JP2010221456A - 画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】各種電気的特性ばらつきによって生じる残存ずれ成分を解消した状態の正確な信号を生成する。
【解決手段】複数光源を所定のタイミングで発光させた際の受光信号により複数光源の主走査方向の位置ずれを測定する光源位置ずれ測定部、複数光源の書き込みタイミングを位置ずれに応じて補正する補正値を算出する光源位置ずれ補正値算出部、補正値に応じて各光源の書き込みタイミングが調整された同期INDEX信号を生成する同期INDEX信号生成部、同期INDEX信号と画像データとに基づいて光源駆動用信号を生成する光源駆動用信号生成部、位置ずれに応じて調整された状態で同期INDEX信号生成部で生成された同期INDEX信号に含まれる主走査方向のタイミングずれ成分を検出するタイミングずれ測定部とを備え、複数光源の位置ずれに基づく補正値に応じて調整されて生成された同期INDEX信号に対してタイミングずれ成分に基づいて更に主走査方向ずれ補正を行う。
【選択図】図1

Description

本発明は、複数光源の物理的な位置ずれ補正だけでは対処できなかった各種のずれを補正して正確な露光を行える画像形成装置に関する。
近年、画像形成装置の書き込み高速化や高密度化が要求されるため、マルチビームでの複数ライン同時書き込みが行われている。
この場合、図2(a)に示すような複数の発光部が一体に形成されたレーザダイオード(LD)アレイ140ALが露光手段140として採用される。そして、この露光手段が主走査方向に対して垂直(副走査方向に沿った配置:図2(a))ではなく、図2(b)のように副走査方向から傾けて斜めに配置して使用されることがある。
このような露光手段の斜め配置によって、主走査方向に形成される複数ラインの副走査方向間隔が狭くなり、副走査方向については高密度化が実現する。
この場合、図2(b)に示すように主走査方向については物理的に位置ずれが生じるため、図3に示すように、ビーム毎に書き込み開始位置を調整し、斜め配置による位置ずれを補正して書き込みをする必要がある。
このようなLDアレイ140ALの斜め配置でのずれ補正の方法として、測定対象のLDを発光させ、フォトセンサで主走査方向のずれの距離を測ることで、隣り合ったLDの主走査方向の間隔を測定し、測定結果から得られたずれ量を主走査方向基準信号(INDEX)発生タイミングや画素クロックの位相調整に反映し、マルチビームの書き込み開始位置を揃えることが挙げられる。
なお、LDアレイを斜め配置した場合のマルチビームについてのずれ補正に関しては、以下の特許文献1に提案がなされている。
特開2006−305874号公報
以上の特許文献1の先行技術例では、複数LD(のうちの2本のLD)における主走査方向のずれを電気的に検出・補正する。ここで、測定対象はLDビームをINDEXセンサにて受光することで生成されるINDEX信号を画素クロックで同期したSIND信号である。
そして、INDEXセンサ受光に用いる基準LDを切り替え、あるLineではSIND1,次のLineではSIND2、という様にSIND信号を生成する。また、SIND1−SIND2間(約1Lineの長さ)をカウンタで測定する。これにより、測定により得られた補正値は、各LDの書込CLK補正部(ディレイライン),INDEX生成タイミングもしくはH−Valid生成部に反映する。
しかしながら、上記補正方法では、遅延素子やPLLを用いた画素クロック位相調整実施や、INDEX信号発生タイミング変更による調整実施にて書き込み開始位置を補正したにも関わらず、書き込み開始位置にばらつきが生じてしまうことが、本件出願の発明者により見いだされた。
これは、フォトセンサによりLD位置測定を行って位置ずれ量を検出しても、LDの物理的な位置ずれ量を把握したうえで、該位置ずれ量に基づいた補正を実行したに過ぎないからである。
また、実際のLD位置ずれ補正が反映される範囲は画素クロック位相調整部の調整を行う処理回路の範囲での設定であり、位相調整がなされた後の画素クロック出力は補正範囲外となる。
