JP2010228604A - 自動変速機のパーキング装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】パーキングロッドが収容凹部の内壁面に干渉するのを防止できる自動変速機のパーキング装置を提供する。
【解決手段】収容凹部2d内のスリーブ28のカム保持部28aより奥側には、パーキングロッド26が収容凹部2d内に進入することにより該収容凹部2dの内壁面に干渉するのを抑制するストッパ部28gがカム保持部28aに大略対向するよう設けられている。
【選択図】図8

Description

本発明は、シフトレバーをパーキングレンジにシフト操作することにより、車輪への伝達軸をロックするようにした自動変速機のパーキング装置に関する。
この種のパーキング装置では、パーキングギヤに噛合することにより車輪をロックするパーキングポールと、変速機ケースに形成された収容凹部内に挿入され、シフトレバーのパーキングシフト操作に連動して収容凹部内に進入するパーキングロッドと、該パーキングロッドに軸方向に移動可能に、かつばねによりパーキングポールに係合する方向に付勢されたカムと、前記収容凹部の開口部に装着され、前記カムが乗り上げることによりパーキングポールをパーキングギヤに噛合させるスリーブとを備えたものがある(例えば、特許文献1参照)。
特開2008−51174号公報
ところで、前記従来のパーキング装置では、パーキングシフト操作時にパーキングポールがパーキングギヤに弾かれた場合、パーキングロッドが収容凹部の内壁面に干渉して亀裂を生じさせるという懸念がある。例えば、走行中にシフトレバーをパーキングレンジに操作するといった誤操作を行った場合には、パーキングポールがパーキングギヤに噛合せず弾かれることから、パーキングポールが激しく揺動するとともに、これに伴ってパーキングロッドも激しく揺動し、該パーキングロッドの先端部が収容凹部の内壁面に強く打ちつけられるおそれがある。
本発明は、前記従来の実情に鑑みてなされたもので、パーキングロッドが収容凹部の内壁面に干渉するのを防止できる自動変速機のパーキング装置を提供することを課題としている。
請求項1の発明は、変速機ケース内に収納され、パーキングギヤに噛合することにより車輪への伝達軸をロックするパーキング位置と、該パーキングギヤとの噛合を解除するパーキング解除位置との間で回動可能に支持され、かつ復帰ばねによりパーキング解除方向に付勢されたパーキングポールと、前記変速機ケースに突出形成された収容凹部内に進退可能に挿入され、シフトレバーのパーキングシフト操作に連動して前記収容凹部内の奥部に進入するパーキングロッドと、該パーキングロッドに軸方向移動可能に装着され、ばねにより前記パーキングポールに係合する方向に付勢されたカムと、前記収容凹部の開口部に装着され、前記パーキングロッドの進入によりカムが係合して前記パーキングポールをパーキング位置に回動させ、かつ該パーキングポール側が開放されたカム保持部を有するスリーブとを備えた自動変速機のパーキング装置であって、前記収容凹部内の前記スリーブのカム保持部より奥側には、前記パーキングロッドが前記収容凹部内に進入することにより該収容凹部の内壁面に干渉するのを抑制するストッパ部が前記カム保持部に大略対向するよう設けられていることを特徴としている。
請求項2の発明は、請求項1に記載の自動変速機のパーキング装置において、前記ストッパ部は、前記スリーブに一体に形成されていることを特徴としている。
請求項1の発明に係るパーキング装置によれば、収容凹部内のカム保持部より奥側に、該カム保持部に大略対向するようストッパ部を設けたので、該ストッパ部によりパーキングロッドの揺動が規制されることとなり、パーキングロッドが収容凹部の内壁面に干渉するのを抑制でき、ひいては亀裂の発生を防止できる。
請求項2の発明では、ストッパ部をスリーブに一体に形成したので、パーキングロッドを変速機ケースに組付ける際の組み付け作業を容易に行うことができる。
本発明の実施例1による自動変速機の側面図である。 前記自動変速機のパーキング装置の斜視図である。 前記パーキング装置の断面平面図である。 前記パーキング装置の側面図である。 前記自動変速機のパーキングレンジ位置を示す断面正面図である。 前記自動変速機のドライブレンジ位置を示す断面正面図である。 前記パーキング装置の収容凹部の側面図である。 前記パーキング装置のパーキングロッドの動作を示す断面正面図である。 前記パーキング装置のスリーブの図である。 車速と干渉回数及び発生歪みとの関係を示す特性図である。
以下、本発明の実施例1を添付図面に基づいて説明する。
図1ないし図9は、本発明の実施例1による自動変速機のパーキング装置を説明するための図である。なお、本実施例において、前後,左右という場合は、車両の前進方向に向かって見た場合の前後,左右を意味する。
