JP2010221972A - シフト装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】シフトレバーとレバー位置検出部との相対位置のばら付きを抑制でき、レバー位置検出部の小型化を図ることができるシフト装置を提供する。
【解決手段】ポジションセンサ32及びゲートブロック42は、段付カラーからなる位置決め部材8と、この位置決め部材8を軸方向に向かって貫通し、ポジションセンサ32をベースブラケット42に固定する固定部材9とを備えると共に、ポジションセンサ32及びゲートブロック42に、上下方向に延びて位置決め部材8が嵌合する嵌合穴811,812を形成し、基板323及び磁石スライドレール部324にも同様の嵌合穴813,814を形成した。
【選択図】図4

Description

本発明は、自動変速機用のシフト装置に関する。
従来の自動変速機用のシフト装置として、特許文献1に記載されているものがある。このシフト装置1000は、図9に示すように、セレクト操作とシフト操作が可能なシフトレバー1001を有し、シフトレバー1001は、ベースブラケット1002に相互に直角関係に配置される第1回転軸1003と第2回転軸1004とによって回動支持されており、第1回転軸1003によってシフト方向の回動を許容し、第2回転軸1004によってセレクト方向の回動が許容されるようになっている。シフトレバー1001は、第1回転軸1003とは相対回転し、第2回転軸1004とは一体となって回動する。
そして、シフトレバー1001下端には、磁性体1005が設けられるとともに、シフトレバー1001の操作方向はH字状に配置されて各ポジションを選択できるようになっており、それら選択した各ポジションは、ベースブラケット1002下方のレバー位置検出部1006によって電気的に検出される。レバー位置検出部1006は、MRE素子(磁気抵抗効果素子)1007などが設けられる基板1008と、基板1008の下方を覆う下部カバー1009とを備え、これら基板1008及び下部カバー1009は、ベースブラケット1002下面に装着され、ネジ部材(ビス)1010により締結固定されている。下部カバー1009上面には、シフトレバー1001下端の磁性体1005との間で磁界を形成する磁束発生手段としてのマグネット1011が設けられている。(例えば、特許文献1参照)。
上記構成において、シフトレバー1001が中立位置にある状態で、MRE素子1007とマグネット1011とは、磁性体1005の直下となるように配置されている。次いで、シフトレバー1001の傾動に伴って磁性体1005が移動すると、MRE素子1007により、マグネット1011から磁性体1005への磁束の方向の変化を検出して電気信号を電子制御装置(ECU)1012へ出力するので、シフトレバー1001で選択した各ポジションを検出することができる。
特開2007−237870号公報
かかる従来のシフト装置1000では、シフトレバー1001を揺動可能に支持するベースブラケット1002下面に、基板1008及び下部カバー1009を備えたレバー位置検出部1006が装着され、ネジ部材1010により締結固定されているため、それぞれの部材の形成誤差や組付け誤差などに起因して、シフトレバー1001とレバー位置検出部1006のMRE素子1007などとの相対位置のばら付きが大きくなる。このため、シフトレバーの位置を確実に検出するために、MRE素子の間隔を充分に空けなければならず、レバー位置検出部1006が大型化するというという問題があった。
また、ベースブラケット1002とレバー位置検出部1006とをネジ部材1010で固定する前に、他の位置決め部材を用いてベースブラケット1002とレバー位置検出部1006との位置決めを行なう場合、ネジ部材1010の他に位置決め部材を設けるためのスペースを要し、この点でもレバー位置検出部1006が大型化するというという問題があった。
そこで、本発明は、シフトレバーとレバー位置検出部との相対位置のばら付きを抑制でき、レバー位置検出部の小型化を図ることができるシフト装置を提供することを目的とする。
