JP2010213098A - 優先制御装置および優先制御方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】受信端末に機能を付加することなく、高優先度のトラヒックを優先することができる優先制御装置を得ること。
【解決手段】自身に接続される受信端末宛てのTCPデータを受信端末に送信する優先制御装置1であって、優先度情報と受信したTCPデータに基づいて、そのTCPデータが高優先度トラヒックであるか低優先度トラヒックであるかを判別するTCPデータ弁別部16と、受信品質を求める無線I/F部17と、受信品質に基づいて低優先度トラヒックに操作を実施するかの判定を行うパケット操作判定部13と、操作を実施すると判定した場合に、低優先度トラヒックのデータに対して帯域制限処理を実施するTCPデータ操作部15と、を備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、無線通信のトラヒックの優先制御を実施する優先制御装置および優先制御方法に関する。
従来のインターネット/イントラネットはベストエフォート型のサービスが主であり、プロトコルとしてTCP(Transmission Control Protocol)が頻繁に用いられている。TCPでは、信頼性のある通信を実現するため、データの破壊やパケットの紛失、重複、順序入れ替えの検出、再送制御を行うため、確認応答(ACK:ACKnowledgement)とシーケンス番号の付与とを用いる。しかし、1パケットごとに確認応答を行うと、パケットの往復時間(RTT)が長くなった場合通信性能が悪くなる。そこでTCPでは輻輳ウィンドウサイズと受信可能ウィンドウサイズを有しており、その時の輻輳ウィンドウサイズと受信可能ウィンドウサイズのうち小さい方を選択して、一度にその数だけパケットを送ることで、パケットの往復時間が長くなっても性能が低下しないよう制御を行う。
しかし、ネットワークの帯域はネットワーク自体の特性や他の通信の状態により様々に変化するため、突然大量のパケットを送信するとパケットの紛失が発生する可能性がある。そこで、TCPでは帯域が未知のネットワークで効率良く最大のスループットを実現するため、スロースタートと輻輳回避、と呼ばれるアルゴリズムに従って輻輳ウィンドウサイズの制御を行う(たとえば、下記非特許文献1参照)。このアルゴリズムでは、パケットの紛失事象を検出すると、輻輳ウィンドウサイズの削減を行い、通信帯域を制限する制御を行う。
一方、現在ではネットワーク環境の多様化、ネットワークを用いたアプリケーションの多様化により、従来のベストエフォート型のサービスにも優先制御が必要となりつつある。たとえばネットワークの混雑時にも緊急・重要な通信で帯域を確保したい要求がある。ところが、従来のTCPでは通信要求条件に依らず、パケット紛失事象を検出すると通信帯域を一律に制限する制御を行うため、緊急・重要な通信の帯域を確保できない場合がある。そこで、たとえば、下記特許文献1では、通信の優先制御を実現する方法が記載されている。この方法では、非優先トラヒックについては従来のTCP通り、パケットの紛失を検出すると輻輳ウィンドウサイズの削減を行うが、高優先トラヒックについては、その優先度に応じて複数回のパケットの紛失、重複確認応答を検出するまで輻輳ウィンドウサイズの削減を行わない。このようにして高優先トラヒックの帯域確保を実現する。
特開平11−261632号公報
IETF RFC793 "TRANSMISSION CONTROL PROTOCOL", SEP 1981
しかしながら、上記従来のTCPの技術によれば、信頼性のある通信を実現するため、シーケンス番号を用いた確認を行い、効率の良い通信を実現するためウィンドウ制御を行い、一度に複数のパケットを送信する。また、帯域が未知のネットワークで効率よく最大のスループットを実現するため、スロースタートフェーズ、輻輳回避フェーズを用いることでウィンドウサイズの制御を行い、パケットの紛失を検出すると、ウィンドウサイズを削減する。そのため、優先度の高い重要・緊急な通信が発生しても、ネットワークが混雑しているときにパケットが紛失すると、他の通信がネットワークを占有していまい、優先度の高い通信の帯域が制限されてしまう、という問題点があった。