図において、1は自動車に搭載される自動変速機を示している。この自動変速機1は、変速機ケース2内に、エンジン回転を低速から高速の間で連続的変速して出力するVベルト式無段変速機構3と、該無段変速機構3からの回転を左,右の車輪(不図示)に伝達する左,右の出力軸4,4とを収容した概略構造を有する。
前記ベルト式無段変速機構3は、クランク軸5の回転が伝達されるプライマリ軸6と、該プライマリ軸6と平行に車両後側に配置されたセカンダリ軸7と、前記プライマリ軸6のプライマリシーブ8と、前記セカンダリ軸7のセカンダリシーブ9とに連結されたVベルト10とを有する。該セカンダリ軸7の回転が差動歯車機構(不図示)を介して左,右の出力軸4に伝達される。
前記変速機ケース2は、前記無段変速機構3が収容されたケース本体と、該ケース本体の左,右側合面にボルト締め固定された左,右カバー部材とからなる3分割タイプのものである。また前記ケース本体2の下合面には、オイルパン11がボルト締め固定されている。
前記変速機ケース2内には、P−R−N−D−S−Bの各レンジ位置に対応した油圧回路を有するバルブボディ15が配設されている。該バルブボディ15には、各レンジに応じて油圧回路を切り替えるマニュアルバルブ16が軸方向に移動可能に挿入されている。
前記マニュアルバルブ16には、運転席近傍に配設されたシフトレバー(不図示)のシフト操作を伝達するシフト操作伝達部材17が連結されている。このシフトレバーは、手動によりシフト位置をP−R−N−D−S−Bの何れかのレンジに切り替えるものである。
前記シフト操作伝達部材17は、前記変速機ケース2の前端部に回動可能に支持された上下方向に延びるコントロールシャフト18と、該コントロールシャフト18の上端部に固定され、操作ケーブル(不図示)を介して前記シフトレバーが連結された回動アーム19と、前記コントロールシャフト18の下端部に軸直角方向に延びるよう固定され、該コントロールシャフト18の回動を前記マニュアルバルブ16の軸方向移動に変換する切り替えレバー20とを有する。
また前記コントロールシャフト18の上部には、該コントロールシャフト18を何れかのレンジ位置に保持する大略扇形状のディテントプレート21が固定されている。このディテントプレート21は、外縁部に各レンジに応じて形成された複数の溝21aを有し、何れかの溝21aに弾性支持板22により支持されたローラ22aが係合している。
前記自動変速機1は、前記変速機ケース2内に収納され、シフトレバーをパーキングレンジにシフト操作したときに、車輪への伝達軸をロックするパーキング装置を備えている。
このパーキング装置は、前記セカンダリ軸7に一体に形成されたパーキングギヤ7aと、前記変速機ケース2内の上部に車両前後方向に向けて配置されたパーキングポール25と、前記変速機ケース2に形成された収容凹部2d内に進退可能に挿入されたパーキングロッド26と、該パーキングロッド26に配設されたカム27と、前記収容凹部2dの入口に配設されたスリーブ28とを備えており、詳細には以下の構造を有する。
前記パーキングポール25は、前後方向に延びる帯板形状を有し、これの後端部には噛合部25aが下方に屈曲形成され、前端部にはカム当接部25bが切欠き形成されている。
前記パーキングポール25は、ケース本体2aと左カバー部材2bとの合面に支持されたピン29により、前記噛合部25aがパーキングギヤ7aに噛合するパーキング位置Aと、該噛合を解除するパーキング解除位置Bとの間で上下回動可能に支持されている。
前記パーキングポール25は、復帰ばね30によりパーキング解除方向に常時付勢されている。ここで、パーキングポール25とパーキングギヤ7aとの噛合部は、車両停止時あるいは極低速の所定車速以下のときに噛合するように形状等が設定されている。
前記収容凹部2dは、前記左カバー部材2bに一体に車幅方向外方に突出形成された有底筒状のものである。該左カバー部材2bの収容凹部2dの開口縁部には、前記スリーブ28を固定するための取付け座2e,2eが形成されている。
前記収容凹部2dの下壁部には、概ねV字形状をなす凹溝2fが最奥部まで延びるよう形成されている(図7,図8参照)。該凹溝2fによりパーキングロッド26が上下動した場合の収容凹部2dに干渉するのを回避している。また前記凹溝2fの両縁部には、荷重受け部2g,2gが形成されている。
前記パーキングロッド26は、パーキングポール25に交差するよう車幅方向に向けて配置され、前記収容凹部2d内に挿入されたロッド本体26bと、該ロッド本体26bの後端に続いて下方に屈曲形成された基部26aとを有する。
該基部26aは、前記ディテントプレート21に連結されている。これにより前記コントロールシャフト18の回動に伴ってディテントプレート21が回動すると、パーキングロッド26は、前記収容凹部2dの最も奥部に進入するパーキングレンジ位置と、該収容凹部2dの最も手前側に後退するBレンジ位置との間で進退移動する(図5,図6参照)。
