JP2010234341A - ハニカム構造体の製造方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】生産効率を向上させ、原料収率を向上させることが可能であり、湾曲の少ないセルから構成されるハニカム構造体が得られる、ハニカム構造体の製造方法を提供する。
【解決手段】ハニカム成形体に、複数のセグメント31を区画形成するように複数の切れ込み部22を形成することによりセグメントの集合体21を形成する切れ込み工程と、セルの延びる方向10が鉛直方向9に向かう状態にてセグメントの集合体21を焼成する焼成工程と、セグメントの集合体21を切り落として複数のセグメント31が互いに分離するように切り離す切断工程と、接合部を介して接合させつつ複数のセグメント31を組み合わせハニカム構造体を形成する接合工程と、を有するハニカム構造体の製造方法とする。
【選択図】図6C

Description

本発明は、ハニカム構造体の製造方法に関し、さらに詳しくは、原料収率が向上されているとともに、曲がりが少なく直線的に形成されたセルから構成されるハニカム構造体を得られるハニカム構造体の製造方法に関する。
化学、電力、鉄鋼等の様々な分野において、環境対策や特定物資の回収等のために使用される触媒装置用の担体、又はフィルタとして、耐熱性、耐食性に優れるセラミック製のハニカム構造体が採用されている。特に、近時では、ハニカム構造体は、両端面のセル開口部を交互に目封止して目封止ハニカム構造体とし、ディーゼル機関等から排出される粒子状物質(PM:パティキュレートマター)を捕集するディーゼルパティキュレートフィルタ(DPF)として盛んに用いられている。そして、高温、腐食性ガス雰囲気下で使用されるハニカム構造体の材料として、耐熱性、化学的安定性に優れた、炭化珪素(SiC)、コージェライト、チタン酸アルミニウム(AT)等が好適に用いられている。
炭化珪素は、熱膨張率が比較的大きいため、炭化珪素を骨材として形成されるハニカム構造体は、大きなものを形成すると使用時に熱衝撃により欠陥が生じることがある。また、捕集した粒子状物質を燃焼除去する際の熱衝撃により欠陥が生じることがある。そのため、炭化珪素を骨材として形成されるハニカム構造体については、所定の大きさ以上のものを製造する場合、通常、複数の小さな目封止ハニカム構造体のセグメントを作製し、それらセグメントを接合して、一つの大きい接合体を作製し、その外周を粗加工、研削して円筒状等の所望の形状の目封止ハニカム構造体としている(特許文献1参照)。尚、セグメントの接合は接合材を用いて行い、所定のセグメントの側面に接合材を塗布して、複数のセグメントをその側面同士で接合している。
特開2003−291054号公報
しかしながら、このような方法を用いて、所望の形状のハニカム構造体を作製する場合、通常、複数の直方体のセグメントを接合して、1つの大きな直方体の接合体を作製した後に、略所望の形状にするために外周を粗加工し、更に精度よく所望の形状とするために研削して、所望の形状のハニカム構造体にする必要があったため、外周の粗加工工程、研削工程等の余分な工程を必要とし、また、外周が粗加工、研削されるために、原料収率も低いものとなるという問題があった。
セルの延びる方向に垂直な断面の形状が、当初から半円形、あるいは扇形などである成形体を形成し、この成形体を焼成してセグメントを作製後、セグメントを組み合わせることにより、外周の粗加工及び研削なしに所望の形状のハニカム構造体を製造する手法も考えられる。しかし、この方法では、成形体の断面が半円形、扇形などの特殊な形状であるため、成形体そのもの、及びこの成形体を焼成して得られる焼成体であるセグメントが湾曲したものとなりやすい。
また、ハニカム構造体を構成する複数のセグメントは、セルの延びる方向に沿って細長い形状である。よってセグメントの成形体を焼成する場合には、通常、セルが開口している両端面をつなぐセグメント側面を容器などの底面に接触するようにして、容器などの底面上にセグメントを寝かせた状態にて焼成することになる。このような形態の焼成では、容器などの面と接触していた側面及びその近傍において焼成ムラが生じ、セグメントが湾曲してしまう。
本発明は、上述した問題に鑑みてなされたものであり、生産効率を向上させ、原料収率を向上させることが可能であり、湾曲の少ないセルから構成されるハニカム構造体が得られる、ハニカム構造体の製造方法を提供することを目的とする。
