JP2010216844A - レゾルバ - Google Patents

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Abstract

【課題】振動の問題を解決できる軸倍角が1XのVR型レゾルバを提供する。
【解決手段】軸方向から見ると円形で、軸に垂直な方向から見ると、斜め方向に延在した形状を有する回転子102とする。固定子コア101には、4つの磁極103a〜103dが配置されており、各磁極と回転子102の円周面とが対向する面積は、回転子102が回転すると、周期的に変化する。この変化に起因して磁極103aと103cに巻かれたサイン出力コイル、および磁極103bと103dに巻かれたコサイン出力コイルに誘起される誘導電圧が影響を受け、これら2つの出力に基づいて回転子102の回転角の情報が得られる。
【選択図】図1

Description

本発明は、軸倍角が1Xのバリアブルリアクタンス形レゾルバに関する。
軸倍角が1Xのバリアブルリアクタンス形のレゾルバ(以下、VR型レゾルバ)が知られている(例えば特許文献1の図3参照)。軸倍角が1XのVR型レゾルバは、1回転で1周期のサイン出力およびコサイン出力が得られるので、絶対角の測定が容易であるという優位性がある。
従来技術におけるVR型レゾルバの基本構造を簡単に説明する。まず、軸方向から見て円形の断面を有する磁性材料により構成される回転子がある。この回転子の中心(円形の中心)は、回転軸と一致せず、回転軸は、偏芯した位置とされている。そして、軸方向から見てこの回転子を囲む円環形状の磁性材料により構成される固定子がある。この固定子には、回転子の回転中心に向かって突出した4個の磁極が配置されている。これら磁極の全てには励磁巻線が巻かれ、且つ、2個の磁極を一組として、90°の位相差出力が得られるようにサイン出力巻線とコサイン出力巻線とが2個×2組の磁極に巻かれている。
励磁巻線に励磁電流として交番電流を流すと、サイン巻線およびコサイン巻線に位相差が90°ずれた周期電圧(サイン出力およびコサイン出力)が電磁誘導現象により誘起される。回転子の回転軸は偏芯しているので、回転子が回転すると、回転子の回転角に応じてサイン出力およびコサイン出力が変調される。このため、サイン出力とコサイン出力に基づいて回転子の回転角を算出することができる。この算出は、R/D変換回路において行われる。R/D変換回路は、アナログ方式とデジタル方式とがある。
特開平8−178611号公報
上述した軸倍角が1XのVR型レゾルバは、回転子を偏芯した状態で回転させる必要がある。このため、回転速度が速くなると振動の発生が問題となり、高速回転する対象の計測には適してない。このような背景において、本発明は、振動の問題を解決できる軸倍角が1XのVR型レゾルバを提供することを目的とする。
請求項1に記載の発明は、磁性材料により構成され、軸方向から見て円形であり、この円形の中心を軸として回転可能な回転子と、磁性材料により構成され、軸方向から見て前記回転子の回転中心に向かって突出した複数の磁極とを備え、前記複数の磁極のそれぞれには、前記回転子の円周面に垂直な成分を有する磁束を生成するための励磁コイルが巻かれ、回転軸を含む平面で切った断面の形状において、前記回転子は軸方向に対して斜めの方向に延在した形状を有し、前記複数の磁極のそれぞれと前記回転子の円周面とが対向する面積は、前記回転子の回転に伴い変化することを特徴とするレゾルバである。
請求項1に記載の発明によれば、複数の磁極のそれぞれと、回転子の円周面との対向する面積が、回転子の回転に伴い変化する。この対向する面積の変化に従って、各磁極が生成する磁束が受ける磁気抵抗が変化する。一方、この磁束により磁極に巻かれた検出コイルに誘導電圧が誘起される。上記の磁束が受ける磁気抵抗の変化は、回転子の1回転に同期した変化であるので、上記検出コイルに誘起される誘導電圧には、回転子の回転角に依存した情報が含まれる。したがって、磁極に巻かれた検出コイルに誘導される誘導電圧に基づいて、回転子の角度情報を得ることができる。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の発明において、前記回転子は、円柱を軸に対して斜めに切断した上面および下面を有した形状を有し、前記上面および下面は略平行であり、前記回転子の回転軸が前記円柱の軸に略一致していることを特徴とする。