前記カム27は、テーパ部27aと大径部27bとを有する円錐台形状のものであり、前記パーキングロッド26のロッド本体26bに軸方向移動可能に装着されている。
前記ロッド本体26bの後端には、ばね受け座26cが形成され、該ばね受け座27cとカム27との間にはばね31が介設されている。このばね31により、前記カム27は、前記パーキングポール25のカム当接部25bに係合する方向に常時付勢され、かつロッド本体26bの長手方向中間部に位置するよう支持されている。
前記スリーブ28は、プレス成形により形成された板金製のものであり、前記収容凹部2dの開口部2hに装着されている。
前記スリーブ28は、前記カム27の大径部27bが係合可能な大略半円形状のカム保持部28aと、該カム保持部28aの手前縁部に形成されたテーパ状のガイド部28dと、前記カム保持部28aから前,後に突出する前,後フランジ部28b,28bとを有する。
前記ガイド部28dは、前記カム27のテーパ部27aが当接することにより、大径部27bのカム保持部28aへの乗り上げを容易にするためのものである。また前,後フランジ部28bは、ボルト34,34により前記左カバー部材2bの取付け座2eに固定されている。
前記カム保持部28aの手前側上部には、パーキングポール25側に開放された切欠き部28cが形成されており、該切欠き部28cにパーキングポール25のカム当接部25bが位置している。
また前記スリーブ28には、カム保持部28aに続いて奥側に延び、前記収容凹部2dの開口部2hの内周面に当接する円形状のインロー部28eが一体に形成されている。
前記スリーブ28には、インロー部28eに続いて奥側に延びるロッド規制部28fが一体に形成されている。該ロッド規制部28fは、インロー部28eの開口面積より小さい開口面積をなすよう縦長孔状に形成されている(図9(a),(b)参照)。
このロッド規制部28fは、略平坦面をなすよう形成されたストッパ部28gと、該ストッパ部28gの両側縁から下方に屈曲して延びる前,後の縦壁部28h,28hと、該前,後の縦壁部28hの下縁同士を連結するよう形成された下壁部28iとを有する。
前記前,後の縦壁部28hは、前記パーキングロッド26に当接して該パーキングロッド26の前後方向の移動を規制するようにその幅寸法が設定されている(図3参照)。また前記下壁部28iは、カム保持部28aより若干下方に位置するようパーキングロッド26の外周形状に沿って下向き円弧状に形成されている。
前記ストッパ部28gは、前記カム保持部28aより奥側に位置し、かつカム保持部28aに大略対向するよう該カム保持部28aの反対側に配置されている。
前記ストッパ部28gは、前記インロー部28eに続いて内方に段落ち状に形成されており、該ストッパ部28gの下面は、パーキングポール25がパーキング位置Aに位置したときに、該パーキングポール25の下面より寸法aだけ、具体的には例えば0.8mm程度下方に位置するように、その段落ち寸法が設定されている。
シフトレバーをパーキングレンジにシフト操作すると、コントロールシャフト18と共にディテントプレート21が回動し、パーキングロッド26が収容凹部2dの最奥部に進入するとともに、カム27がばね31の付勢力によりスリーブ28のカム保持部28aに乗り上げる。該カム保持部28aにカム27の大径部27bが係合すると同時に、パーキングポール25のカム当接部25bに当接し、該パーキングポール25を復帰ばね30の付勢力に抗して上方に回動させる。これによりパーキングポール25の噛合部25aがパーキングギヤ7aに噛合する。
シフトレバーをパーキングレンジ以外のレンジにシフト操作すると、パーキングロッド26と共にカム27が後退してパーキングポール25との係合が解除され、該パーキングポール25は復帰ばね30によりパーキング解除位置Bに保持される。
ところで、走行中にシフトレバーをパーキングレンジにシフト操作するといった誤操作を行った場合には、パーキングポール25がパーキングギヤ7aに弾かれることから、パーキングポール25が上下に振動し、これに伴ってパーキングロッド26の先端部が収容凹部2dの内壁面に干渉するという懸念がある。
このようなパーキングロッド26が干渉する原因については、以下のメカニズムによるものであると思われる。
パーキングポール25がパーキングギヤ7aに弾かれると、その反動でパーキングポール25がカム27に打撃を与え、該カム27がばね31を圧縮して後退する(図8の二点鎖線参照)。続いて圧縮されたばね31の反発力でカム27がスリーブ28のガイド部28dに衝撃力をもって当たり、これによりパーキングロッド26がパーキングポール25側に跳ね上がり、パーキングポール25を介してパーキングギヤ7aに衝撃が加わる。パーキングギヤ7aからの弾きが増大されてパーキングポール25からパーキングロッド26に伝わり、パーキングロッド26の先端部が収容凹部2dの下壁部に干渉する。
