JP2010211505A - コンテンツ表示装置、コンテンツ表示方法、およびコンテンツ表示プログラム - Google Patents

コンテンツ表示装置、コンテンツ表示方法、およびコンテンツ表示プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】簡単な処理でコンテンツの進行状態をユーザに直感的に認識させることができるコンテンツ表示装置を提供する。
【解決手段】コンテンツ表示装置100は、第1および第2の表示エリア140,240と、コンテンツと画像群とを記憶する記憶部171と、第1および第2の命令を受け付ける受付手段1101と、第1の表示エリアを介してコンテンツの表示対象エリアを表示させ、第1の命令を受け付けたときにコンテンツの表示対象エリアを先に進め、第2の命令を受け付けたときにコンテンツの表示対象エリアを前に戻す第1の表示制御手段1103と、第1の命令を受け付けたときに画像群に基づいて第2の表示エリアを介して第1のエフェクトを施し、第2の命令を受け付けたときに画像群に基づいて第2の表示エリアを介して第2のエフェクトを施す第2の表示制御手段1110とを備える。
【選択図】図25

Description

本発明は、テキストや画像などのコンテンツを表示するコンテンツ表示装置、コンテンツ表示方法、およびコンテンツ表示プログラムに関し、特に、コンテンツの進行状態をユーザに直感的に伝えることができるコンテンツ表示装置、コンテンツ表示方法、およびコンテンツ表示プログラムに関する。
テキストや画像などを表示(再生)することができる電子機器(コンテンツ表示装置)が知られている。そのようなコンテンツ表示装置の中には、表示パネルと操作パネルとを有するものがある。より詳細には、コンテンツ表示装置は、表示パネルを介してユーザにテキストや画像を表示するとともに、タブレット機能などを搭載した操作パネルを介してユーザから各種の命令を受け付ける。そのようなコンテンツ表示装置としては、ノート型のパーソナルコンピュータや携帯電話などが挙げられる。
たとえば、特開2000−163193号公報(特許文献1)には、頁めくり等の操作入力を使い勝手のよいヒューマンインターフェースで実現できる電子ブックが開示されている。特開2000−163193号公報(特許文献1)によると、電子ブックは、頁番号が付与された情報を頁単位に画像情報として表示部に出力可能である。電子ブックは、表示部に接触した指の接触圧力、接触面積、接触位置を検出する指入力検出部と、検出された指の接触圧力、接触面積、接触位置、指の移動方向に基づき、頁めくり入力や連続ページめくり入力やしおり挿入、しおり挿入箇所参照入力等を判断する指入力判断部と、頁画像の更新制御を行うページ画像更新制御部と、しおりの挿入、参照処理を行うしおり処理部と、表示部に表示する画像を生成する画像生成部を含む。
特開2000−163193号公報
コンテンツ表示装置は仮想の書籍や仮想のアルバムなどを実現するものであるため、当該コンテンツ表示装置が行っている処理や当該コンテンツ表示装置に対してユーザが行うべき操作を、ユーザが直感的に認識できることが好ましい。たとえば、コンテンツ表示装置は、閲覧中の書籍のページがめくられる動画像を表示することによって、ユーザに書籍が次のページへ進んだことを認識させることができる。しかしながら、コンテンツ表示装置は、閲覧中の書籍を次のページに進める動画像を表示するために、複雑な画像処理を行う必要がある。つまり、コンテンツ表示装置は、コンテンツの進行状態をユーザに直感的に認識させるために、多くの計算を行う必要があるという問題が挙げられる。
本発明は、かかる問題を解決するためになされたものであり、その目的は、簡単な処理でコンテンツの進行状態をユーザに直感的に認識させることができるコンテンツ表示装置、コンテンツ表示方法、およびコンテンツ表示プログラムを提供することである。
この発明のある局面に従うと、コンテンツ表示装置が提供される。コンテンツ表示装置は、第1および第2の表示エリアと、少なくとも1つのコンテンツと少なくとも1つの画像群とを記憶する記憶部と、第1および第2の命令のいずれかを受け付ける受付手段と、第1の表示エリアを介してコンテンツの表示対象エリアを表示させ、第1の命令を受け付けたときにコンテンツの表示対象エリアを先に進め、第2の命令を受け付けたときにコンテンツの表示対象エリアを前に戻す第1の表示制御手段と、第1の命令を受け付けたときに少なくとも1つの画像群に基づいて第2の表示エリアを介して第1のエフェクトを施し、第2の命令を受け付けたときに少なくとも1つの画像群に基づいて第2の表示エリアを介して第2のエフェクトを施す第2の表示制御手段とを備える。
好ましくは、第2の表示制御手段は、第1の命令を受け付けたときに、第2の表示エリアに少なくとも1つの画像群のいずれかを第1の順に表示させることによって第1のエフェクトを施し、第2の命令を受け付けたときに、第2の表示エリアに少なくとも1つの画像群のいずれかを第1の順と逆向きの第2の順に表示させることによって第2のエフェクトを施す。
好ましくは、少なくとも1つの画像群は、第1の画像群と第2の画像群とを含む。第2の表示制御手段は、第1の命令を受け付けたときに、第2の表示エリアに第1の画像群を順次表示させることによって第1のエフェクトを施し、第2の命令を受け付けたときに、第2の表示エリアに第2の画像群を順次表示させることによって第2のエフェクトを施す。
好ましくは、コンテンツ表示装置は、第2の表示エリアを含むタッチパネルをさらに備える。受付手段は、第2の表示エリアに対するタッチ操作に基づいて、第1および第2の命令のいずれかを受け付ける。
好ましくは、コンテンツ表示装置は、第1の表示エリアを含むディスプレイをさらに備える。
好ましくは、タッチパネルは第1の表示エリアを含む。
好ましくは、記憶部は、複数の画像群の各々を属性に対応付けて記憶するとともに、複数のコンテンツの各々を属性に対応付けて記憶する。第2の表示制御手段は、第1の表示エリアに表示されているコンテンツに対応する画像群を第2の表示エリアに表示する。
好ましくは、記憶部は、複数のコンテンツを一連のコンテンツ群として記憶する。第1の表示制御手段は、一連のコンテンツ群を参照して、コンテンツの各々を対応する属性に基づいて表示する。
この発明の別の局面に従うと、演算処理部と、第1および第2の表示エリアと、少なくとも1つのコンテンツと少なくとも1つの画像群とを記憶する記憶部とを備えるコンピュータにコンテンツを表示させるためのコンテンツ表示プログラムが提供される。コンテンツ表示プログラムは、演算処理部に、第1および第2の命令のいずれかを受け付けるステップと、第1の表示エリアを介してコンテンツの表示対象エリアを表示するステップと、第1の命令を受け付けたときにコンテンツの表示対象エリアを先に進めるステップと、第2の命令を受け付けたときにコンテンツの表示対象エリアを前に戻すステップと、第1の命令を受け付けたときに少なくとも1つの画像群に基づいて第2の表示エリアを介して第1のエフェクトを施すステップと、第2の命令を受け付けたときに少なくとも1つの画像群に基づいて第2の表示エリアを介して第2のエフェクトを施すステップとを実行させる。
好ましくは、第1のエフェクトを施すステップは、第2の表示エリアに少なくとも1つの画像群のいずれかを第1の順に表示させるステップを含む。第2のエフェクトを施すステップは、第2の表示エリアに少なくとも1つの画像群のいずれかを第1の順と逆向きの第2の順に表示させるステップを含む。
好ましくは、少なくとも1つの画像群は、第1の画像群と第2の画像群とを含む。第1のエフェクトを施すステップは、第2の表示エリアに第1の画像群を順次表示させるステップを含む。第2のエフェクトを施すステップは、第2の表示エリアに第2の画像群を順次表示させるステップを含む。
好ましくは、コンピュータは、第2の表示エリアを含むタッチパネルをさらに備える。第1および第2の命令のいずれかを受け付けるステップは、第2の表示エリアに対するタッチ操作に基づいて、第1および第2の命令のいずれかを受け付けるステップを含む。
好ましくは、コンピュータは、第1の表示エリアを含むディスプレイをさらに備える。
好ましくは、タッチパネルは第1の表示エリアを含む。
好ましくは、記憶部は、複数の画像群の各々を属性に対応付けて記憶するとともに、複数のコンテンツの各々を属性に対応付けて記憶する。第1のエフェクトを施すステップは、第1の表示エリアに表示されているコンテンツに対応する画像群を第2の表示エリアに表示するステップを含む。第2のエフェクトを施すステップは、第1の表示エリアに表示されているコンテンツに対応する画像群を第2の表示エリアに表示するステップを含む。
好ましくは、記憶部は、複数のコンテンツを一連のコンテンツ群として記憶する。表示対象エリアを表示するステップは、一連のコンテンツ群を参照して、コンテンツの各々を対応する属性に基づいて第1の表示エリアに表示するステップを含む。
この発明の別の局面に従うと、演算処理部と、第1および第2の表示エリアと、少なくとも1つのコンテンツと少なくとも1つの画像群とを記憶する記憶部とを備えるコンピュータにおけるコンテンツ表示方法が提供される。コンテンツ表示方法は、演算処理部が、第1および第2の命令のいずれかを受け付けるステップと、演算処理部が、第1の表示エリアを介してコンテンツの表示対象エリアを表示するステップと、演算処理部が、第1の命令を受け付けたときにコンテンツの表示対象エリアを先に進めるステップと、演算処理部が、第2の命令を受け付けたときにコンテンツの表示対象エリアを前に戻すステップと、演算処理部が、第1の命令を受け付けたときに少なくとも1つの画像群に基づいて第2の表示エリアを介して第1のエフェクトを施すステップと、演算処理部が、第2の命令を受け付けたときに少なくとも1つの画像群に基づいて第2の表示エリアを介して第2のエフェクトを施すステップとを備える。
以上のように、本発明によって、簡単な処理でコンテンツの進行状態をユーザに直感的に認識させることができるコンテンツ表示装置、コンテンツ表示方法、およびコンテンツ表示プログラムが提供される。
本実施の形態に係るページ切り替え処理時の電子機器を示す第1のイメージ図である。 本実施の形態に係るページ切り替え処理時の第2の表示パネルを示す第1のイメージ図である。 本実施の形態に係るページ切り替え処理時の第2の表示パネルを示す第2のイメージ図である。 本実施の形態に係る行切り替え処理時の電子機器の外観を示すイメージ図である。 本実施の形態に係る行切り替え処理時の第2の表示パネルを示す第1のイメージ図である。 本実施の形態に係る行切り替え処理時の第2の表示パネルを示す第2のイメージ図である。 本実施の形態に係る画像切り替え処理時の電子機器の外観を示すイメージ図である。 本実施の形態に係る画像切り替え処理時の第2の表示パネルを示す第1のイメージ図である。 本実施の形態に係る画像切り替え処理時の第2の表示パネルを示す第2のイメージ図である。 電子機器のハードウェア構成を表わすブロック図である。 表示パネルの構成と当該表示パネルの周辺回路とを示した図である。 表示パネルとバックライトとの断面図である。 光センサ回路を動作させる際のタイミングチャートを示した図である。 スキャンの際にフォトダイオードがバックライトからの光を受光する構成を示した断面図である。 コマンドの概略構成を示した図である。 種別「000」のコマンドを説明するための図である。 種別「001」のコマンドを説明するための図である。 種別「010」のコマンドを説明するための図である。 種別「011」のコマンドを説明するための図である。 種別「100」のコマンドを説明するための図である。 種別「101」のコマンドを説明するための図である。 応答データの概略構成を示した図である。 指をスキャンすることにより得られた画像(スキャン画像)を示した図である。 スキャンの際にフォトダイオードが外光を受光する構成を示した断面図である。 本実施の形態に係る電子機器の機能構成を示すブロック図である。 本実施の形態に係るRAMが記憶するエフェクト画像群を示すイメージ図である。 本実施の形態に係るコンテンツデータに含まれるコンテンツの属性データのデータ構造を示すイメージ図である。 本実施の形態に係る表示態様データのデータ構造を示すイメージ図である。 本実施の形態に係る表示用の指令データのデータ構造を示すイメージ図である。 本実施の形態に係るページ切り替え処理時の電子機器を示す第2のイメージ図である。 本実施の形態に係る選択中の検索結果が切り替わる時の電子機器を示すイメージ図である。 本実施の形態に係る選択中の検索結果が切り替わる時の第2の表示パネルを示す第1のイメージ図である。 本実施の形態に係る選択中の検索結果が切り替わる時の第2の表示パネルを示す第2のイメージ図である。 本実施の形態に係る検索結果ページ切り替え処理時の電子機器を示すイメージ図である。 本実施の形態に係る検索結果ページ切り替え処理時の第2の表示パネルを示す第1のイメージ図である。 本実施の形態に係る検索結果ページ切り替え処理時の第2の表示パネルを示す第2のイメージ図である。 本実施の形態に係る地図の表示エリアの切り替え処理時の電子機器を示すイメージ図である。 本実施の形態に係る地図の表示エリアの切り替え処理時の第2の表示パネルを示す第1のイメージ図である。 本実施の形態に係る地図の表示エリアの切り替え処理時の第2の表示パネルを示す第2のイメージ図である。 本実施の形態に係る電子機器におけるコンテンツ表示処理の処理手順を示すフローチャートである。 複数種類のコンテンツを含む書籍データのデータ構造を示す第1のイメージ図である。 複数種類のコンテンツを含む書籍データのデータ構造を示す第2のイメージ図である。 本実施の形態に係る電子機器における複数種類のコンテンツを切り替えて表示するための処理の詳細な処理手順を示す第1のフローチャートである。 本実施の形態に係る電子機器における複数種類のコンテンツを切り替えて表示するための処理の詳細な処理手順を示す第2のフローチャートである。 本実施の形態に係る電子機器における複数種類のコンテンツを切り替えて表示するための処理の詳細な処理手順を示す第3のフローチャートである。 本実施の形態に係る電子機器100の第1の付加機能を示す第2の表示パネルを示すイメージ図である。 本実施の形態に係る電子機器100の第2の付加機能を示す第2の表示パネルを示すイメージ図である。 本実施の形態に係る電子機器100の第3の付加機能を示す第2の表示パネルを示すイメージ図である。 本実施の形態に係る電子機器100の第4の付加機能を示す第2の表示パネルを示すイメージ図である。 表示エリアの変形例に係る第1の表示パネルを示すイメージ図である。
以下、図面を参照しつつ、本発明の実施の形態について説明する。以下の説明では、同一の部品には同一の符号を付してある。それらの名称および機能も同じである。したがって、それらについての詳細な説明は繰り返さない。
[本実施の形態]
<電子機器100の全体構成>
まず、本実施の形態に係るコンテンツ表示装置の一例である電子機器100の全体構成について説明する。
図1は、本実施の形態に係るページ切り替え処理時の電子機器100を示す第1のイメージ図である。より詳細には、図1(A)は第1の表示パネル140(ディスプレイ)がテキストの3ページ目を横書きで表示した状態の電子機器100のイメージ図である。図1(B)は第2の表示パネル240(タッチパネル)に右方向のタッチ操作が入力されたときの電子機器100のイメージ図である。図1(C)はテキストを1ページ戻した状態の電子機器100のイメージ図である。図1(D)は第2の表示パネル240に左方向のタッチ操作が入力されたときの電子機器100のイメージ図である。図1(E)はテキストを1ページ進めた状態の電子機器100のイメージ図である。
図1を参照して、電子機器100は、第1の筐体100Aと第2の筐体100Bとを含む。第1の筐体100Aと第2の筐体100Bとは、ヒンジ100Cにより折畳み可能に接続されている。第1の筐体100Aは、第1の光センサ内蔵液晶パネル140(以下、第1の表示パネル140ともいう。)を含む。第2の筐体100Bは、操作キーと第2の光センサ内蔵液晶パネル240(以下、第2の表示パネル240ともいう。)を含む。
このように、本実施の形態に係る電子機器100は、光センサ内蔵液晶パネルを2つ備える。なお、電子機器100は、PDA(Personal Digital Assistant)、ノート型のパーソナルコンピュータ、携帯型電話機、電子辞書などの、表示機能を有する携帯型デバイスである。
そして、本実施の形態に係る電子機器100は、第1の表示パネル140を用いてテキストや画像などのコンテンツを表示するとともに、操作キー177および第2の表示パネル240を介してユーザからの操作命令を受け付ける。第2の表示パネル240は、第1の表示パネル140に表示されるポインタを移動させるための命令や、第1の表示パネル140に表示されるコンテンツなどの表示を制御するための命令を受け付ける。
なお、本実施の形態においては、後述する変形例(図50を参照。)を除き、第1の表示パネル140は、光センサ内蔵液晶パネルである必要はなく、コンテンツが表示可能なディスプレイであればよい。そして、本実施の形態においては、後述する変形例(図50を参照。)を除き、第2の表示パネル240は、ユーザによるタッチ操作を検出できる必要があるため、タブレット機能を有するタッチパネルや、光センサ内蔵液晶パネルであることが好ましい。
<テキストが横書きで表示されている場合の動作概要>
以下では、図1〜図3を参照して、第1の表示パネル140がテキストを表示している場合における、本実施の形態に係る電子機器100がテキストを「ページ単位」で切り替えるときの動作概要について説明する。図2は、本実施の形態に係るページ切り替え処理時の第2の表示パネル240を示す第1のイメージ図である。図3は、本実施の形態に係るページ切り替え処理時の第2の表示パネルを示す第2のイメージ図である。ここでは、電子機器100が、テキストを横書きで表示する場合について説明する。
図1(A)を参照して、電子機器100は、第1の表示パネル140にテキストの3ページ目を横書きで表示させる。より詳細には、電子機器100は、ユーザからの操作を受け付けて、ユーザが所望するページを第1の表示パネル140に表示させる。電子機器100は、第2の表示パネル240を介して、ユーザからのページ切り替え命令を受け付ける。
図1(B)を参照して、電子機器100は、第2の表示パネル240を介して、ユーザから右方向のタッチ操作を受け付ける。すなわち、ユーザが、指900などを第2の表示パネル240に接触させた状態で、指900を右方向にスライドさせる。より詳細には、電子機器100は、第2の表示パネル240と指900との接触位置を検知することによって、右方向のタッチ操作を受け付ける。
図1(C)を参照して、電子機器100は、第1の表示パネル140にテキストの2ページ目を表示させる。すなわち、電子機器100は、テキストを横書きで表示している際には、右方向へのタッチ操作に応じて、表示しているテキストのページを前に戻す。このとき、本実施の形態に係る電子機器100は、図2(A)から図2(H)に示すように、RAMなどに予め記憶されている書籍用のエフェクト画像データに基づいて、第2の表示パネル240に、書籍がめくられるエフェクト画像を第1の順序で表示する。
