JP6752129B2 - 調速機及びエレベーター装置 - Google Patents

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Description

本発明は、調速機及びエレベーター装置に関する。
エレベーター装置には、一般に、昇降体である乗りかごの昇降速度を常時監視して、所定の過速状態に陥った乗りかごを非常停止させるための調速機が備えられている。このような調速機として、例えば特許文献1に記載の調速機が知られる。この特許文献1には、「各軸受部40は、一対の側板1a、1a内側に配置されており、」「一方の軸受部40外周には、軸受部40に対して回転可能なラチェット部12が設けられている。このラチェット部12は、軸受部40外周に円周方向に摺動自在に設けられたラチェット受け12cと、ラチェット受け12cに固定されたラチェット12aとからなり、ラチェット12aには、歯31が設けられている。」と記載されている。
特開2007−84261号公報
しかしながら、前述した特許文献2に記載のものでは、主軸の荷重を支持するために比較的寸法が大きくなる軸受の外周にラチェット設けるため、ラチェット内径、外径、ひいては調速機の幅・高さ方向の寸法肥大化を招くという課題があった。
本発明の目的は、ラチェットの小型化を図ることができる調速機及びエレベーター装置を提供することにある。
上記課題を解決し、本発明の調速機は、昇降体に接続された調速用ロープが巻き掛けられた綱車と、フレームに軸受けを介して回転可能に取り付けられ、前記綱車を支持する主軸と、前記綱車に回動可能に取り付けられ、前記綱車が回転した場合に作用する遠心力により回動する振り子と、前記主軸に支持され、前記遠心力により回動した前記振り子に係合して回動するラチェットとを備えた調速機において、前記ラチェットは、他の軸受けを介して前記主軸に支持され、前記他の軸受けに所定の荷重を負荷する荷重負荷部材をさらに備えることを特徴とする。
また、本発明のエレベーター装置は、昇降路内に配置された昇降体と、前記昇降体に接続され、前記昇降体と共に移動する調速用ロープと、前記昇降体を非常停止させる非常止め装置と、前記昇降体の昇降速度が定格速度よりも速い過速度に達した場合に、前記非常止め装置を動作させて前記昇降体を非常停止させる調速機とを備え、前記調速機は、前記調速用ロープが巻き掛けられた綱車と、フレームに軸受けを介して回転可能に取り付けられ、前記綱車を支持する主軸と、前記綱車に回動可能に取り付けられ、前記綱車が回転した場合に作用する遠心力により回動する振り子と、前記主軸に支持され、前記遠心力により回動した前記振り子に係合して回動するラチェットとを有するエレベーター装置において、前記ラチェットは、前記主軸に他の軸受けを介して支持され、前記他の軸受けに所定の荷重を負荷する荷重負荷部材を更に備えることを特徴とする。
前記構成の調速機及びエレベーター装置によれば、ラチェットの小型化を図ることができる調速機及びエレベーター装置を提供することができる。
なお、上記した以外の課題、構成及び効果は、以下の実施形態の説明により明らかにされる。
本発明の一実施形態に係るエレベーター装置の構成例を示す構成図である。 本発明の一実施形態に係る調速機の構成例を示す側面図である。 本発明の一実施形態に係る調速機の構成例を示す正面図である。
以下、本発明の調速機及びエレベーター装置を実施するための形態について、図1〜図3を参照して説明する。なお、各図において同一または類似の構成には同じ符号を付して繰り返しの説明は省略する。
〈エレベーター装置〉
図1は、本発明の一実施形態に係るエレベーター装置の構成例を示す構成図である。
図1に示すように、エレベーター装置1は、昇降体(乗りかご)2と、釣合いおもり3と、主ロープ4と、トラクションシーブ5と、そらせ車6と、ガイドレール7と、非常止め装置8と、作動レバー9と、調速機10とを備えている。
昇降体2は、建築物に設けられた昇降路11内に設置されている。この昇降体2は、複数のスライダ(不図示)を有しており、ガイドレール7に摺動可能に係合する。したがって、昇降体2は、ガイドレール7に案内されて昇降路11内を昇降する。
