JP7410839B2 - 情報処理装置、移動体、プログラム、及び情報処理方法 - Google Patents

情報処理装置、移動体、プログラム、及び情報処理方法 Download PDF

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Description

本発明は、情報処理装置、移動体、プログラム、及び情報処理方法に関する。
特許文献1及び特許文献2には、通信スループットの時系列データに基づいて、未来の通信スループットの時系列データを予測する技術が記載されている。非特許文献1及び非特許文献2には、通信スループットの予測に基づいて圧縮率とコマ数を制御することによって、過剰な圧縮による映像品質劣化を避けて映像を配信する適応制御技術が記載されている。
[先行技術文献]
[特許文献]
[特許文献1] 特許第6337881号公報
[特許文献2] 特許第6390167号公報
[非特許文献]
[非特許文献1] "警備、救護、防災を支える映像配信技術(適応映像配信制御技術)"、[online]、日本電気株式会社、[令和2年9月24日検索]、インターネット
<URL:https://jpn.nec.com/rd/tg/smc/research/adaptive_video_feed_control.html>
[非特許文献2] 吉田 裕志,外3名,"パブリックセーフティを支える映像配信技術"、NEC技報、2017年9月、第70巻、 第1号、p.52-55
本発明の第1の態様においては、情報処理装置が提供される。情報処理装置は、外部装置と無線通信を行う通信部を有する。情報処理装置は、外部装置との間の通信スループットを測定するスループット測定部を備える。情報処理装置は、スループット測定部が測定した通信スループットのデータを少なくとも用いて、将来の通信スループットを予測するスループット予測部を備える。情報処理装置は、スループット予測部が予測した通信スループットに基づいて、外部装置とのデータ通信を制御する通信制御部を備える。情報処理装置は、外部装置とのデータ通信の種別を判別する通信判別部を備える。情報処理装置は、通信判別部が判別した種別に基づいて、複数のデータ通信について通信の優先度を設定する優先度設定部を備える。通信制御部は、将来の通信スループットが予め定められた閾値を下回る場合に、優先度設定部が設定した優先度が低いデータ通信について、優先度設定部が設定した優先度が高いデータ通信と比較して、通信スループットを制限する。
通信制御部は、優先度設定部が設定した優先度が低いデータ通信について、優先度設定部が設定した優先度が高いデータ通信より比較して、データ通信を遅延させることにより、通信スループットを制限してよい。
スループット予測部は、通信制御部が優先度が低いデータ通信を遅延させた遅延量を用いて、将来の通信スループットを予測してよい。
情報処理装置は、車両に搭載されてよい。通信判別部は、データ通信の種別として、車両の制御に関するデータ通信であるか否かを判別してよい。優先度設定部は、車両の制御に関する予め定められたデータ通信の優先度を、他のデータ通信の優先度より高く設定してよい。
通信判別部は、データ通信の種別として、車両の制御に関するデータ通信であるか、マルチメディアのデータ通信であるかを判別してよい。優先度設定部は、車両の制御に関するデータ通信の優先度を、マルチメディアのデータ通信の優先度より高く設定してよい。
通信制御部は、優先度が低いデータ通信の通信スループットを、優先度が低いデータ通信に基づくサービス提供を継続するために必要な予め定められた値まで制限してよい。
情報処理装置は、車両に搭載されてよい。通信判別部は、データ通信の種別として、車両の制御に関するデータ通信であるか否かを判別してよい。通信制御部は、車両の制御系に関するデータ通信の通信スループットとして車両の制御系に関するデータ通信に基づくサービス提供を継続するために必要な予め定められた値を確保できない場合に、予め定められた他のデータ通信を停止してよい。
情報処理装置は、スループット予測部が予測した通信スループットに基づいて、マルチメディア品質を算出する品質算出部をさらに備えてよい。優先度設定部は、通信判別部が判別した種別に及びマルチメディア品質に基づいて、複数のデータ通信について通信の優先度を設定してよい。
本発明の第2の態様においては、車両が提供される。車両は、上記情報処理装置を備える。
本発明の第3の態様においては、プログラムが提供される。プログラムは、外部装置と無線通信を行う通信部を有するコンピュータを、外部装置との間の通信スループットを測定するスループット測定部として機能させる。プログラムは、コンピュータを、スループット測定部が測定した通信スループットのデータを少なくとも用いて、将来の通信スループットを予測するスループット予測部として機能させる。プログラムは、コンピュータを、スループット予測部が予測した通信スループットに基づいて、外部装置とのデータ通信を制御する通信制御部として機能させる。プログラムは、コンピュータを、外部装置とのデータ通信の種別を判別する通信判別部として機能させる。プログラムは、コンピュータを、通信判別部が判別した種別に基づいて、複数のデータ通信について通信の優先度を設定する優先度設定部として機能させる。通信制御部は、将来の通信スループットが予め定められた閾値を下回る場合に、優先度設定部が設定した優先度が低いデータ通信について、優先度設定部が設定した優先度が高いデータ通信と比較して、通信スループットを制限する。
本発明の第4の態様においては、情報処理方法が提供される。情報処理方法は、外部装置と無線通信を行う通信部を有する情報処理装置において、外部装置との間の通信スループットを測定する段階を備える。情報処理方法は、測定された通信スループットのデータを少なくとも用いて、将来の通信スループットを予測する段階を備える。情報処理方法は、予測された通信スループットに基づいて、外部装置とのデータ通信を制御する段階を備える。情報処理方法は、外部装置とのデータ通信の種別を判別する段階を備える。種別に基づいて、複数のデータ通信について通信の優先度を設定する段階を備える。情報処理方法は、外部装置とのデータ通信を制御する段階は、将来の通信スループットが予め定められた閾値を下回る場合に、設定された優先度が低いデータ通信について、設定された優先度が高いデータ通信と比較して、通信スループットを制限する段階を備える。
なお、上記の発明の概要は、本発明の必要な特徴の全てを列挙したものではない。また、これらの特徴群のサブコンビネーションもまた、発明となりうる。
一実施形態に係る車両50の利用形態を模式的に示す。 車両50の機能構成を模式的に示す。 データ通信の優先度を示す表である。 情報処理装置200が記憶するデータ通信情報のデータ構造の一例を示す。 通信制御部230が優先度に基づいて行う通信スループットの制御を概念的に示す。 情報処理装置200の機能ブロック間のデータの流れを模式的に示す。 情報処理装置200が実行する情報処理方法に関するフローチャートを示す。 情報処理装置200が実行する通信スループットの制御方法に関するフローチャートを示す。 車両50内の制御システム10の実装例を示す。 コンピュータ2000の例を示す。