図1(D)を参照して、電子機器100は、第2の表示パネル240を介して、ユーザから左方向のタッチ操作を受け付ける。すなわち、ユーザが、指900などを第2の表示パネル240に接触させた状態で、指900を左方向にスライドさせる。より詳細には、電子機器100は、第2の表示パネル240と指900との接触位置を検知することによって、左方向のタッチ操作を受け付ける。
図1(E)を参照して、電子機器100は、第1の表示パネル140にテキストの4ページ目を表示させる。すなわち、電子機器100は、テキストを横書きで表示している際には、左方向へのタッチ操作に応じて、表示しているテキストのページを先に進める。このとき、本実施の形態に係る電子機器100は、図3(A)から図3(H)に示すように、RAMなどに予め記憶されている書籍用のエフェクト画像データに基づいて、第2の表示パネル240に、書籍がめくられるエフェクト画像を第1の順序の逆の順序(第2の順序)で表示する。
以下では、図4〜図6を参照して、第1の表示パネル140がテキストを表示している場合における、本実施の形態に係る電子機器100がテキストを「行単位」で切り替えるときの動作概要について説明する。ここでも、電子機器100が、テキストを横書きで表示する場合について説明する。
図4は、本実施の形態に係る行切り替え処理時の電子機器100を示すイメージ図である。より詳細には、図4(A)は第1の表示パネル140がテキストの3ページ目を横書きで表示した状態の電子機器100のイメージ図である。図4(B)は第2の表示パネル240に下方向のタッチ操作が入力されたときの電子機器100のイメージ図である。図4(C)はテキストを1行戻した状態の電子機器100のイメージ図である。図4(D)は第2の表示パネル240に上方向のタッチ操作が入力されたときの電子機器100のイメージ図である。図4(E)はテキストを1行進めた状態の電子機器100のイメージ図である。
図5は、本実施の形態に係る行切り替え処理時の第2の表示パネル240を示す第1のイメージ図である。図6は、本実施の形態に係る行切り替え処理時の第2の表示パネルを示す第2のイメージ図である。
図4(A)を参照して、電子機器100は、第1の表示パネル140にテキストの3ページ目を横書きで表示させる。より詳細には、電子機器100は、ユーザからの操作を受け付けて、ユーザが所望するページを第1の表示パネル140に表示させる。電子機器100は、第2の表示パネル240を介して、ユーザからのページ切り替え命令を受け付ける。
図4(B)を参照して、電子機器100は、第2の表示パネル240を介して、ユーザから下方向のタッチ操作を受け付ける。すなわち、ユーザが、指900などを第2の表示パネル240に接触させた状態で、指900を下方向にスライドさせる。より詳細には、電子機器100は、第2の表示パネル240と指900との接触位置を検知することによって、下方向のタッチ操作を受け付ける。
図4(C)を参照して、電子機器100は、第1の表示パネル140に元のテキストを1行だけ戻した新たなテキストを表示させる。すなわち、電子機器100は、テキストを横書きで表示している際には、下方向へのタッチ操作に応じて、表示しているテキストを一行だけ前に戻す。このとき、本実施の形態に係る電子機器100は、図5(A)から図5(C)に示すように、RAMなどに予め記憶されているテキストが行単位で移動するエフェクト画像データに基づいて、第2の表示パネル240に、テキストが行単位で移動するエフェクト画像を表示する。
図4(D)を参照して、電子機器100は、第2の表示パネル240を介して、ユーザから上方向のタッチ操作を受け付ける。すなわち、ユーザが、指900などを第2の表示パネル240に接触させた状態で、指900を上方向にスライドさせる。より詳細には、電子機器100は、第2の表示パネル240と指900との接触位置を検知することによって、上方向のタッチ操作を受け付ける。
図4(E)を参照して、電子機器100は、第1の表示パネル140に元のテキストを1行だけ進めた新たなテキストを表示させる。すなわち、電子機器100は、テキストを横書きで表示している際には、上方向へのタッチ操作に応じて、表示しているテキストを一行だけ先に進める。このとき、本実施の形態に係る電子機器100は、図6(A)から図6(C)に示すように、RAMなどに予め記憶されているテキストが行単位で移動するエフェクト画像データに基づいて、第2の表示パネル240に、テキストが行単位で移動するエフェクト画像を表示する。
このように本実施の形態に係る電子機器100は、表示されている書籍のページが進む場合と戻る場合とにおいて、また書籍の行が進む場合と戻る場合とにおいて、異なるエフェクト画像を第2の表示パネル240に表示する。特に、電子機器100は、コンテンツの表示エリア(第1の表示エリア)とは異なる表示エリア(第2の表示エリア)を介して、予め記憶しているエフェクト画像を順次表示するため、テキストの内容に応じた画像処理を行う必要がない。その結果、電子機器100は、簡単な処理でコンテンツの進行状態をユーザに直感的に認識させることができる。
<画像が表示されている場合の動作概要>
さらに、本実施の形態に係る電子機器100は、コンテンツの種類に応じて、エフェクト画像を切り替える。すなわち、電子機器100は、第1の表示パネル140にテキストを表示している場合には、第2の表示パネル240に書籍がめくられるエフェクト画像を表示して、第1の表示パネル140に写真やアニメーションやコミックなどの画像を表示している場合には、第2の表示パネル240にフィルムが進むエフェクト画像を表示する。
以下では、図7〜図9を参照して、第1の表示パネル140が写真を表示している場合における、本実施の形態に係る電子機器100の動作概要について説明する。
図7は、本実施の形態に係る画像切り替え処理時の電子機器100を示す第1のイメージ図である。より詳細には、図7(A)は第1の表示パネル140が2枚目の画像を表示した状態の電子機器100のイメージ図である。図7(B)は第2の表示パネル240(タッチパネル)に下方向のタッチ操作が入力されたときの電子機器100のイメージ図である。図7(C)は画像を1枚戻した状態の電子機器100のイメージ図である。図7(D)は第2の表示パネル240に上方向のタッチ操作が入力されたときの電子機器100のイメージ図である。図7(E)は画像を1枚進めた状態の電子機器100のイメージ図である。
図8は、本実施の形態に係る画像切り替え処理時の第2の表示パネル240を示す第1のイメージ図である。図9は、本実施の形態に係る画像切り替え処理時の第2の表示パネルを示す第2のイメージ図である。
図7(A)を参照して、電子機器100は、第1の表示パネル140に2枚目の写真を表示させる。より詳細には、電子機器100は、ユーザからの操作を受け付けて、ユーザが所望する写真を第1の表示パネル140に表示させる。電子機器100は、第2の表示パネル240を介して、ユーザからの写真切り替え命令を受け付ける。
図7(B)を参照して、電子機器100は、第2の表示パネル240を介して、ユーザから下方向のタッチ操作を受け付ける。すなわち、ユーザが、指900などを第2の表示パネル240に接触させた状態で、指900を下方向にスライドさせる。より詳細には、電子機器100は、第2の表示パネル240と指900との接触位置を検知することによって、下方向のタッチ操作を受け付ける。
図7(C)を参照して、電子機器100は、第1の表示パネル140に1枚目の写真を表示させる。すなわち、電子機器100は、下方向へのタッチ操作に応じて、現在表示している写真の前の写真を表示する。このとき、本実施の形態に係る電子機器100は、図8(A)から図8(F)に示すように、RAMなどに予め記憶されているフィルム用のエフェクト画像データに基づいて、第2の表示パネル240に、フィルムが進むエフェクト画像を第1の順序で表示する。
図7(D)を参照して、電子機器100は、第2の表示パネル240を介して、ユーザから上方向のタッチ操作を受け付ける。すなわち、ユーザが、指900などを第2の表示パネル240に接触させた状態で、指900を上方向にスライドさせる。より詳細には、電子機器100は、第2の表示パネル240と指900との接触位置を検知することによって、上方向のタッチ操作を受け付ける。
図7(E)を参照して、電子機器100は、第1の表示パネル140に3枚目の写真を表示させる。すなわち、電子機器100は、上方向へのタッチ操作に応じて、現在表示している写真の次の写真を表示する。このとき、本実施の形態に係る電子機器100は、図9(A)から図9(F)に示すように、RAMなどに予め記憶されているフィルム用のエフェクト画像データに基づいて、第2の表示パネル240に、フィルムが進むエフェクト画像を第2の順序で表示する。
このように、本実施の形態に係る電子機器100は、コンテンツの種類に応じて、エフェクト画像を切り替えるため、コンテンツの進行状態をユーザにより直感的に認識させることができる。
以下、このような機能を実現するための構成について詳述する。なお、タッチ操作の向きとコンテンツの進退とエフェクト画像の進退との関係は本実施の形態に係るものに限られない。たとえば、タッチ操作の向きとコンテンツの進退との関係や、コンテンツの進退とエフェクト画像との関係や、エフェクト画像とタッチ操作の向きとの関係を逆にしてもよい。
<電子機器100のハードウェア構成>
次に、図10を参照して、電子機器100の具体的構成の一態様について説明する。図10は、電子機器100のハードウェア構成を表わすブロック図である。
電子機器100は、第1ユニット1001(メイン装置)と、第2ユニット1002とを含む。第2ユニット1002は、電子機器100から着脱可能に第1ユニット1001に接続されている。第1ユニット1001は、本体装置101と、表示装置102とを含む。第2ユニット1002は、表示装置103と、本体装置104とを含む。
第1の筐体100Aは、表示装置102を含む。第2の筐体100Bは、本体装置101を含む。また、第2の筐体100Bは、第2ユニット1002を含む。
(第1ユニットについて)
本体装置101は、CPU(Central Processing Unit)110と、RAM(Random Access Memory)171と、ROM(Read-Only Memory)172と、メモリカードリーダライタ173と、外部通信部174と、マイク175と、スピーカ176と、操作キー177と、電源スイッチ191と、電源回路192と、電源検出部193と、USB(Universal Serial Bus)コネクタ194と、アンテナ195と、LAN(Local Area Network)コネクタ196とを含む。各構成要素(110,171〜177,193)は、相互にデータバスDB1によって接続されている。メモリカードリーダライタ173には、メモリカード1731が装着される。
CPU110は、プログラムを実行する。操作キー177は、電子機器100の使用者による指示の入力を受ける。RAM171は、CPU110によるプログラムの実行により生成されたデータ、または操作キー177を介して入力されたデータを揮発的に格納する。ROM172は、データを不揮発的に格納する。また、ROM172は、EPROM(Erasable Programmable Read-Only Memory)やフラッシュメモリなどのデータの書込みおよび消去が可能なROMである。
外部通信部174は、他の電子機器と通信を行う。具体的には、外部通信部174は、USBコネクタ194を介して、たとえば第2ユニット1002と通信を行う。また、外部通信部174は、アンテナ195を介して、たとえば第2ユニット1002と無線通信を行う。さらに、外部通信部174は、LANコネクタ196を介して、他の電子機器との間で有線通信を行う。
なお、本体装置101は、Bluetooth(登録商標)以外の無線通信により、他の電子機器と通信を行ってもよい。たとえば、外部通信部174は、図示しない無線LANアンテナを介して、LANに接続された他の電子機器との間で無線通信を行ってもよい。あるいは、図示しない赤外線ポートを介して、他の電子機器との間で無線通信を行ってもよい。
電源スイッチ191は、電子機器100を起動させるためのスイッチである。
電源スイッチ191がオンすると、電源回路192は、電源検出部193を介して、データバスDB1に接続されている各構成要素と表示装置102とに電力を供給する。また、電源スイッチ191がオンすると、電源回路192は、電源検出部193を介することなく、外部通信部174に電力を供給する。
電源検出部193は、電源回路192からの出力を検出する。また、電源検出部193は、当該検出した出力に関する情報(たとえば、電圧値や電流値)を、CPU110に送る。
USBコネクタ194は、第1ユニット1001を第2ユニット1002に接続するために用いられる。なお、本体装置101は、USBコネクタ194に加えて他のUSBコネクタを備えていてもよい。
第1ユニット1001は、USBコネクタ194を介して、第2ユニット1002にデータを送信する。また、第1ユニット1001は、USBコネクタ194を介して、第2ユニット1002からデータを受信する。さらに、第1ユニット1001は、USBコネクタ194を介して、第2ユニット1002に電力を供給する。
アンテナ195は、第1ユニット1001と、他の通信装置(たとえば第2ユニット1002)との間における、Bluetooth(登録商標)の規格に沿った通信に用いられる。LANコネクタ196は、電子機器100をLANに接続するために用いられる。
表示装置102は、ドライバ130と、光センサ内蔵液晶パネル140(以下、表示パネル140と称する)と、内部IF178と、バックライト179と、画像処理エンジン180とを含む。
ドライバ130は、表示パネル140およびバックライト179を駆動するための駆動回路である。ドライバ130に含まれる各種の駆動回路については、後述する。
表示パネル140は、液晶ディスプレイの機能と光センサの機能とを備えたデバイスである。つまり、表示パネル140は、液晶を用いた画像の表示と、光センサを用いたセンシングとを行うことができる。表示パネル140の詳細については、後述する。
内部IF(Interface)178は、本体装置101と表示装置102との間で、データの遣り取りを仲介する。
バックライト179は、表示パネル140の裏面に配置された光源である。バックライト179は、当該裏面に対して均一な光を照射する。
画像処理エンジン180は、ドライバ130を介して表示パネル140の動作を制御する。ここで、当該制御は、内部IF178を介して本体装置101から送られてくる各種データに基づいて行われる。なお、当該各種データは、後述するコマンドを含む。また、画像処理エンジン180は、表示パネル140から出力されるデータを処理し、処理したデータを内部IF178を介して本体装置101に送る。さらに、画像処理エンジン180は、ドライバ制御部181と、タイマ182と、信号処理部183とを含む。
ドライバ制御部181は、ドライバ130に対して制御信号を送ることによりドライバ130の動作を制御する。また、ドライバ制御部181は、本体装置101から送られてくるコマンドを解析する。そして、ドライバ制御部181は、当該解析の結果に基づいた制御信号をドライバ130に送る。ドライバ130の動作の詳細については、後述する。
タイマ182は、時刻情報を生成し、信号処理部183に対して時刻情報を送る。
信号処理部183は、上記光センサから出力されるデータを受け取る。ここで、上記光センサから出力されるデータはアナログデータであるため、信号処理部183は、まず当該アナログデータをデジタルデータに変換する。さらに、信号処理部183は、当該デジタルデータに対して、本体装置101から送られてくるコマンドの内容に応じたデータ処理を行う。そして、信号処理部183は、上記データ処理を行った後のデータと、タイマ182から取得した時刻情報とを含んだデータ(以下、応答データと称する)を本体装置101に送る。また、信号処理部183は、後述するスキャンデータを連続して複数格納できるRAM(図示せず)を備えている。
上記コマンドは、上記光センサによりセンシングを指示するセンシングコマンドを含む。当該センシングコマンドの詳細および上記応答データの詳細については、後述する(図15,図16,および図22)。
なお、タイマ182は、必ずしも画像処理エンジン180に備えられている必要はない。たとえば、タイマ182は、表示装置102内における、画像処理エンジン180の外部に備えられていてもよい。あるいは、タイマ182は、本体装置101に備えられていてもよい。また、マイク175およびスピーカ176は、電子機器100が常に備える構成ではなく、電子機器100の実施例によっては、マイク175およびスピーカ176のいずれかあるいは両方を有さない構成であってもよい。
ここで、表示装置102は、システム液晶を含んでいる。なお、システム液晶とは、表示パネル140の周辺機器を当該表示パネル140のガラス基板上に一体形成することにより得られるデバイスである。本実施の形態では、ドライバ130(バックライト179を駆動する回路を除く)と、内部IF178と、画像処理エンジン180とが、表示パネル140のガラス基板上に一体形成されている。なお、表示装置102が、必ずしもシステム液晶を用いて構成されている必要はなく、ドライバ130(バックライト179を駆動する回路を除く)と、内部IF178と、画像処理エンジン180とが、上記ガラス基板以外の基板に構成されていてもよい。
(第2ユニットについて)
第2ユニット1002は、第1ユニット1001から電力の供給を受ける。具体的には、後述するUSBコネクタ294と第1ユニット1001のUSBコネクタ294とを接続することにより、第2ユニット1002は、第1ユニット1001の電源回路192から電力の供給を受ける。
本体装置104は、CPU210と、RAM271と、ROM272と、外部通信部274と、電源検出部293と、USBコネクタ294と、アンテナ295と、信号強度検出部297とを含む。各構成要素(210,271,272,274,293)は、相互にデータバスDB2によって接続されている。
CPU210は、プログラムを実行する。RAM271は、CPU210によるプログラムの実行により生成されたデータを揮発的に格納する。ROM272は、データを不揮発的に格納する。また、ROM272は、EPROM(Erasable Programmable Read-Only Memory)やフラッシュメモリなどのデータの書込みおよび消去が可能なROMである。
外部通信部274は、他の電子機器との間で通信を行う。具体的には、外部通信部274は、USBコネクタ294を介して、たとえば第1ユニット1001と通信を行う。また、外部通信部274は、アンテナ295を介して、たとえば第1ユニット1001と通信を行う。
なお、本体装置104は、Bluetooth(登録商標)以外の無線通信により、他の電子機器(たとえば、第1ユニット1001)と通信を行ってもよい。たとえば、外部通信部274は、図示しない赤外線ポートを介して、他の電子機器との間で無線通信を行ってもよい。
信号強度検出部297は、アンテナ295を介して受信した信号についての強度を検出する。そして、信号強度検出部297は、検出した強度を外部通信部274に送る。
USBコネクタ194は、第2ユニット1002を第1ユニット1001に接続するために用いられる。
第2ユニット1002は、USBコネクタ294を介して、第1ユニット1001にデータを送信する。また、第2ユニット1002は、USBコネクタ294を介して、第1ユニット1001からデータを受信する。さらに、第2ユニット1002は、上述したように、USBコネクタ294を介して、第1ユニット1001から電力の供給を受ける。なお、第2ユニット1002は、第1ユニット1001から供給された電力を、図示しないバッテリに蓄電する。
