JP2010217146A - 漏電検出システム - Google Patents

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Abstract

【課題】漏電を検出する漏電検出装置の異常の有無を、部品点数の増加を抑制しつつ判断することのできる漏電検出システムを提供する。
【解決手段】電池セルの直列接続体である組電池10から車体への漏電を検出するための装置であって、交流信号出力手段と前記漏電の有無を検出する漏電検出手段とを備える漏電検出装置と、前記組電池を構成する1又は隣接する複数の電池セルからなる単位電池の電圧を検出するための装置であって、蓄電手段、電圧検出手段、高電圧側開閉手段及び低電圧側開閉手段とを備える電圧検出装置と、前記低電圧側開閉手段及び前記高電圧側開閉手段の双方を閉操作する操作手段と、前記漏電検出装置の異常の有無を判断する判断手段とを備えるマルチプレクサMPX及びスイッチング素子Sa,Sbにより、組電池10の漏電状態を意図的に生成し、漏電検出装置の異常の有無を判断する。
【選択図】図1

Description

本発明は、電池セルの直列接続体である組電池から車体への漏電を検出するための装置であって且つ、前記組電池にキャパシタ及び抵抗体を介して交流信号を出力する交流信号出力手段と、前記キャパシタ及び抵抗体間の電位に基づき前記漏電の有無を検出する漏電検出手段とを備える漏電検出システムに関する。
例えばハイブリッド車や電気自動車、燃料電池車などでは、複数の電池セルの直列接続体としての組電池を、車体と絶縁しつつ用いることが一般的である。また、これら電池セルについては、その状態を監視する様々な監視装置が提案され一部実用化されている。こうした監視装置としては、例えば、下記特許文献1に記載されているように、複数の電池セルを選択的にフライングキャパシタに接続するマルチプレクサと、フライングキャパシタを電圧検出回路に接続するスイッチング素子とを備えるものもある。これにより、電池セルとフライングキャパシタとの電気的な接続を遮断した状態で電圧検出回路によりフライングキャパシタの両端の電圧を検出することで、組電池を車両と絶縁しつつ、電池セルの電圧を検出することができる。
また、例えば下記特許文献2に見られるように、上記組電池から車体への漏電を検出する漏電検出装置も提案され、実用化されている。この漏電検出装置は、キャパシタ及び抵抗体を介して組電池に交流信号を出力し、キャパシタ及び抵抗体間の電位に基づき漏電の有無を検出するものである。すなわち、組電池と車両とが短絡している場合には、交流信号は、車両と組電池との間の抵抗と上記抵抗体とによって分圧されるため、その波高値が減少する。このため、キャパシタ及び抵抗体間の電位の低下に基づき、漏電を検出することができる。
更に、この文献には、組電池を意図的に車体に短絡させる回路を備え、意図的に短絡させた状態におけるキャパシタ及び抵抗体間の電位に基づき、漏電検出装置の異常の有無を判断することも提案されている。
特許第3572183号公報 特開平10−221395号公報
ところで、上記のように漏電検出装置の異常の有無を検出する目的で組電池と車体とを短絡させる回路を備えることは部品点数の増加を招く。特に、こうした回路は、フォトMOSリレー等の絶縁素子を備えて構成されるのが一般的であるが、この場合、コストアップも顕著なものとなる。更に、上記短絡させるための回路は、車体と絶縁された高圧システムの部品を備えるため、配置の制約等が生じるおそれもある。
本発明は、上記課題を解決するためになされたものであり、その目的は、組電池にキャパシタ及び抵抗体を介して交流信号を出力する交流信号出力手段と、前記キャパシタ及び抵抗体間の電位に基づき前記漏電の有無を検出する漏電検出手段とを備える漏電検出装置の異常の有無を、部品点数の増加を抑制しつつ判断することのできる漏電検出システムを提供することにある。
以下、上記課題を解決するための手段、及びその作用効果について記載する。
