JP2010214430A - 缶巻き締め装置及び缶巻き締め方法 - Google Patents

缶巻き締め装置及び缶巻き締め方法 Download PDF

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Abstract

【課題】缶蓋を正確に芯合わせして、円周方向に均一な巻き締めを行う。
【解決手段】缶体21を載置するリフターと、リフターと同一軸心上に配置され缶体21のフランジ部24に被せた缶蓋1を上方から押さえるノックアウトパッド41と、ノックアウトパッド41の周囲にノックアウトパッド41と同一軸心上に配置され缶蓋1のチャック壁部6の内周面側を支持するチャック部材42と、缶蓋1の半径方向外方位置から半径方向内方に移動してチャック部材42との間で缶体のフランジ部24と缶蓋1のカール部8とを巻き締める巻き締めロールとが備えられ、ノックアウトパッド41の下面には、缶蓋1のパネル部2からカウンターシンク部5の内側壁部にかけて形成されるコーナー部3に当接するテーパ面45が、下方に向けて漸次拡径しかつノックアウトパッド41の軸芯を中心とする環状に形成されている。
【選択図】 図1

Description

本発明は、缶体に缶蓋を巻き締める装置及び巻き締め方法に関する。
缶体に缶蓋を巻き締める場合、内容物を充填した缶体をリフター上に載せるとともに、その缶体のフランジ部に被せた缶蓋のパネル部を上方からノックアウトパッドにより押さえることにより、これら缶体と缶蓋とをリフターとノックアウトパッドとの間に挟持した状態とし、缶蓋に嵌合したチャックと缶蓋を外側から押圧する巻き締めロールとにより、缶体のフランジと缶蓋外周部のカール部とを挟み込みながら巻き締めるようにしている。この場合、円周方向に均一に巻き締めるために、缶体と缶蓋とをリフターとノックアウトパッドとの軸心に正確に芯合わせする必要がある。
このような芯合わせ機構として、例えば特許文献1記載の巻き締め装置では、缶蓋のパネル部の上面に、複数の円弧状ビードが円周方向に沿って形成されるとともに、これら円弧状ビードが内接する円周上にタブの外側部も内接するように配設されており、ノックアウトパッドが缶蓋に当接すると、ノックアウトパッドの内壁と缶蓋のタブ外側及び各円弧状ビードとが接触係合することにより、缶蓋がノックアウトパッドに芯合わせされるようになっている。
特公平2−47300号公報
ところで、材料の節約、耐圧強度の向上等の要請から缶蓋のパネル部が小径化してきており、そのパネル部に設けられるビードやタブの設置面積が小さくなってきている。特許文献1記載の技術では、パネル部の直径が大きくタブの外側に寸法的な余裕がある場合は適応が容易であるが、パネル部の直径が小さくなると、タブにノックアウトパッドが触れてしまい、その結果、缶体と缶蓋とのセンターがずれて、所定の巻き締め寸法が得られなくなり、密封不良を生じるおそれがある。また、ノックアウトパッドと缶蓋とが芯ずれ状態で接触することに伴い、缶体に回転振れが生じるとともに、偏荷重が作用し、缶体の座屈や缶蓋の傷の発生などの問題も生じる。この場合、タブを小さくして、パネル部の外周部にノックアウトパッドを配置するためのスペースをあけることも考えられるが、タブが小さいと開口性が悪くなるという不具合が生じる。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたもので、缶蓋を正確に芯合わせして、円周方向に均一な巻き締めを行うことができる缶巻き締め装置及び巻き締め方法を提供することを目的とする。
本発明の缶巻き締め装置は、缶体を載置するリフターと、該リフターと同一軸心上に配置され缶体のフランジ部に被せた缶蓋を上方から押さえるノックアウトパッドと、該ノックアウトパッドの周囲にノックアウトパッドと同一軸心上に配置され缶蓋のチャック壁の内周面側を支持するチャック部材と、缶蓋の半径方向外方位置から半径方向内方に移動して前記チャック部材との間で缶体のフランジ部と缶蓋とを巻き締める巻き締めロールとが備えられ、前記ノックアウトパッドの下面には、缶蓋のパネル部からカウンターシンク部の内側壁部にかけて形成されるコーナー部に当接するテーパ面が、下方に向けて漸次拡径しかつ前記ノックアウトパッドの軸芯を中心とする環状に形成されていることを特徴とする。