アンテナ295は、第2ユニット1002と、たとえば第1ユニット1001との間における、Bluetooth(登録商標)の規格に沿った通信に用いられる。
電源検出部193は、USBコネクタ294を介して給電された電力を検出する。また、電源検出部193は、当該検出した電力についての情報を、CPU210に送る。
また、本体装置104は、赤外線通信を行う機能を備えていてもよい。
表示装置103は、ドライバ230と、光センサ内蔵液晶パネル240(以下、「表示パネル240」と称する)と、内部IF278と、バックライト279と、画像処理エンジン280とを含む。画像処理エンジン280は、ドライバ制御部281と、タイマ282と、信号処理部283とを含む。
表示装置103は、表示装置102と同様な構成を有する。つまり、ドライバ230、表示パネル240、内部IF278、バックライト279、および画像処理エンジン280は、表示装置102における、ドライバ130、表示パネル140、内部IF178、バックライト179、画像処理エンジン180と同じ構成をそれぞれ有する。ドライバ制御部281、タイマ282、および信号処理部283は、表示装置102における、ドライバ制御部181、タイマ182、信号処理部183と同じ構成をそれぞれ有する。したがって、表示装置103に含まれる各機能ブロックについての説明は、繰り返さない。
ところで、電子機器100における処理は、各ハードウェアおよびCPU110により実行されるソフトウェアによって実現される。このようなソフトウェアは、ROM172に予め記憶されている場合がある。また、ソフトウェアは、メモリカード1731その他の記憶媒体に格納されて、プログラム製品として流通している場合もある。あるいは、ソフトウェアは、いわゆるインターネットに接続されている情報提供事業者によってダウンロード可能なプログラム製品として提供される場合もある。このようなソフトウェアは、メモリカードリーダライタ173その他の読取装置によりその記憶媒体から読み取られて、あるいは、通信部174または通信IF(図示せず)を介してダウンロードされた後、ROM172に一旦格納される。そのソフトウェアは、CPU110によってROM172から読み出され、RAM171に実行可能なプログラムの形式で格納される。CPU110は、そのプログラムを実行する。
図10に示される電子機器100の本体装置101を構成する各構成要素は、一般的なものである。したがって、本発明の本質的な部分は、RAM171、ROM172、メモリカード1731その他の記憶媒体に格納されたソフトウェア、あるいはネットワークを介してダウンロード可能なソフトウェアであるともいえる。なお、電子機器100の本体装置101のハードウェアの動作は周知であるので、詳細な説明は繰り返さない。
なお、記憶媒体としては、メモリカードに限られず、CD−ROM、FD(Flexible Disk)、ハードディスク、磁気テープ、カセットテープ、光ディスク(MO(Magnetic Optical Disc)/MD(Mini Disc)/DVD(Digital Versatile Disc))、IC(Integrated Circuit)カード(メモリカードを除く)、光カード、マスクROM、EPROM、EEPROM(Electronically Erasable Programmable Read-Only Memory)、フラッシュROMなどの半導体メモリ等の固定的にプログラムを格納する媒体でもよい。
ここでいうプログラムとは、CPUにより直接実行可能なプログラムだけでなく、ソースプログラム形式のプログラム、圧縮処理されたプログラム、暗号化されたプログラム等を含む。
<光センサ内蔵液晶パネルの構成および駆動について>
次に、表示パネル140の構成と、当該表示パネル140の周辺回路の構成とについて説明する。図11は、表示パネル140の構成と、当該表示パネル140の周辺回路とを示した図である。
図11を参照して、表示パネル140は、画素回路141と、光センサ回路144と、走査信号線Giと、データ信号線SRjと、データ信号線SGjと、データ信号線SBjと、センサ信号線SSjと、センサ信号線SDjと、読出信号線RWiと、リセット信号線RSiとを含む。なお、iは、1≦i≦mを満たす自然数であり、jは1≦j≦nを満たす自然数である。
また、図10に示した表示装置102のドライバ130は、表示パネル140の周辺回路として、走査信号線駆動回路131と、データ信号線駆動回路132と、光センサ駆動回路133と、スイッチ134と、アンプ135とを含む。
走査信号線駆動回路131は、図10に示すドライバ制御部181から制御信号TC1を受ける。そして、走査信号線駆動回路131は、制御信号TC1に基づき、各走査信号線(G1〜Gm)に対して、走査信号線G1から順に予め定められた電圧を印加する。より詳しくは、走査信号線駆動回路131は、単位時間毎に走査信号線(G1〜Gm)の中から1つの走査信号線を順次選択し、当該選択した走査信号線に対して後述するTFT(Thin Film Transistor)142のゲートをターンオンできるだけの電圧(以下、ハイレベル電圧)を印加する。なお、選択されていない走査信号線に対しては、ハイレベル電圧を印加することなく、ローレベル電圧を印加したままとする。
データ信号線駆動回路132は、図10に示すドライバ制御部181から画像データ(DR,DG,DB)を受ける。そして、データ信号線駆動回路132は、3n個のデータ信号線(SR1〜SRn,SG1〜SGn,SB1〜SBn)に対して、上記単位時間毎に、1行分の画像データに対応する電圧を順次印加する。
なお、ここでは、いわゆる線順次方式と呼ばれる駆動方式を用いて説明したが、駆動方式はこれに限定されるものではない。
画素回路141は、1つの画素の輝度(透過率)を設定するための回路である。また、画素回路141は、マトリクス状にm×n個配されている。より詳しくは、画素回路141は、図11の縦方向にm個、横方向にn個配されている。
画素回路141は、Rサブピクセル回路141rと、Gサブピクセル回路141gと、Bサブピクセル回路141bとからなる。これら3つの回路(141r,141g,141b)は、それぞれ、TFT142と、画素電極と対向電極とからなる1組の電極対143と、図示しないコンデンサとを含む。
なお、n型のトランジスタとp型のトランジスタとを作れるCMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor)を実現できること、キャリア(電子または正孔)の移動速度がアモルファスシリコン薄膜トランジスタ(a-Si TFT)に比べて数百倍早いことなどから、表示装置102では、TFT142として多結晶シリコン薄膜トランジスタ(p-Si TFT)が用いられる。なお、TFT142は、n型チャネルの電界効果トランジスタであるとして説明する。ただし、TFT142がp型チャネルの電界効果トランジスタであってもよい。
Rサブピクセル回路141r内のTFT142のソースはデータ信号線SRjに接続されている。また、当該TFT142のゲートは走査信号線Giに接続されている。さらに、当該TFT142のドレインは、電極対143の画素電極に接続される。そして、画素電極と対向電極との間には、液晶が配される。なお、Gサブピクセル回路141gおよびBサブピクセル回路141bについても、各TFT142のソースが接続されるデータ信号線が異なる以外は、Rサブピクセル回路141rと同じ構成である。このため、これら2つの回路(141g,141b)についての説明は、繰り返さない。
ここで、画素回路141における輝度の設定について説明する。まず、走査信号線Giに上記ハイレベル電圧を印加する。当該ハイレベル電圧の印加により、TFT142のゲートがターンオンする。このようにTFT142のゲートがターンオンした状態で、各データ信号線(SRj,SGj,SBj)に対して、それぞれ指定された電圧(1画素分の画像データに対応する電圧)を印加する。これにより、当該指定された電圧に基づいた電圧が画素電極に印加される。その結果、画素電極と対向電極との間に電位差が生じる。この電位差に基づいて、液晶が応答し、画素の輝度は予め定められた輝度に設定される。なお、当該電位差は、上記図示しないコンデンサ(補助容量)によって、次のフレーム期間において走査信号線Giが選択されるまで保持される。
光センサ駆動回路133は、図10に示すドライバ制御部181から制御信号TC2を受ける。
そして、光センサ駆動回路133は、制御信号TC2に基づき、単位時間毎にリセット信号線(RS1〜RSm)の中から1つの信号線を順次選択し、当該選択した信号線に対して、予め定められたタイミングで通常よりもハイレベルな電圧VDDRを印加する。なお、選択されていないリセット信号線に対しては、選択されたリセット信号線に印加した電圧よりも低い電圧VSSRを印加したままとする。たとえば、電圧VDDRを0Vに、電圧VSSRを−5Vに設定すればよい。
また、光センサ駆動回路133は、制御信号TC2に基づき、単位時間毎に読出信号線(RW1〜RWm)の中から1つの信号線を順次選択し、当該選択した信号線に対して、予め定められたタイミングで通常よりもハイレベルな電圧VDDを印加する。なお、選択されていない読出信号線に対しては、上記電圧VSSRを印加したままとする。たとえば、VDDの値を8Vに設定すればよい。
なお、電圧VDDRを印加するタイミング、および電圧VDDを印加するタイミングについては、後述する。
光センサ回路144は、フォトダイオード145と、コンデンサ146と、TFT147とを含む。なお、以下では、TFT147がn型チャネルの電界効果トランジスタであるとして説明する。ただし、TFT147がp型チャネルの電界効果トランジスタであってもよい。
フォトダイオード145のアノードは、リセット信号線RSiに接続されている。一方、フォトダイオード145のカソードは、コンデンサ146の一方の電極に接続されている。また、コンデンサ146の他方の電極は、読出信号線RWiに接続されている。なお、以下では、フォトダイオード145とコンデンサ146との接続点をノードNと称する。
TFT147のゲートは、ノードNに接続されている。また、TFT147のドレインは、センサ信号線SDjに接続されている。さらに、TFT147のソースは、センサ信号線SSjに接続されている。光センサ回路144を用いたセンシングの詳細については、後述する。
スイッチ134は、センサ信号線(SD1〜SDn)に対して、予め定められた電圧を印加するか否かを切り替えるために設けられたスイッチである。スイッチ134の切り替え動作は、光センサ駆動回路133により行われる。なお、スイッチ134が導通状態となった場合にセンサ信号線(SD1〜SDn)に印加される電圧については、後述する。
アンプ135は、各センサ信号線(SS1〜SSn)から出力された電圧を増幅する。なお、増幅された電圧は、図10に示した信号処理部183に送られる。
なお、画素回路141を用いて画像を表示パネル140に表示させるタイミングと、光センサ回路144を用いてセンシングするタイミングとについては、画像処理エンジン180が制御する。
図12は、表示パネル140とバックライト179との断面図である。図12を参照して、表示パネル140は、アクティブマトリクス基板151Aと、対向基板151Bと、液晶層152とを含む。対向基板151Bは、アクティブマトリクス基板151Aに対向して配されている。液晶層152は、アクティブマトリクス基板151Aと対向基板151Bとに挟まれている。バックライト179は、アクティブマトリクス基板151Aに関し液晶層152と反対側に配されている。
アクティブマトリクス基板151Aは、偏光フィルタ161と、ガラス基板162と、電極対143を構成する画素電極143aと、フォトダイオード145と、データ信号線157と、配向膜164とを含む。さらに、図12には示していないが、アクティブマトリクス基板151Aは、図11に示した、コンデンサ146と、TFT147と、TFT142と、走査信号線Giとを含む。
また、アクティブマトリクス基板151Aにおいては、バックライト179側から、偏光フィルタ161、ガラス基板162、画素電極143a、および配向膜164が、この順に配されている。フォトダイオード145とデータ信号線157とは、ガラス基板162の液晶層152側に形成されている。
対向基板151Bは、偏光フィルタ161と、ガラス基板162と、遮光膜163と、カラーフィルタ(153r,153g,153b)と、電極対143を構成する対向電極143bと、配向膜164とを含む。
また、対向基板151Bにおいては、液晶層152側から、配向膜164、対向電極143b、カラーフィルタ(153r,153g,153b)、ガラス基板162、および偏光フィルタ161が、この順に配されている。遮光膜163は、カラーフィルタ(153r,153g,153b)と同一の層に形成されている。
カラーフィルタ153rは、赤色の波長の光を透過させるフィルタである。カラーフィルタ153gは、緑色の波長の光を透過させるフィルタである。カラーフィルタ153bは、青色の波長の光を透過させるフィルタである。ここで、フォトダイオード145は、カラーフィルタ153bに対向する位置に配されている。
表示パネル140は、外光やバックライト179などの光源により発せられた光を遮ったり又は当該光を透過させたりすることによって、画像の表示をする。具体的には、表示パネル140は、画素電極143aと対向電極143bとの間に電圧を印加することにより液晶層152の液晶分子の向きを変化させ、上記光を遮ったり、あるいは透過させたりる。ただし、液晶だけでは光を完全に遮ることができないため、特定の偏光方向の光のみを透過させる偏光フィルタ161を配置している。
なお、フォトダイオード145の位置は、上記の位置に限定されるものではなく、カラーフィルタ153rに対向する位置やカラーフィルタ153gに対向する位置に設けることも可能である。
ここで、光センサ回路144の動作について説明する。図13は、光センサ回路144を動作させる際のタイミングチャートを示した図である。図13において、電圧VINTは、光センサ回路144内のノードNにおける電位を示している。また、電圧VPIXは、図11に示したセンサ信号線SSjからの出力電圧であって、アンプ135によって増幅される前の電圧を示している。
以下では、光センサ回路144をリセットするためのリセット期間と、光センサ回路144を用いて光をセンシングするためのセンシング期間と、センシングした結果を読み出す読出期間とに分けて説明する。
まず、リセット期間について説明する。リセット期間においては、リセット信号線RSiに印加する電圧を、ローレベル(電圧VSSR)からハイレベル(電圧VDDR)へと瞬間的に切り替える。一方、読出信号線RWiに印加する電圧は、ローレベル(電圧VSSR)のままとする。このように、リセット信号線RSiに上記ハイレベルの電圧を印加することにより、フォトダイオード145の順方向(アノード側からカソード側)に電流が流れ始める。その結果、ノードNの電位である電圧VINTは、以下の式(1)で示す値となる。なお、式(1)では、フォトダイオード145における順方向の電圧降下量をVfとしている。
VINT=VSSR+|VDDR−VSSR|−Vf … (1)
それゆえ、ノードNの電位は、図13に示すとおり、電圧VDDRよりもVfだけ小さな値となる。
ここで、電圧VINTは、TFT147のゲートをターンオンさせる閾値以下であるため、センサ信号線SSjからの出力はない。このため、電圧VPIXは変化しない。また、コンデンサ146の電極間には、上記電圧VINT分の差が生じる。このため、コンデンサ146には、当該差に応じた電荷が蓄積される。
次に、センシング期間について説明する。リセット期間に続くセンシング期間においては、リセット信号線RSiに印加する電圧は、ハイレベル(電圧VDDR)からローレベル(電圧VSSR)へと瞬間的に切り替わる。一方、読出信号線RWiに印加する電圧は、ローレベル(電圧VSSR)のままとする。
このように、リセット信号線RSiに印加する電圧をローレベルに変化させることにより、ノードNの電位は、リセット信号線RSiの電圧および読出信号線RWiの電圧よりも高くなる。このため、フォトダイオード145においては、カソード側の電圧がアノード側の電圧よりも高くなる。つまり、フォトダイオード145は、逆バイアスの状態となる。このような逆バイアスの状態において、光源からの光をフォトダイオード145が受光すると、フォトダイオード145のカソード側からアノード側へと電流が流れ始める。その結果、図13に示すとおり、ノードNの電位(つまり、電圧VINT)は時間の経過とともに低くなる。
なお、このように電圧VINTが低下し続けるため、TFT147のゲートはターンオンした状態にはならない。それゆえ、センサ信号線SSjからの出力はない。このため、電圧VPIXは変化しない。
次に、読出期間について説明する。センシング期間に続く読出期間においては、リセット信号線RSiに印加する電圧をローレベル(電圧VSSR)のままとする。一方、読出信号線RWiに印加する電圧は、ローレベル(電圧VSSR)からハイレベル(電圧VDD)へと瞬間的に切り替わる。ここで、電圧VDDは、電圧VDDRよりも高い値である。
このように、読出信号線RWiにハイレベルの電圧を瞬間的に印加することにより、図13に示すとおり、コンデンサ146を介してノードNの電位が引き上げられる。なお、ノードNの電位の上昇幅は、読出信号線RWiに印加する電圧に応じた値となる。ここで、ノードNの電位(つまり、電圧VINT)が、TFT147のゲートをターンオンさせる閾値以上まで引き上げられるため、TFT147のゲートがターンオンする。
この際、TFT147のドレイン側に接続されたセンサ信号線SDj(図11参照)に予め一定電圧を印加しておけば、TFT147のソース側に接続されたセンサ信号線SSjからは、図13のVPIXのグラフに示すとおり、ノードNの電位に応じた電圧が出力される。
ここで、フォトダイオード145が受光する光の量(以下、受光量と称する)が少ないと、図13のVINTのグラフに示す直線の傾きが緩やかになる。その結果、電圧VPIXは、受光量が多い場合に比べて高くなる。このように、光センサ回路144は、フォトダイオード145の受光量に応じて、センサ信号線SSjに出力する電圧の値を変化させる。
ところで、上記においては、m×n個存在する光センサ回路のうち、1つの光センサ回路144に着目して、その動作を説明した。以下では、表示パネル140における各光センサ回路の動作について説明する。
まず、光センサ駆動回路133は、n個のセンサ信号線(SD1〜SDn)の全てに対して、予め定められた電圧を印加する。次に、光センサ駆動回路133は、リセット信号線RS1に対して、通常よりもハイレベルな電圧VDDRを印加する。なお、他のリセット信号線(RS2〜RSm)および読出信号線(RW1〜RWm)については、ローレベルの電圧を印加したままの状態とする。これにより、図11における1行目のn個の光センサ回路が、上述したリセット期間に入る。その後、1行目のn個の光センサ回路は、センシング期間に入る。さらに、その後、1行目のn個の光センサ回路は、読出期間に入る。
なお、n個のセンサ信号線(SD1〜SDn)の全てに対して予め定められた電圧を印加するタイミングは、上記のタイミングに限定されず、少なくとも読出期間前に印加されるタイミングであればよい。