請求項1記載の発明は、電池セルの直列接続体である組電池から車体への漏電を検出するための装置であって且つ、前記組電池にキャパシタ及び抵抗体を介して交流信号を出力する交流信号出力手段と、前記キャパシタ及び抵抗体間の電位に基づき前記漏電の有無を検出する漏電検出手段とを備える漏電検出装置と、前記組電池を構成する1又は隣接する複数の電池セルからなる単位電池の電圧を検出するための装置であって且つ、蓄電手段と、電圧検出手段と、前記単位電池及び前記蓄電手段間を電気的に開閉する高電圧側開閉手段と、前記蓄電手段及び前記電圧検出手段間を電気的に開閉する低電圧側開閉手段とを備える電圧検出装置と、前記低電圧側開閉手段及び前記高電圧側開閉手段の双方を閉操作する操作手段と、前記交流信号出力手段によって前記交流信号が出力されて且つ前記操作手段によって前記双方が閉操作されている際の前記キャパシタ及び抵抗体間の電位に基づき前記漏電検出装置の異常の有無を判断する判断手段とを備えることを特徴とする。
上記電圧検出装置によれば、低電圧側開閉手段と高電圧側開閉手段とを交互に閉状態とすることで、組電池と車体とを絶縁しつつ単位電池の電圧を検出することができる。一方、上記交流信号が出力される場合、キャパシタ及び抵抗体間の電位は、組電池から車体への漏電の有無に応じて変化する。このため、上記漏電検出装置では、キャパシタ及び抵抗体間の電位が低くなることで、組電池から車体への漏電を検出することができる。
しかも、低電圧側開閉手段と高電圧側開閉手段との双方を閉状態とすることで、故意に、組電池と車体とを電気的に接続することも可能となる。このため、この際のキャパシタ及び抵抗体間の電位に基づき、漏電検出装置の異常の有無を判断することができる。
請求項2記載の発明は、請求項1記載の発明において、前記低電圧側開閉手段及び前記高電圧側開閉手段は、それぞれ複数の開閉手段を備え、前記操作手段は、前記双方のオン操作に際して閉操作する開閉手段を相違させる機能を有することを特徴とする。
上記発明では、上記双方のオン操作に際して閉操作する開閉手段を相違させる機能を備えることで、組電池と車体とを故意に電気接続する際の抵抗値を可変設定したり、開閉手段の異常の有無を判断したりすることができる。
請求項3記載の発明は、請求項1又は2記載の発明において、前記低電圧側開閉手段及び前記高電圧側開閉手段は、それぞれ複数の開閉手段を備え、前記操作手段は、前記双方のオン操作に際して閉操作する開閉手段の数を相違させる機能を有することを特徴とする。
上記発明では、上記双方のオン操作に際して閉操作する開閉手段の数を相違させる機能を備えることで、組電池と車体とを故意に電気接続する際の抵抗値を可変設定したり、開閉手段の異常の有無を判断したりすることができる。
請求項4記載の発明は、請求項1〜3のいずれか1項に記載の発明において、前記電圧検出手段は、前記蓄電手段に接続される入力端子を備えて且つ、該入力端子が、抵抗体を介して前記車体に接続されていることを特徴とする。
上記発明では、上記入力端子を抵抗体を介して車体に接続することで、電圧検出に際してノイズの影響を抑制したり、発振現象を抑制したりすることなどができる。しかも、高電圧側開閉手段と低電圧側開閉手段との双方を閉状態とすることで、この抵抗体を用いて車体と組電池とを電気的に接続することもできる。
第1の実施形態のシステム構成図。 同実施形態にかかる漏電検出装置の異常判断処理態様を示すタイムチャート。 同実施形態にかかる漏電検出装置の異常判断処理の手順を示す流れ図。 第2の実施形態にかかる漏電検出装置の異常判断処理の手順を示す流れ図。
(第1の実施形態)
以下、本発明にかかる漏電検出システムをハイブリッド車に適用した第1の実施形態について、図面を参照しつつ説明する。
図1に、本実施形態のシステム構成を示す。図示される組電池10は、車載高圧バッテリを構成するものであり、車載回転機に電力を供給したり、車載回転機から供給される電気エネルギを充電したり、更には、図示しない降圧コンバータを介して車載低圧バッテリに電力を供給したりする。組電池10は、リチウムイオン2次電池からなる電池セル12の直列接続体である。詳しくは、組電池10は、隣接する規定数ずつの電池セル12毎にグループ化されてブロックBi(i=0〜3)を構成している。
