JP2010214842A - スクリーン印刷機及びスクリーン印刷方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】ペーストの供給量不足により印刷不良の基板が生成されることを防止することができるスクリーン印刷機及びスクリーン印刷方法を提供することを目的とする。
【解決手段】マスク部材23上にペーストPTを供給した後の最初の印刷動作を実行する前に、スキージ24a,24bをマスク部材23に当接させた状態で移動させてペーストPTをスキージ24a,24bの幅方向に均した後、その均したペーストPTの高さhが予め定めた基準高さHを超えているかどうかを点検するようオペレータOPに指示するメッセージをディスプレイ装置50に画像表示させる。
【選択図】図10

Description

本発明は、マスク部材のパターン孔を版抜けさせて基板の電極にペーストを印刷するスクリーン印刷機及びスクリーン印刷方法に関するものである。
スクリーン印刷機は、基板の電極とマスク部材のパターン孔が上下に合致するように基板とマスク部材の位置合わせをしたうえで、マスク部材にスキージを上方から当接させて水平方向に移動させ、マスク部材上に供給された半田ペーストや導電性ペースト等のペーストをスキージによって掻き寄せてマスク部材のパターン孔内にペーストを充填させた後、基板とマスク部材を相対的に離間させてパターン孔内のペーストを電極上に版抜けさせるようになっている。このようなスクリーン印刷機では、十分なペースト量のもとでスクリーン印刷を実行する必要があり、ペースト量が不足した状態でスクリーン印刷を行うと、電極に十分な量のペーストが転写されず、印刷不良の基板が生成されることになる。このようなスクリーン印刷機の中には、印刷動作が終わった後のマスク部材上のペーストの残量を検出するセンサを備えたものが知られており(特許文献1)、このようなセンサを用いれば、ペースト量の不足状態を検知することが可能である。
特開平7−32577号公報
しかしながら、上記のセンサは、複数枚の基板に対する印刷動作が終わった後のマスク部材上のペーストの残量を検出するものであるため、マスク部材上に供給したペーストそのものが不足状態であった場合にはこれを検出することはできず、また、オペレータがマスク部材上にペーストを供給する際には、マスク部材上のペースト供給量を目視にて確認しているが、オペレータの習熟度によっては、必要十分な量のペーストの供給を行えたかどうかを判別することが困難であることから、ペーストの供給量不足による印刷不良の基板が生成されるおそれがあるという問題点があった。
そこで本発明は、ペーストの供給量不足により印刷不良の基板が生成されることを防止することができるスクリーン印刷機及びスクリーン印刷方法を提供することを目的とする。
請求項1に記載のスクリーン印刷機は、基板の電極に対応して設けられたパターン孔が基板の電極と上下に合致するように基板と位置合わせされるマスク部材と、基板と位置合わせされたマスク部材に上方から当接されるスキージを有し、スキージをマスク部材に当接させて水平方向に移動させることによりマスク部材上に供給されたペーストをマスク部材のパターン孔内に充填させた後、基板とマスク部材を相対的に離間させて電極にペーストを版抜けさせる印刷動作を実行する印刷実行手段と、印刷実行手段により、マスク部材上にペーストが供給された後の最初の印刷動作が実行される前に、スキージをマスク部材に当接させた状態で移動させてペーストをスキージの幅方向に均し、その均したペーストの高さが予め定めた基準高さを超えているかどうかを点検するようオペレータに指示するメッセージを出力する点検喚起手段と、を備えた。
請求項2に記載のスクリーン印刷機は、請求項1に記載のスクリーン印刷機であって、スキージにより均されたペーストの高さが基準高さを超えているかどうかをオペレータが点検するときの判断基準となる基準マークがスキージに設けられた。
請求項3に記載のスクリーン印刷機は、請求項2に記載のスクリーン印刷機であって、スキージは、スキージ板と、スキージ板が固定されたスキージホルダと、スキージホルダの長尺方向に対向する両側面に取り付けられた一対のガイド部材とを備え、基準マークは、スキージホルダの長尺方向に対向する両側面からスキージホルダの長尺方向の側方へ延伸する一対のガイド部材の延伸面に設けられた。
請求項4に記載のスクリーン印刷方法は、基板の電極とマスク部材のパターン孔が上下に合致するように基板とマスク部材の位置合わせをする工程と、基板と位置合わせをしたマスク部材に上方から当接させたスキージを水平方向に移動させることによりマスク部材上に供給したペーストをマスク部材のパターン孔内に充填させた後、基板とマスク部材を相対的に離間させて電極にペーストを版抜けさせる印刷動作を実行する工程と、を含み、マスク部材上にペーストを供給した後の最初の印刷動作を実行する前に、スキージをマスク部材に当接させた状態で移動させてペーストをスキージの幅方向に均し、その均したペーストの高さが予め定めた基準高さを超えているかどうかを点検するようオペレータに指示するメッセージを出力する。