上記課題を解決するため、本発明者等は、鋭意検討した結果、以下に述べるような、セグメントの集合体を形成した後、セグメントを分離し、次いでこれら分離されたセグメントからハニカム構造体を再構成する方法を見出し、本発明を完成するに至った。すなわち、本発明によれば、以下に示すハニカム構造体の製造方法が提供される。
[1] 成形原料を押出成形して、流体の流路となる一方の端面から他方の端面まで延びる複数のセルを区画形成する隔壁を有するハニカム成形体を形成する成形工程と、前記ハニカム成形体に、複数のセグメントを区画形成するように、前記一方の端面からセルの延びる方向に沿って延びかつ前記他方の端面までは達しないように切り込まれた、複数の切れ込み部を形成することにより、セグメントの集合体を形成する切れ込み工程と、前記セルの延びる方向が鉛直方向に向かう状態にて前記セグメントの集合体を焼成する焼成工程と、切断面が前記切れ込み部と交わりかつ前記一方の端面に平行になるように前記セグメントの集合体を切り落とし、複数の前記セグメントが互いに分離するように切り離す切断工程と、前記セグメントの集合体の前記一方の端面の形状と同一又はほぼ同一の形状の端面が形成されるように、前記セグメントの集合体の前記切れ込み部内に面していた接合面同士を、接合部を介して接合させつつ複数の前記セグメントを組み合わせ、ハニカム構造体を形成する接合工程と、を有するハニカム構造体の製造方法。
本発明のハニカム構造体の製造方法は、生産効率を向上させ、原料収率を向上させることが可能であり、湾曲の少ないセルから構成されるハニカム構造体が得られる。
ハニカム構造体の斜視図である。 図1に示すハニカム構造体を一方の端面に対して正面からみた平面図である。 図1中のA−A’断面の一部として表される、ハニカム構造体の一部断面図である。 図1及び2に表すハニカム構造体を構成する、セグメントの斜視図である。 図1及び2に表すハニカム構造体を構成する、セグメントの斜視図である。 本発明のハニカム構造体の製造方法の一過程を説明するための、ハニカム成形体の斜視図である。 図6Aに示すハニカム成形体に切れ込み部が形成されている様子を説明するための斜視図である。 図6Bより切れ込み部が形成されて得られたセグメントの集合体が焼成される様子を説明するための斜視図である。 セグメントの集合体から切断面から切り落とすことにより、分離したセグメントを作製する工程を説明するための図である。 図6D中に切断面にて切り落とされて得られる、互いに分離したセグメントを表す斜視図である。 図6Eに表すセグメントを接合させる工程を説明するための斜視図である。 比較例1の16個の直方体セグメントを接合した後、円柱形状のハニカム構造体を得るために研削する部分を説明するための図である。
以下、図面を参照しつつ本発明の実施の形態について説明する。本発明は、以下の実施形態に限定されるものではなく、本発明の範囲を逸脱しない限りにおいて、変更、修正、改良を加え得るものである。
本発明のハニカム構造体の製造方法(以下、「本発明の製造方法」)は、複数の小さなハニカム構造体のセグメントが接合し一体化されたハニカム構造体を製造するものである。本発明の製造方法の内容を説明するのに先立ち、本発明の製造方法により製造されるハニカム構造体、及びこれを構成する小さなハニカム構造体のセグメントについて説明する。
1.ハニカム構造体、及びセグメント:
図1は、本発明の製造方法によって製造されるハニカム構造体1の一例を斜視図にて表している。本発明の製造方法により製造されるハニカム構造体1は、小さなハニカム構造体である、セグメント31から構成されている。このハニカム構造体1は、複数のセグメント31が、接合部6を介して接合し、一体化された構造を有する。本明細書において、特に言及されないときには、ハニカム構造体1は、図1に示すように、複数のセグメント31から構成される接合型のハニカム構造体のことを指すものとする。
図3は、図1中に示すハニカム構造体1のA−A’断面における、セルの延びる方向10の沿った断面の一部を表す。ハニカム構造体1及びこれを構成するセグメント31は、流体の流路となる複数のセル2から構成され、セル2は、隔壁3により区画形成されて一方の端面4から他方の端面5まで延びている。また、ハニカム構造体1を排ガスフィルターとして用いるときには、図3に示すようにセルの一方の端部が、目封止部7によって封止されている。