以下、昇降体2及び釣合いおもり3が昇降する方法を昇降方向とする。すなわち、ガイドレール7は、昇降体2を昇降方向に案内する。
釣合いおもり3は、複数のスライダ(不図示)を有している。釣合いおもり3の複数のスライダは、昇降路11の壁面に固定されたガイドレール(不図示)に摺動可能に係合する。したがって、釣合いおもり3は、ガイドレール(不図示)によって昇降方向に案内されて昇降路11内を昇降する。
主ロープ4には、昇降体2及び釣合いおもり3が吊り下がっている。トラクションシーブ5は、昇降路11上部の機械室12に配置されている。このトラクションシーブ5には、主ロープ4が巻き掛けられている。また、機械室12には、トラクションシーブ5を駆動し、且つ、制動する駆動装置(不図示)が配置されている。駆動装置は、トラクションシーブ5を回転させることにより、主ロープ4を摩擦駆動して、昇降体2及び釣合いおもり3を昇降させる。
非常止め装置8は、昇降体2に設けられており、非常時に楔によってガイドレール7を把持し、昇降体2の落下を停止させる。作動レバー9は、昇降体2に軸支されており、非常止め装置8を駆動する。この作動レバー9は、後述する調速用ロープ21に連結されている。
調速機10は、昇降体2の昇降速度が定格速度を超えて第1過速度(例えば、定格速度の1.3倍)に達すると、トラクションシーブ5を駆動する駆動装置の電源及びこの駆動装置を制御する制御装置の電源をそれぞれ遮断する。また、調速機10は、昇降体2の下降速度が第2過速度(例えば、定格速度の1.4倍)に達すると、昇降体2に設けた作動レバー9を動作させて、非常止め装置8を動作させる。これにより、昇降体2が機械的に非常停止される。
〈調速機〉
次に、調速機10の構成について図2及び図3を参照して説明する。
図2は、調速機10の構成例を示す側面図である。図3は、調速機10の構成例を示す正面図である。
図2及び図3に示すように、調速機10は、調速用ロープ21と、綱車22と、振り子23,24と、ラチェット25と、シュー機構26とを備えている。
調速用ロープ21は、昇降体2に接続されており、昇降体2と共に移動して綱車22を回転させる。
綱車22は、昇降路11上部の機械室12に配置されるフレーム31に軸受け32,33を介して回転可能に支持される主軸34と同軸に設けられており、この綱車22に、無端状の調速用ロープ21が巻き掛けられている。
また、昇降路11の下部には、調速用ロープ21が巻き掛けられる下部綱車35が配置されている(図1参照)。この下部綱車35は、昇降方向において綱車22に対向している。
振り子23,24は、略円弧状に形成されており、綱車22と同軸に設けられて一緒に回転するアーム36に回動可能に支持されている。振り子23は、一端部23aと他端部23bを有しており、一端部23aは、他端部23bよりも重い。また、振り子24は、一端部24aと他端部24bを有しており、一端部24aは、他端側24bよりも重い。
綱車22と一緒にアーム36が回転すると、遠心力により振り子23,24が回動する。そして、振り子23,24の一端部23a,24aが、主軸34から離れる方向に変位し、振り子23,24の他端部23b,24bが、主軸34に接近する方に変位する。
振り子23の他端部23bには、振り子付勢部材、例えば、一端がアーム36に取り付けられる平衡ばね37の他端が取り付けられている。この平衡ばね37は、振り子23の他端部23bが主軸34に接近する方向へ変位することに抗して抵抗力を生じさせる。すなわち、振り子23,24に作用する遠心力が平衡ばね37の抵抗力を超えた場合に、平衡ばね37が弾性変形(圧縮)し、振り子23,24が回動する。
振り子23の他端部23bには、振り子爪38が設けられている。振り子爪38は、振り子23における内側(主軸34側)の辺から突出している。遠心力により振り子23,24が回動して、振り子23の他端部23bが主軸34に接近する方向に変位すると、振り子爪38は、ラチェット25の歯部(不図示)に係合する。