請求項5に記載のスクリーン印刷方法は、請求項4に記載のスクリーン印刷方法であって、スキージにより均したペーストの高さが基準高さを超えているかどうかをオペレータが点検するときの判断基準となる基準マークをスキージに設けた。
本発明では、マスク部材上にペーストを供給した後の最初の印刷動作を実行する前に、スキージをマスク部材に当接させた状態で移動させてペーストをスキージの幅方向に均し、その均したペーストの高さが予め定めた基準高さを超えているかどうかを点検するようオペレータに指示するメッセージを出力するようになっているので、オペレータはマスク部材上に供給したペーストの量が不足していないかどうかの点検を印刷動作の開始前に行うことができ、供給したペーストの量が不足していたときにはペーストを追加して供給するなどの対応をとることができるので、ペーストの供給量不足により印刷不良の基板が生成されることを防止することができる。
以下、図面を参照して本発明の実施の形態について説明する。図1は本発明の一実施の形態におけるスクリーン印刷機の部分平面図、図2は本発明の一実施の形態におけるスクリーン印刷機が備える印刷実行部の正面図、図3は本発明の一実施の形態におけるスクリーン印刷機が備えるマスク部材の平面図、図4(a),(b)は本発明の一実施の形態におけるスクリーン印刷機が備えるスキージの一部分解斜視図、図5は本発明の一実施の形態におけるスクリーン印刷機の制御系統を示すブロック図、図6は本発明の一実施の形態におけるスクリーン印刷機が実行するスクリーン印刷工程の流れを示すフローチャート、図7(a),(b)、図8(a),(b)、図9(a),(b),(c),(d)は本発明の一実施の形態におけるスクリーン印刷機の動作説明図、図10は本発明の一実施の形態におけるスクリーン印刷機が備える後方のスキージの(a)正面図及び(b)一部断面側面図、図11(a),(b)は本発明の一実施の形態におけるスクリーン印刷機の動作説明図である。
図1において、本実施の形態におけるスクリーン印刷機1は、基台2と、基台2上に設けられ、印刷対象物である基板PBの搬送及び位置決めを行う基板搬送路3と、基板搬送路3によって位置決めされた基板PBに対してスクリーン印刷を実行する印刷実行部4を備えて構成されている。以下、スクリーン印刷機1における基板PBの搬送方向をX軸方向とし、X軸方向と直交する水平面内の方向をY軸方向とする。このスクリーン印刷機1
のオペレータOPはスクリーン印刷機1のY軸方向の一端側において作業を行うが、このオペレータOPが作業を行う側(図1の紙面下方)をスクリーン印刷機1の前方、反対側(図1の紙面上方)をスクリーン印刷機1の後方とする。
図1において基板搬送路3は、X軸方向に並んで設けられた搬入コンベア11、位置決めコンベア12及び搬出コンベア13から成る。搬入コンベア11はスクリーン印刷機1の外部(図1の紙面左方)から投入された基板PBをスクリーン印刷機1の内部に搬入して位置決めコンベア12に受け渡す。位置決めコンベア12は搬入コンベア11から受け取った基板PBを印刷実行位置(図1に示す基板PBの位置)に位置決めし、基板PBに対するスクリーン印刷が終了した後、基板PBを搬出コンベア13に受け渡す。搬出コンベア13は位置決めコンベア12から受け取った基板PBをスクリーン印刷機1の外部(図1の紙面右方)に搬出する。
図2において印刷実行部4は、位置決めコンベア12上の基板PBをクランプしてその基板PBの水平面内の方向への移動と上下方向(Z軸方向とする)への移動を行う基板移動ユニット21、基板移動ユニット21の上方をY軸方向に延びて設けられた一対の支持レール22、支持レール22によってY軸方向にスライド自在に支持されたプレート状のマスク部材23、マスク部材23の上方をY軸方向に移動自在に設けられたスキージユニット24及び基台2上に設けられたXYロボット25(図1)によって基板移動ユニット21とマスク部材23の間の空間を水平面内の方向に移動自在なカメラユニット26を備えている。
図2において、印刷実行部4の基板移動ユニット21は、基台2に対してY軸方向に相対移動するYテーブル21a、Yテーブル21aに対してX軸方向に相対移動するXテーブル21b、Xテーブル21bに対してZ軸回りに相対回転するθテーブル21c、θテーブル21cに固定されたベースプレート21d、ベースプレート21dに対して相対昇降する第1昇降プレート21e、第1昇降プレート21eに対して相対昇降する第2昇降プレート21f、第2昇降プレート21fに固定された下受けユニット21g、基板搬送路3を構成する位置決めコンベア12及び位置決めコンベア12の上方でY軸方向に開閉動作する一対のクランパ21h(図1も参照)から成る。