これに対して本実施例では、スリーブ28のカム保持部28aより奥側に、該カム保持部28aに大略対向するようストッパ部28gを形成したので、該ストッパ部28gによりパーキングロッド26の上下方向の振動を規制でき、パーキングロッド26が収容凹部2dの内壁面に干渉するのを抑制でき、ひいては収容凹部2dに亀裂が発生するのを防止できる。即ち、パーキングロッド26の跳ね上がりをストッパ部28gが抑制することにより、跳ね上がりによる反動が抑制され、収容凹部2dへの干渉が回避される。特に、前記ストッパ部28gをパーキング位置でのパーキングポール25より僅かに下方に位置させたので、より確実にパーキングロッド26の跳ね上がりを抑制できる。
また収容凹部2dの下壁部に凹溝2fを形成したので、この点からも前記パーキングロッド26の上下動による収容凹部2dとの干渉を抑制できる。
本実施例では、前記ストッパ部28gをスリーブ28に一体に形成したので、パーキングロッド26を変速機ケース2に組付ける際の組み付け作業を容易に行うことができる。
図10(a),(b)は、本実施例のスリーブを採用したことによる効果を確認するために行った実験結果を示す特性図である。
本実験では、10〜50km/hの車速で走行中にパーキングレンジにシフト操作したときのパーキングロッドの干渉回数/s(図10(a))及び最大発生歪(同図(b))を調べた。
図10(a)及び同図(b)において、実線K1は、本実施例のスリーブを備えた場合の、破線K2は比較例の調査結果を示す。本実施例スリーブは、図9(b)の前記a寸法が0.8mmであるのに対し、比較例スリーブは、a寸法が−1.7mmとなっている。即ち比較例スリーブではパーキング位置Aにおいて、パーキングポール25の下面より1.7mm上方にストッパ部28gの下面が位置している。なお、図10(b)の最大発生歪は、収容凹部2dの下壁部との干渉部分の裏側の外部壁で測定した。
同図からも明らかなように、比較例K2の場合は、車速が20km/hのときに37〜38回/sと最も多く干渉しており、最大発生歪も全域において300〜450×10−6となっている。
これに対して、本実施例K1では、車速が10km/hのときに2〜3回/s干渉している程度で、比較例K2に比べて干渉頻度が大幅に減少していることが判かる。また最大発生歪においても車速の全域において90×10−6以下と低くなっている。
なお、スリーブ28のストッパ部28gのa寸法は、前記実施例の0.8mmに限られるものではなく、パーキングギヤに弾かれない状態でのパーキングロッドとの干渉隙を確保した上で、前記実施例の様な実験確認により適宜設定すればよい。
また前記実施例では、ストッパ部をスリーブに一体に形成したが、本発明では、ストッパ部を収容凹部の内壁に形成することも可能である。
さらにまた前記実施例では、Vベルト式無段変速機構を搭載した自動変速機を例に説明したが、本発明は、多板クラッチ式変速機構を搭載した自動変速機にも適用可能である。
1 ベルト式自動変速機
2 変速機ケース
2d 収容凹部
7a パーキングギヤ
25 パーキングポール
26 パーキングロッド
27 カム
28 スリーブ
28a カム保持部
28g ストッパ部
30 復帰ばね
31 ばね
A パーキング位置
B パーキング解除位置

Claims (2)

  1. 変速機ケース内に収納され、パーキングギヤに噛合することにより車輪への伝達軸をロックするパーキング位置と、該パーキングギヤとの噛合を解除するパーキング解除位置との間で回動可能に支持され、かつ復帰ばねによりパーキング解除方向に付勢されたパーキングポールと、
    前記変速機ケースに形成された収容凹部内に進退可能に挿入され、シフトレバーのパーキングシフト操作に連動して前記収容凹部内の奥部に進入するパーキングロッドと、
    該パーキングロッドに軸方向移動可能に装着され、ばねにより前記パーキングポールに係合する方向に付勢されたカムと、
    前記収容凹部の開口部に装着され、前記パーキングロッドの進入によりカムが係合して前記パーキングポールをパーキング位置に回動させ、かつ該パーキングポール側が開放されたカム保持部を有するスリーブと
    を備えた自動変速機のパーキング装置であって、
    前記収容凹部内の前記スリーブのカム保持部より奥側には、前記パーキングロッドが前記収容凹部内に進入することにより該収容凹部の内壁面に干渉するのを抑制するストッパ部が前記カム保持部に大略対向するよう設けられていることを特徴とする自動変速機のパーキング装置。
  2. 請求項1に記載の自動変速機のパーキング装置において、
    前記ストッパ部は、前記スリーブに一体に形成されていることを特徴とする自動変速機のパーキング装置。
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