JP2010222020A - ケースの組立方法およびその装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】精度の高いケースを得ることができるようにしたケース組立方法を提供することである。
【解決手段】接合された面取りパネルCPおよびCPに隣接する一方の第1胴パネルPと他方の第4胴パネルPが直交するように角筒体Kを拡げる。拡げられた角筒体Kの内側に得られるべきケースの内断面形状と同形状とされて外側面の上下部に傾斜面を有するマンドレルが配置される状態で、角筒体Kの各面取りパネルCP乃至CPを傾斜面に押し付けて角筒体Kを8角形に成形し、その成形後に角筒体Kの一端側に位置する4枚のフラップF、Fの折曲げと接着とを行なって底を形成する。
【選択図】図1

Description

この発明は、4隅部に面取り部を有する断面8角形のケースの組立方法およびその装置に関する。
液体洗剤や、シャンプー、ボディソープ等の液体が充填されたスタンディングパウチ(自立形ポリ袋)のような柔軟性を有する商品の包装ケースには、4角形の胴の4隅部に面取り部を有する断面8角形の圧縮強度の高いケースが多く採用されるようになってきている。このケースは、扁平なブランクからの折り曲げと、接着剤による接合とによって組立状態とされる。
ここで、ブランクは、4角形の胴を形成する4枚の胴パネルと、その胴の4隅部に面取り部を形成する5枚の面取りパネルとを縦折曲げ線を介して一方向に交互に連設されたパネル連続体を有し、上記胴パネルのそれぞれ両端に横折曲げ線を介してフラップを連設した構成とされている。
上記のようなブランクからケースを組立てるケース組立方法として、特許文献1に記載されたものが従来から知られている。そのケース組立方法においては、外周の4隅に傾斜面が形成された断面8角形のマンドレルと、その下方に設けられた凹状プレートとの間にブランクが配置される状態において、上記凹状プレートの上方向への移動により、ブランクの中央の1枚の胴パネルおよびその両側の面取りパネルをマンドレルの両側下部の傾斜面に押し付け、その後に、残りの胴パネルおける面取りパネルの折曲げにより、ブランクをマンドレルの外周に巻付け、互いに重なり合う面取りパネルの接合により8角形の胴を形成した後、その胴の一端のフラップの折曲げと接着とを行なって底を形成するようにしている。
特許第3304991号公報
ところで、上記特許文献1に記載されたケース組立方法においては、凹状プレートにより中央の1枚の胴パネルおよびその両側の一対の面取りパネルをマンドレルに押し付けて折り曲げるため、一対の面取りパネルを折曲げ線に沿って精度よく確実に折り曲げることができるものの、他の胴パネルおよび他の面取りパネルは揺動による折曲げによるため、折曲げ線から精度よく折り曲げることができず、精度の高いケースを得ることができないという問題がある。
この発明の課題は、精度の高いケースを得ることができるようにしたケース組立方法およびその装置を提供することである。
上記の課題を解決するために、この発明に係るケースの組立方法においては、4角筒状の胴を形成する4枚の胴パネルおよび前記胴の4隅に面取りを形成する幅狭の5枚の面取りパネルが縦折曲げ線を介して一方向に交互に連設されたパネル連続体を有し、前記4枚の胴パネルのそれぞれ両端に横折曲げ線を介してフラップが連設されたブランクからケースを組立てるケースの組立方法において、前記パネル連続体の中央に位置する2枚の胴パネルの外側端部が平行に配置された一対の折曲げガイドに対向するようブランクを位置決めする工程と、前記一対の折曲げガイドを巻き込むようパネル連続体を折り曲げて、前記2枚の胴パネルの外側に連設された一対の面取りパネルが左右で対向し、かつ、パネル連続体の両側の一対の面取りパネルが上下に重なり合う扁平な角筒状に折り曲げる工程と、前記互いに重なり合う一対の面取りパネルを接合して角筒体を形成する工程と、前記接合された面取りパネルに隣接する一方の胴パネルと他方の胴パネルが直交するように角筒体を拡げる工程と、得られるべきケースの内断面形状と同形状とされて外側面の上下部に傾斜面を有するマンドレルが前記拡げられた角筒体の内側に配置される状態で、そのマンドレルの外側面および上下の傾斜面と対向する胴パネルおよび面取りパネルを前記外側面および傾斜面に押し付けて8角形に成形する工程と、前記8角形の角筒体の一端側に位置する4枚のフラップを、角筒体の一端の開口を閉じる方向に折り曲げて、互いに重なり合うフラップの重なり部を接合する工程とからなる構成を採用したのである。
