JP2010232946A - 撮像装置 - Google Patents
撮像装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2010232946A JP2010232946A JP2009077919A JP2009077919A JP2010232946A JP 2010232946 A JP2010232946 A JP 2010232946A JP 2009077919 A JP2009077919 A JP 2009077919A JP 2009077919 A JP2009077919 A JP 2009077919A JP 2010232946 A JP2010232946 A JP 2010232946A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- display
- image
- information
- imaging apparatus
- state
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Abstract
【課題】撮像装置を小型化しつつも大型のディスプレイを搭載し、従来、発光ダイオードによって表示していた情報も表示できるようにする。
【解決手段】撮像装置は、被写体画像を表示可能なディスプレイ5を有する。該撮像装置は、撮像装置の電源が投入されている状態で、ディスプレイが被写体画像を表示する画像表示状態とディスプレイが被写体画像を表示しない画像非表示状態とに切り換えるための切換手段50,70,40と、ディスプレイが画像非表示状態にあるときに、該ディスプレイに該撮像装置に関する情報を表示させる情報表示手段50,28とを有する。
【選択図】図2
【解決手段】撮像装置は、被写体画像を表示可能なディスプレイ5を有する。該撮像装置は、撮像装置の電源が投入されている状態で、ディスプレイが被写体画像を表示する画像表示状態とディスプレイが被写体画像を表示しない画像非表示状態とに切り換えるための切換手段50,70,40と、ディスプレイが画像非表示状態にあるときに、該ディスプレイに該撮像装置に関する情報を表示させる情報表示手段50,28とを有する。
【選択図】図2
Description
本発明は、被写体画像を表示可能なディスプレイを有する撮像装置に関する。
デジタルスチルカメラ等の撮像装置には、CCDセンサ等の撮像素子を用いて取得される被写体画像(動画像)を背面ディスプレイに表示して、撮影者が撮像構図を決定し易いようにしている。背面ディスプレイには、被写体画像とともに、撮像装置のバッテリ残量、設定されている撮像モード、オートフォーカスの状態、手振れ補正機能が有効となっていること、及び撮像記録時にフラッシュが点灯されるか否か等を示す情報が表示される。
また、撮像装置には、背面ディスプレイに加えて、光学ファインダも搭載されているものがある。そして、光学ファインダを通して被写体を観察する場合には、背面ディスプレイを非表示状態とするためのスイッチも設けられている。さらに、光学ファインダの近傍に緑色や黄色の発光ダイオード(LED)が設けられていることがある。これらの発光ダイオードは、電源のオン/オフ、オートフォーカスの状態、フラッシュが点灯されるか否か等の情報を表示する。発光ダイオードは、背面ディスプレイを非表示状態として光学ファインダを使用する際に、該接眼窓を除く撮影者にも見えるように光学ファインダの接眼窓の近傍に配置される。
また、撮像装置には、背面ディスプレイに加えて、光学ファインダも搭載されているものがある。そして、光学ファインダを通して被写体を観察する場合には、背面ディスプレイを非表示状態とするためのスイッチも設けられている。さらに、光学ファインダの近傍に緑色や黄色の発光ダイオード(LED)が設けられていることがある。これらの発光ダイオードは、電源のオン/オフ、オートフォーカスの状態、フラッシュが点灯されるか否か等の情報を表示する。発光ダイオードは、背面ディスプレイを非表示状態として光学ファインダを使用する際に、該接眼窓を除く撮影者にも見えるように光学ファインダの接眼窓の近傍に配置される。
撮像装置には、小型化が要求されている一方で、背面ディスプレイについては大型化が要求されている。ところが、光学ファインダの近傍にLEDが設けられているために、背面ディスプレイの大型化が困難になっている。