また、上記特許文献1に記載の方法では、上述のような課題を解決するため、受信端末にてTCPの処理に機能を付加することで、受信端末が、高優先トラヒックについては、その優先度に比例した回数だけパケットの紛失を検出してもウィンドウサイズの減少を発生させないフロー制御を行い、高優先トラヒックの帯域の確保を実現している。しかし、この制御を行うには受信端末のTCPの処理に機能の付加が必要である。そのため、受信端末に対して機能の付加ができない場合に、この方法による優先制御ができない、という問題があった。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、受信端末に機能を付加することなく、高優先度のトラヒックを優先することができる優先制御装置および優先制御方法を得ることを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明は、無線信号として受信した自身に接続される受信端末宛てのTCPデータを、前記受信端末に送信する優先制御装置であって、TCPデータに含まれる所定の情報と高優先度トラヒックであるかまたは低優先度トラヒックであるかを示す優先度情報との対応を保持し、前記対応と前記TCPデータに基づいて、そのTCPデータが高優先度トラヒックのデータであるか低優先度トラヒックのデータであるかを判別するTCPデータ判別手段と、前記無線信号に基づいて受信品質を求める無線処理手段と、前記受信品質に基づいて低優先度トラヒックの帯域制限を行うための所定の操作を実施するか否かの判定を行う操作判定手段と、前記操作を実施すると判定した場合に、前記操作として前記低優先度トラヒックのデータに対して所定の帯域制限処理を実施するTCPデータ操作手段と、を備えることを特徴とする。
本発明によれば、本実施の形態では、受信端末とネットワーク接続し、外部と無線接続する優先制御装置が、外部から送信された受信端末宛てのTCPデータ高優先トラヒックと低優先トラヒックに弁別し、高優先トラヒックのTCPデータの紛失を検出した場合に、低優先トラヒックのTCPデータの帯域を制限するための所定の操作を行うようにしたので、受信端末に機能を付加することなく、高優先度のトラヒックを優先することができる、という効果を奏する。
図1は、本発明にかかる優先制御装置の機能構成例を示す図である。 図2は、通信システムの構成例を示す図である。 図3は、高優先トラヒックに帯域の制限が生じる例を示す図である。 図4は、TCPの輻輳ウィンドウサイズの推移を表す図である。 図5は、優先制御装置の動作の一例を示すシーケンス図である。 図6は、優先制御装置のパケット操作判定部が実施する処理の一例を示すフローチャートである。 図7は、パケット操作としてTCPデータの遅延を実施した例を示すシーケンス図である。 図8は、パケット操作としてACK内の受信可能ウィンドウサイズを小さくする操作を行った例を示すシーケンス図である。 図9は、パケット操作として低優先トラヒックのTCPデータを一定の割合で破棄する例のシーケンス図である。
以下に、本発明にかかる優先制御装置および優先制御方法の実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。なお、この実施の形態によりこの発明が限定されるものではない。
実施の形態.
図1は、本発明にかかる優先制御装置の機能構成例を示す図である。図1に示すように本実施の形態の優先制御装置1は、ACK弁別部11,ACK操作部12,パケット操作判定部13,パケット紛失判断部14,TCPデータ操作部15,TCPデータ弁別部16,無線I/F(InterFace)部17で構成される。また、図では、優先制御装置1とネットワーク接続し、優先制御装置1経由で外部からパケットを受信する受信端末2を優先制御装置1とともに示している。
図2は、本実施の形態の通信システムの構成例を示す図である。図2に示すように、本実施の形態の通信システムは、優先制御装置1,受信端末2,無線システム3,GW(Gateway)4,IP(Internet Protocol)網5と、送信端末6を備える。ここでは、受信端末2と優先制御装置1はLANにより接続されていることとする。送信端末6および受信端末2は、TCPを備えており、送信端末6から送信されたTCPデータはIP網5を通過し、GW4を介して無線システム3に送信される。そして、無線システム3に到達したTCPデータは、無線システム3を介して優先制御装置1に送信され、優先制御装置1経由で受信端末2に到達する。受信端末2は、TCPデータを受信すると、そのTCPデータに対するACKを、優先制御装置1,無線システム3,GW4,IP網5経由で送信端末6に送信する。