図1及び図3において、マスク部材23は平面視において矩形形状を有する枠部材23wによって四辺が支持されており、枠部材23wによって囲まれた領域内のマスク部材23上の所定領域(マスク領域MRと称する)には、基板PBに設けられた電極DT(図1)に対応する多数のパターン孔23hが設けられている。
図1において、基板PBの対角位置には2つ一組の基板位置合わせマークmが設けられている。一方、図3において、マスク部材23には、マスク部材23を基板PBに位置合わせするための2つ一組のマスク部材位置合わせマークMKが基板位置合わせマークmに対応して設けられている。
マスク部材23は、オペレータOPがこのマスク部材23を両手で把持してスクリーン印刷機1の前方から一対の支持レール22の間に挿入し(図1中に示す矢印A)、枠部材23wの先頭部が支持レール22上に設けられたストッパ22aに当接するまで後方に押し込むことによって、所定の位置に設置される。
図2において、スキージユニット24は支持レール22の上方を基板移動ユニット21に対してY軸方向に移動自在に設けられたスキージベース24pと、スキージベース24pに取り付けられて上下方向に延びた2つのスキージ昇降シリンダ(空圧シリンダ)24sと、各スキージ昇降シリンダ24sのピストンロッド24rの下端に取り付けられ、マ
スク部材23上に供給されたペーストPTを掻き寄せる面同士をY軸方向に対向させた一対のスキージ(前方側に設けられた前方のスキージ24a及び後方側に設けられた後方のスキージ24b)を備えて成る。前方のスキージ24a及び後方のスキージ24bはともにX軸方向に延びた「へら」状の部材であり、それぞれスキージ昇降シリンダ24sのピストンロッド24rの下方への突没動作によって、スキージベース24pに対して昇降される。
図4(a),(b)において、前方のスキージ24a及び後方のスキージ24bはそれぞれスキージ昇降シリンダ24sのピストンロッド24rの下端に連結されたスキージホルダ30と、スキージホルダ30に取り付けられたスキージ固定具31によって固定された平板状のスキージ板32と、スキージホルダ30のX軸方向(長尺方向)に対向する両側面に複数の取り付けねじ33によって取り付けられた一対のガイド部材34を有して成る。
また、図4(b)に示すように、後方のスキージ24bの両ガイド部材34には基準マーク35が設けられている。これら基準マーク35は、後述するように、スクリーン印刷機1が行う印刷実行工程開始前の点検工程において、両スキージ24a,24bにより均されたペーストPTの高さ(マスク部材23の上面からペーストPTの上面までの距離)が基準高さを超えているかどうかを点検するときの判断基準となるように設けられている。本実施の形態では、基準マーク35は、スキージホルダ30のX軸方向(長尺方向)に対向する両側面からスキージホルダ30の長尺方向の側方へ延伸する一対のガイド部材34の延伸面(互いに対向する側面34a及びその側面34aの前縁からX軸方向外方に延出した延出面34b)に設けられている。
図1において、XYロボット25は、基台2の上方をY軸方向に延び、基台2に相対的に固定して設けられたY軸ステージ25a、X軸方向に延び、Y軸ステージ25a上をY軸方向に移動自在に設けられたX軸ステージ25b及びX軸ステージ25b上をX軸方向に移動自在に設けられた移動プレート25cから成っている。図2においてカメラユニット26は、XYロボット25の移動プレート25cに、撮像面を下方に向けた第1カメラ26aと、撮像面を上方に向けた第2カメラ26bが取り付けられた構成となっている。
基板搬送路3を構成する搬入コンベア11、位置決めコンベア12及び搬出コンベア13による基板PBの搬送及び位置決め動作は、このスクリーン印刷機1が備える制御装置40(図5)が図示しないアクチュエータ等から成る基板搬送路作動機構41(図5)の作動制御を行うことによってなされる。
基台2に対するYテーブル21aのY軸方向への移動、Yテーブル21aに対するXテーブル21bのX軸方向への移動、Xテーブル21bに対するθテーブル21cのZ軸回りの回転、ベースプレート21dに対する(すなわちθテーブル21cに対する)第1昇降プレート21eの昇降、第1昇降プレート21eに対する第2昇降プレート21fの(すなわち下受けユニット21gの)昇降及びクランパ21hの開閉動作の各動作は、制御装置40がYテーブル駆動モータMyやXテーブル駆動モータMx(図2)等のアクチュエータ等から成る基板移動ユニット作動機構42(図5)の作動制御を行うことによってなされる。
スキージユニット24の(スキージベース24pの)Y軸方向への移動動作は、制御装置40が図示しないアクチュエータ等から成るスキージユニット移動機構43(図5)の作動制御を行うことによってなされ、前方のスキージ24a及び後方のスキージ24bそれぞれの昇降動作は、制御装置40が前述のスキージ昇降シリンダ24s等から成るスキージ昇降機構44(図5)の作動制御を行うことによってなされる。
