JP2001351285A - ビデオカセットレコーダ - Google Patents

ビデオカセットレコーダ

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JP2001351285A
JP2001351285A JP2000173019A JP2000173019A JP2001351285A JP 2001351285 A JP2001351285 A JP 2001351285A JP 2000173019 A JP2000173019 A JP 2000173019A JP 2000173019 A JP2000173019 A JP 2000173019A JP 2001351285 A JP2001351285 A JP 2001351285A
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JP
Japan
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fast
moving image
cassette recorder
video
video cassette
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Application number
JP2000173019A
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English (en)
Inventor
Toshiaki Notsuyu
敏明 野露
Shinichi Wakai
伸一 若井
Nozomi Yamamoto
のぞみ 山本
Osamu Yoshitake
修 吉武
Kunihiko Shindo
邦彦 進藤
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ビデオテープの早送り時や巻き戻し時にユー
ザに一定の興味を与える表示を行う。 【解決手段】 予めメモリに例えばスケートボード1に
乗ったアニメのウサギ2が、各種の障害物4を飛び越え
ながら一方向に走り抜けていくような動画像を格納して
おく。そして、ビデオテープの早送りが選択された場
合、動画像をメモリから順方向に再生し、TVモニタに
表示することにより、ウサギ2の進行方向で早送り方向
を表示し、障害物4の大きさで早送りのテープ残量を表
示する。また、ビデオテープの巻き戻し選択された場
合、動画像をメモリから逆方向に再生し、TVモニタに
表示することにより、ウサギ2の進行方向で巻き戻し方
向を表示し、障害物4の大きさで巻き戻しのテープ残量
を表示する。これにより、面白みのある早送りや巻き戻
し動作を提供する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、カセット挿入口か
ら挿入されたビデオカセットテープに対してビデオ信号
の記録、再生を行うビデオカセットレコーダに関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、この種のビデオカセットレコー
ダにおいて、ビデオテープの早送りや巻き戻しを行う場
合、TVモニタ画面をブルーバック画面とし、ここに早
送り方向や巻き戻し方向を示す矢印を表示し、早送り動
作や巻き戻し動作が終わるまで、待機するようにしてい
た。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
ような表示は面白みのないものであり、特に子供等にと
っては退屈なものとなる。
【0004】そこで本発明の目的は、ビデオテープの早
送り時や巻き戻し時にも、ユーザに一定の興味を与える
ことができるビデオカセットレコーダを提供することに
ある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明のビデオカセット
レコーダは、前記目的を達成するため、カセット挿入口
から挿入されたビデオカセットテープに対してビデオ信
号の記録、再生を行うビデオカセットレコーダにおい
て、ユーザの興味を喚起する移動体キャラクタを含み、
前記移動体キャラクタがビデオテープの早送り方向と巻
き戻し方向の少なくとも一方の方向に進行している状態
を表すとともに、前記移動体キャラクタの進行に応じて
徐々に内容が変化する第1動画像を記憶した第1記憶手
段を有し、前記ビデオテープの早送りが選択された場
合、または、前記ビデオテープの巻き戻しが選択された
