JP5062198B2 - スクリーン印刷機及びスクリーン印刷方法 - Google Patents

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本発明は、マスク部材を介して基板にペーストを転写させるスクリーン印刷機及びスクリーン印刷方法に関するものである。
スクリーン印刷機は、基板の電極の配置に応じたマスクパターンが形成されたマスク部材と、マスク部材の上方を水平面内の方向に往復移動するスキージベースに取り付けられたスキージとを有し、マスク部材を基板に接触させ、スキージをマスク部材に上方から当接させた状態でスキージベースとともに移動させてマスク部材上を摺動させることにより、マスク部材上に供給された半田ペーストや導電性ペースト等のペーストをマスクパターンのパターン孔内に押し込んで充填し、その後基板とマスク部材とを分離することによって、ペーストを基板に転写させるようになっている。
このようなスクリーン印刷機において、マスク部材上のペーストが少なくなってきたときには、マスクパターンの外側の領域であって、スキージによるペーストの掻き寄せが可能な(したがってスキージからのペーストの垂れが許容される)所定領域(例えば基板をクランプする部材の上面の領域)までスキージを移動させた状態で、ペースト供給シリンジによってスキージの近傍位置に補充のペーストがマスク部材上に吐出供給されるが(特許文献1)、このペースト供給シリンジは、スキージとは別個に移動できるようになっているもののほか、スキージベースに取り付けられてスキージと一体に移動するものがある。後者のものでは機構を簡単なものにすることができるだけでなく、ペーストの補充を迅速に行うことができるので生産性を向上させることができる。
特開平4−107145号公報
しかしながら、従来、スキージと一体に移動するペースト供給シリンジは鉛直に延びた姿勢でスキージベースに取り付けられていることから、ペースト供給シリンジの直下にしかペーストを吐出できず、またペーストの掻き寄せが可能な上記マスクパターンの外側の所定領域はスペース的に限られていることから、ペーストがその所定領域を超えた位置に垂れないようにするためには、補充のペーストは、所定領域上の元のペースト(この元のペーストはスキージの摺動動作によって十分にローリングがなされている)から離れたマスクパターンの領域内に供給せざるを得なかった。このため、直接パターン孔内に、或いはパターン孔に極めて近接した位置に補充のペーストが供給される場合があり、その補充のペーストがローリング不足のままパターン孔内に充填されて、印刷の品質を低下させてしまうという問題点があった。
一方、補充のペーストがローリング不足のままパターン孔内に充填されることを防ぐため、ペーストを上記所定領域上の元のペーストに近接して供給しようとすれば、ペーストを直下にしか吐出できないペースト供給シリンジを上記所定領域内に位置させる必要があることから、その分、スキージを所定領域の外側に移動させざるを得ず、そこでペーストが垂れてしまうと、そのペーストはスキージによって掻き寄せることができないためにペーストのロスが生じてしまうという問題点があった。
そこで本発明は、補充のペーストがローリング不足のままパターン孔内に充填されることを防止でき、またスキージに付着したペーストがスキージによる掻き寄せ可能な領域外に落下してペーストのロスが生じることを防止することができるスクリーン印刷機及びス
クリーン印刷方法を提供することを目的とする。
請求項1に記載のスクリーン印刷機は、基板の上面に接触され、基板の電極の配置に応じたマスクパターンが形成されたマスク部材と、マスク部材の上方を水平面内の方向に往復移動するスキージベースに取り付けられ、マスク部材に上方から当接した状態でスキージベースとともに水平面内の方向に移動してマスク部材上を摺動することにより、マスク部材上で掻き寄せたペーストをマスクパターンのパターン孔内に充填するスキージと、スキージベースに取り付けられ、マスクパターンの外側の所定領域までペーストを掻き寄せてマスク部材から上方に離間したスキージの直下に、ノズル部を突出させてペーストを吐出供給するペースト供給シリンジと、を備えた。
請求項2に記載のスクリーン印刷機は、請求項1に記載のスクリーン印刷機であって、ノズル部は、マスク部材から上方に離間したスキージの直下範囲外からスキージの直下範囲内へ移動自在である。
請求項3に記載のスクリーン印刷機は、請求項1又は2に記載のスクリーン印刷機であって、マスクパターンの外側の所定領域までペーストを掻き寄せてマスク部材から上方に離間したスキージの直下のペーストの高さが所定値を下回っているか否かの検出を行うペースト高さ検出手段を備え、ペースト供給シリンジは、ペースト高さ検出手段によりペーストの高さが所定値を下回っていることが検出された場合に、マスク部材から上方に離間したスキージの直下にペーストを吐出供給する。