1行目のn個の光センサ回路の読出期間が終了すると、光センサ駆動回路133は、リセット信号線RS2に対して、通常よりもハイレベルな電圧VDDRを印加する。つまり、2行目のn個の光センサ回路のリセット期間に入る。リセット期間が終了すると、2行目のn個の光センサ回路は、センシング期間に入り、その後は、読出期間に入る。
以降は、上述した処理が、順に、3行目のn個の光センサ回路、4行目のn個の光センサ回路、…m行目のn個の光センサ回路に対して行われる。その結果、センサ信号線(SS1〜SSn)からは、1行目のセンシング結果、2行目のセンシング結果、…、m行目のセンシング結果が、この順に出力される。
なお、表示装置102においては、上記のように行毎にセンシングが行われるとともに、行毎にセンシング結果が表示パネル140から出力される。このため、以下では、表示パネル140から出力される1行目からm行目までのm行分の電圧に関するデータに対して、信号処理部183が上述したデータ処理を行った後のデータを、「スキャンデータ」と称する。つまり、スキャンデータとは、スキャン対象物(たとえば、ユーザの指)をスキャンすることにより得られる画像データを指す。また、当該スキャンデータに基づいて表示された画像を、「スキャン画像」と称する。さらに、以下では、センシングを「スキャン」と称する。
また、上記においては、m×n個の光センサ回路全てを用いてスキャンを行う構成を例に挙げたが、これに限定されるものではない。予め選択された光センサ回路を用いて、表示パネル140の表面の一部の領域に関してスキャンを行うことも構成としてもよい。
以下では、電子機器100が、両構成のいずれの構成をも採れるものとする。さらに、当該構成間の切り替えは、操作キー177を介した入力などに基づく本体装置101から送られてくるコマンドにより行われるものとする。なお、表示パネル140の表面の一部の領域に関してスキャンを行う場合、画像処理エンジン180が、スキャン対象領域の設定を行う。なお、当該領域の設定を、操作キー177を介してユーザが指定できる構成としてもよい。
このように、表示パネル140の表面の一部の領域に関してスキャンを行う場合には、画像の表示に関し、以下のような利用の態様がある。1つ目は、上記一部の領域(以下、スキャン領域と称する)以外の表面の領域において、画像を表示させる態様である。2つ目は、上記スキャン領域以外の表面の領域において、画像を表示させない態様である。いずれの態様とするかは、本体装置101から画像処理エンジン180に送られてくるコマンドに基づく。
図14は、表示パネル140とバックライト179との断面図であって、スキャンの際にフォトダイオード145がバックライト179からの光を受光する構成を示した図である。
図14を参照して、ユーザの指900が表示パネル140の表面に接触している場合、バックライト179から発せられた光の一部は、当該接触している領域ではユーザの指900(略平面)にて反射される。そして、フォトダイオード145は、当該反射された光を受光する。
また、指900が接触していない領域においても、バックライト179から発せられた光の一部は、ユーザの指900にて反射される。この場合においても、フォトダイオード145は、当該反射された光を受光する。ただし、当該領域においては表示パネル140の表面に指900が接触していないため、指900が接触している領域よりも、フォトダイオード145の受光量は少なくなる。なお、バックライト179から発せられた光のうち、ユーザの指900に到達しない光のほとんどについては、フォトダイオード145は受光できない。
ここで、バックライト179を、少なくともセンシング期間においては点灯させておくことにより、光センサ回路144は、ユーザの指900により反射した光の光量に応じた電圧をセンサ信号線SSjから出力することができる。このように、バックライト179の点灯と消灯とを制御することにより、表示パネル140では、指900の接触位置、指900の接触している範囲(指900の押圧力によって定まる)、表示パネル140の表面に対する指900の方向などに応じて、センサ信号線(SS1からSSn)から出力される電圧が変化することになる。
以上により、表示装置102は、指900によって光が反射されることにより得られる像(以下、反射像とも称する)をスキャンすることができる。
なお、指900以外のスキャン対象物としては、スタイラスなどが挙げられる。
ところで、本実施の形態においては、電子機器100の表示装置として表示パネルを例に挙げて説明しているが、表示パネルの代わりに有機EL(Electro-Luminescence)パネルなどの他のパネルを用いてもよい。
<データについて>
次に、第1ユニット1001と第2ユニット1002との間でやり取りされるコマンドの一例、および第1ユニット1001内の本体装置101と表示装置102との間でやり取りされるコマンドの一例について説明する。
図15は、コマンドの概略構成を示した図である。図15を参照して、コマンドは、ヘッダDA01と、第1フィールドDA02と、第2フィールドDA03と、第3フィールドDA04と、第4フィールドDA05と、第5フィールドDA06と、予備のデータ領域DA07とを含む。
図16は、種別「000」のコマンド(つまり、センシングコマンド)を説明するための図である。CPU110は、種別「000」のコマンド(以下、「第1コマンド」と称する)を、第1ユニット1001の本体装置101から第2ユニット1002に送る。あるいは、CPU110は、第1コマンドを、本体装置101から表示装置102に送る。なお、以下においては、CPU110が第1コマンドを第1ユニット1001の本体装置101から第2ユニット1002に送る場合を例に挙げて説明する。
CPU110は、ヘッダDA01に、コマンドの種別(「000」)、コマンドの送信先等を書き込む。CPU110は、第1フィールドDA02に、番号が「1」のタイミングの値を書き込む。CPU110は、第2フィールドDA03に、番号が「2」のデータ種別の値を書き込む。CPU110は、第3フィールドDA04に、番号が「3」の読取方式の値を書き込む。CPU110は、第4フィールドDA05に、番号が「4」の画像階調の値を書き込む。CPU110は、第5フィールドDA06に、番号が「5」の解像度の値を書き込む。
第1フィールドDA02に「00」が設定された第1コマンドは、画像処理エンジン280に対して、そのときのスキャンデータの送信を要求する。つまり、センシング第1コマンドは、当該第1コマンドを画像処理エンジン280が受信した後に、表示パネル240の光センサ回路を用いてスキャンすることにより得られるスキャンデータの送信を要求する。また、第1フィールドDA02に「01」が設定された第1コマンドは、スキャン結果に変化があったときのスキャンデータの送信を要求する。さらに、第1フィールドDA02に「10」が設定された第1コマンドは、一定周期毎にスキャンデータの送信を要求する。
第2フィールドDA03に「001」が設定された第1コマンドは、部分画像における中心座標の座標値の送信を要求する。また、第2フィールドDA03に「010」が設定された第1コマンドは、スキャン結果が変化した部分画像のみの送信を要求する。なお、スキャン結果が変化したとは、前回のスキャン結果と今回のスキャン結果が異なっていることを指す。さらに、第2フィールドDA03に「100」が設定された第1コマンドは、全体画像の送信を要求する。
ここで、「全体画像」とは、m×n個の光センサ回路を用いてスキャンした際に、各光センサ回路から出力される電圧に基づいて、画像処理エンジン280により生成された画像である。また、「部分画像」とは、全体画像の一部である。部分画像に関して、スキャン結果が変化した部分画像のみの送信を要求する構成とした理由については後述する。
なお、上記座標値と上記部分画像または上記全体画像とを同時に要求する構成としてもよい。また、表示パネル240の表面の一部の領域に関してスキャンを行う構成の場合には、上記全体画像はスキャンが行われる領域に対応した画像となる。
第3フィールドDA04に「00」が設定されたセンシング第1コマンドは、バックライト279を点灯してスキャンすることを要求する。また、第3フィールドDA04に「01」が設定された第1コマンドは、バックライト279を消灯してスキャンすることを要求する。なお、バックライト279を消灯してスキャンする構成については後述する(図18)。さらに、第3フィールドDA04に「10」が設定された第1コマンドは、反射と透過とを併用してスキャンすることを要求する。なお、反射と透過とを併用するとは、バックライト279を点灯してスキャンする方式と、バックライトを消灯してスキャンする方式とを切り替えて、スキャン対象物のスキャンを行うことを指す。
第4フィールドDA05に「00」が設定された第1コマンドは、白黒の2値の画像データを要求する。また、第4フィールドDA05に「01」が設定された第1コマンドは、多階調の画像データを要求する。さらに、第4フィールドDA05に「10」が設定された第1コマンドは、RGBのカラーの画像データを要求する。
第5フィールドDA06に「0」が設定された第1コマンドは、解像度の高い画像データを要求する。また、第5フィールドDA06に「1」が設定された第1コマンドは、解像度の低い画像データを要求する。
また、上記第1コマンドには、図16に示したデータ以外に、スキャンを行う領域(光センサ回路144を駆動する画素の領域)の指定、スキャンを行うタイミング、バックライト179の点灯のタイミングなどが記述されている。
なお、画像処理エンジン280は、第1コマンドの内容を解析し、当該解析の結果に従ったデータ(つまり、応答データ)を本体装置101に送り返す。
図17は、種別「001」のコマンド(以下、「第2コマンド」と称する)を説明するための図である。CPU110は、第2コマンドを、第1ユニット1001の本体装置101から第2ユニット1002に送る。
CPU110は、ヘッダDA01に、コマンドの種別(「001」)、コマンドの送信先等を書き込む。CPU110は、第1フィールドDA02に、番号が「1」の表示要求の値を書き込む。CPU110は、第2フィールドDA03に、番号が「2」の個数/種類に関する情報を書き込む。CPU110は、第3フィールドDA04に、番号が「3」の表示範囲の値を書き込む。CPU110は、第4フィールドDA05に、番号が「4」の画像データに関する情報を書き込む。
第1フィールドDA02に「001」が設定された第2コマンドは、表示パネル240に画像を表示させることを画像処理エンジン280に対して要求する。また、第1フィールドDA02に「010」が設定された第2コマンドは、表示パネル240にアイコンを表示させることを画像処理エンジン280に対して要求する。さらに、第1フィールドDA02に「011」が設定された第2コマンドは、表示パネル240に手書領域を表示させることを画像処理エンジン280に対して要求する。
第2フィールドDA03には、表示パネル240に表示させる画像の個数、および手書言語の種類を指定する番号が格納される。画像処理エンジン280は、当該画像の個数、または言語の種類に応じた処理を行う。
第3フィールドDA04に「01」が設定された第2コマンドは、表示パネル240における表示範囲を座標にて指定することを、画像処理エンジン280に対して要求する。また、第3フィールドDA04に「10」が設定された第2コマンドは、表示パネル240における表示範囲を表示領域の全体にすることを、画像処理エンジン280に対して要求する。
第4フィールドDA05には、表示パネル240に表示させる画像データと、当該画像データを表示する位置情報とが格納される。画像処理エンジン280は、当該位置情報で特定される位置に当該画像データを表示する処理を行う。
図18は、種別「010」のコマンド(以下、「第3コマンド」と称する)を説明するための図である。CPU110は、第3コマンドを、第1ユニット1001の本体装置101から第2ユニット1002に送る。あるいは、CPU210は、第3コマンドを、第2ユニット1002の本体装置104から第1ユニット1001に送る。
CPU110,210は、ヘッダDA01に、コマンドの種別(「010」)、コマンドの送信先等を書き込む。CPU110,210は、第1フィールドDA02に、番号が「1」のOS(Operating System)処理要求の値を書き込む。CPU110,210は、第2フィールドDA03に、番号が「2」のOS情報の値を書き込む。
第1フィールドDA02に「01」または「10」が設定された第3コマンドは、第2ユニット1002から第1ユニット1001に送信される。
第1フィールドDA02に「01」が設定された第3コマンドは、第1ユニット1001に対して、当該第1ユニット1001のOSの種類を示した情報の送信を要求する。また、第1フィールドDA02に「10」が設定された第3コマンドは、第1ユニット1001に対して、OS情報にて指定されたOSの起動を要求する。
第2フィールドDA03に「000」、「001」、または「010」が設定された第3コマンドは、第2ユニット1002から第1ユニット1001に送信される。
第2フィールドDA03に「000」が設定された第3コマンドは、第1ユニット1001におけるOSの起動を要求しない。また、第2フィールドDA03に「001」が設定された第3コマンドは、第2ユニット1002が第1OSの起動を選択したことを示す。さらに、第2フィールドDA03に「010」が設定された第3コマンドは、第2ユニット1002が第2OSの起動を選択したことを示す。
図19は、種別「011」のコマンド(以下、「第4コマンド」と称する)を説明するための図である。CPU210は、第4コマンドを、第2ユニット1002の本体装置104から第1ユニット1001に送る。
CPU210は、ヘッダDA01に、コマンドの種別(「011」)、コマンドの送信先等を書き込む。CPU210は、第1フィールドDA02に、番号が「1」の起動アプリに関する情報を書き込む。CPU210は、第2フィールドDA03に、番号が「2」の起動時情報を書き込む。
第1フィールドDA02には、第1ユニット1001において起動させるアプリを指定する情報が格納される。第2フィールドDA03には、起動設定時に用いる情報、および起動後に用いる情報が格納される。
図20は、種別「100」のコマンド(以下、「第5コマンド」と称する)を説明するための図である。CPU210は、第5コマンドを、第2ユニット1002の本体装置104から第1ユニット1001に送る。
CPU210は、ヘッダDA01に、コマンドの種別(「100」)、コマンドの送信先等を書き込む。CPU210は、第1フィールドDA02に、番号が「1」の受信要求に関する情報を書き込む。CPU210は、第2フィールドDA03に、番号が「2」の個数に関する情報を書き込む。CPU210は、第3フィールドDA04に、番号が「3」のファイルに関する情報を書き込む。
第1フィールドDA02に「01」が設定された第5コマンドは、第1ユニット1001に対してファイルの受信を要求する。また、第2フィールドDA03には、第2ユニット1002が第1ユニット1001に送信するファイルの個数が格納される。さらに、第3フィールドDA04には、第2ユニット1002が第1ユニット1001に送信するファイルが格納される。
図21は、種別「101」のコマンド(以下、「第6コマンド」と称する)を説明するための図である。CPU110は、第6コマンドを、第1ユニット1001の本体装置101から第2ユニット1002に送る。あるいは、CPU210は、第6コマンドを、第2ユニット1002の本体装置104から第1ユニット1001に送る。
CPU110,210は、ヘッダDA01に、コマンドの種別(「101」)、コマンドの送信先等を書き込む。CPU110,210は、第1フィールドDA02に、番号が「1」の通信種別の値を書き込む。CPU110,210は、第2フィールドDA03に、番号が「2」の接続先の値を書き込む。CPU110,210は、第3フィールドDA04に、番号が「3」の転送先の値を書き込む。CPU110,210は、第4フィールドDA05に、番号が「4」の信号強度の取得タイミングの値を書き込む。
第1フィールドDA02に「001」が設定された第6コマンドは、相手側の装置に対して赤外線通信を行うことを要求する。また、第1フィールドDA02に「010」が設定された第6コマンドは、相手側の装置に対してBluetooth(登録商標)による無線通信を行うことを要求する。さらに、第1フィールドDA02に「011」が設定された第6コマンドは、相手側の装置に対してLAN通信を行うことを要求する。
第2フィールドDA03に「000」が設定された第6コマンドは、通信の接続先を指定する情報を有していないことを示す。
また、第2フィールドDA03に「001」が設定された第6コマンドは、第1ユニット1001によって、当該第1ユニット1001の接続先の装置に送信される。そのような第6コマンドは、第1ユニット1001が接続する装置に関する情報の送信を要求する。
さらに、第2フィールドDA03に「010」が設定された第6コマンドは、第2ユニット1002によって、当該第2ユニット1002の接続先の第1ユニット1001に送信される。そのような第6コマンドは、第2ユニット1002が接続する第1ユニット1001に関する情報の送信を要求する。
また、第2フィールドDA03に「011」が設定された第6コマンドは、第2ユニット1002によって、当該第2ユニット1002の接続先の第1ユニット1001に送信される。そのような第6コマンドは、第2ユニット1002に関する情報を接続先の機器情報として設定することを要求する。
さらに、第2フィールドDA03に「100」が設定された第6コマンドは、第1ユニット1001によって、当該第1ユニット1001の接続先の装置(たとえば、第2ユニット1002)に送信される。そのような第6コマンドは、第1ユニット1001に関する情報を接続先の機器情報として設定することを要求する。
第3フィールドDA04に「000」が設定された第6コマンドは、データ(たとえば、ファイル)の転送先を指定する情報を有していないことを示す。
また、第3フィールドDA04に「001」が設定された第6コマンドは、第1ユニット1001によって、データ転送先の装置に送信される。そのような第6コマンドは、データ転送先の装置に関する情報の送信を要求する。
さらに、第3フィールドDA04に「010」が設定された第6コマンドは、第2ユニット1002によって、データ転送先の第1ユニット1001に送信される。そのような第6コマンドは、データ転送先の第1ユニット1001に関する情報の送信を要求する。
また、第3フィールドDA04に「011」が設定された第6コマンドは、第2ユニット1002によって、データ転送先の第1ユニット1001に送信される。そのような第6コマンドは、第2ユニット1002に関する情報をデータ転送元の機器情報として設定することを要求する。
さらに、第3フィールドDA04に「100」が設定された第6コマンドは、第1ユニット1001によって、データ転送先の装置(たとえば、第2ユニット1002)に送信される。そのような第6コマンドは、第1ユニット1001に関する情報をデータ転送元の機器情報として設定することを要求する。
第4フィールドDA05に「00」、「01」、「10」、または「11」が設定された第6コマンドは、第1ユニット1001によって、第2ユニット1002に送信される。
