JP2010226777A - ブラシレスモータ駆動装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】複雑な回路を要することなく、モータの回転速度を制限するためのデューティ制御を行う。
【解決手段】単相ブラシレスモータの回転体の回転信号に基づいて、回転体の半周期毎に立上り及び立下りが反転するFG信号を生成して、Nビットカウンタ44、(N−1)ビットカウンタ46、(N−2)ビットカウンタ48、及び(N−3)ビットカウンタ50に入力する。各カウンタは、ビット数毎にカウント値のリセット及びカウントの再開を繰り返し、FG信号の立上り及び立下りでカウント値がリセットされると共に、カウントしている間リセット毎に立上り及び立下りが反転するパルス信号を出力する。生成回路52では、各カウンタから出力されたパルス信号の中から選択した少なくとも2つのパルス信号の排他的論理和をとって単相ブラシレスモータの回転駆動を制御する制御信号のデューティ比を決定するデューティ制御信号DTCを生成する。
【選択図】図3
【解決手段】単相ブラシレスモータの回転体の回転信号に基づいて、回転体の半周期毎に立上り及び立下りが反転するFG信号を生成して、Nビットカウンタ44、(N−1)ビットカウンタ46、(N−2)ビットカウンタ48、及び(N−3)ビットカウンタ50に入力する。各カウンタは、ビット数毎にカウント値のリセット及びカウントの再開を繰り返し、FG信号の立上り及び立下りでカウント値がリセットされると共に、カウントしている間リセット毎に立上り及び立下りが反転するパルス信号を出力する。生成回路52では、各カウンタから出力されたパルス信号の中から選択した少なくとも2つのパルス信号の排他的論理和をとって単相ブラシレスモータの回転駆動を制御する制御信号のデューティ比を決定するデューティ制御信号DTCを生成する。
【選択図】図3
Description
本発明は、ブラシレスモータ駆動装置に係り、特に、回転速度を制限するためにブラシレスモータの回転駆動を制御する制御信号のデューティ比を制御することができるブラシレスモータ駆動装置に関する。
従来、モータの回転速度を制限して騒音を低減するために、コイルに流すパルス電流のデューティ比を制御することが行われている。
例えば、第1のカウンタでクロック信号を計数してロータの回転周期を計時し、該第1のカウンタの計数値をそれぞれ異なる周波数のクロックで計数する第2のカウンタ及び第3のカウンタのうち、周波数が高い方のクロックで計数動作するカウンタの出力でデューティ制御パルスの立上りを決定し、周波数が低い方のクロックで計数動作するカウンタの出力でデューティ制御パルスの立ち下がりを決定するようにし、デューティを変化させる2相ブラシレスモータの駆動装置が提案されている(特許文献1参照)。
しかしながら、特許文献1記載の技術では、カウンタ毎にクロック周波数を異ならせる必要があり、複数の発振器を設けるか、または1つの基準周波数発振回路及び多段の分周回路を設けて集積回路内でクロック周波数の管理を行う必要がある。また、複数の異なるクロック周波数が混在することにより、例えば、それぞれの周波数同士でビートが発生したり、高周波信号が低周波信号ラインにクロストークしたりなど、干渉による誤動作を誘発することが考えられるため、これらの問題を配慮した集積回路のレイアウト設計が必要である。このように、複数の周波数を生成するため及び誤動作防止のために、集積回路の面積が大きくなり、消費電力も増大する、という問題がある。
本発明は上記問題を解決するためになされたものであり、複雑な回路を要することなく、モータの回転速度を制限するためのデューティ制御を行うことができるブラシレスモータ駆動装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明のブラシレスモータ駆動装置は、単相ブラシレスモータの回転体の1回転に対して1周期となる回転信号を出力する回転信号出力回路と、前記回転信号出力回路から出力された回転信号に基づいて、前記回転体の半周期毎に立上り及び立下りが反転する半周期信号を生成して出力する半周期信号生成回路と、各々カウントするビット数が異なり、かつビット数毎にカウント値のリセット及びカウントの再開を繰り返し、前記半周期信号の立上り及び立下りでカウント値がリセットされると共に、カウントしている間リセット毎に立上り及び立下りが反転するパルス信号を出力する複数のカウンタと、前記複数のカウンタの各々から出力されたパルス信号の中から選択した少なくとも2つのパルス信号に基づいて、前記ブラシレスモータの回転駆動を制御する制御信号のデューティ比を決定するデューティ制御信号を生成するデューティ制御信号生成回路と、を含んで構成されている。