ここで、角筒体を形成する工程において、その角筒体が、対向する一対の面取りパネルの対向内面の上部の対向間隔が下部の対向間隔よりブランクの厚みに相当する分広くなる略台形とされるようにすると、8角形の胴に歪みのない極めて寸法精度の高いケースを得ることができる。
上記の課題を解決するために、この発明に係るケースの組立装置においては、上記の構成からなるケースの組立方法でケースを組立てるようにしたのである。
上記のように、ブランクを扁平な台形の角筒体に形成して、互いに重なり合う一対の面取りパネルを接合した後、その接合された面取りパネルに隣接する一方の胴パネルと他方の胴パネルが直交するように角筒体を拡げ、その角筒体の内側に得られるべきケースの内断面形状と同形状とされたマンドレルが配置される状態で4隅の面取りパネルをマンドレルの傾斜面に押し付けて成形するようにしたので、極めて精度の高い8角形のケースを得ることができる。
(a)乃至(e)は、ブランクからケースが形成されていく状態を段階的に示すフロー図 ケース組立装置を概略的に示す平面図 図2のIII−III線に沿った断面図 図2のIV−IV線に沿った断面図 図2のV−V線に沿った断面図 図2のVI−VI線に沿った断面図 底内フラップの折曲げ状態を示す横断平面図 底外フラップの折曲げ状態を示す縦断正面図 図8の右側面図 ケースの組立状態を示す斜視図
以下、この発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。図1(a)に示すように、ブランクSは、段ボール等のシートからなる。このブランクSは、4角筒状の胴を形成する4枚の第1胴パネルP乃至第4胴パネルPおよび上記胴の4隅に面取りを形成する幅狭の5枚の第1面取りパネルCP乃至第5面取りパネルCPが縦折曲げ線2を介して一方向に交互に連設されたパネル連続体1を有し、上記第1胴パネルPおよび第3胴パネルPの両端には、内フラップF、Fが横折曲げ線3を介して連設され、また、第2胴パネルPおよび第4胴パネルPの両端には外フラップF、Fが横折曲げ線3を介して連設されている。
図2に示すように、ブランクSは、第1胴パネルP乃至第4胴パネルPおよび第1面取りパネルCP乃至第5面取りパネルCPが左右方向に並び、パネル連続体1の一端のフラップF、Fを先端としてシート搬送装置10により一方向に搬送される。
シート搬送装置10は、平行一対のエンドレスベルト11を有し、各エンドレスベルト11には複数の押爪12が等間隔に形成され、その押爪12でブランクSの後端を押圧して、ブランクSを下流側に向けて一定ストロークで間歇的に移動させるようになっている。
ブランクSの搬送路には、一対の折曲げガイド13が設けられている。折曲げガイド13は、ブランクSの搬送方向に長く延びている。図3に示すように、折曲げガイド13は、断面角形をなしており、一方の折曲げガイド13は、その下面の外側縁が第2胴パネルPの外側の縦折曲げ線2に対応し、他方の折曲げガイド13は、その下面の外側縁が第3胴パネルPの外側の縦折曲げ線2に対応する配置とされている。
また、折曲げガイド13の高さHは、第2面取りパネルCPおよび第4面取りパネルCPの左右方向の幅寸法に等しくなっている。折曲げガイド13の外側面は、図では詳細を省略したが、下端から上端に向けて斜め外方に向けて緩やかに傾斜しており、一対の折曲げガイド13の上面の外側縁間の対向間隔は下面の外側縁間の対向間隔よりブランクSの厚み分だけ広くなっている。
図2に示すように、シート搬送装置10によって下流側に搬送されるブランクSは、一対の折曲げガイド13の下面に沿って第1折曲げ部Aに搬送される。図2および図3に示すように、第1折曲げ部Aには、一対の折曲げガイド13の下面外側縁に対向する縦折曲げ線2に沿ってブランクSの両側部を上向きに折り曲げる一対の折曲げ装置20a、20bが設けられている。