組電池10を構成する各ブロックBiの負極端子には、配線Liが接続されており、各ブロックBiの正極端子には、配線L(i+1)が接続されている。各配線Lj(j=0〜4)はそれぞれ抵抗体14を備えており、抵抗体14の他方の端部でマルチプレクサMPXに接続されている。
マルチプレクサMPXは、一対の配線Li、L(i+1)を選択的にフライングキャパシタ16に接続するものである。詳しくは、マルチプレクサMPXは、隣接するブロックの電圧がフライングキャパシタ16に印加される際の充電極性が互いに逆となる態様にて一対の配線Li、L(i+1)をフライングキャパシタ16に接続する。マルチプレクサMPXは、各配線Ljに対応した高圧側スイッチング素子SWjを備えて構成されており、これら高圧側スイッチング素子SW0,SW2,SW4と高圧側スイッチング素子SW1、SW3とがフライングキャパシタ16の互いに相違する電極に接続されている。なお、高圧側スイッチング素子SW0〜SW4は、例えばフォトMOSリレー等の絶縁素子にて構成されている。
フライングキャパシタ16は、低圧側スイッチング素子SSa,SSbを介して電圧検出回路20に接続可能とされている。電圧検出回路20は、オペアンプ21を用いて構成される差動増幅回路を備えている。すなわち、オペアンプ21の反転入力端子は、抵抗体22を介して低圧側スイッチング素子SSaに接続され、非反転入力端子は、抵抗体23を介して低圧側スイッチング素子SSbに接続されている。更に、反転入力端子と出力端子とは、抵抗体24にて接続されている。また、オペアンプ21の非反転入力端子には、抵抗体25を介して電源26が接続されている。これは、フライングキャパシタ16の充電電圧にかかわらず、電圧検出回路20の出力電圧の極性を固定するためのものである。また、出力端子は、抵抗体27を介して接地されている。これは、ノイズの抑制や、共振現象の抑制を目的とするものである。なお、上記低圧側スイッチング素子SSa,SSbは、フォトMOSリレー等の絶縁素子にて構成されている。
上記低圧側スイッチング素子SSa,SSbを介してフライングキャパシタ16が電圧検出回路20に電気的に接続されることで、フライングキャパシタ16の電圧が電圧検出回路20によって検出される。電圧検出回路20の出力信号は、組電池用の電子制御装置(電池ECU30)に取り込まれる。電池ECU30は、アナログデジタル変換装置(A/D変換装置32)を備えており、これにより電圧検出回路20の出力電圧をデジタルデータに変換する。制御部34では、A/D変換装置32の出力するデジタルデータに基づき、各種のデジタル処理を行う。
また、制御部34では、上記マルチプレクサMPXや、低圧側スイッチング素子SSa,SSbを操作することで、ブロックBiの電圧を検出する。すなわち、ブロックBiの電圧を検出する際には、低圧側スイッチング素子SSa,SSbをオフ状態として且つ、高圧側スイッチング素子SWi,SW(i+1)を所定時間(例えば「数ms」)の間オン状態とすることで、フライングキャパシタ16にブロックBiの電圧を印加する。そしてその後、ブロックBiとフライングキャパシタ16とを絶縁した後、低圧側スイッチング素子SSa,SSbをオン状態とすることで、フライングキャパシタ16の電圧を電圧検出回路20に印加する。これにより、電池ECU30では、各ブロックBiの電圧を検出することができる。
更に、電池ECU30では、組電池10を備える車載高圧システムと車体との絶縁不良の有無を検出する処理を行う。これは、高圧システムを車体に対して絶縁しなければならないという法規制に対応した処理である。なお、電池ECU30にとってのグランドラインは、車体とされている。
