JP2010221965A - 車両用構造物の取付構造 - Google Patents

車両用構造物の取付構造 Download PDF

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Abstract

【課題】寸法誤差がある場合でも構造物の位置決め精度を高めることができかつブッシュの種類を低減した車両用構造物の取付構造を提供する。
【解決手段】構造物10を円筒ブッシュ100の内筒120に挿入されるボルトBによって車体側部材51,80,90,Fに締結する車両用構造物の取付構造を、複数の円筒ブッシュは、第1及び第2の方向への内筒の相対変位が許容された第1の円筒ブッシュ50と、第1の方向への相対変位が許容されかつ第2の方向への相対変位が規制された第2の円筒ブッシュ60と、第1及び第2の方向への相対変位がともに規制され、第1及び第2の方向への相対変位のうち少なくとも一方は、車体側部材に形成された係合手段によって規制される第3の円筒ブッシュ70とを有する構成とする。
【選択図】図4

Description

本発明は、自動車等の車両にサブフレーム等の構造物を取り付ける車両用構造物の取付構造に関し、特に寸法誤差がある場合でも構造物の位置決め精度を高めることができかつブッシュの部品種類を低減可能なものに関する。
自動車等の車両において、車体への振動や騒音の伝搬を低減するため、車体とは別部材として形成されたサブフレーム等の構造体を設けて、これに騒音・振動源となるサスペンション装置や駆動系部品を装着し、防振ゴムを有する円筒ブッシュを介して車体に対してフローティングマウントすることが知られている。
例えば、特許文献1には、同心に配置された外筒(外側カラー)及び内筒(内側カラー)の間にゴムを有する円筒ブッシュをサブフレームマウントとして用い、サブフレームと外筒を固定するとともに、内筒に挿入されるボルトによってサブフレームを車体に締結する構造が記載されている。
特開2004−256052号公報
サブフレームは、例えば前後左右の四隅に配置され、中心軸が鉛直方向にほぼ沿って配置された円筒ブッシュを介して車体に取り付けられる。しかし、サブフレームを、板金部材を溶接して製作した場合、部材の寸法公差や溶接時の熱による歪み等に起因して、四隅のブッシュ装着部の位置関係にある程度の誤差が生じることがある。このため、各ブッシュの内筒の内周面とこれに挿入されるボルトの外周面との隙間をタイトに設定すると、ボルトの挿入ができずサブフレームの取付に支障が生じる場合がある。
また、各ブッシュの内筒の穴をいわゆるルーズ穴とし、ボルトとの隙間をルーズにすると、ボルトの挿入は容易となるが、サブフレームの取付精度が低下し、車両の直進性低下やタイヤの偏磨耗の原因となる。
一方、各ブッシュの内筒の穴をタイトにしてもボルトを容易に挿入できるようにするためには、サブフレーム等の各部材の製造許容差を高める必要があるが、この場合サブフレーム等の製造コストが増加してしまう。
そこで、例えば前側の一方のブッシュでは隙間をタイトにしてサブフレームの取付位置の基準とし、前側の他方のブッシュでは車幅方向にほぼ沿った長穴を内筒に設けて車幅方向の寸法誤差を吸収するとともにサブフレームの取付角度位置を拘束し、後方左右のブッシュでは隙間をルーズにすることが考えられる。
しかし、この場合、ブッシュとしてボルトとの隙間がタイトなもの、ルーズなもの及び長穴を有するものの3種類の部品が必要となり、部品種類が増加して部品の管理や組立工程が煩雑化してしまう。また、ブッシュをサブフレームに組み込む際に種類や方向を間違うおそれがある。
本発明の課題は、寸法誤差がある場合でも構造物の位置決め精度を高めることができかつブッシュの種類を低減した車両用構造物の取付構造を提供することである。
本発明は、以下のような解決手段により、上述した課題を解決する。