図2は、図1に示すハニカム構造体1を一方の端面4に対して正面から見た平面図である。この図を参照し述べると、ハニカム構造体1が円柱形状のとき、これを構成するセグメント31のセルの延びる方向10に垂直な断面形状は、セグメント31aのように、全てが直線の辺に囲まれる四角形、あるいはセグメント31bのように、直線と、ハニカム構造体1の円形の外周壁8の一部にあたる曲線とにより囲まれる特殊な形状を呈することがある。
図1及び図2に表す、セグメント31a及びセグメント31bの斜視図を、それぞれ図4及び図5に示す。セグメント31aはハニカム構造体1の中心部に配置されるため、一方の端面4と他方の端面5とをつなぐ側面40全体が接合面32となる。ハニカム構造体1において、セグメント31aは、これら接合面32が接合部6を介して隣接するセグメント31の接合面32とつながる。セグメント31bは、ハニカム構造体1の外周部に配置されるため、側面40の一部が、ハニカム構造体1の外周壁8の一部となる外周面33となり、残余の側面40が、接合面32となる。
本発明の製造方法は、複数のセグメント31が接合一体化しているハニカム構造体1を製造するものである。さらに、本発明の製造方法は、次に述べる一連の工程を経てハニカム構造体1を製造することにより、湾曲の少ないセル2から構成されるハニカム構造体1を得ることができる。
2.本発明のハニカム構造体の製造方法の基本的な実施形態:
本発明の製造方法は、成形工程、切れ込み工程、焼成工程、切断工程、及び接合工程を有する。以下、本発明の製造方法の一実施形態の概略を表す、図6A〜6Fを参照しつつ、上述の各工程について順次詳しく説明する。
2−1.成形工程:
成形工程は、成形原料を押出成形して、流体の流路となる一方の端面4から他方の端面5まで延びる複数のセル2を区画形成する隔壁3を有するハニカム成形体11を形成する工程である。なお、ハニカム成形体11における、セル2及び隔壁3などの形状・配置は、最終的に製造されるハニカム構造体1と同じものである(図3を参照)。また、本発明の製造方法では、原料収率を向上させる観点からは、最終的に製造されるハニカム構造体1と同じ外観形状を有するように、ハニカム成形体11が形成されることが好ましい。例えば、図1に示す円柱形状の外観形状を有するハニカム構造体1を製造する場合、成形工程では、図6Aの斜視図に示すような円柱形状の外観形状を有するハニカム成形体11を形成するとよい。図6Aに示すハニカム成形体11では、所定のセル2の端部が目封止部7により目封止されている。目封止部7については図3を参照し、目封止部7の配置の方法については後述している。
成形工程は、ハニカム成形体11を形成するために当業者が用いる従来公知及びこれより想起しうる方法を適用できる。
成形原料は、セラミック原料にバインダ、界面活性剤、造孔材、水等を添加して調製することができる。
セラミック原料としては、炭化珪素、珪素−炭化珪素系複合材料、コージェライト、ムライト、アルミナ、スピネル、炭化珪素−コージェライト系複合材料、リチウムアルミニウムシリケート、チタン酸アルミニウム、鉄−クロム−アルミニウム系合金からなる群から選択される少なくとも1種であることが好ましい。これらの中でも、炭化珪素又は珪素−炭化珪素系複合材料が好ましい。珪素−炭化珪素系複合材料とする場合、炭化珪素粉末及び金属珪素粉末を混合したものをセラミック原料とする。
上述の成形原料を混練して坏土を形成し、次いで、坏土からハニカム成形体11を形成する。
坏土を成形してハニカム成形体11を形成する方法は特に制限されず、押出成形、射出成形等の従来公知の成形法を用いることができる。所望のセル形状、隔壁厚さ、セル密度を有する口金を用いて押出成形してハニカム成形体を形成する方法等を好適例として挙げることができる。
ハニカム成形体11の形状としては、隔壁3が均一な厚さであってもよい。
あるいは、後述の切れ込み工程において、切れ込み部22が形成される部分を肉厚にすることにより、肉厚部12を形成してもよい。例えば、図6Aに示すハニカム成形体11は、隔壁3よりも肉厚である、肉厚部12が、切れ込み部22を形成する部分に設けられている。