本発明のブラシレスモータ駆動装置によれば、回転信号出力回路が、単相ブラシレスモータの回転体の1回転に対して1周期となる回転信号を出力し、半周期信号生成回路が、回転信号出力回路から出力された回転信号に基づいて、回転体の半周期毎に立上り及び立下りが反転する半周期信号を生成して出力する。
また、本発明のブラシレスモータ駆動装置には、各々カウントするビット数が異なり、かつビット数毎にカウント値のリセット及びカウントの再開を繰り返し、半周期信号の立上り及び立下りでカウント値がリセットされる複数のカウンタが設けられている。複数のカウンタは、各々カウントしている間リセット毎に立上り及び立下りが反転するパルス信号を出力する。このように、ビット数の異なる複数のカウンタが、各々ビット数毎にカウンタ値をリセットしてカウントを再開することを繰り返し、リセット毎に立上り及び立下りが反転するパルス信号を出力するため、同一周波数のクロック信号に基づいてカウントを行っても、様々なパルス幅のパルス信号が出力されることになる。
そして、デューティ制御信号生成回路が、複数のカウンタの各々から出力されたパルス信号の中から選択した少なくとも2つのパルス信号に基づいて、単相ブラシレスモータの回転駆動を制御する制御信号のデューティ比を決定するデューティ制御信号を生成する。
このように、ビット数の異なる複数のカウンタの各々から出力されたパルス信号から選択した少なくとも2つのパルス信号に基づいてデューティ制御信号が生成されるため、複雑な回路を要することなく、モータの回転速度を制限するためのデューティ制御を行うことができる。
また、本発明のブラシレスモータ駆動装置の前記複数のカウンタの各々は、ビット数が1ビットずつ異なるようにすることができる。ビット数が1ビット異なる毎に、カウンタ値がリセットされるタイミングが1/2となり、パルス信号のパルス幅が1/2となるため、デューティ制御信号を生成するために選択するパルス信号を容易に選択することができる。
また、本発明のブラシレスモータ駆動装置の前記デューティ制御信号生成回路は、前記選択したパルス信号の排他的論理和をとってデューティ制御信号を生成するようにすることができる。
以上説明したように、本発明によれば、ビット数の異なる複数のカウンタの出力を用いてデューティ制御信号を生成することにより、複雑な回路を要することなく、モータの回転速度を制限するためのデューティ制御を行うことができる、という効果が得られる。
以下、図面を参照して、本発明のブラシレスモータ駆動装置の実施の形態を詳細に説明する。
図1に、本実施の形態に係るブラシレスモータ駆動装置10の概略構成を示す。
ブラシレスモータ駆動装置10は、電圧Vccの起電力を持つ電源部12を備えており、電源部12のマイナス端はアース接地され、プラス端は集積回路14のブラシレスモータ駆動用電圧入力端子14Aに接続されている。また、集積回路14には、アース接地端子14Bが設けられ、ブラシレスモータ駆動用電圧入力端子14Aと対になっている。
また、集積回路14の内部のブラシレスモータ駆動用電圧入力端子14Aとアース接地端子14Bとの間には、駆動用電圧生成回路の一部を構成するHブリッジ回路16が構成されている。
Hブリッジ回路16は、4個のNMOSトランジスタ18A、18B、18C、18Dが、所謂トーテムポール構成で配線されている。トーテムポール構成とすることで、必要に応じて4個のNMOSトランジスタ18A、18B、18C、18Dを1セットとして複数段重ねることで、パワー段を設定することができる。
Hブリッジ回路16では、ブラシレスモータ駆動用電圧入力端子14AがNMOSトランジスタ18A、18Cのドレインに接続され、NMOSトランジスタ18B、18Dのソースがアース接地端子14Bに接続されている。また、NMOSトランジスタ18Aのソースと、NMOSトランジスタ18Bのドレインが接続され、NMOSトランジスタ18Cのソースと、NMOSトランジスタ18Dのドレインが接続されている。さらに、NMOSトランジスタ18AのソースとNMOSトランジスタ18Bのドレインとの間と、NMOSトランジスタ18CのソースとNMOSトランジスタ18Dのドレインとの間に、ブラシレスモータのコイル20が接続されている。