請求項1の発明は、中央部がベースブラケットに揺動可能に支持されたシフトレバーと、前記シフトレバーの下方に配置されて前記シフトレバーと一体に挙動し、案内部材により案内されるレバー位置出力部と、センサが設けられる基板を有し、当該レバー位置出力部の位置によってレバー選択位置を検出する検出本体部と、を具備するレバー位置検出部と、前記ベースブラケットに収容され、前記シフトレバーと一体に挙動するゲートピンと、当該ゲートピンをガイドするゲート溝部を有するゲートブロックと、を具備するレバー規制部と、を備えたシフト装置において、軸方向に沿って外径寸法が変わる筒状の位置決め部材と、前記レバー位置検出部に、上下方向に貫通し前記位置決め部材が嵌合する嵌合穴と、前記ゲートブロックに、上下方向に延びて前記位置決め部材が嵌合する嵌合穴と、この位置決め部材を軸方向に向かって貫通し、前記レバー位置検出部およびゲートブロックを前記ベースブラケットに固定する固定部材と、を備えたことを特徴とする。
請求項2の発明は、請求項1に記載のシフト装置において、前記位置決め部材は、軸方向に沿って複数の段部を具備する段付カラーから構成されたことを特徴とする。
請求項3の発明は、請求項2に記載のシフト装置において、前記位置決め部材は、前記レバー位置検出部の底部の嵌合孔に嵌合する大径部と、前記基板の嵌合孔に嵌合する中径部と、前記案内部材の嵌合孔に嵌合する小径部と、を有する段付カラーから構成され、前記大径部の上端で前記基板の上下方向と横方向の位置を規制し、前記中径部の上端で前記案内部材の上下方向と横方向の位置を規制し、前記小径部の上端で前記ゲートブロックの上下方向と横方向の位置を規制することを特徴とする。
請求項4の発明は、請求項1に記載のシフト装置において、前記固定部材は、前記位置決め部材の上端より突出して前記ゲートブロックに螺合するネジ部を有することを特徴とする。
請求項1の発明によれば、シフトレバーを支持するベースブラケットの下方にレバー位置検出部を装着する際に、レバー位置検出部及びゲートブロックの嵌合穴に筒状の位置決め部材を嵌合させることにより、レバー位置検出部及びゲートブロックの横方向(位置決め部材の径方向)への移動が規制されて位置決めが行なわれる。次いで、位置決め部材を貫通する固定部材によってレバー位置検出部をベースブラケットに固定すると、筒状の位置決め部材の外径寸法は軸方向に沿って異なっているので、レバー位置検出部及びゲートブロックの上下方向(位置決め部材の軸方向)への移動も規制されて位置決めが行なわれる。これによって、ばらつきの要因を減らすことでシフトレバーとレバー位置検出部との相対位置のばら付きを抑制して相対位置精度を高めることができる。そのため、各センサ単体同士の間隔を狭くして配置できることから、レバー位置検出部の小型化を図ることができる。また、筒状の位置決め部材の内側に固定部材を配置したので、固定部材とは別の箇所に位置決め部材を設ける場合に比べて、位置決め部材のみの設置スペースを要せずに済み、この点でもレバー位置検出部をコンパクトにすることができる。
請求項2の発明によれば、請求項1の発明の効果に加え、位置決め部材を段付カラーから構成したので、位置決め部材をレバー位置検出部及びゲートブロックの嵌合穴に嵌合させて、位置決め部材の段部をレバー位置検出部及びゲートブロックの所定箇所に当接することにより、レバー位置検出部及びゲートブロックの上下方向の位置決めをより確実に行なうことができる。
請求項3の発明によれば、請求項1および請求項2の発明の効果に加え、位置決め部材の大径部、中径部及び小径部は下方から上方に向かって順次配置されているので、レバー位置検出部の底部から位置決め部材を上方へ挿入することによって、大径部がレバー位置検出部の底部の嵌合孔に嵌合し、中径部が基板の嵌合孔に嵌合し、小径部が案内部材の嵌合孔に嵌合する。これによって、比較的容易に位置決め部材を組付けて基板、案内部材及びゲートブロックの位置決めを行なうことができる。
請求項4の発明によれば、請求項1の発明の効果に加え、ベースブラケットの下方にレバー位置検出部を装着する際に、筒状の位置決め部材によりレバー位置検出部及びゲートブロックの位置決めを行なうと共に、位置決め部材に固定部材を挿通して先端のネジ部をゲートブロックに螺合することにより、レバー位置検出部をベースブラケットに対して容易に固定することができる。
本発明の一実施形態にかかるシフト装置の全体斜視図である。 本発明の一実施形態にかかるシフト装置の分解斜視図である。 本発明の一実施形態にかかるシフトレバーで操作されるポジション位置の配置を示す説明図で、(a)はT字型の操作経路を、(b)はH字型の操作経路を示している。 本発明の一実施形態にかかるベースブラケットとゲートブロックとレバー位置検出部との連結部分の断面図である。 本発明の一実施形態にかかる位置決め部材及び固定部材の分解斜視図である。 本発明の一実施形態にかかる位置決め部材の第1変形例を示す斜視図である。 本発明の一実施形態にかかる位置決め部材の第2変形例を示す斜視図である。 本発明の一実施形態にかかる位置決め部材の第3変形例を示す斜視図である。 シフト装置の従来例を示す分解斜視図である。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。