図2のような通信システムの例として、たとえば、車や列車などの移動体を含む通信がある。たとえば、車や列車などの移動体上にLAN(Local Area Network)が存在し、受信端末2は、そのLANに接続しているとする。そして、移動体上にLANに接続する無線通信装置を介して、移動体の外部の無線システム3と接続し、無線システムはGW4を介してIP網5と接続しているとする。このような構成で、受信端末2が、IP網5に接続する送信端末6からデータを受信する場合に相当する。本実施の形態では、優先制御装置1が上記の無線通信装置としての機能も有している。いいかえると、本実施の形態では、上記の無線通信装置が、本実施の形態の優先制御装置1として機能する。
図2に示したような通信システムでは、無線区間が存在するため、有線ネットワークと比較して帯域が狭く、また、帯域や伝送損失の変動が有線ネットワークと比較して多く起き、伝送品質が低いと言える。一般に、無線ネットワークはパケットの紛失が有線ネットワークと比較して多く起きるため、高優先トラヒックのパケットに紛失が起こると帯域の制限が生じる。
図3は、高優先トラヒックに帯域の制限が生じる例を示す図である。ここでは、高優先トラヒックT1のパケット送信と低優先トラヒックT2のパケット送信が行われているとする。上部に示したように、無線システム3と優先制御装置1の間の無線区間で、高優先トラヒックT1のパケットにロス(紛失)が生じたとする。この場合、TCPではパケットの紛失が生じると帯域制限を行うため、高優先トラヒックT1の帯域が制限され、下部に示したような状態となる。なお、図3では、高優先トラヒックT1,低優先トラヒックT2の矢印の太さはそれぞれに割り当てられた帯域を示している。
具体的には、TCPの場合たとえば、以下のように帯域が制限される。TCPでは、スロースタートと輻輳回避、の手法によりウィンドウサイズを制御する。輻輳ウィンドウサイズがスロースタート閾値に達するまでは輻輳ウィンドウサイズは指数的に増加していく。この期間をスロースタートフェーズという。また、タイムアウトが発生すると、スロースタート閾値はその時の輻輳ウィンドウサイズと受信可能ウィンドウサイズの小さい方の値の、半分の値となり、輻輳ウィンドウサイズは初期値の1に戻る。輻輳ウィンドウサイズがスロースタート閾値を上回ると、指数的に増加していた輻輳ウィンドウサイズが線形の増加に変化する。これを輻輳回避フェーズという。
図4は、TCPの輻輳ウィンドウサイズの推移を表す図である。輻輳ウィンドウサイズが、スロースタート閾値Aより小さい間は、スロースタートフェーズP1であり、また、タイムアウトが発生すると、スロースタート閾値Aはその時の輻輳ウィンドウサイズと受信可能ウィンドウサイズの小さい方の値の、半分の値となる。そして、輻輳ウィンドウサイズがスロースタート閾値Aを超えた時点で輻輳回避フェーズP2に移行し、輻輳ウィンドウサイズの増加が線形となる。したがって、TCPでは、図3のようにパケットのロスによりタイムアウトが発生すると、輻輳回避フェーズに以降するため、ウィンドウサイズの増加に制約ができ、帯域が制限されることになる。
そこで、本発明では無線I/F部17を内蔵した優先制御装置1を設置することで、高優先トラヒックの帯域の確保を行う。図5は、本実施の形態の優先制御装置1の動作の一例を示すシーケンス図である。また、図6は、優先制御装置1のパケット操作判定部13が実施する処理の一例を示すフローチャートである。以下、図1、5および6を用いて本実施の形態の動作を説明する。
まず、送信端末6から送信されるパケットの処理について説明する。図5に示すように、優先制御装置1の無線I/F部17は、IP網5,GW4,無線システム3経由で送信端末1から送信されたパケットを無線信号として受信し、受信信号に所定の受信処理を行いTCPデータとしてTCPデータ弁別部16に渡す(ステップS11)。