請求項4に記載のスクリーン印刷方法は、基板の電極の配置に応じたマスクパターンが形成されたマスク部材を基板の上面に接触させる工程と、基板に接触させたマスク部材の上方でスキージベースを水平面内の方向に往復移動させ、スキージベースに取り付けられたスキージをマスク部材に上方から当接させた状態でスキージベースとともに水平面内の方向に移動させてマスク部材上を摺動させることにより、マスク部材上で掻き寄せたペーストをマスクパターンのパターン孔内に充填する工程と、マスクパターンの外側の所定領域までペーストを掻き寄せてマスク部材から上方に離間したスキージの直下に、スキージベースに取り付けられたペースト供給シリンジのノズル部を突出させて、ペースト供給シリンジからペーストを吐出供給させる工程と、を含む。
請求項5に記載のスクリーン印刷方法は、請求項4に記載のスクリーン印刷方法であって、ノズル部は、マスク部材から上方に離間したスキージの直下範囲外からスキージの直下範囲内へ移動自在である。
請求項6に記載のスクリーン印刷方法は、請求項4又は5に記載のスクリーン印刷方法であって、マスクパターンの外側の所定領域までペーストを掻き寄せてマスク部材から上方に離間したスキージの直下のペーストの高さが所定値を下回っているか否かの検出を行う工程を含み、ペーストの高さが所定値を下回っていることが検出された場合に、マスク部材から上方に離間したスキージの直下にペーストを吐出供給させる。
本発明では、マスクパターンの外側の所定領域まで移動したスキージの直下に、スキージベースに取り付けられたペースト供給シリンジのノズル部を突出させてペースト(補充のペースト)を吐出供給させるようになっているので、補充のペーストは、スキージの摺動動作によって上記所定領域まで移動されて十分にローリングがなされている元のペーストと一緒になって、次のスキージの摺動動作によってパターン孔内へ押し込まれる。このため、補充のペーストがローリング不足のままパターン孔内に充填されることが防止され
、印刷の品質の低下を防ぐことができる。また、スキージをマスクパターンの外側の所定領域の外側に移動させる必要がないため、スキージに付着したペーストがスキージによる掻き寄せ可能な領域外に落下することがなく、ペーストのロスが生じることも防止することができる。
以下、図面を参照して本発明の実施の形態について説明する。図1は本発明の一実施の形態におけるスクリーン印刷機の部分平面図、図2は本発明の一実施の形態におけるスクリーン印刷機が備える印刷実行部の正面図、図3は本発明の一実施の形態におけるスクリーン印刷機が備えるマスク部材の平面図、図4は本発明の一実施の形態におけるスクリーン印刷機が備えるスキージの側面図、図5は本発明の一実施の形態におけるスクリーン印刷機の制御系統を示すブロック図、図6(a)は本発明の一実施の形態におけるスクリーン印刷機の後側スキージの斜視図、図6(b)は本発明の一実施の形態におけるスクリーン印刷機の後側スキージの側面図、図7は本発明の一実施の形態におけるスクリーン印刷機が実行するスクリーン印刷工程の流れを示すフローチャート、図8(a),(b)、図9(a),(b)、図10(a),(b)、図11(a),(b)、図12(a),(b)及び図13(a),(b)は本発明の一実施の形態におけるスクリーン印刷機の動作説明図である。
図1において、本実施の形態におけるスクリーン印刷機1は、基台2と、基台2上に設けられ、印刷対象物である基板PBの搬送及び位置決めを行う基板搬送路3と、基板搬送路3によって位置決めされた基板PBに対してスクリーン印刷を実行する印刷実行部4を備えて構成されている。以下、スクリーン印刷機1における基板PBの搬送方向をX軸方向とし、X軸方向と直交する水平面内の方向をY軸方向とする。このスクリーン印刷機1のオペレータOPはスクリーン印刷機1のY軸方向の一端側において作業を行うが、このオペレータOPが作業を行う側(図1の紙面下方)をスクリーン印刷機1の前方、反対側(図1の紙面上方)をスクリーン印刷機1の後方とする。
図1において基板搬送路3は、X軸方向に並んで設けられた搬入コンベア11、位置決めコンベア12及び搬出コンベア13から成る。搬入コンベア11はスクリーン印刷機1の外部(図1の紙面左方)から投入された基板PBをスクリーン印刷機1の内部に搬入して位置決めコンベア12に受け渡す。位置決めコンベア12は搬入コンベア11から受け取った基板PBを印刷実行位置(図1に示す基板PBの位置)に位置決めし、基板PBに対するスクリーン印刷が終了した後、基板PBを搬出コンベア13に受け渡す。搬出コンベア13は位置決めコンベア12から受け取った基板PBをスクリーン印刷機1の外部(図1の紙面右方)に搬出する。