第4フィールドDA05に「00」が設定された第6コマンドは、第2ユニット1002に対して、信号強度を示したデータの送信を要求しない。また、第4フィールドDA05に「01」が設定された第6コマンドは、信号強度検出部297に対して、そのときの信号強度を示したデータの送信を要求する。さらに、第4フィールドDA05に「10」が設定された第6コマンドは、信号強度に変化があったときの信号強度を示したデータの送信を要求する。また、第4フィールドDA05に「11」が設定された第6コマンドは、一定周期毎に信号強度を示したデータの送信を要求する。
図22は、応答データの概略構成を示した図である。応答データは、第1コマンド(センシングコマンド)の内容に応じたデータである。
第1コマンドが本体装置101から第2ユニット1002に送信された場合、CPU210は、応答データを、表示装置103から第1ユニット1001に送信する。また、第1コマンドが本体装置101から第1ユニット1001の表示装置102に送信された場合、画像処理エンジン180は、応答データを、画像処理エンジン180から本体装置101に送信する。なお、以下では、第1コマンドが本体装置101から第2ユニット1002に送信された場合を例に挙げて説明する。
図22を参照して、応答データは、ヘッダのデータ領域DA11と、座標を示すデータ領域DA12と、時刻を示すデータ領域DA13と、画像を示すデータ領域DA14とを含む。ここで、座標を示すデータ領域DA12には、部分画像の中心座標の値が書き込まれる。また、時刻を示すデータ領域には、画像処理エンジン280のタイマ282から取得した時刻情報が書き込まれる。さらに、画像を示すデータ領域には、画像処理エンジン280により処理がされた後の画像データ(つまり、スキャンデータ)が書き込まれる。
図23は、指900をスキャンすることにより得られた画像(つまり、スキャン画像)を示した図である。図23を参照して、太実線で囲まれた領域W1の画像が全体画像であり、破線で囲まれた領域P1の画像が部分画像である。また、太線で示した十字の中心点C1が、中心座標となる。
本実施の形態では、矩形の領域であって、かつセンサ信号線SSjからの出力電圧が予め定められた値以上となった光センサ回路が備えられた画素(つまり、予め定められた階調または予め定められた輝度以上の画素)全てを含む領域を、部分画像の領域としている。
また、中心座標は、部分画像の領域における各画素の階調を考慮して決定される座標である。具体的には、中心座標は、部分画像内の各画素に関し、画素の階調と、当該画素と上記矩形の中心点(つまり図心)との距離とに基づき、重み付け処理を行うことにより決定される。つまり、中心座標は、部分画像の図心とは必ずしも一致しない。
ただし、必ずしも中心座標の位置は上記に限定されるものではなく、中心座標を上記図心の座標あるいは図心の近傍の座標としてもよい。
第1コマンドのデータ種別を示すデータ領域に「001」が設定されている場合には、画像処理エンジン280は、座標を示すデータ領域DA12に上記中心座標の値を書き込む。この場合、画像処理エンジン280は、画像を示すデータ領域DA14には画像データを書き込まない。画像処理エンジン280は、上記中心座標の値の書き込みを行った後、当該中心座標の値を含む応答データを本体装置104に送る。本体装置104は、当該中心座標の値を含む応答データを第1ユニット1001の本体装置101に送る。このように、データ種別を示すデータ領域に「001」が設定されている場合には、第1コマンドは、画像データの出力を要求せずに、中心座標の値の出力を要求する。
また、第1コマンドのデータ種別を示すデータ領域に「010」が設定されている場合には、画像処理エンジン280は、画像を示すデータ領域DA14に、スキャン結果が変化した部分画像の画像データを書き込む。この場合、画像処理エンジン280は、中心座標の値を座標を示すデータ領域DA12に書き込まない。画像処理エンジン280は、上記スキャン結果が変化した部分画像の画像データの書き込みを行った後、当該部分画像の画像データを含む応答データを本体装置104に送る。本体装置104は、当該部分画像の画像データを含む応答データを第1ユニット1001の本体装置101に送る。このように、データ種別を示すデータ領域に「010」が設定されている場合には、第1コマンドは、中心座標の値の出力を要求せずに、スキャン結果が変化した部分画像の画像データの出力を要求する。
なお、上記のように、スキャン結果が変化した部分画像のみの送信を要求する構成とした理由は、スキャンデータのうち部分画像の領域のスキャンデータが、当該領域以外のスキャンデータよりも重要度の高いデータであること、および、指900などのスキャン対象物との接触状態により、スキャンデータのうち部分画像の領域に相当する領域のスキャンデータが変化しやすいことによる。
また、第1コマンドのデータ種別を示すデータ領域に「011」が設定されている場合には、画像処理エンジン280は、座標を示すデータ領域DA12に中心座標の値を書き込むとともに、画像を示すデータ領域DA14にスキャン結果が変化した部分画像の画像データを書き込む。その後、画像処理エンジン280は、当該中心座標の値と当該部分画像の画像データとを含む応答データを本体装置104に送る。本体装置104は、当該中心座標の値と当該部分画像の画像データとを含む応答データを第1ユニット1001の本体装置101に送る。このように、データ種別を示すデータ領域に「011」が設定されている場合には、第1コマンドは、中心座標の値の出力と、スキャン結果が変化した部分画像の画像データの出力とを要求する。
また、第1コマンドのデータ種別を示すデータ領域に「100」が設定されている場合には、画像処理エンジン280は、図22に示した応答データの画像を示すデータ領域DA14に、全体画像の画像データを書き込む。この場合、画像処理エンジン280は、中心座標の値を座標を示すデータ領域DA12に書き込まない。画像処理エンジン280は、上記全体画像の画像データの書き込みを行った後、当該全体画像の画像データを含む応答データを本体装置104に送る。本体装置104は、当該全体画像の画像データを含む応答データを第1ユニット1001の本体装置101に送る。このように、データ種別を示すデータ領域に「100」が設定されている場合には、第1コマンドは、中心座標の値の出力を要求せずに、全体画像の画像データの出力を要求する。
また、第1コマンドのデータ種別を示すデータ領域に「101」が設定されている場合には、画像処理エンジン280は、座標を示すデータ領域DA12に中心座標の値を書き込むとともに、画像を示すデータ領域DA14に全体画像の画像データを書き込む。その後、画像処理エンジン280は、当該中心座標の値と当該全体画像の画像データとを含む応答データを本体装置104に送る。本体装置104は、当該中心座標の値と当該全体画像の画像データとを含む応答データを第1ユニット1001の本体装置101に送る。このように、データ種別を示すデータ領域に「101」が設定されている場合には、第1コマンドは、中心座標の値の出力と、全体画像の画像データの出力とを要求する。
<構成の第1の変形例について>
次に、図24を参照して、前述のスキャンの方法(つまり、図14における反射像をスキャンする方法)とは異なるスキャンの方法について説明する。
図24は、スキャンの際にフォトダイオードが外光を受光する構成を示した断面図である。同図に示すとおり、外光の一部は、指900によって遮られる。それゆえ、指900と接触している表示パネル140の表面領域の下部に配されたフォトダイオードは、ほとんど外光を受光できない。また、指900の影が形成された表面領域の下部に配されたフォトダイオードは、ある程度の外光を受光できるものの、影が形成されていない表面領域に比べると外光の受光量が少ない。
ここで、バックライト179を、少なくともセンシング期間においては消灯させておくことにより、光センサ回路144は、表示パネル140の表面に対する指900の位置に応じた電圧をセンサ信号線SSjから出力することができる。このように、バックライト179を点灯と消灯とを制御することにより、表示パネル140では、指900の接触位置、指900の接触している範囲(指900の押圧力によって定まる)、表示パネル140の表面に対する指900の方向などに応じて、センサ信号線(SS1からSSn)から出力される電圧が変化することになる。
以上により、表示装置102は、指900によって外光が遮られることにより得られる像(以下、影像とも称する)をスキャンすることができる。
さらに、表示装置102を、バックライト179を点灯させてスキャンを行った後に、バックライト179を消灯させて再度スキャンを行う構成としてもよい。あるいは、表示装置102を、バックライト179を消灯させてスキャンを行った後に、バックライト179を点灯させて再度スキャンを行う構成としてもよい。
この場合には、2つのスキャン方式を併用することになるため、2つのスキャンデータを得ることができる。それゆえ、一方のスキャン方式のみを用いてスキャンする場合に比べて、精度の高い結果を得ることができる。
<表示装置について>
表示装置103の動作は、表示装置102の動作と同様、本体装置101からのコマンド(たとえば、第1コマンド)に応じて制御される。表示装置103は表示装置102と同様な構成を有する。それゆえ、表示装置103が表示装置102と同じコマンドを本体装置101から受け付けた場合、表示装置103は表示装置102と同様の動作を行う。このため、表示装置103の構成や動作についての説明は繰り返さない。
なお、本体装置101は、表示装置102と表示装置103とに対して、命令が異なるコマンドを送ることができる。この場合、表示装置102と表示装置103とは別々の動作を行う。また、本体装置101は、表示装置102および表示装置103のいずれかに対して、コマンドを送ってもよい。この場合、一方の表示装置のみがコマンドに応じた動作を行う。また、本体装置101が、表示装置102と表示装置103とに命令が同じコマンドを送ってもよい。この場合、表示装置102と表示装置103とは、同じ動作を行う。
なお、表示装置102の表示パネル140のサイズと表示装置103の表示パネル240のサイズとは、同じであってもよいし又は異なっていてもよい。また、表示パネル140の解像度と表示パネル240の解像度とは、同じであってもよいし又は異なっていてもよい。
<本実施の形態に係る電子機器100の機能構成>
以下では、図1〜図25を参照して、本実施の形態に係る電子機器100の機能構成について説明する。なお、図25は、本実施の形態に係る電子機器100の機能構成を示すブロック図である。
本実施の形態に係る電子機器100は、受付部1101と、第1の表示制御部1103と、第2の表示制御部1110とを含む。また、電子機器100は、図10において説明したように、RAM171と、第1の表示パネル140と、第2の表示パネル240とを含む。
まず、第1の表示パネル140は、第1の表示制御部1103からのコンテンツデータ1711に基づいて、すなわちCPU110からの出力信号に基づいて外部に可視光を発する。より詳細には、第1の表示パネル140は、画像処理エンジン180(図10)などを介して、第1の表示制御部1103からのコンテンツデータ1711に基づいて、バックライト179からの光を利用しながらテキストや画像などを表示する。
第2の表示パネル240の複数の光センサ回路244のそれぞれは、入射光を受光して、入射光に応じた電気信号を生成する。複数の光センサ回路244は全体として、画像処理エンジン280(図10)などを介して、入射光に対応する電気信号を受付部1101に入力する。なお、複数の光センサ回路244は、図24に示すようにバックライト179を消灯させた状態で、指900やスタイラスペンなどの接触位置を読み取ってもよい。
このように、本実施の形態に係る複数の光センサ回路244および画像処理エンジン280は全体として操作部を実現する。そして、操作部は、第2の表示パネル240を介して、第1の表示パネル140に表示されているテキストの表示を制御するための操作命令を受け付けたり、第1の表示パネル140に表示されているポインタを移動させる移動命令を受け付けたりする。
第2の表示パネル240の複数の画素回路241のそれぞれは、第2の表示制御部1110からのエフェクト画像データに基づいて、すなわちCPU110からの出力信号に基づいて外部に可視光を発する。より詳細には、複数の画素回路241は全体として、画像処理エンジン280(図10)などを介して、第2の表示制御部1110からのエフェクト画像データに基づいて、バックライト179からの光を利用しながらエフェクト画像を順次表示する。
まず、RAM171は、コンテンツを表示するためのコンテンツデータ1711,1712と、エフェクト画像を表示するためのエフェクト画像データ群171A,171Bとを記憶する。
ここで、図26を参照して、RAM171が格納するエフェクト画像データ群171A,171Bについて説明する。図26は、本実施の形態に係るRAM171が記憶するエフェクト画像データ群171A,171B,171Cを示すイメージ図である。
RAM171は、コンテンツの種類(コンテンツの属性)毎に、エフェクト画像データ群171Aを記憶する。本実施の形態に係るエフェクト画像データ群171Aの各々は、一連のエフェクト画像データを含む。すなわち、エフェクト画像群は、全体として動画像を構成する。
たとえば、テキスト用のエフェクト画像データ群171Aは、複数の(一連の)エフェクト画像データ171A−1,171A−2,171A−3を含む。第2の表示制御部1110は、第1の表示制御部1103がテキストをページ単位で切り替えるときに、エフェクト画像データ171A−1,171A−2,171A−3を順次第2の表示パネル240に表示させる。
たとえば、画像用のエフェクト画像データ群171Bは、複数の(一連の)エフェクト画像データ171B−1,171B−2,171B−3を含む。第2の表示制御部1110は、第1の表示制御部1103がテキストを行単位で移動させるときに、エフェクト画像データ171B−1,171B−2,171B−3を順次第2の表示パネル240に表示させる。
たとえば、画像用のエフェクト画像データ群171Cは、複数の(一連の)エフェクト画像データ171C−1,171C−2,171C−3を含む。第2の表示制御部1110は、第1の表示制御部1103が画像を切り替える場合、エフェクト画像データ171B−1,171B−2,171B−3を順次第2の表示パネル240に表示させる。
次に、図27を参照して、コンテンツデータ1711,1712について説明する。図27は、本実施の形態に係るコンテンツデータ1711,1712に含まれるコンテンツの属性データのデータ構造を示すイメージ図である。より詳細には、図27は、横書きの通常書籍に対応する属性データのデータ構造を示す。
属性データは、何も設定されていない領域DA31と、コンテンツの表示方向DA32と、コンテンツの属性DA33とを含む。コンテンツの表示方向DA32は、たとえばコンテンツがテキストである場合に、横書きを指定するための情報「0」や縦書きを指定するための情報「1」を含む。
コンテンツの属性DA33は、たとえば、コンテンツが通常書籍であることを示す情報「0」、コンテンツがコミックであることを示す情報「1」、コンテンツが検索条件を入力する画面であることを示す情報「2」、コンテンツが検索結果リストであることを示す情報「3」、コンテンツが検索結果であることを示す情報「4」、コンテンツがページ画像であることを示す情報「5」などを含む。
図25に戻って、受付部1101と、第1の表示制御部1103と、第2の表示制御部1110とは、CPU110などによって実現される機能である。より詳細には、CPU110が有する各機能は、CPU110がRAM171などに記憶される制御プログラムを実行して、図10に示される各ハードウェアを制御することによって実現される機能である。
あるいは、受付部1101、第2の表示制御部1110、第1の表示制御部1103のいずれかが、CPU210などによって実現されてもよい。より詳細には、CPU210がRAM271などに記憶される制御プログラムを実行して、図10に示される各ハードウェアを制御することによって、受付部1101、第2の表示制御部1110、第1の表示制御部1103のいずれかを実現してもよい。
まず、受付部1101は、複数の光センサ回路244から画像処理エンジン280を介して入力される電気信号に基づいて、第2の表示パネル240に入力された操作命令や移動命令などを受け付ける。より詳細には、受付部1101は、センシング時間毎に第2の表示パネル240の画像処理エンジン280から出力される画像データを取得して、当該画像データに基づいて操作命令や移動命令などを生成する。
そして、受付部1101は、画像処理エンジン280から出力された画像データをRAM271に記憶してもよい。すなわち、受付部1101は、RAM271の画像データを常時最新の画像データに更新してもよい。なお、受付部1101は、CPU210と第2の表示パネル240の複数の光センサ回路244とによって実現される機能であってもよい。すなわち、受付部1101は、CPU210の一部の機能と第2の表示パネル240の受光機能とを含む機能ブロックを示す概念であってもよい。
すなわち、受付部1101は、第2の表示パネル240からの電気信号に基づいて、第2の表示パネル240に対するタッチ操作を検出する。そして、受付部1101は、タッチ操作に応じて、ユーザからの操作命令を認識する。
より詳細には、受付部1101は、第2の表示パネル240を介して検出される指900と第2の表示パネル240との接触位置の移動方向を判断する方向判断部1104を含む。方向判断部1104は、接触位置が右方向へ移動したか否かを判断する。方向判断部1104は、接触位置が左方向へ移動したか否かを判断する。さらに、方向判断部1104は、接触位置が下方向へ移動したか否かを判断する。方向判断部1104は、接触位置が上方向へ移動したか否かを判断する。
受付部1101は、方向判断部1104からの判断結果に基づいて、ユーザからの操作命令を判断する命令判断部1105を含む。命令判断部1105は、図1(B)に示すように、接触位置が右方向へ移動したと判断した場合に、第1の操作命令を受け付けたと判断する。命令判断部1105は、第1の操作命令を取得した際に、当該第1の操作命令を第1の表示制御部1103および第2の表示制御部1110に受け渡す。命令判断部1105は、図1(D)に示すように、接触位置が左方向へ移動したと判断した場合に、第2の操作命令を受け付けたと判断する。命令判断部1105は、第2の操作命令を受け付けた際に、当該第2の操作命令を第1の表示制御部1103および第2の表示制御部1110に受け渡す。
さらに、命令判断部1105は、図4(B)および図7(B)に示すように、接触位置が下方向へ移動したと判断した場合に、第3の操作命令を受け付けたと判断する。命令判断部1105は、第3の操作命令を取得した際に、当該第3の操作命令を第1の表示制御部1103および第2の表示制御部1110に受け渡す。命令判断部1105は、図4(D)および図7(D)に示すように、接触位置が上方向へ移動したと判断した場合に、第4の操作命令を受け付けたと判断する。命令判断部1105は、第4の操作命令を受け付けた際に、当該第4の操作命令を第1の表示制御部1103および第2の表示制御部1110に受け渡す。