請求項1の発明は、弾性体を介して接合された外筒及び内筒を有しかつほぼ平行に配置された複数の円筒ブッシュの前記外筒が固定された構造物を、前記内筒に挿入されるボルトによって車体側部材に締結する車両用構造物の取付構造であって、前記複数の円筒ブッシュは、中心軸と直交する面内における第1の方向、及び、前記中心軸及び前記第1の方向とそれぞれ直交する第2の方向への前記内筒の前記車体側部材に対する相対変位が許容された第1の円筒ブッシュと、前記内筒の前記車体側部材に対する前記第1の方向への相対変位が許容されかつ前記第2の方向への相対変位が前記第1の円筒ブッシュよりも規制された第2の円筒ブッシュと、前記内筒の前記車体側部材に対する前記第1の方向及び前記第2の方向への相対変位がともに前記第1の円筒ブッシュよりも規制されるとともに、前記第1の方向及び前記第2の方向への前記相対変位のうち少なくとも一方は、前記車体側部材に形成され前記内筒と係合する係合手段によって規制される第3の円筒ブッシュとを有することを特徴とする車両用構造物の取付構造である。
請求項2の発明は、前記係合手段は、前記車体側部材から突出して形成され、前記第3の円筒ブッシュの内筒の外周面又は内周面と当接して前記第3の円筒ブッシュの内筒の前記第1の方向及び前記第2の方向への前記相対変位を規制する突起を有すること
を特徴とする請求項1に記載の車両用構造物の取付構造である。
請求項3の発明は、前記係合手段は、前記車体側部材から突出して形成され、前記第3の円筒ブッシュの内筒の外周面又は内周面と当接して前記第3の円筒ブッシュの内筒の前記第1の方向又は前記第2の方向の一方への前記相対変位を規制する突起を有し、前記第3の円筒ブッシュの内筒は、前記第1の方向又は前記第2の方向の前記一方に沿った長手方向を有する長穴が形成されることを特徴とする請求項1に記載の車両用構造物の取付構造である。
請求項4の発明は、前記第2の円筒ブッシュは、前記車体側部材に設けられ、前記内筒と係合して前記第2の円筒ブッシュの前記第2の方向への前記相対移動を規制しつつ前記第1の方向への前記相対移動を案内する案内手段を備えることを特徴とする請求項1から請求項3までのいずれか1項に記載の車両用構造物の取付構造である。
請求項5の発明は、前記第2の円筒ブッシュの内筒は、前記第1の方向に沿った長手方向を有する長穴が形成されることを特徴とする請求項1から請求項3までのいずれか1項に記載の車両用構造物の取付構造である。
本発明によれば、第3の円筒ブッシュの車体側部材に対する少なくとも一方向への相対変位を、車体側部材に形成された係合手段によって規制することによって、第3の円筒ブッシュと第2の円筒ブッシュの部品を共通化して種類を低減することができる。
また、第3の円筒ブッシュによって構造物の位置決めを行い、次いで第2の円筒ブッシュによって第3の円筒ブッシュの軸周りにおける構造体の角度位置を決定し、最後に第1の円筒ブッシュを固定することによって、各ブッシュ間の寸法に誤差がある場合であっても、構造物を容易に取り付けることができかつ位置決めを良好に行うことができる。これによって、車輪トー角を正確に設定し、直進性を向上するとともにタイヤの偏磨耗を防止できる。
さらに、第2の円筒ブッシュの内筒の第2の方向への相対移動を規制しつつ第1の方向への相対移動を案内する案内手段を車体側部材に設けることによって、第1から第3のブッシュの部品を全て共通化することができ、円筒ブッシュの種類をさらに低減することができる。
本発明を適用した車両用構造物の取付構造の実施例1であるサブフレーム取付構造の外観斜視図である。 図1のサブフレーム取付構造におけるリアブッシュ部の断面図である。 図1のサブフレーム取付構造における左フロントブッシュ部の断面図である。 図1のサブフレーム取付構造における右フロントブッシュ部の断面図である。 比較例のサブフレーム取付構造における左フロントブッシュ部の断面図である。 比較例のサブフレーム取付構造における右フロントブッシュ部の断面図である。 本発明を適用した車両用構造物の取付構造の実施例2であるサブフレーム取付構造の左フロントブッシュ部の断面図である。 実施例2のサブフレーム取付構造における右フロントブッシュ部の断面図である。 本発明を適用した車両用構造物の取付構造の実施例3であるサブフレーム取付構造の左フロントブッシュ部の断面図である。 実施例3のサブフレーム取付構造における右フロントブッシュ部の断面図である。 本発明を適用した車両用構造物の取付構造の実施例4であるサブフレーム取付構造の左フロントブッシュ部の断面図である。 実施例4のサブフレーム取付構造における右フロントブッシュ部の断面図である。