こうした処理を実行すべく、制御部34では、矩形波状の交流信号(矩形波信号RS)を出力する。この矩形波信号RSは、その周期が例えば「数百ms」程度とされている。矩形波信号RSは、インピーダンス変換手段としてのボルテージフォロワ36に取り込まれる。そして、ボルテージフォロワ36の出力は、抵抗体38及びコンデンサ48を介して組電池10に電気的に接続されている。詳しくは、本実施形態では、組電池10の正極側の配線L0に接続されている。一方、抵抗体38及びコンデンサ48の接続点は、コンパレータ40の反転入力端子に印加され、コンパレータ40の非反転入力端子には、閾値電圧Vthが印加される。ここで、閾値電圧Vthは、電源42の電圧が抵抗体44,46によって分圧されることで生成されるものである。コンパレータ40の出力(診断信号DS)は、制御部34に取り込まれる。制御部34では、矩形波信号RSが出力される際のコンパレータ40の出力に基づき、高圧システムと車体との絶縁不良の有無を判断する。
すなわち、高圧システムと車体との絶縁が良好である場合には、コンパレータ40の反転入力端子の電位Va、換言すれば抵抗体38及びコンデンサ48間の電位Vaは、制御部34が出力する矩形波信号RSそのものとなる。これに対し、高圧システムと車体との絶縁が不十分である場合には、車体、抵抗体38、コンデンサ48、及び高圧システムを備える閉ループ回路が形成されるため、矩形波信号RSの出力時の電位Vaが低下する。このため、閾値電圧Vthを、これら絶縁不良の有無による電位Vaの変化を判断することのできる値に設定することで、高圧システムと車体との絶縁不良の有無を判断することができる。
本実施形態では、更に、電圧検出回路20を備えて構成される電圧検出装置を利用して、組電池10と電圧検出回路20とを意図的に短絡させ、そのときの診断信号DSに基づき、漏電検出装置の異常の有無を判断する。以下、これについて詳述する。
図2に、本実施形態にかかる漏電検出処理及び漏電検出装置の異常の有無の診断処理の態様を示す。詳しくは、図2(a)に、矩形波信号RSの推移を示し、図2(b)に、抵抗体38及びコンデンサ48間の電位Vaの推移を示し、図2(c)に、診断信号DSの推移を示し、図2(d)に、マルチプレクサMPXの操作態様の推移を示し、図2(e)に、低圧側スイッチング素子SSa,SSbの操作態様の推移を示す。
図示されるように、時刻t1〜t2の期間においては、漏電検出処理がなされる。ここでは、矩形波信号RSの立ち上がりによって診断信号DSが立ち上がることで正常であると判断することができる。また、漏電検出処理期間においては、マルチプレクサMPXと低圧側スイッチング素子SSa,SSbとが交互にオン操作されることで、ブロックBiによるフライングキャパシタ16の充電処理、及び電圧検出回路20によるフライングキャパシタ16の充電電圧の検出処理がなされている。なお、矩形波信号RSの周期は、フライングキャパシタ16の充電期間であるマルチプレクサMPXのオン操作期間と比べて長い期間となっている。これは、フライングキャパシタ16の静電容量よりもコンデンサ48の静電容量が大きい値であることに対応している。
これに対し、時刻t2以降では、漏電検出装置の異常の有無を判断する。ここでは、マルチプレクサMPX及び低圧側スイッチング素子SSa,SSbの双方がオン操作されることで、組電池10の意図的な漏電状態を生成している。そして、この際、電位Vaが低下し、診断信号DSが常時論理「L」となることで、漏電検出装置が正常であると判断できる。
図3に、本実施形態にかかる漏電検出処理及び漏電検出装置の異常の有無の判断処理の手順を示す。この処理は、電池ECU30によって、例えば所定周期で繰り返し実行される。
この一連の処理では、まずステップS10において、車両の起動スイッチがオン状態であるか否かを判断する。ここで、起動スイッチは、車両の制御システムを起動させるためのスイッチで、ユーザにより操作可能なものである。なお、ユーザによる操作とは、必ずしもユーザが手動で操作することを意味せず、例えば所定の無線信号を出力する携帯型の無線送信機をユーザが車両に近接させることを含むものとする。
ステップS10において肯定判断される場合、ステップS12において、制御部34より矩形波信号RSを出力する。続くステップS14においては、異常診断条件が成立したか否かを判断する。この条件は、例えば、起動スイッチがオン操作された直後であることや、車両が停車していて且つ前回異常診断が実行されてから所定時間が経過していること等とすればよい。そして、異常診断条件が成立しないと判断される場合、ステップS16において、上述した漏電検出処理を行う。