図2において印刷実行部4は、位置決めコンベア12上の基板PBをクランプしてその基板PBの水平面内の方向への移動と上下方向(Z軸方向とする)への移動を行う基板移動ユニット21、基板移動ユニット21の上方をY軸方向に延びて設けられた一対の支持レール22、支持レール22によってY軸方向にスライド自在に支持されたプレート状のマスク部材23、マスク部材23の上方をY軸方向に移動自在に設けられたスキージユニット24、基台2上に設けられたXYロボット25(図1)によって基板移動ユニット21とマスク部材23の間の空間を水平面内の方向に移動自在なカメラユニット26及びマスク部材23にペーストを供給するペースト供給シリンジ27を備えている。
図2において、印刷実行部4の基板移動ユニット21は、基台2に対してY軸方向に相対移動するYテーブル21a、Yテーブル21aに対してX軸方向に相対移動するXテーブル21b、Xテーブル21bに対してZ軸回りに相対回転するθテーブル21c、θテーブル21cに固定されたベースプレート21d、ベースプレート21dに対して相対昇
降する第1昇降プレート21e、第1昇降プレート21eに対して相対昇降する第2昇降プレート21f、第2昇降プレート21fに固定された下受けユニット21g、基板搬送路3を構成する位置決めコンベア12及び位置決めコンベア12の上方でY軸方向に開閉動作する一対のクランパ21h(図1も参照)から成る。
図1及び図3において、マスク部材23は平面視において矩形形状を有する枠部材23wによって四辺が支持されており、枠部材23wによって囲まれた矩形領域には基板PBに備えられた電極DT(図1)に対応して設けられた多数のパターン孔phから成る(すなわち電極DTの配置に応じた)マスクパターンMPが形成されている。
図1において、基板PBの対角位置には2つ一組の基板位置合わせマークmが設けられている。一方、図3において、マスク部材23には、マスク部材23を基板PBに位置合わせするための2つ一組のマスク部材位置合わせマークMKが基板位置合わせマークmに対応して設けられている。
マスク部材23は、オペレータOPがこのマスク部材23を両手で把持してスクリーン印刷機1の前方から一対の支持レール22の間に挿入し(図1中に示す矢印A)、枠部材23wの先頭部が支持レール22上に設けられたストッパ22aに当接するまで後方に押し込むことによって、所定の位置に設置される。
図2において、スキージユニット24は支持レール22の上方を基板移動ユニット21に対してY軸方向に移動自在に設けられたスキージベース24pと、スキージベース24pに取り付けられて上下方向に延びた2つのスキージ昇降シリンダ(空圧シリンダ)24sと、各スキージ昇降シリンダ24sの下部に取り付けられてY軸方向に対向する2つのスキージ(前方スキージ24a及び後方スキージ24b)を備えて成る。前方スキージ24a及び後方スキージ24bはともにX軸方向に延びた「へら」状の部材であり、それぞれスキージ昇降シリンダ24sの下方への突没動作によって、スキージベース24pに対して昇降される。
図1において、XYロボット25は、基台2の上方をY軸方向に延び、基台2に相対的に固定して設けられたY軸ステージ25a、X軸方向に延び、Y軸ステージ25a上をY軸方向に移動自在に設けられたX軸ステージ25b及びX軸ステージ25b上をX軸方向に移動自在に設けられた移動プレート25cから成っている。図2において、カメラユニット26は、XYロボット25の移動プレート25cに、撮像面を下方に向けた第1カメラ26aと、撮像面を上方に向けた第2カメラ26bが取り付けられた構成となっている。
図2において、ペースト供給シリンジ27はスキージユニット24を構成するスキージベース24pの前部(図2の紙面左側)に、シリンジ取り付けブラケット27bを介して取り付けられている。ペースト供給シリンジ27はY軸を含む垂直面内(図2の紙面内)で、その下端側を後方(図2の紙面右側)に向ける斜め姿勢で取り付けられており、下端部に設けられたペーストの吐出口であるノズル部27n(の先端部NS)は、マスク部材23から上方に離間した前方スキージ24aの直下範囲R(図4において網掛けを施して示す領域)外から、スキージ24aの直下範囲R内へ移動自在になっている。ここで前方スキージ24aの直下範囲Rとは、図4に示すように、前方スキージ24aを昇降させた場合に、前方スキージ24aが通過する領域に相当する。図4では、突出前のノズル部27nを実線で示し、突出後のノズル部27nを一点鎖線で示している。
基板搬送路3を構成する搬入コンベア11、位置決めコンベア12及び搬出コンベア13による基板PBの搬送及び位置決め動作は、このスクリーン印刷機1が備える制御装置
30(図5)が図示しないアクチュエータ等から成る基板搬送路作動機構31(図5)の作動制御を行うことによってなされる。
