JP2010228879A - エレベータ用調速機 - Google Patents

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大輔 岡田
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峰夫 岡田
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Abstract

【課題】簡単な構成で、点検用レバーを遠隔操作によって変位させて、ラッチ部とラチェットとの係合を可能にするとともに、復帰用レバーを遠隔操作によって変位させて、スイッチレバーを通常位置へ変位させるエレベータ用調速機を得る。
【解決手段】変位可能なスイッチレバー17aを有した過速度スイッチ17と、基台14に回動可能に設けられたラチェット15と、ラチェット15に係合可能なラッチ部19cを有したフライウエイト19と、ラッチ部19cとラチェット15とを係合させる点検用レバー31と、点検用レバー31を遠隔操作により変位させる点検用ワイヤ32と、スイッチレバー17aを変位させる復帰用レバー34と、点検用レバー31が変位するのに連動して復帰用レバー34を介してスイッチレバー17aを通常位置へ変位させる連動手段35とを備えている。
【選択図】図2

Description

この発明は、昇降路内に設けられ、遠隔操作によって点検を行うことができるエレベータ用調速機に関する。
従来、昇降路内の上部に設置された基台と、この基台に支持され、調速機ロープが巻き掛けられて、かごの昇降に応じて回転する調速機用綱車と、基台に取り付けられ、スイッチレバーを有した過速度スイッチと、調速機用綱車に支持され、調速機用綱車の回転により生じる遠心力によって変位するフライウエイトと、基台に回動可能に取り付けられたラチェットと、基台に取り付けられ、ラチェットが一方向へ回動したときに、調速機ロープを制動する制動手段とを備えたエレベータ用調速機が知られている(例えば、特許文献1参照)。
このものの場合、スイッチレバーが通常位置と検出位置との間で変位可能であり、このスイッチレバーが通常位置にあるときに、過速度スイッチは、かごを昇降させる駆動装置の駆動を可能とし、スイッチレバーが検出位置にあるときに、過速度スイッチは、この駆動装置への電源の供給を遮断し、駆動装置のブレーキ装置が作動する。
また、このエレベータ用調速機では、フライウエイトは、かごが第1の過速度に達したときに、スイッチレバーに当接しながらスイッチレバーを検出位置へ変位させる作動爪と、かごが第1の過速度より速い第2の過速度に達したときに、ラチェットに係合して、ラチェットを回動させるラッチ部とを有している。
さらにまた、このエレベータ用調速機は、調速機用綱車が回転している場合であってもフライウエイトに非接触となる待機位置と、調速機用綱車が回転することにより、フライウエイトに当接しながらフライウエイトを変位させて、ラッチ部とラチェットとを係合させる点検位置との間で変位可能な点検用レバーと、この点検用レバーに接続され、点検用レバーを遠隔操作により変位させる点検用ワイヤとをさらに備えている。
特開2001−106454号公報
しかしながら、このものの場合、スイッチレバーを通常位置へ変位させる復帰用レバーをさらに備えた場合に、この復帰用レバーを遠隔操作するためには、復帰用レバーを変位させて、スイッチレバーを通常位置へ変位させる復帰用ワイヤをさらに備えなければならず、構成が複雑となってしまうという問題点があった。
この発明は、簡単な構成で、点検用レバーを遠隔操作によって変位させて、ラッチ部とラチェットとの係合を可能にすることができるとともに、復帰用ワイヤを遠隔操作によって変位させて、スイッチレバーを通常位置へ変位させることができるエレベータ用調速機を提供するものである。