XYロボット25を構成するX軸ステージ25bのY軸方向への移動動作及び移動プレート25cのX軸方向への移動動作は、制御装置40が図示しないアクチュエータ等から成るXYロボット作動機構45(図5)の作動制御を行うことによってなされる。
第1カメラ26aは、制御装置40に制御されて、基板PBに設けられた基板位置合わせマークmの撮像を行い、第2カメラ26bは、制御装置40に制御されて、マスク部材23に設けられたマスク部材位置合わせマークMKの撮像を行う。第1カメラ26aの撮像によって得られた画像データ及び第2カメラ26bの撮像によって得られた画像データは制御装置40に入力される(図5)。
次に、図6〜図11を参照してスクリーン印刷機1によるスクリーン印刷工程の流れを説明する。スクリーン印刷機1の制御装置40は、図示しない検出手段によってオペレータOP(或いはスクリーン印刷機1の上流側に設置された図示しない他の装置)から基板搬送路3(搬入コンベア11)に基板PBが投入されたことを検知したら、搬入コンベア11と位置決めコンベア12を連動作動させて、スクリーン印刷機1内に基板PBを搬入する(基板搬入工程。図6のステップST1)。
制御装置40は基板PBを搬入したら、基板移動ユニット21による基板PBの固定を行う(基板固定工程。図6のステップST2)。これには先ず、基板移動ユニット21の第2昇降プレート21fを第1昇降プレート21eに対して相対上昇させ(図7(a)中に示す矢印C1)、下受けユニット21gの上面を基板PBの下面に下方から当接させて、下受けユニット21gに基板PBを支持させる(図7(a))。そして、下受けユニット21gに基板PBを支持させたら、クランパ21hにより基板PBをクランプしたうえで更に第2昇降プレート21fを上昇させ(図7(b)中に示す矢印C2)、下受けユニット21gで基板PBを押し上げる。これにより基板PBは両端をクランパ21hに対して摺動させながら上昇し、位置決めコンベア12から上方に離間し、かつ基板PBの上面が両クランパ21hの上面と同じ高さになった状態で、基板移動ユニット21に固定される(図7(b))。
制御装置40は、基板PBの固定が終了したら、基板PBの電極DTとマスク部材23のパターン孔23hが上下に合致するように基板PBとマスク部材23の位置合わせをする(位置合わせ工程。図6のステップST3)。
この位置合わせ工程では、制御装置40は先ず、カメラユニット26の移動と第1カメラ26aの撮像動作制御を行って基板PBに設けられた基板位置合わせマークmの画像データを取得し、基板PBの位置を把握するとともに、カメラユニット26の移動と第2カメラ26bの撮像動作制御を行ってマスク部材23に設けられたマスク部材位置合わせマークMKの画像データを取得し、マスク部材23の位置を把握する。
制御装置40は、基板PBの位置とマスク部材23の位置を把握したら、基板移動ユニット21による基板PBの水平面内の方向の移動動作によって、基板PBをマスク部材23のマスク領域MRの下方に位置させた後、基板移動ユニット21による基板PBの垂直方向の移動(第1昇降プレート21eの上昇)動作を行って、基板位置合わせマークmとマスク部材位置合わせマークMKが上下に合致するようにし、基板PBの上面をマスク部材23の下面に下方から接触させる(図8(a)中に示す矢印C3)。これにより基板PBとマスク部材23の位置合わせ工程が終了する(図8(a))。
制御装置40は、位置合わせ工程が終了したら、オペレータOPにペーストPTの供給を要求するかどうかの判断を行う(図6のステップST4)。制御装置40に設けられた
カウント部40a(図5)は、基板PBが新たに搬入されるごとにその搬入された基板PBをカウントして累積枚数を求めるようになっており、制御装置40は、このカウント部40aによって求められた基板PBの累積枚数が、オペレータOPが予め設定した数に達したときには、このスクリーン印刷機1に備えられたディスプレイ装置50(図5)に、「ペーストを供給して下さい」等のメッセージ(ペースト供給要求メッセージ)を出力(画像表示)させて、オペレータOPにペーストPTの供給を要求する(図6のステップST5)。
このスクリーン印刷機1には、ペースト供給要求設定部51が設けられており(図5)、オペレータOPはこのペースト供給要求設定部51を操作することによって、ペーストPTの供給の要求が行われる基板PBの累積枚数の設定を行うことができるようになっている。オペレータOPは通常、累積枚数が1枚のとき(マスク部材23の設置後最初に基板PBを搬入したとき)のほか、累積枚数が所定枚数(例えば20枚)増えるごとにペーストPTの供給要求が行われるように設定する。
