JP2010226351A - 映像再生装置 - Google Patents

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亮介 古石
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Abstract

【課題】ユーザが快適に字幕付の映像を楽しむことが可能な映像再生装置を提供することを課題とする。
【解決手段】映像再生装置1であって、再生する映像のソースである映像データ、字幕のテキストデータ、及び文字のグラフィック表示に供するフォントデータに基づき、字幕付の映像を再生する再生処理部12と、所定の被写体が字幕と干渉するか否かを判定する判定処理部15と、所定の被写体が字幕と干渉する場合に、字幕が表示される範囲を所定の被写体が映る部分以外の領域である所定領域内に調整する字幕調整処理部13と、を備える。
【選択図】図10

Description

本発明は、映像再生装置に関する。
近年、情報技術の発達に伴い、情報を記録した記録媒体の再生技術が高度化している。光ディスクに記録された映像を再生するプレーヤの中には、字幕の位置やフォントの大きさ等を変える機能を搭載したものが登場している。
例えば、特許文献1には、主となる映像の邪魔にならないように字幕の位置を動かす技術が開示されている。また、特許文献2には、オープンキャプションと字幕の表示位置とが重ならないようにする技術が開示されている。また、特許文献3には、字幕の背景を暗くし、字幕色を選択することで字幕背景を最適に調整する技術が開示されている。また、特許文献4には、字幕を縦に表示する技術が開示されている。
特開2004−320324号公報 特開2004−208014号公報 特開平8−171382号公報 特開平8−154216号公報
映像は、表示される被写体の位置や大きさが、被写体を撮影するカメラの位置やアングル等に応じて絶えず変化する。このため、字幕の位置や大きさをユーザが任意に変更すると、映像の場面が変わった際に被写体が字幕で隠れる虞がある。被写体が字幕で隠れると、ユーザが映像を十分に楽しむことができない。本発明はこのような課題に鑑みてなされたものであり、ユーザが快適に字幕付の映像を楽しむことが可能な映像再生装置を提供することを課題とする。
上記課題を解決するため、本発明では、所定の被写体が字幕と干渉する場合に、所定の被写体が映る部分以外の領域に字幕が表示されるように字幕の表示範囲を調整する。
詳細には、字幕付の映像を画面で再生する映像再生装置であって、再生する映像のソースである映像データ、字幕のテキストデータ、及び文字のグラフィック表示に供するフォントデータに基づき、字幕付の映像を再生する再生処理部と、前記映像に映る所定の被写体が前記画面内で前記字幕と干渉するか否かを判定する判定処理部と、前記所定の被写体が前記画面内で前記字幕と干渉する場合に、該字幕が表示される範囲を該所定の被写体が映る部分以外の領域である所定領域内に調整する字幕調整処理部と、を備える。
上記映像再生装置が再生する映像のソースとしては、例えば、光ディスクやメモリ、ハードディスクといった記録媒体に記録されたものや、無線、或いは有線の通信で得られるものを適用できる。上記映像再生装置では、このような映像のソースと共に供される字幕のテキストデータに基づいて字幕のグラフィックを生成し、映像を字幕付で再生する。すなわち、上記映像再生装置は、字幕のグラフィックを字幕のテキストデータとフォントデータから生成することを前提としており、映像に元々付いていた字幕画像を重畳するもの
ではない。
ここで、上記映像再生装置の判定処理部は、所定の被写体が字幕と干渉しているか否かを判定する。そして、所定の被写体が字幕と干渉している場合に、字幕調整処理部が字幕の表示範囲を調整する。ここで、字幕の表示範囲の調整とは、画面に占める字幕の表示位置および大きさの少なくとも何れかを調整することをいう。なお、判定処理部は、例えば、映像に映る人の顔を検出する顔検出処理あるいは動いている物体を検出する動体検出処理によって抽出した前記所定の被写体が、前記画面内で前記字幕と干渉するか否かを判定する。字幕調整処理部は、字幕が所定領域に表示されるように字幕の表示位置や大きさを調整するが、ここで所定領域とは、画面内で所定の被写体が映らない領域である。このような領域にある映像であれば、字幕で隠れてもユーザに不快感を与えにくいと一般的に考えられるためである。なお、所定の被写体とは、字幕で隠れるとユーザに不快感を与え得る被写体であり、例えば、人、人の顔、動いている物体といった、映像において重要な部分をなす被写体である。この所定領域の範囲内に字幕が表示されるように、再生処理部が、映像のソースである映像データ、字幕のテキストデータ、及びフォントデータに基づいて各フレームの画像を生成し、字幕付の映像を再生する。なお、文字のグラフィック表示に供するフォントデータは、例えば、データ類を記憶可能な記憶手段等に予め記憶させておくことが考えられる。