請求項3に記載の発明は、請求項1または2に記載の発明において、軸方向から見て前記回転子の円周面と前記複数の磁極との間の間隔は、略同一であることを特徴とする。
請求項4に記載の発明は、請求項1〜3のいずれか一項に記載の発明において、前記回転子の回転軸を含む平面で切った断面の形状において、前記回転子の円周面の第1の部分が前記複数の磁極の一つに対して対向する面積が最大である時に、前記回転軸に対して前記第1の部分の反対側の第2の部分の円周面は、前記複数の磁極の他の一つに対向していないことを特徴とする。
請求項5に記載の発明は、請求項4に記載の発明において、前記回転子の円周面の軸方向の長さは、前記複数の磁極の軸方向の長さよりも長いことを特徴とする。
請求項6に記載の発明は、請求項1〜5のいずれか一項に記載の発明において、前記回転子の円周面の軸方向の長さは、前記複数の磁極の軸方向の長さに略一致した寸法を有することを特徴とする。
請求項1に記載の発明によれば、振動の問題を解決した軸倍角が1XのVR型レゾルバが得られる。この構成によれば、回転子が軸方向から見て円形であり、この円形の中心を軸として回転する。このため、回転子の回転時において、回転軸の偏芯に起因する振動が発生しない。
請求項2に記載の発明によれば、シンプルな形状の回転子により請求項1に記載の発明の優位性を得ることができる。
請求項3に記載の発明によれば、複数の磁極のそれぞれと回転子の円周面との間の距離の変化がないので、得られる出力の周期性が素直であり、検出精度が高くなる。
請求項4に記載の発明によれば、磁極からの磁束が受ける磁気抵抗の変化幅を大きく確保できるので、S/N比を高くでき、計測精度が高くなる。
請求項5に記載の発明によれば、磁極の軸方向の長さよりも回転子の円周面の軸方向の長さの方が大きいので、磁束を有効に利用することができる。
請求項6に記載の発明によれば、回転子の重量を軽減することができ、高速回転に適したレゾルバを得ることができる。
実施形態のVR型レゾルバの軸方向で切った断面図(A)と上面図(B)である。 実施形態の回転子の構造を示す概念図である。 実施形態における電気的な構成の一例を示す概念図である。 実施形態のVR型レゾルバからの出力波形の概要を示す概念図である。 他の実施形態のVR型レゾルバの軸方向で切った断面図である。
(1)第1の実施形態
(構造)
図1は、第1の実施形態のVR型レゾルバの回転軸を含む平面で切った断面構造(A)と上面図(B)である。図1には、軸倍角が1XのVR型レゾルバ100が示されている。なお、図1には、VR型レゾルバ100のケーシングの構造(ハウジングの構造)は図示省略されている。VR型レゾルバ100は、磁性材料により構成される固定子コア101を備えている。固定子コア101は、内側に向かって突出した4極の磁極(突極)103a〜103dを備えている。
磁極103a〜103dは、固定子コア101から回転中心に向かって延在した延在部と、その先の巻線の巻き止めとなる傘状に開いた磁極歯を備えている。各磁極には、コイル104a〜104dが巻かれている。この例では、コイル104aは、励磁コイルとサイン出力コイルの2つから構成されている。コイル104bは、励磁コイルとコサイン出力コイルの2つから構成されている。コイル104cは、励磁コイルとサイン出力コイルの2つから構成されている。コイル104dは、励磁コイルとコサイン出力コイルの2つから構成されている。