この発明に係るエレベータ用調速機は、基台と、前記基台に支持され、調速機ロープが巻きかけられて、かごの昇降に応じて回転する調速機用綱車と、前記基台に設けられ、通常位置と検出位置との間で変位可能なスイッチレバーを有し、前記スイッチレバーが前記通常位置にあるときに、前記かごを昇降させる駆動装置の駆動を可能とし、前記スイッチレバーが前記検出位置にあるときに、前記駆動装置への電源の供給を遮断する過速度スイッチと、前記調速機用綱車に設けられ、前記調速機用綱車の回転により生じる遠心力によって変位するフライウエイトと、前記基台に設けられ、前記調速機用綱車の軸線を中心に回動可能なラチェットと、前記基台に設けられ、前記ラチェットが回動したときに、前記調速機ロープを制動する制動手段とを備え、前記フライウエイトは、前記かごが第1の過速度に達したときに、前記スイッチレバーに当接しながら前記スイッチレバーを前記検出位置へ変位させる作動部と、前記かごが前記第1の過速度より速い第2の過速度に達したときに、前記ラチェットに係合して、前記ラチェットを回動させるラッチ部とを有したエレベータ用調速機であって、前記基部に設けられ、前記調速機用綱車が回転している場合であっても前記フライウエイトに非接触となる待機位置と、前記調速機用綱車が回転することにより、前記フライウエイトに当接しながら前記フライウエイトを変位させて、前記ラッチ部と前記ラチェットとを係合させる点検位置との間で変位可能な点検用レバーと、前記点検用レバーに接続され、前記点検用レバーを遠隔操作により変位させる操作手段と、前記基台に回動可能に設けられ、前記スイッチレバーに当接しながら前記スイッチレバーを前記通常位置へ変位させる復帰用レバーと、前記点検用レバーおよび前記復帰用レバーを互いに連結し、前記点検用レバーが前記点検位置へ変位するのに連動して、前記復帰用レバーを介して前記スイッチレバーを前記通常位置へ変位させる連動手段とを備えている。
この発明に係るエレベータ用調速機によれば、点検用レバーおよび復帰用レバーを互いに連結し、点検用レバーが点検位置へ変位するのに連動して復帰用レバーを介してスイッチレバーを通常位置へ変位させる連動手段を備えているので、簡単な構成で、点検用レバーを遠隔操作によって変位させて、ラッチ部とラチェットとの係合を可能にすることができるとともに、復帰用レバーを遠隔操作によって変位させて、スイッチレバーを通常位置へ変位させることができる
この発明の実施の形態1に係るエレベータ用調速機が取り付けられたエレベータを示す縦断面図である。 図1のエレベータ用調速機を示す正面図である。 図2のエレベータ用調速機の点検用レバーを点検位置へ変位させた状態を示す正面図である。 図3のエレベータ用調速機のラチェットが回動した状態を示す正面図である。 図2のエレベータ用調速機の復帰用レバーを第2の復帰用レバー位置へ変位させた状態を示す正面図である。 この発明の実施の形態2に係るエレベータ用調速機を示す正面図である。 図6のエレベータ用調速機の点検用レバーを点検位置へ変位させた状態を示す正面図である。 図6のエレベータ用調速機のラチェットが回動した状態を示す正面図である。 図8の当接レバーによって過速度スイッチが作動した状態を示す正面図である。
以下、この発明の各実施の形態を図に基づいて説明するが、各図において、同一または相当の部材、部位については、同一符号を付して説明する。
実施の形態1.
図1はエレベータを示す縦断面図である。
エレベータは、昇降路1内の上部に設置された駆動装置2と、この駆動装置2の駆動装置用綱車2aに巻き掛けられたメインロープ3と、このメインロープ3の一端部に接続され吊り下げられたかご4と、メインロープ3の他端部に接続されて吊り下げられた釣合い錘5とを備えている。
昇降路1内には、昇降路1の内壁に沿って上下方向に延びたかご用ガイドレール6が設けられており、駆動装置2の駆動によって、かご4がこのかご用ガイドレール6に沿って昇降する。
また、昇降路1内には、釣合い錘用ガイドレール(図示せず)も立設されており、釣合い錘5が、かご4の昇降に連動して、釣合い錘ガイドレールに沿って昇降する。
また、このエレベータは、昇降路1内の上部に設置された、かご4の過速度を検出するエレベータ用調速機7と、昇降路1内の下部に設置された張り車8とを備えている。
エレベータ用調速機7は、回転自在な調速機用綱車9を有し、この調速機用綱車9と張り車8には、ループ形状の調速機ロープ10が巻きかけられている。
かご4の下部には、かご4を非常停止させるための非常停止装置11が設置されている。
この非常停止装置11は、非常停止レバー12を有しており、この非常停止レバー12の先端部が調速機ロープ10に接続されている。
調速機ロープ10が非常停止レバー12を介してかご4に接続されているので、かご4が昇降したときに、連動して、調速機ロープ10が循環移動する。