以下、発明の実施の形態を通じて本発明を説明するが、以下の実施形態は特許請求の範囲にかかる発明を限定するものではない。また、実施形態の中で説明されている特徴の組み合わせの全てが発明の解決手段に必須であるとは限らない。
図1は、一実施形態に係る車両50の利用形態を模式的に示す。車両50は、例えば自動車である。車両50は、内燃機関を備える自動車、電気自動車、燃料電池自動車(FCV)等であってよい。車両50は、輸送機器の一例である。
車両50は、情報処理装置200を備える。情報処理装置200は、外部装置30a及び外部装置30bとデータ通信を行う。なお、本実施形態において、外部装置30a及び外部装置30bのことを「外部装置30」と総称する場合がある。
情報処理装置200は、通信ネットワーク90及び無線通信システム92を通じて、外部装置30と通信する。通信ネットワーク90は、インターネット等のIPネットワーク、P2Pネットワーク、VPNを含む専用回線、及び仮想ネットワーク等を含む。本実施形態において、無線通信システム92は、通信ネットワーク90に接続される移動体通信網である。例えば、無線通信システム92は、無線アクセスネットワーク及びコアネットワークを含む。
外部装置30aは、例えば車両50の乗員にサービス提供するサーバを含む。例えば外部装置30aは、動画等のコンテンツデータを格納するサーバや、SNS(ソーシャルネットワークサービス)を提供するサーバ等を含む。情報処理装置200は、車両50の乗員の指示に応じて、外部装置30aから動画データを受信する。また、情報処理装置200は、車両50の乗員の指示に応じて、SNSメッセージとしてのテキスト情報、音声情報、画像情報、動画情報等を、外部装置30aから受信する。また、情報処理装置200は、車両50の乗員の指示に応じて、車両50の乗員からのSNSメッセージとしてのテキスト情報、音声情報、画像情報、動画情報等を、外部装置30aに送信する。
外部装置30bは、例えば車両50の制御係に関するサービス提供を行うサーバである。外部装置30bは、例えば車両50の制御系関連情報を収集するサーバを含んでよい。外部装置30が収集する制御関連情報は、車両50の自動運転に用いられたLIDARデータ等を例示することができる。外部装置30bは、例えば車両50に制御系関連情報を提供するサーバを含んでよい。外部装置30bが提供する制御系関連情報としては、車両50の自動運転に用いられる地図データ等を含んでよい。情報処理装置200は、自動運転制御のために取得したLIDARデータ等を外部装置30bに送信する。情報処理装置200は、車両50の乗員の指示に関係なく、地図データを外部装置30bから受信する。
情報処理装置200は、外部装置30との間の通信スループットを、データ通信の優先度に応じて制御する。例えばSNSデータ等のデータ通信は、車両50の制御系関連情報のデータ通信より優先順位が低い。情報処理装置200は、過去の通信スループットの時系列データに基づいて、将来の通信スループットを予測する。情報処理装置200は、将来の通信スループットが低くなることが予測される場合、車両50の制御関連情報より優先順位が低い外部装置30aとの間のデータ通信を、最低限のサービス品質を維持できる程度に遅延させる。これにより、車両50の制御関連情報のデータ通信の通信スループットを維持する。また、情報処理装置200は、通信スループットが更に低くなることが予測され、外部装置30aとの間で最低限のサービス品質を維持できないことが予測される場合、外部装置30aとの間のデータ通信を停止して、車両50の制御系関連情報のデータ通信の通信スループットを維持する。このようにして、情報処理装置200は、優先度の低いデータの通信を制限することによって、優先度の高いデータ通信を継続することができる可能性を高めることができる。
図2は、車両50の機能構成を模式的に示す。車両50は、情報処理装置200と、制御装置24aと、制御装置24bと、機器25aと、機器25bと、車両内ネットワーク29とを備える。情報処理装置200は、通信部202と、通信制御部230と、スループット測定部210と、スループット予測部220と、通信判別部240と、優先度設定部250と、品質算出部260とを備える。なお、図2には、本実施形態に関する機能ブロックが示されている。車両50及び情報処理装置200は、図2に示す機能ブロック以外の機能ブロックを備えてよい。
情報処理装置200、制御装置24a、及び制御装置24bは、車両内ネットワーク29で互いに接続されている。車両内ネットワーク29はイーサネットワークを含んでよい。車両内ネットワーク29はCAN(Controller Area Network)を含んでよい。
制御装置24a及び制御装置24bは、それぞれ機器25a及び機器25bを制御する。制御装置24a及び制御装置24bは、それぞれECU(Electronic Control Unit)であってよい。機器25a及び機器25bは、例えばエンジン等の駆動系機器、情報通信系機器等を含む。制御装置24及び機器25の一実施例については、図9等に関連して具体例を説明する。なお、制御装置24a及び制御装置24bのことを「制御装置24」と総称する場合がある。また、機器25a及び機器25bを「機器25」と総称する場合がある。
通信部202は、移動体通信網を介し外部装置30と通信を行う。スループット測定部210は、外部装置30との間の通信スループットを測定する。なお、スループット測定部210は、通信部202から外部装置30へのアップロード方向の通信スループットを測定してよい。スループット測定部210は、外部装置30から通信部202へのダウンロード方向の通信スループットを測定してよい。スループット予測部220は、スループット測定部210が測定した通信スループットを少なくとも用いて、将来の通信スループットを予測する。通信制御部230は、スループット予測部220が予測した通信スループットに基づいて、外部装置30とのデータ通信を制御する。具体的には、通信制御部230は、通信部202を制御することにより、外部装置30とのデータ通信を制御する。