得られたハニカム成形体11について、乾燥を行うことが好ましい。乾燥の方法は特に限定されず、例えば、マイクロ波加熱乾燥、高周波誘電加熱乾燥等の電磁波加熱方式と、熱風乾燥、過熱水蒸気乾燥等の外部加熱方式とを挙げることができる。これらの中でも、ハニカム成形体11全体を迅速かつ均一に、クラックが生じないように乾燥することができる点で、電磁波加熱方式で一定量の水分を乾燥させた後、残りの水分を外部加熱方式により乾燥させることが好ましい。乾燥の条件として、電磁波加熱方式にて、乾燥前の水分量に対して、30〜90質量%の水分を除いた後、外部加熱方式にて、3質量%以下の水分にすることが好ましい。電磁波加熱方式としては、誘電加熱乾燥が好ましく、外部加熱方式としては、熱風乾燥が好ましい。
2−2.切れ込み工程:
図6Bの斜視図を参照し述べると、切れ込み工程は、ハニカム成形体11に、複数のセグメント31が区画形成されるように、一方の端面4からセルの延びる方向10に沿って延びかつ他方の端面5までは達しないように切り込まれた、複数の切れ込み部22を形成する。この工程により、最終的には、図6Cの斜視図にて示すような、セグメントの集合体21を形成する。
図6Bでは、成形工程において、肉厚部12のあるハニカム成形体11を作製しているため、肉厚部12を切り込み、切れ込み部22を形成している。
さらに、本発明の製造方法では、後述の切断工程において、各セグメント31が分離されるように、切れ込み部22が、ハニカム成形体11の側面20に達するように形成されているとよい。
本発明の製造方法では、後述の焼成工程の前に切れ込み工程を行う。このような順序とすることにより、ハニカム成形体11は焼成後の焼成体よりも軟らかいため、焼成後に切り込み加工する場合と比べ、容易に切れ込み部22を形成できる。
また、焼成工程に先立ってハニカム成形体11に切れ込み部22を形成した場合、切れ込み工程に続く焼成工程によりセグメントの集合体21が焼成される際、切れ込み工程の際に生じた軽微な損傷や、残留応力が、治癒、緩和される利点がある。
2−2−1.セグメントの集合体:
セグメントの集合体21は、複数のセグメント31、切れ込み部22、及び基底部25を有する。
基底部25とは、セグメントの集合体21における、他方の端面5の側の切れ込み部22が形成されていない部分である。
セグメントの集合体21では、基底部25を介して、複数のセグメント31が連結している。すなわち、セグメントの集合体21にあるセグメント31は、未分離なセグメント29である。
2−2−2.切れ込み部:
2−2−2−1.切れ込み部の深さ:
図6Bを参照し述べると、セルの延びる方向10に沿った、切れ込み部22の深さ23は、最終的に得るハニカム構造体1のセルの延びる方向10に沿った長さに応じて決めることができる。切れ込み部22の深さ23の目安としては、切断工程においてセグメント31と基底部25とが切り離されるまでの間、未分離なセグメント29が折れて曲がるなどして基底部25から分離せず、あるいは、図6Cに示すように載置晩41上に他方の端面5を接触させてセルの延びる方向10が鉛直方向9に向けられて置かれたときにも、セグメントの集合体21が転倒などせずに安定して姿勢が保たれるような程度とするとよい。
2−2−2−2.切れ込み部の幅:
同じく図6Bを参照し述べると、切れ込み部22の幅24は、最終的に得られるハニカム構造体1の接合部6の幅に応じて決めることができる。なお、接合部6については図1を参照されたい。
例えば、上述の焼成工程において、セグメント31における、切れ込み部22内に面している接合面22及びその近傍の部分の焼成度合いが、外周面33近傍のセグメント31の焼成の度合いと等しくなるようにするために、切れ込み部22の幅24を大きくして、切れ込み部22内の通気性を挙げることもできる。
2−2−2−3.切れ込み部の配置:
切れ込み部22の配置による区画から、セグメント31の大きさが決まる。セグメントの大きさは、セルの延びる方向10に直交する断面の面積が3〜16cmであることが好ましく、7〜13cmであることが更に好ましい。3cmより小さいと、本発明の製造方法により最終的に得られるハニカム構造体11にガスが流通するときの圧力損失が大きくなることがあり、16cmより大きいと、セグメント31の破損防止効果が小さくなることがある。
2−2−2−4.切れ込み部の形成:
先に述べたような、切れ込み部22の深さ22、幅24、及び配置に基づき、切れ込み部22の形成には、円盤状マルチ砥石、マルチブレードソー、マルチワイヤーソー、超音波振動ブレード等の切れ込み形成装置を用いることが好ましい。