特許文献1には、背面ディスプレイをカメラ本体に対して上下方向にスライド可能とし、背面ディプレイを下方にスライドさせることで、光学ファインダの接眼窓と発光ダイオードとを露出させることができるようにしたカメラが開示されている。これにより、光学ファインダと発光ダイオードを有するカメラ本体に対して、背面ディスプレイを大型化することは可能である。
特許文献1には、背面ディスプレイをカメラ本体に対して上下方向にスライド可能とし、背面ディプレイを下方にスライドさせることで、光学ファインダの接眼窓と発光ダイオードとを露出させることができるようにしたカメラが開示されている。これにより、光学ファインダと発光ダイオードを有するカメラ本体に対して、背面ディスプレイを大型化することは可能である。
しかしながら、特許文献1にて開示されたカメラでは、カメラ本体の背面側に背面ディプレイを独立したユニットとして配置した上で、これを上下方向にスライドさせる複雑な機構が必要となる。このため、カメラの厚みが大きくなり、部品点数も増加する。また、光学ファインダの使用/不使用に応じて背面ディスプレイのスライド操作が必要であるため、操作が煩わしい。
本発明は、小型でありながらも大型のディスプレイを搭載可能であり、しかも従来、発光ダイオードによって表示していた情報を表示できるようにした撮像装置を提供する。
本発明は、小型でありながらも大型のディスプレイを搭載可能であり、しかも従来、発光ダイオードによって表示していた情報を表示できるようにした撮像装置を提供する。
本発明の一側面としての撮像装置は、被写体画像を表示可能なディスプレイを有する。撮像装置は、撮像装置の電源が投入されている状態で、ディスプレイが被写体画像を表示する画像表示状態と、ディスプレイが被写体画像を表示しない画像非表示状態とに切り換えるための切換手段と、ディスプレイが画像非表示状態にあるときに、ディスプレイに撮像装置に関する情報を表示させる情報表示手段とを有することを特徴とする。
本発明によれば、ディスプレイが画像非表示状態にあるときでも、従来、発光ダイオードによって表示していた情報を含む撮像装置に関する情報をディスプレイに表示することができる。したがって、ディスプレイをスライドさせる等の複雑な構成を採ることなく、小型の撮像装置に対して大型のディスプレイを搭載することができる。
以下、本発明の好ましい実施例について図面を参照しながら説明する。
図1及び図2にはそれぞれ、本発明の実施例1であるコンパクトデジタルスチルカメラ(撮像装置:以下、カメラという)の外観を示している。
1はカメラ本体であり、その内部にはCCDセンサやCMOSセンサ等の撮像素子、カメラの動作に必要な電気回路、カメラの電源を供給するバッテリ、及び被写体画像を記録する半導体メモリ等の記録媒体(いずれも図示せず)が収容されている。
図1において、カメラ本体1の被写体側の面(以下、前面という)には、被写体像を撮像素子上に形成する沈胴式の撮影レンズ鏡筒2が設けられている。また、カメラ本体1の前面における撮影レンズ鏡筒2の上方には、光学ファインダの開口部3やフラッシュの発光窓4が設けられている。さらに、カメラ本体1の上面には、測光やオートフォーカス等を含む撮像準備動作を開始させたり、撮像記録動作を開始させたりするためのシャッタースイッチ6が設けられている。
図2において、カメラ本体1の背面には、背面ディスプレイとしての液晶ディスプレイ(以下、LCDという)5が設けられている。LCD5は、撮像素子を用いて生成された被写体画像(動画像)を表示可能である。また、LCD5は、撮像記録動作によって記録された被写体画像(静止画像又は動画像)を再生表示することもできる。
また、カメラ本体1の背面におけるLCD5の上方には、光学ファインダの接眼窓3が設けられている。カメラ本体1の背面におけるLCD5の側方には、モード設定レバー8と複数の操作スイッチ70が設けられている。モード設定レバー8をスライド操作することで、静止画撮像モードと動画撮像モードとの切り換えや、記録された被写体画像を再生表示する再生モードの設定が可能である。また、複数の操作スイッチ70を操作することで、カメラの各種設定や、カメラの電源が投入された状態でのLCD5の画像表示状態(被写体画像を表示する状態)と画像非表示状態(被写体画像を表示しない状態)との切り換えを行うことができる。
カメラ本体1の底面には、バッテリや記録媒体を収納する収納室を開閉する蓋部材が設けられている。