第1の表示制御部1103は、受付部1101からの操作命令(表示用の指令)に基づいて、RAM171からコンテンツデータ1711を読み出す。第1の表示制御部1103は、図27に示す属性データに基づいて、第1の表示パネル140にコンテンツを表示させる。たとえば、図1(A)および図4(A)に示すように、第1の表示制御部1103は、第1の表示パネル140にテキストの3ページ目を表示させる。
より詳細には、第1の表示制御部1103は、第1の表示制御部1103が表示すべきコンテンツの表示対象エリアを指定する。すなわち、第1の表示制御部1103は、テキストが横書きで表示されている場合、受付部1101から第1の操作命令を受け付けて、第1の表示制御部1103が表示すべき表示対象エリア(表示対象ページ)を1ページ分だけ前に戻す。たとえば、第1の表示制御部1103は、第1の操作命令を受け付けて、第1の表示制御部1103が表示すべきページや行などを示す情報を生成する。あるいは、第1の表示制御部1103は、現在表示中のページの前のページを表示する旨の第1の指令を生成してもよい。
第1の表示制御部1103は、テキストが横書きで表示されている場合、受付部1101から第2の操作命令を受け付けて、第1の表示制御部1103が表示すべき表示対象エリア(表示対象ページ)を1ページ分だけ先に進める。たとえば、第1の表示制御部1103は、第2の操作命令を受け付けて、第1の表示制御部1103が表示すべきページや行などを示す情報を生成する。あるいは、第1の表示制御部1103は、現在表示中のページの次のページを表示する旨の第2の指令を生成してもよい。
一方、第1の表示制御部1103は、テキストが横書きで表示されている場合、受付部1101から第3の操作命令を受け付けて、第1の表示制御部1103が表示すべき表示対象エリア(表示対象ページ)を1行分だけ前に戻す。たとえば、第1の表示制御部1103は、第1の操作命令を受け付けて、第1の表示制御部1103が表示すべきページや行などを示す情報を生成する。
第1の表示制御部1103は、テキストが横書きで表示されている場合、受付部1101から第4の操作命令を受け付けて、第1の表示制御部1103が表示すべき表示対象エリア(表示対象ページ)を1行分だけ先に進める。たとえば、第1の表示制御部1103は、第4の操作命令を受け付けて、第1の表示制御部1103が表示すべきページや行などを示す情報を生成する。
第1の表示制御部1103は、表示対象エリア(表示対象ページ)の指定に応じて、コンテンツデータ1711に基づいて、第1の表示パネル140を介してテキストの一部を表示する。たとえば、第1の表示制御部1103は、第1の操作命令(第1の指令)に応じて、図1(C)に示すように、テキストの2ページ目を表示する。第1の表示制御部1103は、第2の操作命令(第2の指令)に応じて、図1(E)に示すように、テキストの4ページ目を表示する。第1の表示制御部1103は、第3の操作命令(第3の指令)に応じて、図2(C)に示すように、表示するテキストを1行分戻す。第1の表示制御部1103は、第4の操作命令(第4の指令)に応じて、図2(E)に示すように、表示するテキストを1行分進める。
第1の表示制御部1103は、第1の表示パネル140を介して表示しているコンテンツがどのような種類(属性)のコンテンツであるかを示す情報(表示態様データ)を、第2の表示制御部1110に受け渡す。図28は、本実施の形態に係る表示態様データのデータ構造を示す第1のイメージ図である。より詳細には、図28は、第1の表示制御部1103が第1の表示パネル140を介して横書きの通常書籍を表示している場合の、表示態様データのデータ構造を示す。
表示態様データは、何も設定されていない領域DA41と、コンテンツの表示態様DA42とを含む。コンテンツの表示態様DA42は、たとえば、第1の表示制御部1103が表示対象エリアを1ページ戻したことを示す情報「0」、第1の表示制御部1103が表示対象エリアを1ページ進めたことを示す情報「1」、第1の表示制御部1103が表示対象エリアを1行戻したことを示す情報「2」、第1の表示制御部1103が表示対象エリアを1行進めたことを示す情報「3」、第1の表示制御部1103が検索結果を前に戻したことを示す情報「4」、第1の表示制御部1103が検索結果を先に進めたことを示す情報「5」、第1の表示制御部1103が選択中の検索結果行を前に戻したことを示す情報「6」、第1の表示制御部1103が選択中の検索結果行を先に進めたことを示す情報「7」、第1の表示制御部1103がコンテンツを前に戻せなかったことを示す情報「8」、第1の表示制御部1103がコンテンツを先に進められなかったことを示す情報「9」などを含む。
なお、受付部1101が第1の表示制御部1103に受け渡す表示用の指令は、たとえば図29に示すようなデータ構造を有する。図29は、本実施の形態に係る表示用の指令データのデータ構造を示すイメージ図である。より詳細には、図29は、第1の表示制御部1103が第1の表示パネル140を介して横書きの通常書籍を表示している場合の、表示用の指令データのデータ構造を示す。
表示用の指令データは、表示態様データと同様に、何も設定されていない領域DA51と、表示命令領域DA52とを含む。表示命令領域DA52は、たとえば、表示対象エリアを1ページ戻す命令を示す情報「0」、表示対象エリアを1ページ進める命令を示す情報「1」、表示対象エリアを1行戻す命令を示す情報「2」、表示対象エリアを1行進める命令を示す情報「3」、検索結果を前に戻す命令を示す情報「4」、検索結果を先に進める命令を示す情報「5」、選択中の検索結果行を前に戻す命令を示す情報「6」、選択中の検索結果行を先に進める命令を示す情報「7」などを含む。
第2の表示制御部1110は、受付部1101からの第1の操作命令と第1の表示制御部1103からの表示態様データ(テキストが表示されていること)とを受け付けて、第2の表示パネル240を介してページを送るエフェクト画像を表示させる。より詳細には、第2の表示制御部1110は、第1の操作命令に応じて、表示態様データに対応するエフェクト画像データ群171Aを第1の順に読み出して、第2の表示パネル240にエフェクト画像を第1の順に表示させる。
第2の表示制御部1110は、受付部1101からの第2の操作命令と第1の表示制御部1103からの表示態様データ(テキストが表示されていること)とを受け付けて、第2の表示パネル240を介してページを戻すエフェクト画像を表示させる。より詳細には、第2の表示制御部1110は、第2の操作命令に応じて、表示態様データに対応するエフェクト画像データ群171Aを第2の順に読み出して、第2の表示パネル240にエフェクト画像を第2の順に表示させる。
さらに、第2の表示制御部1110は、受付部1101からの第3の操作命令と第1の表示制御部1103からの表示態様データ(テキストが表示されていること)とを受け付けて、第2の表示パネル240を介してページを送るエフェクト画像を表示させる。より詳細には、第2の表示制御部1110は、第3の操作命令に応じて、表示態様データに対応するエフェクト画像データ群171Bを読み出して、第2の表示パネル240にエフェクト画像を順次に表示させる。
第2の表示制御部1110は、受付部1101からの第4の操作命令と第1の表示制御部1103からの表示態様データ(テキストが表示されていること)とを受け付けて、第2の表示パネル240を介してページを戻すエフェクト画像を表示させる。より詳細には、第2の表示制御部1110は、第4の操作命令に応じて、表示態様データに対応するエフェクト画像データ群171Cを読み出して、第2の表示パネル240にエフェクト画像を順次に表示させる。
そして、第1の表示制御部1103が第1の表示パネル140に写真などの画像や検索結果などを表示している場合には、第2の表示制御部1110は第2の表示パネル240にフィルムやカードなどのエフェクト画像群を表示させる。このような場合における第2の表示制御部1110の機能は、書籍のエフェクト画像の場合と同様であるため、ここでは説明を繰り返さない。
受付部1101が、第2の表示パネル240に対するタッチ操作に応じて、表示態様データを第1の表示制御部1103と第2の表示制御部1110とに受け渡してもよい。そして、第1の表示制御部1103が、受付部1101からの表示態様データに基づいて表示するコンテンツを更新してもよい。第2の表示制御部1110が、受付部1101からの表示態様データに基づいてエフェクト画像を表示してもよい。
また、本実施の形態においては、受付部1101と第1の表示制御部1103と第2の表示制御部1110とを異なる機能ブロックとして説明した。しかしながら、それらの2つ以上を1つの機能ブロックにまとめてもよいし、それらの1つを2つ以上の機能ブロックに分割してもよい。
たとえば、受付部1101と第2の表示制御部1110とがCPU210が実現する1つのモジュールとして構成され、第1の表示制御部1103がCPU110が実現する1つのモジュールとして構成されてもよい。
<テキストが縦書き表示されている場合の動作概要>
本実施の形態に係る電子機器100は、上記のような構成を有するため、以下のような応用的な機能を実現することもできる。以下では、図30、図2、図3を参照して、テキストが縦書き表示されている場合の、本実施の形態に係る電子機器100の動作概要について説明する。ここでは、電子機器100が、テキストを縦書きで表示する場合について説明する。
図30は、本実施の形態に係るページ切り替え処理時の電子機器100を示す第2のイメージ図である。より詳細には、図30(A)は第1の表示パネル140がテキストの3ページ目を縦書きで表示した状態の電子機器100のイメージ図である。図30(B)は第2の表示パネル240に右方向のタッチ操作が入力されたときの電子機器100のイメージ図である。図30(C)はテキストを1ページ進めた状態の電子機器100のイメージ図である。図30(D)は第2の表示パネル240に左方向のタッチ操作が入力されたときの電子機器100のイメージ図である。図30(E)はテキストを1ページ戻した状態の電子機器100のイメージ図である。
図30(A)を参照して、電子機器100は、第1の表示パネル140にテキストの3ページ目を縦書きで表示させる。より詳細には、電子機器100は、ユーザからの操作を受け付けて、ユーザが所望するページを第1の表示パネル140に表示させる。電子機器100は、第2の表示パネル240を介して、ユーザからのページ切り替え命令を受け付ける。
図30(B)を参照して、電子機器100は、第2の表示パネル240を介して、ユーザから右方向のタッチ操作を受け付ける。すなわち、ユーザが、指900あるいは図示しないスタイラスペンなどを第2の表示パネル240に接触させた状態で、指900あるいはスタイラスペンを右方向にスライドさせる。より詳細には、電子機器100は、第2の表示パネル240と指900との接触位置を検知することによって、右方向のタッチ操作を受け付ける。
図30(C)を参照して、電子機器100は、第1の表示パネル140にテキストの4ページ目を表示させる。すなわち、電子機器100は、テキストを縦書きで表示している際には、右方向へのタッチ操作に応じて、表示しているテキストを先に(次に)進める。このとき、本実施の形態に係る電子機器100は、図2(A)から図2(H)に示すように、RAMなどに予め記憶されている書籍用のエフェクト画像データに基づいて、第2の表示パネル240に、書籍がめくられるエフェクト画像を第1の順序で表示する。
図30(D)を参照して、電子機器100は、第2の表示パネル240を介して、ユーザから左方向のタッチ操作を受け付ける。すなわち、ユーザが、指900などを第2の表示パネル240に接触させた状態で、指900を左方向にスライドさせる。より詳細には、電子機器100は、第2の表示パネル240と指900との接触位置を検知することによって、左方向のタッチ操作を受け付ける。
図30(E)を参照して、電子機器100は、第1の表示パネル140にテキストの2ページ目を表示させる。すなわち、電子機器100は、テキストを縦書きで表示している際には、左方向へのタッチ操作に応じて、表示しているテキストを前に戻す。このとき、本実施の形態に係る電子機器100は、図3(A)から図3(H)に示すように、RAMなどに予め記憶されている書籍用のエフェクト画像データに基づいて、第2の表示パネル240に、書籍がめくられるエフェクト画像を第1の順序の逆の順序(第2の順序)で表示する。
このように、本実施の形態に係る電子機器100は、テキストが縦書きで表示されている場合と、テキストが横書きで表示されている場合とにおいて、入力操作に応じて電子機器100が実行する処理が異なる。この構成は、通常、現実の縦書きの書籍は右から左へとページが進み、現実の横書きの書籍は左から右へとページが進むことに由来している。すなわち、電子機器100は、仮想の書籍(テキスト)を実現するものであるため、現実の書籍におけるページの配置に基づいて、ユーザの操作と電子機器100の処理とが関連付けられていることが好ましい。
そして、本実施の形態に係る電子機器100は、第1の表示パネル140に右方向へのタッチ操作が入力された場合には、横書きおよび縦書きにかかわらず、第2の表示パネル240には図2に示すエフェクト画像を表示させる。一方、電子機器100は、第1の表示パネル140に右方向へのタッチ操作が入力された場合には、横書きの場合と縦書きの場合とにおいて、第1の表示パネル140に異なるページを表示させる。
その結果、本実施の形態に係る電子機器100においては、そのユーザが、電子機器に対して行う操作と当該電子機器内で実行される処理とを連想し易い。
<検索結果リストが表示されている場合の動作概要>
さらに、本実施の形態に係る電子機器100は、以下のような応用的な機能をも実現することができる。以下では、図31〜図33を参照して、第1の表示パネル140が検索結果リストを表示している場合における、本実施の形態に係る電子機器100の動作概要について説明する。
図31は、本実施の形態に係る選択中の検索結果が切り替わる時の電子機器100を示すイメージ図である。より詳細には、図31(A)は第1の表示パネル140が検索結果リストを表示した状態の電子機器100のイメージ図である。図31(B)は第2の表示パネル240に上方向のタッチ操作が入力されたときの電子機器100のイメージ図である。図31(C)は1つ前の検索結果が選択された状態の電子機器100のイメージ図である。図31(D)は第2の表示パネル240に下方向のタッチ操作が入力されたときの電子機器100のイメージ図である。図31(E)は1つ先の検索結果が選択された状態の電子機器100のイメージ図である。
図32は、本実施の形態に係る選択中の検索結果が切り替わる時の第2の表示パネル240を示す第1のイメージ図である。図33は、本実施の形態に係る選択中の検索結果が切り替わる時の第2の表示パネルを示す第2のイメージ図である。
図31(A)を参照して、電子機器100は、第1の表示パネル140に検索結果リストを横書きで表示させる。より詳細には、本実施の形態に係る電子機器100は、電子辞書の機能を有する。電子機器100は、ユーザからの検索条件を受け付けて、当該検索条件に一致する検索結果を第1の表示パネル140に表示させる。
たとえば、受付部1101は、第2の表示パネル240あるいは操作キー177を介して文字列の入力を受け付ける。第1の表示制御部1103は、RAM171のデータベースを参照して、当該文字列を含む見出しを検索結果として第1の表示パネル140にリスト表示させる。すなわち、第1の表示制御部1103は、少なくとも1つの検索結果からなる検索結果リストを第1の表示パネル140に表示させる。このとき、第1の表示制御部1103は、検索結果リストの1つの検索結果を反転表示するなどして選択状態にする。
図31(B)を参照して、電子機器100は、第2の表示パネル240を介して、ユーザから上方向のタッチ操作を受け付ける。すなわち、ユーザが、指900などを第2の表示パネル240に接触させた状態で、指900を上方向にスライドさせる。より詳細には、電子機器100は、第2の表示パネル240と指900との接触位置を検知することによって、上方向のタッチ操作を受け付ける。
図31(C)を参照して、電子機器100は、第1の表示パネル140に1つ前の検索結果を選択状態で表示させる。すなわち、電子機器100は、検索結果リストを表示している際には、上方向へのタッチ操作に応じて、選択されている検索結果を1つだけ前に戻す。このとき、本実施の形態に係る電子機器100は、図32(A)から図32(C)に示すように、RAMなどに予め記憶されている選択中の検索結果が切り替わるエフェクト画像データ群に基づいて、第2の表示パネル240に、選択中の検索結果が切り替わるエフェクト画像を順次表示する。
図31(D)を参照して、電子機器100は、第2の表示パネル240を介して、ユーザから下方向のタッチ操作を受け付ける。すなわち、ユーザが、指900などを第2の表示パネル240に接触させた状態で、指900を下方向にスライドさせる。より詳細には、電子機器100は、第2の表示パネル240と指900との接触位置を検知することによって、下方向のタッチ操作を受け付ける。
図31(E)を参照して、電子機器100は、第1の表示パネル140に1つ先の検索結果を選択状態で表示させる。すなわち、電子機器100は、検索結果リストを表示している際には、下方向へのタッチ操作に応じて、選択されている検索結果を1つだけ先に進める。このとき、本実施の形態に係る電子機器100は、図33(A)から図33(C)に示すように、RAMなどに予め記憶されている選択中の検索結果が切り替わるエフェクト画像データ群に基づいて、第2の表示パネル240に、選択中の検索結果が切り替わるエフェクト画像を順次表示する。
このように本実施の形態に係る電子機器100は、検索結果の選択を進める場合と戻す場合とにおいて、異なるエフェクト画像を第2の表示パネル240に表示する。特に、電子機器100は、コンテンツの表示エリア(第1の表示エリア)とは異なる表示エリア(第2の表示エリア)を介して、予め記憶しているエフェクト画像を順次表示するため、検索結果の見出しに応じた画像処理を行う必要がない。その結果、電子機器100は、簡単な処理でコンテンツの進行状態をユーザに直感的に認識させることができる。
<検索結果の詳細な画面が表示されている場合の動作概要>
さらに、本実施の形態に係る電子機器100は、以下のような応用的な機能をも実現することができる。以下では、図34〜図36を参照して、第1の表示パネル140が検索結果の詳細な画面を表示している場合における、本実施の形態に係る電子機器100の動作概要について説明する。
図34は、本実施の形態に係る検索結果ページ切り替え処理時の電子機器を示すイメージ図である。より詳細には、図34(A)は第1の表示パネル140が検索結果の詳細な画面を表示した状態の電子機器100のイメージ図である。図34(B)は第2の表示パネル240に右上方向のタッチ操作が入力されたときの電子機器100のイメージ図である。図34(C)は1つ前の検索結果が表示された状態の電子機器100のイメージ図である。図34(D)は第2の表示パネル240に左下方向のタッチ操作が入力されたときの電子機器100のイメージ図である。図34(E)は1つ先の検索結果が表示された状態の電子機器100のイメージ図である。
図35は、本実施の形態に係る検索結果ページ切り替え処理時の第2の表示パネルを示す第1のイメージ図である。図36は、本実施の形態に係る検索結果ページ切り替え処理時の第2の表示パネルを示す第2のイメージ図である。