オペレータOPは、ディスプレイ装置50にペーストPTの供給を要求するメッセージが画像表示されたら、マスク部材23上へのペーストPTの供給を行う。オペレータOPは例えば、ペーストPTが収容された容器から「へら」等を用いて所要量のペーストPTを取り出し、そのペーストPTをマスク部材23上の所定箇所に載せることによってペーストPTの供給を行う。本実施の形態では、図8(a)に示すように、一対のクランパ21hのうち、スクリーン印刷機1の前方に位置するクランパ21h(前方のクランパ21h)の上面に相当するマスク部材23上に、オペレータOPが手作業によってペーストPTを供給するものとする。
オペレータOPは、マスク部材23上の所定箇所にペーストPTを供給したら、スクリーン印刷機1に設けられたペースト供給終了スイッチ52(図5)を操作する。
制御装置40は、ペースト供給終了スイッチ52が操作されるか否かによって、オペレータOPによって、マスク部材23上へのペーストPTの供給が終了したかの判断を行う(図6のステップST6)。すなわち制御装置40は、ペースト供給終了スイッチ52が操作されていないときにはまだペーストPTの供給が終了していないと判断し、ペースト供給終了スイッチ52が操作されたときには、ペーストPTの供給が終了したと判断する。制御装置40はステップST6において、ペーストPTの供給が終了していないと判断したときには、ステップST5におけるオペレータOPに対するペーストPTの供給の要求を継続(ペースト供給要求メッセージの画像表示を継続)し、ペーストPTの供給が終了したと判断したときは、オペレータOPが供給したペーストPTが適正量であったかどうかの点検工程(図6のステップST7〜ステップST9)に進む。
この点検工程では、制御装置40は先ず、ペースト均し工程を実行する(図6のステップST7)。
ペースト均し工程では、制御装置40は、供給したペーストPTの直上にスキージユニット24を位置させた後(図8(b))、前方のスキージ24aを下降させてマスク部材23上に当接させ(図9(a))、スキージユニット24を後方(図9の紙面右方。図9(a)中に示す矢印C4)に移動させて前方のスキージ24aをマスク部材23上で摺動させる。そして、前方のスキージ24aがスクリーン印刷機1の後方に位置するクランパ21h(後方のクランパ21h)の上面に相当するマスク部材23上に達したら(図9(b))、前方のスキージ24aを上昇させて前方のスキージ24aをマスク部材23から離間させるとともに、後方のスキージ24bを下降させてマスク部材23上に当接させ(図9(c))、スキージユニット24を前方(図9の紙面左方。図9(c)中に示す矢印
C5)に移動させて後方のスキージ24bをマスク部材23上で摺動させる。後方のスキージ24bが前方のクランパ21hの上面に相当するマスク部材23上に達したら(図9(d))、ペースト均し工程が終了する。
これによりオペレータOPによってマスク部材23上に供給されたペーストPTはスキージ24a,24bの幅方向(X軸方向)に均され、スキージ24a,24bの幅方向に高さがほぼ一様な状態となる(図10(a))。なお、ここではスキージ24a,24bを計2回移動(一往復)させたが、ペースト均し工程のためのスキージ24a,24bの移動回数は特に限定されない。
制御装置40は、ステップST7のペースト均し工程が終了したら、点検喚起メッセージ出力工程を実行する(図6のステップST8)。この点検喚起メッセージ出力工程では、制御装置40は、ステップST7のペースト均し工程において均したペーストPTの高さが予め定めた基準高さを超えているかどうかを目視により点検するようオペレータOPに指示するメッセージ、例えば、「ペーストの高さを点検して下さい」等のメッセージ(点検喚起メッセージ)を、ディスプレイ装置50に出力(画像表示)させる。
制御装置40によってディスプレイ装置50に上記のような点検喚起メッセージが出力されたら、オペレータOPは、図10(b)に示すように、ペースト均し工程において均されたペーストPTの上面が、後方のスキージ24bの両ガイド部材34に設けられた基準マーク35を上方に超えているかどうかを目視によって判断することによって、ペーストPTの高さhが予め定めた基準高さHを超えているかどうかの点検を行う(図10(b)中、オペレータOPの目を符号EYEで示す)。
なお、基準高さHは、ペーストPTの供給要求が行われた後、次のペーストPTの供給要求が行われるまでの間に累積する基板PBの枚数(ペースト供給要求設定部51で設定される前述の「所定枚数」に相当する)分の印刷を行っても不足状態とならない量のペーストPTが供給されたときのペーストPTの高さhを上回る高さに設定されており、基準マーク35はこのような基準高さHを有するペーストPTが供給されたときのペーストPTの高さhに合致する位置に設けられている。図10(a)はペーストPTの高さhが基準高さHを超えている場合(ペーストPTの量が十分である場合)の例を示しており、図10(b)はペーストPTの高さhが基準高さHを超えていない(ペーストPTの量が不足している場合)の例を示している。