TCP弁別部16は、受け取ったTCPデータに基づいてそのトラヒックが高優先であるか低優先であるかを判断し、高優先トラヒックと低優先トラヒックに弁別する(ステップS12)。この判断は、たとえば、TCPデータに含まれるIPアドレスやポート番号など所定の情報と優先度との対応をあらかじめ保持しておき、その対応とTCPデータとその対応とに基づいて実施する。
TCP弁別部16は、高優先トラヒックと判断したTCPデータをパケット紛失判断部14へ渡し(ステップS13)、低優先トラヒックと判断したTCPデータをTCPデータ操作部15へ渡す(ステップS14)。
パケット紛失判断部14は、TCP弁別部16から受け取ったTCPデータを解析し、TCPデータに含まれるシーケンス番号を記録する。そして、受信端末2から送信されるACKに含まれるシーケンス番号を記録されているシーケンス番号と比較することで、パケットの紛失の検出を行う(ステップS15)。なお、ACKに含まれるシーケンス番号は、たとえば、ACK弁別部11が抽出してパケット紛失判断部14に通知するようにすればよい。パケット紛失判断部14は、TCPデータを受信端末2へ出力し(ステップS16)、また、パケットの紛失を検出した場合には、パケットを紛失したことを通知するパケット紛失情報をパケット操作判定部13に出力する(ステップS17)。
一方、無線I/F部17は、受信信号に基づいて受信レートおよび受信強度を求め、求めた結果をパケット操作判定部13に渡す(ステップS18)。なお、ここでは受信レートおよび受信強度を求めるようにしたが、これに限らず、無線区間の品質(帯域)を知るための情報であればこれに限らず他の情報を用いてもよい。パケット操作判定部13は、無線I/F部17から受け取った受信レートおよび受信強度と、パケット紛失判断部14から受け取ったパケット紛失情報と、に基づいてパケット操作を行うか否かを判定し、パケット操作をすると判定した場合にはパケット操作指示をTCPデータ操作部15およびACK操作部12に出力する(ステップS19,ステップS20)。
具体的には、パケット操作判定部13は、たとえば、以下の(1)〜(3)のうち1つ以上に該当する場合に、パケット操作を行うと判定する。
(1)高優先トラヒックのパケットの紛失が検出された。
(2)受信強度が閾値より下回る。
(3)受信レートが閾値より下回る。
TCPデータ操作部15は、パケット操作指示を受け取ると、TCPデータ弁別部16から受け取った低優先トラヒックのTCPデータについて、パケット操作として以下の(A),(B)のいずれかまたは両方を実施する(ステップS21)。
(A)TCPデータを意図的に所定の時間遅らせて送信
(B)TCPデータを一定の割合で破棄
上記(A)は、たとえば、所定の時間TCPデータを保持しておくことにより送信を遅延させることができる。また、上記の(A)では、遅らせる時間を段階的に増やしていくようにしてもよく、上記の(B)では、破棄する割合を段階的に増やすようにしてもよい。
以上のパケット操作により低優先トラヒックの帯域を制限することで、高優先トラヒックの帯域の確保をする。TCPデータ操作部15は、操作実施後のTCPデータを受信端末2に出力する(ステップS22)。また、TCPデータ操作部15は、パケット操作判定部13からパケット操作指示を受けていない場合には、低優先トラヒックのTCPデータをそのまま(パケット操作をせずに)無線I/F部17に出力する。
一方、ACK弁別部11は、受信端末2から送信端末6宛てに送信されるACKを受け取り(ステップS23)、そのACKに基づいて高優先であるか低優先であるかを判断し、ACKを高優先トラヒックと低優先トラヒックに弁別する(ステップS24)。弁別方法は、TCPデータの弁別方法と同様である。
ACK弁別部11は、高優先トラヒックと判断したACKを無線I/F部17へ渡し(ステップS25)、低優先トラヒックと判断したACKをACK操作部12へ渡す(ステップS26)。
ACK操作部12は、パケット操作判定部13からパケット操作指示を受け取っている場合は、低優先トラヒックと判断されたACKに対して、以下の(ア)、(イ)、(ウ)の1つ以上を実施することにより操作を行い(ステップS27)、低優先トラヒックの帯域を制限することで高優先トラヒックの帯域の確保を行う。
(ア)低優先トラヒックのACKを意図的に所定の時間遅らせて送信する。
(イ)低優先トラヒックのACK内の受信可能ウィンドウサイズをより小さい値に書き換える。
(ウ)低優先トラヒックのACKを一定の割合で破棄する。