基台2に対するYテーブル21aのY軸方向への移動、Yテーブル21aに対するXテーブル21bのX軸方向への移動、Xテーブル21bに対するθテーブル21cのZ軸回りの回転、ベースプレート21dに対する(すなわちθテーブル21cに対する)第1昇降プレート21eの昇降、第1昇降プレート21eに対する第2昇降プレート21fの(すなわち下受けユニット21gの)昇降及びクランパ21hの開閉動作の各動作は、制御装置30がYテーブル駆動モータMyやXテーブル駆動モータMx(図2)等のアクチュエータ等から成る基板移動ユニット作動機構32(図5)の作動制御を行うことによってなされる。
スキージユニット24の(スキージベース24pの)Y軸方向への移動動作は、制御装置30が図示しないアクチュエータ等から成るスキージユニット移動機構33(図5)の作動制御を行うことによってなされ、前方スキージ24a及び後方スキージ24bそれぞれの昇降動作は、制御装置30が前述のスキージ昇降シリンダ24s等から成るスキージ昇降機構34(図5)の作動制御を行うことによってなされる。
図6(a)において、スキージユニット24が備える後方スキージ24bのスキージ面(ペーストPTを掻く面であり、後方スキージ24bでは前方に向く面)には、後方スキージ24bの幅方向(X軸方向)の一端側に設けられてX軸方向に検査光Lの投光を行う投光器38aと、後方スキージ24bの幅方向の他端側に設けられて投光器38aが投光する検査光Lの受光を行う受光器38bから成るペースト高さ検出センサ38が設けられている。
制御装置30は、後方スキージ24bにマスク部材23上のペーストPTを接触させた状態で、ペースト高さ検出センサ38の投光器38aが投光する検査光Lが受光器38bによって受光されたことを検知した場合(図6(b)に示す状態の場合)には、そのペーストPTの高さh(図6(b))が、マスク部材23の上面から測った検査光Lの高さに相当する所定値(所定高さ)H(図6(b))を下回っており、ペーストPTの補充が必要であるとの認識を行う。
XYロボット25を構成するX軸ステージ25bのY軸方向への移動動作及び移動プレート25cのX軸方向への移動動作は、制御装置30が図示しないアクチュエータ等から成るXYロボット作動機構35(図5)の作動制御を行うことによってなされる。
第1カメラ26aは、制御装置30に制御されて、基板PBに設けられた基板位置合わせマークmの撮像を行い、第2カメラ26bは、制御装置30に制御されて、マスク部材23に設けられたマスク部材位置合わせマークMKの撮像を行う。第1カメラ26aの撮像によって得られた画像データ及び第2カメラ26bの撮像によって得られた画像データは制御装置30に入力される(図5)。
ペースト供給シリンジ27が備えるノズル部27nの、前方スキージ24aの直下範囲R外から前方スキージ24aの直下範囲R内へ突没動作(ノズル部27nのシリンジ取り付け軸Gに沿った斜め方向への突没動作)は、制御装置30が図示しないアクチュエータ等から成るノズル部突没動作機構36(図5)の作動制御を行うことによってなされ、ペースト供給シリンジ27によるペーストPT(補充のペーストPT1)の供給動作は、制御装置30が図示しないアクチュエータ等から成るシリンジ作動機構37(図5)の作動制御を行うことによってなされる。
次に、図7のフローチャート及び図8〜図13の動作説明図を参照してスクリーン印刷機1によるスクリーン印刷工程の流れを説明する。スクリーン印刷機1の制御装置30は、図示しない検出手段によってオペレータ(或いはスクリーン印刷機1の上流側に設置された図示しない他の装置)から基板搬送路3(搬入コンベア11)に基板PBが投入されたことを検知したら、搬入コンベア11と位置決めコンベア12を連動作動させて、スクリーン印刷機1内に基板PBを搬入する(基板搬入工程。図7のステップST1)。
制御装置30は基板PBを搬入したら、基板移動ユニット21に対する基板PBの固定を行う(基板固定工程。図7のステップST2)。これには先ず、基板移動ユニット21の第2昇降プレート21fを第1昇降プレート21eに対して相対上昇させ(図8(a)中に示す矢印C1)、下受けユニット21gの上面を基板PBの下面に下方から当接させて、下受けユニット21gに基板PBを支持させる(図8(a))。そして、下受けユニット21gに基板PBを支持させたら、クランパ21hにより基板PBをクランプしたうえで更に第2昇降プレート21fを上昇させ(図8(b)中に示す矢印C2)、下受けユニット21gで基板PBを押し上げる。これにより基板PBは両端をクランパ21hに対して摺動させながら上昇し、位置決めコンベア12から上方に離間し、かつ基板PBの上面が両クランパ21hの上面と同じ高さになった状態で、基板移動ユニット21に固定される(図8(b))。