画素クロック位相調整部に搭載されている遅延素子やPLLに電気的特性ばらつき(電気的ずれ)が生じた場合、あるいは、電源電圧や、回路素子の温度に想定している値とのずれが生じた場合、その部分により新たに発生するずれ量を検出する手段がないため、実際の書き込み開始位置のばらつきが残り、主走査方向の画素ずれが発生する。
そして、以上のような高密度化によるLDアレイの斜め配置によって、画像形成装置としては画質の低下が生じてしまうことが大きな問題となる。
なお、現時点では、LDアレイの斜め配置を用いた画像形成装置などの装置において、以上の課題に配慮された技術や、以上の課題を解決する有効な手法は存在していなかった。
本発明は以上の問題点を解決するものであり、複数光源の物理的な位置ずれに応じた同期信号を生成する信号生成部などに存在する各種電気的特性ばらつきによって生じる残存ずれ成分を解消した状態の正確な信号を生成することが可能な画像形成装置を実現することを目的とする。
上述した課題を解決する本願発明は、以下に述べる通りである。
(1)請求項1記載の発明は、複数光源を有する露光手段を備えた画像形成装置であって、前記複数光源を所定のタイミングで発光させた際の受光信号により前記複数光源の主走査方向の位置ずれを測定する光源位置ずれ測定部と、前記位置ずれに応じて前記各光源の書き込みタイミングが調整された同期INDEX信号を生成する同期INDEX信号生成部と、前記同期INDEX信号と画像データとに基づいて光源駆動用信号を生成する光源駆動用信号生成部と、前記位置ずれに応じて調整された状態で前記同期INDEX信号生成部で生成された同期INDEX信号に含まれる主走査方向のタイミングずれ成分を検出するタイミングずれ測定部と、を備え、前記同期INDEX信号生成部は、前記複数光源の前記位置ずれに応じて前記同期INDEX信号生成部にて調整されて生成された同期INDEX信号に対して、前記タイミングずれ成分に基づいて更に主走査方向のずれ補正を行う、ことを特徴とする画像形成装置である。
(2)請求項2記載の発明は、複数光源を有する露光手段を備えた画像形成装置であって、前記複数光源を所定のタイミングで発光させた際の受光信号により前記複数光源の主走査方向の位置ずれを測定する光源位置ずれ測定部と、前記位置ずれに応じて前記各光源の書き込みタイミングが調整された同期INDEX信号を生成する同期INDEX信号生成部と、前記同期INDEX信号と画像データとに基づいて光源駆動用信号を生成する光源駆動用信号生成部と、前記位置ずれに応じて調整された状態で前記同期INDEX信号生成部で生成された同期INDEX信号に含まれる主走査方向のタイミングずれ成分を検出するタイミングずれ測定部と、を備え、前記同期INDEX信号生成部は、前記複数光源の前記位置ずれに応じて前記同期INDEX信号生成部にて調整されて生成された同期INDEX信号に対して、前記タイミングずれ成分に基づいて更に主走査方向のずれ補正を行い、前記補正値により調整されると共に前記タイミングずれ成分に基づいて補正された同期INDEX信号生成に対して、前記タイミングずれ測定部により更に検出されるタイミングずれ成分に基づいて主走査方向のずれ補正を繰り返す、ことを特徴とする画像形成装置である。
(3)請求項3記載の発明は、前記露光手段は、複数光源が一体に形成されたアレイ光源であり、該アレイ光源が主走査方向と垂直な方向から傾けられて配置されており、該傾きにより前記複数光源の位置ずれが生じる、ことを特徴とする請求項1または2に記載の画像形成装置である。
以上の発明によれば、以下のような効果を得ることができる。
(1)請求項1記載の発明では、複数光源を所定のタイミングで発光させた際の受光信号により複数光源の主走査方向の位置ずれを測定し、複数光源の書き込みタイミングを位置ずれに応じて補正する補正値を算出し、補正値に応じて各光源の書き込みタイミングが調整された同期INDEX信号を生成し、同期INDEX信号と画像データとに基づいて光源駆動用信号を生成して書き込みを実行する際に、位置ずれに応じて調整された状態で生成された同期INDEX信号に含まれる主走査方向のタイミングずれ成分を検出し、複数光源の位置ずれに基づく補正値に応じて調整されて生成された同期INDEX信号に対して、タイミングずれ成分に基づいて更に主走査方向のずれ補正を行う。
これにより、複数光源の物理的な位置ずれに応じた同期信号を生成する信号生成部などに存在する各種電気的特性ばらつきによって生じる残存ずれ成分を解消した状態の正確な信号を生成することが可能になる。