これに対し、異常診断条件が成立すると判断される場合、ステップS18において、上記電圧検出回路20を備える電圧検出装置を利用して、組電池10と電圧検出回路20とを意図的に短絡させる短絡処理を行う。詳しくは、高圧側スイッチング素子SW0,SW2,SW4のいずれか及び低圧側スイッチング素子Saと、高圧側スイッチング素子SW1,SW3のいずれか及び低圧側スイッチング素子Sbとのいずれか1組をオンとする。これにより、組電池10は、抵抗体22,24,27又は抵抗体24,25及び電源26を介して接地されることとなる。
続くステップS20においては、所定時間待機する。この処理は、コンデンサ48が充電された後に、漏電検出装置の異常の有無を判断するためのものである。すなわち、漏電検出装置の異常の有無は、矩形波信号RSが、抵抗体38と、抵抗体22,24,27又は抵抗体24,25とによって分圧されることで、抵抗体38及びコンデンサ48間の電位Vaが、抵抗体44,46の接続点の電位よりも低くなることを利用するものである。一方、組電池10が接地されると、コンデンサ48は、組電池10の接続箇所の電位と、抵抗体38及びコンデンサ48間の電位Vaとの差に等しい充電電圧に充電される。そして、コンデンサ48がこの充電電圧となることで、矩形波信号RSが、抵抗体38と、抵抗体22,24,27又は抵抗体24,25とによって分圧される。このため、コンデンサ48の電圧が定常となる以前には、異常の有無の判断を適切に行うことができない。
そして、所定時間が経過すると、コンデンサ48の電圧が定常となったと考えられることから、ステップS22において、診断信号DSが常時論理Lであるか否かを判断する。そして、診断信号DSが常時論理Lである場合、ステップS24において正常と判断する。これに対し、ステップS22において否定判断される場合、ステップS26において、異常と判断する。
以上詳述した本実施形態によれば、以下の効果が得られるようになる。
(1)マルチプレクサMPX及び低圧側スイッチング素子SSa,SSbの双方をオン操作することで、組電池10の漏電状態を意図的に生成した。これにより、ブロックBiの電圧検出手段を利用して漏電検出装置の異常の有無を判断することができ、ひいては部品点数の増加を抑制しつつも異常の有無を判断することができる。
(2)オペアンプ21の出力端子を抵抗体27を介して接地した。これにより、電圧検出に際してノイズや共振現象の影響を抑制することができる。更に、これにより、マルチプレクサMPX及び低圧側スイッチング素子SSaの双方をオン操作することで、組電池10及び車体を接続することができる。
(3)オペアンプ21の非反転入力端子を、抵抗体25及び電源26を介して接地した。これにより、フライングキャパシタ16の充電極性が反転するにもかかわらず、電圧検出回路20の出力の極性を固定することができる。更に、マルチプレクサMPX及び低圧側スイッチング素子SSbの双方をオン操作することで、組電池10及び車体を接続することができる。
(第2の実施形態)
以下、第2の実施形態について、先の第1の実施形態との相違点を中心に図面を参照しつつ説明する。
図4に、本実施形態にかかる漏電検出処理及び漏電検出装置の異常の有無の判断処理の手順を示す。この処理は、電池ECU30によって、例えば所定周期で繰り返し実行される。なお、図4において、先の図3に示した処理に対応する処理については、便宜上同一のステップ番号を付している。
この一連の処理では、ステップS14において異常診断条件が成立したと判断される場合、上記ステップS18における短絡処理に代えて、ステップS18aにおいて、組電池10を意図的に車体に接続しつつ、その接続経路のインピーダンスを変化させるインピーダンス可変処理を行う。詳しくは、高圧側スイッチング素子SW0,SW2,SW4のいずれか及び低圧側スイッチング素子Saと、高圧側スイッチング素子SW1,SW3のいずれか及び低圧側スイッチング素子Sbとのいずれか1組をオンした状態と双方をオンした状態とを切り替える処理を行う。