以上のように構成される映像再生装置によれば、重要な被写体が字幕で隠れないように映像が再生されるため、ユーザが快適に字幕付の映像を楽しむことが可能となる。
また、前記字幕調整処理部は、字幕を表示する位置の候補として予め用意された複数の字幕表示位置のうち前記所定領域内にある何れかの字幕表示位置に字幕が表示されるように、該字幕が表示される範囲を調整するものであってもよい。このように構成される映像再生装置であれば、既定の字幕表示位置であって表示可能領域の範囲内にある位置に字幕が表示されるので、ユーザが快適に字幕付の映像を楽しむことが可能となる。
また、前記複数の字幕表示位置には、ユーザが任意に位置を設定したものが含まれており、前記字幕調整処理部は、ユーザが任意に位置を設定した字幕表示位置に、他の字幕表示位置よりも優先的に字幕が配置されるように、該字幕が表示される範囲を調整するものであってもよい。このように構成される映像再生装置であれば、ユーザが好む位置に字幕を表示することを可能にしつつ、所定の被写体が映る部分に字幕が重なることがなくなる。
また、前記字幕調整処理部は、前記所定領域内に前記字幕を表示することが可能な大きさのフォントを使うことで、該字幕が表示される範囲を該所定領域内に調整するものであってもよい。このように構成される映像再生装置であれば、表示可能領域の範囲内に字幕が表示されるように、字幕のフォントの大きさが選択されるので、所定の被写体に字幕が重なることなく、ユーザが快適に字幕付の映像を楽しむことが可能である。
なお、本発明は、方法の発明として捉えることも可能である。例えば、本発明は、字幕付の映像を画面で再生する映像再生方法であって、再生する映像のソースである映像データ、字幕のテキストデータ、及び文字のグラフィック表示に供するフォントデータに基づき、字幕付の映像を再生する再生処理工程と、前記映像に映る所定の被写体が前記画面内で前記字幕と干渉するか否かを判定する判定処理工程と、前記所定の被写体が前記画面内で前記字幕と干渉する場合に、該字幕が表示される範囲を該所定の被写体が映る部分以外の領域である所定領域内に調整する字幕調整処理工程と、を有するものであってもよい。
また、本発明は、演算処理によって動作する電子機器で実行されるプログラムとして捉
えることも可能である。例えば、本発明は、字幕付の映像を画面で再生する映像再生プログラムであって、演算処理によって動作する電子機器に、再生する映像のソースである映像データ、字幕のテキストデータ、及び文字のグラフィック表示に供するフォントデータに基づき、字幕付の映像を再生する再生処理工程と、前記映像に映る所定の被写体が前記画面内で前記字幕と干渉するか否かを判定する判定処理工程と、前記所定の被写体が前記画面内で前記字幕と干渉する場合に、該字幕が表示される範囲を該所定の被写体が映る部分以外の領域である所定領域内に調整する字幕調整処理工程と、を実行させるものであってもよい。また、本発明は、このプログラムを記録した記録媒体であってもよい。ここで、記録媒体とは、データやプログラム等の情報を電気的、磁気的、光学的、機械的、または化学的作用によって蓄積し、演算処理によって動作する電子機器が読み取り可能な記録媒体をいう。このような記録媒体のうち電子機器から取り外し可能なものとしては、例えばフレキシブルディスク、光磁気ディスク、CD−ROM、CD−R/W、DVD、DAT、8mmテープ、メモリカード等を例示することができる。
ユーザが快適に字幕付の映像を楽しむことが可能となる。
BDプレーヤの概略構成図。 BDプレーヤのメイン処理フロー。 映像生成処理のフローチャート。 字幕画像生成処理のフローチャート。 字幕表示の変更処理のフローチャート。 人の顔が表示されている映像の一例を示す図。 表示可能領域の一例を示す図。 字幕表示位置を示す図。 比較処理の一例を示す図。 字幕画像の一例を示す図。 字幕を配置した映像の一例を示す図。 字幕表示位置を変更する場合の一例を示す図。 字幕表示を示す図。 運動しているスポーツ選手を写した映像の一例を示す図。 表示可能領域の一例を示す図。 変形例1に係るBDプレーヤの字幕表示を示す図。 被写体が切り替わっている映像の一例を示す図。 表示可能領域の一例を示す図。 変形例2に係るBDプレーヤの字幕表示を示す図。 変形例3に係るBDプレーヤの字幕表示を示す図。 第二実施形態に係るBDプレーヤの概略構成図。 字幕画像生成処理のフローチャート。 字幕表示範囲を示す図。 比較処理の一例を示す図。 字幕表示を示す図。
<第一実施形態> 以下、本発明の第一実施形態について説明する。図1は、本発明に係る映像再生装置の一実施形態であるBDプレーヤ1(BDは、Blu-ray Disc(Blu-ray