通信判別部240は、外部装置30とのデータ通信の種別を判別する。優先度設定部250は、通信判別部240が判別した種別に基づいて、複数のデータ通信について通信の優先度を設定する。通信制御部230は、将来の通信スループットが予め定められた閾値を下回る場合に、優先度設定部250が設定した優先度が低いデータ通信について、優先度設定部250が設定した優先度が高いデータ通信と比較して、通信スループットを制限する。これにより、優先度の高いデータを連続的に通信できる可能性を高めることができる。なお、通信制御部230は、将来の通信スループットが予め定められた閾値を一時的に下回った場合には、優先度が低いデータ通信について通信スループットを制限しなくてよい。例えば、通信制御部230は、将来の通信スループットが予め定められた閾値を下回る時間が予め定められた時間以下の場合には、優先度が低いデータ通信について通信スループットを制限しなくてよい。通信制御部230は、将来の通信スループットが予め定められた閾値を下回る時間が予め定められた時間を超えた場合に、優先度が低いデータ通信について通信スループットを制限してよい。予め定められた閾値は、可変値であってよい。通信制御部230は、外部装置30との間のデータ通信状況に基づいて閾値を定めてよい。例えば、通信制御部230は、外部装置30との間で行われているデータ通信において最低限のサービス品質を提供するために必要な通信スループットに基づいて、閾値を定めてよい。通信制御部230は、当該最低限のサービス品質を提供するために必要な通信スループットに予め定められた係数を乗じた値を、閾値として定めてよい。予め定められた係数は、1以上の任意の値であってよい。予め定められた係数は、1未満の任意の値であってよい。なお、予め定められた閾値は、可変値ではなく固定値であってよい。
通信制御部230は、優先度設定部250が設定した優先度が低いデータ通信について、優先度設定部250が設定した優先度が高いデータ通信より比較して、データ通信を遅延させることにより、通信スループットを制限する。通信制御部230は、優先度が低いデータ通信で通信されるデータをバッファリングすることにより、データ通信を遅延させてよい。優先度の高いデータを遅延させないので、優先度の高いデータを連続的に通信できる可能性を高めることができる。なお、通信制御部230は、優先度が低いデータ通信のデータ量を低下させることによって、通信スループットを制限してもよい。通信制御部230は、優先度が低いデータ通信のビットレートを低下させることによって、通信スループットを制限してもよい。通信制御部230は、優先度が低いデータ通信によって送信されるデータが画像データである場合、送信する画像の画質を低下させることによって、通信スループットを制限してよい。
スループット予測部220は、通信制御部230が優先度が低いデータ通信を遅延させた遅延量を用いて、将来の通信スループットを予測してよい。スループット予測部220は、遅延情報を考慮して将来の通信スループットを予測するので、将来予測精度を高めることができる。
通信判別部240は、データ通信の種別として、車両50の制御に関するデータ通信であるか否かを判別する。優先度設定部250は、車両50の制御に関する予め定められたデータ通信の優先度を、他のデータ通信の優先度より高く設定する。これにより、車両50の制御に関するデータ通信を連続的に行うことができるので、車両50の走行の安全性を高めることができる。通信制御部230は、車両50の制御系に関するデータ通信の通信スループットとして車両50の制御系に関するデータ通信に基づくサービス提供を継続するために必要な予め定められた値を確保できない場合に、予め定められた他のデータ通信を停止してよい。なお、通信判別部240は、データ通信の種別として、車両50の制御に関するデータ通信であるか、マルチメディアのデータ通信であるかを判別してよい。優先度設定部250は、車両50の制御に関するデータ通信の優先度を、マルチメディアのデータ通信の優先度より高く設定してよい。
通信制御部230は、優先度が低いデータ通信の通信スループットを、優先度が低いデータ通信に基づくサービス提供を継続するために必要な予め定められた値まで制限してよい。これにより、優先度が低いデータ通信についても、データ通信が完全に断絶してしまう可能性を低減することができる。
品質算出部260は、スループット予測部220が予測した通信スループットに基づいて、データ通信の品質を算出する。優先度設定部250は、通信判別部240が判別した種別及びデータ通信の品質に基づいて、複数のデータ通信について通信の優先度を設定する。例えば、品質算出部260はマルチメディア品質(MMq)(例えば、ITU-T 勧告 G.1070に規定されるMMq)を算出してよい。優先度設定部250は、通信判別部240が判別した種別及びマルチメディア品質に基づいて、複数のデータ通信について通信の優先度を設定してよい。なお、品質算出部260は、マルチメディア品質以外に、サービス品質を示す任意の指標を、データ通信の品質として算出してよい。
図3は、データ通信の優先度を示す表である。図3の表において、「カテゴリ」は、車両50の制御系であるか非制御系であるかを示す。「性質」は、データ通信が定常的であるか非定常的であるかを示す。「サービス」は、データ通信によって提供されるサービスの内容を示す。図3に示されるように、車両50の制御系のサービスに関するデータ通信は、非制御系のサービスに関するデータ通信より、優先度が高いものとする。また、定常的なデータ通信は、非定常的なデータ通信より、優先度が高いものとする。なお、図3に示す「カテゴリ」及び「性質」に加えて、サービス毎に優先度を設定できる。
図4は、情報処理装置200が記憶するデータ通信情報のデータ構造の一例を示す。データ通信情報は、IPアドレスと、ポート番号と、優先度と、種別IDと、最低品質を対応づける。IPアドレスは、例えば制御装置24に割り当てられたIPアドレスである。ポート番号は、TCP/通信においてトランスポート層プロトコルで用いられるポート番号である。「優先度」は、IPアドレス及びポート番号の組み合わせによって識別されるデータ通信に割り当てられた優先度を示す。「種別ID」は、IPアドレス及びポート番号の組み合わせから定まる種別を示す。「最低品質」は、データ通信によるサービス提供を維持するために必要な最低のサービス品質を示す。最低品質の指標として、例えばMMqを用いることができる。
本実施形態において、制御装置24から送信される通信パケットに含まれるIPアドレス及びポート番号の組み合わせによって、例えば図3に示したサービスのうちのいずれのサービスのデータ通信であるかが定まるものとする。通信制御部230は、通信パケットに含まれるIPアドレス及びポート番号の組み合わせとデータ通信情報とに基づいて、データ通信の優先度及び種別を特定する。なお、データ通信がデータ送信の場合、「IPアドレス」は送信元IPアドレスであり、「ポート番号」は送信元ポート番号である。
図5は、通信制御部230が優先度に基づいて行う通信スループットの制御を概念的に示す。時刻txにおいて、制御系、インタラクティブコミュニケーション、及びWebブラウジングのデータ通信が行われていたとする。ここで、制御系のデータ通信は、非制御系のデータ通信(インタラクティブコミュニケーション及びWebブラウジング)より優先度が高い。また、非制御系のデータ通信のうち、インタラクティブコミュニケーションのデータ通信は、Webブラウジングのデータ通信より優先度が高いものとする。
時刻txにおける通信スループットの合計値はThr1である。スループット予測部220によって、時刻txからΔt後の通信スループットがThr2に低下することが予測されたとする。現在行われている各データ通信においてそれぞれ必要とされる最低限のサービス品質を提供するために必要な通信スループットの合計値がThr2を超えると判断された場合、通信制御部230は、制御系のデータ通信及びインタラクティブコミュニケーションのデータ通信のスループットを、それぞれ最低限のサービス品質を保証できる通信スループット値に制御する。また、通信制御部230は、Webブラウジングのデータ通信については一時的に停止させる。これにより、車両50の制御系に関するデータ通信を維持しつつ、全体の通信スループットが予測されたスループットを超えないようにすることができる。