詳しくは、この切替処理は、短絡処理の継続時間が所定時間となった(ステップS20:YES)と判断された後に行われる。そして、ステップS22aにおいて、組電池10と車体との接続経路のインピーダンスを上昇させることで、抵抗体38及びコンデンサ48間の電位Vaが上昇するか否かを判断する。この判断を行うに当っては、先の図1に示したシステムを、制御部34が電位Vaをモニタする機能を有するように変更しておく。
このステップS22aの処理は、漏電検出装置の異常の有無を判断するためのものである。すなわち、組電池10と車体とを接続することで、抵抗体38及びコンデンサ48間に現れる矩形波信号RSは、制御部34から出力される矩形波信号RSが抵抗体38と上記接続経路の抵抗体とによって分圧されたものとなる。このため、接続経路の抵抗体の抵抗値が上昇するほど、矩形波信号RSの論理「H」時の電位Vaが上昇する。
このステップS22aにおいて肯定判断される場合には、ステップS24において正常と判断し、否定判断される場合には、ステップS26において異常と判断する。
以上詳述した本実施形態によれば、先の第1の実施形態の上記(2)、(3)の効果に加えて、更に以下の効果が得られるようになる。
(4)マルチプレクサMPX及び低圧側スイッチング素子SSa,SSbの双方をオン操作するに際し、その操作態様を変化させることで、組電池10と車体との接続経路の抵抗値を可変とした。これにより、ブロックBiの電圧検出手段を利用して漏電検出装置の異常の有無を判断することができ、ひいては部品点数の増加を抑制しつつも漏電検出装置の異常の有無を判断することができる。
(その他の実施形態)
なお、上記各実施形態は、以下のように変更して実施してもよい。
・上記第1の実施形態では、高圧側スイッチング素子SW0,SW2,SW4のいずれか及び低圧側スイッチング素子Saと、高圧側スイッチング素子SW1,SW3のいずれか及び低圧側スイッチング素子Sbとのいずれか1組をオンとすることで異常の有無を判断したがこれに限らない。例えば、高圧側スイッチング素子SW0,SW2,SW4の全て及び低圧側スイッチング素子Saをオンすることで異常の有無を判断したり、高圧側スイッチング素子SW1,SW3の全て及び低圧側スイッチング素子Sbをオンすることで異常の有無を判断したりしてもよい。
・上記第1の実施形態において、高圧側スイッチング素子SW0,SW2,SW4のいずれか及び低圧側スイッチング素子Saをオンとする3パターンと、高圧側スイッチング素子SW1,SW3のいずれか及び低圧側スイッチング素子Sbをオンとする2パターンとの合計5パターンのそれぞれで異常の有無を判断する処理を行ってもよい。この場合、少なくとも1つのパターンにおいて正常と判断された場合であって且つ異常と判断されるパターンがあるなら、異常判断に利用されたスイッチング素子の開固着異常であると判断するようにしてもよい。これにより、スイッチング素子の開固着異常をも判断することができる。
・上記第1の実施形態では、高圧側スイッチング素子SW0,SW2,SW4のいずれか及び低圧側スイッチング素子Saと、高圧側スイッチング素子SW1,SW3のいずれか及び低圧側スイッチング素子Sbとのいずれか1組をオンとすることで異常の有無を判断したがこれに限らない。例えば、高圧側スイッチング素子SW0,SW2,SW4のいずれか及び低圧側スイッチング素子Saと、高圧側スイッチング素子SW1,SW3のいずれか及び低圧側スイッチング素子Sbとの双方の組をオンした際の診断信号DSに基づき異常の有無を判断してもよい。要は、検出対象とする組電池10と車体との接続状態がいなかる抵抗値であるかに応じて、この抵抗値に近似する接続状態を実現できるようなスイッチング操作とすればよい。
・上記第2の実施形態では、高圧側スイッチング素子SW0,SW2,SW4のいずれか及び低圧側スイッチング素子Saと、高圧側スイッチング素子SW1,SW3のいずれか及び低圧側スイッチング素子Sbとのいずれか1組をオンしたときよりも双方をオンしたときの方が電位Vaの波高値が低下しない場合に異常と判断したがこれに限らない。例えば、先の図1の構成において、上記いずれか1組をオンしたときの診断信号DSに基づく異常の有無の判断と、双方をオンしたときの診断信号DSに基づく異常の有無の判断とを異なるタイミングで行ってもよい。