本発明は、寸法誤差がある場合でも構造物の位置決め精度を高めることができかつブッシュの種類を低減した車両用構造物の取付構造を提供する課題を、ブッシュが締結される車体側部材であるサポートに形成された突起等によって、ブッシュ内筒の所定の方向への変位を規制することによって解決した。
以下、本発明を適用した車両用構造物の取付構造の実施例1について説明する。実施例1において、例えば、車両は例えば乗用車等の自動車であって、構造物は車体後部の下部に取り付けられるサブフレームである。
図1は、実施例1におけるサブフレーム周辺部の外観斜視図である。
サブフレーム10は、ハウジング20を支持するサスペンション30の各リンク等の車体側の端部、及び、ディファレンシャル40を支持するものである。
サブフレーム10は、フロントメンバ11、リアメンバ12、サイドメンバ13を有し、車両上方から見た平面形がほぼ矩形または井桁状に形成されている。
フロントメンバ11は、サブフレーム10の前部に設けられ、車幅方向にほぼ沿って延びた梁状の部材である。
リアメンバ12は、サブフレーム10の後部に設けられ、車幅方向にほぼ沿って延びた梁状の部材である。
サイドメンバ13は、フロントメンバ11の左右端部近傍から、リアメンバ12の左右端部近傍にかけてそれぞれ設けられ、前後方向にほぼ沿って延びた梁状の部材である。
これらの各メンバ11〜13は、例えば、鋼板をプレスした部材をモナカ状に接合したり、鋼製の筒状体をハイドロフォーミングすること等によって、閉断面を有する中空体として形成されている。
ハウジング20は、図示しない車輪を支持するハブ21を、車軸回りに回転可能に支持するハブベアリングが収容される部材である。
サスペンション30は、ハウジング20をサブフレーム10に対して、略上下方向にストローク可能に支持するものである。サスペンション30は、フロントラテラルリンク31、図示しないリアラテラルリンク、アッパアーム32、トレーリングリンク33等を備えている。
フロントラテラルリンク31及びリアラテラルリンクは、それぞれ車幅方向にほぼ沿って延びるとともに、前後方向に離間して配置され、サイドメンバ13の下部とハウジング20の下部とを連結する部材である。
アッパアーム32は、車幅方向にほぼ沿って延びるとともに、サイドメンバ13の上部とハウジング20の上部とを連結する部材である。
トレーリングリンク33は、前後方向にほぼ沿って延びるとともに、フロントメンバ11の端部とハウジング20の下部とを連結する部材である。
上述した各リンク、アームのサブフレーム10側の端部は、それぞれ円筒ブッシュ等を介してサブフレーム10に対して揺動可能に接続されている。
ディファレンシャル40は、図示しないプロペラシャフトの回転を減速して左右のドライブシャフト41に伝達する最終減速機構、及び、左右輪の回転数差を吸収する差動機構等を備えている。
サブフレーム10は、左右のリアマウント50、左フロントマウント60、右フロントマウント70を介して車体にフローティングマウントされる。各マウントは、中心軸方向を鉛直方向にほぼ沿って配置された円筒ブッシュを備えている。この円筒ブッシュは、その外筒をサブフレーム10の前後左右の四隅に設けられた筒状部に圧入され固定されている。
なお、リアマウント50、左フロントマウント60、右フロントマウント70として用いられる円筒ブッシュは、それぞれ本発明にいう第1、第2、第3の円筒ブッシュとして機能する。
図2は、リアマウント50部の断面図である。図2(a)はリアマウント50を中心軸を含む平面で切って見た断面図であり、図2(b)のa−a部の矢視断面を示すものである。図2(b)は、図2(a)のb−b部の矢視断面を模式的に示す図である(以下説明する図3から図12においても同様)。
リアマウント50として、以下説明する円筒ブッシュ100が用いられる。
円筒ブッシュ100は、外筒110、内筒120、ゴム部130等を備えている。
外筒110及び内筒120は、例えば、鉄系等の金属やエンジニアリングプラスチック等のゴム部130よりも硬度が高い硬質材料によって形成されている。
外筒110は、ほぼ円筒状に形成されている。外筒110は、サブフレーム10のリアメンバ12の左右両端部に設けられた円筒状の部分に圧入され固定される。