図6は、情報処理装置200の機能ブロック間のデータの流れを模式的に示す。
通信制御部230は、制御装置24から送信される送信データを監視する。通信制御部230は、IPアドレス及びポート番号の組み合わせに基づいて、新たなサービスについてのデータ通信が開始されたか否かを判断する。新たな通信が開始された場合、通信制御部230は、IPアドレス及びポート番号を含む通信情報を通信判別部240に通知する。通信制御部230は、スループット測定部210のリクエストに応じて、外部装置30との間の通信データ量を示す情報をスループット測定部210に送信する。
通信判別部240は、通信情報に基づいて、データ通信の種別を判別する。例えば通信判別部240は、IPアドレス及びポート番号に基づいて、データ通信の種別を判別する。通信判別部240は、図4に示すデータ通信情報に基づいて、データ通信の種別を判別する。通信判別部240は、データ通信の種別を含む制御対象情報を、スループット測定部210及び優先度設定部250に通知する。
スループット測定部210は、通信部202と外部装置30との間の通信スループットを測定する。スループット測定部210は、通信制御部230から通知された通信データ量に基づいて、現在の通信スループットを算出する。スループット測定部210は、制御対象情報毎に通信スループットを測定してよい。スループット測定部210は、合計の通信スループットを測定してよい。スループット測定部210は、測定した制御対象の通信スループットを、優先度設定部250及びスループット予測部220に通知する。
スループット予測部220は、スループット測定部210により測定された通信スループットに基づいて、将来の通信スループットを予測する。例えば、スループット予測部220は、通信スループットの時系列データに基づいて、時系列データの予測モデルを同定する。同定する予測モデルは、過去の時系列データから未来の時系列データを予測できるモデルであれば、いかなるモデルであってよい。例えば、同定する予測モデルとしては、ARモデル(AutoRegressive Model)等の時系列モデルや、Vasicekモデル等の確率微分方程式モデル等を例示することができる。一例として、Vasicekモデルを用いる場合、Vasicekモデルの確率微分方程式の一般解と、時系列データとを用いて、最尤推定法等の手法を用いて、Vasicekモデルの確率微分方程式の一般解のモデルパラメータを同定してよい。スループット予測部220は、同定した予測モデルに基づいて、将来の通信スループットの時系列データの確率分布を算出する。スループット予測部220は、将来の通信スループットの時系列データの確率分布に基づいて、将来の通信スループットを予測してよい。なお、スループット予測部220は、上記特許文献1及び上記特許文献2に記載されている手法を用いて、将来の通信スループットの時系列データの確率分布を算出してよい。上記特許文献1及び上記特許文献2に記載されているように、TCP通信等の通信プロトコルの通信開始後の過渡特性をモデル化した通信モデルに基づいて算出した補正率を用いて、過渡特性の影響を除去するよう時系列データを補正し、補正した時系列データに基づいて、時系列データの予測モデルを同定してもよい。
スループット予測部220は、外部装置30からフィードバックされる通信状態に基づいて、通信スループットを予測してよい。スループット予測部220は、通信スループットの制御対象毎に、将来の通信スループットを予測してよい。外部装置30からフィードバックされる通信状態としては、ネットワークの転送遅延及びパケットロス率等を例示することができる。スループット予測部220は、予測した将来の通信スループットを優先度設定部250に通知する。スループット予測部220は、後述するように優先度設定部250において設定された遅延情報に基づいて、将来の通信スループットを算出してよい。
優先度設定部250は、データ通信のそれぞれに対する優先度を設定して、データ通信のそれぞれの通信スループットを決定する。優先度設定部250は、通信判別部240から通知されたデータ通信の種別毎の制御対象情報、通信判別部240から通知された制御対象のデータ通信の種別、及びスループット予測部220から通知された予測される通信スループットに基づいて、データ通信の種別毎の優先度を設定し、優先度に応じて通信スループットを設定する。優先度設定部250は、設定した通信スループットが得られるようなデータ通信の遅延量を設定してよい。優先度設定部250は、設定したデータ通信の遅延量を、スループット予測部220に通知してよい。
なお、品質算出部260は、将来の通信スループットに基づいて、サービス品質の指標値を算出してよい。通信品質の指標値は、MMqであってよい。優先度設定部250は、品質算出部260が算出したサービス品質に基づいて、通信スループットを算出してよい。例えば、優先度設定部250は、予め定められた通信品質の指標値と通信スループットとを対応づける対応付け情報を参照して、品質算出部260が算出した通信品質以下の指標値に対応づけられた通信スループットを選択してよい。優先度設定部250は、優先度が予め定められた値より高いデータ通信について、最低品質以上のサービス品質に対応する通信スループットを設定するとともに、優先度が予め定められた値より低いデータ通信について、最低品質のサービス品質に対応する通信スループットを設定することによって、将来の通信スループットに適応させてよい。
優先度設定部250は、設定した通信スループットを通信制御部230に通知する。通信制御部230は、優先度設定部250から通知されたデータ通信の種別毎の通信スループットに従って、データ通信の種別毎に送信データを遅延させる。また、優先度設定部250は、設定した通信スループットに対応する単位時間あたりの入力通信データ量を、制御装置24に通知する。制御装置24は、優先度設定部250から通知された入力通信データ量に従って、データ通信の種別毎に送信データの送信を制限する。例えば、制御装置24は、ポート番号で定まるサービス毎に、外部装置30へと送信するデータ量を制限する。これにより、データ通信の優先度に応じて通信スループットを適切に制限することができる。
図7は、情報処理装置200が実行する情報処理方法に関するフローチャートを示す。本フローチャートの処理は、通信制御部230によって外部装置30との間の通信の発生を検知した場合に開始される。