この巻き締め装置においては、ノックアウトパッドのテーパ面が缶蓋のパネル部に隣接するコーナー部に当接して下降することにより、両者に若干の芯ずれが生じていたとしても、テーパ面に沿ってコーナー部が摺動しながら缶蓋を芯合わせすることができ、ノックアウトパッドとリフターとの間で缶体と缶蓋とを正確に位置決めした状態で巻き締めることができる。
また、本発明の缶巻き締め装置において、前記缶蓋のコーナー部には、前記パネル部に隣接状態の屈曲部と、前記カウンターシンク部の内側壁部に隣接状態の屈曲部と、これら両屈曲部の間を連結する傾斜部とが形成されており、前記ノックアウトパッドのテーパ面は、前記両屈曲部のうちの少なくとも一方に当接するとともに、該屈曲部の曲率半径よりも大きい曲率半径の凹面に形成されているとよい。
缶蓋に傾斜部を設けて両屈曲部間を離間させるようにしたことから、コーナー部の幅が大きくなってノックアウトパッドのテーパ面も幅を大きくすることができ、これらの接触を容易かつ確実にして、芯合わせ機能を有効に発揮させることができる。
その場合、前記ノックアウトパッドのテーパ面は、前記コーナー部における前記傾斜部を除く両屈曲部の両方に接触する凹面とされているものとしてもよい。
あるいは、前記ノックアウトパッドのテーパ面は、前記コーナー部における前記傾斜部に接触する凸面とされているものとしてもよい。
いずれの場合も、ノックアウトパッドのテーパ面と缶蓋とは周方向に沿う線状に接触することになり、テーパ面に沿うコーナー部の摺動時の抵抗を小さくして、その芯合わせを容易にすることができる。
本発明の缶巻き締め方法は、缶体をリフターの上に載置するとともに、該缶体のフランジ部に缶蓋を被せ、該缶蓋を上方からノックアウトパッドで押さえた状態とし、この状態で缶体のフランジ部と缶蓋とを巻き締める巻き締め方法において、前記ノックパッドで前記缶蓋を押さえる際に、該ノックアウトパッドの下面に形成した下方に向けて漸次拡径するテーパ面を前記缶蓋のパネル部からカウンターシンク部の内側壁部にかけて形成されるコーナー部に当接することを特徴とする。
また、本発明の缶巻き締め方法において、前記缶蓋のコーナー部は、前記パネル部に隣接状態の屈曲部と、前記カウンターシンク部の内側壁部に隣接状態の屈曲部と、これら両屈曲部の間を連結する傾斜部とを有する形状とされており、前記ノックアウトパッドで前記缶蓋を押さえる際に、前記テーパ面が前記屈曲部のうちの少なくとも一方又は前記傾斜部のうちのいずれかに当接するようにするとよい。
本発明によれば、ノックアウトパッドのテーパ面が缶蓋のパネル部に隣接するコーナー部に当接することにより、テーパ面に沿って缶蓋を芯合わせすることができ、ノックアウトパッドとリフターとの間で缶胴と缶蓋とを正確に位置決めした状態で巻き締めることができ、巻き締め寸法のばらつきの発生を防止して、確実に密封することができる。
そして、従来とは異なりパネル部表面を押さえる必要はないので、パネル部表面の大部分の設計の自由度を上げることができ、デザイン性等の向上を図ることができる。
本発明に係る缶巻き締め装置の第1実施形態における缶蓋支持具の作動状態を(a)(b)(c)の順に示す縦断面図である。 図1(c)に示す状態の要部拡大断面図である。 第1実施形態の缶巻き締め装置における一組の巻き締めユニットを概略的に示した正面図である。 第1実施形態に対してノックアウトパッドの形状を変えた変形例を示す図2同様の縦断面図である。 第1実施形態に対してノックアウトパッドの形状を変えた第2の変形例を示す図2同様の縦断面図である。 第1実施形態に対して缶蓋のコーナー部及びノックアウトパッドの形状を変えた第3の変形例を示す図2同様の縦断面図である。 本発明の第2実施形態における缶蓋支持具の作動状態を(a)(b)(c)の順に示す縦断面図である。 図7(c)に示す状態の要部拡大断面図である。