は登録商標)の略であり、以下、ブルーレイディスクという)の概略構成図である。BDプレーヤ1は、自動車等の車両に搭載される車載式の電子機器であり、液晶表示装置であるディスプレイ2に接続されている。BDプレーヤ1は、車両の電源に接続されており、
乗員であるユーザが車両のキースイッチを操作してアクセサリー電源をオンにすると電力の供給を受けて作動する。なお、本実施形態では、ディスプレイ2が外部接続される映像再生装置について説明しているが、本発明はこのような実施形態に限定されるものではない。すなわち、本発明は、ディスプレイと一体型の映像再生装置としてもよい。また、本実施形態では、ブルーレイディスクについて説明しているが、本発明はこのような実施形態に限定されるものではなく、字幕の表示位置や大きさをユーザが自在に変更可能なあらゆるメディアについて適用可能である。
BDプレーヤ1は、図1に示すように、CPU3(Central Processing Unit)、光デ
ィスク装置4、メモリ5、映像出力部6、及び操作受付部7で構成されている。また、BDプレーヤ1には、映像をユーザに画面表示するディスプレイ2が接続されている。
CPU3は、メモリ5に記録されたコンピュータプログラムを実行することにより、光ディスク装置4や映像出力部6、操作受付部7といったBDプレーヤ1を構成する各デバイスを制御すると共に、ブルーレイディスクに記録された映像や音声等のデータの処理を司る電子回路である。CPU3は、ユーザが車両のキースイッチをオンにすると、メモリ5に記録された基本ソフトウェアであるOS(Operating System)のプログラムを読み込み、各デバイスの制御やデータの処理を実行するためのアプリケーションプログラムを実行する環境を構築する。
メモリ5は、記憶保持動作が不要な不揮発性メモリであるROM(Read Only Memory)や、記憶保持動作が必要な揮発性メモリであるRAM(Random Access Memory)で構成されている。メモリ5は、コンピュータプログラムや操作画面、或いはアイコン類のグラフィックデータ、字幕のフォントのグラフィックデータ、字幕を表示する際の画面上の位置を定義する字幕表示位置のデータ等が格納されている他、光ディスク等のデータを一時的に格納することも可能である。
光ディスク装置4は、記録媒体であるBDやDVD、CD等の光ディスクに記録されたデータを読み取り可能な装置であり、光ディスクを回転させるスピンドルモータや光ピックアップを動かすアクチュエータ等の駆動機構類、光ピックアップで読み取った反射光を電気信号にするAFE(Analog Front End)、AFEのアナログ信号をデジタル信号に変換するDSP(Digital Signal Processor)等で構成される。光ディスク装置4は、CPU3によって制御される。CPU3が光ディスク装置4の制御を実行するためのミドルウェア等はメモリ5に格納されている。
映像出力部6は、CPU3が生成した映像データを映像信号に変換し、ディスプレイ2に送る、メモリ等を備えたいわゆるビデオカードである。
操作受付部7は、ユーザ操作を受け付けるものであり、BDプレーヤ1本体の正面に設けられる操作ボタンやリモートコントローラ、ディスプレイ2の表面に取り付けられるタッチパネル等で構成される。操作受付部7は、光ディスクの再生開始や再生停止、再生中のチャプターのスキップ、字幕の表示や非表示、字幕表示位置やフォント、字幕の大きさの変更といったユーザ操作を受け付ける。
次に、BDプレーヤ1で実現される機能ブロックについて説明する。BDプレーヤ1の電源がオンになり、メモリ5に記憶されたコンピュータプログラムをCPU3が実行すると、図1に示すような光ディスク制御機能部11、映像データ処理機能部12(本発明でいう再生処理部の一態様である)、字幕データ処理機能部13(本発明でいう字幕調整処理部の一態様である)、表示可能領域抽出機能部14、表示位置比較機能部15(本発明でいう判定処理部の一態様である)、及び表示変更受付機能部16がBDプレーヤ1内に
実現される。なお、説明の便宜上、図1においては、CPU3内にこれらの機能部が実現されるように図示しているが、これらの機能部は、CPU3が光ディスク装置4やメモリ5、映像出力部6、操作受付部7と協働する事によって実現される。
光ディスク制御機能部11は、操作受付部7からの指令に応じて光ディスク装置4を制御する役割を司る機能部である。すなわち、光ディスク制御機能部11は、操作受付部7が光ディスクの再生開始の操作を受け付けると、光ディスク装置4のスピンドルモータや光ピックアップを動かすアクチュエータ等の駆動機構類を作動させる。なお、光ディスク制御機能部11は、光ディスクに無作為にアクセスするのではなく、映像データ処理機能部12と協働しながら、次にアクセスすべきトラックやチャプターの映像データにアクセスする。また、光ディスク制御機能部11は、操作受付部7から光ディスクの再生停止の指令を受けると、光ディスク装置4を停止させる。