場合に、前記第1記憶手段から第1動画像を読み出して
モニタに表示することにより、前記移動体キャラクタの
進行方向によって早送り方向、または、巻き戻し方向を
表現するとともに、前記第1動画像の変化によって早送
り残量、または、巻き戻し残量を表現するようにしたこ
とを特徴とする。
【0006】本発明のビデオカセットレコーダにおい
て、第1記憶手段には、予めユーザの興味を喚起する移
動体キャラクタを含み、前記移動体キャラクタがビデオ
テープの早送り方向と巻き戻し方向の少なくとも一方の
方向に進行している状態を表すとともに、前記移動体キ
ャラクタの進行に応じて徐々に内容が変化する第1動画
像を記憶している。そして、ビデオテープの早送りが選
択された場合、第1記憶手段から第1動画像を読み出し
てモニタに表示することにより、前記移動体キャラクタ
の進行方向によって早送り方向を表現するとともに、第
1動画像の変化によって早送り残量を表現するようにす
る。
【0007】また、ビデオテープの巻き戻しが選択され
た場合にも、第1記憶手段から第1動画像を読み出して
モニタに表示することにより、上述した早送り時とは逆
の移動体キャラクタの進行方向によって巻き戻し方向を
表現するとともに、第1動画像の変化によって巻き戻し
残量を表現する。したがって、ビデオテープの早送り時
や巻き戻し時に、従来のようなブルーバックに矢印を表
示するといった面白みのない画像でなく、移動体キャラ
クタを含む動画像によって早送り、巻き戻しの方向やテ
ープ残量を表現でき、ビデオテープの早送り時や巻き戻
し時にも、ユーザに一定の興味を与えることができる。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明によるビデオカセッ
トレコーダの実施の形態について詳細に説明する。図1
は、本実施の形態におけるビデオカセットレコーダの外
観を示す斜視図であり、図2は、本実施の形態における
ビデオカセットレコーダのテープ走行系及び制御系を示
す平面図である。図1に示すように、本形態のビデオカ
セットレコーダは、筐体100の前面にビデオカセット
(図1では省略する)の挿入口110や各種の操作キー
及び表示ランプ等を配置したものである。カセット挿入
口110は、開閉蓋110Aを有し、ビデオカセットを
挿入して、開閉蓋110Aを内側に倒すことにより、内
部のカセット装着機構(図示せず)が起動し、ビデオカ
セットを筐体100内の所定のローディング位置にセッ
トするものである。
【0009】また、電源ボタン120は、ビデオカセッ
トレコーダの電源をオンオフ操作するためのものであ
る。また、この電源ボタン120に設けられた電源ラン
プ121は、このビデオカセットレコーダに電源が供給
されていることを示すランプであり、電源オフのときに
は消灯し、電源オンのときには点灯する。また、カセッ
ト取り出しキー130は、ビデオカセットの取り出しを
指示するものであり、このカセット取り出しキー130
が押されると、カセット装着機構が起動し、ビデオカセ
ットを筐体100内からカセット挿入口100に排出す
るよう動作する。また、セットアップキー140は、ユ
ーザが各種の設定を行うためのキーである。
【0010】また、スライドキー150とプッシュキー
160は、2つ1組で使用し、このビデオカセットレコ
ーダを使用禁止状態にロックするためのものである。す
なわち、プッシュキー160を押下してスライドキー1
50を矢線A方向にスライドさせ、プッシュキー160
の押下を解除すると、スライドキー150は矢線A方向
にスライドした状態に保持される。この状態で、カセッ
ト挿入口110の開閉蓋110Aは、開閉不能な状態に
ロックされ、また、カセット取り出しキー130も操作
不能な状態にロックされる。このようにして、ビデオカ
セットレコーダを使用不能状態に設定できる。また、プ
ッシュキー160を押下してスライドキー150を矢線
Aと逆方向にスライドさせ、プッシュキー160の押下
を解除すると、スライドキー150は元の位置に復帰し
た状態に保持される。この状態でロックは解除され、カ
セット挿入口110の開閉蓋110Aは開閉可能とな
り、また、カセット取り出しキー130も操作可能とな
る。
【0011】また、記録モード選択キー170は、ビデ
オテープに対する記録モードを通常モードとするか長時
間モードとするかを選択するキーであり、記録キー18
0は、ビデオテープに対する記録動作を指示するキーで
ある。また、再生キー190は、ビデオテープに対する
再生動作を指示するキーであり、巻き戻しキー200