内筒120は、ほぼ円筒状に形成され、外筒110の内径側にほぼ同心に挿入されている。内筒120は、その上端部及び下端部が外筒110の上端部、下端部よりも突き出すように、外筒110よりも長く形成されている。
ゴム部130は、防振性を有するゴム系材料によって形成され、外筒110の内周面と内筒120の外周面との間に設けられている。ゴム部130は、外筒110及び内筒120と加硫接着によって接合されている。
リアマウント50として用いられる円筒ブッシュ100は、内筒120の上端部を車体のフレーム部Fに当接させ、内筒120の下端部をリアサポート51と当接させた状態で、内筒120に下側からボルトBを挿入し、車体側の図示しないナットと締結することによって車体に固定される。リアサポート51は、ボルトBと同心の円盤状の部材であって、中央部にボルトBが挿入される開口が形成されている。
内筒120の内周面とボルトBの外周面との間には、図2に示すように所定の隙間が設けられている。このため、リアマウント50は、車体のフレームFに対して、車両前後方向及び車幅方向に所定の範囲内で相対変位してもボルトBの挿入及び締結が可能となっている。すなわち、内筒120の内径は、いわゆるルーズ穴となっている。
上述した構成によって、円筒ブッシュ100の内筒120は、フレームF等の車体側部材に対して、車両の前後方向及び車幅方向に、内筒120の内径とボルトBの外径との差の範囲内で相対変位可能となっている。
図3は、左フロントマウント60部の断面図である。
左フロントマウント60としても、リアマウント50と共通部品である上述した円筒ブッシュ100が用いられる。
左フロントマウント60として用いられる円筒ブッシュ100は、内筒120の上端部を車体のフレーム部Fに当接させ、内筒120の下端部を左フロントサポート80と当接させた状態で、内筒120に下側からボルトBを挿入し、車体側の図示しないナットと締結することによって車体に固定される。
左フロントサポート80は、図示しない車体のフロアパネルに結合され、フロアパネルと内筒120の下端部との間にわたして設けられた部材であって、例えば鋼板をプレス加工して一体に形成されている。
図3に示すように、左フロントサポート80には、開口81、切り起こし部82等が形成されている。
開口81は、ボルトBが挿入されるほぼ円形の開口である。
切り起こし部82は、開口81の周縁部に設けられ、左フロントサポート80が内筒120と当接する面部よりもフレームF側に段状に張り出して形成されている。切り起こし部82の突端部83は、寸法公差等を考慮して不可避的に設けられる最低限の隙間を介して内筒120の外周面に対向しており、内筒120の左フロントサポート80に対する径方向への変位を規制している。
図3(b)に示すように、切り起こし部82は、内筒120を車両の前後方向に挟んで一対が設けられている。切り起こし部82の突端部83は、円筒ブッシュ100の軸方向から見た形状が、車幅方向にほぼ沿った直線状となっている。
上述した構成によって、円筒ブッシュ100の内筒120は、左フロントサポート80に対する車両の前後方向(本発明にいう第2の方向)の変位が突端部83によって規制されるとともに、車幅方向(本発明にいう第1の方向)の変位が内筒120の内径とボルトBの外径との差の範囲内で許容されるようになっている。このとき、切り起こし部82の突端部83は、内筒120を車幅方向に直進案内する案内手段として機能する。
図4は、右フロントマウント70部の断面図である。
右フロントマウント70としても、リアマウント50及び左フロントマウント60と共通部品である上述した円筒ブッシュ100が用いられる。
右フロントマウント70として用いられる円筒ブッシュ100は、内筒120の上端部を車体のフレーム部Fに当接させ、内筒120の下端部を左フロントサポート90と当接させた状態で、内筒120に下側からボルトBを挿入し、車体側の図示しないナットと締結することによって車体に固定される。
左フロントサポート90は、図示しない車体のフロアパネルに結合され、フロアパネルと内筒120の下端部との間にわたして設けられた部材であって、例えば鋼板をプレス加工して一体に形成されている。
図4に示すように、左フロントサポート90には、開口91、切り起こし部92等が形成されている。
開口91は、ボルトBが挿入されるほぼ円形の開口である。