調速機ロープ10から非常停止レバー12が離間したときに、非常停止装置11は、作動して、かご4を緊急停止させる。
図2は図1のエレベータ用調速機7を示す正面図である。
このエレベータ用調速機7は、綱車軸13を介して調速機用綱車9を回転可能に支持した基台14と、綱車軸13に回動可能に支持されたラチェット15と、基台14に取り付けられ、ラチェット15が回動することで、調速機ロープ10を制動する制動手段16とを備えている。
また、このエレベータ用調速機7は、基台14に取り付けられた、駆動装置2への電源の供給を遮断する過速度スイッチ17と、ピン18を介して調速機用綱車9の側面に回動可能に支持された一対のフライウエイト19とを備えている。
電源の供給が遮断された駆動装置2は、図示しないブレーキ装置によって、駆動装置用綱車2aが制動される。
それぞれのフライウエイト19は、接続部材20を介して互いに連結されている。
一方のフライウエイト19は、一方向に延びて形成されたフライウエイト本体19aと、このフライウエイト本体19aの一端部に固定され、綱車軸13から離間する方向へ突出した作動部である作動爪19bとを有している。
また、この一方のフライウエイト19は、フライウエイト本体19aの他端部にピン18を介して回動可能に取り付けられた、先端部が綱車軸13に向かって突出したラッチ部19cと、フライウエイト本体19aの一端部に固定され、綱車軸13の軸線方向に沿って延びたローラ19dとを有している。
ラッチ部19cの基端部と基台14との間には、ラッチ部19cの回動を抑制する復帰ばね21が設けられている。
フライウエイト本体19aの他端部と基台14との間には、フライウエイト19の回動を抑制する平衡ばね22が設けられている。
ピン18がフライウエイト本体19aの重心より他端部側へ偏って配置されており、調速機用綱車9の回転により生じる遠心力によって、作動爪19bが径方向外側へ移動し、ラッチ部19cが径方向内側へ移動する方向に、フライウエイト本体19aが平衡ばね22の弾性力に逆らって回動する。
ラチェット15の周縁部には、作動爪19bと係合可能な歯部15aが全周に渡って形成されている。
作動爪19bが歯部15aに係合しながら、作動爪19bがフライウエイト本体19aとともに綱車軸13を中心に、例えば図2に示すように、反時計回りの方向に回動することで、ラチェット15が綱車軸13を中心に反時計回りに回動する。
制動手段16は、一端部が基台14に回動可能に接続されたアーム23と、このアーム23の他端部を貫通したばね軸24と、このばね軸24の一端部に接続され、中間部がラチェット15にピン25を介して接続された当接レバー26とを有している。
また、この制動手段16は、ばね軸24の他端部に固定されたばね受け部材27と、一端部がアーム23に接触し、他端部がばね受け部材27に接触したロープ掴みばね28と、アーム23に回動可能に取り付けられ、調速機ロープ10に面接触可能なシュー29とを有している。
当接レバー26の先端部は、過速度スイッチ17に指向している。
ラチェット15が上述したように綱車軸13を中心に反時計回りに回動することで、アーム23が反時計回りに回動して、シュー29が調速機用綱車9とともに調速機ロープ10を把持して、調速機ロープ10の循環移動を停止させる。
過速度スイッチ17は、回動可能なスイッチレバー17aを有している。
このスイッチレバー17aは、先端部が綱車軸13を指向する通常位置と、この通常位置から時計回りまたは反時計回りに回動した位置である検出位置との間で回動可能となっている。
この過速度スイッチ17は、スイッチレバー17aが通常位置にあるときに、駆動装置2の駆動を可能とし、スイッチレバー17aが検出位置にあるときに、駆動装置2への電源の供給を遮断する。
制動手段16の当接レバー26の先端部は、スイッチレバー17aに当接可能となっており、上述したようにラチェット15が綱車軸13を中心に反時計回りに回動したときに、当接レバー26がスイッチレバー17aに当接して、スイッチレバー17aが通常位置から検出位置へ変位する。
フライウエイト19は、かご4が第1の過速度(定格速度の1.3倍程度)に達したときに、作動爪19bがスイッチレバー17aに当接しながらスイッチレバー17aを検出位置へ変位させる。
