JP2010221577A - 液体吐出装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】液体の温度をより正確に測定可能にする。
【解決手段】ノズル22より吐出される液体が流通する液体流路23を有した流路ユニット12を備えた液滴吐出ヘッド4と、液滴吐出ヘッド4とは離隔して配置された温度検出部57と、一端部が液滴吐出ヘッド4に接触した状態で固定され、他端部が温度検出部57に接触した状態で固定される熱伝導部材47とを備えることを特徴としている。
【選択図】図3

Description

本発明は、ノズルより液体を吐出する液滴吐出ヘッドを備えた液体吐出装置に関する。
液体吐出装置の一例であるインクジェットプリンタにおいて印刷品質を高めるには、インクの吐出状態や吐出量を安定させることが必要である。インクの吐出状態や吐出量が不安定となるのはインクの粘度による影響が大きく、このインクの粘度は温度に依存する。このため従来、液滴吐出ヘッドの流路ユニット内を流れるインクの温度を測定し、その結果に応じたインク吐出の制御を実行するようになっている。なお、インクの温度が高くなる要因の一つとして、インクジェットヘッドを駆動するICチップからの熱が、インクが流通する流路ユニットに伝達されることによって温度変化することが考えられる。
特許文献1には、流路ユニット内のインクの温度を測定するための温度検出器を備えたインクジェットプリンタが開示されている。この温度検出器はICチップの放熱を行う熱伝導性の良いヒートシンクに取り付けられており、該ヒートシンクの温度を検出する。インクジェットプリンタの制御部は、この温度検出器の検出温度に基づき、流路ユニット内のインクの温度を演算により求めるように構成されている。
特開2007−130837号公報
ところで、ICチップが発生する熱の大部分は熱伝導性の良いヒートシンクに伝達され、このヒートシンクから放熱される。このため、ヒートシンクの温度は、実際の流路ユニットの温度に比べて高温になりがちである。
上記温度検出器は、このようなヒートシンクの温度から流路ユニット内のインクの温度を求めている。このため、求めたインクの温度に大きな誤差が生じやすく、インクの温度を正確に測定することができないおそれがある。
そこで本発明は、流路ユニット内のインクの温度をより正確に測定可能にすることを目的としている。
本発明はこのような事情に鑑みてなされたものであり、本発明に係る液体吐出装置は、ノズルより吐出される液体が流通する液体流路を有した流路ユニットを備えた液滴吐出ヘッドと、前記液滴吐出ヘッドとは離隔して配置された温度検出部と、一端部が前記液滴吐出ヘッドに接触した状態で固定され、他端部が前記温度検出部に接触した状態で固定される熱伝導部材とを備えることを特徴としている。
このような構成とすることにより、熱伝導部材を介して流路ユニットの熱が温度検出部に直接的に伝達される。このため、温度検出部が熱伝導部材を介して伝達された熱に基づいて検出した温度に基づいて、流路ユニット内を流れる液体の温度をより正確に計測することができるようになる。
本発明によれば、流路ユニット内のインクの温度をより正確に測定可能となる。
本発明の実施形態に係るヘッドユニットの分解斜視図である。 図1に示すヘッドユニットの部分断面図である。 図1に示すヘッドユニットの部分断面図である。 図1に示すヘッドユニットの模式的側面図であって、板バネを接地用端子に接触させている状態を示す模式的側面図である。 図1に示すヘッドユニットの模式的側面図であって、板バネをダミー端子に接触させている状態を示す模式的側面図である。
以下、これら図面を参照して本発明の実施形態について説明する。図1では、本発明に係る液体吐出装置の実施形態として、インクジェットプリンタに搭載されるヘッドユニット1を例示している。なお、インクを吐出する方向を下方として説明する。
このヘッドユニット1は、インクジェットプリンタに用紙等の被記録媒体の搬送方向(X方向とする)と直交する主走査方向(Y方向とする)に往復移動可能に設けられ、インクジェットプリンタ本体に静置されたインクタンク(図示せず)より供給されるインクを吐出するよう構成される。そしてヘッドユニット1より吐出するインクを、搬送中の被記録媒体に着弾させることによって、該被記録媒体に画像が記録される。このヘッドユニット1は、ヘッドホルダ2に、バッファタンク3、インクジェットヘッド4、配線基板5、キャリッジ基板6を取り付けて構成される。