は、ビデオテープの巻き戻しを指示するキーである。ま
た、早送りキー210は、ビデオテープの早送りを指示
するキーであり、停止キー220は、ビデオテープの記
録、再生、巻き戻し、早送りの停止を指示するキーであ
る。
【0012】次に、図2において、ビデオカセット30
0は、カセット装着機構によって筐体100内のローデ
ィング位置にセットされており、このビデオカセット3
00のビデオテープ310は、ローラ410を含むロー
ディング機構によって引き出され、磁気ヘッドが搭載さ
れた回転ドラム400の外周面に摺接する状態に配置さ
れている。また、ビデオカセット300の各リール部3
20A、320Bは、ビデオカセットレコーダに設けた
リール台420A、420Bに係合しており、リール駆
動機構(図示せず)によって回転駆動される。
【0013】このリール駆動機構によるリール部320
A、320Bの回転速度は、センサ部430A、430
Bによって検出される。このセンサ部430A、430
Bは、例えばリール台420A、420B側(回転側)
に、その回転軸回り方向に反射部と非反射部を交互に設
けたエンコーダ板を配置し、このエンコーダ板に対抗す
るビデオカセットレコーダのシャーシ側(固定側)に反
射型光センサ(すなわち、センサ部430A、430
B)を配置し、反射型光センサによってエンコーダ板の
反射部と非反射部の切り換わり速度を検出することによ
り、リール部320A、320Bの回転速度を検出する
ものである。このようなリール部320A、320Bの
回転速度検出により、各リール部320A、320Bの
テープ残量を管理し、テープの早送りや巻き戻しの際の
加速、減速制御を行うものである。なお、センサ部の構
成としては、上述の例に限らず、例えば磁性体とホール
素子の組み合わせ等を用いてもよい。
【0014】また、このようなリール部320A、32
0Bの回転速度検出は、本発明の特徴であるビデオテー
プの早送り時と巻き戻し時のアニメキャラクタ画像(第
1動画像)表示を行う場合に用いられる。すなわち、本
例においては、ビデオテープの早送り時と巻き戻し時に
テープ残量の変化に応じて内容の変化するアニメキャラ
クタ画像を表示するようになっており、テープ途中で早
送りや巻き戻しが指示された場合には、その時点のテー
プ残量をリール部320A、320Bの回転速度検出か
ら算出し、それに応じた動画像を表示するようになって
いる。
【0015】また、制御部440は、このビデオカセッ
トレコーダ全体を制御するものであり、CPU、RO
M、RAM等より構成されている。特に本例では、ビデ
オテープの早送り時と巻き戻し時に表示する第1動画像
を記憶した第1記憶手段と、ビデオテープのローディン
グ時に表示する第2動画像を記憶した第2記憶手段がR
OMやRAM等の半導体メモリ中に設けられている。ま
た、操作部450は、上述した筐体100の前面に設け
た各種の操作キーや、その他の操作キー(リモコン操作
等)を含むものであり、この操作部450における操作
信号が順次、制御部440に転送され、処理される。ま
た、タイマ部460は、このビデオカセットレコーダで
必要な各種の計時を行うものである。
【0016】次に、本例の特徴となるビデオテープの早
送りと巻き戻し時、及びローデング時におけるアニメキ
ャラクタ画像(第1、第2動画像)の表示機能について
説明する。まず、ビデオテープの早送りと巻き戻し時に
おけるアニメキャラクタ画像(第1動画像)の表示機能
について説明する。図3は、本例においてビデオテープ
の早送り時と巻き戻し時に用いる第1動画像の第1の具
体例を示す説明図である。図示のように、本例は、移動
体キャラクタとしてスケートボード1に乗ったアニメの
ウサギ2を用いたものである。
【0017】そして、ビデオテープの早送りと巻き戻し
の際に、それぞれの方向にスケートボード1とウサギ2
が移動し、その方向を示すようにしている。すなわち、
ビデオテープの早送り時には、スケートボード1とウサ
ギ2が表示画面3の左端から現れて、右端に抜けていく
ように移動する。逆に、ビデオテープの巻き戻し時に
は、スケートボード1とウサギ2が表示画面3の右端か
ら現れて、左端に抜けていくように移動する。このよう
なウサギ2の移動によって、早送り方向と巻き戻し方向
を表現し、同時に子供等の興味を喚起するようにしてい
る。また、このようなウサギ2の移動の際には、ウサギ
2の動作に対応した各種の擬音を挿入することにより、
面白みを向上させるようにしている。例えば、風を切る
音やジャンプする音、ウサギの鳴き声等である。