なお、ブラシレスモータ駆動用電圧入力端子14Aとコイル20の一端との間、及びアース接地端子14Bとコイル20の他端との間には、それぞれコンデンサ22、23が接続されている。
図2は、NMOSトランジスタ18A、18B、18C、18Dをスイッチング素子OUT1P、OUT1N、OUT2P、OUT2Nとして簡略化し、H型に組んだ場合の回路図である。この図2において、NMOSトランジスタ18A、18D、すなわちOUT1P、OUT2Nがオンすると、コイル20には、図2の左から右に電流i1が流れる。一方、NMOSトランジスタ18C、18B、すなわちOUT2P、OUT1Nがオンすると、コイル20には、図2の右から左に電流i2が流れる。
図1に示すように、上記のように構成されたHブリッジ回路16は、NMOSトランジスタ18A、18B、18C、18Dのそれぞれのゲートが、プリドライブ24A、24B、24C、24Dの出力端26A、26B、26C、26Dに接続され、このプリドライブ24A、24B、24C、24Dからの信号により、それぞれドレイン−ソース間が導通する。
プリドライブ24A、24B、24C、24Dは、制御回路28からの信号に応じて、NMOSトランジスタ18A、18B、18C、18Dのオン・オフを制御する。
制御回路28は、ブラシレスモータのロータの1回転に対して1周期となる回転信号を出力する回転信号出力回路30と接続されており、回転信号出力回路30から出力された回転信号からFG信号を生成すると共に、プリドライブ24A、24B、24C、24Dに送出するオン・オフ信号を生成する。
図3に、制御回路28の概略構成を示す。制御回路28は、制御ロジック回路40とデューティ制御回路42とで構成されている。
制御ロジック回路40は、回転信号に基づいて、回転信号のゼロクロス信号で反転することでロータの回転の半周期を示す矩形波のFG信号を生成して、デューティ制御回路42へ出力する。また、所望のデューティ比を得るために、後述する各カウンタからのパルス信号を選択するための切替信号をデューティ制御回路42へ出力する。
デューティ制御回路42は、FG信号に基づいて、ロータの回転の半周期を同一のクロック信号CLK0に同期してカウントするNビットカウンタ44、(N−1)ビットカウンタ46、(N−2)ビットカウンタ48、及び(N−3)ビットカウンタ50を備えている。各カウンタは、FG信号が入力されている期間カウントを行い、各々のビット数分カウントする毎にカウント値をリセットしてカウントを再開する。また、FG信号の立上り及び立下りが反転したタイミングでもカウント値をリセットしてカウントを再開する。そして、カウントしている間リセット毎に立上り及び立下りが反転するパルス信号を出力する。また、FG信号の立上り及び立下りが反転したタイミングでは、パルス信号を立ち下げる。
また、デューティ制御回路42は、(N−1)ビットカウンタ46、(N−2)ビットカウンタ48、及び(N−3)ビットカウンタ50からのパルス信号が入力される生成回路52を備えている。生成回路52は、制御ロジック回路40から入力された切替信号に基づいて、(N−1)ビットカウンタ46及び(N−2)ビットカウンタ48の各々から出力されたパルス信号、または(N−2)ビットカウンタ48及び(N−3)ビットカウンタ50の各々から出力されたパルス信号を選択して、選択したパルス信号の排他的論理和をとることによりデューティ制御信号DTCを生成し、生成したデューティ制御信号DTCを制御ロジック回路40へ出力する。
次に、本実施の形態の作用を説明する。
まず、本実施の形態に係るブラシレスモータ駆動装置10の動作について説明する。
図4に示すように、最上段のグラフAは、ブラシレスモータ駆動時(ランニング時)の逆起電圧を検出した出力信号である。この出力信号が回転信号に相当する。
図4の上から2段目のグラフBは、グラフAに基づいて生成したFG信号であり、おおよそ逆起電圧の出力信号(グラフA)のゼロクロス信号で反転する信号となっている。