ヘッドホルダ2は上方が開放された樹脂製の略箱形であり、樹脂性のバッファタンク3はヘッドホルダ2内に収容される。バッファタンク3の上面にはジョイント7が取り付けられており、ジョイント7には互いに異なる色のインクを各インクタンクから供給する4本のチューブ8(本実施形態では4色のインクを供給する場合を例示)が接続されている。バッファタンク3は、チューブ8を介して供給されたインクを貯留する4つの貯留室(図示せず)と、各貯留室内のインクを外部に流出させるための4つのインク流出口9とを有する。ヘッドホルダ2内にバッファタンク3が収容されると、インク流出口9はヘッドホルダ2の底壁2cに形成された開口10内に位置して下方に露出するようになっている。
ヘッドホルダ2の底壁2cの下面側には、インクジェットヘッド4が固定された補強フレーム11が装着される。補強フレーム11は、ステンレス製などの金属製で、その外形がX方向に長い矩形状で、中央に矩形状の開口15が形成された枠形状になっている。インクジェットヘッド4は、夫々平面視においてX方向に長い矩形状の流路ユニット12及び圧電アクチュエータ13を重ねてなる。圧電アクチュエータ13の外形状は平面視で流路ユニット12よりも小さく、圧電アクチュエータ13は流路ユニット12の外郭内側に配置されている。また、流路ユニット12の上面のうち圧電アクチュエータ13で覆われていない枠状部12aのX方向の辺縁の一端側には4つのインク導入口14が開口し、バッファタンク3から供給される各インクを流路ユニット12内に供給している。インクジェットヘッド4は補強フレーム11に下側から接着される。補強フレーム11の開口15の内縁は、流路ユニット12の外形よりも小さく圧電アクチュエータ13の外形よりも大きいため、圧電アクチュエータ13が開口15内に配され、流路ユニット12の上面の枠状部12aが補強フレーム11の下面に接着される。補強フレーム11には、X方向の辺縁の一端側にインク導入口14と連通する4つの貫通孔16が形成されており、補強フレーム11の上面には、弾性体からなり4つの貫通孔18を有したシール部材17が設けられる。シール部材17を設けた状態で補強フレーム11がヘッドホルダ2の底壁2cに接着されると、開口10から露出しているバッファタンク3のインク流出口9とインクジェットヘッド4のインク導入口14とがシール部材17の貫通孔18及び補強フレーム11の貫通孔16を介して液密に連通し、バッファタンク3内のインクを流路ユニット12内に供給可能となる。
また、バッファタンク3のインク流出口9側のX方向の一端側でY方向の両端側には2つのフランジ19が設けられていてフランジ19にはネジ孔19aが形成されている。また、補強フレーム11にはX方向の一端側で4つの貫通孔16を挟んでY方向の両端に2つのネジ孔20が形成されており、ネジ孔19a,20は、バッファタンク3をヘッドホルダ2に収納したときに互いに上下に連通する。これら部品3,11はネジ孔19a,20に挿入されたビス21で締結される。また、詳しくは後述するが、バッファタンク3のインク流出口9側のX方向端部には、Y方向中央位置からX方向に突出するフランジ50が設けられており、このフランジ50にはネジ孔51が形成されている。また、補強フレーム11の貫通孔16側のX方向端部には、Y方向中央位置においてネジ孔52が形成されており、ネジ孔51,52はバッファタンク3をヘッドホルダ2に収納したときに互いに上下に連通する。上記部品3,11は、これらネジ孔51、52に挿入されたビス53によっても締結される。
図2はインクジェットヘッド4の部分断面図である。流路ユニット12は複数枚のステンレス製などの金属プレートの積層体であり、上面には前述したインク導入口14(図1参照)が開口し、下面にはインクを吐出する複数のノズル22が開口している。そして、各プレートの開口や溝が互いに連通することによって流路ユニット12内にはインク導入口14(図1参照)よりノズル22へとインクを導く複数のインク流路23が形成される。