映像データ処理機能部12は、光ディスク装置4で読み出される映像データを取得して映像出力部6へ逐次渡す。また、映像データ処理機能部12は、光ディスク装置で読み出される光ディスク内の再生制御情報ファイルを参照して、次にアクセスすべきトラックやチャプターを決定し、これを光ディスク制御機能部11に伝える。再生制御情報ファイルとは、光ディスクに記録されたファイルであって、複数のチャプターやトラックに分割された各映像ファイルの再生順序を定義するファイルであり、光ディスクのコンテンツを制作した事業者等が作成してこの光ディスクに格納したファイルである。また、映像データ処理機能部12は、字幕表示のオンオフを示す、メモリ5内に格納されるフラグ(本願では、これを字幕フラグという)を参照する。そして、字幕フラグがオンの場合には、字幕データ処理機能部13で生成される後述の字幕画像のデータを重畳した映像データを、映像出力部6へ送る。他方、字幕フラグがオフの場合には、字幕画像のデータを重畳しない映像データを、映像出力部6へ送る。なお、メモリ5内の字幕フラグは、操作受付部7がユーザによる字幕の表示あるいは非表示の設定操作を受け付けることにより、随時オンオフされる。
字幕データ処理機能部13は、光ディスク装置4で光ディスクから読み出される字幕データ(特に、ブルーレイディスクに記録されている字幕のテキストデータ)、及びメモリ5に格納されている字幕のフォントのグラフィックデータに基づいて、字幕画像のデータを生成する。なお、字幕データ処理機能部13は、表示位置比較機能部15によって決定される表示位置に字幕が配置されるように、字幕画像のデータを生成する。
表示可能領域抽出機能部14は、映像データ処理機能部12が光ディスク装置4から取得する映像データを参照して解析し、字幕を表示させることが可能な画面上の領域(以下、これを字幕表示可能領域といい、本発明でいう所定領域に相当する)を抽出する。
表示位置比較機能部15は、予め複数のパターンが用意されたメモリ5内の各字幕表示位置について、それらが所定の被写体と干渉するか否か、換言すると、字幕表示可能領域内にある字幕表示位置を特定する。
表示変更受付機能部16は、操作受付部7がユーザからの字幕表示の変更要求を受け付けると、受け付けた新たな設定をメモリ5に格納する。字幕表示の変更要求とは、画面上における字幕の表示位置、字幕のフォント、字幕の大きさ、字幕の色といった、字幕の表示態様に関わる変更の要求であり、メモリ5内にはこれらのパラメータが格納される。
なお、上述した字幕データ処理機能部13、表示可能領域抽出機能部14、表示位置比較機能部15、及び表示変更受付機能部16は、メモリ5内の字幕フラグがオンの時に動作し、メモリ5内の字幕フラグがオフの時は停止する。
次に、BDプレーヤ1の動作について説明する。BDプレーヤ1は、各機能部が互いに協働しながら複数の処理フローを並列的に実行することで動作を実現するものであるため、BDプレーヤ1の動作については処理フロー毎に説明する。
<メイン処理フロー> 以下、BDプレーヤ1のメイン処理フローについて説明する。図2Aは、本処理フローを示すフローチャートである。
光ディスク装置4にブルーレイディスク等の光ディスクが挿入されている状態で、操作受付部7がユーザによる再生開始操作を受け付けると、光ディスク制御機能部11は、光ディスク装置4を作動させて光ディスクへのアクセスを開始する(S101)。そして、BDプレーヤ1内で映像の生成処理が開始される(S102)。映像の生成処理は、後述する映像生成処理フローによって実現される。光ディスク制御機能部11は、操作受付部7がユーザによる再生停止操作を受け付けるまで、光ディスク装置4を作動させる(S103)。一方、光ディスク制御機能部11は、操作受付部7がユーザによる再生停止操作を受け付けたら、光ディスク装置4を停止させる(S104)。
以上がBDプレーヤ1のメイン処理フローである。次に、光ディスク装置4の起動後(S101)、光ディスク装置4の停止前(S104)までに繰り返し実行される映像生成処理フローについて、以下に説明する。図2Bは、BDプレーヤ1で実行される映像生成処理フローを示すフローチャートである。映像生成処理フローは、以下に説明する各ステップ(S201〜S205)の何れの処理を実行している途中であっても、操作受付部7がユーザによる再生停止操作を受け付けると終了される。