オペレータOPはこの点検の結果、ペーストPTの高さhが基準高さHを超えていると判断したときには、このスクリーン印刷機1に設けられた印刷開始スイッチ53(図5参照)の操作を行う。一方、ペーストPTの高さhが基準高さHを超えていないと判断したときには、マスク部材23上へのペーストPTの再供給を行ったうえで、このスクリーン印刷機1に設けられた再点検スイッチ54の操作を行う。
このため、ディスプレイ装置50に画像表示させる点検喚起メッセージとしては、前述のように、単に「ペーストの高さを点検して下さい」とするだけでなく、「ペーストの高さをスキージに記されたマークの位置と比較して点検して下さい。ペーストの高さはマークを上に超えていますか。ペーストの高さがマークを上に超えているときには印刷開始スイッチを押して下さい。ペーストの高さがマークを上に超えていないときにはペーストを再供給して再点検スイッチを押して下さい。」といったように、ペーストPTの高さhの点検の仕方及びその点検の結果オペレータOPが行うべき操作内容も併せた内容とすることが好ましい。
制御装置40は、印刷開始スイッチ53又は再点検スイッチ54が操作されるか否かに
よって、オペレータOPの目視による点検が行われたかどうかの判断を行う(図6のステップST9)。制御装置40は、このステップST9において、オペレータOPの目視による点検が行われていないと判断したときは、ステップST8におけるオペレータOPへの点検喚起メッセージの出力を継続し、オペレータOPの目視による点検が行われたと判断したときは、オペレータOPによって操作されたのが印刷開始スイッチ53であるかどうかの判断を行う(図6のステップST10)。
制御装置40は、ステップST10において、オペレータOPによって操作されたのが印刷開始スイッチ53でなかった(すなわち、操作されたのが再点検スイッチ54であった)と判断したときには、ステップST7に戻ってステップST7〜ステップST9の点検工程を再実行し、オペレータOPによって操作されたのが印刷開始スイッチ53であったと判断したとき、或いは、先のステップST4で、オペレータOPにペーストPTの供給を要求しないと判断したときには、印刷実行工程(図6のステップST11及びステップST12)に進む。
制御装置40は、印刷実行工程では、先ず、ペースト充填工程(図6のステップST11)を行う。このペースト充填工程は、上述のペースト均し工程と同じ要領でスキージユニット24を(すなわち前方のスキージ24a及び後方のスキージ24bを)往復移動させ、マスク部材23のパターン孔23h内にペーストPTを充填させることによって行う。そして、制御装置40は、ステップST11のペースト充填工程が終了したら、版抜け工程を行う(図6のステップST12)。版抜け工程は、制御装置40が、第1昇降プレート21eを下降させて(図11(a)中に示す矢印C6)、基板PBとマスク部材23を相対的に離間させることによって行う。これにより各パターン孔23h内に充填されたペーストPTが基板PBの電極DT上に版抜けし、ペーストPTが基板PBに印刷(転写)される。
制御装置40は、ステップST12の版抜け工程が終了したら、クランパ21hを開いて基板移動ユニット21に対する基板PBの固定を解除する(基板固定解除工程。図6のステップST13)。そして、第2昇降プレート21fを下降させて基板PBを位置決めコンベア12上に載置し(図11(b)中に示す矢印C7)、基板移動ユニット21を作動させて、位置決めコンベア12の搬出コンベア13に対する位置調整を行う。制御装置40は、位置決めコンベア12の搬出コンベア13に対する位置調整が終了したら、位置決めコンベア12と搬出コンベア13を連動作動させて、スクリーン印刷機1から基板PBを搬出する(基板搬出工程。図6のステップST14)。
制御装置40は、基板搬出工程が終了したら、他にスクリーン印刷を施す基板PBがあるかどうかの判断を行う(判断工程。図6のステップST15)。その結果、他にスクリーン印刷を施す基板PBがあった場合にはステップST1に戻って新たな基板PBの搬入を行い、他にスクリーン印刷を施す基板PBがなかった場合には一連のスクリーン印刷工程を終了する。
なお、このステップST15の判断工程で他にスクリーン印刷を施す基板PBがあると判断してステップST1に戻った場合、制御装置40は次に搬入する基板PBをカウント部40a(図5)によりカウントして搬入した基板PBの累積枚数を求め、その累積枚数を用いてステップST4の判断を行う。したがって、マスク部材23の設置後最初に基板PBを搬入したとき(累積枚数が1枚のとき)のほか、累積枚数が所定枚数増えるごとに、オペレータOPにペーストPTの供給を要求するメッセージ(ペースト供給要求メッセージ)がディスプレイ装置50に画像表示されることになる(ステップST5)。