切り起こし部92は、開口91の周縁部に設けられ、右フロントサポート90が内筒120と当接する面部よりもフレームF側に段状に張り出して形成されている。切り起こし部92の突端部93は、寸法公差等を考慮して不可避的に設けられる最低限の隙間を介して内筒120の外周面部に対向しており、内筒120の右フロントサポート90に対する径方向への変位を規制している。切り起こし部92は、本発明にいう係合手段として機能する。
図4(b)に示すように、切り起こし部82は、内筒120の中心軸回りに周方向に離間して例えば3箇所に設けられている。切り起こし部92の突端部93は、円筒ブッシュ100の軸方向から見た形状が、内筒120の外周面にほぼ沿った円弧状となっている。
上述した構成によって、円筒ブッシュ100の内筒120は、右フロントサポート90に対する車両の前後方向及び車幅方向の変位が、突端部93によって規制されている。
次に、上述した実施例1におけるサブフレーム10の車体への取付方法について説明する。
最初に、右フロントマウント70である円筒ブッシュ100の締結を行う。右フロントサポート90の下側から、開口91及び円筒ブッシュ100の内筒120にボルトBを挿入し、ボルトBをフレームF側のナットと締結する。このとき、内筒120は、右フロントサポート90の切り起こし部92の突端部93によってセンタリングされ、サブフレーム10の位置決め基準となる。
次に、左フロントマウント60である円筒ブッシュ100の締結を行う。左フロントサポート80の下側から、開口81及び円筒ブッシュ100の内筒120にボルトBを挿入し、ナットと締結する。このとき、サブフレーム10のフロントメンバ11のスパン方向の寸法誤差は、円筒ブッシュ100の内筒120が、切り起こし部82の突端部83に案内されてボルトBに対して車幅方向に偏心することによって吸収される。また、円筒ブッシュ100の内筒120は、切り起こし部82の突端部83によって、ボルトBに対する車両前後方向の相対変位が規制されることから、サブフレーム10が右フロントマウント70回りに回転することがない。
最後に、リアマウント50である円筒ブッシュ100の締結を行う。リアサポート51の下側から、開口及び円筒ブッシュ100の内筒120にボルトBを挿入し、ナットと締結する。このとき、サブフレーム10のリアメンバ12及びサイドメンバ13のスパン方向の寸法誤差は、円筒ブッシュ100の内筒120が、ボルトBに対して車幅方向及び前後方向に偏心することによって吸収される。
以下、上述した実施例1の効果を、以下説明する本発明の比較例と対比して説明する。なお、以下説明する比較例及び実施例2から4において、従前の実施例と実質的に共通する箇所については同じ符号を付して説明を省略し、主に相違点について説明する。
比較例のサブフレーム取付構造は、左フロントサポート80、90に実施例1のような切り起こし部82,92を形成せず、左フロントマウント60及び右フロントマウント70として、以下説明する円筒ブッシュ200、円筒ブッシュ300をそれぞれ用いたものである。
なお、比較例及び後に説明する実施例2から実施例4においては、リアマウント50は、上述した実施例1と実質的に同様の構成となっている。
図5は、左フロントマウント60部の断面図である。
左フロントマウント60として用いられる円筒ブッシュ200は、上述した円筒ブッシュ100の内筒120に代えて、以下説明する内筒220を有するものである。内筒220は、その内部に長穴221が形成されている。
長穴221は、図5(b)に示すように、内筒220の中心軸方向から見た形状が長円状に形成され、その長軸方向は車幅方向にほぼ沿って配置されている。長穴221は、内筒220の全長にわたって均一な横断面形状を有する貫通穴として形成されている。
上述した構成によって、円筒ブッシュ200の内筒220は、左フロントサポート80に対する車両の前後方向の変位が規制されるとともに、車幅方向の変位が許容されるようになっている。
図6は、右フロントマウント70部の断面図である。
右フロントマウント70として用いられる円筒ブッシュ300は、上述した円筒ブッシュ100の内筒120に代えて、以下説明する内筒320を有するものである。