インク流路23は、インク導入口14と連通する2つの共通インク室24から分岐する複数の接続流路25、各接続流路25に連通する複数の圧力室26、及び各圧力室26に連通する複数の流出路27からなり、各流出路27の下端に各ノズル22が個別に連通している。ノズル22は図2紙面直交方向に列をなし、これに応じて共通インク室24も同方向に延在していると共に、接続流路25から流出路27までの流路構造も同方向に列をなすように配置されている。各圧力室26は、流路ユニット12の上面に開口する圧力室孔が圧電アクチュエータ13の下面で閉鎖されることにより構成される。
圧電アクチュエータ13は、複数枚の圧電シート28〜33を積層してなる積層体の上面にトップシート34が重ねられてなる。下から数えて奇数枚目の圧電シート28,30,32の上面には各圧力室26に対して共通の共通電極35が設けられ、下から数えて偶数枚目の圧電シート29,31の上面には各圧力室26に対して個別の個別電極36が設けられている。個別電極36は平面視で対応する圧力室26と重なるようにして配置されている。これにより、各圧力室26の上方には共通電極35と個別電極36とが交互に配置されていくこととなる。
共通電極35にはグランド電位が定電位として付与され、個別電極36には常にはグランド電位が付与され、インクの吐出時に所定の高電位が付与される。個別電極36に高電位が付与されると、個別電極36と共通電極35との間で挟まれた領域が逆圧電効果を発揮して変形し、該個別電極36に対応する圧力室26の容積が変動する。この容積変動に応じて圧力室26内のインクに吐出圧力が付与され、該インクは流出路27を介してノズル22より下方へと吐出される。
圧電アクチュエータ13の上面には共通電極35に電気的に導通された共通用端子(図示せず)と、各個別電極36に電気的に導通された個別用端子(図示せず)とが設けられている。この圧電アクチュエータ13の上面には配線基板5が重ねて設けられる。
配線基板5は可撓性を有したシート状であり、インクジェットヘッド4の圧電アクチュエータ13の各共通用端子、個別用端子と接合され、そこから引き出された引き出し部5aがキャリッジ基板6(図1参照)と接続して、インクジェットヘッド4とキャリッジ基板6との間を電気的に接続している。配線基板5の引き出し部5aの上側の面には個別電極36にインクの吐出時に駆動信号を出力する駆動IC37が実装されている。
配線基板5の幅方向(X方向)の両端側には共通用端子にグランド電位を供給するための2本の定電位配線38(図1参照)が形成されている。定電位配線38は配線基板5の両端部間を引き出し部5aの延在方向と平行に延びている。また、図示しないが、配線基板5のうち一対の定電位配線38の間の領域には、駆動IC37が出力した駆動信号を所定の高電位として個別用端子に供給するための複数の個別配線(図示せず)と、駆動IC37に接続される入力用配線とが形成されている。入力用配線には、圧電アクチュエータの駆動様態を指定する波形信号線、個別用端子へ出力される駆動信号をチャンネルごと指示する印字データ線、クロック信号などの複数の制御信号線、駆動回路自体の電源電圧線及びグランド電圧線等が含まれる。
配線基板5の下面側にはこれら配線とその端子が印刷形成されている。配線基板5は、これら端子を圧電アクチュエータ13に設けられた共通電極35の端子と個別電極36の端子と導電性材料を用いて電気的に導通させるようにして、圧電アクチュエータ13に機械的に接合される。圧電アクチュエータ13と接合された配線基板5は、インクジェットヘッド4が補強フレーム11と接着するときに、その引き出し部5aが開口15を介して下側から上側へ引き出され、さらにヘッドホルダ2の底壁2cの中央部に形成されている開口39を介してヘッドホルダ2の下外側から内側へと引き出されている。
図1に戻り、ヘッドホルダ2内へ引き出された配線基板5の引き出し部5aは、ヘッドホルダ2の側壁2aとバッファタンク3の側方との間の空間を通過し、バッファタンク3の上方で、ヘッドホルダ2の上部に固定されるキャリッジ基板6に接続される。キャリッジ基板6は、ヘッドホルダ2の開口に蓋をするような平面視略矩形で、そのX方向のインク供給口14側の辺縁部には、Y方向中央付近に切欠部6aが形成されている。また、キャリッジ基板6の上面のY方向の辺縁にはX方向に長いコネクタ40が実装され、配線基板5の引き出し部5aの端部がこのコネクタ40に受容されて電気的及び機械的にキャリッジ基板6に接続される。なお、ヘッドホルダ2内には、バッファタンク3の下方から側方にかけて駆動IC37が駆動した熱を伝熱するためのヒートシンク90が収容され、配線基板5は、駆動IC37の熱がヒートシンク90に放熱されるべく駆動IC37をヒートシンク90に接触させるようにして取り回される。なお、図3では、構成を説明しやすくするためにヒートシンク90の図示を省略する。