(2)請求項2記載の発明では、複数光源を所定のタイミングで発光させた際の受光信号により複数光源の主走査方向の位置ずれを測定し、複数光源の書き込みタイミングを位置ずれに応じて補正する補正値を算出し、補正値に応じて各光源の書き込みタイミングが調整された同期INDEX信号を生成し、同期INDEX信号と画像データとに基づいて光源駆動用信号を生成して書き込みを実行する際に、位置ずれに応じて調整された状態で生成された同期INDEX信号に含まれる主走査方向のタイミングずれ成分を検出し、複数光源の位置ずれに基づく補正値に応じて調整されて生成された同期INDEX信号に対して、タイミングずれ成分に基づいて更に主走査方向のずれ補正を行い、補正値により調整されると共にタイミングずれ成分に基づいて補正された同期INDEX信号生成に対して、更に検出されるタイミングずれ成分に基づいて主走査方向のずれ補正を繰り返して行う。
これにより、複数光源の物理的な位置ずれに応じた同期信号を生成する信号生成部などに存在する各種電気的特性ばらつきによって生じる残存ずれ成分を解消した状態の正確な信号を生成することが可能になる。
(3)なお、上記(1)または(2)において、複数光源が一体に形成されたアレイ光源が使用され、該アレイ光源が主走査方向と垂直な方向から傾けられて配置されて、主走査方向と垂直な方向(副走査方向)の高密度化が実現されている。そして、該傾きにより生じる複数光源間の位置ずれが、以上の(1)または(2)の手法によって解消される。さらに、この位置ずれの解消によっても解消されないタイミングずれ成分に関しても、以上の(1)または(2)の手法によって解消される。
本発明の実施形態の概略構成を示す構成図である 本発明の実施形態を説明する説明図である。 本発明の実施形態を説明する説明図である。 本発明の実施形態の動作を示すフローチャートである。 本発明の実施形態の動作を示すタイムチャートである。
以下、図面を参照して本発明の画像形成装置を実施するための形態(実施形態)を詳細に説明する。
〔画像形成装置100の構成〕
ここで、第一実施形態の画像形成装置100の構成を、図1(ブロック図)に基づいて詳細に説明する。
ここでは、実施形態の一例として、8ビーム/1チップのレーザダイオード(LD)アレイ140ALを露光手段140として採用し、主走査方向に対して垂直(副走査方向)ではなく、副走査方向から所定角度だけ傾けた斜めに配置してマルチビームでの8ライン同時書き込みを行なっている場合について説明する。なお、露光手段140からのマルチビームを主走査方向に走査するポリゴンミラーや、書き込みがなされる感光体などの機械的部分については、各種の装置が既知であるため、説明を省略する。
制御部101はCPUなどで構成されており、各部を制御プログラムに従って制御する。
画素クロック生成部は、同期信号などの各種信号の基本となる画素クロック(PXLCLK)を生成している。
測定クロック生成部103は、同期信号のずれ成分を測定するため、画素クロックよりも高い周波数の測定クロックを生成している。
画素クロック位相調整部110は、画素クロックの入力を受け、内蔵するディレイラインなどを用いて、LDアレイの斜め配置の位置ずれに応じて各光源の書き込みタイミングが調整された状態の画素クロックを生成する。
同期INDEX信号生成部120は、INDEXセンサ150で生成されたINDEX信号を受け、該INDEX信号に同期した状態の画素クロックである同期INDEX信号SYNCINDを生成する。
LD駆動部130は、後述する光源駆動用信号によって露光手段140のLDアレイの各発光部に所定の発光を行わしめる。
露光手段140は複数光源のLDアレイで構成されており、主走査方向に対して垂直ではなく斜めに配置され、マルチビームでの同時書き込みを実行する。
INDEXセンサ150は、INDEXセンサ151とINDEXセンサ152との複数のセンサで構成されており、露光手段140の光源の位置ずれを検知する。
画像書き込み制御部180は、露光手段の複数光源の位置ずれの検知と、位置ずれに基づいて調整されても解消されないタイミングずれの検知と、これらのずれに応じたずれ補正とを行うため、LD制御部181と、ずれ測定部183と、同期INDEXタイミング制御部185と、周波数変換FIFO187と、を備えて構成されている。