図3には、本実施例のカメラの電気的構成(一部に光学的構成を含む)を示している。103は撮影レンズ鏡筒2内に収容された撮影レンズであり、101は絞り機能を備えるシャッターである。22は前述した撮像素子である。23は撮像素子22からのアナログ出力信号をデジタル撮像信号に変換するA/D変換器である。
1はカメラ本体であり、その内部にはCCDセンサやCMOSセンサ等の撮像素子、カメラの動作に必要な電気回路、カメラの電源を供給するバッテリ、及び被写体画像を記録する半導体メモリ等の記録媒体(いずれも図示せず)が収容されている。
図1において、カメラ本体1の被写体側の面(以下、前面という)には、被写体像を撮像素子上に形成する沈胴式の撮影レンズ鏡筒2が設けられている。また、カメラ本体1の前面における撮影レンズ鏡筒2の上方には、光学ファインダの開口部3やフラッシュの発光窓4が設けられている。さらに、カメラ本体1の上面には、測光やオートフォーカス等を含む撮像準備動作を開始させたり、撮像記録動作を開始させたりするためのシャッタースイッチ6が設けられている。
図2において、カメラ本体1の背面には、背面ディスプレイとしての液晶ディスプレイ(以下、LCDという)5が設けられている。LCD5は、撮像素子を用いて生成された被写体画像(動画像)を表示可能である。また、LCD5は、撮像記録動作によって記録された被写体画像(静止画像又は動画像)を再生表示することもできる。
また、カメラ本体1の背面におけるLCD5の上方には、光学ファインダの接眼窓3が設けられている。カメラ本体1の背面におけるLCD5の側方には、モード設定レバー8と複数の操作スイッチ70が設けられている。モード設定レバー8をスライド操作することで、静止画撮像モードと動画撮像モードとの切り換えや、記録された被写体画像を再生表示する再生モードの設定が可能である。また、複数の操作スイッチ70を操作することで、カメラの各種設定や、カメラの電源が投入された状態でのLCD5の画像表示状態(被写体画像を表示する状態)と画像非表示状態(被写体画像を表示しない状態)との切り換えを行うことができる。
カメラ本体1の底面には、バッテリや記録媒体を収納する収納室を開閉する蓋部材が設けられている。
図3には、本実施例のカメラの電気的構成(一部に光学的構成を含む)を示している。103は撮影レンズ鏡筒2内に収容された撮影レンズであり、101は絞り機能を備えるシャッターである。22は前述した撮像素子である。23は撮像素子22からのアナログ出力信号をデジタル撮像信号に変換するA/D変換器である。
15は画像処理部であり、A/D変換器23からのデジタル撮像信号に対して、画素補間、色変換処理等の各種処理を行うことにより、画像データを生成する。生成された画像データは、D/A変換器13にてアナログ画像データに変換される。
28は画像表示部であり、前述したLCD5と、これを駆動する電気回路を含む。また、LCD5は、後述するバックライトを有している。
50はシステム制御部であり、カメラ全体の動作の制御を司る。システム制御部50は、画像処理部15で生成された画像データを用いて、露光制御(例えば、シャッター101の開閉制御、撮像素子22の光電変換制御、フラッシュの発光制御)やオートフォーカス制御を行う。
16は画像データを圧縮/伸張する圧縮・伸張部であり、ここで圧縮された画像データはインターフェース18を介して記録媒体19に記録される。また、圧縮・伸張部16は、記録媒体19に記録された画像データを読み出して伸張する。伸張された画像データは、D/A変換器13にてアナログ画像データに変換され、画像表示部28にてLCD5に表示される。
56は不揮発性メモリであり、システム制御部50の動作用の定数やコンピュータプログラム等を記憶している。
シャッタースイッチ6には、SW1とSW2の2つのスイッチが内蔵されており、それぞれシャッタースイッチ6の第1ストローク操作(半押し操作)と第2ストローク操作(全押し操作)によりONになる。シャッタースイッチ6、操作スイッチ70及びモード設定レバー8からの操作信号はシステム制御部50に入力され、システム制御部50は、該操作信号に応じた動作や処理を行う。具体的には、SW1のONに応じて前述した撮像準備動作を行い、SW2のONに応じて撮像記録動作を行う。また、操作スイッチ70からの操作信号に応じて、前述したLCD5の画像表示状態と画像非表示状態との切り換えを行う。
