JP2010229886A - ファンボス - Google Patents
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Abstract
【解決手段】ファンボス1は、軸方向に延在し回転軸931が挿通される回転軸挿通孔202と、径方向に延在し径方向外部と回転軸挿通孔202とを連通し回転軸931を固定するための固定ネジ94が挿通される固定ネジ挿通孔203と、を有するボス本体2と、ボス本体2の径方向外側に配置され、回転軸931からの回転方向の駆動力により回転軸931の軸周りに回転可能なファン9に固定される接続部材3と、ボス本体2と接続部材3との間に介装され回転時のファン9の振動を抑制する防振部材4と、を備える。ボス本体2は、金属製であって回転軸挿通孔202と固定ネジ挿通孔203とを有する回転軸固定部20と、樹脂製であって固定ネジ挿通孔203に対して軸方向にずれて配置され防振部材4が固定される固定面211を有する防振部材固定部21と、を有する。
【選択図】図3
Description
まず、本実施形態のファンボスが用いられたクロスフローファンの構成について、簡単に説明する。図1に、本実施形態のファンボスが用いられたクロスフローファンの部分斜視図を示す。クロスフローファン9は、エアコン(図略)の内部に配置されている。クロスフローファン9は、図1に白抜き矢印で示すように、上方から吸い込んだ空気を、前方に吹き出している。クロスフローファン9により、平面状の略均一な送風を確保することができる。
次に、本実施形態のファンボス1の構成について説明する。図2に、クロスフローファンの右側の端板付近の透過斜視図を示す。図3に、同端板付近の軸方向断面図を示す。なお、図2においては、透過部分を細線で示す。ファンボス1は、図2、図3に示すように、クロスフローファン9の端板90に固定されている。端板90に対するファンボス1の固定方法については、後で詳しく説明する。
図5に示すように、ボス本体2は、回転軸固定部20と、防振部材固定部21と、を備えている。回転軸固定部20は、アルミニウム合金製である。図6に示すように、回転軸固定部20は、固定部本体200と、径方向凸部201と、を備えている。固定部本体200は、円筒状を呈している。すなわち、固定部本体200は、左右方向に貫通する回転軸挿通孔202を備えている。図3に示すように、回転軸挿通孔202には、回転軸931が挿通されている。図6に戻って、径方向凸部201は、固定部本体200の周方向一部から、径方向外側に突出している。径方向凸部201の頂面201aと、回転軸挿通孔202の軸方向(左右方向)略中央部と、は固定ネジ挿通孔203により連通している。すなわち、固定ネジ挿通孔203の外側開口部203aは、頂面201aに開設されている。一方、固定ネジ挿通孔203の内側開口部203bは、回転軸挿通孔202の内周面に開設されている。固定ネジ挿通孔203の内周面には、螺旋状のネジ部203cが形成されている。図3に示すように、固定ネジ挿通孔203には、固定ネジ94が挿通されている。固定ネジ94の外周面には、螺旋状のネジ部94cが形成されている。固定ネジ94のネジ部94cと、固定ネジ挿通孔203のネジ部203cと、は互いに噛合している。固定ネジ94の先端は、内側開口部203bを介して、回転軸931の外周面に圧接している。固定ネジ94が回転軸931に圧接することにより、ボス本体2つまりファンボス1が回転軸931にしっかりと固定される。
防振部材4は、ゴム(後述するゴム組成物の加硫物)製である。図2、図3に示すように、防振部材4は、リング状を呈している。防振部材4の内周面40は、固定面211に固定されている。防振部材4の外周面41は、端板90の固定孔900に固定されている。
接続部材3は、SPCC製である。図7に示すように、接続部材3は、リング状を呈している。接続部材3には、六つの内側貫通孔30と、六つの外側貫通孔31と、が穿設されている。六つの内側貫通孔30は、周方向に並んでいる。六つの外側貫通孔31は、周方向に並んでいる。外側貫通孔31は、内側貫通孔30の径方向外側に配置されている。図2、図3に示すように、接続部材3は、防振部材4と端板90とに埋設されている。内側貫通孔30は、防振部材4側に埋設されている。外側貫通孔31は、端板90側に埋設されている。接続部材3は、防振部材4の外周面41と、端板90の固定孔900の内周面と、を連結している。
次に、本実施形態のファンボス1の製造方法について説明する。本実施形態のファンボス1の製造方法は、ボス本体作製工程と、接続部材作製工程と、防振部材作製工程と、を有している。