また、キャリッジ基板6には更にX方向の辺縁部のうち、インク供給口14側と反対側の辺縁部にコネクタ59を備え、インクジェットプリンタ本体側と接続されているFFC41(フレキシブルフラットケーブル)が接続され、キャリッジ基板6がこのFFC41を介してプリンタ本体の制御部(図示せず)と電気的に接続されている。さらに、キャリッジ基板6の中央には幅広のグランドパターン42が形成されており、このグランドパターン42はコネクタ59と接続されていて、FFC41を介して本体側からのグランド電位が印加される。グランドパターン42からはグランド配線43がキャリッジ基板6上をコネクタ40側に延びており、グランド配線43はコネクタ40に接続された配線基板5の定電位配線38と電気的に導通される。これによりキャリッジ基板6側から共通電極35(図2参照)にグランド電位を付与可能となっている。
グランドパターン42からは接地用配線44がキャリッジ基板6上をX方向に延びている。キャリッジ基板6におけるインク供給口14側のY方向辺縁部には、X方向に並ぶ2つの凸状の端子45,46が離れて形成されている。ここでは凸状の端子45,46は、ハンダなどの導電性ろう材で形成された金属製の凸状のバンプで構成されている。そのうち、基板内側の接地用端子45には上記接地用配線44が繋がっていると共に、図3及び図4に示すように補強プレート11に締結された板バネ47が接触し得るようになっている。また、後で詳しく説明するが、キャリッジ基板6上にはサーミスタ59と接続された検温用配線58及び信号出力線60が形成されており、検温用配線58は接地用端子45と接続され、信号出力線60はコネクタ59に接続されている。
図3及び図4は板バネ47が接地用端子45に接触している状態を示している。図1,図3及び図4に示すように、板バネ47は平板状のステー部48を有し、ステー部48には固定用のネジ孔49が形成されている。ステー部48の端部には、ステー部48から略垂直方向に延びる起立部54が連設されており、起立部54の上端には、側面視逆V字状の折曲部55が連設されている。そして折曲部55の端部には、起立部54側に折り返すようにして形成された係止部56が連設されている。
他方、バッファタンク3の下端には前述した平板状のフランジ50が突出している。このフランジ50はヘッドホルダ2(図1参照)の開口10(図1参照)内に配されて補強プレート11の上面に当接し、フランジ50及び補強プレート11に夫々形成されたネジ孔51,52が互いに上下に連通する。
板バネ47のステー部48は、ネジ孔49,51,52が互いに上下に連通した状態となるようにして、バッファタンク3のフランジ50の上面に載せ置かれる。そして、上側からネジ孔49,51,52に挿し通される金属製のビス53により、板バネ47のステー部48がバッファタンク3及び補強プレート11と共締めされて固定される。ビス53は、ステンレス製の金属で、これ以外にも熱伝導性がよい金属であれば好ましい。
なお、ネジ孔49,51,52と連通するように、流路ユニット12の枠状部12aの対応する位置にさらにネジ孔を設け、ビス53で流路ユニット12を共締めしてもよい。
ステー部48が固定されると、起立部54が、ヘッドホルダ2のX方向の側壁2bの内面とバッファタンク3のX方向の外面との間を通過して、キャリッジ基板6の切欠部6aを通過して外上方まで延びる。折曲部55は、起立部54に対してステー部48と同じ側に設けられており、接地用端子45と接触させる状態においてはキャリッジ基板6の上方に配される。折曲部55に連設された係止部56を凸状の端子45の外表面に係止させることにより、板バネ47がこれら端子45に接触した状態を保持するようになっている。
ここで、図4に二点鎖線で示すように、板バネ47に外力が作用していないときには、板バネ47の起立部54はステー部48に対して垂直に延びるため、係止部56を端子45,46の外表面に接触させることができないようになっている。そのため、接地用端子45に係止させるときには、実線で示すように起立部54を弾性変形させる。なお、起立部54は、ステー部48と交差する隅部を支点にして弾性変形する。
