JP2010223038A - 吸気制御システム - Google Patents

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Abstract

【課題】吸気温度を応答性良く所望の温度にすることが可能な吸気制御システムを提供する。
【解決手段】第1熱交換器(ラジエータ)によって熱交換された第1媒体と吸気とで熱交換する高温側熱交換器20aと、吸気流路において高温側熱交換器20aの下流側に配置され、第1媒体より低温となるように第2熱交換器(サブラジエータ)によって熱交換された第2媒体と高温側熱交換器20aで熱交換した吸気とで熱交換する低温側熱交換器20bと、吸気流路において高温側熱交換器20aの下流側に低温側熱交換器20bと並んで設けられ、高温側熱交換器20aで熱交換した吸気が低温側熱交換器20bを迂回するための熱交換バイパス経路44と、低温側熱交換器20bで熱交換した吸気と熱交換バイパス経路44を経由した吸気の流量を調整して、エンジンに供給する吸気を調整する温度調整バルブ32とを備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、吸気制御システムに関し、特に、二系統の冷却水を用いてエンジンに供給する吸気の温度を制御する吸気制御システムに関する。
内燃機関(エンジン)においては、吸気(吸入空気)温度が変動することで、最適な吸気温度のときと比較して20〜30%も燃費悪化してしまうことがある。そのため、燃費向上を目指して吸気温度を、最適な吸気温度で一定に維持することが要求される。
吸気が過給機(ターボチャージャ)によって圧縮されたり、高外気温時である夏期等においては吸気温度が高くなるので、吸気温度を一定に維持するために吸気を冷却しなければならない。また、定常運転時や低外気温時である冬期等においては吸気温度が低くなるので、吸気温度を一定に維持するために吸気を加温しなければならない。
そこで、吸気温度を一定に維持するために、吸気通路中の吸気温度を検出するとともに空気冷却器を通流する冷却水の温度を検出し、吸気温度の検出値により空気冷却器を通流する冷却水量を調整して吸気温度を所定温度に制御するとともに、冷却水温度の検出値により空気冷却器を通した冷却水を冷却する冷却装置を通流する冷却水量を調整して冷却水温度を所定温度に制御することが提案されている(例えば、特許文献1参照。)。
しかしながら、冷却水の温度を制御して吸気温度を一定に維持する場合、まず冷却水の温度を所定の温度になるように調整しなければならず、応答性が悪いという問題がある。
特開2003−262131号公報
本発明は上記実情に鑑みてなされたものであって、吸気温度を応答性良く所望の温度にすることが可能な吸気制御システムを提供することを目的とする。
本願発明の一態様によれば、第1熱交換器によって熱交換された第1媒体と吸気とで熱交換する高温側熱交換器と、吸気流路において高温側熱交換器の下流側に配置され、第1媒体より低温となるように第2熱交換器によって熱交換された第2媒体と高温側熱交換器で熱交換した吸気とで熱交換する低温側熱交換器と、吸気流路において高温側熱交換器の下流側に低温側熱交換器と並んで設けられ、高温側熱交換器で熱交換した吸気が低温側熱交換器を迂回するための熱交換バイパス経路と、低温側熱交換器で熱交換した吸気と熱交換バイパス経路を経由した吸気の流量を調整して、エンジンに供給する吸気を調整する温度調整バルブとを備える吸気制御システムであることを要旨とする。
本発明によれば、吸気温度を応答性良く所望の温度にすることが可能な吸気制御システムを提供することができる。
本発明の第1の実施の形態に係る吸気制御システムの概略図である。 本発明の第1の実施の形態に係る吸気制御システムの概観図である。 本発明の第1の実施の形態に係る吸気制御システムにおける温度調整バルブの制御動作を示す概略図である。 吸気温度と燃費に対する軸トルクとの関係を示すグラフである。 本発明の第1の実施の形態に係る吸気制御システムの温度調整バルブの制御を説明するためのフローチャートである。 本発明の第1の実施の形態に係る吸気制御システムにおけるターボ切替バルブの制御動作を示す概略図である。 ターボとNAを切り替える契機について説明するためのグラフである。 本発明の第1の実施の形態に係る吸気制御システムのターボ切替バルブの制御を説明するためのフローチャートである。 本発明の第2の実施の形態に係る吸気制御システムの概略図である。