次に、本実施形態のファンボス1の端板90に対する固定方法について、図2を参照しながら説明する。ファンボス1は、インサート成形により、右側の端板90に固定される。すなわち、まず、金型のキャビティ(図略)に、ファンボス1を配置する。この際、外側貫通孔31は、キャビティの内部に表出している。型締め後、液状のASGF20をキャビティに注入する。ASGF20をキャビティで硬化させることにより、ファンボス1の接続部材3の周囲に、端板90を形成する。その後、図1に示すように、超音波溶着により、端板90に対してユニットU1を所定の数だけ連結し、連結左端のユニットU1に左側の端板を接続することで、クロスフローファン9を作製する。
次に、本実施形態のファンボス1の作用効果について説明する。図3に示すように、本実施形態のファンボス1によると、固定面211が固定ネジ挿通孔203に対して、軸方向にずれて配置されている。このため、固定ネジ挿通孔203のネジ部203c配置部分の孔長つまり回転軸固定部20の径方向長さR1(具体的には、固定部本体200の径方向長さと径方向凸部201の径方向長さとの和)の影響を受けることなく、自在に固定面211の径方向位置を設定することができる。このため、防振部材4の形状や径方向長さR2や軸方向長さA1などの調整の自由度が高くなる。したがって、防振部材4の防振特性をチューニングしやすい。
以上、本発明のファンボスの実施の形態について説明した。しかしながら、実施の形態は上記形態に特に限定されるものではない。当業者が行いうる種々の変形的形態、改良的形態で実施することも可能である。
20:回転軸固定部、21:防振部材固定部、30:内側貫通孔、31:外側貫通孔、40:内周面、41:外周面、80:固定型、81:可動型、82:キャビティ、83:ゲート、84:キャビティ、90:端板、91:仕切板、92:羽根、93:モータハウジング、94:固定ネジ、94c:ネジ部。
200:固定部本体、201:径方向凸部、201a:頂面、202:回転軸挿通孔、203:固定ネジ挿通孔、203a:外側開口部、203b:内側開口部、203c:ネジ部、210:貫通孔、211:固定面、900:固定孔、930:モータ(駆動装置)、931:回転軸。
A1:軸方向長さ、R1:径方向長さ、R2:径方向長さ、U1:ユニット。
Claims (3)
- 軸方向に延在し駆動装置の回転軸が挿通される回転軸挿通孔と、径方向に延在し径方向外部と該回転軸挿通孔とを連通し該径方向外部から該回転軸を固定するための固定ネジが挿通される固定ネジ挿通孔と、を有するボス本体と、
該ボス本体の径方向外側に配置され、該回転軸からの回転方向の駆動力により該回転軸の軸周りに回転可能なファンに固定される接続部材と、
該ボス本体と該接続部材との間に介装され回転時の該ファンの振動を抑制する防振部材と、
を備えてなるファンボスであって、
前記ボス本体は、金属製であって前記回転軸挿通孔と前記固定ネジ挿通孔とを有する回転軸固定部と、樹脂製であって該固定ネジ挿通孔に対して軸方向にずれて配置され前記防振部材が固定される固定面を有する防振部材固定部と、を有することを特徴とするファンボス。 - 前記固定ネジ挿通孔は、前記径方向外部に開口する外側開口部を有し、
前記回転軸固定部は、該外側開口部が配置される径方向凸部を有し、
前記固定面は、該外側開口部よりも、径方向内側に配置される請求項1に記載のファンボス。 - 前記ファンは、クロスフローファンである請求項1または請求項2に記載のファンボス。
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JP6083918B1 (ja) * | 2016-04-19 | 2017-02-22 | ファンテック株式会社 | 振動減衰機能付成形品の製造方法等 |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JPS58106593U (ja) * | 1982-01-16 | 1983-07-20 | 株式会社東芝 | 横流フアン用防振機構 |
JPH0874784A (ja) * | 1994-08-31 | 1996-03-19 | Kunimori Kagaku:Kk | 横流ファンの駆動側端板 |
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- 2009-03-27 JP JP2009078276A patent/JP5244009B2/ja not_active Expired - Fee Related
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