一対の折曲げ装置20a、20bは、折曲げガイド13に平行に配置された回転軸21と、その回転軸21に長さ方向の中央が固定されたアーム22と、そのアーム22の両端に固定されてブランクSの搬送方向の上流側に長く延びる一対の折曲げロッド23とからなり、上記回転軸21は、一対の折曲げロッド23の一方がブランクSの搬送路の下方に回転したときブランクSが送り込まれてくるよう、ブランクSの移動とタイミングをとって回転される。
図3に示すように、ブランクSが第1折曲げ部Aに送り込まれて停止すると、一対の折曲げ装置20a、20bの回転軸21が同図の矢印で示す方向に回転し、一対の折曲げロッド23の一方がブランクSの両側部を上方に押上げる。その押上げにより、ブランクSの両側部が一対の折曲げガイド13の下面外側縁に対向する縦折曲げ線2に沿って上方に略90°折曲げられて起立状態とされる。
このとき、折曲げガイド13の高さHは、第2面取りパネルCPおよび第4面取りパネルCPの左右方向の幅寸法に等しいため、その第2面取りパネルCPと第1胴パネルP間の縦折曲げ線2および第4面取りパネルCPと第4胴パネルP間の折曲げ線2が折曲げガイド13の上面外側縁と対向する状態となる。
両側部が起立状態とされたブランクSは、シート搬送装置10によって図2に示す第2折曲げ部Bに搬送される。第2折曲げ部Bには、図4に示すように、起立状態の第1胴パネルPおよび第4胴パネルPを内向きに90°折り曲げる一対の折曲げ装置30a、30bと、先に折曲げられる第4胴パネルPに連設された第5面取りパネルCPの下面を支持する帯板状の下敷き33が設けられている。
一対の折曲げ装置30a、30bは、折曲げガイド13に平行に配置された回転軸31と、その回転軸31に固定された対向一対の平行アーム32とからなり、両側部が起立状態とされたブランクSが第2折曲げ部Bに送り込まれてくるとき、上記平行アーム32のそれぞれは起立状態とされている。
両側部が起立状態とされたブランクSが第2折曲げ部Bに搬送されて停止すると、第4胴パネルPと対向する折曲げ装置30bの回転軸31が図4の矢印で示す方向に略90°回転する。その回転軸31の回転により、第4胴パネルPは、平行アーム32により内向きに略90°折曲げられ、第5面取りパネルCPが下敷き33で支持される。
また、第4胴パネルPの折曲げ後、第1胴パネルPと対向する折曲げ装置30aの回転軸31が図4の矢印で示す方向に略90°回転する。その回転軸31の回転により、第1胴パネルPが平行アーム32により内向きに略90°折曲げられ、その第1胴パネルPに連設された第1面取りパネルCPが第5面取りパネルCPの上面に重なる状態とされる。
このとき、一対の折曲げガイド13の上面の外側縁間の対向間隔は下面の外側縁間の対向間隔よりブランクSの厚み分だけ広くなっているため、第1胴パネルPおよび第4胴パネルPの折曲げによって、ブランクSは略台形の扁平な角筒状される。この角筒状のブランクSは、互いに重なり合う第1面取りパネルCPと第5面取りパネルCPの一方に予め塗布した接着剤で接合され、その接合により、図1(b)に示すように、第1面取りパネルCPと第5面取りパネルCPの対向内面の上部間の間隔が下部間の間隔よりブランクSの厚みの相当する分広くなった台形状の角筒体Kが形成される。
なお、実施の形態では、第4胴パネルPの折曲げ後に第1胴パネルPを折り曲げるようにしたが、第1胴パネルPの折曲げ後に第4胴パネルPを折り曲げるようにしてもよい。
角筒体Kは、シート搬送装置10によって、図2に示す開箱部Cに搬送される。図5に示すように、開箱部Cには前述の対向一対の折曲げガイド13と、バキュームキャップ40が設けられている。対向一対の折曲げガイド13は、断面が角形とされ、一方の折曲げガイド13は第2胴パネルPの上面一側部と第2面取りパネルCPの内面を案内する配置とされ、他方の折曲げガイド13は第2胴パネルPの上面他側部を案内する配置とされている。
バキュームキャップ40は、角筒体Kの搬送方向に延びる軸心を中心にして上下方向に揺動され、その下降停止位置は、角筒体Kの第4胴パネルPを吸着可能な位置とされ、上昇停止位置は第2胴パネルPの上方に配置される位置とされている。