制御装置30は、基板PBの固定が終了したら、基板PBとマスク部材23を接触させて位置合わせを行う(位置合わせ工程。図7のステップST3)。
この位置合わせ工程では、制御装置30は先ず、カメラユニット26の移動と第1カメラ26aの撮像動作制御を行って基板PBに設けられた基板位置合わせマークmの画像データを取得し、基板PBの位置を把握するとともに、カメラユニット26の移動と第2カメラ26bの撮像動作制御を行ってマスク部材23に設けられたマスク部材位置合わせマークMKの画像データを取得し、マスク部材23の位置(マスクパターンMPの位置)を把握する。
制御装置30は、基板PBの位置とマスク部材23の位置(マスクパターンMPの位置)を把握したら、基板移動ユニット21による基板PBの水平面内の方向の移動動作によって、基板PBをマスク部材23のマスクパターンMPの下方に位置させた後、基板移動ユニット21による基板PBの垂直方向の移動(第1昇降プレート21eの上昇)動作を行って、基板PBの上面をマスク部材23の下面に下方から接触させる(図9(a)中に示す矢印C3)。これにより基板PBとマスク部材23(マスクパターンMP)とが位置合わせされ、したがって基板PBが備える各電極DTとマスクパターンMPを構成する各パターン孔phとが位置合わせされる(図9(a))。
制御装置30は、基板PBとマスク部材23の位置合わせが終了したら、基板PBに対する印刷動作を実行する(印刷実行工程。図7のステップST4)。
印刷実行工程では、制御装置30は先ず、一対のクランパ21hのうち、スクリーン印刷機1の後方に位置するクランパ21h(後方のクランパ21h)の上方に前方スキージ24a及び後方スキージ24bを位置させた待機姿勢から、後方スキージ24bを下降させて、その下端をマスク部材23の上面(後方のクランパ21hの上面)に当接させる(図9(b))。そして、スキージユニット24を前方に移動させ(図10(a)中に示す矢印C4)、後方スキージ24bのスキージ面に、後方のクランパ21h上(マスク部材23上)のペーストPTに接触させる(図10(a))。なお、このペーストPTは、直前に行った他の基板PBに対するスクリーン印刷工程において、前方スキージ24aの摺動動作によって後方のクランパ21h上の領域(マスクパターンMPの外側の所定領域)
内に掻き寄せられたものである。
制御装置30は、後方スキージ24bのスキージ面が後方のクランパ21h上のペーストPTに接触する位置において、ペースト高さ検出センサ38からの検出情報に基づいて、後方のクランパ21h上(前方スキージ24aの直下のペーストPTの高さhが所定値Hを下回っているか否かの判断を行う(ペースト高さ検出工程)。その結果、ペーストPTの高さh(図6(b))が、マスク部材23の上面から測った検査光Lの高さに相当する所定値H(図6(b))を下回っており、ペーストPTの補充が必要であるとの認識を行ったときには、そのこと(ペーストPTの補充が必要であるとの認識を行ったこと)を記憶部(図示せず)に記憶する。
制御装置30は、後方スキージ24bのスキージ面に後方のクランパ21h上のペーストPTを接触させたら、そのままスキージユニット24を前方へ移動させる。これにより後方スキージ24bはマスク部材23上を摺動し、マスク部材23上で掻き寄せたペーストPTを、マスクパターンMPのパターン孔ph内に押し込んで充填させる。
制御装置30は、後方スキージ24bが、一対のクランパ21hのうち、スクリーン印刷機1の前方に位置するクランパ21h(以下、前方のクランパ21hと称する)上に達したら(図10(b))、後方スキージ24bを上昇させてマスク部材23から上方に離脱させるとともに前方スキージ24aを下降させ、前方スキージ24aの下端をマスク部材23の上面(前方のクランパ21hの上面)に当接させる(図11(a))。そして、スキージユニット24を後方に移動させ、前方スキージ24aのスキージ面に前方のクランパ21h上(マスク部材23上)のペーストPTを接触させた後、そのままスキージユニット24を後方へ移動させる。これにより前方スキージ24aはマスク部材23上を摺動し、マスク部材23上で掻き寄せたペーストPTを、マスクパターンMPのパターン孔ph内に押し込んで、後方スキージ24bの摺動によってはペーストPTが充填されなかったパターン孔ph内に、ペーストPTを充填させる(ペースト充填工程)。
制御装置30は、前方スキージ24aが後方のクランパ21h上に達したら(図11(b))、前方スキージ24aを上昇させてマスク部材23から上方に離脱させ、スキージユニット24を待機姿勢にする(図12(a))。そして、第1昇降プレート21eを下降させて(図12(b)中に示す矢印C5)、基板PBとマスク部材23を分離させる(分離工程)。これにより版離れが行われ、マスクパターンMPのパターン孔ph内に充填されたペーストPTが基板PBの電極DT上に印刷(転写)される(図12(b))。