また、フライウエイト19は、かご4が第1の過速度より速い第2の過速度(定格速度の1.4倍程度)に達したときに、ラッチ部19cが、ラチェット15に係合して、ラチェット15を回動させる。
また、このエレベータ用調速機7は、点検用レバー軸30を介して基台14に回動可能に支持された点検用レバー31と、一端部がこの点検用レバー31に接続され、他端部が乗場まで延びた操作手段である点検用ワイヤ32とを備えている。
また、このエレベータ用調速機7は、復帰用レバー軸33を介して基台14に回動可能に支持された復帰用レバー34と、一端部が点検用レバー31に接続され、他端部が復帰用レバー34に接続された連動手段35とを備えている。
点検用レバー31は、調速機用綱車9が回転している場合であってもフライウエイト19のローラ19dに非接触となる待機位置と、調速機用綱車9が回転することにより、フライウエイト19のローラ19dに当接しながらフライウエイト19を変位させて、ラッチ部19cとラチェット15とを係合させる点検位置でとの間で回動可能となっている。
点検用レバー31と基台14との間には、点検用レバー31の位置が待機位置となるように点検用レバー31を付勢する戻しばね36が設けられている。
なお、点検用レバー31は、フライウエイト19のローラ19dに限らず、例えば、フライウエイト19のラッチ部19cに当接しながらラッチ部19cとラチェット15とを係合させてもよい。
基台14には、可撓性のチューブ37の一端部が接続されており、このチューブ37の他端部は、乗場まで延びている。
点検用ワイヤ32は、チューブ37の内部を貫通している。
乗場にいる作業者は、点検用ワイヤ32を引くことで、点検用レバー31が、回動して、待機位置から点検位置へ変位する。
復帰用レバー34は、スイッチレバー17aに非接触となる第1の復帰用レバー位置と、スイッチレバー17aに当接してスイッチレバー17aが通常位置となる第2の復帰用レバー位置との間で回動可能となっている。
復帰用レバー34は、第1の復帰用レバー位置から第2の復帰用レバー位置へ変位するときに、検出位置にあるスイッチレバー17aに当接しながらスイッチレバー17aを通常位置へ変位させる。
復帰用レバー34と基台14との間には、復帰用レバー34の位置が第1の復帰用レバー位置となるように復帰用レバー34を付勢する戻しばね38が設けられている。
連動手段35は、一端部がピン39を介して点検用レバー31に回動可能に支持された第1のリンク板40と、一端部がこの第1のリンク板40の他端部にピン41を介して回動可能に支持された第1のリンク軸42と、一端部がこの第1のリンク軸42の他端部に接続された弾性体であるばね43とを有している。
また、この連動手段35は、一端部がピン44を介して復帰用レバー34に回動可能に支持された第2のリンク板45と、一端部がこの第2のリンク板45の他端部にピン46を介して回動可能に支持された第2のリンク軸47とを有している。
第2のリンク軸47は、他端部がばね43の他端部に接続されている。
第1のリンク板40および第1のリンク軸42から第1のリンク体が構成されており、第2のリンク板45および第2のリンク軸47から第2のリンク体が構成されている。
ばね43は、復帰用レバー34に取り付けられた戻しばね38のばね定数よりも大きな値のばね定数のものが用いられている。
なお、連動手段35は、このものに限らず、点検用レバー31の回動に連動して、復帰用レバー34を回動させることができるとともに、伸縮可能であるものであればよい。
次に、この実施の形態に係るエレベータ用調速機7および非常停止装置11の点検を行う手順について説明する。
図3は図2のエレベータ用調速機7の点検用レバー31を点検位置へ変位させた状態を示す正面図、図4は図3のエレベータ用調速機7のラチェット15が回動した状態を示す正面図である。
まず、乗場の敷居の下部、または、乗場位置表示器内にまで延びたチューブ37から点検用ワイヤ32を引き出す。
これにより、点検用レバー31は、図3に示すように、戻しばね36の付勢力に逆らって、点検用レバー軸30を中心に時計回りに回動し、待機位置から点検位置へ変位する。
点検用レバー31が点検位置へ変位するときに、連動して、復帰用レバー34は、連動手段35を介して、戻しばね38の付勢力に逆らって、復帰用レバー軸33を中心に時計回りに回動して、第1の復帰用レバー位置から第2の復帰用レバー位置へ変位する。