図1〜図5に示すように、本実施形態のシフト装置1は、初期位置から操作位置へ揺動可能なシフトレバー21と、このシフトレバー21の位置を検出するレバー位置検出部3と、シフトレバー21の移動方向を規制するレバー規制部4と、シフトレバー21を操作位置から初期位置に復帰させるチェック機構部5と、を備えている。そして、これらのシフトレバー21、レバー位置検出部3、レバー規制部4およびチェック機構部5を筺体からなるベースブラケットとしてのメインケース6に組み付けるようになっている。
そして、本実施形態では、シフト装置1を、図示しないインストルメントパネルの車幅方向中央部で運転者が操作し易い位置に配置して、装置本体部をインストルメントパネルの内方に収納して車体側に固定するとともに、シフトレバー21の後述するノブ24をインストルメントパネルから突出させるようになっている。
シフトレバー21は、レバー本体211と、シフト回転軸22と、セレクト回転軸23と、ノブ24と、を備えている。このシフトレバー21は、セレクト操作方向(図1のX方向)およびシフト操作方向(図1のY方向)の回動が可能となっている。
シフトレバー21は、レバーブロック210と、このレバーブロック210の上端部から突出したレバー本体211、により構成してある。レバーブロック210は、セレクト回転軸23を挿通する支持孔210bが設けられた中央支持部210cを有している。
シフト回転軸22は、全体的にほぼ直方体状に樹脂成形され、それの上下方向にはシフトレバー21の中央支持部210cを挿通する開口部22aを有し、そのシフト回転軸22の第1回転中心軸C1方向の両端に一対の回転軸部22b、22cを突設してある。また、シフト回転軸22の第1回転中心軸C1に対して直角方向には、セレクト回転軸23を挿通する取付穴22dを形成してある。
セレクト回転軸23は、支軸部23aおよび頭部23bを有し、その支軸部23aの先端部にプッシュナット23cを着脱できるようになっている。そして、シフト回転軸22の開口部22aにレバーブロック210の中央支持部210cを挿通して、取付穴22dと支持孔210bを一直線に配置した状態で、それら取付穴22dおよび支持孔210bにセレクト回転軸23の支軸部23aを挿通してプッシュナット23cで抜止めしてある。これにより、シフトレバー21は第1回転中心軸C1に対して直角な第2回転中心軸C2を中心に揺動可能となる。
メインケース6は、ほぼ直方体状に樹脂成形されており、その上面6aにシフト回転軸22を収納する平面矩形状の収納部61を一体に突設してある。そして、メインケース6には、上述した第1回転中心軸C1に沿う方向での側壁に断面矩形状の取付穴62を形成してある。また、上述した第2回転中心軸C2に沿う方向での両側壁には、図示省略した車体側部材に取り付けるためのフランジ部63を突設してある。フランジ部63には、図示省略した取付ボルトを挿通する取付穴63aが形成される。
収納部61は、第1回転中心軸C1および第2回転中心軸C2にそれぞれ沿う方向での側壁によって平面矩形状に囲繞してあり、第1回転中心軸C1に沿う方向での一対の側壁61a、61bの中央部には、シフト回転軸22の回転軸部22b、22cを回転自在に嵌合する軸受部61c、61dを設けてある。そして、それら軸受部61c、61dに回転軸部22b、22cを挿入した後、それぞれの先端部に樹脂カラー64を嵌着してシフト回転軸22を抜止めしてある。
このように、シフト回転軸22をメインケース6の軸受部61c、61dに回転支持させることにより、シフトレバー21は、第1回転中心軸C1を中心に回動自在となってシフト操作が可能となり、かつ、シフト回転軸22に嵌着したセレクト回転軸23に支持孔210bが回転支持されることにより、そのセレクト回転軸23の第2回転中心軸C2を中心としてセレクト操作が可能となっている。