上記(ア)は、たとえば、所定の時間ACKを保持しておくことにより送信を遅延させることができる。また、上記の(ア)では、遅らせる時間を段階的に増やしていくようにしてもよく、上記の(イ)では、受信可能ウィンドウサイズを段階的に小さくしていくようにしてもよく、上記の(ウ)では、破棄する割合を段階的に増やすようにしてもよい。
そして、ACK操作部12は、操作実施後のACKを無線I/F部17に出力する(ステップS28)。また、ACK操作部12は、パケット操作判定部13からパケット操作指示を受けていない場合には、低優先トラヒックのACKをそのまま(パケット操作をせずに)無線I/F部17に出力する。無線I/F部17は、ACK弁別部11から受け取った高優先トラヒックのACKおよびACK操作部12から受け取った低優先トラヒックのACKに所定の送信処理を実施し、無線信号として送信する。
つぎに、図6を用いてパケット操作判定部13の処理を説明する。まず、パケット操作を実施中であるか否かを判断し(ステップS31)、パケット操作を行っていない場合(ステップS31 No)は、パケット操作を行うか否かを判定する(ステップS32)。ステップS31の判定は、上述のステップS19の処理で説明した方法で行う。パケット操作を行うと判定した場合(ステップS32 Yes)は、ACK操作部12およびTCPデータ操作部15にパケット操作を行うよう指示する(ステップS33)。パケット操作を行わないと判定した場合(ステップS32 No)は、処理を終了する。
また、ステップS31でパケット操作を行っていると判断した場合(ステップS31 Yes)には、パケット操作を終了するか否かを判断し(ステップS34)、パケット操作を終了すると判断した場合(ステップS34 Yes)には、ACK操作部12およびTCPデータ操作部15にパケット操作を終了するよう指示する(ステップS35)。パケット操作を終了しないと判断した場合(ステップS34 No)には、ステップS33に進む。なお、パケット操作を終了するかの判断は、たとえば、受信レートおよび受信強度と、パケット紛失情報に基づいて以下の(a)、(b)、(c)の1つ以上があてはまる場合に、パケット操作を終了すると判断する。
(a)パケットの紛失の停止
(b)閾値を下回っていた受信レートの回復
(c)閾値を下回っていた受信強度の回復
また、高優先トラヒックの通信が終了した場合にも終了とする。
なお、以上の説明では、TCPデータ操作部15とACK操作部12の両方がパケット操作を行う例について説明したが、いずれか一方がパケット操作を行うようにしてもよい。
つづいて、本実施の形態を実施例について説明する。図7は、本実施の形態のパケット操作としてTCPデータの遅延を実施した例を示すシーケンス図である。図の上部に横方向の実線で示した矢印の処理は、パケット操作を行わない従来のTCPの処理を示し、図の下部に横方向の点線で示した矢印の処理は、本実施の形態の処理を示す。従来の処理では、TCPデータ#1が送信端末6から優先制御装置1へ送信され(ステップS41)、優先制御装置1がTCPデータ#1を受信端末2へ送信する(ステップS42)。受信端末2は、TCPデータ#1に対するACK#1を優先制御装置1へ送信し(ステップS43)、優先制御装置1がACK#1を送信端末6へ送信する(ステップS44)。送信端末6は、ACK#1を受信すると、TCPデータ#2を送信する(ステップS45)。従来の処理の、送信端末6がTCPデータ#1を送信してからTCPデータ#2を送信するまでの時間を送信間隔S1とする。
一方、本発明では、ステップS41と同様にTCPデータ#1が送信端末6から優先制御装置1へ送信される(ステップS46)が、優先制御装置1は、TCPデータ#1の送信を遅延させて(ステップS47)、受信端末2へ送信する(ステップS48)。なお、ここでは、TCPデータ#1は低優先トラヒックとしTCPデータ操作部15が上記(A)の操作を行ったとする。受信端末2は、TCPデータ#1に対するACK#1を優先制御装置1へ送信し(ステップS49)、優先制御装置1がACK#1を送信端末6へ送信する(ステップS50)。送信端末6は、ACK#1を受信すると、TCPデータ#2を送信する(ステップS51)。本実施の形態では、送信端末6がTCPデータ#1を送信してからTCPデータ#2を送信するまでの時間である送信間隔S2は、送信間隔S1に比べ長くなる。