上記バキュームキャップ40は、扁平な角筒体Kが開箱部Cに搬送される時、上昇停止位置に待機保持され、上記開箱部Cに角筒体Kが搬送されて停止すると、下降位置まで揺動し、第4胴パネルPを吸着すると、その吸着状態を保持して上方に揺動する。その揺動により、扁平な角筒体Kは、第1胴パネルPが起立する状態とされると共に、その第1胴パネルPに第4胴パネルPが直交される状態に拡げられ、図1(c)に示す角筒体Kが形成される。
角筒体Kは、シート搬送装置10によって、図2に示すケース形成部Dに搬送される。図6および図7に示すように、ケース形成部Dには、角筒体Kの両側部を成形する一対の成形装置50が設けられている。
また、ケース形成部Dには、図7乃至図9に示すように、角筒体Kの搬送方向先端の内フラップFを折り曲げる一対の内フラップ折曲げ装置60と外フラップFを折り曲げる一対の外フラップ折曲げ装置70が設けられている。
図6および図7に示すように、一対の成形装置50のそれぞれは、角筒体Kの搬送によってその角筒体K内に配置される固定配置の一対のマンドレル51と、その一対のマンドレル51の外側に配置された一対の成形型52とからなる。
一対のマンドレル51は、得られるべきケースの側部の内断面形状と同形状とされて、平坦な外側面51aの上下部に傾斜面51bが形成されている。また、上流側端面の外周部には、角筒体K内への侵入を容易とするために面取り51cが設けられている。
一対の成形型52は、図示省略した移動装置によってマンドレル51に対して移動される。一方の成形型52のマンドレル51と対向する内周面には、角筒体Kの第1胴パネルPをマンドレル51の平坦な外側面51aに押し付ける平坦な第1押圧面52aと、接合された第1面取りパネルCPと第5面取りパネルCPおよび第2面取りパネルCPをマンドレル51の傾斜面51bに押し付ける傾斜状の第2押圧面52bとが形成されている。
他方の成形型52のマンドレル51と対向する内面にも、
角筒体Kの第3胴パネルPをマンドレル51の平坦な外側面51aに押し付ける平坦な第1押圧面52aと、第3面取りパネルCPと第4面取りパネルCPをマンドレル51の傾斜面51bに押し付ける傾斜状の第2押圧面52bとが形成されている。
図7に示すように、一対の内フラップ折曲げ装置60のそれぞれは、縦向き回転軸61と、その縦向き回転軸61に固定された対向一対の平行アーム62とからなり、一対の内フラップ折曲げ装置60の縦向き回転軸61は角筒体Kが通過可能な間隔をおいて平行配置されている。また、平行アーム62はケース形成部Dに角筒体Kが送り込まれてくるとき、下流側に向く待機状態とされ、その待機状態から内向きに略90°回動されるようになっている。
図8および図9に示すように、一対の外フラップ折曲げ装置70のそれぞれは、横向き回転軸71と、その横向き回転軸71に固定された対向一対の平行アーム72とからなり、一対の内フラップ折曲げ装置70の横向き回転軸71は角筒体Kが通過可能な間隔をおいて平行配置されている。また、平行アーム72はケース形成部Dに角筒体Kが送り込まれてくるとき、下流側に向く待機状態とされ、その待機状態から内向きに略90°回動されるようになっている。
角筒体Kがケース形成部Dに送り込まれ、一対のマンドレル51がその角筒体Kの内側に配置されると、一対の成形型52がマンドレル51に向けて移動する。その一対の成形型52の移動により、第1押圧面52aが角筒体Kの第1胴パネルPおよび第3胴パネルPをマンドレル51の平坦な外側面51aに押し付ける。また、傾斜状の第2押圧面52bが第1面取りパネルCPおよび第5面取りパネルCPと第2面取りパネルCPならびに第3面取りパネルCPと第4面取りパネルCPをマンドレル51の傾斜面51bに押し付ける。その押し付けによって角筒体Kは縦折曲げ線2に沿って精度の高い折曲げとされる。
ここで、角筒体Kは、その前段の扁平な角筒体Kの状態において、第2面取りパネルCPと第4面取りパネルCPの対向内面の上部間の間隔が下部間の間隔よりブランクSの厚みに相当する分広くなった台形状とされているため、成形型52の押圧による成形によって、図1(d)に示すように、内周4組の対向面のそれぞれの組の対向面の長さが等しい精度の高い8角形の角筒体Kが形成される。