円盤状マルチ砥石は、複数枚の円盤状の砥石を、ハニカム成形体11の側面20の横に、それぞれが平行になるように並べ、それぞれを回転させながら、ハニカム成形体11の一方の端面4に平行に移動させて切れ込み加工するものである。円盤状マルチ砥石は、例えば、ELB社製、商品名:高速平面研削盤を用いることができる。
マルチブレードソーは、複数本の棒状(又は板状)の砥石を、一方の端面4の上に、それぞれが平行になるように並べ、それぞれを一方の端面4に平行に往復運動させながら、一方の端面4から他方の端面5の方向に向かってハニカム成形体11に切れ込みを形成するものである。マルチブレードソーは、例えば、野村製作所社製、商品名:ブレードソーを用いることができる。
マルチワイヤーソーは、複数本のワイヤー状の砥石を、一方の端面4の上に、それぞれが平行になるように並べ、それぞれを一方の端面4に平行に往復運動、又は一方向に連続移動させながら、一方の端面4から他方の端面5の方向に向かってハニカム成形体11に切れ込みを形成するものである。マルチワイヤーソーは、例えば、タカトリ社製、商品名:マルチワイヤーソーを用いることができる。
2−3.焼成工程:
図6Cの斜視図を参照し述べると、焼成工程は、上述の切れ込み工程に続き、セルの延びる方向10が鉛直方向9に向かう状態にてセグメントの集合体21を焼成する工程である。
ここでいう「セルの延びる方向が鉛直方向に向かう方向」とは、セグメントの集合体21の端面に対し垂直な方向が、鉛直方向、又はほぼ鉛直方向に向いていることをいう。ここでいう「セグメントの集合体21の端面に対し垂直な方向がほぼ鉛直方向に向いている」とは、下で述べる、セグメント31が湾曲なく直線的になるための3つの要因を充足することを基準に判断することができる。
例えば、焼成工程において、セグメントの集合体21は、セグメント31が存在しない他方の端面5を、水平に合わせて設けられた載置板41に接触させて置くことにより、セルの延びる方向10が鉛直方向9に向かうような姿勢を保つことができる。
図6Cに示すような形態にて実施される、本発明の焼成工程では、次の3つの要因により、セグメント31が湾曲せずにまっすぐな形状に保たれる。すなわち、セグメント31を構成するセル2は、湾曲が少なく直線的になる。
第1に、セグメントの集合体21に含まれる全てのセグメント31は、ほぼ均一に焼成される。本発明の製造方法において、焼成工程は、上述の切れ込み工程に続いて行われるため、各セグメント31の側面40全体が、切れ込み部22によって焼成時の雰囲気に晒されつつ焼成されるためである。
第2に、セグメント31では焼成ムラが生じにくい。セグメントの集合体21を載置板41上に置いて焼成した場合、載置板41と接触して焼成時の雰囲気に晒されない部分及びその近傍において焼成ムラが生じやすい。図6Cに示すような形態にて焼成した場合、焼成ムラが生じやすい部分は、載置板41と接触する他方の端面5、及び他方の端面5近傍の基底部25となる。よって、焼成ムラが生じやすい部分には、本発明の製造方法によって最終的に得られるハニカム構造体1を構成するセグメント31が含まれない。
第3に、セグメントの集合体21において、セルの延びる方向10が鉛直方向9に向かう状態のとき、各セグメントの31の重心は、セグメント31の他方の端面5の側の端部、すなわち基底部25とつながってセグメント31を支えている部分にかかる。よって、例えばセグメント31が斜めに立て掛けられている場合のように、セグメント31がしなったり、折れ曲がったりするリスクが低くなる。
本発明の製造方法では、焼成の前に、バインダ等を除去するため、セグメントの集合体21に対して、仮焼成を行うことが好ましい。仮焼成は大気雰囲気において、400〜500℃で、0.5〜20時間行うことが好ましい。
セグメントの集合体21に対する、仮焼成及び焼成の方法は特に限定されず、電気炉、ガス炉等を用いて焼成することができる。焼成条件は、窒素、アルゴン等の不活性雰囲気において、1300〜1500℃で、1〜20時間加熱することが好ましい。
2−4.切断工程:
切断工程は、図6Dの斜視図にて表されるように、切断面30が切れ込み部20と交わりかつ一方の端面4に平行になるようにセグメントの集合体21を切り落とし、図6Eの斜視図に表されるように、セグメントの集合体21に含まれている複数のセグメント31が互いに分離するように切り離す工程である。