・フライングキャパシタ16及び電圧検出回路20の数は、1つに限らず、これらを複数個ずつ備えるようにしてもよい。この場合、互いに相違する低圧側スイッチング素子を介した車体との接続経路の数が増えることから、車体との接続経路の抵抗値をより多段階とすることが可能となる。このため、これら各抵抗値による電気的な接続状態を利用して、第2の実施形態の要領で、抵抗値が小さくなるほど電位Vaが低下することに基づき異常であると判断することもできる。
・電圧検出回路20としては、図1に例示したものに限らない。例えば、オペアンプの反転入力端子や非反転入力端子と接地との間の抵抗値が、検出対象とする組電池10と車体との接続状態の抵抗値に近似したものであるなら、抵抗体27,24等を備えないものであっても、組電池10と車体との上記接続状態を検出することができる。
・漏電検出装置の異常診断条件としては、上記各実施形態で例示したものに限らない。例えば、車両の走行中に行ってもよい。
・交流信号としては、矩形波信号に限らない。例えば正弦波信号であってもよい。これにより、矩形波のように高次高調波が生じることを回避することができる。
・組電池10としては、4つのブロックから構成されるものに限らない。
・フライングキャパシタ16を用いた電圧の検出対象としては、ブロック電圧に限らず、電池セルの電圧であってもよい。
・電池セルとしては、2次電池に限らず、例えば燃料電池等であってもよい。
・組電池10としては、ハイブリッド車に搭載されるものに限らず、電気自動車に搭載されるものであってもよい。
10…組電池、16…フライングキャパシタ、20…電圧検出回路、30…電池ECU,34…制御部、38…抵抗体、48…コンデンサ、SW0〜SW4…高圧側スイッチング素子、Sa,Sb…低圧側スイッチング素子。

Claims (4)

  1. 電池セルの直列接続体である組電池から車体への漏電を検出するための装置であって且つ、前記組電池にキャパシタ及び抵抗体を介して交流信号を出力する交流信号出力手段と、前記キャパシタ及び抵抗体間の電位に基づき前記漏電の有無を検出する漏電検出手段とを備える漏電検出装置と、
    前記組電池を構成する1又は隣接する複数の電池セルからなる単位電池の電圧を検出するための装置であって且つ、蓄電手段と、電圧検出手段と、前記単位電池及び前記蓄電手段間を電気的に開閉する高電圧側開閉手段と、前記蓄電手段及び前記電圧検出手段間を電気的に開閉する低電圧側開閉手段とを備える電圧検出装置と、
    前記低電圧側開閉手段及び前記高電圧側開閉手段の双方を閉操作する操作手段と、
    前記交流信号出力手段によって前記交流信号が出力されて且つ前記操作手段によって前記双方が閉操作されている際の前記キャパシタ及び抵抗体間の電位に基づき前記漏電検出装置の異常の有無を判断する判断手段とを備えることを特徴とする漏電検出システム。
  2. 前記低電圧側開閉手段及び前記高電圧側開閉手段は、それぞれ複数の開閉手段を備え、
    前記操作手段は、前記双方のオン操作に際して閉操作する開閉手段を相違させる機能を有することを特徴とする請求項1記載の漏電検出システム。
  3. 前記低電圧側開閉手段及び前記高電圧側開閉手段は、それぞれ複数の開閉手段を備え、
    前記操作手段は、前記双方のオン操作に際して閉操作する開閉手段の数を相違させる機能を有することを特徴とする請求項1又は2記載の漏電検出システム。
  4. 前記電圧検出手段は、前記蓄電手段に接続される入力端子を備えて且つ、該入力端子が、抵抗体を介して前記車体に接続されていることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の漏電検出システム。
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