シフトレバー21は、図3(a)に示すように、セレクト方向の操作によって、ホームポジション(H)とニュートラルポジション(N)との間を移動(回動)するとともに、ニュートラルポジション(N)からシフト方向に操作することによって、ドライブポジション(D)とリバースポジション(R)との間を選択的に移動(回動)し、T字型の操作経路を構成する。そして、ホームポジション(H)からニュートラルポジション(N)に操作した場合、およびニュートラルポジション(N)からドライブポジション(D)またはリバースポジション(R)に操作した場合に、その操作した位置でノブ24から手を離すことにより、後述するチェック機構部5によってホームポジション(H)に自動的に復帰(セルフリターン)する。ここで、ホームポジション(H)は、初期位置である一方、ニュートラルポジション(N)、ドライブポジション(D)およびリバースポジション(R)は、それぞれが操作位置である。
レバー位置検出部3は、シフトレバー21の下方に配置されてシフトレバー21と一体に挙動するレバー位置出力部31と、このレバー位置出力部31の位置によってレバー選択位置を検出する検出本体部としてのポジションセンサ32と、によって構成してある。
ポジションセンサ32には、直方体状に形成した上面32aに、シフトレバー21で選択するポジション位置に沿った形状(本実施形態ではT字状)の溝部321を形成して、その溝部321にセンサ作動ピン322を配置してある。そして、そのセンサ作動ピン322の上端球状部322aに上述のレバー位置出力部31を回転自在に嵌合してあり、シフトレバー21の操作に追従してセンサ作動ピン322が移動するようになっている。
ポジションセンサ32の下部には、センサ作動ピン322の下端部に設けた図外の永久磁石に反応してON・OFFする複数のセンサ単体を配置してあり、それらセンサ単体のON・OFFによってシフトレバー21のセレクト操作位置およびシフト操作位置を検出するようになっている。
ポジションセンサ32内には、図4に示すように、上記センサ単体などが載置される基板323と、この基板323の上方に配置され、上記永久磁石を案内する案内部材としての磁石スライドレール部324とが設けられている。
レバー規制部4は、シフトレバー21と一体に挙動するゲートピン41と、そのゲートピン41をガイドするT字型のゲート溝部421を有するゲートブロック42と、によって構成してある。
チェック機構部5は、シフトレバー21と一体に挙動するチェック部51と、そのチェック部51をガイドするチェックブロック52と、によって構成してあり、シフトレバー21に、レバー位置出力部31と、ゲートピン41と、チェック部51と、を一体に設けてある。
チェック部51は、図2に示すように、先端がテーパ状に縮径した中空状のチェックロッド511と、このチェックロッド511の先端部に回転自在に加締め収納して一部を先端から突出させたチェックボール512と、チェックロッド511の中空部内に収納してチェックボール512がチェックブロック52のチェック面521に圧接させるチェックスプリング513と、によって構成してある。
また、ゲートブロック42とチェックブロック52とを単一の合体ブロック7として一体に樹脂成形し、その合体ブロック7を、メインケース6の取付穴62に嵌着して固定してある。
メインケース6の収納部61の底面には、レバーブロック210の下部を貫通させる開口部61eを形成してあり、また、合体ブロック7の底面にも、レバー位置出力部31を貫通させる図示しない開口部を形成してある。
更に、ゲートブロック42及びポジションセンサ32には、軸方向に沿って外径寸法が変わる筒状の位置決め部材8と、この位置決め部材8を軸方向に向かって貫通し、ポジションセンサ32をメインケース6に固定する固定部材9とが設けられている。
ポジションセンサ32底部、及びゲートブロック42底部の各四隅部には、上下方向に延びて位置決め部材8が嵌合する嵌合穴811,812がそれぞれ形成され、基板323及び磁石スライドレール部324にも同様の嵌合穴813,814が形成されている。ポジションセンサ32上部及びメインケース6底部には、位置決め部材8が貫通する貫通孔821,822が形成されている。
位置決め部材8は、下方より上方に向かって順次形成される大径部83、中径部84、及び小径部85からなる複数の段部を備えると共に、鉄系材料から形成された段付カラーから構成されている。大径部83は、ポジションセンサ32底部の嵌合孔811に嵌合する。中径部84は基板323の嵌合孔813に嵌合すると共に、中径部84の軸方向の長さAは、基板323から磁石スライドレール部324までの所定寸法に設定されている。小径部85は磁石スライドレール部324の嵌合孔814に嵌合すると共に、小径部85の軸方向の長さBは、ポジションセンサ32下面からゲートブロック42までの所定寸法に設定されている。また、中径部84及び小径部85の軸方向の合計長さC(長さA+長さB)は、基板323からゲートブロック42までの所定寸法に設定されている。