<映像生成処理フロー> ユーザが再生開始操作を行うと、映像データ処理機能部12は、光ディスク装置4で光ディスクから読み出した映像データをメモリ5に逐次格納する(S201)。光ディスクから読み出した映像データは圧縮されているため、映像データ処理機能部12は、メモリ5に格納した映像データを復号する(S202)。ここで、映像データ処理機能部12は、メモリ5内の字幕フラグを参照する(S203)。映像データ処理機能部12は、字幕フラグがオンの場合、映像データに、後述する字幕画像生成処理において生成される字幕画像データを重畳し(S204)、この映像データを映像出力部6に渡す。一方、映像データ処理機能部12は、字幕フラグがオフの場合、映像データに字幕画像データを重畳することなく、この映像データを映像出力部6に渡す。映像データ処理機能部12から映像データを渡された映像出力部6は、映像データを映像信号に変換し、ディスプレイ2に送る(S205)。
以上がBDプレーヤ1の映像生成処理フローである。ユーザが再生停止操作を行うまで上記映像生成処理フローが繰り返し実行されることにより、光ディスクの映像がディスプレイ2に表示される。次に、BDプレーヤ1で繰り返し実行される字幕画像生成処理について、以下に説明する。図2Cは、BDプレーヤ1で実行される字幕画像生成処理フローを示すフローチャートである。字幕画像生成処理フローは、メモリ5内の字幕フラグがオンになっている間は繰り返し実行され、字幕フラグがオフになると中止される。
<字幕画像生成処理フロー> ユーザ操作により、メモリ5内の字幕フラグがオンになると、字幕データ処理機能部13は、表示可能領域抽出機能部14に次のような処理を実行させる。すなわち、字幕データ処理機能部13は、表示可能領域抽出機能部14に、映像データ処理機能部12がS202の処理で復号した映像データを解析させ、字幕を表示することが可能な領域を抽出させる(S301)。字幕を表示することが可能な領域の抽出は、次のようにして行われる。すなわち、字幕画像を表示する映像データを解析し、人の顔が表示される領域を抽出する(顔検出処理)。人の顔の抽出は、メモリ5内に予め格
納された人の顔のサンプルデータと比較し、その一致度が閾値等の所定条件を満たすか否かにより行われる。図3は、人の顔が表示されている映像の一例である。表示可能領域抽出機能部14は、図3のように人の顔が映像に含まれている場合、人の顔が表示される部分以外の領域を表示可能領域Rとして抽出する(図4参照)。
字幕データ処理機能部13は、表示可能領域抽出機能部14に表示可能領域Rの抽出処理を実行させたら、表示位置比較機能部15に次のような処理を実行させる(S302)。すなわち、字幕データ処理機能部13は、表示位置比較機能部15に、字幕を表示させる位置と表示可能領域Rとの比較処理を行い、字幕を表示する位置を決定する。図5は、メモリ5に格納されている字幕表示位置を示す図である。図5に示すように、メモリ5には、字幕を表示させる位置として、P1〜P5の5つの字幕表示位置のデータが格納されている。これらの字幕表示位置は、P1から順に採用されるように優先順位が設定されている。P1は、後述する字幕表示変更要求受付処理においてユーザが任意に設定した表示位置であり、図5においてはユーザが設定した字幕表示位置の一例を示している。P2からP5はBDプレーヤ1に予め設定されている字幕表示位置であり、P2から順に画面の下側、右側、左側、上側に字幕表示位置が設定されている。表示位置比較機能部15は、メモリ5に記憶されている字幕表示位置P1〜P5が、表示可能領域抽出機能部14が抽出した表示可能領域Rの範囲内にあるか否かを順に比較する。図6は、この比較処理の一例を図示したものである。映像の中心に人の顔が大きく写っていて、表示可能領域Rが狭い場合、図6に示すように、字幕表示位置P1、P5の一部が、表示可能領域Rから外れる。よって、P1から順に比較処理を行う表示位置比較機能部15は、字幕表示位置P2を選定する。
字幕データ処理機能部13は、表示可能領域抽出機能部14が字幕表示位置を選定したら、光ディスク装置4が光ディスクから読み出した字幕データをメモリ5に逐次格納する(S303)。そして、字幕データ処理機能部13は、メモリ5に格納した字幕データの文字に対応するフォントのグラフィックデータをメモリ5から読み出し(S304)、表示する字幕のグラフィックデータを生成する(S305)。そして、字幕データ処理機能部13は、上述したS302の処理で選定した字幕表示位置に字幕が配置された字幕画像のデータを生成する(S306)。図7は、字幕表示位置P2に字幕が配置された字幕画像の一例である。字幕データ処理機能部13は、例えば、図7に示すような字幕画像を表示するための字幕画像データを生成し、映像データ処理機能部12に渡す。映像データ処理機能部12に渡された字幕画像データは、映像データ処理機能部12において、映像データに重畳され(S204)、映像出力部6に渡される。これにより、表示位置比較機能部15が選定した字幕表示位置に字幕が表示された映像がディスプレイ2に表示される。図8は、字幕表示位置P2に字幕を配置した映像の一例である。本来であれば字幕表示位置P1に字幕が表示されるところ、映像に映っている人の顔に字幕が重ならないように字幕表示位置P2が選定されることにより、図8に示すように人の顔に字幕が重ならない映像がディスプレイ2に表示されるようになる。