上記のような角筒体Kの成形後、一対の内フラップ折曲げ装置60のそれぞれの縦向き回転軸61が図7の矢印で示す方向に略90°回転し、平行アーム62の押圧により、内フラップFが内向きに折り曲げられてマンドレル51の下流側の端面に密着する。
内フラップFの折曲げ後、一対の外フラップ折曲げ装置70の横向き回転軸71が、図8の矢印で示す方向に略90°回転し、平行アーム72の押圧により、外フラップFが内フラップFに重なる位置まで折曲げられ、外フラップFと内フラップFの重なり合う面の一方に予め塗布した接着剤により、外フラップFと内フラップFが接合され、図10に示すように、底付きの8角形のケースKが形成される。
上記のように、実施の形態では、ブランクSを扁平な台形の角筒体Kに形成した後、接合された面取りパネルCP、CPに隣接する第1胴パネルPと第4胴パネルPが直交するように角筒体Kを拡げ、その拡げによって得られた角筒体Kの内側に得られるべきケースの内断面形状と同形状とされたマンドレル51が配置される状態で角筒体Kの4隅の面取りパネルCP乃至CPをマンドレル51の傾斜面51bに押し付けて成形するようにしたので、極めて精度の高い8角形のケースKを得ることができる。
図10に示すようなケースKの形成後、そのケースKの開口端から内部にスタンディングパウチのような商品を収納して、その開口端の内フラップFおよび外フラップFの折曲げと接着とを行なってケースKを封緘する。
実施の形態では、平行一対の折曲げガイド13に沿ってブランクSの両側部を上向きに90°折り曲げるようにしたが、平行一対の折曲げガイド13に沿ってブランクSの両側部を下向きに90°折り曲げるようにしてもよい。
1 パネル連続体
第1胴パネル
第2胴パネル
第3胴パネル
第4胴パネル
CP 第1面取りパネル
CP 第2面取りパネル
CP 第3面取りパネル
CP 第4面取りパネル
CP 第5面取りパネル
内フラップ
内フラップ
外フラップ
外フラップ
角筒体
角筒体
角筒体
ケース
13 折曲げガイド
51 マンドレル
51a 外側面
51b 傾斜面

Claims (3)

  1. 4角筒状の胴を形成する4枚の胴パネルおよび前記胴の4隅に面取りを形成する幅狭の5枚の面取りパネルが縦折曲げ線を介して一方向に交互に連設されたパネル連続体を有し、前記4枚の胴パネルのそれぞれ両端に横折曲げ線を介してフラップが連設されたブランクからケースを組立てるケースの組立方法において、
    前記パネル連続体の中央に位置する2枚の胴パネルの外側端部が平行に配置された一対の折曲げガイドに対向するようブランクを位置決めする工程と、
    前記一対の折曲げガイドを巻き込むようパネル連続体を折り曲げて、前記2枚の胴パネルの外側に連設された一対の面取りパネルが左右で対向し、かつ、パネル連続体の両側の一対の面取りパネルが上下に重なり合う扁平な角筒状に折り曲げる工程と、
    前記互いに重なり合う一対の面取りパネルを接合して角筒体を形成する工程と、
    前記接合された面取りパネルに隣接する一方の胴パネルと他方の胴パネルが直交するように角筒体を拡げる工程と、
    得られるべきケースの内断面形状と同形状とされて外側面の上下部に傾斜面を有するマンドレルが前記拡げられた角筒体の内側に配置される状態で、そのマンドレルの外側面および上下の傾斜面と対向する胴パネルおよび面取りパネルを前記外側面および傾斜面に押し付けて8角形に成形する工程と、
    前記8角形の角筒体の一端側に位置する4枚のフラップを、角筒体の一端の開口を閉じる方向に折り曲げて、互いに重なり合うフラップの重なり部を接合する工程と、
    からなるケースの組立方法。
  2. 前記角筒体を形成する工程において、その角筒体が、対向する一対の面取りパネルの対向内面の上部の対向間隔が下部の対向間隔よりブランクの厚みに相当する分広くなる略台形とされた請求項1に記載のケースの組立方法。
  3. 請求項1又は2に記載のケースの組立方法でケースを組立てるケース組立装置。
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