振り子23,24の一端部23a,24aには、検出用突部23c,24cが設けられている。この検出用突部23c,24cは、振り子23,24における外側(主軸34と反対側)の辺から突出している。検出用突部23c,24cは、振り子23,24が回動した場合に、検出スイッチ(不図示)に接触する。
ラチェット25は、主軸34に他の軸受け39を介して軸支され、円板状に形成されており、一方の平面が振り子23,24に対向している。ラチェット25の外周面には、歯部(不図示)が形成されている。ラチェット25の歯部には、回動した振り子23の振り子爪38が係合する。
シュー機構26は、ロッド41と、ばね軸42と、把持腕43と、付勢ばね44と、制動シュー45とを有している。
ロッド41は、棒状に形成されており、ラチェット25に固定された接続軸46に回転可能に支持されている。
ばね軸42は、ロッド41の他方の端部に摺動可能に挿入されており、把持腕43と、付勢ばね44を貫通している。
把持腕43は、フレーム31に回転可能に支持されると共に、その一端は、ロッド41と付勢ばね44との間に配置された状態でばね軸42が挿通されている。
付勢ばね44は、例えば、圧縮ばねであり、把持腕43の一端をロッド41側へ付勢している。
制動シュー45は、把持腕43に回動可能に支持されており、綱車22に巻き掛けられた調速用ロープ21に対向している。この制動シュー45は、ラチェット25の回転に応じてシュー機構26が動作した場合に、調速用ロープ21に押し付けられる。
他の軸受け39には、荷重負荷部材51により所定の荷重が負荷されている。
荷重負荷部材51は、他の軸受け39の外輪に連結部52を介して設けられるウェート53と、ウェート53とフレーム31との間に設けられる引きばね54とを備えており、ウェート53の自重及び引きばね54のばね力により他の軸受け39を主軸34側へ付勢している。
なお、荷重負荷部材51により他の軸受け39に負荷される所定の荷重は、主軸34が回転した際に、他の軸受け39内においてボール39aが転動面を滑ることなく確実に転動するために必要な値である。
[調速機の動作]
次に、調速機10の動作について、図を参照して説明する。
通常時のエレベーター装置1において、昇降体2(図1参照)が下降すると、調速用ロープ21は、昇降体2と共に移動して綱車22をR1方向へ回転させる。これにより、振り子23,24に遠心力が作用し、その遠心力が振り子付勢部材である平衡ばね37の抵抗力を越えると、振り子23,24が回動する。
昇降体2(図1参照)の下降速度が第1過速度(例えば、定格速度の1.3倍)に達すると、振り子23,24の一端部23a,24aに設けられる検出用突部23c,24cが検出スイッチ(不図示)に接触する。これにより、調速機10は、昇降体2の昇降速度が第1過速度に達したことを検出する。そして、調速機10は、トラクションシーブ5を駆動する駆動装置(不図示)の電源及びこの駆動装置を制御する制御装置(不図示)の電源をそれぞれ遮断する。
また、昇降体2の下降速度が第2過速度(例えば、定格速度の1.4倍)に達すると、回動した振り子23の振り子爪38が、ラチェット25の歯部に係合し、ラチェット25をR1方向へ回転させる。すなわち、調速機10はトリップ動作を行う。ラチェット25が回動すると、ロッド41がR1方向へ移動して、把持腕43がR1方向へ回動する。
把持腕43がR1方向へ回動すると、制動シュー45が、綱車22に巻き掛けられた調速用ロープ21に押し付けられて、調速用ロープ21に張力を加える。これにより、調速用ロープ21の移動が停止され、昇降体2は、下降を継続する。その結果、調速用ロープ21に連結された作動レバー9が引き上げられ、非常止め装置8を作動させて、昇降体2を機械的に非常停止させる。
[荷重負荷部材の動作]
昇降体2(図1参照)が下降すると、調速用ロープ21は、昇降体2と共に移動して綱車22をR1方向へ回転させるとともに、昇降体2(図1参照)が上昇すると、調速用ロープ21は、昇降体2と共に移動して綱車22をR2方向へ回転させる。