本実施の形態では、優先制御装置1が低優先トラヒックについてTCPデータを遅延させるためRTT(Round Trip Time)が従来の処理より長くなり、送信間隔S2が送信間隔S1より長くなる。これにより低優先トラヒックの帯域の制限を行うことができ、結果的に高優先トラヒックの帯域が確保できる。
図8は、本実施の形態のパケット操作としてACK内の受信可能ウィンドウサイズを小さくする操作を行った例を示すシーケンス図である。図の上部に横方向の実線で示した矢印の処理は、パケット操作を行わない従来のTCPの処理を示し、図の下部に横方向の点線で示した矢印の処理は、本実施の形態の処理を示す。また、矢印の太さはウィンドウサイズを示し、太いほどウィンドウサイズが大きいことを表す。従来の処理では、図7のステップS41〜ステップS45と同様に、ステップS61〜ステップS65が実施される。この際、ステップS65では、ステップS61より輻輳ウィンドウサイズを増加させてTCPデータ#2を送信する。
一方、本発明では、ステップS61と同様にTCPデータ#1が送信端末6から優先制御装置1へ送信され(ステップS66)、ステップS62と同様に優先制御装置1が受信端末2へTCPデータ#1を送信する(ステップS67)。そして、ステップS63と同様に、受信端末2は、TCPデータ#1に対するACK#1を優先制御装置1へ送信し(ステップS68)、優先制御装置1は、受信したACK#1の受信可能ウィンドウサイズを小さく書き換え、書き換え後のACK#1を送信端末6へ送信する(ステップS69)。
送信端末6は、送信ウィンドウサイズとして、受信可能ウィンドウサイズと輻輳ウィンドウサイズの小さい方を採用するため、ACK#1に含まれる受信可能ウィンドウサイズが十分小さい値に書き換えられていると、送信ウィンドウサイズを小さくする。したがって、送信端末6は、送信ウィンドウサイズをステップS66の送信時より小さくしてTCPデータ#2を送信する(ステップS70)。これにより低優先トラヒックの帯域の制限を行うことができ、高優先トラヒックの帯域を確保できる。
図9は、パケット操作として低優先トラヒックのTCPデータを一定の割合で破棄する例のシーケンス図である。図の上部に横方向の実線で示した矢印の処理は、パケット操作を行わない従来のTCPの処理を示し、図の下部に横方向の点線で示した矢印の処理は、本実施の形態の処理を示す。また、矢印の太さはウィンドウサイズを示し、太いほどウィンドウサイズが大きいことを表す。従来の処理では、図8のステップS61〜ステップS65と同様に、ステップS71〜ステップS75が実施される。
一方、本発明では、ステップS71と同様にTCPデータ#1が送信端末6から優先制御装置1へ送信される(ステップS76)が、優先制御装置1がTCPデータ#1を破棄したとする(ステップS77)。TCPデータ#1は、受信端末2に到達しないため、ACK#1が返らないため送信端末6は、輻輳ウィンドウサイズをリセット(1にリセット)し、スロースタートフェーズにはいりTCPデータ#1を再送する(ステップS78)。これにより、低優先トラヒックが一度に送るパケットの数を減少させ、低優先トラヒックの帯域の制限を行うことができ、高優先トラヒックの帯域を確保できる。
また、優先制御装置1がTCPデータ#1を破棄せずに、受信端末2へ送信し、受信端末2から受信したACK#1を破棄した場合にも、送信端末6は、ステップS78と同様に、輻輳ウィンドウサイズをリセットしてTCPデータ#1を再送することになる。
以上のように、本実施の形態では、受信端末2とネットワーク接続し、また、外部と無線接続する優先制御装置が、外部から送信された受信端末2宛てのTCPデータを中継することとし、優先制御装置では、TCPデータ弁別部16がTCPデータを高優先トラヒックと低優先トラヒックに弁別する。また、優先制御装置では、ACK操作部12が、受信端末2から送信されるACKを高優先トラヒックと低優先トラヒックに弁別する。そして、パケット紛失判別部14が高優先トラヒックのTCPデータの紛失を検出し、パケット操作判定部13が、TCPデータの紛失情報と受信レートおよび受信強度に基づいてパケット操作を行うか否かを判定し、判定結果に基づいてTCP操作部15,ACK操作部12が、それぞれ低優先トラヒックのTCPデータ,低優先トラヒックのACKに帯域を制限するための所定の操作を行うようにした。そのため、高優先トラヒックのパケット紛失が生じた場合でも、低優先トラヒックの帯域の制限を行うことができ、高優先トラヒックの帯域を確保できる。