内筒320は、内筒120と同様にほぼ円筒状に形成されるが、その内径が内筒120よりも小さく形成されている。内筒320の内周面とボルトBの外周面との間には、不可避的に設けられる最低限の隙間が設けられ、その結果、内筒320は、ボルトBによって、右フロントサポート90に対する車両前後方向及び車幅方向の相対変位が実質的に規制されている。
上述した比較例においては、サブフレーム10の前後左右のマウント50,60,70として、3種類の円筒ブッシュ100、200、300を準備する必要があり、部品種類が増加し、部品の製造及び管理や、車両の製造工程が煩雑となる。また、長穴221を有する円筒ブッシュ200は、サブフレーム10に圧入する際の角度位置も正確に設定する必要があるため、製造工程がさらに煩雑となる。
これに対し、実施例1によれば、サブフレーム10の前後左右のマウント50,60,70として、共通の円筒ブッシュ100を用いることができ、これによって部品点数を低減して生産性の向上及び低コスト化を図ることができる。
また、サブフレーム10の寸法誤差を吸収しつつ、容易に取付を行うことができ、また正確に位置決めを行うことができる。これによって、車輪のトー角等のアライメントやサスペンションジオメトリを正確に設定し、直進性等の操縦安定性を向上するとともに、タイヤの偏磨耗も防止することができる。
さらに、各マウント50,60,70の円筒ブッシュ100は取付角度が限定されないため、車両の製造工程をより簡素化できる。
次に、本発明を適用した車両用構造物の取付構造の実施例2であるサブフレーム取付構造について説明する。
実施例2のサブフレーム取付構造は、実施例1の左フロントサポート80及び右フロントサポート90の切り起こし部82,92に代えて、以下説明する突出部84,94を設けたものである。
図7は、左フロントマウント60部の断面図である。
左フロントサポート80の突出部84は、左フロントサポート80における内筒120の下端部と当接する面から上方へ張り出して形成されている。突出部84は、左フロントサポート80を例えば鋼板をプレス成型して形成する際に、同時に一体的に形成される。突出部84は、図7(b)に示すように内筒120を車両前後方向に挟んで一対設けられる。突出部84は、車幅方向に沿って延び、ビード状の突条として形成されている。突出部84の側面と内筒120の外周面には、各部材の寸法公差等に起因して不可避的に設けられる最低限の隙間が設けられる。突出部84は、本発明にいう案内手段として機能する。
上述した構成によって、円筒ブッシュ100の内筒120は、左フロントサポート80に対する車両の前後方向の変位が突出部84によって規制されるとともに、車幅方向の変位が内筒120の内径とボルトBの外径との差の範囲内で許容されるようになっている。
図8は、右フロントマウント70部の断面図である。
右フロントサポート90の突出部94は、右フロントサポート90における内筒120の下端部と当接する面から上方へほぼ半球状に張り出して形成されている。突出部94は、右フロントサポート90を例えば鋼板をプレス成型して形成する際に、同時に一体的に形成される。突出部94は、図8(b)に示すように内筒120の中心軸回りに、周方向に等間隔に離間して3つが設けられている。突出部94の側面と内筒120の外周面には、各部材の寸法公差等に起因して不可避的に設けられる最低限の隙間が設けられる。突出部94は、本発明にいう係合手段として機能する。
上述した構成によって、円筒ブッシュ100の内筒120は、右フロントサポート90に対する車両の前後方向及び車幅方向の変位が、突出部94によって規制されている。
以上説明した実施例2においても、上述した実施例1と実質的に同様の効果を得ることができる。
次に、本発明を適用した車両用構造物の取付構造の実施例3であるサブフレーム取付構造について説明する。
実施例3のサブフレーム取付構造は、実施例1の左フロントサポート80及び右フロントサポート90の切り起こし部82,92に代えて、以下説明する突起85及びバーリング部95を設けたものである。
図9は、左フロントマウント60部の断面図である。
左フロントサポート80の突起85は、開口81の内周縁部から上方(円筒ブッシュ100)側へ立ち上げられたタブ状の小片である。突起85は、円筒ブッシュ100の内筒120の内周面と、ボルトBの外周面との隙間に挿入され、ボルトBに対する内筒120の偏心を規制する。