以下、本発明に係る缶巻き締め装置及び缶巻き締め方法の実施形態を図面を参照しながら説明する。
まず、第1実施形態の缶巻き締め装置に適用される缶蓋について説明しておくと、この缶蓋1は、図1及び図2に示すように、その中央部分に配置される円板状をなすパネル部2と、パネル部2の外周部のコーナー部3を介して連続し下方に向けた環状凹部4を形成するカウンターシンク部5と、カウンターシンク部5の外周縁から上方に向けてほぼ拡径しながら延在するチャック壁部6と、チャック壁部6の外周縁から連なり上方に湾曲しながら拡径するショルダー部7と、ショルダー部7から半径方向外方に延在しその外周縁部を下方かつ半径方向内方に向けて折り返してなるカール部8とから構成されている。
また、パネル部2とカウンターシンク部5との間のコーナー部3は、パネル部2に連なる上向き凸状の屈曲部11と、カウンターシンク部5の内側壁部12に連なる上向き凸状の屈曲部13と、これら両屈曲部11,13の間を連結する傾斜部14とが連続して形成された形状とされている。その傾斜部14は、鉛直方向に対してほぼ45°に傾斜している。
カウンターシンク部5は、コーナー部3の外側部の屈曲部13に連なる内側壁部12がほぼ鉛直方向に延びており、その下縁から外方に向けて連続する凹状湾曲部15、凹状湾曲部15から上方に向けて延びる外側壁部16から構成されている。
チャック壁部6は、カウンターシンク部5の外側壁部16から外側に凸となるわずかな屈曲部17を介して連続し、上方に向けて拡径しつつ半径方向内方に凸となるように湾曲した形状とされ、その外周縁に外側に凸となる屈曲部18が連続して形成され、その屈曲部18に、ショルダー部7、カール部8が連続している。
一方、この缶蓋1が巻き締められる缶体21は、有底筒状の胴部22から縮径したネック部23の上端に外向きのフランジ部24が連続して形成された形状とされている。
そして、この缶体21と缶蓋1とを巻き締めるための装置は次のように構成される。
第1実施形態の缶巻き締め装置31は、図示略の巻き締め機本体のターレットに、図3に示すように、缶体21を載置して上下移動及び回転駆動されるリフター32と、缶体21に被せた缶蓋1を上方から押さえながら缶蓋1の内側に配置される缶蓋支持具33と、この缶蓋支持具33とリフター32との間に挟持された状態で回転させられる缶体21及び缶蓋1に半径方向外方位置から接近して巻き締め加工を行う複数の巻き締めロール34,35との組み合わせからなる巻き締めユニットが周方向に間隔を開けて複数組設けられている。そして、これらリフター32、缶蓋支持具33及び巻き締めロール34,35は、巻き締め機本体のターレットの旋回により、周方向に移動しつつリフター32と缶蓋支持具33との間に缶体21及び缶蓋1を受け入れてこれらを挟持した状態とし、巻き締めロール34,35で巻き締めるようになっている。図3にはリフター32、缶蓋支持具33及び巻き締めロール34,35からなる巻き締めユニットを一組のみ示している。
リフター32は、缶体21が載置されるリフタープレート36、及びこのリフタープレート36を上方に付勢するスプリング等を保持したホルダー部37が備えられており、巻き締め機本体のターレットとともに旋回することにより、巻き締め機本体に固定状態のリング状カム(図示略)に沿って移動しながら矢印Aで示すように上下移動し、矢印Bで示すように自身の軸心X回りに回転駆動させられる構成である。
缶蓋支持具33は、缶蓋1を上方から押さえるノックアウトパッド41と、このノックアウトパッド41の周囲にノックアウトパッド41と同一軸心上に配置され缶蓋1のチャック壁部6の内周面側を支持するチャック部材42とが備えられており、リフター32と同一軸心上に配置される。したがって、リフター32、缶蓋支持具33のノックアウトパッド41、チャック部材42は同一の軸心X上に配置される。これらノックアウトパッド41及びチャック部材42の詳細については後述する。