4つの磁極の内側には、磁性材料により構成される回転子102が配置されている。回転子102は回転軸105に固定され、回転子102の外周と各磁極との距離は均等な値とされている。回転子102は、軸方向から見て円形を有し、その中心(円形の中心)と回転軸105の軸とが一致した構造とされている。回転軸105は、計測対象となる回転体の回転を受けて回転する。
以下、回転子102について説明する。図2は、回転子102の形状を説明するための概念図である。図2(A)には、斜視図が示され、図2(B)には、側面図が示され、図2(C)には、切り出された円板203が示されている。図2には、円柱201の軸202に対して斜めの方向に2箇所で切断することで得られる円板203が示されている。ここで、切断面204と205は、平行とされている。円板203は、軸202の方向から見れば円形に見える。
図2(C)には、円柱201から切り出された円板203が、図2(A)および(B)の状態から向きを変えない状態で示されている。従って、円板203を軸202の方向から見ると、円形に見える。
図2(C)に示す円板203の形状が、図1に示す回転子102の形状となる。この例では、図2(C)に示す円板203の軸202を図1の回転軸105の軸に一致させた状態で、円板203と同じ形状の回転子102が、固定子コア101の内側に配置されている。
この構成によれば、図1(B)に示すように、軸方向から回転子102を見た場合、回転子102は円形に見える。また、図1(A)に示すように、回転子102の回転位置によっては、軸に垂直な方向から見た場合の回転子102の断面構造が回転軸105に対して斜めに傾いた方向に延在する形状となる。これは、図2(C)に示す円板203を、軸202を含むZ−X平面で切断した場合の断面形状と同じである。
この例では、図1(A)に示されるように、回転子102の断面形状が回転軸105に対して傾いていることを利用し、回転子102の円周面(外周面)の第1の部分111が、固定子コア101の磁極103cに対向し、この第1の部分111と回転軸105を挟んだ反対側の第2の部分112が、磁極103aの下方に位置し、磁極103aと対向しない構造としている。
この構造によれば、図1(A)に示す状態から回転子が180°回転すると、第1の部分111が、磁極103aに対向し、第2の部分112が、磁極103cに対向しない状態となる。
すなわち、一つの磁極に着目した場合、回転子102が1回転すると、その回転に伴い、当該磁極と回転子102の円周面とが対向する面積(対向面積)の値が、最大→0→最大を1周期とする変化を示す。なお、当該1周期のどの位置が、初期値となるかは、磁極の位置によって異なる。
また、回転子111の円周面の軸方向の寸法(幅)は、対向する磁極の寸法(図1(A)の軸方向の寸法)よりも大きな値とされ、さらに図1(A)に示す状態において、第1の部分111の下端が磁極103cの下端に一致し、第1の部分111の上端が、磁極103cの上端よりも上方に位置する位置関係とされている。また、第2の部分112の上端が磁極103aの下端に一致する位置関係とされている。
(電気的な構成)
図3は、図1に示すVR型レゾルバ100に関連する電気的な構成の一例を示す概念図である。図3には、回転子102が示され、その周囲にサイン出力コイル301、コサイン出力コイル302および励磁コイル303が配置された状態が示されている。
この例では、サイン出力コイル301は、図1の磁極103aと103cに直列に接続された状態で巻かれ、巻線の両端は、サイン入力信号として、R/D変換回路304に接続されている。コサイン出力コイル302は、図1の磁極103bと103dに直列に接続された状態で巻かれ、巻線の両端は、コサイン入力信号として、R/D変換回路304に接続されている。
また、R/D変換回路304からは、励磁信号が出力され、励磁コイル303に供給される。励磁コイルは、図1の磁極103a、103b、103cおよび103dに順次直接に接続されて巻かれている。
(動作の一例)