【0018】なお、本例では、ビデオテープの早送りと
巻き戻しとで同一の動画像を用いており、半導体メモリ
から動画像を読み出す際に、早送り時と巻き戻し時で互
いに逆方向に読み出すことにより、早送り方向と巻き戻
し方向を表現するようにしている。このように、ビデオ
テープの早送りと巻き戻しとで同一の動画像を用いるこ
とにより、メモリ容量の節約を図るものである。
【0019】また、本例においては、ウサギ2の移動経
路上に障害物(例えばコンクリート等のブロック)4が
配置されており、図4に示すように、ウサギ2はスケー
トボード1からジャンプして、この障害物4を飛び越え
ながら移動していくようになっている。そして、この障
害物4は、図3〜図6に示すように、早送り時には早送
りが進む(すなわちテープ残量が小さくなる)に従い、
徐々に大きくなっていき、巻き戻し時には巻き戻しが進
む(すなわちテープ残量が大きくなる)に従い、徐々に
小さくなっていく。すなわち本例では、このような障害
物4の変化によって、早送り残量、または、巻き戻し残
量を表現している。
【0020】このような動画像の再生時には、上述した
テープリールの回転速度検出により、テープ残量を算出
し、そのテープ残量に対応したメモリアドレスを用いて
動画像を読み出すことにより、テープ残量を障害物の大
きさでほぼ正確に表現することができる。特に、テープ
の途中で早送りや巻き戻しが指定された場合には、その
時点でのテープ残量を検出し、その検出結果に応じて動
画像を読み出すためのメモリアドレスを決定する。以上
のように本例では、アニメキャラクタによる移動体の動
画像を用いて早送り方向、早送り残量、ならびに、巻き
戻し方向、巻き戻し残量を表現でき、従来にはない、面
白みのある早送り動作、巻き戻し動作を提供できる。
【0021】図7は、本例においてビデオテープの早送
り時と巻き戻し時に用いる第1動画像の第2の具体例を
示す説明図である。この例は、移動体キャラクタとして
玉乗りするゾウ5を用いたものであり、ゾウ5の進行方
向により、早送り方向、巻き戻し方向を表現するように
なっている。また、図8に示すように、テープ残量の変
化に応じて玉6の数が増減し、また、乗り越えて行かな
ければならない障害物(ブロック等)7の数が増減す
る。これにより、早送り残量、巻き戻し残量を表現して
いる。
【0022】以上、2つの具体例を説明したが、本発明
はこれに限定されるものではなく、種々変形が可能であ
る。例えば、アニメキャラクタとしては、ペット動物や
鑑賞動物に限らず、鳥や昆虫や魚、あるいはペガサス等
の仮想生物であってもよい。また、子供の好きなスポー
ツカーや飛行機等の乗り物や、擬人的ロボット等の機械
であってもよい。また、必ずしもアニメーションである
必要はなく、実写映像による移動体キャラクタであって
もよい。
【0023】また、上述した例では、早送りと巻き戻し
とで共通の動画像を用いたが、別々に作成した動画像を
早送りと巻き戻しとで個別に用いるようにしてもよい。
また、内容の異なる複数種類の第1動画像を記憶してお
き、ビデオテープの早送り時または巻き戻し時に、第1
動画像を順次またはランダムに選択して表示するようし
てもよい。いつも同じ画像にすると、やはり飽きがくる
が、複数の画像を入れ替えることにより、興味を倍増す
ることができる。また、内容の異なる複数種類の第1動
画像を記憶しておき、ユーザにビデオテープの早送り時
または巻き戻し時に使用する第1動画像を選択させるよ
うにしてもよい。ユーザの好みに合った画像で早送りや
巻き戻しを行うことができる。なお、選択方法として
は、例えば付属のリモコン端末で設定キーを押し、画像
選択メニュー画面を表示し、この画面中で選択すること
ができるものとする。
【0024】また、ビデオテープの早送り時と巻き戻し
時に、上述のような第1動画像の表示を行わないことを
ユーザが選択する選択手段を設けても良い。例えば、実
際の早送り時や巻き戻し時に第1動画像が表示されてい
る状態で、ユーザが付属のリモコン装置のディスプレイ
キーを押下することにより、第1動画像の表示が消え
て、従来のブルーバックによる早送り、巻き戻し表示に
切り換わる。この後は、早送り、巻き戻しの度に、ブル
ーバックによる早送り、巻き戻し表示が選択される。ま
た、再度、リモコン装置のディスプレイキーを押下する
ことにより、第1動画像の表示を復帰させることが可能
である。
【0025】次に、ビデオテープのローデング時におけ
るアニメキャラクタ画像(第2動画像)の表示機能につ
いて説明する。図9は、本例においてビデオテープのロ