制御装置30は、基板PBの電極DT上へのペーストPTの印刷が終了したら、クランパ21hを開いて基板移動ユニット21に対する基板PBの固定を解除する(基板固定解除工程。図7のステップST5)。そして、第2昇降プレート21fを下降させて基板PBを位置決めコンベア12上に載置し、基板移動ユニット21を作動させて、位置決めコンベア12の搬出コンベア13に対する位置調整を行う。制御装置30は、位置決めコンベア12の搬出コンベア13に対する位置調整が終了したら、位置決めコンベア12と搬出コンベア13を連動作動させて、スクリーン印刷機1から基板PBを搬出する(基板搬出工程。図7のステップST6)。
制御装置30は、基板PBを搬出したら、他にスクリーン印刷を施す基板PBがあるかどうかの判断を行う(判断工程。図7のステップST7)。その結果、他にスクリーン印刷を施す基板PBがなかった場合には一連のスクリーン印刷工程を終了し、他にスクリーン印刷を施す基板PBがあった場合にはステップST1に戻って基板PBの搬入を行う。
ここで、制御装置30はステップST7における判断の結果、他にスクリーン印刷を施
す基板PBがあった場合であって、直前に行った他の基板PBに対するスクリーン印刷工程で、ペースト高さ検出センサ38により、ペーストPTの補充が必要であるとの認識を行ったときには、次の基板PBに対するスクリーン印刷工程のステップST4で、後方のクランパ21hの上方に前方スキージ24a及び後方スキージ24bを位置させた待機姿勢から後方スキージ24bを下降させる前に、ノズル部27nを前方スキージ24aの直下に突出させて、ペーストPTの補充を行う(ペースト補充工程)。
このペーストPTの補充は、制御装置30がノズル部突没動作機構36の作動制御を行って、ペースト供給シリンジ27のノズル部27nを前方スキージ24aの直下範囲R外から(図13(a))、前方スキージ24aの直下範囲R内へ移動(シリンジ取り付け軸Gに沿った斜め下方に突出)させたうえで(図13(b)中に示す矢印C6)、シリンジ作動機構37の作動制御を行って、ノズル部27nから後方のクランパ21h上、すなわち、マスクパターンMPの外側の所定領域内のマスク部材23上に補充のペーストPT1を吐出供給させることによって行う(図13(b))。これにより後方のクランパ21h上のペーストPTに補充のペーストPT1が加えられ、減少したペーストPTの量が回復される。
その後、制御装置30は後方スキージ24bを下降させて、その下端をマスク部材23の上面(後方のクランパ21hの上面)に当接させた後(図9(b))、スキージユニット24を前方に移動させて後方スキージ24bをマスク部材23上で摺動させることになるが、補充のペーストPT1は前方スキージ24aの直下の位置、すなわち、前方スキージ24aの摺動動作によって十分にローリングがなされている元のペーストPT上に、或いは元のペーストPTに極めて近接したマスク部材23上に供給されているので、次の後方スキージ24bの摺動動作では、補充のペーストPT1はマスク部材23上のペーストPTと一緒になって、十分にローリングされた状態で、パターン孔ph内に押し込まれる。
以上説明したように、本実施の形態におけるスクリーン印刷機1は、基板PBの上面に接触され、基板PBの電極DTの配置に応じたマスクパターンMPが形成されたマスク部材23と、マスク部材23の上方を水平面内の方向(Y軸方向)に往復移動するスキージベース24pに取り付けられ、マスク部材23に上方から当接した状態でスキージベース24pとともに水平面内の方向に移動してマスク部材23上を摺動することにより、マスク部材23上で掻き寄せたペーストPTをマスクパターンMPのパターン孔ph内に充填するスキージ(前方スキージ24a及び後方スキージ24b)と、スキージベース24pに取り付けられ、マスクパターンMPの外側の所定領域(後方のクランパ21h上)までペーストPTを掻き寄せてマスク部材23から上方に離間したスキージ(前方スキージ24a)の直下に、ノズル部27nを突出させて補充のペーストPT1を吐出供給するペースト供給シリンジ27を備えたものとなっている。
また、本実施の形態におけるスクリーン印刷方法は、基板PBの電極DTの配置に応じたマスクパターンMPが形成されたマスク部材23を基板PBの上面に接触させる工程(位置合わせ工程)と、基板PBに接触させたマスク部材23の上方でスキージベース24pを水平面内の方向(Y軸方向)に往復移動させ、スキージベース24pに取り付けられたスキージ(前方スキージ24a及び後方スキージ24b)をマスク部材23に上方から当接させた状態でスキージベース24pとともに水平面内の方向に移動させてマスク部材23上を摺動させることにより、マスク部材23上で掻き寄せられたペーストPTをマスクパターンMPのパターン孔ph内に充填する工程(印刷実行工程)と、マスクパターンMPの外側の所定領域(後方のクランパ21h上)までペーストPTを掻き寄せてマスク部材23から上方に離間したスキージ(前方スキージ24a)の直下に、スキージベース24pに取り付けられたペースト供給シリンジ27のノズル部27nを突出させて、ペー