巻き締めロール34,35は、外周面に成型面が形成され、缶蓋支持具33に対して矢印E,Fで示すように離間接近するとともに、自身の軸心Yの回りに回転自在に支持されており、リフター32と缶蓋支持具33との間に挟持されて回転している缶体21のフランジ部23上の缶蓋1のカール部8に半径方向外方位置から順番に接近して成形しながら巻き締めるようになっている。つまり、カール部8に第1の巻き締めロール34が接近して缶蓋1のカール部8を缶体21のフランジ部23に巻き込みながら巻き締めた後巻き締め部から離間し、次に第2の巻き締めロール35が接近して再び巻き締め成形を行い、最終的に二重巻き締め状態とする。
ノックアウトパッド41は、図1及び図2に示すように、水平な円板部43の外周縁に円板部43よりも厚肉の筒状壁部44が鉛直方向に立設した形状とされ、その筒状壁部44の下端面が、下方に向けて漸次拡径するテーパ面45とされている。この筒状壁部44は、その内径が缶蓋1のコーナー部3における内側屈曲部11の内周縁(又はパネル部2の外周縁)よりわずかに小さく、外径がコーナー部3における外側屈曲部13の外周縁(又はカウンターシンク部5の内側壁部12の外周面)よりわずかに大きく形成されており、缶蓋1を押さえたときに、筒状壁部44の下端面のテーパ面45が缶蓋2のコーナー部3に当接するようになっている。このテーパ面45は、鉛直方向に対してほぼ45°に傾斜しているが、凹状にわずかに湾曲して形成されており、コーナー部3に当接したときに、傾斜部14との間にはわずかな隙間を開け、両屈曲部11,13にそれぞれ接触するようになっている。
なお、このノックアウトパッド41の支持軸46は、軸心Xを中心に回転自在に支持されているとともに、図示略のロッドを介して巻き締め機本体のアクチュエータによって押し下げ駆動され、押し下げられた後はリターンスプリングによって元の位置に復帰できるようになっている。
チャック部材42は、ノックアウトパッド41の背部に水平に配置されるリング板部51の外周部に、巻き締め時に巻き締めロール34,35から加えられる半径方向内方に向けた押圧力を缶蓋1のショルダー部7の内側で支持する台金部52が形成されるとともに、その台金部52の外周面から連続し、缶蓋1のチャック壁6の内周面とわずかな隙間を開けて対向する湾曲面53により延在しながらカウンターシンク部5の外側壁部16の内周面側に嵌合する外周面を有する環状突出部54が形成されている。
この環状突出部54の内径は、カウンターシンク部5の内側壁部12の外径よりも大きく形成され、図2に示すように、カウンターシンク部5の外側壁部16内に嵌合したときに、環状突出部54の内周面と内側壁部12の外周面との間に若干の隙間が形成されるようになっており、ノックアウトパッド41の筒状壁部44の先端部が隙間の部分にわずかに臨むように配置されることにより、筒状壁部44のテーパ面45が缶蓋1のコーナー部3に当接し易いように寸法設定されている。
なお、リング板部51の背部には、巻き締め機本体のターレットに支持するためのスリーブ55が固定され、そのスリーブ55内にノックアウトパッド41の支持軸46が配置される。
そして、このチャック部材42は、その上部が巻き締め機本体のターレットに回転自在に支持されているとともに、ターレットの旋回に伴い、巻き締め機本体のラックにピニオンギヤが係合して図3の矢印Gで示すように回転駆動されるようになっている。また、ノックアウトパッド41は、前述したようにさらにアクチュエータ及びリターンスプリングによってチャック部材42に対して上下移動できるようになっている。
このように構成された缶巻き締め装置31によって缶体21に缶蓋1を巻き締める場合、ターレットによって旋回される各リフター32に順次缶体21が供給されるとともに、そのリフター32に載置された状態の缶体21のフランジ部24の上に缶蓋1が1枚ずつ供給された後、これら缶体21と缶蓋1とがリフター32と缶蓋支持具33との間で挟持された状態で回転させられ、巻き締めロール34,35による巻き締め加工が行われた後、ターレットから排出される。