以下に図面を参照して、本発明の実施の形態を説明する。以下の図面の記載において、同一又は類似の部分には同一又は類似の符号で表している。但し、図面は模式的なものであり、厚みと平面寸法との関係、各層の厚みの比率等は現実のものとは異なる。したがって、具体的な厚みや寸法は以下の説明を照らし合わせて判断するべきものである。また、図面相互間においても互いの寸法の関係や比率が異なる部分が含まれていることは勿論である。
(第1の実施の形態)
本発明の第1の実施の形態に係る吸気制御システムは、図1に示すように、第1熱交換器(ラジエータ)によって熱交換された第1媒体と吸気とで熱交換する高温側熱交換器20aと、吸気流路において高温側熱交換器20aの下流側に配置され、第1媒体より低温となるように第2熱交換器(サブラジエータ)によって熱交換された第2媒体と高温側熱交換器20aで熱交換した吸気とで熱交換する低温側熱交換器20bと、吸気流路において高温側熱交換器20aの下流側に低温側熱交換器20bと並んで設けられ、高温側熱交換器20aで熱交換した吸気が低温側熱交換器20bを迂回するための熱交換バイパス経路44と、低温側熱交換器20bで熱交換した吸気と熱交換バイパス経路44を経由した吸気の流量を調整して、エンジンに供給する吸気を調整する温度調整バルブ32とを備える。
吸気制御システムは、更に、吸気(吸入空気)を圧縮して供給するタービン(過給機)40と、吸気流路において高温側熱交換器20aの上流側に配置され、過給機40で圧縮された圧縮吸気、及び過給機40を経由しない自然吸気のいずれかを高温側熱交換器20aに供給する制御を行うターボ切替バルブ30とを備える。尚、ターボ切替バルブ30の制御によって過給機40を経由しない自然吸気の経路として、ターボバイパス経路42が設けられている。
高温側熱交換器20a、低温側熱交換器20b、及び温度調整バルブ32は、図1及び図2に示すように、ケース10内に収納されている。ケース10は、図2に示すように、過給機40によって圧縮吸気とされた吸気、又は過給機40を経由しない自然吸気としての吸気を導入する導入管12と、吸気を冷却して排出する排出管14とを備え、吸気の流路を有する。ケース10は、耐熱性を有する樹脂等によって形成される。
高温側熱交換器20a及び低温側熱交換器20bは、図2に示すように、第1媒体又は第2媒体が流れる扁平チューブと放熱フィンが交互に積層されたコア21と、入口タンク28aと接続された扁平チューブに第1媒体を流入させる入口パイプ22aと、出口タンク28bに接続された扁平チューブから第1媒体を流出させる出口パイプ24aと、入出口タンク29aと接続された扁平チューブに第2媒体を流入させる入口パイプ22bと、入出口タンク29aに接続された扁平チューブから第2媒体を流出させる出口パイプ24bとを備える。コア21は、吸気の流れ方向に流通経路を有する構造となっている。
第1媒体は、入口パイプ22aより入口タンク28a内へ流入し、各扁平チューブへ流入する。扁平チューブ内を通過後、出口タンク28bを通って、出口パイプ24aより流出する。第1媒体は、エンジン冷却系のラジエータ(第1熱交換器)によって熱交換されて冷却された冷却水である。
第2媒体は、入口パイプ22bより入出口タンク29a内へ流入し、各扁平チューブへ分散して流入する。扁平チューブ内を通過後、折返しタンク29bにてターンし、復路側の扁平チューブを通って入出口タンク29a内へ流入し、出口パイプ24bより流出する。第2媒体は、エンジン冷却系とは別の独立し、サブラジエータ(第2熱交換器)によって熱交換されて冷却される媒体循環系の冷却水である。
温度調整バルブ32は、図3(a)及び(b)に示すように、開閉を調整することで、燃費が最適となる吸気の目標温度になるように、低温側熱交換器20bで熱交換した吸気と熱交換バイパス経路44を経由した吸気の流量を調整する。