このように起立部54を弾性変形して係止部56を外側に一旦移動させることにより、係止部56の外面を接地用端子45の外表面に外側から接触させることができる。また、このように接触している状態においては、起立部54は二点鎖線で示す垂直に延びる状態に復動しようとする。この復動しようとする弾発力に基づいて、係止部56は接地用端子45の外表面を押圧することとなる。このように係止部56が接地用端子45の外表面を押圧することにより、板バネ47が接地用端子45に接触している状態をより強固に保持することができる。
また、板バネ47の係止部56を接地用端子45に接触させるときには、係止部56が、接地用端子45よりも辺縁部側に配置されているダミー端子46を飛び越えるようにして配置される必要がある。係止部56は、起立部54に対して逆V字状の折曲部55を介して接続されている。このような形状の折曲部55によりダミー端子46を逃げるようにして係止部56を接地用端子45に接触させることができる。
板バネ47はリン青銅又はベリリウム銅等の金属製であり、板バネ47の板厚及びヤング率は上記のような弾性変形を行わせるのに十分小さいものとなっている。また、この金属製の板バネ47は導電性及び熱伝達性にも優れた材料となっている。なお、板バネ47が熱伝達性を有していることに基づく構成及び作用については後述する。
また、前述したように板バネ47を締結するためのビス53もステンレス鋼の金属製であり、補強プレート11もステンレス鋼等の板金材をプレス加工することによって成形されている。流路ユニット12に関しては、ノズル22(図2参照)を形成する最下層のプレートを除き、インク流路23(図2参照)及びインク導入口14(図1参照)を形成するためのプレートがステンレス鋼等の金属材料から成形されている。
従って、インクジェットヘッド4の流路ユニット12は、補強プレート11、ビス53、板バネ47、接地用端子45及び接地用配線44を介してグランドパターン42に電気的に導通し、流路ユニット12を構成する金属製プレートが接地される。これにより、インクジェットヘッド4を電気的に安定させることができる。このように本実施形態では、板バネ47が、キャリッジ基板6のグランドパターン42から流路ユニット6にグランド電位を付与するジャンパ線として機能している。なお、流路ユニット12と補強プレート11とは、貫通孔16及びインク供給路14内を通るインクを介して電気的に導通される。より導通している状態を安定させるには、前述したようにビス53で流路ユニット12を締結させるとよい。
従来は、共通電極35の一部を圧電アクチュエータ13の外側面に露出するよう設け、このようにして製作したインクジェットヘッド4を補強プレート11に接着した後、図2に示すように補強プレート11の開口15の内面と圧電アクチュエータ13の共通用端子又は共通電極35が配置されている外端との間に銀ペースト99を設けていた。これにより共通用端子又は共通電極35の端部が銀ペーストを介して流路ユニット12に導通し、流路ユニット12が接地されるようになっていた。本実施形態では銀ペースト99を使わずに済むため、ヘッドユニット1のコストを下げることができる。また、銀ペースト99を設ける領域が、狭く、少量の銀ペーストを塗布するため作業性が悪かったが、本実施形態では、単に板バネを取り付けるだけで流路ユニット12を接地することができるようになり、流路ユニット12を接地するための構造を容易に製造することができる。
ところで、前述したとおり、板バネ47は熱伝達性に優れた材料から形成されており、ビス53及び補強プレート11もステンレス鋼等の金属製であり、熱伝導性に優れた材料が用いられている。よって、流路ユニット12の熱は、ビス53、補強プレート11、及び板バネ47を介して接地用端子45に伝導され得る。
図1に示すように、キャリッジ基板6上には前述したインクの温度を測定するための温度検知部57が設けられている。この温度検知部57は、接地用端子45と、接地用端子45から延びる検温用配線58と、検温用配線58に接続されてキャリッジ基板6上に実装されたサーミスタ59とから構成される。