図34(A)を参照して、電子機器100は、第1の表示パネル140に詳細な検索結果を横書きで表示させる。前述したように、本実施の形態に係る電子機器100は、電子辞書の機能を有する。電子機器100は、ユーザからの検索結果の選択命令を受け付けて、当該検索結果の詳細な内容を第1の表示パネル140に表示させる。
たとえば、図31(A)あるいは図31(C)あるいは図31(E)に示す状態において、受付部1101が、第2の表示パネル240あるいは操作キー177を介して命令を受け付ける。そして、第1の表示制御部1103は、RAM171のデータベースを参照して、図34(A)に示すように、詳細な検索結果を第1の表示パネル140に表示させる。
図34(B)を参照して、電子機器100は、第2の表示パネル240を介して、ユーザから右上方向のタッチ操作を受け付ける。すなわち、ユーザが、指900などを第2の表示パネル240に接触させた状態で、指900を右上方向にスライドさせる。より詳細には、電子機器100は、第2の表示パネル240と指900との接触位置を検知することによって、右上方向のタッチ操作を受け付ける。
図34(C)を参照して、電子機器100は、第1の表示パネル140に1つ次の検索結果の詳細な内容を表示させる。すなわち、電子機器100は、検索結果の詳細な内容を表示している際には、右上方向へのタッチ操作に応じて、表示中の検索結果を1つだけ先に進める。このとき、本実施の形態に係る電子機器100は、図35(A)から図35(E)に示すように、RAMなどに予め記憶されている検索結果を示すカードを1枚めくるエフェクト画像データ群に基づいて、第2の表示パネル240に、検索結果を示すカードを1枚めくるエフェクト画像を表示する。
図34(D)を参照して、電子機器100は、第2の表示パネル240を介して、ユーザから左下方向のタッチ操作を受け付ける。すなわち、ユーザが、指900などを第2の表示パネル240に接触させた状態で、指900を左下方向にスライドさせる。より詳細には、電子機器100は、第2の表示パネル240と指900との接触位置を検知することによって、左下方向のタッチ操作を受け付ける。
図34(E)を参照して、電子機器100は、第1の表示パネル140に1つ前の検索結果の詳細な内容を表示させる。すなわち、電子機器100は、検索結果の詳細な内容を表示している際には、左下方向へのタッチ操作に応じて、表示中の検索結果を1つだけ元に戻す。このとき、本実施の形態に係る電子機器100は、図36(A)から図36(E)に示すように、RAMなどに予め記憶されている検索結果を示すカードを1枚かぶせるエフェクト画像データ群に基づいて、第2の表示パネル240に、検索結果を示すカードを1枚かぶせるエフェクト画像を表示する。
このように本実施の形態に係る電子機器100は、表示中の詳細な検索結果を進める場合と戻す場合とにおいて、異なる一連のエフェクト画像を第2の表示パネル240に表示する。特に、電子機器100は、コンテンツの表示エリア(第1の表示エリア)とは異なる表示エリア(第2の表示エリア)を介して、予め記憶しているエフェクト画像を順次表示するため、検索結果の内容に応じた画像処理を行う必要がない。その結果、電子機器100は、簡単な処理でコンテンツの進行状態をユーザに直感的に認識させることができる。
<地図画像が表示されている場合の動作概要>
さらに、本実施の形態に係る電子機器100は、以下のような応用的な機能も実現することができる。以下では、図37〜図39を参照して、第1の表示パネル140が地図画像を表示している場合における、本実施の形態に係る電子機器100の動作概要について説明する。
図37は、本実施の形態に係る地図の表示エリアの切り替え処理時の電子機器100を示すイメージ図である。より詳細には、図37(A)は第1の表示パネル140が地図画像の第1のエリアを表示した状態の電子機器100のイメージ図である。図37(B)は第2の表示パネル240に右方向のタッチ操作が入力されたときの電子機器100のイメージ図である。図37(C)は第1の表示パネル140が地図画像の第2のエリアを表示した状態の電子機器100のイメージ図である。図37(D)は第2の表示パネル240に下方向のタッチ操作が入力されたときの電子機器100のイメージ図である。図37(E)は第1の表示パネル140が地図画像の第3のエリアを表示した状態の電子機器100のイメージ図である。
図38は、本実施の形態に係る地図の表示エリアの切り替え処理時の第2の表示パネル240を示す第1のイメージ図である。図39は、本実施の形態に係る地図の表示エリアの切り替え処理時の第2の表示パネルを示す第2のイメージ図である。
図37(A)を参照して、電子機器100は、第1の表示パネル140に地図画像の第1のエリアを表示させる。より詳細には、本実施の形態に係る電子機器100は、ユーザからの表示位置の指定命令を受け付けて、当該表示位置を中心とした第1のエリアを第1の表示パネル140に表示させる。
図37(B)を参照して、電子機器100は、第2の表示パネル240を介して、ユーザから右方向のタッチ操作を受け付ける。すなわち、ユーザが、指900などを第2の表示パネル240に接触させた状態で、指900を右方向にスライドさせる。より詳細には、電子機器100は、第2の表示パネル240と指900との接触位置を検知することによって、右方向のタッチ操作を受け付ける。
図37(C)を参照して、電子機器100は、第1の表示パネル140に地図画像のうちの第1のエリアの左側に位置する第2のエリアを表示させる。すなわち、電子機器100は、地図画像を表示している際には、右方向へのタッチ操作に応じて、表示されるエリアを左へ移動させる。このとき、本実施の形態に係る電子機器100は、図38(A)から図38(C)に示すように、RAMなどに予め記憶されている地図の用紙が右方向へ移動するエフェクト画像データ群に基づいて、第2の表示パネル240に、地図の用紙が右方向へ移動するエフェクト画像を表示する。
図37(D)を参照して、電子機器100は、第2の表示パネル240を介して、ユーザから下方向のタッチ操作を受け付ける。すなわち、ユーザが、指900などを第2の表示パネル240に接触させた状態で、指900を下方向にスライドさせる。より詳細には、電子機器100は、第2の表示パネル240と指900との接触位置を検知することによって、下方向のタッチ操作を受け付ける。
図37(E)を参照して、電子機器100は、第1の表示パネル140に地図画像のうちの第1のエリアの上側に位置する第3のエリアを表示させる。すなわち、電子機器100は、地図画像を表示している際には、下方向へのタッチ操作に応じて、表示されるエリアを上へ移動させる。このとき、本実施の形態に係る電子機器100は、図39(A)から図39(C)に示すように、RAMなどに予め記憶されている地図の用紙が下方向へ移動するエフェクト画像データ群に基づいて、第2の表示パネル240に、地図の用紙が下方向へ移動するエフェクト画像を表示する。
ここでは、電子機器100が右方向のタッチ操作と下方向のタッチ操作とを受け付けた場合について説明したが、電子機器100が左方向のタッチ操作と上方向のタッチ操作を受け付けた場合にも上記と同様に動作する。電子機器100が左方向のタッチ操作を受け付けた場合の動作は、右方向のタッチ操作を受け付けた場合の動作と同様であるため、ここでは説明を繰り返さない。また、電子機器100が上方向のタッチ操作を受け付けた場合の動作は、下方向のタッチ操作を受け付けた場合の動作と同様であるため、ここでは説明を繰り返さない。
本実施の形態に係る電子機器100は、タッチ操作の方向に応じて、表示エリアの半分に対応する量だけ地図画像を移動するものであったが、このような構成に限られるものではない。たとえば、電子機器100は、表示エリアの全部に対応する量だけ地図画像を移動させてもよい。
さらに、電子機器100は、タッチ操作の距離に応じて、地図画像の移動量を変化させてもよい。この場合には、受付部1101あるいは方向判断部1104が距離判断部を含み、当該距離判断部がタッチ操作の移動距離が所定値以上であるか否かを判断する。そして、命令判断部1105が、方向判断部1104と距離判断部からの判断結果に基づいて、ユーザからの表示エリアの切り替え命令を受け付ける。
このように本実施の形態に係る電子機器100は、地図画像の表示エリアを移動する方向に応じて、異なるエフェクト画像を第2の表示パネル240に表示する。特に、電子機器100は、地図画像の表示エリア(第1の表示エリア)とは異なる表示エリア(第2の表示エリア)を介して、予め記憶しているエフェクト画像を順次表示するため、地図画像の内容に応じた画像処理を行う必要がない。その結果、電子機器100は、簡単な処理でコンテンツの進行状態をユーザに直感的に認識させることができる。
<コンテンツ表示処理>
次に、図1〜図40を参照して、本実施の形態に係る電子機器100におけるコンテンツ表示処理について説明する。なお、図40は、本実施の形態に係る電子機器100におけるコンテンツ表示処理の処理手順を示すフローチャートである。
まず、第1の表示制御部1103として機能するCPU110は、第2の表示パネル240あるいは操作キー177を介してユーザから電子書籍を表示するための命令を受け付けて、RAM171からコンテンツデータ(書籍データ)を読み出す(ステップS102)。CPU110は、コンテンツデータに基づいて、初期の表示用のレイアウト情報を作成する(ステップS104)。CPU110は、コンテンツデータに基づいて、表示種別(第1の表示種別)を認識する(ステップS106)。より詳細には、第1の表示制御部1103として機能するCPU110は、第2の表示制御部1110として機能するCPU210(あるいはCPU110)に、第1の表示種別を通知する。
CPU110は、レイアウト情報に基づいて、第1の表示パネル140にコンテンツを表示する(ステップS108)。CPU110は、第2の表示パネル240を介して、タッチ操作(たとえば、ページ切り替え命令)を受け付けたか否かを判断する(ステップS110)。CPU110は、タッチ操作を受け付けない場合(ステップS110においてNOである場合)、ステップS110の処理を繰り返す。
CPU110は、タッチ操作を受け付けた場合(ステップS110においてYESである場合)、コンテンツデータに基づいて、タッチ操作に応じて新たなレイアウト情報を作成する(ステップS112)。CPU110は、コンテンツデータに基づいて、新たな表示種別(第2の表示種別)を認識する(ステップS114)。より詳細には、第1の表示制御部1103として機能するCPU110は、第2の表示制御部1110として機能するCPU210に第2の表示種別を通知する。CPU110は、新たなレイアウト情報に基づいて第1の表示パネル140を介してコンテンツを表示し直す。
一方、ステップS106の後、第2の表示制御部1110として機能するCPU210は、自身が利用しているメモリ領域に第1の表示種別を格納する(更新する)(ステップS118)。CPU210は、第1の表示種別に基づいて操作画面を選択し(ステップS120)、第2の表示パネル240を介して操作画面を表示する(ステップS122)。たとえば、第1の表示パネル140がテキストを表示している場合には、CPU210は第2の表示パネル240に図2(A)に示すような書籍の画像を表示させる。第1の表示パネル140が画像を表示している場合には、CPU210は第2の表示パネル240に図8(A)に示すようなフィルムの画像を表示させる。
受付部1101として機能するCPU210(あるいはCPU110)は、第2の表示パネル240を介してタッチ操作を受け付けたか否かを判断する(ステップS124)。CPU210は、タッチ操作を受け付けない場合(ステップS124においてNOである場合)、ステップS124の処理を繰り返す。
CPU210は、タッチ操作を受け付けた場合(ステップS124においてYESである場合)、タッチ操作に基づいて第1から第4の操作命令を取得する(ステップS126)。CPU210は、第1の表示制御部1103として機能するCPU110に、第1から第4の操作命令を受け渡す(ステップS128)。
第2の表示制御部1110として機能するCPU210は、RAM171から第1の表示種別に対応するエフェクト画像データ群171Aを抽出する(ステップS130)。図2に示すように、CPU210は、第2の表示パネル240にエフェクト画像を順次表示する(ステップS132)。CPU210は、第1の表示種別と第2の表示種別とを比較する(ステップS134)。CPU210は、表示種別が異なるか否かを判断する(ステップS136)。すなわち、CPU210は、コンテンツの種類が切り替わったか否かを判断する。
CPU210は、表示種別が同じ場合(ステップS136においてNOである場合)、ステップS124からの処理を繰り返す。CPU210は、表示種別が異なる場合(ステップS136においてYESである場合)、第1の表示種別を第2の表示種別に更新する(ステップS138)。CPU210は、更新後の第2の表示種別に基づいて操作画面を選択し(ステップS140)、第2の表示パネル240を介して操作画面を表示する(ステップS142)。CPU110は、ステップS124からの処理を繰り返す。
<処理手順の変形例>
次に、本実施の形態における処理手順の変形例として、1つの書籍データ(コンテンツ群)の中にテキストとコミックなどの複数種類のコンテンツデータ1711,1712が含まれる場合の電子機器100における処理手順についてより詳細に説明する。以下では、書籍データのデータ構成について説明する。図41は、複数種類のコンテンツを含む書籍データ171Xのデータ構造を示す第1のイメージ図である。図42は、複数種類のコンテンツを含む書籍データ171Xのデータ構造を示す第2のイメージ図である。
図41を参照して、書籍データ171Xの各々は、第1の情報171Yと、第2の情報171Zとを含む。なお、書籍データ171Xは、RAM171などに格納される。第1の情報171Yは、コンテンツ全体に関わる情報を含む。第1の情報171Yは、コンテンツ内に存在するデータの種類を示す情報と、データの数を示す情報と、書籍がオープンしたときの初期レイアウトを示す情報とを含む。第2の情報171Zは、データの各々のレイアウトを保持する領域へのポインタを示す情報やコンテンツの種類を示す情報を含む。
あるいは、図42を参照して、書籍データ171Xは、コンテンツの種類(属性)を示す情報とコンテンツをレイアウトするために必要な情報とを交互に含む。すなわち、レイアウト単位で(ポインタ毎に)、コンテンツの種類を示す情報とコンテンツをレイアウトするために必要な情報とを含む。
たとえば、書籍データ171Xは、第1のコンテンツデータとして、テキストであることを示す種類データDA61と、レイアウトデータDA62とを含む。レイアウトデータDA62は、テキストデータを含む。書籍データ171Xは、第2のコンテンツデータとして、コミックであることを示す種類データDA63と、レイアウトデータDA64とを含む。レイアウトデータDA64は、画像データを含む。書籍データ171Xは、第3のコンテンツデータとして、コミックであることを示す種類データDA65と、レイアウトデータDA66とを含む。レイアウトデータDA66は、画像データを含む。
次に、図1〜図39、図41〜図45を参照して、本実施の形態に係る電子機器100における複数種類のコンテンツを切り替えて表示するための処理についてより詳細に説明する。なお、図43は、本変形例に係る電子機器100における複数種類のコンテンツを切り替えて表示するための処理の処理手順を示す第1のフローチャートである。図44は、本変形例に係る電子機器100における複数種類のコンテンツを切り替えて表示するための処理の処理手順を示す第2のフローチャートである。図45は、本変形例に係る電子機器100における複数種類のコンテンツを切り替えて表示するための処理の処理手順を示す第3のフローチャートである。
図43を参照して、第1の表示制御部1103として機能するCPU110は、第2の表示パネル240あるいは操作キー177を介してユーザから電子書籍を表示するための命令を受け付けて、RAM171から書籍データ171Xを読み出す。CPU110は、書籍データ171Xから第1のコンテンツデータのレイアウトデータDA62を取得する(ステップS202)。
CPU110は、レイアウトデータDA62に基づいて、初期の表示用のレイアウト(第1のレイアウト情報)を作成する(ステップS204)。CPU110は、第1のコンテンツデータの種類データDA61に基づいて、第1のコンテンツに対応する第1の表示種別がテキストであることを認識する(ステップS206)。より詳細には、第1の表示制御部1103として機能するCPU110は、第2の表示制御部1110として機能するCPU210(あるいはCPU110)に、第1の表示種別を通知する。CPU110は、レイアウト情報に基づいて、第1の表示パネル140にテキストを表示する(ステップS208)。
一方、ステップS206の後、第2の表示制御部1110として機能するCPU210は、自身が利用しているメモリ領域に第1の表示種別をセットする(更新する)(ステップS218)。CPU210は、第1の表示種別に基づいて操作画面を選択し(ステップS220)、第2の表示パネル240を介して操作画面を表示する(ステップS222)。ここでは、第1の表示パネル140がテキストを表示しているので、CPU210は第2の表示パネル240に図2(A)に示すような書籍の画像を表示させる。
次に、図44を参照して、CPU110は、第2の表示パネル240を介して、タッチ操作(たとえば、ページ切り替え命令)を受け付けたか否かを判断する(ステップS210)。CPU110は、タッチ操作を受け付けない場合(ステップS210においてNOである場合)、ステップS210の処理を繰り返す。
CPU110は、タッチ操作を受け付けた場合(ステップS210においてYESである場合)、次ページのレイアウト情報を作成する(ステップS212)。すなわち、CPU110は、第2のコンテンツデータのレイアウトデータDA64に基づいて第2のレイアウト情報を作成する。CPU110は、第2のコンテンツデータの種類データDA63に基づいて、新たな表示種別(第2の表示種別)を認識する(ステップS214)。より詳細には、第1の表示制御部1103として機能するCPU110は、第2の表示制御部1110として機能するCPU110に第2の表示種別を通知する。CPU110は、第2のレイアウト情報に基づいて第1の表示パネル140を介してコンテンツを表示し直す(ステップS216)。
一方、受付部1101として機能するCPU210(あるいはCPU110)は、第2の表示パネル240を介してタッチ操作を受け付けたか否かを判断する(ステップS224)。CPU210は、タッチ操作を受け付けない場合(ステップS224においてNOである場合)、ステップS224の処理を繰り返す。
CPU210は、タッチ操作を受け付けた場合(ステップS224においてYESである場合)、タッチ操作に基づいて第1から第4の操作命令を取得する(ステップS226)。第1の表示パネル140がテキスト(通常書籍)を横書きで表示している場合、CPU210は左方向へのタッチ操作に基づいてページ送り命令(第2の操作命令)を取得する。CPU210は、第1の表示制御部1103として機能するCPU110に、ページ送り命令を受け渡す(ステップS228)。