スト供給シリンジ27からペーストPT1を吐出供給させる工程(ペースト補充工程)を含むものとなっている。
本実施の形態におけるスクリーン印刷機1及びスクリーン印刷方法では、マスクパターンMPの外側の所定領域(後方のクランパ21h上)まで移動した前方スキージ24aの直下に、スキージベース24pに取り付けられたペースト供給シリンジ27のノズル部27nを突出させてペーストPT(補充のペーストPT1)を吐出供給させるようになっているので、補充のペーストPT1は、前方スキージ24aの摺動動作によって上記所定領域まで移動されて十分にローリングがなされている元のペーストPTと一緒になって、次の後方スキージ24bの摺動動作によってパターン孔ph内へ押し込まれる。このため、補充のペーストPT1がローリング不足のままパターン孔ph内に充填されることが防止され、印刷の品質の低下を防ぐことができる。また、スキージ24a,24b(特に後方スキージ24b)をマスクパターンMPの外側の所定領域(後方のクランパ21h上)の外側に移動させる必要がないため、スキージ24a,24b(特に後方スキージ24b)に付着したペーストPTが掻き寄せ可能な領域(後方のクランパ21h上)外に落下することがなく、ペーストPTのロスが生じることも防止することができる。
ここで、ペースト供給シリンジ27のノズル部27nは、マスク部材23から上方に離間した前方スキージ24aの直下範囲R外から前方スキージ24aの直下範囲R内へ移動自在になっているので、印刷実行工程においてスキージユニット24の昇降動作の妨げとならない位置に退避するとともに、ペースト補充工程においてペーストPTを確実にマスクパターンMP上ではない前方スキージ24aの直下に供給することができる。
更に、本実施の形態におけるスクリーン印刷機1では、マスクパターンMPの外側の所定領域(後方のクランパ21h上)までペーストPTを掻き寄せてマスク部材23から上方に離間した前方スキージ24aの直下のペーストPTの高さhが所定値Hを下回っているか否かの検出を行うペースト高さ検出センサ38(ペースト高さ検出手段)を備え、ペースト供給シリンジ27は、ペースト高さ検出センサ38によりペーストPTの高さhが所定値Hを下回っていることが検出された場合に、マスク部材23から上方に離間した前方スキージ24aの直下にペーストPT(補充のペーストPT1)を吐出供給するようになっている。また、本実施の形態におけるスクリーン印刷方法では、マスクパターンMPの外側の所定領域(後方のクランパ21h)までペーストPTを掻き寄せてマスク部材23から上方に離間した前方スキージ24aの直下のペーストPTの高さhが所定値Hを下回っているか否かの検出を行う工程(ペースト高さ検出工程)を含み、ペーストPTの高さhが所定値Hを下回っていることが検出された場合に、マスク部材23から上方に離間した前方スキージ24aの直下にペーストPT(補充のペーストPT1)を吐出供給させるようになっている。
このため本実施の形態におけるスクリーン印刷機1及びスクリーン印刷方法では、簡易な構成により、ペーストPTの補充が必要であるかどうかの判断を行うことができる。なお、本実施の形態では、ペーストPTの高さhを検出し、そのペーストPTの高さhに応じてペーストPTの補充が必要であるかどうかの判断を行い、ペーストPTの補充が必要であると判断したときのみペーストPTの補充を行うようになっていたが、ペーストPTの高さhを検出することなく、1枚或いは数枚の基板PBについてのスクリーン印刷工程が終了するごとに(すなわち定期的に)、ペーストPTの補充を行うようにしてもよい。この場合には、ペースト高さ検出センサ38は必ずしも必要でなくなる。
これまで本発明の実施の形態について説明してきたが、本発明は上述の実施の形態に示したものに限定されない。例えば、上述の実施の形態では、スクリーン印刷機1は2つのスキージ(前方スキージ24a及び後方スキージ24b)を備えるものであったが、これ
は一例であり、1つのスキージしか備えないものであっても構わない。また、上述の実施の形態では、ペースト供給シリンジ27を前方スキージ24aの前方(スキージベース24pの前部)に設けて前方スキージ24aの直下に補充のペーストPT1を供給するようになっていたが、ペースト供給シリンジ27を後方スキージ24bの後方(スキージベース24pの後部)に設けて後方スキージ24bの直下に補充のペーストPT1を供給するようにしてもよい。