このため、板バネ47を介して流路ユニット12より接地用端子45に伝達された熱は、検温用配線58を介してサーミスタ59に伝達される。サーミスタ59には、キャリッジ基板6上に設けられた信号出力線60が接続されており、信号出力線60はFPC41に設けられた配線に電気的に導通している。サーミスタ59は検温用配線58より伝達された熱に基づき、温度を示す信号を信号出力線60に出力する。そして、FFC41を介してキャリッジ基板6と接続されるプリンタ本体の制御部は、サーミスタ59が出力した信号に基づいてインクの温度を測定し、測定した温度に基づいて駆動IC37を制御できる構成となっている。これにより、インクの温度に応じたインクジェットヘッド4の駆動制御を行い得るようになっている。この駆動制御には、たとえば、測定された温度が高いときに駆動IC37の駆動を停止したり駆動速度を低下させる制御が含まれる。なお、駆動速度を低下した場合、解像度が低下しないようにパス数を2倍などに増加したりするとよい。また、予め、駆動IC37の温度が高いと判断されたとき、制御部が駆動電圧波形を異なるようにするなどしてよい。
本実施形態では、インクの温度を測定するために利用する温度検知部57がヒートシンク90に設けられておらず、補強プレート11、ビス53、板バネ47を介して温度検知部57に熱を伝達するようにしている。このため、温度検知部57に伝達される熱が過大にならず、サーミスタ59が検知した温度とインクの温度との間の相関関係を従来よりも単純化することができるようになる。つまり、制御部においては、サーミスタ59が出力した信号に基づいて、従来よりも正確にインクの温度を測定することができるようになる。従って、インクの温度に応じたインクジェットヘッド4の駆動制御を従来よりも正確に行うことができるようになる。なお、より温度を真値に近く測定させるためには、先に述べたように、流路ユニット12の枠状部12aにネジ孔49、51、52と連通するようにネジ孔を対応して形成し、ビス53で流路ユニット12も締結しておくのがよい。
図3に示すように板バネ47の係止部56が接地用端子45に接触しているのは、インクの温度を測定する必要があると共に、インクジェットヘッド4の動作安定化のため流路ユニット12を接地しておく必要があるときである。つまり、インクジェットプリンタを動作させるときには、このように板バネ47の係止部56を接地用端子45に接触させるようにしている。
また、本実施形態では、板バネ47を流路ユニット12にグランド電位を付与するためのジャンパ線として機能させるため、図2に示すように補強プレート11をヘッドホルダ2に組み付ける段階において、従来のように銀ペースト99を介するなどして圧電アクチュエータ13と流路ユニット11とが導通してはいない。
つまり、ヘッドユニット1の製造工程の最終段階では、ヘッドホルダ2内のバッファタンク3と、インクジェットヘッド4が接着された補強プレート11とが締結され、板バネ47がバッファタンク3及び補強プレートに共締めされ、キャリッジ基板6がヘッドホルダ2に取り付けられるが、この段階においては圧電アクチュエータ13と流路ユニット11とは非導通の状態となっている。その後、板バネ47の係止部56を上記のようにして接地用端子45に接触させると流路ユニット12にグランド電位を付与可能であってインクの温度を測定可能な状態となり、ヘッドユニット1の製造が完了する。
但し、このヘッドユニット1の製造工程の最終段階になるまでの間に、たとえば、流路ユニットにアクチュエータを積層接着する工程や、補強プレート11にインクジェットヘッド4を接着する工程や、補強プレート11とバッファタンク3とを締結する工程や、板バネ47をバッファタンク3及び補強プレート11と共締めする工程では、インクジェットヘッド4に応力が作用することがある。これにより、圧電アクチュエータ13の最下層の圧電シート28(図2参照)に亀裂等が形成される可能性が僅かながら有り得る。万が一このような亀裂が入ったとしても、これを検知してヘッドユニット1が不良品として出荷されないようにすることが好ましい。
そこで、板バネ47を接地用端子45に接触させる前に、図4に示すように凸状のダミー端子46の外表面に板バネ47の係止部56を接触させる。ダミー端子46は接地用端子45に対して外側に配置されているため、この接触に際しては、板バネ47の弾性変形量を接地用端子45に接触させる場合よりも大きくすることになる。このとき、接地用端子45に接触させるときと同様、板バネ47には復動しようとする弾発力が作用するため、係止部56はダミー端子46の外表面を押圧する。これにより係止部56がダミー端子46に接触している状態が強固に保持される。