燃費が最適となる吸気の目標温度の算出方法の一例について、図4のグラフを参照しながら説明する。図4に示すグラフは、吸気温度と燃料消費率(燃費)の関係および、吸気温度とエンジントルク(軸トルク)の関係より得られる、吸気温度と燃費に対する軸トルクとの関係を示す。つまり吸気温度を変化させた時の、燃料消費率(燃費)あたりのエンジントルクの変化が表され、グラフの頂点となるときが軸トルク及び燃費が最適となるときであるので、そのときの吸気温度が、定常運転時の吸気の目標温度として算出される。
以下に、温度調整バルブ32の制御について、図5のフローチャートを参照しながら説明する。
(イ)まず、ステップS11において、吸気流路において高温側熱交換器20aの上流側に配置されるセンサ33によって、高温側熱交換器20aに供給される吸気温度(A点での吸気温度)を測定する。
(ロ)次に、ステップS12において、A点での吸気温度と吸気の目標温度を比較する。ここで、吸気の目標温度とは、定常運転時の場合は、上述した図4より求められる温度として、加速時である場合は、可能な限り低温とする。A点での吸気温度と吸気の目標温度を比較した結果、A点での吸気温度が目標温度以下である場合はステップS13に移行し、A点での吸気温度が目標温度以上である場合はステップS15に移行する。例えば、吸気の目標温度が40℃であって、A点での吸気温度が−20℃である場合はステップS13に移行し、A点での吸気温度が150℃である場合はステップS15に移行する。
(ハ)ステップS12の比較の結果、ステップS13に移行した場合、温度調整バルブ32を閉じる制御を行う(図3(b)参照)。温度調整バルブ32が閉じられたときには、低温側熱交換器20bを経由した吸気は封鎖され、熱交換バイパス経路44を経由した吸気がエンジンに供給される。温度調整バルブ32を制御した後、ステップS14において、高温側熱交換器20aで吸気を目標温度まで加熱する。例えば、A点での吸気温度が−20℃である場合、約90℃である高温側熱交換器20aの第1媒体と吸気で熱交換することで、吸気を目標温度の40℃まで加熱する。
(ニ)ステップS12の比較の結果、ステップS15に移行した場合、温度調整バルブ32を開ける制御を行う(図3(a)参照)。温度調整バルブ32が開けられたときには、低温側熱交換器20bを経由した吸気は封鎖されずに、エンジンに供給される。温度調整バルブ32を制御した後、ステップS16において、高温側熱交換器20a及び低温側熱交換器20bで吸気を目標温度まで冷却する。例えば、A点での吸気温度が150℃である場合、約90℃である高温側熱交換器20aの第1媒体と吸気で熱交換することで、吸気を約90℃まで冷却し、更に約40℃である低温側熱交換器20bの第2媒体と吸気で熱交換することで目標温度の40℃まで冷却する。
(ホ)ステップS14又はステップS16の後、ステップS17において、吸気流路においてエンジンの上流側に配置されるセンサ34によって、エンジンに供給される吸気温度(B点での吸気温度)を測定する。
(ヘ)次に、ステップS18において、B点での吸気温度と吸気の目標温度を比較する。B点での吸気温度と吸気の目標温度を比較した結果、B点での吸気温度が目標温度と一致した場合は温度調整バルブ32の制御を終了し、B点での吸気温度が目標温度と異なった場合は温度調整バルブ32の制御を行う。温度調整バルブ32の制御としては、低温側熱交換器20bで熱交換した吸気と熱交換バイパス経路44を経由した吸気の流量を調整して、エンジンに供給する吸気の温度を目標温度となるように制御する。
ターボ切替バルブ30は、図6(a)及び(b)に示すように、開閉を調整することで、過給機40で圧縮された圧縮吸気(ターボ)、及び過給機40を経由しない自然吸気(NA)のいずれかを高温側熱交換器20aに供給する制御をする。つまり、ターボ切替バルブ30は、エンジンに供給する吸気をターボとNAのいずれにするかを切り替えるバルブである。
ターボとNAを切り替える契機について、図7のグラフを参照しながら説明する。図7に示すように、アクセルを開放した直後ではターボの吸気圧がNAの吸気圧より低くなる現象がみられる。この現象は、ターボエンジンの加速初期、タービンが十分回っていないとき、吸気が負圧のときに発生する。そして、そのままアクセルの開放を続けると、ターボの吸気圧がNAの吸気圧より高くなっていく。このターボの吸気圧とNAの吸気圧が切り替わるポイント(ターボ切替ポイント)を、ターボとNAを切り替える契機とする。