この一連の巻き締め作業において、リフター32と缶蓋支持具33との間に缶体21及び缶蓋1を挟持する際には、図1(a)に示すように、缶体21に被せられた缶蓋1の上方に缶蓋支持具33が配置されている状態から、ノックアウトパッド41が下降して図1(b)に示すように缶蓋1に接触する。このノックアウトパッド41は、前述したように、その筒状壁部44の下端面のテーパ面45が缶蓋1のパネル部2に連続するコーナー部3の両屈曲部11,13に当接するようになっているので、缶蓋1とノックアウトパッド41とに若干の芯ずれが生じていたとしても、ノックアウトパッド41のテーパ面45の周方向のいずれかの部分に缶蓋1のコーナー部3の屈曲部11,13が接触して下降することにより、その屈曲部11,13がテーパ面45に沿って摺動しながら缶蓋1全体が径方向に移動してノックアウトパッド41との芯合わせがなされる。
そして、図1(b)に示すように缶蓋1がノックアウトパッド41で押さえられた後、リフター32が上昇してノックアウトパッド41を押し戻しながら缶体21及び缶蓋1を押し上げ、図1(c)に示すようにチャック部材42の環状突出部54に缶蓋1のカウンターシンク部5を嵌合して缶蓋1を把持させる。このチャック部材42の嵌合時は、缶蓋1とノックアウトパッド41とが芯合わせされているので、チャック部材42の環状突出部54は缶蓋1のカウンターシンク部5の環状凹部4に円滑かつ正確に案内され、片当たり等が生じることがない。したがって、その後の巻き締め加工を周方向に均一に行うことができ、巻き締め寸法のばらつきの発生を防止することができる。
図4から図6は、本発明の第1実施形態に関する変形例を示している。これらの図において、図1から図3の第1実施形態と共通部分には同一符号を付して説明を省略する。
図4に示す例は、缶蓋及びチャック部材については第1実施形態の缶蓋1及びチャック部材42と同じ形状であるとともに、ノックアウトパッド61も、その筒状壁部44の下端面が凹状に湾曲したテーパ面とされていることは第1実施形態と同じであるが、そのテーパ面62の傾斜角度が第1実施形態のものとは異なり、鉛直方向に対する傾斜角度が第1実施形態のものより大きく設定されていることにより、缶蓋1を押さえたときに、テーパ面62が缶蓋1のコーナー部3における内側の屈曲部(パネル部2に隣接する屈曲部)11にのみ当接するようになっている。
なお、図2及び図4に示す例のように、コーナー部の屈曲部にノックアウトパッドのテーパ面が接触する場合、両屈曲部の間を連結している傾斜部は、平坦面に形成しているが、外面が凹状となる湾曲面としてもよい。この凹状の傾斜部の場合は、ノックアウトパッドのテーパ面も平坦面の傾斜面としてもよい。また、逆に、傾斜部をノックアウトパッドのテーパ面に接触しない範囲で(つまりテーパ面が凹状の湾曲面の場合はその曲率半径よりも小さい曲率半径で)凸状となる湾曲面に形成してもよい。
また、図5に示す例は、缶蓋及びチャック部材については第1実施形態の缶蓋1及びチャック部材42と同じ形状であるが、ノックアウトパッド63の筒状壁部44の下端面が下方に凸となるように湾曲したテーパ面64とされ、その凸状のテーパ面64が缶蓋1のコーナー部3における傾斜部14に当接するようになっている。
また、図6に示す例は、缶蓋65のコーナー部66に、パネル部2に隣接状態の屈曲部67と、カウンターシンク部5の内側壁部12に隣接状態の屈曲部68と、これら両屈曲部67,68の間を連結する傾斜部69とが形成されているが、その傾斜部69が平坦面ではなく、上方に凸となる湾曲面とされている。一方、ノックアウトパッド71の筒状壁部44のテーパ面72は、凹状の湾曲面に形成されるとともに、その湾曲面の曲率半径が缶蓋65の傾斜部69の曲率半径よりもわずかに大きく形成されている。したがって、ノックアウトパッド71のテーパ面72は缶蓋65のコーナー部66の傾斜部69の凸状面の頂部に接触することになる。