以上説明したように、本実施の形態におけるスクリーン印刷機1は、基板PBの電極D
Tに対応して設けられたパターン孔23hが基板PBの電極DTと上下に合致するように基板PBと位置合わせされるマスク部材23と、基板PBと位置合わせされたマスク部材23に上方から当接されるスキージ24a,24bを有し、スキージ24a,24bをマスク部材23に当接させて水平方向に移動させることによりマスク部材23上に供給されたペーストPTをマスク部材23のパターン孔23h内に充填させた後、基板PBとマスク部材23を相対的に離間させて電極DTにペーストPTを版抜けさせる印刷動作を実行する印刷実行手段(印刷実行部4及び制御装置40)と、印刷実行手段により、マスク部材23上にペーストPTが供給された後の最初の印刷動作が実行される前に、スキージ24a,24bをマスク部材23に当接させた状態で移動させてペーストPTをスキージ24a,24bの幅方向に均し、その均したペーストPTの高さhが予め定めた基準高さHを超えているかどうかを点検するようオペレータOPに指示するメッセージ(点検喚起メッセージ)を出力する点検喚起手段(印刷実行部4、制御装置40及びディスプレイ装置50)を備えたものとなっている。
また、本実施の形態におけるスクリーン印刷方法は、基板PBの電極DTとマスク部材23のパターン孔23hが上下に合致するように基板PBとマスク部材23の位置合わせをする工程(ステップST3の位置合わせ工程)と、基板PBと位置合わせをしたマスク部材23に上方から当接させたスキージ24a,24bを水平方向に移動させることによりマスク部材23上に供給したペーストPTをマスク部材23のパターン孔23h内に充填させた後、基板PBとマスク部材23を相対的に離間させて電極DTにペーストPTを版抜けさせる印刷動作を実行する工程(ステップST11及びステップST12の印刷実行工程)を含み、マスク部材23上にペーストPTを供給した後の最初の印刷動作を実行する前に、スキージ24a,24bをマスク部材23に当接させた状態で移動させてペーストPTをスキージ24a,24bの幅方向に均し、その均したペーストPTの高さhが予め定めた基準高さHを超えているかどうかを点検するようオペレータOPに指示するメッセージ(点検喚起メッセージ)を出力(画像表示)するようになっている。
このように本実施の形態におけるスクリーン印刷機1及びスクリーン印刷方法では、マスク部材23上にペーストPTを供給した後の最初の印刷動作を実行する前に、スキージ24a,24bをマスク部材23に当接させた状態で移動させてペーストPTをスキージ24a,24bの幅方向に均し、その均したペーストPTの高さhが予め定めた基準高さHを超えているかどうかを点検するようオペレータOPに指示するメッセージ(点検喚起メッセージ)を出力するようになっているので、オペレータOPはマスク部材23上に供給したペーストPTの量が不足していないかどうかの点検を印刷動作の開始前に行うことができ、供給したペーストPTの量が不足していたときにはペーストPTを追加して供給するなどの対応をとることができるので、ペーストPTの供給量不足により印刷不良の基板が生成されることを防止することができる。
ここで、本実施の形態におけるスクリーン印刷機1及びスクリーン印刷方法では、スキージ24a,24bにより均されたペーストPTの高さhが基準高さHを超えているかどうかをオペレータOPが点検するときの判断基準となる基準マーク35がスキージ(後方のスキージ24b)に設けられているので、オペレータOPはスキージ24a,24bによって均されたペーストPTの上面が基準マーク35を上方に超えているかどうかを目視によって判断するだけで、ペーストPTの高さhが基準高さHを超えているかどうかの点検を行うことができる。したがってオペレータOPは、供給したペーストPTが適正量であったかどうかの判断を簡単かつ迅速に行うことができ、これによりスクリーン印刷に要するタクトの大幅な低減を図ることが可能となる。
ここで後方のスキージ24bは、スキージ板32と、スキージ板32が固定されたスキージホルダ30と、スキージホルダ30の長尺方向に対向する両側面に取り付けられた一
対のガイド部材34とを備え、基準マーク35は、スキージホルダ30の長尺方向に対向する両側面からスキージホルダ30の長尺方向の側方へ延伸する一対のガイド部材34の延伸面に設けられているので、スキージ板32に基準マーク35が設けられている場合と比べて(ペーストPTの上面が基準マーク35を上方に超えていれば基準マーク35がペーストPTに隠れてしまい、即座に判断することができない)、オペレータOPはスキージ24a,24bによって均されたペーストPTの上面が基準マーク35を上方に超えているかどうかを即座に判断することができる。