セルの延びる方向10における、切断面30の位置は、セグメントの集合体21に含まれるセグメント31が互いに分離できる限り、特に限定されない。例えば、焼成ムラの生じた他方の端面5の側の部分が、分離するセグメント31に含まれないように、切断面30の位置を定めることができる。
セグメントの集合体21からセグメント31を切り落とす具体的な方法については、特に制限はなく、当業者が通常用いる従来公知の方法及びこれにより想到しうる方法を採用すればよい。
セグメントの集合体21の他方の端面5は、セグメント31から分離する基底部25にある。本明細書では、切断工程により分離されたセグメント31、及びこれにより形成されるハニカム構造体11において、他方の端面5と称するときには、一方の端面4とは反対側にある切断面30により新たに形成された端面のことをいう。
2−5.接合工程:
図6Fを参照し述べると、接合工程は、セグメントの集合体21の一方の端面4の形状と同一又はほぼ同一の形状の端面が形成されるように、セグメントの集合体21の切れ込み部22内に面していた接合面32同士を、接合部6を介して接合させつつ複数のセグメント31を組み合わせ、ハニカム構造体1を形成する工程である。
ここでいう「セグメントの集合体21の一方の端面4の形状と同一又はほぼ同一の形状の端面が形成される」とは、接合工程を経て形成されるハニカム構造体1の一方の端面4又は他方の端面5の形状が、ハニカム構造体1を構成するセグメント31のもととなるセグメントの集合体21の一方の端面4と同じ又はほぼ同じとなることをいう。
図2の平面図に示すハニカム構造体1では、セグメント31aとセグメント31cは同じ形状である。よって、ハニカム構造体1と、これを形成するためのセグメントの集合体21とを比較したとき、セグメント31a及びセグメント31cの位置は、入れ替わっていれもよい。セグメント31bとセグメント31dは、セルの延びる方向10において逆さになるように180度回転すれば同じであるため、ハニカム構造体1と、これを形成するためのセグメントの集合体21とを比較したとき、両者の位置が入れ替わっていてもよい。
同一形状のハニカム成形体11から同一の切れ込み部22の配置を備えたセグメントの集合体21が複数作製されたときには、異なるセグメントの集合体21に由来するセグメント31を接合一体化することにより、キメラ型のハニカム構造体1を形成することもできる。よって、接合工程に先立ち、セグメント31のまっすぐな度合いを測定することにより、好適な形状のセグメント31のみを接合し、ハニカム構造体1を製造することもできる。セグメント31のまっすぐな度合いについては、実施例にて一例を述べる。
図6Fを参照し述べると、接合工程では、例えば、接合部6を形成するための、接合部用スラリーを接合面32に塗布し、所定の立体形状(ハニカム構造体1の全体形状)となるように複数のセグメント31を組み付け、この組み付けた状態で圧着した後、加熱乾燥する。このようにして、複数のセグメント31が一体的に接合されたハニカム構造体1が作製される。
上述の接合部用スラリーとしては、無機繊維、無機バインダ、有機バインダ、及び無機粒子から構成されてなるものを好適例として挙げることが出来る。具体的には、無機繊維としては、例えば、アルミノシリケート及びアルミナ等の酸化物繊維、その他の繊維(例えば、SiC繊維)等を挙げることが出来る。無機バインダとしては、例えば、シリカゾル、アルミナゾル、粘土等を挙げることが出来る。有機バインダとしては、例えば、ポリビニルアルコール(PVA)、カルボキシメチルセルローズ(CMC)、メチルセルロース(MC)等を挙げることが出来る。無機粒子としては、例えば、炭化珪素、窒化珪素、コージェライト、アルミナ、ムライト等のセラミックスを挙げることが出来る。
以上の一連の工程を経て、最終的には、図1に示すような、ハニカム構造体1が製造される。
3.目封止ハニカム構造体を製造するための実施形態:
本発明の製造方法において、図3に示すような目封止部7をセル2の端部に有する、目封止ハニカム構造体1を製造する場合、セル2の端部を目封止部7にて目封止する工程の具体的な内容については特に制限されない。なお、目封止の構成材料としては、ハニカム成形体11の材料と同じものを用いることが好ましい。
また、上述の成形工程から接合工程にいたるまでの間において、いつの時点に目封止する工程を入れるのかについても特に制限されない。例えば、次に述べるような方法により、目封止ハニカム構造体1を製造することができる。