なお、ずれ測定部183内には、RAM1831、LD位置ずれ測定部1832、タイミングずれ測定部1833が配置されている。
PWM部190は、位置ずれとタイミングずれとの補正がなされ、画像データに応じて周波数変換された周波数変換信号をPWM信号に変換する変換部である。
なお、INDEXセンサ150とLD位置ずれ測定部1832とが、請求項の光源位置ずれ測定部を構成している。また、画素クロック位相調整部110と同期INDEX信号生成部120と同期INDEXタイミング制御部185とで、請求項の同期INDEX信号生成部を構成している。また、周波数変換FIFO187とPWM部190とで、請求項の光源駆動用信号生成部を構成している。また、タイミングズレ測定部1833が、請求項のタイミングずれ測定部を構成している。
ここで、露光手段140のLDアレイのLD1〜LD8について、8本のLDのうち何れか1本(たとえば、LD8)を基準とし、基準LDで発光した光ビームをINDEXセンサ151で受光し、主走査方向基準信号となるINDEX信号を生成する。
このとき生成されたINDEX信号は画像データ書き込み用クロックである画素クロック(PXLCLK)に対して非同期であるため、PXLCLKに同期した同期INDEX信号SYNCINDを生成する必要がある。
画素クロックPXLCLK、同期INDEX信号SYNCINDについては、LDアレイの発光数と同じ本数分用意する。たとえば、この実施形態では、PXLCLK1〜8,SYNCIND1〜8とする。なお、PXLCLK1〜8はCLK位相の調整が入るため異なるCLKではあるが、同一周波数である。
画像データを実際に書き込む際の制御をおこなう書き込み制御部180には、画像処理部⇔書き込み制御部の周波数変換用FIFO187を搭載する。
同期INDEX信号SYNCINDについてタイミングを調整することで、画素クロックPXLCLK単位(=1画素単位)での位置調整を実施してSYNCINDOを生成し、SYNCINDOを基準信号として周波数変換FIFO187を用いてFIFO読み出しを開始する。
なお、1画素未満の位置調整については、画素クロック位相調整部110にて、画素クロックの位相を1画素未満で細かく調整することで対応する。PXLCLK位相調整部では遅延素子によるディレイラインにてCLK位相を調整する。
〔画像形成装置100の動作〕
以下、図2,図3の説明図、図4のフローチャート、図5のタイムチャートを参照して、本実施形態の画像形成装置100のタイミング調整の動作を説明する。
まず、斜め配置された露光手段140のLD1〜LD8の物理的な位置ずれ補正について説明する。
副走査方向の高密度化実現のため露光手段140のLDアレイを斜めに配置するとLD1−LD8の主走査方向の位置にずれが生じる(図2(b))。
ここで、LDアレイは8本のLDが等間隔に配置されているため、LD1〜LD8間の距離(位置ずれ)を、LD位置ずれ測定部1832にて測定し(図4中のステップS401)、均等割することで隣り合う各LD間の位置ずれ量を求めることができる(図4中のステップS402)。
ここでは、LD1−LD8間の距離(位置ずれ)測定では、2つのINDEXセンサ151,152(PIND1,PIND2)を用いる。
最初に基準LDとして定めたLD8にて2つのINDEXセンサ151,152を検知し、PIND1−PIND2間の距離を測定し、PIND1−PIND2間の基準値とする。
次にLD8にてPIND1を、LD1にてPIND2を検知し、異なるLDのPIND1−PIND2間の距離を測定する。測定に使用するCLKはPXLCLKよりも高速な測定クロック生成部103が生成した測定CLKとする。
異なるLDのPIND1−PIND2間距離と同一LDでのPIND1−PIND2間距離の差分がLD1−LD8間の距離となる。
測定にて得られたLD1−LD8間の距離を均等割(1chip8beamLDで隣り合うLD間隔は7→7分割)して、ずれ測定部183が、各LDの位置ずれについての補正量(図3参照)を算出する(図4中のステップS403a)。