28は画像表示部であり、前述したLCD5と、これを駆動する電気回路を含む。また、LCD5は、後述するバックライトを有している。
50はシステム制御部であり、カメラ全体の動作の制御を司る。システム制御部50は、画像処理部15で生成された画像データを用いて、露光制御(例えば、シャッター101の開閉制御、撮像素子22の光電変換制御、フラッシュの発光制御)やオートフォーカス制御を行う。
16は画像データを圧縮/伸張する圧縮・伸張部であり、ここで圧縮された画像データはインターフェース18を介して記録媒体19に記録される。また、圧縮・伸張部16は、記録媒体19に記録された画像データを読み出して伸張する。伸張された画像データは、D/A変換器13にてアナログ画像データに変換され、画像表示部28にてLCD5に表示される。
56は不揮発性メモリであり、システム制御部50の動作用の定数やコンピュータプログラム等を記憶している。
シャッタースイッチ6には、SW1とSW2の2つのスイッチが内蔵されており、それぞれシャッタースイッチ6の第1ストローク操作(半押し操作)と第2ストローク操作(全押し操作)によりONになる。シャッタースイッチ6、操作スイッチ70及びモード設定レバー8からの操作信号はシステム制御部50に入力され、システム制御部50は、該操作信号に応じた動作や処理を行う。具体的には、SW1のONに応じて前述した撮像準備動作を行い、SW2のONに応じて撮像記録動作を行う。また、操作スイッチ70からの操作信号に応じて、前述したLCD5の画像表示状態と画像非表示状態との切り換えを行う。
72は電源スイッチである。電源スイッチ72がONされることで、カメラの電源が投入され、システム制御部50による撮像準備動作、撮像記録動作、LCD5の表示動作、記録画像の再生動作等が可能になるように電源制御部39を介してシステム制御部50に電源が供給される。
40は接眼センサ(検出手段)であり、撮影者が光学ファインダの接眼窓3を除く位置に顔を配置したときに、接眼を検出する。例えば、接眼センサ40は、発光素子から射出した赤外光が撮影者の顔で反射して受光素子で受光されることで、接眼を検出する。システム制御部50は、LCD5が表示状態にあるときに接眼センサ40によって接眼が検出されると、LCD5を非表示状態に自動的に切り換える。
なお、上述したシステム制御部50及び画像表示部28により情報表示手段が構成され、システム制御部50、操作スイッチ70及び接眼センサ40により切換手段が構成される。
このように、本実施例では、カメラの電源が投入された状態において、操作スイッチ70の操作に応じて、又は接眼センサ40による接眼の検出に応じて、LCD5が画像表示状態から画像非表示状態に切り換えられる。そして、システム制御部50は、画像非表示状態にあるLCD5に、図2に示すように、カメラ(撮像装置)に関する情報を示すマーク(指標又は表示情報)5a,5b,5cを表示させる。
マーク5a,5b,5cは、点灯表示だけでなく、点滅表示もなされ、さらに緑色、黄色、赤色、青色等の様々な色で表示されてもよい。マーク5a,5bは、LCD5における光学ファインダ3の近傍、言い換えれば接眼窓3に接眼した撮影者の視野に入る領域に表示される。マーク5cは、例えば、LCD5の上側の角部近傍に表示される。
マーク5cは、接眼窓3を通して光学ファインダを除く前に撮影者が知るべきカメラに関する情報、例えば、電源のオン/オフ状態を表示する。
また、マーク5a,5bは、接眼窓3を通して光学ファインダを除いている撮影者が知るべきカメラに関する情報を表示する。この情報には、例えば、オートフォーカスの状態、露出補正の状態、画像データの処理(記録/読み出し/消去/パーソナルコンピュータやプリンタ等への転送)の状態、フラッシュの充電状態及び発光の有無、手振れ補正機能の有効/無効等がある。マクロ撮像が可能なカメラでは、マクロ撮像モードと通常撮像モードの設定状態も含む。
画像非表示状態にあるLCD5にこれらマーク5a,5b,5cを表示させることにより、従来のようにLCDとは別に緑色や黄色等で上記カメラに関する情報の一部を表示するLEDを設ける必要がなくなる。このため、カメラ本体1の限られた背面スペースに対して大型のLCD5を配置することが可能となる。
また、カメラ本体1の内部に、LEDからの光が光学ファインダの内部や撮像素子22の周辺に入り込まないようにするための遮光部材を設けることも不要となる。したがって、カメラの小型化や軽量化に有効である。