S702において、通信判別部240は、発生したデータ通信の種別を特定する。例えば、通信判別部240は、IPアドレス及びポート番号に基づいて、発生したデータ通信の種別を特定する。S704において、通信判別部240は、発生したデータ通信が通信スループットの制御対象であるか否かを判断する。発生したデータ通信が通信スループットの制御対象でない場合、S720において、通信制御部230は、発生したデータ通信の制御方式としてベストエフォート型の制御方式を決定して、S714に処理を進める。発生したデータ通信が通信スループットの制御対象である場合、S706において、スループット測定部210は、制御対象の通信スループットを測定する。S708において、スループット測定部210は、通信が発生中であるか否かを判断する。
S708において通信が発生中でないと判断した場合、S716において、スループット測定部210は、通信が発生していない時間をカウントして、S714に処理を進める。例えば、スループット測定部210は、通信が発生していないと判断したタイミングからの経過時間をカウントする。S708において通信が発生中と判断した場合、スループット予測部220は、通信スループットの制御対象の将来のスループットを予測する(S710)。S712において、通信制御部230は、通信スループットの制御を行って、S714に処理を進める。なお、S712の処理については、図8等に関連して説明される。
S714において、通信制御部230は、データ通信を継続するか否かを判断する。通信制御部230は、スループット測定部210においてカウントされた通信が発生していない時間が予め定められた値を超えた場合に、データ通信を継続しないとを判断する。また、通信制御部230は、通信を切断する旨の情報を制御装置24から受け取った場合に、データ通信を継続しないと判断する。S714においてデータ通信を継続すると判断した場合、S706に処理を進める。S714においてデータ通信を継続しないと判断した場合、データ通信を終了する。
図8は、情報処理装置200が実行する通信スループットの制御方法に関するフローチャートを示す。本フローチャートの処理は、S712の処理に適用できる。
S802において、優先度設定部250は、通信スループットの制御対象となるデータ通信について、最低限のサービス品質を確保するために必要な通信スループット(最低スループット)を特定する。例えば、優先度設定部250は、データ通信情報の品質情報に基づいて、通信スループットの制御対象となるデータ通信について最低スループットを特定する。
S804において、優先度設定部250は、スループット予測部220が予測した将来の通信スループットに基づいて、データ通信を行うことができるか否かを判断する。優先度設定部250は、品質算出部260が算出した予測されるサービス品質が、データ通信情報で定められた最低品質以上であるか否かを判断する。データ通信を行うことができる場合、本フローチャートの処理を終了する。
データ通信を実行できると判断した場合、S806において、優先度設定部250は、優先度の低いデータ通信の通信スループットを制限することによってデータ通信が実行可能になるか否かを判断する。優先度の低いデータ通信の通信スループットを制限することによってデータ通信が実行可能になると判断した場合、S808において優先度に基づいて通信スループットの制御対象のデータ通信及び通信スループットを決定する。S810において、通信制御部230は、制御対象のデータ通信の通信スループットを制限する。S812において、優先度設定部250は、制御対象のデータ通信を行う制御装置24に、入力通信データ量を指示する。S814において、通信制御部230は、データ通信の通信スループットを最低スループットに向けて段階的に上昇させて、本フローチャートの処理を終了する。
S806において、通信スループットを制限することによってもデータ通信が実行可能にならないと判断した場合、S820において、優先度設定部250は、現在データ通信が発生している非制御系のデータ通信の中から、優先度に基づいて、中断させるデータ通信を選択する。例えば優先度設定部250は、優先度が低い順に、中断させるデータ通信を選択する。S822において、優先度設定部250は、選択したデータ通信を行う制御装置24に、選択したデータ通信の中断を指示する。S284において、制御装置24は、データ通信を一時的に中断することをユーザインタフェースを通じて車両50の乗員に通知し、S806に処理を移行する。
図9は、車両50の制御システムの実装例を示す。制御システム1000は、コアECU1010と、TCU1020と、AD/ADAS ECU1021と、情報系ECU1022と、エリアECU1023と、エリアECU1024と、センサ機器1040と、情報系機器1041と、駆動系機器1030と、快適系機器1031と、アラーム系機器1032と、視界系機器1033と、先進安全系機器1034と、防盗系機器1035と、灯体系機器1036と、ドア系機器1037と、ドライブポジション系機器1038と、開閉系機器1039と、通信ネットワーク1080と、通信ネットワーク1081と、通信ネットワーク1082と、通信ネットワーク1084と、通信ネットワーク1085とを備える。AD/ADAS ECU1021は、自動運転(AD)、先進運転支援システム(ADAS)に関する制御を行うECUである。
TCU1020はテレマティクス制御ユニットである。TCU1020は、上述した情報処理装置200の一実装例である。なお、TCU1020及びコアECU1010が協働して、上述した情報処理装置200として機能してもよい。AD/ADAS ECU1021、情報系ECU1022、エリアECU1023、及びエリアECU1024は、それぞれ上述した制御装置24の一実装例である。
通信ネットワーク1080、通信ネットワーク1081、通信ネットワーク1082、通信ネットワーク1084、及び通信ネットワーク1085は、車両内ネットワーク29の一実装例である。通信ネットワーク1080、通信ネットワーク1081、通信ネットワーク1082、通信ネットワーク1084及び通信ネットワーク1085は、イーサネットワークを備えてよい。TCU1020、コアECU1010、AD/ADAS ECU1021、情報系ECU1022、エリアECU1023、及びエリアECU1024は、通信ネットワーク1080、通信ネットワーク1081、通信ネットワーク1082、通信ネットワーク1084及び通信ネットワーク1085を介してIP通信可能であってよい。なお、通信ネットワーク1084及び通信ネットワーク1085は、CANを備えてよい。
センサ機器1040は、カメラ、レータ及びLIDARを含むセンサを備える。AD/ADAS ECU1021は、バスを通じてセンサ機器1040が備える各センサに接続され、センサ機器1040が備える各センサを制御するとともに、各センサが検出した情報を取得する。
情報系機器1041は、メータ機器、ディプレイ機器、チューナ、プレーヤ、DSRC(狭域通信)システム、無線充電器及びUSBポートを含む機器を備える。情報系ECU1022は、バスを通じて情報系機器1041が備える各機器に接続され、情報系機器1041が備える各機器を制御する。情報系機器1041は、情報通信機器、マルチメディア関連機器、ユーザインタフェース機器を含む。