図9(b)に示すように、突起85は、ボルトBを車両の前後方向に挟んだ位置に一対設けられている。
上述した構成によって、円筒ブッシュ100の内筒120は、左フロントサポート80に対する車両の前後方向の変位が突起85によって規制されるとともに、車幅方向の変位が内筒120の内径とボルトBの外径との差の範囲内で許容されるようになっている。突起85は、本発明にいう案内手段として機能する。
図10は、右フロントマウント70部の断面図である。
右フロントサポート90のバーリング部95は、開口91の内周縁部をバーリング加工して円筒ブッシュ100側に立ち上げたものである。バーリング部95は、図10(b)に示すように、開口91の全周にわたって円環状(短い円筒状)に形成されている。バーリング部95は、円筒ブッシュ100の内筒120の内周面と、ボルトBの外周面との隙間に挿入され、ボルトBに対する内筒120の偏心を規制する。バーリング部95は、本発明にいう係合手段として機能する。
上述した構成によって、円筒ブッシュ100の内筒120は、右フロントサポート90に対する車両の前後方向及び車幅方向の変位が、バーリング部95によって規制されている。
以上説明した実施例3においても、上述した実施例1の効果と同様の効果を得ることができ、さらに、各フロントサポートの開口周縁部の強度剛性の低下を防止できる。
次に、本発明を適用した車両用構造物の取付構造の実施例4であるサブフレーム取付構造について説明する。
実施例4のサブフレーム取付構造は、左フロントマウント60及び右フロントマウント70として、比較例で用いたものと同様の長穴221を有する円筒ブッシュ200を用いるとともに、実施例1の左フロントサポート80及び右フロントサポート90の切り起こし部82,92に代えて、右フロントサポート90にのみ以下説明する切り起こし部96を形成したものである。
図11は、左フロントマウント部60の断面図である。
円筒ブッシュ200は、内筒220の長穴221の長軸方向が車幅方向にほぼ沿うように配置されている。
また、左フロントサポート80は、切り起こし部等が形成されず、内筒220との当接部付近はほぼ平坦に形成されている。
上述した構成によって、円筒ブッシュ200の内筒220は、左フロントサポート80に対する車両の前後方向の変位が規制されるとともに、車幅方向の変位が許容されるようになっている。
図12は、右フロントマウント部70の断面図である。
円筒ブッシュ200は、左フロントマウント60部と同様に、内筒220の長穴221の長軸方向が車幅方向にほぼ沿うように配置されている。
また、右フロントサポート90の切り起こし部96は、図12(b)に示すように、円筒ブッシュ200の内筒220を、車幅方向に挟んで一対が設けられている。
切り起こし部96の突端部97は、寸法公差等を考慮して不可避的に設けられる最低限の隙間を介して内筒220の外周面に対向しており、内筒220の右フロントサポート90に対する車幅方向への変位を規制している。切り起こし部96は、本発明にいう係合手段として機能する。
以上説明した実施例4においては、上述した実施例1から実施例3のように円筒ブッシュを1種類とすることはできないものの、左右フロントマウント60,70に用いる円筒ブッシュ200と、リアマウント50に用いる円筒ブッシュ100の2種類にできることから、上述した比較例のように3種類の円筒ブッシュを準備する必要がなく、部品種類の低減を図ることができる。また、左フロントサポート80には案内手段を形成する必要がないことから、その加工コストを低減できる。
(変形例)
本発明は、以上説明した実施例に限定されることなく、種々の変形や変更が可能であって、それらも本発明の技術的範囲内である。
(1)各実施例において、車体に取り付けられる構造物は、例えばリアサブフレームであったが、本発明はこれに限らず、例えばフロントサブフレームやその他の構造物の車体への取付にも適用することができる。