ここで、ずれ測定部183は、補正量を画素クロックPXLCLKで換算して補正値を算出し、基準LDのLD8以外のLDは算出した補正値のうち整数部分(=1画素単位)を同期INDEXタイミング制御部185でのSYNCINDOタイミング調整に反映し、小数部分(=1画素未満)を画素クロック位相調整部110の画素クロックPXLCLK位相調整に反映する(図4中のステップS404)。
すなわち、画素クロック位相調整部110では、ディレイラインで生成する細かな遅延時間の差により、1画素未満の所望の位相調整を実行する。また、同期INDEXタイミング制御部185では、1画素単位の所望の位相調整を実行する。
以上にて、LDの位置ずれ補正は完了する。これにより、露光手段140のLDの物理的な位置ずれによる書き込み開始位置ずれは解消される。
そして、LDの物理的な位置ずれが解消した後に、画素クロック位相調整部110の電気的特性ばらつき(電気的ずれ)などによるタイミング補正をおこなう。
なお、以上の説明で、電源電圧、回路素子のばらつき、温度変動など各種の要因により発生する「タイミングずれ」の原因を、総称して、「電気ずれ」あるいは「電気特性ばらつき」などと呼ぶ。
LD位置ずれ補正量が反映された、位相調整後のPXLCLK同期の画像書込部FIFO読み出し基準信号(SYNCINDO)を測定対象とし、SYNCINDO1〜8それぞれの間隔を測定するSYNCINDO測定回路としてのタイミングずれ測定部1833を設ける。
SYNCINDO測定回路としてのタイミングずれ測定部1833は、物理的ずれ量測定と同様に画素クロックPXLCLKよりも高速な、測定クロック同期の回路とすることで、画素クロックPXLCLKの1CLK単位未満(=1画素未満)の測定をおこない、誤差検出の精度向上を図る。
ここで、SYNCINDO測定および電気的特性ばらつき補正について説明する。
SYNCINDO1〜8それぞれの間隔について(図5(a)〜(h))、タイミングずれ測定部1833内の測定回路内のカウンタ回路にて測定する(図5(i))。
タイミングずれ測定部1833内の測定回路には測定用CLK(PXLCLKよりも高速なCLK)同期のカウンタを1つ設け、SYNCINDO入力を受けカウントスタートする。
カウント中に再度SYNCINDO入力を受けた時点でカウント保持部にカウント値を保持し、カウンタ自体はリセット→再カウントスタートとなる。
保持されたカウント値は、ずれ測定部内のRAM1831に格納しておく(図4中のステップS406)。
SYNCINDO入力タイミングはLDアレイの斜め配置補正を反映しているため基準LDとしたLD8のSYNINDOから順番にSYNCINDO8→SYNCINDO7→SYNCINDO6……SYNCINDO2→SYNCINDO1、とずれ測定部1833内の測定回路に入力する。
測定によって得られた隣り合うLD間のSYNCINDO間隔をもとに電気的特性ばらつき量を算出する(図4中のステップS407)。
ここで、LDの物理的な位置ずれ補正にて得られたLD1−LD8間の距離を均等割(7分割)することで隣り合うLD間の主走査方向における物理的距離が得られる。
この距離を隣り合うLD間のSYNCINDO間隔の期待値とする(物理的ずれ測定と同一CLK(PXLCLKよりも高速のCLK)を使用することでCLK換算にて発生する誤差を防ぐことが可能になる)。もし物理的な位置ずれ成分のみであれば、期待値と一致することになる。
しかし、実際はLDの物理的ずれ補正(図4中のステップS403a,ステップS404)では測定・補正の範囲外となってしまうPXLCLK位相調整部110の遅延素子に電気的特性ばらつき等の各種タイミングずれが存在するため、期待値との差分が発生する。この差分が測定により得られた電気的特性ばらつき量(図4中のステップS403b)によるタイミングずれである。
電気的特性ばらつき量を画素クロックPXLCLKで換算することにより補正値を算出する(図4中のステップS408)。
物理的ずれ補正と同様に、補正値の整数部分(=1画素単位)を同期INDEXタイミング制御部185でのSYNCINDOタイミング調整に反映し、小数部分(=1画素未満)を画素クロック位相調整部110での調整に反映する。物理的ずれ補正値が既に反映されているため、実際に設定する値は物理的ずれ補正値+電気的特性ばらつき補正値となる(図4中のステップS409)。