回転子102が1回転すると、固定子コア101の各磁極と回転子の円周面とが対向する面積(対向面積)が回転に伴ってそれぞれ、最大→0→最大を1周期とする周期で変化する(当該1周期のどの位置が、初期値となるかは、磁極の位置によって異なる)。すなわち、磁極の一つに着目すると、回転子102の回転に伴い、回転子102の円周面との間の対向面積が、回転子102の1回転の周期に一致した周期で変化する。
この状態において、励磁コイルに交番電流を加えると、この交番電流に起因して、サイン出力コイル301とコサイン出力コイル302とに電磁誘導現象により誘導電圧が誘起される。一方、上述したように、固定子コア101の磁極103a〜103dと回転子102の円周面との対向面積は、回転子102の回転周期に同期した変化を示す。ここで、回転子102は磁性材料であり、各磁極に巻かれた励磁コイルが生成する磁束は、対向する回転子102の円周面に垂直な成分を有する。したがって、上述した対向面積の周期的な変化により、回転子102の円周面を貫く磁束の数が周期的に変化し、各励磁コイルが生成する磁束が受ける磁気抵抗が周期的に変化する。この磁束が受ける磁気抵抗の周期的な変化は、サイン出力コイル301とコサイン出力コイル302に誘導される誘導電圧に影響(変調)を与える。この影響は、回転子102の1回転を1周期とする周期性を示す誘導電圧の変化として現れる。よって、サイン出力コイル301とコサイン出力コイル302に生じる誘導電圧に基づいて回転子102の回転角の情報を得ることができる。
以下、この現象を具体的に説明する。まず、励磁コイル303にVext=sinωtの励磁信号を供給しているとする。この際、回転子102が回転すると、基準位置からの回転子102の回転角θに応じて、サイン出力コイル301にVsin=k・sinθ・sinωtの誘導電圧が誘起される。また、コサイン出力コイル302にVcos=k・cosθ・sinωtの誘導電圧が誘起される。ここで、kは比例定数であり、ωtは励磁周波数を表す。誘導電圧Vsin,Vcosから回転角θが算出される。
図4は、サイン出力波形とコサイン出力波形を示す概念図である。図示されるようにサイン出力波形とコサイン出力波形とは、90°の位相差を有している。ここで周期Tは、回転子102の回転角360°に相当する。
(優位性)
図1(B)に示されるように、回転子102は、軸方向から見て円形であり、また、図2(C)に示すように厚み分布も軸に対して対称である。したがって、回転子102の回転に伴う振動の発生を抑えることができる。
図1に示す構成によれば、回転子102の形状がシンプルであるので、低コストで製造することができ、また部品精度の追究の上でも有利となる。また、軸方向から見て、回転子102の円周面と磁極103a〜103dとの間の距離が一定であるので、回転子102の回転角の情報がサイン出力とコサイン出力に明確に現れ、回転子102の角度情報を高い精度で得ることができる。
図1(A)に示すように、回転子102の円周面の第1の部分111と磁極(この場合は、磁極103c)との対向面積とが最大となるタイミングで、角度位置が180°異なる反対側の円周面の第2の部分112と磁極(この場合は、磁極103a)との対向面積がゼロ(対向していない)となるので、サイン出力とコサイン出力の差を大きくできる。このため、回転子102の角度情報を高い精度で得ることができる。
図1(A)に示す状態において、回転子102の円周面の第1の部分111の上端が、磁極103cの上方の位置にあるので、磁極103cから出る磁束の無駄になる成分(回転子102に補足されない成分)を少なくできる。このため、生成される磁束を有効に利用できる。
(2)第2の実施形態
図5は、本発明を利用した他の一例を示す第2の実施形態のVR型レゾルバの断面構造を示す概念図である。図5には、本発明を利用したVR型レゾルバ500が示されている。VR型レゾルバ500は、図1に示すVR型レゾルバ100と同様の構造の固定子コア501を備えている。磁極の構造等は、図1に示すVR型レゾルバ100の場合と同じであるので説明は省略する。また、電気的な構成も第1の実施形態の場合と同じである。