ーデング時に用いる第2動画像の第1の具体例を示す説
明図である。この第2動画像は、システムの起動を想起
させる内容として、アヒル11が台12より飛び立つ様
子を表したものである。このような動画像をビデオカセ
ットテープがカセット挿入口より挿入された場合に、メ
モリより読み出してTVモニタに表示することにより、
ビデオテープがローデング中であることを表現する。こ
のような第2動画像は、ローデングの時間がほぼ一定で
あるため、その時間に合わせた長さの動画像で構成する
ものとする。
【0026】図10は、本例においてビデオテープのロ
ーデング時に用いる第2動画像の第2の具体例を示す説
明図である。この第2動画像も、イヌ21が台22を飛
び越えていく様子を示すものであり、システムの起動を
想起させる内容となっている。本例では、このような第
2動画像をビデオテープのローデング中に表示すること
により、子供等に対して面白みのある時間を提供するも
のである。
【0027】なお、このような第2動画像は、システム
の起動を想起させる画像であればよく、例えば花が開く
とか、植物の芽が出るといった画像でってもよい。ま
た、動植物に限らず、車が発進したり、飛行機が離陸す
るといった画像であってもよい。また、内容の異なる複
数種類の第2動画像を記憶しておき、ビデオテープのロ
ーデング時に、第2動画像を順次またはランダムに選択
して表示するようしてもよい。いつも同じ画像にする
と、やはり飽きがくるが、複数の画像を入れ替えること
により、興味を倍増することができる。また、内容の異
なる複数種類の第2動画像を記憶しておき、ユーザにビ
デオテープのローデング時に使用する第2動画像を選択
させるようにしてもよい。ユーザの好みに合った画像で
ローデングを行うことができる。なお、選択方法として
は、例えば付属のリモコン端末で設定キーを押し、画像
選択メニュー画面を表示し、この画面中で選択すること
ができるものとする。
【0028】また、ビデオテープのローデング時に、上
述のような第2動画像の表示を行わないことをユーザが
選択する選択手段を設けても良い。例えば、実際のロー
デング時に第2動画像が表示されている状態で、ユーザ
が付属のリモコン装置のディスプレイキーを押下するこ
とにより、第2動画像の表示が消えて、従来の単色で何
も表示していない画面に切り換わる。この後は、ローデ
ングの度に、単色画面が選択される。また、再度、リモ
コン装置のディスプレイキーを押下することにより、第
2動画像の表示を復帰させることが可能である。
【0029】
【発明の効果】以上説明したように本発明のビデオカセ
ットレコーダでは、ユーザの興味を喚起する移動体キャ
ラクタを含み、移動体キャラクタがビデオテープの早送
り方向と巻き戻し方向の少なくとも一方の方向に進行し
ている状態を表すとともに、前記移動体キャラクタの進
行に応じて徐々に内容が変化する第1動画像を記憶した
第1記憶手段を有し、ビデオテープの早送りが選択され
た場合、または、前記ビデオテープの巻き戻しが選択さ
れた場合に、第1記憶手段から第1動画像を読み出して
モニタに表示することにより、移動体キャラクタの進行
方向によって早送り方向、または、巻き戻し方向を表現
するとともに、第1動画像の変化によって早送り残量、
または、巻き戻し残量を表現するようにした。したがっ
て、ビデオテープの早送り時や巻き戻し時に、従来のよ
うなブルーバックに矢印を表示するといった面白みのな
い画像でなく、移動体キャラクタを含む動画像によって
早送り、巻き戻しの方向やテープ残量を表現でき、ビデ
オテープの早送り時や巻き戻し時にも、ユーザに一定の
興味を与えることができ、娯楽性を向上することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態におけるビデオカセットレ
コーダの外観を示す斜視図である。
【図2】図1に示すビデオカセットレコーダのテープ走
行系及び制御系を示す平面図である。
【図3】図1に示すビデオカセットレコーダにおいてビ
デオテープの早送り時と巻き戻し時に用いる第1動画像
の第1の具体例を示す説明図である。
【図4】図3に示す第1動画像が動作変化した状態を示
す説明図である。
【図5】図3に示す第1動画像がさらに動作変化した状
態を示す説明図である。
【図6】図3に示す第1動画像がさらに動作変化した状
態を示す説明図である。
【図7】図1に示すビデオカセットレコーダにおいてビ
デオテープの早送り時と巻き戻し時に用いる第1動画像
の第2の具体例を示す説明図である。