駆動系機器1030は、電動パーキングブレーキ(EPB)、電動パワーステアリングシステム(EPS)、車両挙動安定化制御システム(VSA)、シフター(SHIFTER)、パワー・ドライブ・ユニット(PDU)、インテリジェントパワーユニット(IPU)、及び燃料噴射装置(FI)を含む機器を備える。駆動系機器1030は、バスを通じて駆動系機器1030が備える各機器に接続され、駆動系機器1030が備える各機器を制御する。
エリアECU1024は、バスを通じて、快適系機器1031、アラーム系機器1032、視界系機器1033、先進安全系機器1034、防盗系機器1035、灯体系機器1036、ドア系機器1037、ドライブポジション系機器1038、及び開閉系機器1039と接続され、快適系機器1031、アラーム系機器1032、視界系機器1033、先進安全系機器1034、防盗系機器1035、灯体系機器1036、ドア系機器1037、ドライブポジション系機器1038、及び開閉系機器1039が備える機器を制御する。快適系機器1031、アラーム系機器1032、視界系機器1033、先進安全系機器1034、防盗系機器1035、灯体系機器1036、ドア系機器1037、ドライブポジション系機器1038、及び開閉系機器1039と接続される。快適系機器1031、アラーム系機器1032、視界系機器1033、先進安全系機器1034、防盗系機器1035、灯体系機器1036、ドア系機器1037、ドライブポジション系機器1038、及び開閉系機器1039は、主として車両50の補機を含む。
駆動系機器1030、センサ機器1040、快適系機器1031、アラーム系機器1032、視界系機器1033、先進安全系機器1034、防盗系機器1035、灯体系機器1036、ドア系機器1037、ドライブポジション系機器1038、及び開閉系機器1039は、車両50の制御系の機器である。情報系機器1041は非制御系の機器である。
センサ機器1040、駆動系機器1030、快適系機器1031、アラーム系機器1032、視界系機器1033、先進安全系機器1034、防盗系機器1035、灯体系機器1036、ドア系機器1037、ドライブポジション系機器1038、及び開閉系機器1039が含む機器に関するデータ通信は、情報系機器1041が含む機器に関するデータ通信と比べて、優先度が低くてよい。
なお、車両50は、移動体の一例である。移動体としては、乗用車やバス等の自動車、鞍乗型車両、航空機、船舶等の輸送機器を含む。移動体は、輸送機器に限らず、移動可能な任意の機器であってよい。
以上に説明したように、情報処理装置200及び情報処理装置200の一実装例によれば、優先度の低いデータ通信を制限することによって、優先度の高いデータ通信を継続することができる可能性を高めることができる。一般に、移動体に搭載される機器において複数のデータ通信が行われる場合、通信速度(通信帯域ともいう)の中で通信する必要がある。しかし、複数のデータ通信の全てにおいて適切な通信速度が常に得られるとは限らない。例えば通信環境が悪化することによって通信速度が低下した場合に、優先度が高いデータ通信が制限されてしまう場合があるという課題がある。これに対し、上述した情報処理装置200によれば、このような課題を軽減することができる。
図10は、本発明の複数の実施形態が全体的又は部分的に具現化され得るコンピュータ2000の例を示す。コンピュータ2000にインストールされたプログラムは、コンピュータ2000を、実施形態に係る情報処理装置等の装置又は当該装置の各部として機能させる、当該装置又は当該装置の各部に関連付けられるオペレーションを実行させる、及び/又は、実施形態に係るプロセス又は当該プロセスの段階を実行させることができる。そのようなプログラムは、コンピュータ2000に、本明細書に記載の処理手順及びブロック図のブロックのうちのいくつか又はすべてに関連付けられた特定のオペレーションを実行させるべく、CPU2012によって実行されてよい。
本実施形態によるコンピュータ2000は、CPU2012、及びRAM2014を含み、それらはホストコントローラ2010によって相互に接続されている。コンピュータ2000はまた、ROM2026、フラッシュメモリ2024、通信インタフェース2022、及び入力/出力チップ2040を含む。ROM2026、フラッシュメモリ2024、通信インタフェース2022、及び入力/出力チップ2040は、入力/出力コントローラ2020を介してホストコントローラ2010に接続されている。
CPU2012は、ROM2026及びRAM2014内に格納されたプログラムに従い動作し、それにより各ユニットを制御する。
通信インタフェース2022は、ネットワークを介して他の電子デバイスと通信する。フラッシュメモリ2024は、コンピュータ2000内のCPU2012によって使用されるプログラム及びデータを格納する。ROM2026は、アクティブ化時にコンピュータ2000によって実行されるブートプログラム等、及び/又はコンピュータ2000のハードウエアに依存するプログラムを格納する。入力/出力チップ2040はまた、キーボード、マウス及びモニタ等の様々な入力/出力ユニットをシリアルポート、パラレルポート、キーボードポート、マウスポート、モニタポート、USBポート、HDMI(登録商標)ポート等の入力/出力ポートを介して、入力/出力コントローラ2020に接続してよい。
プログラムは、CD-ROM、DVD-ROM、又はメモリカードのようなコンピュータ可読記憶媒体又はネットワークを介して提供される。RAM2014、ROM2026、又はフラッシュメモリ2024は、コンピュータ可読記憶媒体の例である。プログラムは、フラッシュメモリ2024、RAM2014、又はROM2026にインストールされ、CPU2012によって実行される。これらのプログラム内に記述される情報処理は、コンピュータ2000に読み取られ、プログラムと上記様々なタイプのハードウエアリソースとの間の連携をもたらす。装置又は方法が、コンピュータ2000の使用に従い情報のオペレーション又は処理を実現することによって構成されてよい。
例えば、コンピュータ2000及び外部デバイス間で通信が実行される場合、CPU2012は、RAM2014にロードされた通信プログラムを実行し、通信プログラムに記述された処理に基づいて、通信インタフェース2022に対し、通信処理を命令してよい。通信インタフェース2022は、CPU2012の制御下、RAM2014及びフラッシュメモリ2024のような記録媒体内に提供される送信バッファ処理領域に格納された送信データを読み取り、読み取った送信データをネットワークに送信し、ネットワークから受信された受信データを、記録媒体上に提供される受信バッファ処理領域等に書き込む。
また、CPU2012は、フラッシュメモリ2024等のような記録媒体に格納されたファイル又はデータベースの全部又は必要な部分がRAM2014に読み取られるようにし、RAM2014上のデータに対し様々な種類の処理を実行してよい。CPU2012は次に、処理されたデータを記録媒体にライトバックする。