以上により、従来技術では測定・補正が出来ていなかった画素クロック位相調整部110の電気的特性ばらつきなど各種要因によるタイミングずれを測定・補正することが可能となり、書き込み開始位置のずれ補正精度が向上する。
すなわち、LDアレイの斜め配置による物理的なずれ補正ではカバー出来なかった、ずれ補正部自体のずれを測定・補正するのが本実施形態の特徴である。LD位置ずれ補正量が反映された位相調整後の画素クロック同期の画像書込部FIFO読み出し基準信号を測定対象とした。ずれ補正部のジッタ成分が含まれていること、また、LD位置ずれ量補正値が反映されていることで物理的ずれ量はジッタ成分とならずに電気的ずれの測定が可能となる。
なお、以上のタイミングずれに関する補正は、画像形成装置が動作している間は順次繰り返すことが望ましい。すなわち、物理的なずれ補正に加え、電気的なタイミング補正を行っているが、この電気的なタイミング補正を更に繰り返すことで、残存するずれ(新たに発生する電気的なタイミングずれ)を解消することが可能になる。
ただし、補正量に変更が生じたとしても実際に補正量の変更を適用するのは、ジョブ間の画像形成を実行していないタイミングなどが、画像への影響が小さいため望ましい。
100 画像形成装置
101 制御部
102 画素クロック生成部
103 測定クロック生成部
110 画素クロック位相調整部
120 同期INDEX信号生成部
130 LD駆動部
140 露光手段(LDアレイ)
150 INDEXセンサ
180 画像書き込み制御部
181 LD制御部
183 ずれ測定部
185 同期INDEXタイミング制御部
187 周波数変換FIFO
190 PWM処理部

Claims (3)

  1. 複数光源を有する露光手段を備えた画像形成装置であって、
    前記複数光源を所定のタイミングで発光させた際の受光信号により前記複数光源の主走査方向の位置ずれを測定する光源位置ずれ測定部と、
    前記位置ずれに応じて前記各光源の書き込みタイミングが調整された同期INDEX信号を生成する同期INDEX信号生成部と、
    前記同期INDEX信号と画像データとに基づいて光源駆動用信号を生成する光源駆動用信号生成部と、
    前記位置ずれに応じて調整された状態で前記同期INDEX信号生成部で生成された同期INDEX信号に含まれる主走査方向のタイミングずれ成分を検出するタイミングずれ測定部と、を備え、
    前記同期INDEX信号生成部は、
    前記複数光源の前記位置ずれに応じて前記同期INDEX信号生成部にて調整されて生成された同期INDEX信号に対して、前記タイミングずれ成分に基づいて更に主走査方向のずれ補正を行う、
    ことを特徴とする画像形成装置。
  2. 複数光源を有する露光手段を備えた画像形成装置であって、
    前記複数光源を所定のタイミングで発光させた際の受光信号により前記複数光源の主走査方向の位置ずれを測定する光源位置ずれ測定部と、
    前記位置ずれに応じて前記各光源の書き込みタイミングが調整された同期INDEX信号を生成する同期INDEX信号生成部と、
    前記同期INDEX信号と画像データとに基づいて光源駆動用信号を生成する光源駆動用信号生成部と、
    前記位置ずれに応じて調整された状態で前記同期INDEX信号生成部で生成された同期INDEX信号に含まれる主走査方向のタイミングずれ成分を検出するタイミングずれ測定部と、を備え、
    前記同期INDEX信号生成部は、
    前記複数光源の前記位置ずれに応じて前記同期INDEX信号生成部にて調整されて生成された同期INDEX信号に対して、前記タイミングずれ成分に基づいて更に主走査方向のずれ補正を行い、
    前記補正値により調整されると共に前記タイミングずれ成分に基づいて補正された同期INDEX信号生成に対して、前記タイミングずれ測定部により更に検出されるタイミングずれ成分に基づいて主走査方向のずれ補正を繰り返す、
    ことを特徴とする画像形成装置。
  3. 前記露光手段は、複数光源が一体に形成されたアレイ光源であり、該アレイ光源が主走査方向と垂直な方向から傾けられて配置されており、該傾きにより前記複数光源の位置ずれが生じる、
    ことを特徴とする請求項1または2に記載の画像形成装置。
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