以上がBDプレーヤ1の字幕画像生成処理フローである。字幕フラグがオンの間、上記字幕画像生成処理フローが繰り返し実行されることにより、光ディスクの映像に字幕が付いた映像がディスプレイ2に表示される。次に、字幕表示の変更要求を受け付ける処理について説明する。
図2Dは、字幕表示の変更要求を受け付ける処理のフローチャートである。操作受付部7が、ユーザによる字幕表示の変更要求操作を受け付けると、表示変更受付機能部16は、メモリ5内に格納されている表示変更の受付画面の画像データを呼び出し、映像出力部6に渡す(S401)。これにより、ディスプレイ2に字幕表示を変更するための画面が表示される。表示変更受付機能部16は、この状態で字幕のフォント、字の大きさ、表示
位置の変更等の変更要求を受け付ける(S402)。図9は、字幕表示位置P1を変更する場合の例を示す図である。表示変更受付機能部16は、操作受付部7に設けられる矢印キー等により、字幕表示位置P1の変更要求操作を受け付ける。表示変更受付機能部16は、ユーザが字幕表示の変更の決定操作を行うと(S403)、決定された字幕の表示位置、フォント、字の大きさ等のデータをメモリ5に格納して更新する(S404)。メモリ5に格納されている字幕表示のデータが更新されると、上述したS302やS304の処理の際に参照されるデータが変わるので、ディスプレイ2に表示される字幕の表示状態が変わる。
BDプレーヤ1で実行される処理フローは以上である。上記BDプレーヤ1によれば、ユーザが字幕の大きさや位置を変えても、字幕が人の顔に重ならないように映像が表示されるので、ユーザが映像を十分に楽しむことが可能である。図10は、上記BDプレーヤ1で実現される字幕表示を示す図である。人の顔を撮影しているカメラがズームアップ等し、人の顔が字幕と重なることになる場合であっても、上記BDプレーヤ1によれば字幕が顔に重ならない位置に動くため、ユーザが映像を十分に楽しむことができる。なお、カメラのアングル等が変わり、人の顔が小さくなったような場合には、表示位置比較機能部15による上記S302の処理において優先順位の高い字幕表示位置が選択され、字幕の位置が元の位置等に戻る。
上記BDプレーヤ1のように字幕の位置が映像に応じて適切に調整されるものであれば、このBDプレーヤ1を車載機とし、車両に搭載される画面の小さいディスプレイで映像を再生するような場合に優れた効果を発揮する。すなわち、車載用のディスプレイのように画面が極めて小さい場合、映像に対する字幕の大きさを相対的に大きくしないと文字を読み取ることができない。しかし、字幕の字の大きさを単に大きくしただけだと映像に写る被写体が隠れてしまい、ユーザが映像を楽しむことができない。ところが、上記BDプレーヤ1のように字幕の表示位置が映像に応じて適切に調整されるものであれば、字幕の文字を読み取りながら映像を十分に楽しむことが可能である。
なお、上記実施形態においては、字幕が人の顔に重ならないようにするため、上述したS301の処理で、人の顔が表示される部分以外の領域を表示可能領域Rとして抽出していた。しかし、上記実施形態は次のように変形してもよい。
<変形例1> すなわち、上述したS301の処理において、表示可能領域抽出機能部14は、字幕画像を表示する映像データを解析し、映像が変化する画面上の領域を抽出する。映像が変化する領域は、映像の明るさを時間軸等で微分することにより抽出される。図11は、運動しているスポーツ選手を写した映像の一例である。表示可能領域抽出機能部14は、図11のスポーツ選手のように動いている部分が映像に映っており、色等が変化している場合に、映像が変化している領域以外の領域を表示可能領域Rとして抽出する(図12参照)。その他の処理や構成については、上述した実施形態と同様である。なお、人や人の顔といった特定の被写体を検出するには、上述した実施形態のように予め定義された既定のパターンに画像が合致しているか否かで行うことが有効であるが、動いている物体を検出するには、このように色や輪郭の変化を利用することが有効である。
本変形例に係るBDプレーヤ1によれば、スポーツ選手のように動いている部分に字幕が重ならないように映像が表示されるので、ユーザが映像を十分に楽しむことが可能である。図13は、本変形例に係るBDプレーヤ1で実現される字幕表示を示す図である。スポーツ選手のように映像が変化している部分が映っており、字幕をそのまま表示するとこれに重なることになる場合であっても、本変形例に係るBDプレーヤ1によれば、字幕が重ならない位置に動くため、ユーザが映像を十分に楽しむことができる。
なお、上記第1変形例のように、映像が変化している部分を避けるように字幕を動かす場合、字幕の位置が頻繁に動くことにより、ユーザに煩わしさを与えるような場合が考えられる。そこで、上記第1変形例は、字幕の位置が頻繁に動かないようにするため、以下のように変形することも可能である。