【図8】図7に示す第1動画像が動作変化した状態を示
す説明図である。
【図9】図1に示すビデオカセットレコーダにおいてビ
デオテープのローデング時に用いる第2動画像の第1の
具体例を示す説明図である。
【図10】図1に示すビデオカセットレコーダにおいて
ビデオテープのローデング時に用いる第2動画像の第2
の具体例を示す説明図である。
【符号の説明】
1……スケートボード、2……ウサギ、3……表示画
面、4、7……障害物、5……ゾウ、6……玉、11…
…アヒル、12、22……台、21……イヌ、100…
…筐体、110……カセット挿入口、110A……開閉
蓋、120……電源ボタン、121……電源ランプ、1
30……カセット取り出しキー、140……セットアッ
プキー、150……スライドキー、160……プッシュ
キー、170……記録モード選択キー、180……記録
キー、190……再生キー、200……巻き戻しキー、
210……早送りキー、220……停止キー、300…
…ビデオカセット、310……ビデオテープ、320
A、320B……リール部、400……回転ドラム、4
10……ローラ、420A、420B……リール台、4
30A、430B……センサ部、440……制御部、4
50……操作部、460……タイマ部。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 山本 のぞみ 東京都品川区北品川6丁目7番35号 ソニ ー株式会社内 (72)発明者 吉武 修 千葉県木更津市潮見8丁目4番地 ソニー 木更津株式会社内 (72)発明者 進藤 邦彦 千葉県木更津市潮見8丁目4番地 ソニー 木更津株式会社内 Fターム(参考) 5C018 DA02 DC04 FA03 FB02 HA09 JA01 JB05 JC00 MA03 NA07 5D101 AC01 AD08 LA14 LA22 LA47

Claims (22)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 カセット挿入口から挿入されたビデオカ
    セットテープに対してビデオ信号の記録、再生を行うビ
    デオカセットレコーダにおいて、 ユーザの興味を喚起する移動体キャラクタを含み、前記
    移動体キャラクタがビデオテープの早送り方向と巻き戻
    し方向の少なくとも一方の方向に進行している状態を表
    すとともに、前記移動体キャラクタの進行に応じて徐々
    に内容が変化する第1動画像を記憶した第1記憶手段を
    有し、 前記ビデオテープの早送りが選択された場合、または、
    前記ビデオテープの巻き戻しが選択された場合に、前記
    第1記憶手段から第1動画像を読み出してモニタに表示
    することにより、前記移動体キャラクタの進行方向によ
    って早送り方向、または、巻き戻し方向を表現するとと
    もに、前記第1動画像の変化によって早送り残量、また
    は、巻き戻し残量を表現するようにした、 ことを特徴とするビデオカセットレコーダ。
  2. 【請求項2】 前記第1動画像は、ビデオテープの早送
    り時と巻き戻し時とで、同一の第1動画像を前記第1記
    憶手段から互いに逆方向に読み出すことにより、早送り
    方向と巻き戻し方向を表現するようにしたことを特徴と
    する請求項1記載のビデオカセットレコーダ。
  3. 【請求項3】 前記第1動画像は、ビデオテープの早送
    りを表現する第1動画像と巻き戻しを表現する第1動画
    像とを別々に有し、早送り時と巻き戻し時とで異なる第
    1動画像を選択して表示するようにしたことを特徴とす
    る請求項1記載のビデオカセットレコーダ。
  4. 【請求項4】 前記第1記憶手段は半導体メモリである
    ことを特徴とする請求項1記載のビデオカセットレコー
    ダ。
  5. 【請求項5】 前記ビデオテープの早送りが選択された
    場合、または、前記ビデオテープの巻き戻しが選択され
    た場合に、その時点でのテープ残量を検出し、その検出
    結果に応じて前記第1記憶手段から第1動画像を読み出
    すアドレスを決定するようにしたことを特徴とする請求
    項1記載のビデオカセットレコーダ。
  6. 【請求項6】 前記テープ残量を検出は、ビデオテープ
    の各リールの回転速度から算出することを特徴とする請
    求項5記載のビデオカセットレコーダ。
  7. 【請求項7】 前記移動体キャラクタは、移動体をアニ