板バネ47がダミー端子46に接触することにより、流路ユニット12を構成する金属製プレートはダミー端子46と電気的に導通している。他方、図2に示す圧電アクチュエータ13を構成する最下層の圧電シート28は、図1に示す配線基板5の定電位配線38、キャリッジ基板6のグランド配線43、グランドパターン42、接地用配線44を介して接地用端子45に電気的に導通している。
圧電シート28〜33は絶縁性を有し、本来的には流路ユニット12を構成する金属製プレートと、最下層の圧電シート28の上面に設けられた共通電極35とは絶縁された状態となる。但し、この最下層の圧電シート28に亀裂が入ると、この亀裂に侵入したインクを介して流路ユニット13の金属製プレートと圧電アクチュエータ13の共通電極35とが導通してしまう。
つまり、グランドパターン42に所定電位を印加した状態において、金属プレートに導通しているダミー端子46と、共通電極35に導通している接地用端子45との間で絶縁抵抗を測定することにより、最下層の圧電シート28に亀裂が生じているか否かを検出することができる。
この絶縁抵抗の測定により亀裂が生じていないと判断されると、板バネ47の弾性変形を復動させ、図3に示すように係止部56を接地用端子45に接触させた状態とすることにより、ヘッドユニット1の製造が完了する。
このように、本実施形態においては、従来のように流路ユニット12にグランド電位を付与すべく補強フレーム11の開口15内に銀ペーストを設けていない。その一方で、キャリッジ基板6と流路ユニット12との間に板バネ47を架け渡し、該板バネ47をグランド電位を付与するためのジャンパ線として機能させている。このため、製造工程の最終段階に至るまで、流路ユニット12の金属製プレートと圧電アクチュエータ13の共通電極35とを非導通の状態で維持することができる。その上で、キャリッジ基板6上には、板バネ47を弾性変形させることによって該板バネ47と接触可能となるダミー端子46が設けられている。これにより、製造工程の製造完了直前において圧電アクチュエータ13の亀裂を検出することができるようになり、出荷製品の品質を高くすることができる。
[液体供給ユニットの他の構成]
これまで本発明の実施形態について説明したが、上記構成は本発明の範囲内で適宜変更可能である。
図3を参照して板バネ47をバッファタンク3に形成されたフランジ50に固定する構成を例示したが、板バネ47の流路ユニット側の固定方法はこれに限られず適宜変更可能である。例えば、板バネ47のステー部48をバッファタンク3のフランジ50の下面と補強フレーム11の上面との間に介在させてもよい。また、補強フレーム11の下面と流路ユニット12の上面の枠状部との間に介在させ、流路ユニット12の金属製プレートの熱が直接的に板バネ47に伝達されるような構成としてもよい。また、シール部材17にフランジ50の下面まで延在する延在部を形成し、板バネ47のステー部48をバッファタンク3、シール部材17及び補強プレート11と共締めするようにしてもよい。これにより、バッファタンク3と補強プレート11を締結するときにシール部材17の取付位置がずれるのを防ぐことができ、バッファタンク11のインク流出口9(図1参照)と流路ユニット12のインク導入口14(図1参照)との間の液密性が損なわれない。また、ビス53が流路ユニット12に螺合する構成とし、流路ユニット12の熱がビス53のみを介して板バネ47に伝達されるようにしてもよい。補強フレーム11は適宜省略可能な部品であり、補強フレーム11が省略されている場合においてはビス53を流路ユニット12に螺合させる構成を好適に適用することができる。
また、板バネ47のステー部48をY方向に伸ばし、ステー部48が3つのフランジ19,50上に固定されてもよい。このとき、フランジ19に挿し通されるビス21で流路ユニット2が締結されていてもよい。これにより、板バネ47は複数のビスを介して流路ユニット12の複数個所と接触するようになるため、流路ユニット12内のインクの温度をより正確に測定できる。また、導通ポイントが増えて流路ユニット12の接地を安定させることができる。