なお、上述したLCD5における各マークの表示位置やマークの形や数、さらには各マークが示す情報は例に過ぎず、これらを任意に設定することが可能である。
なお、上述したシステム制御部50及び画像表示部28により情報表示手段が構成され、システム制御部50、操作スイッチ70及び接眼センサ40により切換手段が構成される。
このように、本実施例では、カメラの電源が投入された状態において、操作スイッチ70の操作に応じて、又は接眼センサ40による接眼の検出に応じて、LCD5が画像表示状態から画像非表示状態に切り換えられる。そして、システム制御部50は、画像非表示状態にあるLCD5に、図2に示すように、カメラ(撮像装置)に関する情報を示すマーク(指標又は表示情報)5a,5b,5cを表示させる。
マーク5a,5b,5cは、点灯表示だけでなく、点滅表示もなされ、さらに緑色、黄色、赤色、青色等の様々な色で表示されてもよい。マーク5a,5bは、LCD5における光学ファインダ3の近傍、言い換えれば接眼窓3に接眼した撮影者の視野に入る領域に表示される。マーク5cは、例えば、LCD5の上側の角部近傍に表示される。
マーク5cは、接眼窓3を通して光学ファインダを除く前に撮影者が知るべきカメラに関する情報、例えば、電源のオン/オフ状態を表示する。
また、マーク5a,5bは、接眼窓3を通して光学ファインダを除いている撮影者が知るべきカメラに関する情報を表示する。この情報には、例えば、オートフォーカスの状態、露出補正の状態、画像データの処理(記録/読み出し/消去/パーソナルコンピュータやプリンタ等への転送)の状態、フラッシュの充電状態及び発光の有無、手振れ補正機能の有効/無効等がある。マクロ撮像が可能なカメラでは、マクロ撮像モードと通常撮像モードの設定状態も含む。
画像非表示状態にあるLCD5にこれらマーク5a,5b,5cを表示させることにより、従来のようにLCDとは別に緑色や黄色等で上記カメラに関する情報の一部を表示するLEDを設ける必要がなくなる。このため、カメラ本体1の限られた背面スペースに対して大型のLCD5を配置することが可能となる。
また、カメラ本体1の内部に、LEDからの光が光学ファインダの内部や撮像素子22の周辺に入り込まないようにするための遮光部材を設けることも不要となる。したがって、カメラの小型化や軽量化に有効である。
なお、上述したLCD5における各マークの表示位置やマークの形や数、さらには各マークが示す情報は例に過ぎず、これらを任意に設定することが可能である。
図4には、本発明の実施例2であるカメラの背面を示す。図5において、実施例1と同じ構成要素には、実施例1と同じ符号を付している。
本実施例でも、カメラの電源が投入された状態で画像非表示状態にあるLCD5にマーク5a,5b,5cを表示させるが、さらに各マークが示す情報の内容に対応する文字(記号や数字でもよい)5d,5eを表示する。
本実施例によれば、マーク5a,5b,5cだけでは分かりにくい情報の内容も明確に撮影者に知らせることができる。
本実施例でも、カメラの電源が投入された状態で画像非表示状態にあるLCD5にマーク5a,5b,5cを表示させるが、さらに各マークが示す情報の内容に対応する文字(記号や数字でもよい)5d,5eを表示する。
本実施例によれば、マーク5a,5b,5cだけでは分かりにくい情報の内容も明確に撮影者に知らせることができる。
図5を用いて本発明の実施例3について説明する。図5には、カメラ本体1の背面に取り付けられLCD5を示している。
LCD5は、液晶パネル本体30と、その裏面側に配置された、集光拡散シート、導光板及び複数(図では、例として4つ)のバックライト光源29aを実装したフレキシブル基板29とにより構成されている。
システム制御部50は、LCD5が画像表示状態にあるときには、上記複数のバックライト光源29aのすべてを点灯させ、LCD5の全体に明るい被写体画像が表示されるようにする。
一方、LCD5が画像非表示状態にあるときには、表示状態のときに比べて、点灯させるバックライト光源29aの数を少なくする。図5には、点灯するバックライト光源29aを複数のバックライト光源29aのうち最も上側に配置された1つにした様子を示している。これは、図2や図4に示すように、マーク5a〜5cや文字5d,5eがLCD5の上部領域に表示される場合に各マークや文字を明るく表示するとともに、何も表示されないLCD5の下部領域を照明することで無駄な電力が消費するのを回避するためである。