第2の表示制御部1110として機能するCPU210は、RAM171からテキストに対応するエフェクト画像データ群171Aを抽出する(ステップS230)。図3(A)〜図3(H)に示すように、CPU210は、第2の表示パネル240にページがめくられるエフェクト画像を順次表示する(ステップS232)。CPU210は、テキストに対応する第1の表示種別とコミックに対応する第2の表示種別とを比較する(ステップS234)。
図45を参照して、CPU210は、表示種別が異なるか否かを判断する(ステップS236)。CPU210は、表示種別が同じ場合(ステップS236においてNOである場合)、ステップS224からの処理を繰り返す。
ここでは、第1の表示種別と第2の表示種別とが異なるため(ステップS236においてYESである場合)、現在表示中のコンテンツに対応する表示種別をコミックに対応する第2の表示種別に更新する(ステップS238)。CPU210は、コミックに対応する操作画面を選択し(ステップS240)、第2の表示パネル240を介して図8に示すようなコミックに対応する操作画面を表示する(ステップS242)。CPU110は、ステップS224からの処理を繰り返す。
<第1の付加機能>
次に、図46を参照して、本実施の形態に係る電子機器100の第1の付加機能について説明する。図46は、本実施の形態に係る電子機器100の第1の付加機能を示す第2の表示パネルを示すイメージ図である。
本実施の形態に係る電子機器100は、たとえば、第1の表示パネル140にテキストを表示しているときに、第2の表示パネル240に操作方法をアドバイスするためのマニュアル画像を表示する。
たとえば、図2および図4に示す状態においては、図46(A)に示すように、電子機器100の第2の表示制御部1110は、第2の表示パネル240を介して、テキストを1ページ戻すためのタッチ操作の方向を示す矢印や、テキストを1ページ進めるためのタッチ操作の方向を示す矢印や、テキストを1行進めるためのタッチ操作の方向を示す矢印や、テキストを1行進めるためのタッチ操作の方向を示す矢印などを表示する。
たとえば、図30に示す状態においては、図46(B)に示すように、電子機器100の第2の表示制御部1110は、第2の表示パネル240を介して、テキストを1ページ戻すためのタッチ操作の方向を示す矢印や、テキストを1ページ進めるためのタッチ操作の方向を示す矢印や、テキストを1行進めるためのタッチ操作の方向を示す矢印や、テキストを1行進めるためのタッチ操作の方向を示す矢印などを表示する。
これによって、ユーザは、電子機器100に所望する処理を実行させるために必要なタッチ操作を容易に知ることができるようになる。
<第2の付加機能>
次に、図47を参照して、本実施の形態に係る電子機器100の第2の付加機能について説明する。図47は、本実施の形態に係る電子機器100の第2の付加機能を示す第2の表示パネルを示すイメージ図である。
電子機器100が記憶するコンテンツデータ1711、1712には、Webページのアドレスを示すURL(Uniform Resource Locator)や、同一書籍データ171X内の別のページへのリンクジャンプなどのイベントが設定されることがある。たとえば、テキストに含まれる文字列や画像に上記のイベントが設定されることがある。
コンテンツの作成者は、自身が作成したコンテンツを、上記のイベント情報の影響無くして、そのまま表示したい場合が多い。通常の電子機器は、テキストに含まれる文字列や画像に上記のイベントが設定されていることをユーザに伝えるために、当該文字列に「罫線」を付したり、当該画像を「太枠」で囲んだりする。
本実施の形態に係る電子機器100は、テキストに含まれる文字列や画像に上記のイベントが設定されている場合に、以下のような動作を行う。すなわち、電子機器100は、図47に示すように、当該文字列上や当該画像上にポインタが位置した場合や、当該文字列や当該画像が第1の表示パネル140の中心に位置した場合に、それらにイベントが設定されていることを第2の表示パネル240を介して表示する。たとえば、電子機器100は、イベントの内容を示す文字列を第2の表示パネル240に表示させてもよいし、イベントが設定されていることを示す感嘆符を第2の表示パネル240に表示させてもよい。
電子機器100は、第2の表示パネル240がイベントの内容を示す文字列や感嘆符を表示しているときに、第2の表示パネル240あるいは操作キー177を介してユーザからの実行を受け付けた際に、当該イベントに対応する処理を実行する。
<第3の付加機能>
次に、図48を参照して、本実施の形態に係る電子機器100の第3の付加機能について説明する。図48は、本実施の形態に係る電子機器100の第3の付加機能を示す第2の表示パネルを示すイメージ図である。
電子機器100は、書籍データ171X(あるいはコンテンツデータ1711、1712)にはしおり位置を設定する。電子機器100は、予め書籍データ171X(あるいはコンテンツデータ1711、1712)の所定位置にしおりを設定してもよいし、ユーザからの命令に基づいてしおり位置を設定してもよい。
電子機器100は、図48に示すように、第2の表示パネル240に、しおり位置に対応する箇所にしおりが挟まれた書籍の画像を表示させる。電子機器100は、第2の表示パネル240を介して、しおりの画像に対するタッチ操作を受け付ける。電子機器100は、当該タッチ操作に応じて、しおり位置に対応するページを第1の表示パネル140に表示する。
<第4の付加機能>
次に、図49を参照して、本実施の形態に係る電子機器100の第4の付加機能について説明する。図49は、本実施の形態に係る電子機器100の第4の付加機能を示す第2の表示パネルを示すイメージ図である。
電子機器100は、第1の表示パネル140が書籍の最終ページを表示しているときに、次のページ(次の行)に移動する命令を受け付けると、これ以上先のページに進めないことを示す第1の画面を第2の表示パネル240に表示する。逆に、電子機器100は、第1の表示パネル140が書籍の最初ページを表示しているときに、前のページ(前の行)に移動する命令を受け付けると、これ以上前のページに進めないことを示す第2の画面を第2の表示パネル240に表示する。
<表示エリアの変形例>
本実施の形態に係る電子機器100は、第1の表示パネル140を介してコンテンツを表示して、第2の表示パネル240を介して操作画面やエフェクト画像を表示する。すなわち、第1の表示パネル140がコンテンツを表示する第1の表示エリアを実現し、第2の表示パネル240が操作画面やエフェクト画像を表示する第2の表示エリアを実現する。しかし、このような構成に限定されるものではない。
図50は、本実施の形態に係る電子機器100の変形例に係る第1の表示パネルを示すイメージ図である。図50を参照して、本変形例においては、第1の表示パネル140が、コンテンツを表示する第1の表示エリアと、操作画面やエフェクト画像を表示する第2の表示エリアとを実現する。
本変形例に係る電子機器は、タッチ操作を検知可能な第1の表示パネル140を利用することによって、第1の表示パネル140の右側がコンテンツを表示する第1の表示エリアとして機能し、第1の表示パネル140の左側が操作画面やエフェクト画像を表示する第2の表示エリアとして機能する。すなわち、電子機器は、第2の表示パネル240を有していなくとも良い。
より詳細には、電子機器100は、第1の表示パネル140の第1の表示エリアにコンテンツを表示するとともに、第1の表示パネル140の第2の表示エリアにエフェクト画像140Aを表示してもよい。そして、電子機器100は、第1の表示パネル140の第2の表示エリアを介して第1から第4の操作命令に対応するタッチ操作を受け付けてもよい。
さらに、上記の実施の形態に係る電子機器100は第2の表示エリア(第2の表示パネル240)がタッチ操作を検知するものであったが、ページ切り替え命令を操作キー177などを介して受け付けるものであってもよい。すなわち、第1の表示パネル140および第2の表示パネル240のいずれかあるいは両方がタッチ操作を検知できない電子機器であっても、上記の実施形態に係る電子機器100の技術を利用することができる。
<その他の実施の形態>
本発明は、システム或いは装置にプログラムを供給することによって達成される場合にも適用できることはいうまでもない。そして、本発明を達成するためのソフトウェアによって表されるプログラムを格納した記憶媒体を、システム或いは装置に供給し、そのシステム或いは装置のコンピュータ(又はCPUやMPU)が記憶媒体に格納されたプログラムコードを読出し実行することによっても、本発明の効果を享受することが可能となる。
この場合、記憶媒体から読出されたプログラムコード自体が前述した実施の形態の機能を実現することになり、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体は本発明を構成することになる。
プログラムコードを供給するための記憶媒体としては、例えば、ハードディスク、光ディスク、光磁気ディスク、CD−ROM、CD−R、磁気テープ、不揮発性のメモリカード(ICメモリカード)、ROM(マスクROM、フラッシュEEPROMなど)などを用いることができる。
また、コンピュータが読出したプログラムコードを実行することにより、前述した実施の形態の機能が実現されるだけでなく、そのプログラムコードの指示に基づき、コンピュータ上で稼動しているOS(オペレーティングシステム)などが実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述した実施の形態の機能が実現される場合も含まれることは言うまでもない。
さらに、記憶媒体から読み出されたプログラムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張ボードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに書き込まれた後、そのプログラムコードの指示に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わるCPUなどが実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述した実施の形態の機能が実現される場合も含まれることは言うまでもない。
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は、上記した説明ではなく、特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
100 電子機器、101 本体装置、102,103 表示装置、110 CPU、1101 受付部、1103 第1の表示制御部、1104 方向判断部、1105 命令判断部、1110 第2の表示制御部、130 ドライバ、131 走査信号線駆動回路、132 データ信号線駆動回路、133 光センサ駆動回路、134 スイッチ、135 アンプ、140 第1の光センサ内蔵液晶パネル(第1の表示パネル)、141,241 画素回路、141b,141g,141r サブピクセル回路、143 電極対、143a 画素電極、143b 対向電極、144,244 光センサ回路、145,145b,145g,145r フォトダイオード、146 コンデンサ、151A アクティブマトリクス基板、151B 対向基板、152 液晶層、153b,153g,153r カラーフィルタ、157 データ信号線、161 偏光フィルタ、162 ガラス基板、163 遮光膜、164 配向膜、171 RAM、1711,1712 コンテンツデータ、171A,171B エフェクト画像データ群、173 メモリカードリーダライタ、174 通信装置、175 マイク、176 スピーカ、177 操作キー、179 バックライト、180 画像処理エンジン、181 ドライバ制御部、182 タイマ、183 信号処理部、240 第2の光センサ内蔵液晶パネル(第2の表示パネル)、1001 第1のユニット、1002 第2のユニット、1731 メモリカード、DB1,DB2 データバス。

Claims (17)

  1. 第1および第2の表示エリアと、
    少なくとも1つのコンテンツと少なくとも1つの画像群とを記憶する記憶部と、
    第1および第2の命令のいずれかを受け付ける受付手段と、
    前記第1の表示エリアを介して前記コンテンツの表示対象エリアを表示させ、前記第1の命令を受け付けたときに前記コンテンツの前記表示対象エリアを先に進め、前記第2の命令を受け付けたときに前記コンテンツの前記表示対象エリアを前に戻す第1の表示制御手段と、
    前記第1の命令を受け付けたときに前記少なくとも1つの画像群に基づいて前記第2の表示エリアを介して第1のエフェクトを施し、前記第2の命令を受け付けたときに前記少なくとも1つの画像群に基づいて前記第2の表示エリアを介して第2のエフェクトを施す第2の表示制御手段とを備える、コンテンツ表示装置。
  2. 前記第2の表示制御手段は、
    前記第1の命令を受け付けたときに、前記第2の表示エリアに前記少なくとも1つの画像群のいずれかを第1の順に表示させることによって前記第1のエフェクトを施し、
    前記第2の命令を受け付けたときに、前記第2の表示エリアに前記少なくとも1つの画像群のいずれかを前記第1の順と逆向きの第2の順に表示させることによって前記第2のエフェクトを施す、請求項1に記載のコンテンツ表示装置。
  3. 前記少なくとも1つの画像群は、第1の画像群と第2の画像群とを含み、
    前記第2の表示制御手段は、
    前記第1の命令を受け付けたときに、前記第2の表示エリアに前記第1の画像群を順次表示させることによって前記第1のエフェクトを施し、
    前記第2の命令を受け付けたときに、前記第2の表示エリアに前記第2の画像群を順次表示させることによって前記第2のエフェクトを施す、請求項1に記載のコンテンツ表示装置。
  4. 前記第2の表示エリアを含むタッチパネルをさらに備え、
    前記受付手段は、前記第2の表示エリアに対するタッチ操作に基づいて、前記第1および第2の命令のいずれかを受け付ける、請求項1から3のいずれかに記載のコンテンツ表示装置。
  5. 前記第1の表示エリアを含むディスプレイをさらに備える、請求項4に記載のコンテンツ表示装置。
  6. 前記タッチパネルは前記第1の表示エリアを含む、請求項4に記載のコンテンツ表示装置。
  7. 前記記憶部は、複数の前記画像群の各々を属性に対応付けて記憶するとともに、複数の前記コンテンツの各々を前記属性に対応付けて記憶し、
    前記第2の表示制御手段は、前記第1の表示エリアに表示されている前記コンテンツに対応する前記画像群を前記第2の表示エリアに表示する、請求項1から6のいずれかに記載のコンテンツ表示装置。
  8. 前記記憶部は、複数の前記コンテンツを一連のコンテンツ群として記憶し、
    前記第1の表示制御手段は、前記一連のコンテンツ群を参照して、前記コンテンツの各々を対応する前記属性に基づいて表示する、請求項7に記載のコンテンツ表示装置。
  9. 演算処理部と、第1および第2の表示エリアと、少なくとも1つのコンテンツと少なくとも1つの画像群とを記憶する記憶部とを備えるコンピュータにコンテンツを表示させるためのコンテンツ表示プログラムであって、
    前記演算処理部に、
    第1および第2の命令のいずれかを受け付けるステップと、
    前記第1の表示エリアを介して前記コンテンツの表示対象エリアを表示するステップと、
    前記第1の命令を受け付けたときに前記コンテンツの前記表示対象エリアを先に進めるステップと、
    前記第2の命令を受け付けたときに前記コンテンツの前記表示対象エリアを前に戻すステップと、
    前記第1の命令を受け付けたときに前記少なくとも1つの画像群に基づいて前記第2の表示エリアを介して第1のエフェクトを施すステップと、
    前記第2の命令を受け付けたときに前記少なくとも1つの画像群に基づいて前記第2の表示エリアを介して第2のエフェクトを施すステップとを実行させる、コンテンツ表示プログラム。
  10. 前記第1のエフェクトを施すステップは、前記第2の表示エリアに前記少なくとも1つの画像群のいずれかを第1の順に表示させるステップを含み、
    前記第2のエフェクトを施すステップは、前記第2の表示エリアに前記少なくとも1つの画像群のいずれかを前記第1の順と逆向きの第2の順に表示させるステップを含む、請求項9に記載のコンテンツ表示プログラム。
  11. 前記少なくとも1つの画像群は、第1の画像群と第2の画像群とを含み、
    前記第1のエフェクトを施すステップは、前記第2の表示エリアに前記第1の画像群を順次表示させるステップを含み、
    前記第2のエフェクトを施すステップは、前記第2の表示エリアに前記第2の画像群を順次表示させるステップを含む、請求項9に記載のコンテンツ表示プログラム。
  12. 前記コンピュータは、前記第2の表示エリアを含むタッチパネルをさらに備え、
    前記第1および第2の命令のいずれかを受け付けるステップは、前記第2の表示エリアに対するタッチ操作に基づいて、前記第1および第2の命令のいずれかを受け付けるステップを含む、請求項9から11に記載のコンテンツ表示プログラム。
  13. 前記コンピュータは、前記第1の表示エリアを含むディスプレイをさらに備える、請求項12に記載のコンテンツ表示プログラム。
  14. 前記タッチパネルは前記第1の表示エリアを含む、請求項12に記載のコンテンツ表示プログラム。
  15. 前記記憶部は、複数の前記画像群の各々を属性に対応付けて記憶するとともに、複数の前記コンテンツの各々を前記属性に対応付けて記憶し、
    前記第1のエフェクトを施すステップは、前記第1の表示エリアに表示されている前記コンテンツに対応する前記画像群を前記第2の表示エリアに表示するステップを含み、
    前記第2のエフェクトを施すステップは、前記第1の表示エリアに表示されている前記コンテンツに対応する前記画像群を前記第2の表示エリアに表示するステップを含む、請求項9から14のいずれかに記載のコンテンツ表示プログラム。
  16. 前記記憶部は、複数の前記コンテンツを一連のコンテンツ群として記憶し、
    前記表示対象エリアを表示するステップは、前記一連のコンテンツ群を参照して、前記コンテンツの各々を対応する前記属性に基づいて前記第1の表示エリアに表示するステップを含む、請求項15に記載のコンテンツ表示プログラム。
  17. 演算処理部と、第1および第2の表示エリアと、少なくとも1つのコンテンツと少なくとも1つの画像群とを記憶する記憶部とを備えるコンピュータにおけるコンテンツ表示方法であって、
    前記演算処理部が、第1および第2の命令のいずれかを受け付けるステップと、
    前記演算処理部が、前記第1の表示エリアを介して前記コンテンツの表示対象エリアを表示するステップと、
    前記演算処理部が、前記第1の命令を受け付けたときに前記コンテンツの前記表示対象エリアを先に進めるステップと、
    前記演算処理部が、前記第2の命令を受け付けたときに前記コンテンツの前記表示対象エリアを前に戻すステップと、
    前記演算処理部が、前記第1の命令を受け付けたときに前記少なくとも1つの画像群に基づいて前記第2の表示エリアを介して第1のエフェクトを施すステップと、
    前記演算処理部が、前記第2の命令を受け付けたときに前記少なくとも1つの画像群に基づいて前記第2の表示エリアを介して第2のエフェクトを施すステップとを備える、コンテンツ表示方法。
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