図4の上から3段目から6段目のグラフC1、C2、C3、C4は、Hブリッジ回路16のNMOSトランジスタ18A、18B、18C、18Dのそれぞれのゲートへ入力する信号であり(ドレイン−ソース間の導通)、NMOSトランジスタ18A、18B、18C、18Dの駆動信号である。
記号Pは、図2に示すハイサイド側のドライブ状態を示し、記号Nは、図2に示すローサイド側のドライブ状態を示す。数字の「1」は、図2に示すHブリッジ回路16のハーフブリッジの左側を示し、数字の「2」はハーフブリッジの右側を示す。従って、NMOSトランジスタ18A、18B、18C、18Dをこの記号で示すと、以下のようになる(図1と図2との対応)。
(1)NMOSトランジスタ18A→OUT1P
(2)NMOSトランジスタ18B→OUT1N
(3)NMOSトランジスタ18C→OUT2P
(4)NMOSトランジスタ18D→OUT2N
(2)NMOSトランジスタ18B→OUT1N
(3)NMOSトランジスタ18C→OUT2P
(4)NMOSトランジスタ18D→OUT2N
図4に示すように、最初の期間は、OUT1PとOUT2Nがオンで通電され、次に、OUT2PとOUT1Nがオンで通電され、図4の最下段のグラフDに示すように、コイル20に交互に逆の電流(i1→i2→i1→i2→・・・)が流れ、この結果、ブラシレスモータは回転駆動する。なお、グラフDに示すように、逆起電圧のゼロクロス近傍では、後述するデューティ制御により、電流が流れない時間が存在する。
次に、本実施の形態のブラシレスモータ駆動装置10におけるデューティ制御に関する動作について説明する。
図5に示すように、最上段のグラフAは、ブラシレスモータ駆動時(ランニング時)の逆起電圧及びモータ端子間に加わる電圧を検出した出力信号である。この出力信号が回転信号に相当する。
図5の上から2段目のグラフBは、グラフAに基づいて生成したFG信号であり、おおよそ逆起電圧及びモータ端子間に加わる電圧の出力信号(グラフA)のゼロクロス信号で反転する信号となっている。
図5の上から3段目から6段目のグラフC1、C2、C3、C4は、各カウンタから出力されたパルス信号である。C1がNビットカウンタ44の出力、C2が(N−1)ビットカウンタ46の出力、C3が(N−2)ビットカウンタ48の出力、及びC4が(N−3)ビットカウンタ50の出力に対応している。
図5の上から7段目のグラフDは、グラフC3及びC4に基づいて生成されたデューティ制御信号DTCである。
図5の上から8段目のグラフE1は、Hブリッジ回路16のハーフブリッジ1のハイ側の駆動信号、グラフE2は、ロー側の駆動信号である。
回転信号出力回路30で、逆起電圧及びモータ端子間に加わる電圧(図5のグラフA)を検出し、制御ロジック回路40で、この逆起電圧及びモータ端子間に加わる電圧の出力信号に基づいて、正の半周期ではオンとなり、出力信号の略ゼロクロス信号に対応して反転して、負の半周期でオフとなる矩形波のFG信号が生成され、Nビットカウンタ44、(N−1)ビットカウンタ46、(N−2)ビットカウンタ48、(N−3)ビットカウンタ50、及び生成回路52に出力される。
一方、所望のデューティ比を得るための切替信号が制御ロジック回路40から生成回路52へ入力される。ここでは、75%のデューティ比を得るための切替信号を入力するものとする。
各カウンタには、同一周波数のクロック信号CLK0が入力されており、このクロック信号CLK0に同期して、FG信号が入力されている期間カウントを行い、カウントを行っている期間パルス信号を出力する。(N−1)ビットカウンタ46は、Nビットカウンタ44でカウントされるカウント数の1/2をカウントした時点で(N−1)ビット数分のカウントが終了するため、カウント値をリセットすると共に、パルス信号を反転させてカウントを再開する。また、(N−2)ビットカウンタ48は、Nビットカウンタ44でカウントされるカウント数の1/4をカウントした時点で(N−2)ビット数分のカウントが終了するため、カウント値をリセットすると共に、パルス信号を反転させてカウントを再開する。Nビットカウンタ44でカウントされるカウント数の1/2及び3/4をカウントした時点でも同様に、カウント値のリセット、パルス信号の反転、及びカウントの再開を行う。