図5に示すVR型レゾルバ500は、回転軸505を軸として回転可能な回転子502を備えている。回転子502の基本的な構造は、図1に示す回転子102と同じである。回転子502が回転子102と異なるのは、その軸方向における厚み寸法である。この例では、回転子502の軸方向における厚み寸法が、図1の場合における厚み寸法よりも小さく、その値は、固定子コア501の磁極の軸方向における厚み寸法と同じとされている。
そして、回転子502の円周面の第1の部分506において、回転子502の円周面と固定子コア501の磁極との対向面積が最大となり、回転子502の円周面の第2の部分507において、回転子502の円周面と固定子コア501の磁極との対向面積が最小(ゼロ:対向せず)となるようにしている。
この構成によれば、固定子コア501の磁極が生成する磁束の有効利用されない成分の発生を抑えつつ、回転子502を薄くすることによる回転子502の軽量化を計ることができる。このため、高速回転の計測に適し、また測定対象への負荷が軽いVR型レゾルバを得ることができる。また、第1の部分506で対向面積が最大で、第2の部分507で対向面積が0となる構成とすることで、サイン出力とコサイン出力の差を大きくでき、回転子502の角度情報を高い精度で得ることができる。
本発明は、軸倍角1XのVR型レゾルバに利用することができる。
100…VR型レゾルバ、101…固定子コア、102…回転子、103a,103b,103c,103d…磁極、104a,104b,104c,104d…コイル、105…回転軸、111…回転子102の円周面の第1の部分、112…回転子102の円周面の第2の部分、201…円柱、202…円柱201の軸、203…円板、204,205…切断面、301…サイン出力コイル、302…コサイン出力コイル、303…励磁コイル、304…R/D変換回路、500…VR型レゾルバ、501…固定子コア、502…回転子、505…回転軸、506…回転子502の円周面の第1の部分、507…回転子502の円周面の第2の部分。

Claims (6)

  1. 磁性材料により構成され、軸方向から見て円形であり、この円形の中心を軸として回転可能な回転子と、
    磁性材料により構成され、軸方向から見て前記回転子の回転中心に向かって突出した複数の磁極と
    を備え、
    前記複数の磁極のそれぞれには、前記回転子の円周面に垂直な成分を有する磁束を生成するための励磁コイルが巻かれ、
    回転軸を含む平面で切った断面の形状において、前記回転子は軸方向に対して斜めの方向に延在した形状を有し、
    前記複数の磁極のそれぞれと前記回転子の円周面とが対向する面積は、前記回転子の回転に伴い変化することを特徴とするレゾルバ。
  2. 前記回転子は、円柱を軸に対して斜めに切断した上面および下面を有した形状を有し、
    前記上面および下面は略平行であり、
    前記回転子の回転軸が前記円柱の軸に略一致していることを特徴とする請求項1に記載のレゾルバ。
  3. 軸方向から見て前記回転子の円周面と前記複数の磁極との間の間隔は、略同一であることを特徴とする請求項1または2に記載のレゾルバ。
  4. 前記回転子の回転軸を含む平面で切った断面の形状において、前記回転子の円周面の第1の部分が前記複数の磁極の一つに対して対向する面積が最大である時に、前記回転軸に対して前記第1の部分の反対側の第2の部分の円周面は、前記複数の磁極の他の一つに対向していないことを特徴とする請求項1〜3のいずれか一項に記載のレゾルバ。
  5. 前記回転子の円周面の軸方向の長さは、前記複数の磁極の軸方向の長さよりも長いことを特徴とする請求項4に記載のレゾルバ。
  6. 前記回転子の円周面の軸方向の長さは、前記複数の磁極の軸方向の長さに略一致した寸法を有することを特徴とする請求項1〜5のいずれか一項に記載のレゾルバ。
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