なお、コーナー部の傾斜部が外面を凸とする湾曲面の場合、ノックアウトパッドのテーパ面は平坦面の傾斜面としてもよい。また、この図6に示す例とは逆に、コーナー部の傾斜部を外面が凹状となる湾曲面とし、ノックアウトパッドのテーパ面をコーナー部の傾斜部よりも曲率半径の小さい凸状面としてもよい。
これら図4から図6の各変形例においては、いずれの場合も、ノックアウトパッドのテーパ面は缶蓋のコーナー部の屈曲部又は傾斜部のいずれかに周方向に沿う線状に接触することになる。つまり、図4に示す例では、凹状のテーパ面62がコーナー部3の凸状の屈曲部11に接触し、図5に示す例では、凸状のテーパ面64が平坦な傾斜部14に接触し、図6に示す例では、凹状のテーパ面72がそれよりも曲率半径の小さい凸状の傾斜部69に接触する。したがって、接触部が線状となるので、芯ずれが生じていた場合の缶蓋の摺動時の抵抗を少なくし、その芯合わせ機能を円滑に発揮することができる。
なお、以上の実施形態において、缶蓋の各部寸法は、例えば、缶蓋の公称径が204(缶体に巻き締めた後の巻き締め部の最外径が56.5〜56.7mm、巻き締め前の缶蓋のカール部の最外径が62.0〜62.4mm)の場合、カウンターシンク部5の内側壁部12の外径Dが48.3〜48.5mmとされ、コーナー部は、パネル部2の外周縁からカウンターシンク部5の内側壁部12の内周面までの幅寸法Lが0.6〜1.0mm、両屈曲部の外周面の曲率半径が0.35〜0.55mm、傾斜部の傾斜角度が鉛直方向に対して30〜60°とされる。
また、カウンターシンク部5の凹状湾曲部15の幅寸法Wが0.75〜1.0mmとされ、その凹状湾曲部15の外周部から外側壁部16にかけて嵌合するチャック部材42の環状突出部54の先端部の幅寸法Hが0.5〜0.7mmとされ、したがって、この環状突出部54の内周面とカウンターシンク部5の内側壁部12の外周面との間に0.1〜0.5mmの隙間が形成される。
図7及び図8は本発明の第2実施形態を示している。
この第2実施形態では、缶蓋81は、そのコーナー部82がパネル部2とカウンターシンク部5の内側壁部12との間を一つの屈曲部によって連結した構成とされるとともに、チャック壁83がほぼ円錐テーパ面状に形成されている。そして、この缶蓋82を押さえるノックアウトパッド84は、その筒状壁部85が第1実施形態のものより薄肉に形成されており、その下端面には凹状のテーパ面86が形成され、そのテーパ面86の曲率半径は缶蓋81のコーナー部82における屈曲部の曲率半径よりも大きく形成されている。また、チャック部材87は、環状突出部88が第1実施形態のものより長く形成されており、この環状突出部88から台金部52までの外周面が円錐テーパ面89とされている。この場合も、環状突出部88の内径は缶蓋81のカウンターシンク部5における内側壁部12の外径よりも若干大きく形成され、環状突出部88がカウンターシンク部5に嵌合したときに、環状突出部88の内周面とカウンターシンク部5の内側壁部12の外周面との間にわずかな隙間が形成され、その隙間の部分にノックアウトパッド84の筒状壁部85の先端部がわずかに臨むように配置される寸法関係に設定されている。
このように構成された第2実施形態の場合も、ノックアウトパッド84が缶蓋81を押さえると、缶蓋81のコーナー部82にノックアウトパッド84のテーパ面86が当接し、両者に芯ずれが生じていた場合には、ノックアウトパッド84のテーパ面86に沿って缶蓋81が移動して芯合わせされる。そして、その芯合わせがなされた後に、チャック部材87が缶蓋81のカウンターシンク部5に嵌合して巻き締め作業がなされるので、円滑かつ正確な二重巻き締めを行うことができる。
この第2実施形態の場合も、ノックアウトパッドのテーパ面は、図示例の凹状面に限らず、凸状面としてもよいし、平坦な傾斜面としてもよく、いずれの場合でも、缶蓋のコーナー部の外面に線状に接触することができる。
その他、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において種々の変更を加えることが可能である。