<変形例2> 本変形例は、表示可能領域抽出機能部14が、上述したS301の処理において字幕を表示することが可能な領域を抽出する際、映像データを連続的に解析し、映像が一定時間変化しない部分を表示可能領域Rとして抽出する(動体検出処理)。この時間の長さは、字幕の位置が動いてもユーザが不快に感じない長さ、例えば1秒とする。図14は、被写体が絶えず切り替わっている映像の一例である。表示可能領域抽出機能部14は、図14に示すように、被写体が絶えず交互に切り替わっている場合、被写体が変わっても映像が変化しない部分を表示可能領域Rとして抽出する(図15参照)。その他の処理や構成については、上述した第1変形例と同様である。
本変形例に係るBDプレーヤ1によれば、被写体が一定時間内で切り替わっても字幕の位置が変化しないので、ユーザに煩わしさを与えることがなくなる。図16は、本変形例に係るBDプレーヤ1で実現される字幕表示を示す図である。本変形例であれば、映像の動いている部分に字幕が重なることなく、且つ被写体が変化しても字幕が同じ位置に表示され続けるので、ユーザが映像を十分に楽しむことができる。
なお、上記実施形態や各変形例では、字幕の文字の色について特に触れていないが、字幕として表示するグラフィック文字の色は既定の色の他、以下のような処理によって決定されたものであってもよい。
<変形例3> 本変形例は、字幕として表示するグラフィック文字の色が、字幕を表示する部分の映像の色と同じかこれに近い場合に、字幕の文字の色を他のものに変える。具体的には、上述したS305の処理において、字幕データ処理機能部13が字幕のグラフィックデータを生成する際、上述したS302の処理で選定した字幕表示位置の映像の色を参照する。そして、この色と異なる色で字幕が形成されるように字幕のグラフィックデータを生成する。このときに用いる色の種類は、上述した字幕表示位置の選定処理のように、複数の候補の中から優先順位に基づいて選択される。なお、色が近似しているか否かは、色の三原色である赤、青、緑のそれぞれの輝度との差分が既定の閾値の範囲内であるか否かにより行う。その他の処理や構成については、上述した実施形態や各変形例と同様である。本変形例に係るBDプレーヤ1によれば、字幕の色が背景と同じ場合に、文字の色が背景の色と異なるように字幕が表示される。よって、ユーザは、字幕を読みながら映像を十分に楽しむことが可能である。図17は、本変形例に係るBDプレーヤ1で実現される字幕表示を示す図である。本変形例であれば、字幕の文字の色が背景と同じになることがないので、字幕が読めなくなることが無くなる。
<第二実施形態> 以下、本発明の第二実施形態について説明する。図18は、本発明の第二実施形態であるBDプレーヤ101の概略構成図である。なお、第一実施形態に係るBDプレーヤ1と同様の構成要素については同一の名称及び符号を付し、その詳細な説明を省略する。
本実施形態に係るBDプレーヤ101は、電源がオンになり、メモリ5に記憶されたコンピュータプログラムをCPU3が実行すると、図18に示すように、上述した表示位置比較機能部15の代わりに表示範囲比較機能部115が実現される。その他の機能部については上述した第一実施形態と同様である。表示範囲比較機能部15は、予め複数のパターンが用意されたフォントの大きさについて、それを使って字幕を表示した場合に字幕表示可能領域と干渉するか否かを逐次比較しながら検証する。そして、字幕表示可能領域と
干渉しない最も大きいフォントを選定する。
本実施形態においては、字幕画像生成処理フローが以下のように実行される。図19は、本実施形態に係るBDプレーヤ101で実行される字幕画像生成処理のフローチャートである。なお、字幕画像生成処理フロー以外の処理、例えば、メイン処理フローや映像生成処理フロー、表示位置変更処理フローについては第一実施形態に係るBDプレーヤ1と同様なのでその説明を省略する。また、図19に示す字幕画像生成処理で、第一実施形態に係るBDプレーヤ1と同様の処理については同一の名称及び符号を付してその詳細な説明を省略する。
本実施形態に係るBDプレーヤ101は、図19のフローチャートが示すように、表示可能領域を抽出したのち(S301)、表示範囲比較機能部115が字幕を表示する範囲の大きさと表示可能領域Rとの比較処理を行い、字幕を表示する際のフォントの大きさを決定する(S312)。図20は、メモリ5に格納されている字幕表示範囲を示す図である。メモリ5には、字幕を表示する範囲として、S1〜S5の5つのフォントの大きさに対応する字幕表示範囲のデータが格納されている。これらの字幕表示範囲は、フォントの大きさが最も大きくなるS1から順に採用されるように優先順位が設定されている。表示範囲比較機能部115は、メモリ5に記憶されている字幕表示範囲S1〜S5が、表示可能領域抽出機能部14が抽出した表示可能領域Rの範囲内にあるか否かを順に比較する。図21は、この比較処理の一例を図示したものである。映像の中心に人の顔が大きく写っていて、表示可能領域Rが狭い場合、図21に示すように、字幕表示範囲S1、S2の一部が、表示可能領域Rから外れる。よって、S1から順に比較処理を行う表示範囲比較機能部115は、字幕表示範囲S3を選定する。その他の処理は、上述した第一実施形態と同様である。