以下に、ターボ切替バルブ30の制御について、図8のフローチャートを参照しながら説明する。
(イ)まず、ステップS21において、吸気流路においてエンジンの上流側に配置されるセンサ34によって、エンジンに供給される吸気圧力(B点での吸気圧力)を測定する。
(ロ)次に、ステップS22において、B点での吸気圧力とターボ切替ポイント(図7参照)の圧力を比較する。B点での吸気圧力とターボ切替ポイントの圧力を比較した結果、B点での吸気圧力がターボ切替ポイントの圧力以下である場合はステップS23に移行し、B点での吸気圧力がターボ切替ポイントの圧力以上である場合はステップS25に移行する。
(ハ)ステップS22の比較の結果、ステップS23に移行した場合、ターボ切替バルブ30を開ける制御を行う(図6(a)参照)。ターボ切替バルブ30を制御した後のステップS24において、ターボ切替バルブ30は開いているので、吸気は過給機40を経由せずに、ターボバイパス経路42を経由してNAとしてエンジンに供給される。以上で、NAとして吸気を行うターボ切替バルブ30の制御を終了する。
(ニ)ステップS22の比較の結果、ステップS25に移行した場合、ターボ切替バルブ30を閉じる制御を行う(図6(b)参照)。ターボ切替バルブ30を制御した後のステップS24において、ターボ切替バルブ30は閉じているので、吸気は過給機40を経由してターボとしてエンジンに供給される。以上で、ターボとして吸気を行うターボ切替バルブ30の制御を終了する。
第1の実施の形態に係る吸気制御システムによれば、加速時でターボ切替ポイント前まではターボ切替バルブ30を開く制御をしてNAとし、温度調整バルブ32を開く制御をして吸気を高温側熱交換器20a及び低温側熱交換器20bで冷却することで、加速初期のレスポンスを改善することができる。
また、第1の実施の形態に係る吸気制御システムによれば、ターボ切替ポイント後ではターボ切替バルブ30を閉じる制御をしてターボとすることで、エンジン内の空気充填効率を上げることができる。
更に、第1の実施の形態に係る吸気制御システムによれば、温度調整バルブ32を制御することで、低温側熱交換器20bで熱交換した吸気と熱交換バイパス経路44を経由した吸気の流量を調整して、エンジンに供給する吸気の温度を応答性良く目標温度となるようにすることができるので燃費を良くすることができる。
(第2の実施の形態)
本発明の第2の実施の形態に係る吸気制御システムは、図9に示すように、第1熱交換器(ラジエータ)によって熱交換された第1媒体と吸気とで熱交換する高温側熱交換器20aと、吸気流路において高温側熱交換器20aの下流側に配置され、第1媒体より低温となるように第2熱交換器(エバポレータ)によって熱交換された第2媒体と高温側熱交換器20aで熱交換した吸気とで熱交換する低温側熱交換器20bと、吸気流路において高温側熱交換器20aの下流側に低温側熱交換器20bと並んで設けられ、高温側熱交換器20aで熱交換した吸気が低温側熱交換器20bを迂回するための熱交換バイパス経路44と、低温側熱交換器20bで熱交換した吸気と熱交換バイパス経路44を経由した吸気の流量を調整して、エンジンに供給する吸気を調整する温度調整バルブ32とを備える。第1の実施の形態に係る吸気制御システムと実質的に同様な個所については、記載を省略する。
第2媒体は、エアコンサイクルの媒体循環系で、エバポレータ(第2熱交換器)によって熱交換されて冷却される冷却水である。
このように構成された第2の実施の形態に係る吸気制御システムでも、第1の実施の形態に係る吸気制御システムと同様の効果を得ることができる。
(その他の実施の形態)
上記のように、本発明は実施の形態によって記載したが、この開示の一部をなす記述及び図面はこの発明を限定するものであると理解するべきではない。この開示から当業者には様々な代替実施の形態、実施例及び運用技術が明らかになるはずである。
例えば、第1及び第2の実施の形態における低温側熱交換器20bは、蓄熱材を備えることで、 低温側熱交換器20bが常に冷えているようになり、加速時は蓄熱効果で素早く吸気を冷却することが可能となる。したがって、低温側熱交換器20bに蓄熱材を備えることで、低温(例えば、40℃)に保たれる時間が長くなり、吸気に対する温度調整の対応可能時間を長くすることが可能となる。