補充のペーストがローリング不足のままパターン孔内に充填されることを防止でき、またスキージに付着したペーストがスキージによる掻き寄せ可能な領域外に落下してペーストのロスが生じることを防止することができるスクリーン印刷機及びスクリーン印刷方法を提供する。
本発明の一実施の形態におけるスクリーン印刷機の部分平面図 本発明の一実施の形態におけるスクリーン印刷機が備える印刷実行部の正面図 本発明の一実施の形態におけるスクリーン印刷機が備えるマスク部材の平面図 本発明の一実施の形態におけるスクリーン印刷機が備えるスキージの側面図 本発明の一実施の形態におけるスクリーン印刷機の制御系統を示すブロック図 (a)本発明の一実施の形態におけるスクリーン印刷機の後側スキージの斜視図(b)本発明の一実施の形態におけるスクリーン印刷機の後側スキージの側面図 本発明の一実施の形態におけるスクリーン印刷機が実行するスクリーン印刷工程の流れを示すフローチャート (a)(b)本発明の一実施の形態におけるスクリーン印刷機の動作説明図 (a)(b)本発明の一実施の形態におけるスクリーン印刷機の動作説明図 (a)(b)本発明の一実施の形態におけるスクリーン印刷機の動作説明図 (a)(b)本発明の一実施の形態におけるスクリーン印刷機の動作説明図 (a)(b)本発明の一実施の形態におけるスクリーン印刷機の動作説明図 (a)(b)本発明の一実施の形態におけるスクリーン印刷機の動作説明図
1 スクリーン印刷機
23 マスク部材
24p スキージベース
24a 前方スキージ(スキージ)
24b 後方スキージ(スキージ)
27 ペースト供給シリンジ
27n ノズル部
MP マスクパターン
ph パターン孔
PB 基板
DT 電極
PT ペースト
R 前方スキージの直下範囲(スキージの直下範囲)

Claims (6)

  1. 基板の上面に接触され、基板の電極の配置に応じたマスクパターンが形成されたマスク部材と、
    マスク部材の上方を水平面内の方向に往復移動するスキージベースに取り付けられ、マスク部材に上方から当接した状態でスキージベースとともに水平面内の方向に移動してマスク部材上を摺動することにより、マスク部材上で掻き寄せたペーストをマスクパターンのパターン孔内に充填するスキージと、
    スキージベースに取り付けられ、マスクパターンの外側の所定領域までペーストを掻き寄せてマスク部材から上方に離間したスキージの直下に、ノズル部を突出させてペーストを吐出供給するペースト供給シリンジと、
    を備えたことを特徴とするスクリーン印刷機。
  2. ノズル部は、マスク部材から上方に離間したスキージの直下範囲外からスキージの直下範囲内へ移動自在であることを特徴とする請求項1に記載のスクリーン印刷機。
  3. マスクパターンの外側の所定領域までペーストを掻き寄せてマスク部材から上方に離間したスキージの直下のペーストの高さが所定値を下回っているか否かの検出を行うペースト高さ検出手段を備え、
    ペースト供給シリンジは、ペースト高さ検出手段によりペーストの高さが所定値を下回っていることが検出された場合に、マスク部材から上方に離間したスキージの直下にペーストを吐出供給することを特徴とする請求項1又は2に記載のスクリーン印刷機。
  4. 基板の電極の配置に応じたマスクパターンが形成されたマスク部材を基板の上面に接触させる工程と、
    基板に接触させたマスク部材の上方でスキージベースを水平面内の方向に往復移動させ、スキージベースに取り付けられたスキージをマスク部材に上方から当接させた状態でスキージベースとともに水平面内の方向に移動させてマスク部材上を摺動させることにより、マスク部材上で掻き寄せたペーストをマスクパターンのパターン孔内に充填する工程と、
    マスクパターンの外側の所定領域までペーストを掻き寄せてマスク部材から上方に離間したスキージの直下に、スキージベースに取り付けられたペースト供給シリンジのノズル部を突出させて、ペースト供給シリンジからペーストを吐出供給させる工程と、
    を含むことを特徴とするスクリーン印刷方法。
  5. ノズル部は、マスク部材から上方に離間したスキージの直下範囲外からスキージの直下範囲内へ移動自在であることを特徴とする請求項4に記載のスクリーン印刷方法。
  6. マスクパターンの外側の所定領域までペーストを掻き寄せてマスク部材から上方に離間したスキージの直下のペーストの高さが所定値を下回っているか否かの検出を行う工程を含み、
    ペーストの高さが所定値を下回っていることが検出された場合に、マスク部材から上方に離間したスキージの直下にペーストを吐出供給させることを特徴とする請求項4又は5に記載のスクリーン印刷方法。
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