。このような構成によれば、第1用紙720が吸着されていない状態でのページめくり動作(例えば図7のS104以降の各ステップ)が実行されることを防止することができる。
(5)上記では、貫通孔を形成した外筒424および内筒426を相対的に移動させることで、気体噴射部420の噴射口422A〜422Fの開閉を行う構成を例に説明した。しかし、これ以外の、例えば図9に示すような構成とすることもできる。すなわち、変形例による気体噴射部500は、(一重の)円筒構造をなし、複数の噴射口各々に弁機構520A〜520Eを設けた構成を有する。このような構成によれば、複数の噴射口522A〜522F各々を個々に開閉可能に制御することができる。弁機構520A〜520Eは、電磁弁によって構成することができる。なお、図9(b)は、図9(a)におけるX−X’断面(一部)を示す。
搬送部440によって、気体噴射部420を回転移動させた場合、回転中心側に配置された噴射口422Aが、最も早く、第1用紙720の裏面に接近し、その後、回転移動が進行するにしたがい、噴射口422Bから、順次、第1用紙720の裏面に接近する。このような場合において、図9に示す気体噴射部500を採用した構成によれば、エアの噴射を、噴射口522Aから順次開始する構成とすることができる。すなわち、回転移動に連動して、例えば、デフォルト位置から18度回転移動する毎に、閉鎖状態にある弁機構520A〜520Eを、順次、開放状態に移行させる構成とすることができる。この場合、綴じ部780に平行な位置に気体噴射部500が回転移動した状態で、弁機構520Eが開放状態となり、全ての噴射口522A〜522Eからエアの噴射が開始される。
したがって、より効率良く、第1用紙720の裏面をエアによって押圧することができる。なお、図9に示す気体噴射部500についても、図4に示す気体噴射部420と同様、その先端を所定の角度θに曲げた構成とすることもできる。さらに、その先端に弁機構を設ける構成とすることもできる。
(6)上記では、気体供給装置900(図5参照)から供給される気体について、エア(空気)を例に説明したが、これ以外の気体を適宜採用することもできる。例えば、窒素ガスを採用することができる。
100 ページめくり装置
200 載置台
300 分離部
320 吸着部
340 持上げ移動部
400 ページめくり部
420 気体噴射部
422A〜422F 噴射口
440 搬送部
700 冊子
720 第1用紙(一の用紙)
720A 一方側のページ
740 第2用紙(他の用紙)
760 他方側のページ
780 綴じ部

Claims (6)

  1. 製本された冊子が開かれて設置された状態で、前記冊子のページをめくることが可能なページめくり装置であって、
    前記開かれた状態で設置された冊子の一方側のページの一の用紙を、前記一の用紙に接した他の用紙から分離する分離部と、
    前記分離部によって前記他の用紙から分離された一の用紙を、前記開かれた状態で設置された冊子の他方側のページ側に搬送し、前記一方側のページをめくるページめくり部と、を備え、
    前記ページめくり部は、
    気体供給装置から供給される気体が通過する気体流路と、前記分離部によって分離された一の用紙の前記一方側のページの裏面側のページに面した位置に配置され、前記気体流路を通過した気体を前記一方側のページの裏面に噴射するための噴射口と、を含む気体噴射部と、
    前記噴射口から気体が噴射されている状態の前記気体噴射部を、前記開かれた状態で設置された冊子の他方側のページ側に搬送する搬送部と、を備えることを特徴とするページめくり装置。
  2. 前記気体噴射部は、製本された冊子の綴じ部方向に平行な線上の所定の位置を中心として所定の範囲を回転可能に配置され、
    前記搬送部は、回転可能に配置された気体噴射部を、前記一方側のページ側から前記他方側のページ側に回転して搬送し、
    前記噴射口は、前記裏面側のページの、前記気体噴射部の回転中心側端部に面する位置に形成されていることを特徴とする請求項1に記載のページめくり装置。
  3. 前記気体噴射部は、所定の長さを有する棒状であって、
    前記噴射口は、棒状の前記気体噴射部の長手方向に沿って複数形成されていることを特徴とする請求項2に記載のページめくり装置。
  4. 前記気体噴射部は、所定の長さを有する棒状であって、
    前記噴射口は、棒状の前記気体噴射部の長手方向に沿って複数形成されるとともに、前記噴射口各々には、前記噴射口を開閉するための弁機構が備えられ、
    前記ページめくり装置は、前記気体噴射部の回転に連動して、閉状態にある前記弁機構各々を前記回転の中心側から順次、開状態に移行する開閉制御部を備えていることを特徴とする請求項2に記載のページめくり装置。
  5. 前記噴射口は、前記噴射口を開閉するための弁機構を備え、
    前記ページめくり装置は、前記分離部によって前記一の用紙が前記他の用紙から分離された場合、閉状態にある前記弁機構各々を、開状態に移行する開閉制御部を備えていることを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか1項に記載のページめくり装置。
  6. 請求項1から請求項5のいずれか1項に記載のページめくり装置と、
    前記ページめくり装置に前記開かれた状態で設置された冊子のページを読み取る画像読取装置と、を備える画像読取システム。
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