固定部材9は、位置決め部材8の上端より突出してゲートブロック42に螺合するネジ部91を有するとともに、頭部92とポジションセンサ32下面との間には、ワッシャ93が介設されている。
そして、メインケース6の下方にポジションセンサ32を装着する際に、ポジションセンサ32底部及びゲートブロック42底部の各嵌合穴811,812に筒状の位置決め部材8を嵌合させると共に、基板323及び磁石スライドレール部324の各嵌合穴813,814にも嵌合させて、ポジションセンサ32上部及びメインケース6底部の各貫通孔821,822に位置決め部材8を挿通する。その結果、ポジションセンサ32、ゲートブロック42、基板323及び磁石スライドレール部324の横方向(図1のX方向及びY方向)への移動が規制されて位置決めが行なわれる。
次いで、上記位置決め部材8に固定部材9を挿通して先端のネジ部91をゲートブロック42に螺合することにより、ポジションセンサ32上部及びゲートブロック42底部でメインケース6の底部が挟圧されるので、ポジションセンサ32がメインケース6に対して固定される。その結果、位置決め部材8の下端がワッシャ93に当接して、大径部83がポジションセンサ32底部の嵌合孔811に嵌合すると共に、大径部83の上端(段部)831が基板323の下面に当接することにより、ポジションセンサ32下面に対する基板323の上下方向(図1のZ方向)の位置決めが行なわれる。同様に、中径部84の上端(段部)841が磁石スライドレール部324の下面に当接することにより、磁石スライドレール部324の上下方向の位置決めが行なわれ、小径部85の上端851(段部)がゲートブロック42に当接することにより、ゲートブロック42の上下方向の位置決めが行なわれる。
以上の構成の本実施形態のシフト装置1によれば、ゲートブロック42、基板323及び磁石スライドレール部324の横方向及び上下方向の位置決めを行なうことにより、ばらつきの要因を減らすことでシフトレバー21と基板323及び磁石スライドレール部324との相対位置のばら付きを抑制できるので、シフトレバー21の各ポジションにてポジションセンサ32の検出信号を確実に出力することができると共に、他のポジションへ移行する際に、ポジションセンサ32の検出信号の切替えを円滑に行なうことができる。
従って、シフトレバー21と基板323及び磁石スライドレール部324との間の相対位置精度を高めることができる。そのため各センサ単体同士の間隔を狭くして配置できることから、ポジションセンサ32の小型化を図ることができる。また、筒状の位置決め部材8の内側に固定部材9を配置したので、固定部材とは別の箇所に位置決め部材を設ける場合に比べて、位置決め部材のみの設置スペースを要せずに済み、この点でもポジションセンサ32をコンパクトにすることができる。
本実施形態では、位置決め部材8を段付カラーから構成したので、位置決め部材8をポジションセンサ32及びゲートブロック42の各嵌合穴811,812などに嵌合させて、上端831、841、851をポジションセンサ32及びゲートブロック42の所定箇所に当接することにより、ポジションセンサ32及びゲートブロック42の上下方向の位置決めをより確実に行なうことができる。
本実施形態では、位置決め部材8の大径部83、中径部84及び小径部85が下方から上方に向かって順次配置されているので、ポジションセンサ32の底部から位置決め部材8を挿入することによって、大径部83がポジションセンサ32の底部の嵌合孔811に嵌合し、中径部84が基板323の嵌合孔813に嵌合し、小径部85が磁石スライドレール部324の嵌合孔814及びゲートブロック42底部の嵌合孔812に嵌合する。これによって、比較的容易に位置決め部材8を組付けて基板323、磁石スライドレール部324及びゲートブロック42の位置決めを行なうことができる。
本実施形態では、メインケース6の下方にポジションセンサ32を装着する際に、ポジションセンサ32及びゲートブロック42の位置決めを筒状の位置決め部材8により行なうと共に、位置決め部材8に固定部材9を挿通して先端のネジ部91をゲートブロック42に螺合するので、ポジションセンサ32をメインケース6に対して容易に固定することができる。