例えば、缶の公称径が204のものに適用したが、202(二重巻き締め部の外径が53.6〜54.4mm、巻き締め前の缶蓋のカール部の最外径が59.2〜59.6mm)又は206(二重巻き締め部の外径が59.2〜59.4mm、巻き締め前の缶蓋のカール部の最外径が64.5〜64.9mm)のものにも適用することができる。
1 缶蓋
2 パネル部
3 コーナー部
4 環状凹部
5 カウンターシンク部
6 チャック壁部
7 ショルダー部
8 カール部
11 屈曲部
12 内側壁部
13 屈曲部
14 傾斜部
21 缶体
22 缶胴
23 ネック部
24 フランジ部
31 巻き締め装置
32 リフター
33 缶蓋支持具
34,35 巻き締めロール
41 ノックアウトパッド
42 チャック部材
43 円板部
44 筒状壁部
45 テーパ面
51 リング板部
52 台金部
53 湾曲面
54 環状突出部
81 缶蓋
82 コーナー部
83 チャック壁部
84 ノックアウトパッド
85 筒状壁部
86 テーパ面
87 チャック部材
88 環状突出部
89 円錐テーパ面

Claims (6)

  1. 缶体を載置するリフターと、該リフターと同一軸心上に配置され缶体のフランジ部に被せた缶蓋を上方から押さえるノックアウトパッドと、該ノックアウトパッドの周囲にノックアウトパッドと同一軸心上に配置され缶蓋のチャック壁の内周面側を支持するチャック部材と、缶蓋の半径方向外方位置から半径方向内方に移動して前記チャック部材との間で缶体のフランジ部と缶蓋のカール部とを巻き締める巻き締めロールとが備えられ、前記ノックアウトパッドの下面には、缶蓋のパネル部からカウンターシンク部の内側壁部にかけて形成されるコーナー部に当接するテーパ面が、下方に向けて漸次拡径しかつ前記ノックアウトパッドの軸芯を中心とするリング状に形成されていることを特徴とする缶巻き締め装置。
  2. 前記缶蓋のコーナー部には、前記パネル部に隣接状態の屈曲部と、前記カウンターシンク部の内側壁部に隣接状態の屈曲部と、これら両屈曲部の間を連結する傾斜部とが形成されており、前記ノックアウトパッドのテーパ面は、前記両屈曲部のうちの少なくとも一方に当接するとともに、該屈曲部の曲率半径よりも大きい曲率半径の凹面に形成されていることを特徴とする請求項1記載の缶巻き締め装置。
  3. 前記ノックアウトパッドのテーパ面は、前記コーナー部における前記傾斜部を除く両屈曲部の両方に接触する凹面とされていることを特徴とする請求項2記載の缶巻き締め装置。
  4. 前記缶蓋のコーナー部には、前記パネル部に隣接状態の屈曲部と、前記カウンターシンク部の内側壁部に隣接状態の屈曲部と、これら両屈曲部の間を連結する傾斜部とが形成されており、前記ノックアウトパッドのテーパ面は、前記コーナー部における前記傾斜部に接触する凸面とされていることを特徴とする請求項1記載の缶巻き締め装置。
  5. 缶体をリフターの上に載置するとともに、該缶体のフランジ部に缶蓋を被せ、該缶蓋を上方からノックアウトパッドで押さえた状態とし、この状態で缶体のフランジ部と缶蓋のカール部とを巻き締める巻き締め方法において、前記ノックパッドで前記缶蓋を押さえる際に、該ノックアウトパッドの下面に形成した下方に向けて漸次拡径するテーパ面を前記缶蓋のパネル部からカウンターシンク部の内側壁部にかけて形成されるコーナー部に当接することを特徴とする缶巻き締め方法。
  6. 前記缶蓋のコーナー部は、前記パネル部に隣接状態の屈曲部と、前記カウンターシンク部の内側壁部に隣接状態の屈曲部と、これら両屈曲部の間を連結する傾斜部とを有する形状とされており、前記ノックアウトパッドで前記缶蓋を押さえる際に、前記テーパ面が前記屈曲部のうちの少なくとも一方又は前記傾斜部のうちのいずれかに当接することを特徴とする請求項5記載の缶巻き締め方法。
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