様々なタイプのプログラム、データ、テーブル、及びデータベースのような様々なタイプの情報が記録媒体に格納され、情報処理にかけられてよい。CPU2012は、RAM2014から読み取られたデータに対し、本明細書に記載され、プログラムの命令シーケンスによって指定される様々な種類のオペレーション、情報処理、条件判断、条件分岐、無条件分岐、情報の検索/置換等を含む、様々な種類の処理を実行してよく、結果をRAM2014にライトバックする。また、CPU2012は、記録媒体内のファイル、データベース等における情報を検索してよい。例えば、各々が第2の属性の属性値に関連付けられた第1の属性の属性値を有する複数のエントリが記録媒体内に格納される場合、CPU2012は、第1の属性の属性値が指定されている、条件に一致するエントリを当該複数のエントリの中から検索し、当該エントリ内に格納された第2の属性の属性値を読み取り、それにより予め定められた条件を満たす第1の属性に関連付けられた第2の属性の属性値を取得してよい。
上で説明したプログラム又はソフトウェアモジュールは、コンピュータ2000上又はコンピュータ2000近傍のコンピュータ可読記憶媒体に格納されてよい。専用通信ネットワーク又はインターネットに接続されたサーバーシステム内に提供されるハードディスク又はRAMのような記録媒体が、コンピュータ可読記憶媒体として使用可能である。コンピュータ可読記憶媒体に格納されたプログラムを、ネットワークを介してコンピュータ2000に提供してよい。
コンピュータ2000にインストールされ、コンピュータ2000を情報処理装置200として機能させるプログラムは、CPU2012等に働きかけて、コンピュータ2000を、情報処理装置200の各部としてそれぞれ機能させてよい。これらのプログラムに記述された情報処理は、コンピュータ2000に読込まれることにより、ソフトウエアと上述した各種のハードウエア資源とが協働した具体的手段である情報処理装置200の各部として機能する。そして、これらの具体的手段によって、本実施形態におけるコンピュータ2000の使用目的に応じた情報の演算又は加工を実現することにより、使用目的に応じた特有の情報処理装置200が構築される。
様々な実施形態が、ブロック図等を参照して説明された。ブロック図において各ブロックは、(1)オペレーションが実行されるプロセスの段階又は(2)オペレーションを実行する役割を持つ装置の各部を表わしてよい。特定の段階及び各部が、専用回路、コンピュータ可読記憶媒体上に格納されるコンピュータ可読命令と共に供給されるプログラマブル回路、及び/又はコンピュータ可読記憶媒体上に格納されるコンピュータ可読命令と共に供給されるプロセッサによって実装されてよい。専用回路は、デジタル及び/又はアナログハードウエア回路を含んでよく、集積回路(IC)及び/又はディスクリート回路を含んでよい。プログラマブル回路は、論理AND、論理OR、論理XOR、論理NAND、論理NOR、及び他の論理オペレーション、フリップフロップ、レジスタ、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)、プログラマブルロジックアレイ(PLA)等のようなメモリ要素等を含む、再構成可能なハードウエア回路を含んでよい。
コンピュータ可読記憶媒体は、適切なデバイスによって実行される命令を格納可能な任意の有形なデバイスを含んでよく、その結果、そこに格納される命令を有するコンピュータ可読記憶媒体は、処理手順又はブロック図で指定されたオペレーションを実行するための手段をもたらすべく実行され得る命令を含む製品の少なくとも一部を構成する。コンピュータ可読記憶媒体の例としては、電子記憶媒体、磁気記憶媒体、光記憶媒体、電磁記憶媒体、半導体記憶媒体等が含まれてよい。コンピュータ可読記憶媒体のより具体的な例としては、フロッピー(登録商標)ディスク、ディスケット、ハードディスク、ランダムアクセスメモリ(RAM)、リードオンリメモリ(ROM)、消去可能プログラマブルリードオンリメモリ(EPROM又はフラッシュメモリ)、電気的消去可能プログラマブルリードオンリメモリ(EEPROM)、静的ランダムアクセスメモリ(SRAM)、コンパクトディスクリードオンリメモリ(CD-ROM)、デジタル多用途ディスク(DVD)、ブルーレイ(RTM)ディスク、メモリスティック、集積回路カード等が含まれてよい。
コンピュータ可読命令は、アセンブラ命令、命令セットアーキテクチャ(ISA)命令、マシン命令、マシン依存命令、マイクロコード、ファームウェア命令、状態設定データ、又はSmalltalk、JAVA(登録商標)、C++等のようなオブジェクト指向プログラミング言語、及び「C」プログラミング言語又は同様のプログラミング言語のような従来の手続型プログラミング言語を含む、1又は複数のプログラミング言語の任意の組み合わせで記述されたソースコード又はオブジェクトコードのいずれかを含んでよい。
コンピュータ可読命令は、汎用コンピュータ、特殊目的のコンピュータ、若しくは他のプログラム可能なデータ処理装置のプロセッサ又はプログラマブル回路に対し、ローカルに又はローカルエリアネットワーク(LAN)、インターネット等のようなワイドエリアネットワーク(WAN)を介して提供され、説明された処理手順又はブロック図で指定されたオペレーションを実行するための手段をもたらすべく、コンピュータ可読命令を実行してよい。プロセッサの例としては、コンピュータプロセッサ、処理ユニット、マイクロプロセッサ、デジタル信号プロセッサ、コントローラ、マイクロコントローラ等を含む。
以上、本発明を実施の形態を用いて説明したが、本発明の技術的範囲は上記実施の形態に記載の範囲には限定されない。上記実施の形態に、多様な変更または改良を加えることが可能であることが当業者に明らかである。その様な変更または改良を加えた形態も本発明の技術的範囲に含まれ得ることが、特許請求の範囲の記載から明らかである。
特許請求の範囲、明細書、及び図面中において示した装置、システム、プログラム、及び方法における動作、手順、ステップ、及び段階等の各処理の実行順序は、特段「より前に」、「先立って」等と明示しておらず、また、前の処理の出力を後の処理で用いるのでない限り、任意の順序で実現しうることに留意すべきである。特許請求の範囲、明細書、及び図面中の動作フローに関して、便宜上「まず、」、「次に、」等を用いて説明したとしても、この順で実施することが必須であることを意味するものではない。
24 制御装置
25 機器
29 車両内ネットワーク
30 外部装置
50 車両
90 通信ネットワーク
92 無線通信システム
210 スループット測定部
220 スループット予測部
230 通信制御部
240 通信判別部
250 優先度設定部
260 品質算出部
200 情報処理装置
202 通信部
1010 コアECU
1020 TCU
1021 AD/ADAS ECU
1022 情報系ECU
1023 エリアECU
1024 エリアECU
1030 駆動系機器
1031 快適系機器
1032 アラーム系機器
1033 視界系機器
1034 先進安全系機器
1035 防盗系機器
1036 灯体系機器
1037 ドア系機器
1038 ドライブポジション系機器
1039 開閉系機器
1040 センサ機器
1041 情報系機器