3−1.切れ込み工程前に目封止する工程を行う実施形態:
目封止ハニカム構造体1を製造する場合、成形工程にてハニカム成形体11を作製後、ハニカム成形体11に対し、一方の端面4及び他方の端面5から所定のセル2の端部に目封止用スラリーを充填する方法を採用できる。
なお、ハニカム成形体11の他方の端面5から目封止用スラリーが充填される深さは、他方の端面5から切断面30までの長さよりも大きくする。このように目封止用スラリーが充填される深さを定めることにより、切断工程にて分離したセグメント31では、他方の端面5の側のセル2の端部に目封止部7が配置される。
3−2.切断工程後に目封止する工程を行う実施形態:
目封止ハニカム構造体1を製造する場合、切断工程によって基底部25が切り離され、分離したセグメント31の他方の端面5が現れた後に、目封止用スラリーを所定のセル2の端部に充填し、目封止スラリーが充填されたセグメント31を焼成することにより、図3に示すような、所定のセル2の端部に目封止部7が配置されたセグメント31を作製することもできる。
あるいは、焼成工程の後、焼成体となっているセグメント31の所定のセル2の端部に目封止用スラリーを充填し、次いで焼成することにより、目封止されたセグメント31を作製することもできる。
これら目封止されたセグメント31を接合工程において組み付けることにより、目封止ハニカム構造体1を得られる。
また、目封止ハニカム構造体1を製造する場合、焼成工程の後、目封止部7が配置された、ハニカム構造体1又はセグメント31の一方の端面4及び他方の端面5を研削してもよい。
以下、本発明を実施例に基づいてさらに詳細に説明するが、本発明はこれらの実施例に限定されるものではない。
4.セグメントのまっすぐな度合いの評価試験:
4−1.セグメントの作製:
(実施例1)
ハニカム成形体11の材料となる坏土は、セラミック原料にバインダ、界面活性剤、造孔材、水等を添加して調製した。この坏土から、成形工程により、外径148mm、セルの延びる方向10に沿った長さ162mm、セル2の密度300セル/inch、リブ厚0.31mmのハニカム成形体1を作製した。切れ込み工程では、超音波振動ブレードにより、図2に示すセグメント31の配置となるように、ハニカム成形体11に切れ込み部22を形成し、セグメントの集合体21を作製した。なお、図2中のセグメント31a及びセグメント31cに相当する、セグメントの集合体21の中心部にあるセグメント31におけるセルに延びる方向10に垂直な断面が36mm×36mmの正方形となるように、切れ込み部22を配置した。また、切れ込み部22の深さ23が152mm、切り込み分22の幅24が1.0mmとした。焼成工程では、基底部25がある他方の端面5を載置板41に合わせることにより、セグメントの集合体21のセルの延びる方向10を鉛直方向と一致させ、焼成した。続いて、切断工程は、丸鋸切断機により、他方の端面5から一方の端面4に向かって、10mmの位置を切断面30として切断し、セグメント31を分離させた。以上により、3個のセグメントの集合体20より実施例1のセグメント31(実施例1のサンプル番号1〜24)が得られた。
(比較例1)
セルに延びる方向10に垂直な断面が、36mm×36mmの正方形であるハニカム成形体を作製した。このハニカム成形体は、図2に示すセグメント31a、31cと同一の形状である。続いて、このハニカム成形体における、両端面間をつなぐ4つの側面のうちの1面が載置板41に接触するように、載置板41上にハニカム成形体を寝かせて置き、実施例1と同じ焼成条件にて焼成をすることにより、24個の比較例1のセグメント(比較例1のサンプル番号1〜24)を得た。
4−2.セグメントのまっすぐな度合いの測定:
実施例1により得られたセグメント31は、セグメントの集合体21の半分を構成する、図2中のセグメント31a〜31hに相当するものを、3個のセグメントの集合体20より8個ずつ、合計24サンプル選択した(実施例1のサンプル番号1〜24)。