以上のように、本発明にかかる優先制御装置および優先制御方法は、無線通信のトラヒックの優先制御を実施する通信システムに有用であり、特に、TCPの輻輳制御を行う通信システムに適している。
1 優先制御装置
2 受信端末
3 無線システム
4 GW
5 IP網
6 送信端末
11 ACK弁別部
12 ACK操作部
13 パケット操作判定部
14 パケット紛失判断部
15 TCPデータ操作部
16 TCPデータ弁別部
17 無線I/F部
A スロースタート閾値
P1 スロースタートフェーズ
P2 輻輳回避フェーズ
T1 高優先トラヒック
T2 低優先トラヒック
S1,S2 送信間隔

Claims (21)

  1. 無線信号として受信した自身に接続される受信端末宛てのTCPデータを、前記受信端末に送信する優先制御装置であって、
    TCPデータに含まれる所定の情報と高優先度トラヒックであるかまたは低優先度トラヒックであるかを示す優先度情報との対応を保持し、前記対応と前記TCPデータに基づいて、そのTCPデータが高優先度トラヒックのデータであるか低優先度トラヒックのデータであるかを判別するTCPデータ判別手段と、
    前記無線信号に基づいて受信品質を求める無線処理手段と、
    前記受信品質に基づいて低優先度トラヒックの帯域制限を行うための所定の操作を実施するか否かの判定を行う操作判定手段と、
    前記操作を実施すると判定した場合に、前記操作として前記低優先度トラヒックのデータに対して所定の帯域制限処理を実施するTCPデータ操作手段と、
    を備えることを特徴とする優先制御装置。
  2. 前記受信品質を受信レートとし、
    前記操作判定手段は、前記受信レートが所定の判定しきい値を下回る場合に、前記操作を実施すると判定することを特徴とする請求項1に記載の優先制御装置。
  3. 前記操作判定手段は、前記受信レートが所定の終了しきい値以上となった場合に、前記操作を実施しないと判定することを特徴とする請求項2に記載の優先制御装置。
  4. 前記受信品質を受信強度とし、
    前記操作判定手段は、前記受信強度が所定の判定しきい値を下回る場合に、前記操作を実施すると判定することを特徴とする請求項1、2または3に記載の優先制御装置。
  5. 前記操作判定手段は、前記受信強度が所定の終了しきい値以上となった場合に、前記操作を実施しないと判定することを特徴とする請求項4に記載の優先制御装置。
  6. 前記TCPデータに基づいて、TCPデータの紛失を検出する紛失判断手段、
    をさらに備え、
    前記操作判定手段は、さらに前記紛失判断手段の検出結果に基づいて前記判定を行うことを特徴とする請求項1〜5のいずれか1つに記載の優先制御装置。
  7. 無線信号として受信した自身に接続される受信端末宛てのTCPデータを、前記受信端末に送信する優先制御装置であって、
    前記TCPデータに含まれる所定の情報と高優先度トラヒックであるか低優先度トラヒックであるかを示す優先度情報との対応を保持し、前記対応と前記TCPデータに基づいて、そのTCPデータが高優先度トラヒックのデータであるか低優先度トラヒックのデータであるかを判別するTCPデータ判別手段と、
    前記TCPデータに基づいて、TCPデータの紛失を検出する紛失判断手段と、
    前記紛失判断手段の検出結果に基づいて低優先度トラヒックの帯域制限を行うための所定の操作を実施するか否かを判定する操作判定手段と、
    前記操作を実施すると判定した場合に、前記操作として前記低優先度トラヒックのデータに対して所定の帯域制限処理を実施するTCPデータ操作手段と、
    を備えることを特徴とする優先制御装置。
  8. 前記操作判定手段は、前記紛失判断手段の検出結果が、紛失ありであった場合に前記操作を実施すると判定し、また、所定の時間の間紛失なしであった場合に、前記操作を実施しないと判定することを特徴とする請求項6または7に記載の優先制御装置。