また、(N−3)ビットカウンタ50は、Nビットカウンタ44でカウントされるカウント数の1/8をカウントした時点で(N−3)ビット数分のカウントが終了するため、カウント値をリセットすると共に、パルス信号を反転させてカウントを再開する。Nビットカウンタ44でカウントされるカウント数の1/4、3/8、1/2、5/8、3/4、及び7/8をカウントした時点でも同様に、カウント値のリセット、パルス信号の反転、及びカウントの再開を行う。
そして、FG信号が反転するタイミングで、全てのカウンタは、カウント値をリセットし、パルス信号を立ち下げる。
各カウンタから出力されたパルス信号は生成回路52へ入力され、デューティ比75%を得るための切替信号に基づいて、生成回路52において、(N−2)ビットカウンタ48、及び(N−3)ビットカウンタ50から出力されたパルス信号が選択され、選択された2つのパルス信号の排他的論理和をとって、図5のグラフDに示すようなデューティ制御信号DTCを生成して制御ロジック回路40へ出力する。
制御ロジック回路40では、OUT1P及びOUT1Nのオン・オフの制御ロジック、並びにデューティ制御信号DTCに基づいて、図5のグラフE1及びE2に示すようなOUT1P及びOUT1Nの駆動信号を生成して各プリドライブへ出力する。
以上説明したように、本実施の形態のブラシレスモータ駆動装置によれば、各々ビット数の異なる複数のカウンタが出力するパルス信号を用いてデューティ制御信号を生成することにより、各カウンタに入力するクロック信号を同一周波数とすることができるため、複雑な回路を要することなく、モータの回転速度を制限するためのデューティ制御を行うことができる。また、カウンタの段を重ねる毎に、カウンタのビット数を1ビットずつ少なくすることで、カウンタ回路のビット数を大幅に削減でき、小面積の回路で従来と同様の効果が得られる。
なお、本実施の形態では、単相全波ブラシレスモータの駆動装置の場合を例に説明したが、単相ドライブ用双方向通電タイプのHブリッジドライバ出力制御回路を、単方向通電タイプのドライバ出力制御回路に置き換えれば、本発明を2相半波ブラシレスモータの駆動装置にも適用することができる。
また、本実施の形態では、回転信号として逆起電圧の検出信号を用いる場合について説明したが、ホール素子により検出した回転信号を用いてもよい。
10 ブラシレスモータ駆動装置
12 電源部
16 Hブリッジ回路
20 コイル
28 制御回路
30 回転信号出力回路
40 制御ロジック回路
42 デューティ制御回路
44 Nビットカウンタ
46 (N−1)ビットカウンタ
48 (N−2)ビットカウンタ
50 (N−3)ビットカウンタ
52 生成回路
12 電源部
16 Hブリッジ回路
20 コイル
28 制御回路
30 回転信号出力回路
40 制御ロジック回路
42 デューティ制御回路
44 Nビットカウンタ
46 (N−1)ビットカウンタ
48 (N−2)ビットカウンタ
50 (N−3)ビットカウンタ
52 生成回路
Claims (3)
- 単相ブラシレスモータの回転体の1回転に対して1周期となる回転信号を出力する回転信号出力回路と、
前記回転信号出力回路から出力された回転信号に基づいて、前記回転体の半周期毎に立上り及び立下りが反転する半周期信号を生成して出力する半周期信号生成回路と、
各々カウントするビット数が異なり、かつビット数毎にカウント値のリセット及びカウントの再開を繰り返し、前記半周期信号の立上り及び立下りでカウント値がリセットされると共に、カウントしている間リセット毎に立上り及び立下りが反転するパルス信号を出力する複数のカウンタと、
前記複数のカウンタの各々から出力されたパルス信号の中から選択した少なくとも2つのパルス信号に基づいて、前記単相ブラシレスモータの回転駆動を制御する制御信号のデューティ比を決定するデューティ制御信号を生成するデューティ制御信号生成回路と、
を含むブラシレスモータ駆動装置。 - 前記複数のカウンタの各々は、ビット数が1ビットずつ異なる請求項1記載のブラシレスモータ駆動装置。
- 前記デューティ制御信号生成回路は、前記選択したパルス信号の排他的論理和をとってデューティ制御信号を生成する請求項1または請求項2記載のブラシレスモータ駆動装置。
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