(2)各実施例は前後左右の4つの円筒ブッシュを用い、後ろ2つを第1の円筒ブッシュ、前2つをそれぞれ第2、第3の円筒ブッシュとしたが、この配置に限らず、第2、第3の円筒ブッシュの少なくとも一方を後方に配置してもよい。この場合、第2ブッシュが車両側部材に対し相対移動可能な方向は、第2の円筒ブッシュと第3の円筒ブッシュとを結んだ直線にほぼ沿って配置するようにするとよい。また、第1の円筒ブッシュが1つ又は3つ以上存在する構成としてもよい。
(3)各実施例では、係合手段及び案内手段をサポートに設けているが、これに限らず、フレーム等の車体本体側に設けてもよい。
(4)係合手段、案内手段の構成は、上述した各実施例のものに限定されず、適宜変更することができる。例えば、各実施例における係合手段及び案内手段はいずれもサポートと一体に形成されているが、これに限らず、別部材を取り付ける構成としてもよい。また、異なる実施例の案内手段と係合手段とを組み合わせて用いるようにしてもよい。
10 サブフレーム 11 フロントメンバ
12 リアメンバ 13 サイドメンバ
20 ハウジング 21 ハブ
30 サスペンション 31 フロントラテラルリンク
32 アッパアーム 33 トレーリングリンク
40 ディファレンシャル 41 ドライブシャフト
50 リアマウント 51 リアサポート
60 左フロントマウント 70 右フロントマウント
80 左フロントサポート 81 開口
82 切り起こし部 83 突端部
84 突出部 85 突起
90 右フロントサポート 91 開口
92 切り起こし部 93 突端部
94 突出部 95 バーリング部
96 切り起こし部 97 突端部
100 円筒ブッシュ 110 外筒
120 内筒 130 ゴム部
200 円筒ブッシュ 220 内筒
221 長穴
300 円筒ブッシュ 320 内筒
F フレーム部 B ボルト

Claims (5)

  1. 弾性体を介して接合された外筒及び内筒を有しかつほぼ平行に配置された複数の円筒ブッシュの前記外筒が固定された構造物を、前記内筒に挿入されるボルトによって車体側部材に締結する車両用構造物の取付構造であって、
    前記複数の円筒ブッシュは、
    中心軸と直交する面内における第1の方向、及び、前記中心軸及び前記第1の方向とそれぞれ直交する第2の方向への前記内筒の前記車体側部材に対する相対変位が許容された第1の円筒ブッシュと、
    前記内筒の前記車体側部材に対する前記第1の方向への相対変位が許容されかつ前記第2の方向への相対変位が前記第1の円筒ブッシュよりも規制された第2の円筒ブッシュと、
    前記内筒の前記車体側部材に対する前記第1の方向及び前記第2の方向への相対変位がともに前記第1の円筒ブッシュよりも規制されるとともに、前記第1の方向及び前記第2の方向への前記相対変位のうち少なくとも一方は、前記車体側部材に形成され前記内筒と係合する係合手段によって規制される第3の円筒ブッシュと
    を有することを特徴とする車両用構造物の取付構造。
  2. 前記係合手段は、前記車体側部材から突出して形成され、前記第3の円筒ブッシュの内筒の外周面又は内周面と当接して前記第3の円筒ブッシュの内筒の前記第1の方向及び前記第2の方向への前記相対変位を規制する突起を有すること
    を特徴とする請求項1に記載の車両用構造物の取付構造。
  3. 前記係合手段は、前記車体側部材から突出して形成され、前記第3の円筒ブッシュの内筒の外周面又は内周面と当接して前記第3の円筒ブッシュの内筒の前記第1の方向又は前記第2の方向の一方への前記相対変位を規制する突起を有し、
    前記第3の円筒ブッシュの内筒は、前記第1の方向又は前記第2の方向の前記一方に沿った長手方向を有する長穴が形成されること
    を特徴とする請求項1に記載の車両用構造物の取付構造。
  4. 前記第2の円筒ブッシュは、前記車体側部材に設けられ、前記内筒と係合して前記第2の円筒ブッシュの前記第2の方向への前記相対移動を規制しつつ前記第1の方向への前記相対移動を案内する案内手段を備えること
    を特徴とする請求項1から請求項3までのいずれか1項に記載の車両用構造物の取付構造。
  5. 前記第2の円筒ブッシュの内筒は、前記第1の方向に沿った長手方向を有する長穴が形成されること
    を特徴とする請求項1から請求項3までのいずれか1項に記載の車両用構造物の取付構造。
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