なお、本実施例では、背面ディスプレイとしてLCDを用いる場合について説明したが、本発明のカメラ(撮像装置)では、自発光型表示素子である有機ELのようにバックライト光源を必要としない背面ディスプレイを用いてもよい。この場合も、有機ELにおけるマーク5a〜5cや文字5d,5eを表示する領域のみ駆動するようにすれば、無駄な電力消費を回避することができる。
以上説明した各実施例は代表的な例にすぎず、本発明の実施に際しては、各実施例に対して種々の変形や変更が可能である。
本発明は、デジタルスチルカメラだけでなく、ビデオカメラや、携帯電話に設けられた小型カメラ等を含む様々な撮像装置に適用することができる。
LCD5は、液晶パネル本体30と、その裏面側に配置された、集光拡散シート、導光板及び複数(図では、例として4つ)のバックライト光源29aを実装したフレキシブル基板29とにより構成されている。
システム制御部50は、LCD5が画像表示状態にあるときには、上記複数のバックライト光源29aのすべてを点灯させ、LCD5の全体に明るい被写体画像が表示されるようにする。
一方、LCD5が画像非表示状態にあるときには、表示状態のときに比べて、点灯させるバックライト光源29aの数を少なくする。図5には、点灯するバックライト光源29aを複数のバックライト光源29aのうち最も上側に配置された1つにした様子を示している。これは、図2や図4に示すように、マーク5a〜5cや文字5d,5eがLCD5の上部領域に表示される場合に各マークや文字を明るく表示するとともに、何も表示されないLCD5の下部領域を照明することで無駄な電力が消費するのを回避するためである。
なお、本実施例では、背面ディスプレイとしてLCDを用いる場合について説明したが、本発明のカメラ(撮像装置)では、自発光型表示素子である有機ELのようにバックライト光源を必要としない背面ディスプレイを用いてもよい。この場合も、有機ELにおけるマーク5a〜5cや文字5d,5eを表示する領域のみ駆動するようにすれば、無駄な電力消費を回避することができる。
以上説明した各実施例は代表的な例にすぎず、本発明の実施に際しては、各実施例に対して種々の変形や変更が可能である。
本発明は、デジタルスチルカメラだけでなく、ビデオカメラや、携帯電話に設けられた小型カメラ等を含む様々な撮像装置に適用することができる。
1 カメラ本体
2 撮影レンズ鏡筒
5 LCD
5a〜5c マーク
5d,5e 文字
8 モ−ド設定レバー
70 操作スイッチ
2 撮影レンズ鏡筒
5 LCD
5a〜5c マーク
5d,5e 文字
8 モ−ド設定レバー
70 操作スイッチ
Claims (5)
- 被写体画像を表示可能なディスプレイを有する撮像装置であって、
該撮像装置の電源が投入されている状態で、前記ディスプレイが前記被写体画像を表示する画像表示状態と、前記ディスプレイが前記被写体画像を表示しない画像非表示状態とに切り換えるための切換手段と、
前記ディスプレイが前記画像非表示状態にあるときに、該ディスプレイに該撮像装置に関する情報を表示させる情報表示手段とを有することを特徴とする撮像装置。 - 前記撮像装置に関する情報は、該撮像装置の電源が投入されていることを示す情報、オートフォーカスの状態を示す情報、及びフラッシュが点灯することを示す情報のうち少なくとも1つを含むことを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
- 該撮像装置は、光学ファインダを有し、
前記撮像装置に関する情報が、前記光学ファインダに接眼した撮影者の視野に入る領域に表示されることを特徴とする請求項1又は2に記載の撮像装置。 - 該撮像装置は、光学ファインダを有し、
前記切換手段は、前記光学ファインダに対する撮影者の接眼を検出する検出手段を含み、
前記切換手段は、前記ディスプレイが前記画像表示状態にあるときに前記検出手段によって前記接眼が検出されることに応じて、該ディスプレイを前記画像非表示状態に切り換え、
前記情報表示手段は、前記画像非表示状態に切り換えられた前記ディスプレイに前記撮像装置に関する情報を表示させることを特徴とする請求項1から3のいずれか1つに記載の撮像装置。 - 前記ディスプレイは、複数のバックライト光源を有し、