更に、目標吸気温度は、図4で示したような所定の範囲の固定値だけでなく、様々な形態をとることができる。例えば、エンジン回転数やスロットル開度を検出し、エンジン回転数と目標吸気温度、又は、エンジン負荷と目標吸気温度、又は、エンジン回転数及びエンジン負荷と目標吸気温度、となるように最適目標吸気温度をメモリに記憶又は計算させる目標温度算出手段を設け、エンジン回転数、エンジン負荷に応じた目標吸気温度となるように変化させてもよい。
このように、本発明はここでは記載していない様々な実施の形態等を包含するということを理解すべきである。したがって、本発明はこの開示から妥当な特許請求の範囲の発明特定事項によってのみ限定されるものである。
10…ケース
12…導入管
14…排出管
20a…高温側熱交換器
20b…低温側熱交換器
21…コア
22a,22b…入口パイプ
24a,24b…出口パイプ
28a…入口タンク
28b…出口タンク
29a…入出口タンク
29b…折返しタンク
30…ターボ切替バルブ
32…温度調整バルブ
33,34…センサ
40…過給機
42…ターボバイパス経路
44…熱交換バイパス経路

Claims (8)

  1. 第1熱交換器によって熱交換された第1媒体と吸気とで熱交換する高温側熱交換器と、
    吸気流路において前記高温側熱交換器の下流側に配置され、前記第1媒体より低温となるように第2熱交換器によって熱交換された第2媒体と前記高温側熱交換器で熱交換した吸気とで熱交換する低温側熱交換器と、
    吸気流路において前記高温側熱交換器の下流側に前記低温側熱交換器と並んで設けられ、前記高温側熱交換器で熱交換した吸気が前記低温側熱交換器を迂回するための熱交換バイパス経路と、
    前記低温側熱交換器で熱交換した吸気と前記熱交換バイパス経路を経由した吸気の流量を調整して、エンジンに供給する吸気を調整する温度調整バルブ
    とを備えることを特徴とする吸気制御システム。
  2. 前記温度調整バルブは、燃費が最適となる吸気の目標温度になるように、前記低温側熱交換器で熱交換した吸気と前記熱交換バイパス経路を経由した吸気の流量を調整することを特徴とする請求項1に記載の吸気制御システム。
  3. 前記高温側熱交換器には、吸気流路において前記高温側熱交換器の上流側に配置されたターボ切替バルブによって、過給機で圧縮された圧縮吸気、及び前記過給機を経由しない自然吸気のいずれかが供給されることを特徴とする請求項1又は2に記載の吸気制御システム。
  4. 前記ターボ切替バルブは、アクセルを開放した後に前記圧縮吸気の吸気圧が前記自然吸気の吸気圧より低くなるターボ切替ポイント以前では前記自然吸気を供給するように制御し、アクセルを開放した後に前記圧縮吸気の吸気圧が前記自然吸気の吸気圧より高くなる前記ターボ切替ポイント以後では前記圧縮吸気を供給するように制御することを特徴とする請求項3に記載の吸気制御システム。
  5. 前記ターボ切替ポイント以前とは、ターボエンジンの加速初期、タービンが十分回っていないとき、吸気が負圧のときであることを特徴とする請求項4に記載の吸気制御システム。
  6. 前記高温側熱交換器で熱交換する前記第1媒体は、エンジン冷却系の媒体であり、
    前記低温側熱交換器で熱交換する前記第2媒体は、前記エンジン冷却系とは別の独立した媒体循環系の媒体
    であることを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載の吸気制御システム。
  7. 前記高温側熱交換器で熱交換する前記第1媒体は、エンジン冷却系の媒体であり、
    前記低温側熱交換器で熱交換する前記第2媒体は、エアコンサイクルの媒体循環系の媒体
    であることを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載の吸気制御システム。
  8. 前記低温側熱交換器は、蓄熱材を備えることを特徴とする請求項1〜7のいずれか1項に記載の吸気制御システム。
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