本実施形態では、位置決め部材8が鉄系材料から形成されているため、樹脂製の部材と嵌合してもクリープ影響による相対位置のばらつきを抑制できる。また、ゲートブロック42に固定された固定部材9が樹脂製であり、クリープした場合でも位置決め部材8でクリープ影響による相対位置のばらつきをなるべく回避することができる。
なお、本発明は、上記実施形態に限ることなく本発明の要旨を逸脱しない範囲で他の実施形態を各種採用することができる。例えば、上記の各実施形態ではT字型の操作経路を構成した場合を説明したが、これに限ることなく、図3(b)に示すように、H字型の操作経路(ホームポジション(H)からアップポジション(+)またはマイナスポジション(−)が設定)にあっても本発明を適用することができる。
また、上記実施形態では、ポジションセンサ32底部、及びゲートブロック42底部の各四隅部に嵌合穴811,812をそれぞれ形成し、計4組の位置決め部材8及び固定部材9を備える場合について説明したが、これに限ることなく、例えば計3組の位置決め部材及び固定部材を備える場合にあっても本発明を適用することができる。
また、上記実施形態では、位置決め部材8が、下方より上方に向かって順次形成される大径部83、中径部84、及び小径部85を備えた段付カラーから構成された場合について例示したが、これに限ることなく、軸方向に沿って外径が変わる他の筒状の位置決め部材、例えば図6に示すように、下方より上方に向かって順次形成される小径部861、中径部862、及び小径部863からなる位置決め部材86であってもよい。さらに、図7に示すように、四角形状の断面を有し、下方より上方に向かって順次形成される大型の筒体871、中型の筒体872、及び小型の筒体873からなる位置決め部材87や、図8に示すように、下方より上方に向かって徐々に外径が小さくなる円錐筒状の位置決め部材88であってもよい。
1 シフト装置
3 レバー位置検出部
4 レバー規制部
6 メインケース(ベースブラケット)
8 位置決め部材(段付カラー)
9 固定部材
21 シフトレバー
31 レバー位置出力部
32 ポジションセンサ(検出本体部)
41 ゲートピン
42 ゲートブロック
83 大径部
84 中径部
85 小径部
86〜88 位置決め部材
91 ネジ部
323 基板
324 磁石スライドレール部(案内部材)
421 ゲート溝部
811〜814 嵌合穴
831 上端(段部)
841 上端(段部)
851 上端(段部)

Claims (4)

  1. 中央部がベースブラケットに揺動可能に支持されたシフトレバーと、
    前記シフトレバーの下方に配置されて前記シフトレバーと一体に挙動し、案内部材により案内されるレバー位置出力部と、センサが設けられる基板を有し、当該レバー位置出力部の位置によってレバー選択位置を検出する検出本体部と、を具備するレバー位置検出部と、
    前記ベースブラケットに収容され、前記シフトレバーと一体に挙動するゲートピンと、当該ゲートピンをガイドするゲート溝部を有するゲートブロックと、を具備するレバー規制部と、を備えたシフト装置において、
    軸方向に沿って外径寸法が変わる筒状の位置決め部材と、
    前記レバー位置検出部に、上下方向に貫通し前記位置決め部材が嵌合する嵌合穴と、
    前記ゲートブロックに、上下方向に延びて前記位置決め部材が嵌合する嵌合穴と、
    この位置決め部材を軸方向に向かって貫通し、前記レバー位置検出部およびゲートブロックを前記ベースブラケットに固定する固定部材と、
    を備えたことを特徴とするシフト装置。
  2. 請求項1に記載のシフト装置において、
    前記位置決め部材は、軸方向に沿って複数の段部を具備する段付カラーから構成されたことを特徴とするシフト装置。
  3. 請求項2に記載のシフト装置において、
    前記位置決め部材は、
    前記レバー位置検出部の底部の嵌合孔に嵌合する大径部と、
    前記基板の嵌合孔に嵌合する中径部と、
    前記案内部材の嵌合孔に嵌合する小径部と、
    を有する段付カラーから構成され、
    前記大径部の上端で前記基板の上下方向と横方向の位置を規制し、
    前記中径部の上端で前記案内部材の上下方向と横方向の位置を規制し、
    前記小径部の上端で前記ゲートブロックの上下方向と横方向の位置を規制することを特徴とするシフト装置。
  4. 請求項1に記載のシフト装置において、
    前記固定部材は、前記位置決め部材の上端より突出して前記ゲートブロックに螺合するネジ部を有することを特徴とするシフト装置。
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