上記BDプレーヤ101によれば、ユーザが字幕の大きさや位置を変えても、字幕が人の顔に重ならないように映像が表示されるので、ユーザが映像を十分に楽しむことが可能である。図22は、上記BDプレーヤ101で実現される字幕表示を示す図である。人の顔を撮影しているカメラがズームアップ等し、人の顔が字幕と重なることになる場合であっても、上記BDプレーヤ101によれば字幕が顔に重ならない大きさに変わるため、ユーザが映像を十分に楽しむことができる。なお、カメラのアングル等が変わり、人の顔が小さくなったような場合には、表示位置比較機能部115による上記S312の処理において優先順位の高い字幕表示範囲が選択され、字幕の大きさが元の大きさ等に戻る。上記BDプレーヤ101のように字幕の大きさが映像に応じて適切に調整されるものであれば、このBDプレーヤ101を車載機とし、車両で搭載される画面の小さいディスプレイで映像を再生するような場合に優れた効果を発揮する。すなわち、被写体が隠れない範囲で、字幕が大きいフォントで表示されるようになるため、字幕の文字を読み取りながら映像を十分に楽しむことが可能である。
<その他の変形例> なお、本発明に関するその他の実施形態としては、例えば、字幕の表示範囲を縮小してフォントの大きさを小さくしてもなお、人の顔等に字幕が重なってしまう場合に、字幕表示位置の変更を行うものであってもよい。具体的には、上記第二実施形態に係る表示位置変更処理フローのS312の処理を実行した際、S1〜S5の何れの字幕表示範囲も選定されなかった場合に、上記第一実施形態に係る表示変更処理フローを実行するようにしてもよい。
また、上記実施形態や各変形例においては、光ディスクから読み出した字幕データに基づいて字幕を生成していたが、本発明はこのような形態に限定されるものではない。例えば、通信ネットワーク経由でダウンロードした字幕データに基づいて字幕を生成してもよい。
また、上記実施形態や各変形例においては、予め決めておいた複数の字幕表示位置の中から任意に選択される位置に字幕を表示させていたが、本発明は、例えば、最適な字幕の位置を割り出すアルゴリズム等によって決定される位置に字幕を表示させるものであってもよい。
1・・BDプレーヤ
2・・ディスプレイ
3・・CPU
4・・光ディスク装置
5・・メモリ
6・・映像出力部
7・・操作受付部
11・・光ディスク制御機能部
12・・映像データ処理機能部
13・・字幕データ処理機能部
14・・表示可能領域抽出機能部
15・・表示位置比較機能部
16・・表示変更受付機能部

Claims (5)

  1. 字幕付の映像を画面で再生する映像再生装置であって、
    再生する映像のソースである映像データ、字幕のテキストデータ、及び文字のグラフィック表示に供するフォントデータに基づき、字幕付の映像を再生する再生処理部と、
    前記映像に映る所定の被写体が前記画面内で前記字幕と干渉するか否かを判定する判定処理部と、
    前記所定の被写体が前記画面内で前記字幕と干渉する場合に、該字幕が表示される範囲を該所定の被写体が映る部分以外の領域である所定領域内に調整する字幕調整処理部と、を備える、
    映像再生装置。
  2. 前記判定処理部は、映像に映る人の顔を検出する顔検出処理あるいは動いている物体を検出する動体検出処理によって抽出した前記所定の被写体が、前記画面内で前記字幕と干渉するか否かを判定する、
    請求項1に記載の映像再生装置。
  3. 前記字幕調整処理部は、字幕を表示する位置の候補として予め用意された複数の字幕表示位置のうち前記所定領域内にある何れかの字幕表示位置に字幕が表示されるように、該字幕が表示される範囲を調整する、
    請求項1または2に記載の映像再生装置。
  4. 前記複数の字幕表示位置には、ユーザが任意に位置を設定したものが含まれており、
    前記字幕調整処理部は、ユーザが任意に位置を設定した字幕表示位置に、他の字幕表示位置よりも優先的に字幕が配置されるように、該字幕が表示される範囲を調整する、
    請求項3に記載の映像再生装置。
  5. 前記字幕調整処理部は、前記所定領域内に前記字幕を表示することが可能な大きさのフォントを使うことで、該字幕が表示される範囲を該所定領域内に調整する、
    請求項1から4の何れか一項に記載の映像再生装置。
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