板バネ47のキャリッジ基板6側の固定方法も上記の例示に限られない。例えば板バネ47の係止部56をサーミスタ59に直接的に接触させるようにしてもよい。また、ダミー端子46と接地用端子45との間の間隔を狭くしておき、係止部56を接地用端子45に接触させるときに、ダミー端子46と接地用端子45とによって挾持させるようにしてもよい。これにより板バネ47が接地用端子45に接触した状態をより強固に保持することができる。
また、図3乃至図5では、係止部56を端子45,46の辺縁部側の外表面に接触させているが、係止部56は端子45,46を飛び越して、係止部56の辺縁部側とは反対側の外表面に係止させてもよい。
また、流路ユニット及びアクチュエータの構成は一例に過ぎず、本発明の範囲内で適宜変更可能である。本実施形態では液体吐出装置として、インクジェットプリンタに搭載されてインクを吐出するインクジェットヘッドを備えたヘッドユニットを例示したが、インク以外の液体、例えば着色液を吐出して液晶表示装置のカラーフィルタを製造する装置、導電液を吐出して電気配線を形成する装置などに使用する液滴吐出装置に適用してもよい。
本発明は流路ユニット内のインクの温度をより正確に測定可能となるという作用効果を奏し、更には流路ユニットにグランド電位を付与するための新規の配線を提供することができ、液滴吐出ヘッドの欠陥検出を行うこともできるという作用効果を奏し、温度に依存して粘度が変化するインクを吐出する装置であるインクジェットプリンタに適用すると有益である。
1 ヘッドユニット
2 ヘッドホルダ
4 インクジェットヘッド
11 補強フレーム
12 流路ユニット
13 圧電アクチュエータ
22 ノズル
23 インク流路
28〜33 圧電シート
35 共通電極
36 個別電極
45 接地用端子
46 ダミー端子
47 板バネ
50 フランジ
51 ネジ孔
52 ネジ孔
53 ビス
57 温度検出部
58 検温用配線
59 サーミスタ

Claims (6)

  1. ノズルより吐出される液体が流通する液体流路を有した流路ユニットを備えた液滴吐出ヘッドと、
    前記液滴吐出ヘッドとは離隔して配置された温度検出部と、
    一端部が前記液滴吐出ヘッドに接触した状態で固定され、他端部が前記温度検出部に接触した状態で固定される熱伝導部材と
    を備えることを特徴とする液体吐出装置。
  2. 前記温度検出部は、前記流路ユニットとは離隔して配置された基板に実装されたサーミスタと、前記基板上に設けられて前記サーミスタに熱伝導材を介して接続された端子とを備え、
    前記熱伝導部材の他端部が、前記端子に接触した状態で固定されることを特徴とする請求項1に記載の液体吐出装置。
  3. 前記熱伝導部材が導電性を有し、前記熱伝導部材を介して前記流路ユニットにはグランド電位が付与されることを特徴とする請求項2に記載の液体吐出装置。
  4. 前記基板上に設けられたクラック検出端子と、
    前記液滴吐出ヘッドは、前記流路ユニットに重ねて設けられた複数の圧電層を積層してなる圧電アクチュエータと、を備え、
    前記圧電層のうち前記流路ユニットに重ねられる層には、前記流路ユニットと反対側の面に共通電極が設けられ、前記共通電極は前記端子と電気的に導通されてグランド電位が付与されており、
    前記熱伝導部材は、弾性変形して前記他端部を前記クラック検出端子に接触した状態で固定可能になっていることを特徴とする請求項2又は3に記載の液体吐出装置。
  5. 前記端子および前記クラック検出端子は、前記基板上に設けられた凸状の端子であり、
    前記熱伝導部材の他端部は、凸状の前記端子及び前記クラック検出端子の各外表面に選択的に係止可能であることを特徴とする請求項4に記載の液体吐出装置。
  6. 前記液滴吐出ヘッドを搭載するヘッドホルダを備え、
    前記ヘッドホルダに前記基板が設けられていて、
    前記熱伝導部材は、前記液滴吐出ヘッドを前記ヘッドホルダに固定するネジ係合部を介して前記液滴吐出ヘッドに固定されていることを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載の液体吐出装置。
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