そして、フレーム31に軸受け32,33を介して回転可能に支持される主軸34も綱車22と同軸に設けられ、綱車22を支持していることから、綱車22の回転に応じて回転する。
通常の昇降体2の昇降に伴う主軸34の回転時、ラチェット25は、主軸34に対して他の軸受け39を介して支持されていることから、主軸34の回転はラチェット25に伝わることなく、ラチェット25は回転しない。
このとき、荷重負荷部材51は、ウェート53の自重及び引きばね54のばね力により他の軸受け39を主軸34側へ付勢していることから、他の軸受け39のボール39aは、他の軸受39の転動面を滑ることなく確実に転動する。
これにより、ボール39aが転動面を滑ることによる他の軸受の摩耗を抑制している。
一方、上述したように、昇降体2の下降速度が第2過速度(例えば、定格速度の1.4倍)に達し、回動した振り子23の振り子爪38が、ラチェット25の歯部に係合すると、ラチェット25はR1方向へ回転する。
このように、本実施形態では、他の軸受39はラチェット25の荷重を支持出来る大きさであれば良いから、主軸の荷重を支持するための軸受よりも小型の軸受を使用することが出来、ラチェット25の内径、外径を小さくすることが可能である。つまり、ラチェットを小型化することが可能であり、ひいては調速機の幅・高さ方向の寸法を小さくすることが可能である。
また、ラチェット受け等の特別な部材を要することがないことから、簡易な構造とすることができる。
さらに、ラチェット25を支持する他の軸受け39に所定の荷重を負荷する荷重負荷部材51を設けたことにより、高精度の速度検出を行うことができる。
すなわち、比較的小型、かつ軽量のラチェット25を他の軸受け39を介して主軸34に支持させたのみである場合、ラチェット25が主軸34につられて回転する可能性がある。
このような状態となると、ラチェット25が誤って第2過速度を検出する虞や、他の軸受け39が偏摩耗してしまうことでラチェット25の取り付け精度が低下し、速度検出値が変動する虞がある。
そこで、荷重負荷部材51により他の軸受け39に所定の荷重を負荷することで、他の軸受け39のボール39aは、他の軸受39の転動面を滑ることなく確実に転動し、前述したような問題が発生することが防がれ、正確な速度検出を行うことができる。
また、荷重負荷部材51を、他の軸受け39に連結されるウェート53、及びウェート53とフレーム31との間に設けられる引きばね54から構成することにより、簡易な構造で、確実に他の軸受け39に所定の荷重を負荷することができる。
ここで、ウェート53は他の軸受39に連結されており、他の軸受39に支持されているラチェット25と共に回転する構成としている。
また、引きばね54はウェート53をR2方向に回転させる張力を発生させている。R2方向とはすなわち、昇降体2が上昇した際の綱車22の回転方向(上昇回転方向)である。
この構成により、引きばね54によってウェート53がR1方向、すなわち昇降体2が下降した際の綱車22の回転方向(下降回転方向)に回転しない。
したがって、通常運転時、ウェート53と共に回転するラチェット25が引きばね54によってR1方向に回転することはなく、引きばね54によって制動シュー45が綱車22に巻き掛けられた調速用ロープ21に押し付けられることはない。
さらに、引きばね54によってウェート53がR2方向へ回転するのを妨げるピン55を更に備える構成としている。
ここで、ピン55は、フレーム31に設けられている。また、主軸32の軸方向から見た際の調速機の断面において、ピン55の少なくとも一部は、前記ウェート53のうち主軸34から最も遠い点までの距離よりも、主軸34との距離が短い位置に設けられている。
このような構成により、ラチェット25が振り子23,24と係合していないにも関わらず、引きばね54によってウェート53が回転してしまうことで、ウェート53と共にラチェット25が回転しまうことを防止できる。
なお、上記構成においてはウェート53をR2方向に回転させる力を発生させるばねとして、引張力を発生させる引きばねを用いているが、ウェート53をR2方向に回転させるのであれば、圧縮力を発生させる押しばねでも良い。