これまで本発明の実施の形態について説明してきたが、本発明は上述の実施の形態に示したものに限定されない。例えば、上述の実施の形態では、ペースト均し工程で均したペーストPTの高さhが予め定めた基準高さHを超えているかどうかを目視により点検するよう指示する点検喚起メッセージをディスプレイ装置50によって画像表示するようになっていたが、ディスプレイ装置50の代わりに或いはディスプレイ装置50とともに音声出力装置を設け、画像に代えて、或いは画像とともに音声により、点検喚起メッセージを出力するようにしてもよい。
ペーストの供給量不足により印刷不良の基板が生成されることを防止することができるスクリーン印刷機及びスクリーン印刷方法を提供する。
本発明の一実施の形態におけるスクリーン印刷機の部分平面図 本発明の一実施の形態におけるスクリーン印刷機が備える印刷実行部の正面図 本発明の一実施の形態におけるスクリーン印刷機が備えるマスク部材の平面図 (a)(b)本発明の一実施の形態におけるスクリーン印刷機が備えるスキージの一部分解斜視図 本発明の一実施の形態におけるスクリーン印刷機の制御系統を示すブロック図 本発明の一実施の形態におけるスクリーン印刷機が実行するスクリーン印刷工程の流れを示すフローチャート (a)(b)本発明の一実施の形態におけるスクリーン印刷機の動作説明図 (a)(b)本発明の一実施の形態におけるスクリーン印刷機の動作説明図 (a)(b)(c)(d)本発明の一実施の形態におけるスクリーン印刷機の動作説明図 本発明の一実施の形態におけるスクリーン印刷機が備える後方のスキージの(a)正面図(b)一部断面側面図 (a)(b)本発明の一実施の形態におけるスクリーン印刷機の動作説明図
1 スクリーン印刷機
4 印刷実行部(印刷実行手段、点検喚起手段)
23 マスク部材
23h パターン孔
24a 前方のスキージ(スキージ)
24b 後方のスキージ(スキージ)
30 スキージホルダ
32 スキージ板
34 ガイド部材
34a 側面(延伸面)
34b 延出面(延伸面)
35 基準マーク
40 制御装置(印刷実行手段、点検喚起手段)
50 ディスプレイ装置(点検喚起手段)
PB 基板
DT 電極
PT ペースト
h ペーストの高さ
H 基準高さ

Claims (5)

  1. 基板の電極に対応して設けられたパターン孔が基板の電極と上下に合致するように基板と位置合わせされるマスク部材と、
    基板と位置合わせされたマスク部材に上方から当接されるスキージを有し、スキージをマスク部材に当接させて水平方向に移動させることによりマスク部材上に供給されたペーストをマスク部材のパターン孔内に充填させた後、基板とマスク部材を相対的に離間させて電極にペーストを版抜けさせる印刷動作を実行する印刷実行手段と、
    印刷実行手段により、マスク部材上にペーストが供給された後の最初の印刷動作が実行される前に、スキージをマスク部材に当接させた状態で移動させてペーストをスキージの幅方向に均し、その均したペーストの高さが予め定めた基準高さを超えているかどうかを点検するようオペレータに指示するメッセージを出力する点検喚起手段と、
    を備えたことを特徴とするスクリーン印刷機。
  2. スキージにより均されたペーストの高さが基準高さを超えているかどうかをオペレータが点検するときの判断基準となる基準マークがスキージに設けられたことを特徴とする請求項1に記載のスクリーン印刷機。
  3. スキージは、スキージ板と、スキージ板が固定されたスキージホルダと、スキージホルダの長尺方向に対向する両側面に取り付けられた一対のガイド部材とを備え、
    基準マークは、スキージホルダの長尺方向に対向する両側面からスキージホルダの長尺方向の側方へ延伸する一対のガイド部材の延伸面に設けられたことを特徴とする請求項2に記載のスクリーン印刷機。
  4. 基板の電極とマスク部材のパターン孔が上下に合致するように基板とマスク部材の位置合わせをする工程と、
    基板と位置合わせをしたマスク部材に上方から当接させたスキージを水平方向に移動させることによりマスク部材上に供給したペーストをマスク部材のパターン孔内に充填させた後、基板とマスク部材を相対的に離間させて電極にペーストを版抜けさせる印刷動作を実行する工程と、
    を含み、
    マスク部材上にペーストを供給した後の最初の印刷動作を実行する前に、スキージをマスク部材に当接させた状態で移動させてペーストをスキージの幅方向に均し、その均したペーストの高さが予め定めた基準高さを超えているかどうかを点検するようオペレータに指示するメッセージを出力することを特徴とするスクリーン印刷方法。
  5. スキージにより均したペーストの高さが基準高さを超えているかどうかをオペレータが点検するときの判断基準となる基準マークをスキージに設けたことを特徴とする請求項4に記載のスクリーン印刷方法。
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