JP2010228186A - 液滴吐出ヘッドおよび画像形成装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】吐出要素104に対応して、駆動配線204上には補正用アクチュエータ300が設けられている。補正用アクチュエータ300は接続端子208から吐出要素104に至る駆動配線204が供給流路210の壁面外側に接する箇所において形成される。補正用アクチュエータ300は圧電体302上にドーナツ状の個別電極304が設けられ、変位部306を形成している。個別電極304は駆動配線204上に設けられており、補正用アクチュエータ300が設けられた駆動配線204に接続される吐出要素104が駆動電圧を印加されれば、同時に補正用アクチュエータ300にも駆動電圧が印加され、吐出要素104と同時に補正用アクチュエータ300もまた駆動される。
【選択図】図2
Description
上記の発明によれば、一枚の圧電体を分割して第1の圧力発生手段と第2の圧力発生手段とすることで、製造工程の単純化、製造コスト低減を図ることができる。
図1に示すように、本実施形態に係る画像形成装置10には、記録媒体としての用紙Pの搬送方向上流側に、用紙Pを給紙搬送する給紙搬送部12が設けられている。この給紙搬送部12の搬送方向下流側には、用紙Pの搬送方向に沿って、用紙Pの記録面に処理液を塗布する処理液塗布部14、用紙Pの記録面に画像を形成する画像形成部16、乾燥した画像を用紙Pに定着させる画像定着部20、画像が定着した用紙Pを排出する排出部21が順次設けられている。以下、各処理部について説明する。
給紙搬送部12には、用紙Pが積載される積載部22が設けられており、積載部22の用紙搬送方向下流側には、積載部22に積載された用紙Pを一枚ずつ給紙する給紙部24が設けられている。給紙部24によって給紙された用紙Pは、複数のローラ対26で構成された搬送部28を経て、処理液塗布部14へ搬送される。
処理液塗布部14では、処理液塗布ドラム30が回転可能に配設されている。この処理液塗布ドラム30には、用紙Pの先端部を挟持して用紙Pを保持する保持部材32が設けられており、保持部材32を介して、処理液塗布ドラム30の表面に用紙Pを保持した状態で、処理液塗布ドラム30の回転によって用紙Pを下流側へ搬送する。
中間搬送部58には、中間搬送ドラム34が回転可能に設けられており、中間搬送ドラム34に設けられた保持部材32を介して、中間搬送ドラム34の表面に用紙Pの先端を保持し、中間搬送ドラム34の回転によって用紙Pを下流側へ搬送する。
画像形成部16には、画像形成ドラム36が回転可能に設けられており、画像形成ドラム36に設けられた保持部材32を介して、画像形成ドラム36の表面に用紙Pを保持し、画像形成ドラム36の回転によって用紙Pを下流側へ搬送する。
インク乾燥部18には、乾燥ドラム38が回転可能に設けられており、乾燥ドラム38の上部には、インク乾燥部18の表面に近接して、熱風ノズル72及びIRヒーター74が複数配設されている。
画像定着部20には、画像定着ドラム40が回転可能に設けられており、画像定着部20では、用紙P上に形成された薄層の画像層内のラテックス粒子が加熱/加圧されて溶融し、用紙P上に固着定着する機能を有する。
本発明の実施形態に係るインクジェットラインヘッドは図2、図3に示す液滴吐出ヘッドを備えている。
以下、本発明の第1実施形態に係るインクジェットラインヘッドの動作について説明する。
この絞り部213に向かう流れと圧力は、インクSの供給流路210を通じて複数連通された各圧力室212に伝達され、他の圧力室212におけるインクSの吐出力に影響を与え、吐出されるインク滴の速度や体積の変動を生じる(流体クロストーク)。
<第2実施形態>
第1実施形態においては、吐出要素104の個別電極206と、補正用アクチュエータ300の個別電極304の形状は、一方をベタ電極、他方をドーナツ状電極とすることで、同一の駆動信号に対して一方を供給流路210に対して正圧、他方で負圧を発生させている。
上記第1実施形態のように補正用アクチュエータ300は各圧力室212に対して一対一に対応して設けてもよいが、2つの圧力室212つに対して補正用アクチュエータ300を1つ、または3つの圧力室212に対して補正用アクチュエータ300を1つというように補正用アクチュエータ300の数を減らしてもよい。この場合、液滴吐出時に隣接するドットを形成する吐出要素104のいずれか1つに補正用アクチュエータ300を設けるようにすることが望ましい。