実施例1におけるセグメント31、及び比較例1のセグメント31について、まっすぐな度合い(真直度)を測定した。測定には、三次元スキャナを用いた。測定対象セグメントの測定面(セルの延びる方向の側面)に対し、レーザー照射装置及びセンサーの付いた測定ヘッドをスキャンして当該測定ヘッドと測定対象セグメント間の距離を測定しその変化をグラフ化する。当該グラフ上でセグメントの一端と他端を直線で結び当該直線と上記グラフとの距離(mm)をもって、セグメントの測定対象面での真直度とした。実施例1のセグメント31では全ての接合面32に対して、比較例1のセグメント31は4つの側面全てに対して測定を行い、1つのセグメントにおける複数の測定対象面の真直度のうちの最大値を、そのセグメントにおける真直度の値とした。
実施低1及び比較例1における真直度の測定結果を表1に示す。
表1によれば、比較例1である従来品の真直度は平均で1.9mmであるのに対し、実施例1は0.3mmと6分の1倍強となった。セグメントの真直度の低減は、先願でも指摘されている圧損の上昇傾向の低減や、PMの均一な堆積よる再生時の温度上昇の均一化に寄与し、ひいてはDPFの長寿命化に繋がる。
4−3.原料収率の算出:
実施例1では、成形工程により作製されたハニカム成形体11から、切れ込み工程により切れ込み部22が形成される部分、及び切断工程により基底部25が廃棄されることになる。実施例1の原料収率は、ハニカム成形体11をそのまま焼成して得られたハニカム構造体の質量に対する、1個の円柱形状のハニカム構造体1を得るために組み付けた実施例1の16個(16ピース)のセグメント31の合計質量の百分率比(%)と規定した。この規定による実施例1の原料収率は85%であった。
比較例1の原料収率は、円柱形状のハニカム構造体1を得るために組み付けられる、比較例1の16個の直方体のセグメントの合計質量に対する、最終的に得られる円柱形状のハニカム構造体1に含まれる比較例1のセグメント31由来の部分の質量の百分率比(%)と規定した。図7は、比較例1の16個の直方体のセグメント31を組み付けた接合体51を、一方の端面53の正面から見た平面図である。円柱形状のハニカム構造体1を作製する場合、この接合体51における正方形の一方の端面53の内接円が最終的に得られるハニカム構造体1の一方の端面54の形状となるように外周部52を研削すると、最も原料収率が高い。このように研削することにより、比較例1のセグメント31から円柱形状のハニカム構造体1を製造したときの原料収率は70%であった。
以上から、本発明の製造方法は収率の顕著な向上がみられ、資源の有効利用に寄与することが判明した。
本発明は、本発明は、ハニカム構造体の製造方法に関し、さらに詳しくは、原料収率が向上されているとともに、曲がりが少なく直線的に形成されたセルから構成されるハニカム構造体を得られるハニカム構造体の製造方法として利用できる。
1:ハニカム構造体(目封止ハニカム構造体)、2:セル、3:隔壁、4:一方の端面、
5:他方の端面、6:接合部、7:目封止部、8:外周壁、9:鉛直方向、10:セルの延びる方向、11:ハニカム成形体、12:肉厚部、20:側面、21:セグメントの集合体、22:切れ込み部、23:切れ込み部の深さ、24:切れ込み部の幅、25:基底部、29:未分離なセグメント、30:切断部、31:セグメント、31a〜31h:セグメント、32:接合面、33:外周面、40:側面、41:載置板、51:接合体、52:外周部、53:一方の端面、54:一方の端面。

Claims (1)

  1. 成形原料を押出成形して、流体の流路となる一方の端面から他方の端面まで延びる複数のセルを区画形成する隔壁を有するハニカム成形体を形成する成形工程と、
    前記ハニカム成形体に、複数のセグメントを区画形成するように、前記一方の端面からセルの延びる方向に沿って延びかつ前記他方の端面までは達しないように切り込まれた、複数の切れ込み部を形成することにより、セグメントの集合体を形成する切れ込み工程と、
    前記セルの延びる方向が鉛直方向に向かう状態にて前記セグメントの集合体を焼成する焼成工程と、
    切断面が前記切れ込み部と交わりかつ前記一方の端面に平行になるように前記セグメントの集合体を切り落とし、複数の前記セグメントが互いに分離するように切り離す切断工程と、
    前記セグメントの集合体の前記一方の端面の形状と同一又はほぼ同一の形状の端面が形成されるように、前記セグメントの集合体の前記切れ込み部内に面していた接合面同士を、接合部を介して接合させつつ複数の前記セグメントを組み合わせ、ハニカム構造体を形成する接合工程と、を有するハニカム構造体の製造方法。
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