    メーションで表したアニメーションキャラクタであるこ
    とを特徴とする請求項1記載のビデオカセットレコー
    ダ。
  8. 【請求項8】 前記アニメーションキャラクタは、各種
    動生物、または、それを変形した仮想生物のアニメーシ
    ョンキャラクタであることを特徴とする請求項7記載の
    ビデオカセットレコーダ。
  9. 【請求項9】 前記アニメーションキャラクタは、各種
    乗り物、または、機械のアニメーションキャラクタであ
    ることを特徴とする請求項7記載のビデオカセットレコ
    ーダ。
  10. 【請求項10】 前記移動体キャラクタは、移動体の実
    写像によるキャラクタであることを特徴とする請求項7
    記載のビデオカセットレコーダ。
  11. 【請求項11】 前記移動体キャラクタの進行ルートに
    順番に障害物を配置し、前記障害物による障害の程度を
    変化させることをにより、早送り残量、または、巻き戻
    し残量を表現するようにしたことを特徴とする請求項1
    記載のビデオカセットレコーダ。
  12. 【請求項12】 前記ビデオテープの早送り時には、徐
    々に障害物が大きくなり、ビデオテープの巻き戻し時に
    は、徐々に障害物が小さくなるようにしたことを特徴と
    する請求項11記載のビデオカセットレコーダ。
  13. 【請求項13】 前記第1記憶手段に内容の異なる複数
    種類の第1動画像を記憶しておき、ビデオテープの早送
    り時または巻き戻し時に、前記第1動画像を順次または
    ランダムに選択して表示するようしたことを特徴とする
    請求項1記載のビデオカセットレコーダ。
  14. 【請求項14】 前記第1記憶手段に内容の異なる複数
    種類の第1動画像を記憶しておき、ユーザにビデオテー
    プの早送り時または巻き戻し時に使用する第1動画像を
    選択させ、その選択された第1動画像を表示するようし
    たことを特徴とする請求項1記載のビデオカセットレコ
    ーダ。
  15. 【請求項15】 前記第1動画像の表示とともに、その
    内容に応じた音響出力を行うことを特徴とする請求項1
    記載のビデオカセットレコーダ。
  16. 【請求項16】 前記ビデオテープの早送り時と巻き戻
    し時に前記第1動画像の表示を行わないことをユーザが
    選択する選択手段を有することを特徴とする請求項1記
    載のビデオカセットレコーダ。
  17. 【請求項17】 ユーザの興味を喚起する第2動画像を
    記憶した第2記憶手段を有し、ビデオカセットテープが
    カセット挿入口から挿入されてローディングが行われる
    場合に、前記第2記憶手段から第2動画像を読み出して
    モニタに表示するようにしたことを特徴とする請求項1
    記載のビデオカセットレコーダ。
  18. 【請求項18】 前記第2動画像は、システムの起動を
    想起させる画像であることを特徴とする請求項17記載
    のビデオカセットレコーダ。
  19. 【請求項19】 前記第2動画像は、移動体をアニメー
    ションで表したアニメーションキャラクタを含み、前記
    移動体の発進または飛翔によってシステムの起動を想起
    させる画像であることを特徴とする請求項18記載のビ
    デオカセットレコーダ。
  20. 【請求項20】 前記第2記憶手段に内容の異なる複数
    種類の第2動画像を記憶しておき、ビデオテープのロー
    ディング時に、前記第2動画像を順次またはランダムに
    選択して表示するようしたことを特徴とする請求項17
    記載のビデオカセットレコーダ。
  21. 【請求項21】 前記第2記憶手段に内容の異なる複数
    種類の第2動画像を記憶しておき、ユーザにビデオテー
    プのローディング時に使用する第2動画像を選択させ、
    その選択された第2動画像を表示するようしたことを特
    徴とする請求項17記載のビデオカセットレコーダ。
  22. 【請求項22】 前記ビデオテープのローディング時に
    前記第2動画像の表示を行わないことをユーザが選択す
    る選択手段を有することを特徴とする請求項17記載の
    ビデオカセットレコーダ。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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