復帰用レバー34が第1の復帰用レバー位置から第2の復帰用レバー位置へ変位する前に、スイッチレバー17aの位置が通常位置であった場合には、スイッチレバー17aは変位しない。
一方、復帰用レバー34が第1の復帰用レバー位置から第2の復帰用レバー位置へ変位する前に、スイッチレバー17aの位置が検出位置であった場合は、復帰用レバー34が第1の復帰用レバー位置から第2の復帰用レバー位置へ変位するとともに、スイッチレバー17aは検出位置から通常位置へ変位する。
次に、かご4を下降させることで、図3に示すように、調速機用綱車9が反時計回りに回動し、フライウエイト19のローラ19dが点検用レバー31に当接し、フライウエイト19が点検用レバー軸30を中心に反時計回りに回動し、ラッチ部19cが径方向内側へ移動して、ラッチ部19cとラチェット15とが係合する。
さらに調速機用綱車9を反時計回りに回動させることで、図4に示すように、ラチェット15が反時計回りに回動して、当接レバー26を介してアーム23が反時計回りに回動し、シュー29が調速機用綱車9とともに調速機ロープ10を制動する。
このとき、当接レバー26の先端部は、スイッチレバー17aに当接し、スイッチレバー17aを時計回りに回動させて、通常位置から検出位置へ変位させる。
また、同時に、当接レバー26の先端部は、スイッチレバー17aを介して復帰用レバー34を反時計回りに回動させて、復帰用レバー34を第1の復帰用レバー位置に向かって変位させる。
復帰用レバー34が第1の復帰用レバー位置に向かって変位する際には、第1のリンク軸42と第2のリンク軸47との間には、離間する方向の力が働くので、ばね43が伸長する。
ばね43が伸長することにより、当接レバー26の押圧力が、復帰用レバー34および連動手段35を介して、点検用レバー31に伝達されることが低減される。
その結果、点検用レバー31は点検位置にあり続けるので、過速度スイッチ17による駆動装置2への電源の供給の遮断を点検することができるとともに、調速機ロープ10の循環移動が停止することによる非常停止装置11の作動を点検することができる。
エレベータ用調速機7および非常停止装置11の点検後は、作業者による点検用ワイヤ32の引っ張りを解除することで、点検用レバー31は、戻しばね36の付勢力によって、反時計回りに回動して、点検位置から待機位置へ変位する。
これにより、点検用レバー31がローラ19dから離間する。
また、点検用レバー31が待機位置へ変位するときに、連動して、復帰用レバー34は、戻しばね38の付勢力によって、反時計回りに回動して、第1の復帰用レバー位置へ変位する。
これにより、復帰用レバー34は、スイッチレバー17aから離間する。
次に、かご4を僅かに上昇させて、調速機用綱車9を時計回りに回動させることで、復帰ばね21の弾性力によって、ラチェット15とラッチ部19cとの係合が解除される。
ラチェット15には、図示しないラチェット復帰ばねが取り付けられており、このラチェット復帰ばねの弾性力によって、時計回りに回動して、基の位置へ戻る。
ラチェット15が元の位置へ戻ることで、アーム23が時計回りに回動して、基の位置へ戻り、シュー29が調速機ロープ10から離間して、調速機ロープ10の制動が解除される。
さらに、かご4を僅かに上昇させることで、非常停止装置11を作動前の状態に戻すことができる。
次に、この実施の形態に係るエレベータ用調速機7の過速度スイッチ17を復帰させる手順について説明する。
図5は図2のエレベータ用調速機7の復帰用レバー34を第2の復帰用レバー位置へ変位させた状態を示す正面図である。
作動爪19bがスイッチレバー17aに当接した場合、または、当接レバー26がスイッチレバー17aに当接した場合には、スイッチレバー17aの位置は検出位置となっている。
このスイッチレバー17aを通常位置へ変位させるためには、まず、調速機用綱車9が停止した状態で、乗場の敷居の下部、または、乗場位置表示器内にまで延びたチューブ37から点検用ワイヤ32を引き出す。
これにより、点検用レバー31は、図5に示すように、戻しばね36の付勢力に逆らって、点検用レバー軸30を中心に時計回りに回動し、待機位置から点検位置へ変位する。