1080 通信ネットワーク
1081 通信ネットワーク
1082 通信ネットワーク
1084 通信ネットワーク
1085 通信ネットワーク
2000 コンピュータ
2010 ホストコントローラ
2012 CPU
2014 RAM
2020 入力/出力コントローラ
2022 通信インタフェース
2024 フラッシュメモリ
2026 ROM
2040 入力/出力チップ

Claims (10)

  1. 外部装置と無線通信を行う通信部を有する情報処理装置であって、
    前記情報処理装置は、
    前記外部装置との間の通信スループットを測定するスループット測定部と、
    前記スループット測定部が測定した通信スループットのデータを少なくとも用いて、将来の通信スループットを予測するスループット予測部と、
    前記スループット予測部が予測した通信スループットに基づいて、前記外部装置とのデータ通信を制御する通信制御部と、
    前記外部装置とのデータ通信の種別を判別する通信判別部と、
    前記通信判別部が判別した前記種別に基づいて、複数の前記データ通信について通信の優先度を設定する優先度設定部と
    を備え、
    前記通信制御部は、前記将来の通信スループットが予め定められた閾値を下回る場合に、前記優先度設定部が設定した優先度が低い前記データ通信について、前記優先度設定部が設定した優先度が高い前記データ通信と比較して、データ通信を遅延させることにより、通信スループットを制限し、
    前記スループット予測部は、前記通信制御部が優先度が低い前記データ通信を遅延させた遅延量を用いて、将来の通信スループットを予測する
    情報処理装置。
  2. 前記情報処理装置は、車両に搭載され、
    前記通信判別部は、前記データ通信の種別として、前記車両の制御に関するデータ通信であるか否かを判別し、
    前記優先度設定部は、前記車両の制御に関する予め定められたデータ通信の優先度を、他のデータ通信の優先度より高く設定する
    請求項1記載の情報処理装置。
  3. 前記通信判別部は、前記データ通信の種別として、前記車両の制御に関するデータ通信であるか、マルチメディアのデータ通信であるかを判別し、
    前記優先度設定部は、前記車両の制御に関するデータ通信の優先度を、マルチメディアのデータ通信の優先度より高く設定する
    請求項に記載の情報処理装置。
  4. 外部装置と無線通信を行う通信部を有する情報処理装置であって、
    前記情報処理装置は、
    前記外部装置との間の通信スループットを測定するスループット測定部と、
    前記スループット測定部が測定した通信スループットのデータを少なくとも用いて、将来の通信スループットを予測するスループット予測部と、
    前記スループット予測部が予測した通信スループットに基づいて、前記外部装置とのデータ通信を制御する通信制御部と、
    前記外部装置とのデータ通信の種別を判別する通信判別部と、
    前記通信判別部が判別した前記種別に基づいて、複数の前記データ通信について通信の優先度を設定する優先度設定部と
    を備え、
    前記通信制御部は、前記将来の通信スループットが予め定められた閾値を下回る場合に、前記優先度設定部が設定した優先度が低い前記データ通信の通信スループットを、前記優先度が低いデータ通信に基づくサービス提供を継続するために必要な予め定められた値まで制限することにより、前記優先度が低いデータ通信について、前記優先度設定部が設定した優先度が高い前記データ通信と比較して、通信スループットを制限する
    報処理装置。
  5. 前記情報処理装置は、車両に搭載され、
    前記通信判別部は、前記データ通信の種別として、前記車両の制御に関するデータ通信であるか否かを判別し、
    前記通信制御部は、前記車両の制御系に関するデータ通信の通信スループットとして前記車両の制御系に関するデータ通信に基づくサービス提供を継続するために必要な予め定められた値を確保できない場合に、予め定められた他のデータ通信を停止する
    請求項に記載の情報処理装置。
  6. 前記スループット予測部が予測した通信スループットに基づいて、マルチメディア品質を算出する品質算出部
    をさらに備え、
    前記優先度設定部は、前記通信判別部が判別した前記種別に及び前記マルチメディア品質に基づいて、前記複数のデータ通信について通信の優先度を設定する
    請求項1からのいずれか一項に記載の情報処理装置。
  7. 請求項1からのいずれか一項に記載の情報処理装置を備える車両。
  8. プログラムであって、外部装置と無線通信を行う通信部を有するコンピュータ請求項1から6のいずれか一項に記載の情報処理装置として機能させプログラム。
  9. 外部装置と無線通信を行う通信部を有する情報処理装置において、
    前記外部装置との間の通信スループットを測定する段階と、
    前記測定された通信スループットのデータを少なくとも用いて、将来の通信スループットを予測する段階と、
    前記予測された通信スループットに基づいて、前記外部装置とのデータ通信を制御する段階と、
    前記外部装置とのデータ通信の種別を判別する段階と、
    前記種別に基づいて、複数の前記データ通信について通信の優先度を設定する段階と
    を備え、
    前記外部装置とのデータ通信を制御する段階は、前記将来の通信スループットが予め定められた閾値を下回る場合に、前記設定された優先度が低い前記データ通信について、前記設定された優先度が高い前記データ通信と比較して、データ通信を遅延させることにより、通信スループットを制限する段階を備え
    前記将来の通信スループットを予測する段階は、前記外部装置とのデータ通信を制御する段階において優先度が低い前記データ通信を遅延させた遅延量を用いて、将来の通信スループットを予測する段階を備える
    情報処理方法。
  10. 外部装置と無線通信を行う通信部を有する情報処理装置において、
    前記外部装置との間の通信スループットを測定する段階と、
    前記測定された通信スループットのデータを少なくとも用いて、将来の通信スループットを予測する段階と、
    前記予測された通信スループットに基づいて、前記外部装置とのデータ通信を制御する段階と、
    前記外部装置とのデータ通信の種別を判別する段階と、
    前記種別に基づいて、複数の前記データ通信について通信の優先度を設定する段階と
    を備え、
    前記外部装置とのデータ通信を制御する段階は、前記将来の通信スループットが予め定められた閾値を下回る場合に、前記設定された優先度が低い前記データ通信の通信スループットを、前記優先度が低いデータ通信に基づくサービス提供を継続するために必要な予め定められた値まで制限することにより、前記優先度が低いデータ通信について、前記設定された優先度が高い前記データ通信と比較して、通信スループットを制限する段階を備える
    情報処理方法。
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