前記ディスプレイに前記撮像装置に関する情報を表示させるときに、前記被写体画像を表示させる場合に比べて、点灯する前記バックライト光源の数を少なくすることを特徴とする請求項1から4のいずれか1つに記載の撮像装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2009077919A JP2010232946A (ja) | 2009-03-27 | 2009-03-27 | 撮像装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2009077919A JP2010232946A (ja) | 2009-03-27 | 2009-03-27 | 撮像装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2010232946A true JP2010232946A (ja) | 2010-10-14 |
Family
ID=43048348
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2009077919A Pending JP2010232946A (ja) | 2009-03-27 | 2009-03-27 | 撮像装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2010232946A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2016075473A (ja) * | 2016-02-10 | 2016-05-12 | 日立アプライアンス株式会社 | 空気調和機 |
-
2009
- 2009-03-27 JP JP2009077919A patent/JP2010232946A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2016075473A (ja) * | 2016-02-10 | 2016-05-12 | 日立アプライアンス株式会社 | 空気調和機 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP4977363B2 (ja) | 表示装置 | |
US8908077B2 (en) | Projection device with display monitor | |
JP2007047758A (ja) | 表示モニタ付き投影装置 | |
US20120169902A1 (en) | Image capturing apparatus, image capturing method, and computer-readable recording medium | |
JP2004326118A (ja) | アイスタート能力を組み込んだ機器 | |
US20050254811A1 (en) | Digital camera and portable device | |
JP4581589B2 (ja) | 携帯型情報機器 | |
US7324153B2 (en) | Digital camera and power supply control thereof | |
JPH08242398A (ja) | 撮像装置 | |
JP2010232946A (ja) | 撮像装置 | |
JP2010160217A (ja) | 撮影用照明装置及び撮像装置 | |
JP5137802B2 (ja) | 撮像装置 | |
JP2007096950A (ja) | デジタルカメラ及び発光制御方法 | |
JP4433960B2 (ja) | 携帯型情報機器 | |
JP2007206237A (ja) | 撮影装置用補助光照射装置 | |
JP2008134438A (ja) | カメラ | |
JP2007110220A (ja) | 撮像装置 | |
JP2004078011A (ja) | デジタルカメラ | |
JP2012134585A (ja) | カメラ | |
JP4470909B2 (ja) | カメラ装置及びカメラ装置における発光制御方法 | |
JP2007318533A (ja) | デジタルカメラ | |
JPH10336492A (ja) | デジタルカメラ | |
JP2006178201A (ja) | 撮像装置 | |
JP2005348377A (ja) | 撮像装置、撮像装置の制御方法、制御プログラム及び記憶媒体 | |
JP2012037575A (ja) | 電子撮像系 |