点検用レバー31が点検位置へ変位するときに、連動して、復帰用レバー34は、連動手段35を介して、戻しばね38の付勢力に逆らって、復帰用レバー軸33を中心に時計回りに回動して、第1の復帰用レバー位置から第2の復帰用レバー位置へ変位する。
復帰用レバー34が第1の復帰用レバー位置から第2の復帰用レバー位置へ変位することで、スイッチレバー17aは、復帰用レバー34に当接されて、検出位置から通常位置へ変位する。
スイッチレバー17aの位置が通常位置となった後は、作業者による点検用ワイヤ32の引っ張りを解除することで、点検用レバー31は、戻しばね36の付勢力によって、反時計回りに回動して、点検位置から待機位置へ変位する。
また、点検用レバー31が待機位置へ変位するときに、連動して、復帰用レバー34は、戻しばね38の付勢力によって、反時計回りに回動して、第2の復帰用レバー位置から第1の復帰用レバー位置へ変位する。
これにより、過速度スイッチ17の復帰が完了する。
以上説明したように、この実施の形態に係るエレベータ用調速機7によれば、一端部が点検用レバー31に接続され、他端部が復帰用レバー34に接続され、点検用レバー31が待機位置から点検位置へ変位するのに連動して、復帰用レバー34を介してスイッチレバー17aを検出位置から通常位置へ変位させる連動手段35を備えているので、簡単な構成で、点検用レバー31を遠隔操作によって変位させて、ラッチ部19cとラチェット15との係合を可能にすることができるとともに、復帰用レバーを遠隔操作によって変位させて、検出位置にあるスイッチレバー17aを通常位置へ変位させることができる。
また、エレベータ用調速機7および非常停止装置11の点検作業と過速度スイッチ17の復帰作業とが同じ操作で容易に実施することができるので、作業性が向上する。
また、制動手段16は、調速機ロープ10を制動する際に、スイッチレバー17aを検出位置へ変位させる当接レバー26を有し、連動手段35は、伸縮可能であるので、作動爪19bがスイッチレバー17aに当接してもスイッチレバー17aが検出位置へ変位しなかった場合に、制動手段16が作動する際に、当接レバー26をスイッチレバー17aに当接させてスイッチレバー17aを検出位置へ変位させることができ、また、当接レバー26をスイッチレバー17aに当接させた状態で、エレベータ用調速機7および非常停止装置11を点検することができる。
また、連動手段35は、一部がばね43から構成されているので、簡単な構成で、連動手段35を伸縮可能にすることができる。
なお、連動手段35は、第1のリンク体および第2のリンク体を有さず、全部がばね43から構成されてもよい。
実施の形態2.
図6はこの実施の形態に係るエレベータ用調速機7を示す正面図である。
この実施の形態に係るエレベータ用調速機7は、連動手段35が、基台14に固定された保持部材であるガイド枠48を有している。
第1のリンク体は、第1のリンク軸42の他端部に固定された永久磁石49をさらに有している。
ガイド枠48は、第1のリンク軸42の他端部および永久磁石49を摺動可能に保持し、また、第2のリンク軸47の他端部を摺動可能に保持している。
ガイド枠48は、非磁性体から構成されている。
第2のリンク軸47は、磁性体から構成されており、永久磁石49と第2のリンク軸47とが磁力によって互いに吸引する。
永久磁石49と第2のリンク軸47とが接触している状態で、永久磁石49と第2のリンク軸47との間に働く吸引力は、戻りばね38の付勢力より大きくなっている。
第2のリンク板45には、長手方向に沿って延びた長孔45aが形成されており、この長孔45aにピン44が摺動可能に挿入されている。
その他の構成は、実施の形態1と同様である。
次に、この実施の形態に係るエレベータ用調速機7および非常停止装置11の点検を行う手順について説明する。
図7は図6のエレベータ用調速機7の点検用レバー31を点検位置へ変位させた状態を示す正面図、図8は図6のエレベータ用調速機7のラチェット15が回動した状態を示す正面図である。
まず、実施の形態1と同様にして、乗場の敷居の下部、または、乗場位置表示器内にまで延びたチューブ37から点検用ワイヤ32を引き出す。
これにより、点検用レバー31は、図7に示すように、戻しばね36の付勢力に逆らって、点検用レバー軸30を中心に時計回りに回動して、待機位置から点検位置へ変位する。