  9. TCPデータに対応する応答であるACKに含まれる所定の情報と高優先度トラヒックであるかまたは低優先度トラヒックであるかを示す優先度情報との対応をACK対応情報として保持し、前記受信端末から送信される前記TCPデータに対する応答であるACKと前記ACK対応情報とに基づいて、そのACKが高優先度トラヒックであるか低優先度トラヒックであるかを判別するACK判別手段と、
    前記操作を実施すると判定した場合に、前記操作として低優先度トラヒックのACKに対して所定のACK帯域制限処理を実施するACK操作手段と、
    をさらに備えることを特徴とする請求項1〜8のいずれか1つに記載の優先制御装置。
  10. 前記ACK操作手段は、前記ACK帯域制限処理として、低優先度トラヒックのACKの送信を所定の遅延時間分だけ遅延させることを特徴とする請求項9に記載の優先制御装置。
  11. 前記遅延時間を段階的に増加させることを特徴とする請求項10に記載の優先制御装置。
  12. 前記ACK操作手段は、前記ACK帯域制限処理として、低優先度トラヒックのACKからウィンドウサイズを抽出し、そのACKに対して抽出した値より小さい値にウィンドウサイズを書き換え、書き換え後のACKを送信することを特徴とする請求項9、10または11に記載の優先制御装置。
  13. 前記ウィンドウサイズを段階的に小さくすることを特徴とする請求項12に記載の優先制御装置。
  14. 前記ACK操作手段は、前記ACK帯域制限処理として、低優先度トラヒックのACKを所定の割合で廃棄することを特徴とする請求項9〜13のいずれか1つに記載の優先制御装置。
  15. 前記割合を段階的に増加させることを特徴とする請求項14に記載の優先制御装置。
  16. 前記TCPデータ操作手段は、前記帯域制限処理として、低優先度トラヒックのデータの送信を所定の遅延時間だけ遅延させることを特徴とする請求項1〜15のいずれか1つに記載の優先制御装置。
  17. 前記遅延時間を段階的に増加させることを特徴とする請求項16に記載の優先制御装置。
  18. 前記TCPデータ操作手段は、前記帯域制限処理として、低優先度トラヒックのデータを所定の割合で廃棄することを特徴とする請求項1〜17のいずれか1つに記載の優先制御装置。
  19. 前記割合を段階的に増加させることを特徴とする請求項18に記載の優先制御装置。
  20. 無線信号として受信した自身に接続される受信端末宛てのTCPデータを、前記受信端末に送信する優先制御装置における優先制御方法であって、
    TCPデータに含まれる所定の情報と高優先度トラヒックであるかまたは低優先度トラヒックであるかを示す優先度情報との対応を保持する優先度情報保持ステップと、
    前記対応と前記TCPデータに基づいて、そのTCPデータが高優先度トラヒックのデータであるか低優先度トラヒックのデータであるかを判別するTCPデータ判別ステップと、
    前記無線信号に基づいて受信品質を求める無線処理ステップと、
    前記受信品質に基づいて低優先度トラヒックの帯域制限を行うための所定の操作を実施するか否かの判定を行う操作判定ステップと、
    前記操作を実施すると判定した場合に、前記操作として前記低優先度トラヒックのデータに対して所定の帯域制限処理を実施するTCPデータ操作ステップと、
    を含むことを特徴とする優先制御方法。
  21. 無線信号として受信した自身に接続される受信端末宛てのTCPデータを、前記受信端末に送信する優先制御装置における優先制御方法であって、
    前記TCPデータに含まれる所定の情報と高優先度トラヒックであるか低優先度トラヒックであるかを示す優先度情報との対応を保持する優先度情報保持ステップと、
    前記対応と前記TCPデータに基づいて、そのTCPデータが高優先度トラヒックのデータであるか低優先度トラヒックのデータであるかを判別するTCPデータ判別ステップと、
    前記TCPデータに基づいて、TCPデータの紛失を検出する紛失判断ステップと、
    前記紛失判断ステップの検出結果に基づいて低優先度トラヒックの帯域制限を行うための所定の操作を実施するか否かを判定する操作判定ステップと、
    前記操作を実施すると判定した場合に、前記操作として前記低優先度トラヒックのデータに対して所定の帯域制限処理を実施するTCPデータ操作ステップと、
    を含むことを特徴とする優先制御方法。
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