上記第3実施形態のように補正用アクチュエータ300を一部の吐出要素104にのみ設置した構成において、補正用アクチュエータ300の圧電体302を供給流路210の内部圧力を測定するセンサとして使用してもよい。圧電体302を内部圧力を測定するセンサとして使用するには、圧電体302と繋がった配線が駆動回路に繋がっているものを、図示しない電圧検出回路に繋げる。つまり、接続端子208と共通電極220が繋がっている、図示しない電気基板上のスイッチにより、圧電体駆動回路から圧力検出回路に切替えて検出される電圧から、内部の圧力値に換算して検出する。この圧力値の変化を図示しない制御回路によって演算処理し、その結果により、補正用アクチュエータ300が接続されていない吐出要素104の圧電体202を駆動する。
以上、本発明の実施例について記述したが、本発明は上記の実施例に何ら限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において種々なる態様で実施し得ることは言うまでもない。
12 給紙搬送部
14 処理液塗布部
16 画像形成部
18 インク乾燥部
20 画像定着部
64 インクジェットラインヘッド
66 ヘッドユニット
100 ヘッドプレート
104 吐出要素
200 振動板
202 圧電体
204 駆動配線
206 個別電極
208 接続端子
210 供給流路
212 圧力室
214 ノズル
300 補正用アクチュエータ
P 用紙
S インク
Claims (11)
- 液が供給される液供給流路と、
前記液供給流路に連通し液を加圧する複数の圧力室と、
前記圧力室に連通し液滴を吐出するノズルと、
前記圧力室ごとに設けられ、前記圧力室を加圧する第1の圧力発生手段と、
前記液供給流路の1つの面の壁を構成する部材の液が流れる供給路側の面の裏面に前記第1の圧力発生手段ごとに設けられ、前記第1の圧力発生手段にそれぞれ電気信号を伝達する駆動配線と、
前記液供給流路の天井面において前記駆動配線上に設けられ、前記第1の圧力発生手段とは逆位相に前記液供給流路の前記1つの面を変位させる第2の圧力発生手段と、
を備えた液滴吐出ヘッド。 - 前記第1の圧力発生手段と前記第2の圧力発生手段は圧電体である請求項1に記載の液滴吐出ヘッド。
- 前記液供給流路の前記1つの面において前記駆動配線の一部が圧電体に接触し前記第2の圧力発生手段を形成したことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の液滴吐出ヘッド。
- 前記第1の圧力発生手段と前記第2の圧力発生手段の一方は前記駆動配線とベタ電極で接続され、他方は変位する範囲を閉曲線で囲ったドーナツ状電極で接続されたことを特徴とする請求項1〜請求項3の何れか1項に記載の液滴吐出ヘッド。
- 前記第1の圧力発生手段と前記第2の圧力発生手段は両者ともベタ電極か、または変位する範囲を閉曲線で囲ったドーナツ状電極で前記駆動配線に接続され、前記第1の圧力発生手段と前記第2の圧力発生手段は互いに分極方向が逆であることを特徴とする請求項2または請求項3に記載の液滴吐出ヘッド。
- 前記第1の圧力発生手段により前記液供給流路へ押し出される液量が多くなれば、前記第2の圧力発生手段による変位量を増大させる制御手段が設けられたことを特徴とする請求項1〜請求項5の何れか1項に記載の液滴吐出ヘッド。
- 前記駆動配線に前記第2の圧力発生手段が設けられる割合は、前記液供給流路の長手方向中央に近い箇所で、前記液供給流路の長手方向端部に近い箇所よりも高いことを特徴とする請求項1〜請求項6の何れか1項に記載の液滴吐出ヘッド。
- 前記第2の圧力発生手段を振動検知器として動作させることにより前記液供給流路内の液における固有振動を検知し、前記第2の圧力発生手段が設けられていない前記駆動配線に接続された前記第1の圧力発生手段が前記固有振動を打ち消す方向に変位することを特徴とする請求項1〜請求項7の何れか1項に記載の液滴吐出ヘッド。
- 前記駆動配線ごとに前記第2の圧力発生手段が設けられたことを特徴とする請求項1〜請求項6の何れか1項に記載の液滴吐出ヘッド。
- 前記第1の圧力発生手段と前記第2の圧力発生手段は一枚の圧電体を分離して形成されたことを特徴とする請求項2〜請求項9の何れか1項に記載の液滴吐出ヘッド。
- 請求項1〜請求項10の何れか1項に記載の液滴吐出ヘッドを備えた画像形成装置。
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