点検用レバー31が点検位置へ変位するときに、連動して、第1のリンク板40および第1のリンク軸42が右方向へ移動する。
第2のリンク軸47は、永久磁石49を介して第1のリンク軸42と接続されているので、第2のリンク板45および第2のリンク軸47も右方向へ移動する。
その結果、復帰用レバー34は、戻しばね38の付勢力に逆らって、復帰用レバー軸33を中心に時計回りに回動して、第1の復帰用レバー位置から第2の復帰用レバー位置へ変位する。
復帰用レバー34が第1の復帰用レバー位置から第2の復帰用レバー位置へ変位する前に、スイッチレバー17aが通常位置にあった場合には、スイッチレバー17aは変位しない。
一方、復帰用レバー34が第1の復帰用レバー位置から第2の復帰用レバー位置へ変位する前に、スイッチレバー17aが検出位置にあった場合は、復帰用レバー34が第1の復帰用レバー位置から第2の復帰用レバー位置へ変位するとともに、スイッチレバー17aは検出位置から通常位置へ変位する。
次に、かご4を下降させることで、実施の形態1と同様にして、シュー29が調速機用綱車9とともに調速機ロープ10を制動する。
このとき、当接レバー26の先端部は、スイッチレバー17aに当接し、スイッチレバー17aを時計回りに回動させて、通常位置から検出位置へ変位させる。
また、同時に、当接レバー26の先端部は、スイッチレバー17aを介して復帰用レバー34を反時計回りに回動させて、復帰用レバー34を第1の復帰用レバー位置に向かって変位させる。
復帰用レバー34が第1の復帰用レバー位置へ向かって変位する際には、永久磁石49と第2のリンク軸47との間に働く吸引力より大きい力が、当接レバー26によって復帰用レバー34へ加えられるので、永久磁石49と第2のリンク軸47とが離間し始める。
磁力は、空隙の2乗に反比例するので、永久磁石49と第2のリンク軸47とが離間することで、戻しばね38の付勢力が永久磁石49と第2のリンク軸47との間に働く吸引力より大きくなり、図9に示すように、復帰用レバー34が反時計回りに回動して、第1の復帰用レバー位置へ変位する。
このとき、永久磁石49と第2のリンク軸47とが離間しているので、当接レバー26の押圧力が点検用レバー31に伝達されることが防止される。
その結果、点検用レバー31は点検位置にあり続けるので、過速度スイッチ17による駆動装置2への電源の供給の遮断を点検することができるとともに、調速機ロープ10の循環移動が停止することによる非常停止装置11の作動を点検することができる。
エレベータ用調速機7および非常停止装置11の点検後は、実施の形態1と同様にして、作業者による点検用ワイヤ32の引っ張りを解除することで、点検用レバー31は、点検位置から待機位置へ変位する。
また、点検用レバー31が待機位置へ変位するときに、連動して、第2のリンク軸47と永久磁石49とが接触して、第1のリンク軸42と第2のリンク軸47とが永久磁石49を介して連結される。
エレベータ用調速機7の過速度スイッチ17を復帰させる手順は、実施の形態1と同様である。
以上説明したように、この実施の形態に係るエレベータ用調速機7によれば、連動手段35が、一端部が点検用レバー31に接続された第1のリンク体と、一端部が復帰用レバー34に接続された第2のリンク体と、第1のリンク体の他端部および第2のリンク体の他端部を摺動可能に保持したガイド枠48とを有し、第1のリンク体と第2のリンク体とが磁力よって互いに連結可能であるので、エレベータ用調速機7および非常停止装置11の点検時に、制動手段16が作動して、当接レバー26がスイッチレバー17aを介して復帰用レバー34を押圧しても、当接レバー26による押圧力が点検用レバー31に伝達されることを防ぐことができる。
なお、この実施の形態では、第2のリンク軸47と永久磁石49とが磁力によって吸引することで、第1のリンク軸42と第2のリンク軸47とが連結する連動手段35について説明したが、勿論このものに限らず、例えば、第1のリンク軸42および第2のリンク軸47を磁化させて、第1のリンク軸42と第2のリンク軸47とが、第1のリンク軸42と第2のリンク軸47とが磁力によって互いに吸引して、連結する連動手段35であってもよい。