以上、本発明の調速機及びエレベーター装置の実施形態について、その作用効果も含めて説明した。しかしながら、本発明の調速機及びエレベーター装置は、上述した実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載した発明の要旨を逸脱しない範囲内で種々の変形実施が可能である。
1…エレベーター装置、 2…昇降体、 3…釣合いおもり、 4…主ロープ、 5…トラクションシーブ、 6…そらせ車、 7…ガイドレール、 8…非常止め装置、 9…作動レバー、 10…調速機、 11…昇降路、 12…機械室、 21…調速用ロープ、 22…綱車、 23,24…振り子、 25…ラチェット、 26…シュー機構、 31…フレーム、 32,33…軸受け、 34…主軸、 35…下部綱車、 36…アーム、 37…平衡ばね、 38…振り子爪、 39…他の軸受け、 41…ロッド、 42…ばね軸、 43…把持腕、 44…付勢ばね、 45…制動シュー、 46…接続軸、 51…荷重負荷部材、 52…連結部、 53…ウェート、 54…引きばね、 55…ピン

Claims (5)

  1. 昇降体に接続された調速用ロープが巻き掛けられた綱車と、フレームに軸受けを介して回転可能に取り付けられ、前記綱車を支持する主軸と、
    前記綱車に回動可能に取り付けられ、前記綱車が回転した場合に作用する遠心力により回動する振り子と、
    前記主軸に支持され、前記遠心力により回動した前記振り子に係合して回動するラチェットとを備えた調速機において、
    前記ラチェットは、他の軸受けを介して前記主軸に支持され、
    前記他の軸受けに所定の荷重を負荷する荷重負荷部材をさらに備え
    前記所定の荷重とは、前記他の軸受内においてボールが転動面を転動するために必要な値であることを特徴とする調速機。
  2. 前記荷重負荷部材は、前記他の軸受けの外輪に設けられるウェートと、
    前記ウェートと前記フレームとの間に設けられるばねとを有することを特徴とする請求項1に記載の調速機。
  3. 前記ばねは、前記昇降体が上昇した時の前記綱車が回転する上昇回転方向に前記ウェートを回転させる力を発生させており、
    前記ウェートが前記上昇回転方向に回転するのを妨げるピンを更に備えることを特徴とする請求項2に記載の調速機。
  4. 前記ピンは、前記主軸の軸方向から見た際の調速機の断面において、前記ピンの少なくとも一部が、前記ウェートのうち前記主軸から最も遠い点までの距離よりも前記主軸との距離が短い位置に設けられることを特徴とする請求項3に記載の調速機。
  5. 昇降路内に配置された昇降体と、
    前記昇降体に接続され、前記昇降体と共に移動する調速用ロープと、
    前記昇降体を非常停止させる非常止め装置と、
    前記昇降体の昇降速度が定格速度よりも速い過速度に達した場合に、前記非常止め装置を動作させて前記昇降体を非常停止させる調速機とを備え、
    前記調速機は、
    前記調速用ロープが巻き掛けられた綱車と、
    フレームに軸受けを介して回転可能に取り付けられ、前記綱車を支持する主軸と、
    前記綱車に回動可能に取り付けられ、前記綱車が回転した場合に作用する遠心力により回動する振り子と、
    前記主軸に支持され、前記遠心力により回動した前記振り子に係合して回転するラチェットとを有するエレベーター装置において、
    前記ラチェットは、前記主軸に他の軸受けを介して支持され、
    前記他の軸受けに所定の荷重を負荷する荷重負荷部材を更に備え、
    前記所定の荷重とは、前記他の軸受内においてボールが転動面を転動するために必要な値であり、前記荷重負荷部材は、前記他の軸受けの外輪に設けられるウェートと、前記ウェートと前記フレームとの間に設けられるばねとを有することを特徴とするエレベーター装置。
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