また、第1のリンク軸42の他端部および第2のリンク軸47の他端部のそれぞれに、永久磁石49を固定し、互いの永久磁石49が磁力によって吸引して、第1のリンク軸42と第2のリンク軸47とが連結する連動手段35であってもよい。
1 昇降路、2 駆動装置、2a 駆動装置用綱車、3 メインロープ、4 かご、5 釣合い錘、6 かご用ガイドレール、7 エレベータ用調速機、8 張り車、9 調速機用綱車、10 調速機ロープ、11 非常停止装置、12 非常停止レバー、13 綱車軸、14 基台、15 ラチェット、15a 歯部、16 制動手段、17 過速度スイッチ、17a スイッチレバー、18 ピン、19 フライウエイト、19a フライウエイト本体、19b 作動爪(作動部)、19c ラッチ部、19d ローラ、20 接続部材、21 復帰ばね、22 平衡ばね、23 アーム、24 ばね軸、25 ピン、26 当接レバー、27 ばね受け部材、28 ロープ掴みばね、29 シュー、30 点検用レバー軸、31 点検用レバー、32 点検用ワイヤ(操作手段)、33 復帰用レバー軸、34 復帰用レバー、35 連動手段、36 戻しばね、37 チューブ、38 戻しばね、39 ピン、40 第1のリンク板、41 ピン、42 第1のリンク軸、43 ばね、44 ピン、45 第2のリンク板、45a 長孔、46 ピン、47 第2のリンク軸、48 ガイド枠(保持部材)、49 永久磁石。

Claims (4)

  1. 基台と、
    前記基台に支持され、調速機ロープが巻きかけられて、かごの昇降に応じて回転する調速機用綱車と、
    前記基台に設けられ、通常位置と検出位置との間で変位可能なスイッチレバーを有し、前記スイッチレバーが前記通常位置にあるときに、前記かごを昇降させる駆動装置の駆動を可能とし、前記スイッチレバーが前記検出位置にあるときに、前記駆動装置への電源の供給を遮断する過速度スイッチと、
    前記調速機用綱車に設けられ、前記調速機用綱車の回転により生じる遠心力によって変位するフライウエイトと、
    前記基台に設けられ、前記調速機用綱車の軸線を中心に回動可能なラチェットと、
    前記基台に設けられ、前記ラチェットが回動したときに、前記調速機ロープを制動する制動手段とを備え、
    前記フライウエイトは、前記かごが第1の過速度に達したときに、前記スイッチレバーに当接しながら前記スイッチレバーを前記検出位置へ変位させる作動部と、前記かごが前記第1の過速度より速い第2の過速度に達したときに、前記ラチェットに係合して、前記ラチェットを回動させるラッチ部とを有したエレベータ用調速機であって、
    前記基部に設けられ、前記調速機用綱車が回転している場合であっても前記フライウエイトに非接触となる待機位置と、前記調速機用綱車が回転することにより、前記フライウエイトに当接しながら前記フライウエイトを変位させて、前記ラッチ部と前記ラチェットとを係合させる点検位置との間で変位可能な点検用レバーと、
    前記点検用レバーに接続され、前記点検用レバーを遠隔操作により変位させる操作手段と、
    前記基台に回動可能に設けられ、前記スイッチレバーに当接しながら前記スイッチレバーを前記通常位置へ変位させる復帰用レバーと、
    前記点検用レバーおよび前記復帰用レバーを互いに連結し、前記点検用レバーが前記点検位置へ変位するのに連動して、前記復帰用レバーを介して前記スイッチレバーを前記通常位置へ変位させる連動手段とを備えたことを特徴とするエレベータ用調速機。
  2. 前記制動手段は、前記調速機ロープを制動するときに、前記スイッチレバーに当接しながら前記スイッチレバーを前記検出位置へ変位させる当接レバーを有し、
    前記連動手段は、伸縮可能であることを特徴とする請求項1に記載のエレベータ用調速機。
  3. 前記連動手段は、全部または一部が弾性体から構成されていることを特徴とする請求項2に記載のエレベータ用調速機。
  4. 前記連動手段は、前記点検用レバーに接続された第1のリンク体と、前記復帰用レバーに接続された第2のリンク体と、前記第1のリンク体および前記第2のリンク体を摺動可能に保持した保持部材とを有し、前記第1のリンク体および前記第2のリンク体は、磁力によって互いに吸引されていることを特徴とする請求項2に記載のエレベータ用調速機。
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